JP3003427B2 - ネッキング成形装置 - Google Patents

ネッキング成形装置

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JP3003427B2
JP3003427B2 JP4284755A JP28475592A JP3003427B2 JP 3003427 B2 JP3003427 B2 JP 3003427B2 JP 4284755 A JP4284755 A JP 4284755A JP 28475592 A JP28475592 A JP 28475592A JP 3003427 B2 JP3003427 B2 JP 3003427B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飲料等に使用する円筒
状の缶に絞り加工やフランジング加工を施すネッキング
成形装置に係り、とくにその試験加工に適したネッキン
グ成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、飲料等を充填する円筒状の缶の
一端部には、蓋体を取り付けるための絞り,拡径加工で
ある、所謂ネッキング加工とフランジング加工とが施さ
れている。従来、これらネッキング成形は、例えば3段
の絞り部分と、周縁を鍔状に拡げたフランジ部分とに成
形するものであるが、これらの加工はすべて、缶の製造
ライン中に多段階に設けられた複数の金型により順次施
されるようになっている。
【0003】ところで、近年、充填物の多様化やデザイ
ン,経済性等の観点から様々な形態の缶が製造され、係
る新たな容器を製造するときには、缶のサイズとともに
その材質や板厚にもとづく金型形状を含む加工条件を設
定しなければならず、ネッキング成形についてもライン
で製造をおこなう前に試験加工をおこなっている。ある
いはまた、製造ラインの変更や不具合点の改善において
も、種々の試験加工をおこなう必要がある。
【0004】しかしながら、このような試験加工をおこ
なう際に、試作等された缶についてネッキング成形を施
す簡便な成形装置がなく、加工ラインの一部を利用して
おこなうなど、試験加工をおこなうにも大掛かりとなっ
ていた。そのため従来から、製造ラインに即した試験を
おこなうための成形装置が要望されていた。
【0005】このため、本発明の出願人は、金型形状等
の加工条件を設定,改善するために、個々の缶について
簡便にネッキング成形を施すことのできるネッキング成
形装置を提案している(特願平4−50026号参
照)。
【0006】すなわち、このネッキング成形装置は、円
筒状をなす缶の一端部に絞り加工もしくはフランジング
加工を施すネッキング成形装置であって、前記缶の他端
部を支持するチャック機構と、このチャック機構により
支持された前記缶の前記一端部側にこれと同一軸線上に
設けられた円筒状のスピンドルハウジングと、このスピ
ンドルハウジングに挿通されたガイドブロックシャフト
とが備えられ、前記スピンドルハウジングの先端には、
環状体に形成されかつ内周面が前記缶の前記一端部から
離間するに従い縮径されるとともに、前記缶の前記一端
部に外周側から嵌合してこれに前記絞り加工を施すネッ
キングダイ、もしくは環状体に形成されかつ外周面が前
記缶の前記一端部から離間するに従い拡径されるととも
に、前記缶の前記一端部に内周側から嵌合してこれに前
記フランジング加工を施すフランジングダイが取り付け
られ、前記ガイドブロックシャフトの先端には、前記絞
り加工を施すときに、環状体に形成され前記缶の前記一
端部に内周側から嵌合して該一端部を保持するガイドブ
ロックが取り付けられ、かつ、前記スピンドルハウジン
グおよび前記ガイドブロックシャフトはそれぞれに、前
記軸線に沿って進退自在に設けられたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
では、ネッキングダイやフランジングダイを交換すると
きに、前記チャック機構が邪魔になり、段取り作業の作
業性が悪いといった問題がある。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、ネッキング作業の段取り作業の作業性を向上させる
ことができるネッキング成形装置を提供することを目的
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のネッキング成形
装置では、円筒状をなす缶の一端部に絞り加工もしくは
フランジング加工を施すネッキング成形装置であって、
前記缶の他端部を支持する保持機構と、この保持機構に
より支持された前記缶の前記一端部側にこれと同一軸線
上に設けられた円筒状のスピンドルハウジングと、この
スピンドルハウジングに挿通されたガイドブロックシャ
フトとが備えられ、前記スピンドルハウジングの先端に
は、環状体に形成されかつ内周面が前記缶の前記一端部
から離間するに従い縮径されるとともに、前記缶の前記
一端部に外周側から嵌合してこれに前記絞り加工を施す
ネッキングダイ、もしくは環状体に形成されかつ外周面
が前記缶の前記一端部から離間するに従い拡径されると
ともに、前記缶の前記一端部に内周側から嵌合してこれ
に前記フランジング加工を施すフランジングダイが取り
付けられ、前記ガイドブロックシャフトの先端には、前
記絞り加工を施すときに、環状体に形成され前記缶の前
記一端部に内周側から嵌合して該一端部を保持するガイ
ドブロックが取り付けられ、かつ、前記スピンドルハウ
ジングおよび前記ガイドブロックシャフトはそれぞれ
に、前記軸線に沿って進退自在に設けられ、前記保持機
構が前記スピンドルハウジングの軸線に沿って進退自在
に設けられるともに、前記スピンドルハウジングに対し
て所定の距離に固定する固定部材が設けられていること
を特徴とする。
【0010】
【作用】加工を施す缶の他端部を保持機構にて支持する
と、これと同一軸線上にスピンドルハウジングとこれに
挿通されたガイドブロックシャフトが備えられており、
缶の一端部に絞り加工を施す場合は、スピンドルハウジ
ングにネッキングダイを、ガイドブロックシャフトにガ
イドブロックを予め取り付けておく。
【0011】そして、スピンドルハウジングおよびガイ
ドブロックシャフトはそれぞれに、軸線に沿って進退自
在に設けられているから、これらを缶の一端部へ向けて
前進させ係る一端部を押圧して絞り加工を施す。このと
き、スピンドルハウジングの先端に取り付けられたネッ
キングダイは、環状体に形成されかつ内周面が缶の一端
部から離間するに従い縮径されており、缶の一端部に外
周側から嵌合してこれを押圧縮径すると、缶の一端部に
は絞られたネックが形成される。また、ガイドブロック
シャフトの先端に取り付けたガイドブロックは、環状体
に形成されており、ネッキングダイによって絞り加工を
施すときに、缶の一端部に内周側から嵌合して係る一端
部を保持する。
【0012】一方、フランジング加工にあっては、スピ
ンドルハウジングの先端にフランジングダイを取り付
け、スピンドルハウジングを缶の一端部へ向けて前進さ
せ、係る一端部を押圧してフランジング加工を施す。こ
のときフランジングダイは、環状体に形成されかつ外周
面が缶の一端部から離間するに従い拡径されており、缶
の一端部に内周側から嵌合してこれを押圧拡径すると、
缶の一端部にはフランジが形成される。
【0013】ネッキングダイ又はフランジングダイを取
り付ける際に、前記保持機構を、スピンドルハウジング
の軸線に沿って、このスピンドルハウジングから離間す
る方向に後退させる。これにより、保持機構とスピンド
ルハウジングとの間に大きな空間が形成され、ネッキン
グダイ又はフランジングダイの取り外し又は取り付け作
業がやりやすくり、段取り作業の作業性が著しく向上す
る。また、ネッキング加工やフランジング加工をする際
には、保持機構をスピドルハウジングに向けて前進さ
せ、これと所定の距離となったときに固定部材により固
定する。これにより、所望のフランジング加工又はネッ
キング加工を施すことができる。
【0014】
【実施例】本発明に係るネッキング装置(以下本装置と
いう。)の実施例を図1〜図8に基づいて説明する。
【0015】本装置の平面が図1に、また側面が図2に
示されており、これによると本装置は、概略、円筒状の
缶Cの一端部にネッキング成形を施すネッキング機構F
1とこのネッキング機構F1を駆動する駆動手段F3、
ならびに加工中に缶Cの加工を施そうとする前記一端部
と反対側の端部(以下、他端部という。)を支持する保
持機構F2とを備えている。
【0016】以下詳細に説明すると、上記保持機構F2
は、本装置の基台1上に設けられ、缶Cが略水平に投入
されるスタンド29と、投入された缶Cの他端部を負圧
により吸着するチャック20とを有している。これらの
構成は、側断面図である図4および正面図である図5に
示されており、上記スタンド29は、缶Cの胴部を下方
から支持すべく、缶Cの外径と略同径の凹部が形成され
た一対の板体を立設したものである。
【0017】また、上記チャック20は、缶Cの底部が
当接するパッド21と、このパッド21を保持するホル
ダ22とからなり、前記パッド21及びホルダ22を貫
通して前記缶Cを吸引する吸引通路23が形成されてお
り、この吸引通路23には図示しない負圧発生装置が接
続される。また、前記ホルダ22はスライド板24上に
固定されており、このスライド板24はその底部に設け
られた脚部24aを介して、基台1上に設けられたガイ
ドレール27上に載置されている。スライド板24の側
部には、長穴24cが貫通して形成されており、この貫
通孔24cを貫通して、先端にねじ部が形成されたクラ
ンプねじ24bが取り付けられ、このクランプねじ24
bのねじ部が基台1に形成されたねじ部に螺合されてい
る。
【0018】前記パッド21の周縁部に形成されたフラ
ンジ部と、ホルダ22との間にはロードセル26が介挿
されている。これは、ロードセル26によって、ネッキ
ング成形時に加えられる缶Cの軸線方向の押圧力を測定
するためである。
【0019】一方、缶Cの一端部にネッキング成形を施
すネッキング機構F1は、図1および図2に示されるよ
うに、上記保持機構F2のスタンド29に投入された缶
Cと同一軸線上に基台1に設けられ、先端にネッキング
ダイ12、もしくはフランジングダイ50(図7にて図
示)が取り付けられるスピンドルハウジング10と、ネ
ッキング加工時にガイドブロック18が取り付けられる
ガイドブロックシャフト16とを有している。
【0020】このネッキング機構F1の側断面が図3に
示されており、上記スピンドルハウジング10は、略円
筒状をなし、缶Cに対向する先端側には鍔が形成されて
いる。また、この鍔の形成された端部には、やはり外周
側に鍔が形成された円筒状のハウジング10bが設けら
れている。そして、上記スピンドルハウジング10と上
記ハウジング10bとは、各々の鍔との間にロードセル
15が介装されて連結されている。すなわち、このロー
ドセル15によって、スピンドルハウジング10を缶C
の一端部に向けて押厚したときに、その軸線方向の全押
厚力を検出するようになっている。
【0021】また、例えばネッキング加工にあっては、
図3に示されているネッキングダイ12が上記ハウジン
グ10bの先端に取り付けられるのであるが、そのため
ハウジング10bの缶C側の端部は、外周面に周方向に
沿って段付加工が施され、ネッキングダイ12を径方向
に固定するようになっている。
【0022】そして、このハウジング10bの外周側に
環状のクランプリング11が螺着されている。このクラ
ンプリング11は、内周面に段付加工が施され、ハウジ
ング10bに締め込むほどに、取り付けられるネッキン
グダイ12を軸方向のハウジング10b側へ引き込んで
固定するように形成されている。
【0023】このようにロードセル15を介してハウジ
ング10b,クランプリング11が取り付けられたスピ
ンドルハウジング10の缶Cと反対側の端部は、その外
周壁の一部が軸線方向に伸長され、その先端にカムフォ
ロアー14が設けられている。
【0024】また、上記ネッキングダイ12は、環状体
に形成されかつ内周面が缶Cの一端部から離間するに従
い縮径されている。このネッキングダイ12は、ネッキ
ング形状に準じて缶C側の端部の内周面が例えば3段に
絞られた金型であり、また、その缶Cと反対側の端部の
内周縁に設けられた段部によってハウジング10bの先
端部に係合させられ、かつ外周面に設けられた段部が上
記クランプリング11によって係止されるようになって
いる。
【0025】他方、フランジング加工を施すときに用い
る、フランジングダイ50は、図7に示されるように、
環状に形成された金型で、先端が缶Cの一端部に内周側
から嵌合してこれにフランジング加工を施すものであ
り、外周面が缶Cの一端部から離間するに従い拡径され
ている。
【0026】また、上記ガイドブロックシャフト16
は、ネッキング加工時にガイドブロック18が取り付け
られるもので、軸心が中空に形成されたシャフトであ
る。そして、上記スピンドルハウジング10の軸心に摺
動自在に挿通され、かつ弾性部材13が挿入されてい
る。この弾性部材13は、駆動手段F3を補完してスピ
ンドルハウジング10とガイドブロックシャフト16の
作動を円滑にするものである。
【0027】このガイドブロックシャフト16の缶C側
の端部には、アダプタ17aが取り付けられている。こ
のアダプタ17aは、ネッキング加工時に取り付けられ
るガイドブロック18を、ガイドブロックシャフト16
先端の所定位置に保持するためのもので、軸心部が中空
に形成され、缶C側の端部近傍は、外周部に段付加工が
施され、係る外周側にガイドブロック18が嵌合させら
れるようになっている。
【0028】そして、ガイドブロックシャフト16の缶
Cと反対側の端部はスピンドルハウジング10から突出
するように形成され、この突出した端部にスライドバー
16bを介してカムフォロアー19が設けられている。
【0029】ところで、上記ガイドブロック18は、図
3に示されるように、絞り加工を施す際に、缶Cの一端
部に挿入され係る一端部を加工中に内周側から保持する
もので、環状体に形成され、内周面に段付部が設けられ
ている。
【0030】また、このガイドブロック18を上記ガイ
ドブロックシャフト16に取り付ける際には、ガイドブ
ロック18の筒内に押さえリング17bが挿入され、こ
れを取り付けボルト17cを用いてガイドブロックシャ
フト16に固定するようになっている。
【0031】さらに、ガイドブロックシャフト16も軸
心部が中空に形成され、係るガイドブロックシャフト1
6に圧縮空気を導入するために、缶Cと反対側の突出し
た端部に圧空導入口16cが設けられている。そして、
ガイドブロック18を固定する上記取り付けボルト17
cにも、軸心部に貫通孔であるノズル17fが形成さ
れ、ネッキング成形時に缶C内に圧縮空気を供給して、
成形時に缶Cの外形保持を助けるとともに成形後の缶C
のネッキングダイ12からの離脱を促進するようになっ
ている。
【0032】このように構成された成形機構F1を駆動
するための駆動手段F3は、図1および図2に示される
ように、上記成形機構F1の軸線に直交して設けられた
駆動軸30と、モーター40と、クラッチブレーキユニ
ット42とからなる。
【0033】上記駆動軸30は、両端を軸受け31,3
1によって回転自在に支持され、上記成形機構F1の軸
線を挟んで対峙する一対のカムが環着されている。これ
らカムの一方は、上記スピンドルハウジング10に設け
られたカムフォロアー14が係合するネッキングカム3
2であり、他方は、上記ガイドブロックシャフト16に
設けられたカムフォロアー19が係合するガイドブロッ
クカム34である。図3にも一部示されているが、これ
らネッキングカム32およびガイドブロックカム34
は、各々の盤面に設けられた溝によってカム面32cお
よびカム面34cが形成されている。
【0034】これらカム面32c,カム面34cは、図
6のネッキングダイ12およびガイドブロック18の絞
り加工動作に示されるように、駆動軸30の中心からの
距離が互いに位相をずらした状態に形成されている。ま
た図8に、このネッキングカム32およびガイドブロッ
クカム34の回転と、駆動軸30からこれらに形成され
た各カム面32c,カム面34cまでの距離との関係が
示されている。
【0035】これによれば、実線が駆動軸30からカム
面32cまでの距離を示し、破線が駆動軸30からカム
面34cまでの距離を示している。すなわち、駆動軸3
0の回転位置θ(0)〜θ(7)に応じて駆動軸30か
らの距離L1〜L2が、符号L1の位置が駆動軸30に
最も接近したところで、符号L2の位置が最も離間した
ところとなっている。これはまた、実線が缶Cの一端部
とネッキングダイ12(スピンドルハウジング10)と
の位置関係を、破線がガイドブロック18(ガイドブロ
ックシャフト16)との位置関係を示している。
【0036】このような一対のカムが取り付けられた駆
動軸30はモーター40によって回転させられ、また、
駆動軸30とモーター40とはVベルト41を含むクラ
ッチブレーキユニット42を介して接続されている。こ
のクラッチブレーキユニット42は、モーター40の回
転を駆動軸30に継断するとともに連続回転するフライ
ホイールに対しカムを1回転だけさせる。
【0037】すなわち、上記駆動手段F3にあっては、
保持機構F2により支持された缶Cの一端部に向けてガ
イドブロックシャフト16を前進させてガイドブロック
18を前進させ、このガイドブロック18が缶Cの一端
部に嵌合したときに、スピンドルハウジング10を前進
させてネッキングダイ12を前記一端部に嵌合させるべ
く接近させ、さらにネッキングダイ12が前記一端部に
嵌合するときにガイドブロックシャフト16を後退させ
てガイドブロック18を前記一端部から後退させるもの
である。
【0038】次に、このように構成された本装置によっ
て缶Cにネッキング成形を施す場合の動作を、成形工程
を示す図6,図7および図8を併用して説明する。
【0039】まず、スピンドルハウジング10に、ネッ
キングダイ12又はフランジングダイ50を取り付ける
いわゆる段取り作業の手順について説明する。ノブ41
を緩めてストッパ40をヒンジ42の周りに回転させて
はね上げると同時に、クランプねじ24bを緩めて、ス
ライド板24をガイドレール27に沿って後退させ、ス
タンド29およびチャック20と成形機構F1との間に
大きな間隔が形成されるようする。このように、大きな
間隔が形成されるので、ネッキングダイ12又はフラン
ジングダイ50を取り付ける際にスタンド29やチャッ
ク20が邪魔にならず、作業性よくこれらを取り付ける
ことができる。
【0040】次に、前記スライド板24を前記ガイドレ
ール27に沿って前進させ、スピンドルハウジング10
に取り付けられたネッキングダイ12又はフランジング
ダイ50と、チャック20のパッド21との距離を所定
値とする。そして、クランプねじ24bを閉め込んで、
前記スライド板24を基台1に固定する。このようにし
て、段取り作業が完了する。
【0041】次に缶Cにネッキング加工又はフランジン
グ加工を施す手順について説明する。
【0042】まず、スタンド板29上に缶Cを載置し、
この缶Cの底部に吸引通路23から負圧を作用させて缶
Cを保持する(図6(a)参照)。
【0043】次に、成形機構F1には当初、絞り成形を
施すべく図3に示される如く、ネッキングダイ12およ
びガイドブロック18を装着しておく。そして、成形機
構F1を駆動させる駆動手段F3を作動させると、クラ
ッチブレーキユニット42を通じて駆動軸30が回転を
開始する。
【0044】すると、この駆動軸30には一対をなすネ
ッキングカム32およびガイドブロックカム34が設け
られているから、これらネッキングカム32,ガイドブ
ロックカム34に形成されたカム面32c,カム面34
cに沿ってスピンドルハウジング10およびガイドブロ
ックシャフト16に取り付けられたカムフォロアー14
およびカムフォロアー19が軸線方向に移動を開始す
る。
【0045】上記カム面32c,カム面34cは、図8
に示されるように、駆動軸30の回転位置θ(0)〜θ
(7)に応じて駆動軸30からの距離L1〜L2が位相
をずらして設定されており、まず駆動軸30(ネッキン
グカム32,ガイドブロックカム34)の回転位置θ
(0)においては、スピンドルハウジング10およびガ
イドブロックシャフト16とも駆動軸30に最も接近
し、缶Cの一端部からは最も離間している。
【0046】そして、駆動軸30が回転して回転位置θ
(0)から回転位置θ(1)に至るにしたがってガイド
ブロックシャフト16が前進を開始し、駆動軸30が回
転して回転位置θ(1)に至ると、続いてスピンドルハ
ウジング10が前進を開始する。このとき、スピンドル
ハウジング10の筒内には、弾性部材13が挿入されて
おり、先に前進したガイドブロックシャフト16に続い
てスピンドルハウジング10が前進を開始する際に、ガ
イドブロックシャフト16の前進により伸長された弾性
部材13の復元力によって、カムフォロアー14をカム
溝の片面に沿うように常に押し付けてが円滑に作動する
ようにしている。
【0047】次いで、駆動軸30が回転位置θ(2)に
至ると、ガイドブロックシャフト16が最も突出して缶
Cの一端部にガイドブロック18が内周側に嵌合する。
このときスピンドルハウジング10は前進中であり、先
端のネッキングダイ12が缶Cの一端部外周側に僅かに
嵌合した状態となる(図6(b)参照)。
【0048】そして、駆動軸30が回転位置θ(2)か
ら回転位置θ(3)に至る間に、スピンドルハウジング
10がさらに前進してネッキングダイ12が缶Cの一端
部に嵌合するとともに、係る一端部に絞り加工を施して
ゆく。また、このネッキングダイ12が絞り加工を施し
ていくに従い、ガイドブロックシャフト16がθ(2)
から徐々に後退をはじめ、θ(5)から急激に後退し
て、ガイドブロック18は缶C一端部の開放部分近傍ま
で後退する(図6(c)参照)。
【0049】このようにネッキングダイ12とガイドブ
ロック18との進退に位相差を設けることで、ネッキン
グダイ12による缶Cの絞り加工時にガイドブロック1
8による干渉を回避するとともに、缶C一端部の開放部
分の変形を防止することができる。
【0050】さらに、ネッキング機構F1のスピンドル
ハウジング10とハウジング10bとは、ロードセル1
5を介して連結されているから、スピンドルハウジング
10を前進させてネッキングダイ12により絞り加工を
おこなうときの、ネッキングダイ12における軸方向の
全押圧力を検出することができる。すなわち、駆動軸3
0が回転位置θ(2)から回転位置θ(3)に至るとき
のロードセル15からの最大信号を検出すればよい。
【0051】一方、保持機構F2のパッド21とホルダ
22とはロードセル26を介して連結されているから、
絞り加工における缶Cの受ける軸線方向の押圧力を、上
記ロードセル15での検出と同様に検出することができ
る。そしてこれらロードセル15,ロードセル26によ
る検出信号にもとづいて、缶Cに加えられた軸方向の成
形荷重や径方向の成形荷重についての加工データを得る
ことができ、これにより、缶Cの加工情報とすることが
できるのである。
【0052】次に、駆動軸30の回転位置θ(3)にお
いて絞り加工を終えると、ガイドブロックシャフト16
はさらに後退を続け、またスピンドルハウジング10も
後退を始める。このとき、またスピンドルハウジング1
0の筒内に挿入された弾性部材13が圧縮されているの
で、先に後退したガイドブロックシャフト16に続いて
スピンドルハウジング10が後退するときに、弾性部材
13の復元力がネッキングカム32とカムフォロアー1
4との抵抗を緩和して円滑に作動させる。すなわち、弾
性部材13は常にスピンドルハウジング10とガイドブ
ロックシャフト16とを互いに接近させる方向に作用す
るのである。そして、回転位置θ(6)にてガイドブロ
ックシャフト16が、また回転位置θ(7)にてスピン
ドルハウジング10が、駆動軸30に最も接近した原点
位置まで戻り絞り加工を終える。
【0053】またこのネッキング成形においては、ガイ
ドブロック18を缶Cの一端部に嵌合させるときから成
形後にガイドブロック18を離脱させるときまで、缶C
の内部を圧縮空気によって加圧しておく。すなわち、ガ
イドブロックシャフト16およびアダプタ17aの軸心
が中空に形成され、さらに環状のネッキングダイ12を
取り付けるボルト17cのも貫通孔であるノズル17f
が形成されているから、圧空導入口16cを通じてガイ
ドブロックシャフト16に圧縮空気を送気すれば、缶C
の内部を加圧できる。そして、成形中の缶Cに内部から
圧力をかけることにより、缶Cの変形を防止することが
できるとともに、成形後に缶Cをネッキングダイ12か
ら容易に離脱させることができるのである。
【0054】続いて、絞り加工を施した缶Cにフランジ
ング加工を施すには、当初図3に示されるスピンドルハ
ウジング10に取り付けたネッキングダイ12と、ガイ
ドブロックシャフト16に取り付けたガイドブロック1
8とを取り外し、代わりに図7に示されるフランジング
ダイ50を取り付ける。このフランジングダイ50は、
上述したように先端外周面が絞られた環状の金型であ
り、スピンドルハウジング10の先端に、ネッキング成
形で用いたネッキングダイ12と同様にクランプリング
11にて固定する。この場合、当初ネッキング成形時に
ガイドブロックシャフト16に取り付けたガイドブロッ
ク18は、アダプタ17aとともにノズル17fを構成
していたボルトを外して取り去っておく(図7(e)参
照)
【0055】このようにスピンドルハウジング10にフ
ランジングダイ50を取り付けた後、上述の絞り加工と
同様にして、駆動手段F3をもって駆動軸30を回転さ
せると、ネッキングカム32が回転してスピンドルハウ
ジング10が前進するとともに、フランジングダイ50
が先に絞り加工の施された缶C一端部に内周側から嵌合
して、缶C一端部の開放部分にフランジを形成する(図
7(f)参照)。そして、駆動軸30がさらに回転して
いくと、スピンドルハウジング10が後退しフランジン
グダイ50は缶Cから離脱するので、その後保持機構F
2を解除すれば加工を終えた缶Cを本装置から取り外す
ことができる(図7(g)参照)。
【0056】またフランジング成形を施す間、圧空導入
口16cからガイドブロックシャフト16に圧縮空気を
導入し、ガイドブロックシャフト16の中空に形成した
軸心部を通じて、フランジングダイ50が嵌合した缶C
の内部に圧縮空気を送気する。すなわちガイドブロック
18が缶Cに嵌合するときから、フランジング成形を終
了してフランジングダイ50が缶Cの一端部から離間す
るまでの間、圧縮空気により缶C内部を加圧状態とする
ことにより、成形中の缶Cの変形を防止し、成形後の缶
Cをフランジングダイ50から容易に離脱させることが
できる。
【0057】さらに、このフランジング成形において
も、ネッキング成形同様に、ネッキング機構F1に設け
られたロードセル15と、保持機構F2に設けられたロ
ードセル26とにより成形荷重に係る加工情報を得るこ
とができる。
【0058】このように、本装置では、缶Cの他端部を
支持する保持機構F2と、支持された缶Cの一端部側に
これと同一軸線上に設けられた円筒状のスピンドルハウ
ジング10と、このスピンドルハウジング10に挿通さ
れたガイドブロックシャフト16とが備えられている。
そして、前記スピンドルハウジング10の先端には、絞
り加工を施すときには、環状体に形成されかつ内周面が
缶Cの一端部から離間するに従い縮径されるとともに、
缶Cの一端部に外周側から嵌合してこれに絞り加工を施
すネッキングダイ12が取り付けられ、フランジング加
工を施すときには、環状体に形成されかつ外周面が缶C
の一端部から離間するに従い拡径されるとともに、缶C
の一端部に内周側から嵌合してこれにフランジング加工
を施すフランジングダイ50が取り付けられるようにな
っている。一方、ガイドブロックシャフト16の先端に
は、絞り加工を施すときには、環状体に形成され、缶C
の一端部に内周側から嵌合して該一端部を保持するガイ
ドブロックが取り付けられるようになっている。そし
て、さらには、スピンドルハウジング10およびガイド
ブロックシャフト16はそれぞれに、軸線に沿って進退
自在に設けられており、したがって加工ラインを使用す
ることなく製造工程に即して試験加工を容易に実施で
き、かつ所望の形状に成形されたネッキングダイ12を
種々交換しながら容易に加工条件を見い出すことができ
るのである。
【0059】また、絞り加工を施すとき、保持機構F2
により支持された缶Cの一端部に向けてガイドブロック
18が取り付けられたガイドブロックシャフト16を前
進させ、前進させたガイドブロック18が缶Cの一端部
に嵌合したときに、その一端部に向けてネッキングダイ
12が取り付けられたスピンドルハウジング10を前進
させ、ネッキングダイ12が缶Cの一端部に嵌合すると
きにガイドブロックシャフト16を後退させる駆動手段
F3が備えられているので、ネッキングダイ12とガイ
ドブロック18との進退に位相差を設けることができ、
ネッキングダイ12による缶Cの絞り加工時にガイドブ
ロック18による干渉を回避できるうえ、缶C一端部の
開放部分の変形を防止することができ、実際の製造工程
と同様な加工状態を得ることができる。
【0060】また、ネッキング機構F1のスピンドルハ
ウジング10には、軸線方向の押圧力を検出する圧力検
出手段としてロードセル15を設け、このロードセル1
5を介してネッキングダイ12もしくはフランジングダ
イ50が取り付けられるので、スピンドルハウジング1
0を前進させてネッキングダイ12により絞り加工をお
こなうとき、もしくはフランジングダイ50によりフラ
ンジ加工をおこなうときの、ネッキングダイ12もしく
はフランジングダイ50における軸方向の全押圧力を検
出することができる。
【0061】そして、保持機構F2には、軸線方向の押
圧力を検出する圧力検出手段としてロードセル26が設
けられているので、絞り加工における缶Cの受ける軸線
方向の押圧力を検出することがで、上記成形機構F1の
ロードセル15とこのロードセル26による検出信号に
もとづいて、缶Cに加えられた軸方向の成形荷重や径方
向の成形荷重についての加工データを得ることができ
る。
【0062】さらに、また、ガイドブロックシャフト1
6の先端には、圧縮気体を噴出するノズルが形成されて
いるので、係るノズルから、ネッキング成形において
は、ガイドブロック18を缶Cの一端部に嵌合させると
きから成形後にガイドブロック18を離脱させるときま
で、また、フランジング成形においては、ガイドブロッ
ク18を缶Cに嵌合させるときから成形後にフランジン
グダイ50を離脱させるまでの加工中に、缶C内部に圧
縮空気を送気して加圧状態とすることガできるので、成
形中の缶Cの変形を防止できるとともに、成形後の缶C
をネッキングダイ12およびフランジングダイ50から
容易に離脱させるることができる。
【0063】尚、本実施例では、加工中に缶Cを加圧す
るために圧縮空気を用いているが、加圧するためには大
気圧よりも高圧の圧縮空気であればよく、また例えば容
器に充填された各種不活性ガスを用い、係る容器を本装
置内に配設して保持機構F2にも共用することにより、
別途エアコンプレッサー等の空気原を必要とせず、装置
全体をコンパクトに構成することもできる。
【0064】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、円筒
状をなす缶の一端部に絞り加工もしくはフランジング加
工を施すネッキング成形装置であって、前記缶の他端部
を支持する保持機構と、この保持機構により支持された
前記缶の前記一端部側にこれと同一軸線上に設けられた
円筒状のスピンドルハウジングと、このスピンドルハウ
ジングに挿通されたガイドブロックシャフトとが備えら
れ、前記スピンドルハウジングの先端には、環状体に形
成されかつ内周面が前記缶の前記一端部から離間するに
従い縮径されるとともに、前記缶の前記一端部に外周側
から嵌合してこれに前記絞り加工を施すネッキングダ
イ、もしくは環状体に形成されかつ外周面が前記缶の前
記一端部から離間するに従い拡径されるとともに、前記
缶の前記一端部に内周側から嵌合してこれに前記フラン
ジング加工を施すフランジングダイが取り付けられ、前
記ガイドブロックシャフトの先端には、前記絞り加工を
施すときに、環状体に形成され前記缶の前記一端部に内
周側から嵌合して該一端部を保持するガイドブロックが
取り付けられ、かつ、前記スピンドルハウジングおよび
前記ガイドブロックシャフトはそれぞれに、前記軸線に
沿って進退自在に設けられ、前記保持機構が前記スピン
ドルハウジングの軸線に沿って進退自在に設けられると
もに、前記スピンドルハウジングに対して所定の距離に
固定する固定部材が設けられているので、段取り作業の
際に保持機構が邪魔にならず、段取り作業の作業性を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るネッキング成形装置の実施例を示
す平面図である。
【図2】本発明に係るネッキング成形装置の実施例を示
す側面図である。
【図3】ネッキング成形装置の成形機構を示す側断面図
である。
【図4】ネッキング成形装置の保持機構を示す側断面図
である。
【図5】ネッキング成形装置の保持機構を示す正面図で
ある。
【図6】成形機構による絞り加工の工程を示す説明図で
ある。
【図7】成形機構によるフランジング加工の工程を示す
説明図である。
【図8】駆動手段にもとづくネッキングダイとガイドブ
ロックの動作説明図である。
【符号の説明】
F1 成形機構 10 スピンドルハウジング 10b ハウジング 12 ネッキングダイ 14,19 カムフォロアー 15,26 ロードセル 16 ガイドブロックシャフト 17f ノズル 18 ガイドブロック F2 保持機構 20 チャック 21 パッド 22 ホルダ 24 スライド板 24b クランプねじ 27 スライドレール F3 駆動手段 30 駆動軸 32 ネッキングカム 34 ガイドブロックカム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−210135(JP,A) 特開 平2−220723(JP,A) 特開 昭63−115623(JP,A) 特開 平5−245563(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21D 51/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状をなす缶の一端部に絞り加工もし
    くはフランジング加工を施すネッキング成形装置であっ
    て、 前記缶の他端部を支持する保持機構と、 この保持機構により支持された前記缶の前記一端部側に
    これと同一軸線上に設けられた円筒状のスピンドルハウ
    ジングと、 このスピンドルハウジングに挿通されたガイドブロック
    シャフトとが備えられ、 前記スピンドルハウジングの先端には、環状体に形成さ
    れかつ内周面が前記缶の前記一端部から離間するに従い
    縮径されるとともに、前記缶の前記一端部に外周側から
    嵌合してこれに前記絞り加工を施すネッキングダイ、も
    しくは環状体に形成されかつ外周面が前記缶の前記一端
    部から離間するに従い拡径されるとともに、前記缶の前
    記一端部に内周側から嵌合してこれに前記フランジング
    加工を施すフランジングダイが取り付けられ、 前記ガイドブロックシャフトの先端には、前記絞り加工
    を施すときに、環状体に形成され前記缶の前記一端部に
    内周側から嵌合して該一端部を保持するガイドブロック
    が取り付けられ、 かつ、前記スピンドルハウジングおよび前記ガイドブロ
    ックシャフトはそれぞれに、前記軸線に沿って進退自在
    に設けられ、 前記保持機構が前記スピンドルハウジングの軸線に沿っ
    て進退自在に設けられるともに、前記スピンドルハウジ
    ングに対して所定の距離に固定する固定部材が設けられ
    ていることを特徴とするネッキング成形装置。
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