JP3002729U

JP3002729U - ゴルフ用具収容家具

Info

Publication number: JP3002729U
Application number: JP1994004591U
Authority: JP
Inventors: 一男石松
Original assignee: 株式会社石松工芸
Priority date: 1994-04-04
Filing date: 1994-04-04
Publication date: 1994-10-04
Anticipated expiration: 2000-04-04

Abstract

(57)【要約】（修正有）【目的】各種ゴルフ用具を体裁よく収容して見苦しくな
いように収容する収容家具。【構成】ゴルフ用具収容家具Ａ１は台輪１８収容家具基
体１を備えている。収容家具基体１の開口部１０には中
央で分割された開閉扉１１、１２が取り付けてある。収
容家具基体１の内部には区画板１４が設けてある。区画
板１４の上方には棚板１５が設けてあり、これにより収
容棚１６、１７が形成されている。収容家具基体１底部
と区画板１４の間には区画壁１９が立設してある。区画
壁１９は収容家具基体１の中央部に設けてあり、その左
側はゴルフバッグ収容部２０となっている。区画壁１９
の右側には棚板２１・・・が適宜間隔で設けてある。こ
れにより棚板２１・・・間に収容棚２２ないし２９が形
成されており中段部にある収容棚２９は引出し構造とな
っている。ゴルフバッグ収容部２０と収容棚２８底部に
は人工芝Ｇが敷いてある。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、ゴルフ用具収容家具に関するものである。

【０００２】

【従来技術】

近年、ゴルフを趣味として楽しむ人が増えてきている。ゴルフを楽しむには、ゴルフバッグ、クラブ、ゴルフウエア、キャップ、手袋、シューズその他の小物などのゴルフ用具が必要になる。これらゴルフ用具のうち、ゴルフバッグ、クラブ、シューズなどは、比較的嵩張り、収容時には場所をとるので、玄関にそのまま置いてある場合が多い。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、上記したような従来の方法では、次のような課題があった。すなわち、ゴルフバッグ、クラブ、シューズなどを玄関にそのまま置いておくのは見苦しいばかりでなく、ほこりを被りやすいために、いざ出かける時の手入れが大変である。また、ゴルフウエア、キャップ、手袋などは部屋の中の収容家具に収容しておくのが一般的であり、ゴルフ用具が一箇所にまとまっていないので出かける時に忘れものをしてしまうことも多い。

【０００４】

【考案の目的】

本考案は、上記課題を解消するもので、各種ゴルフ用具を体裁よく収容して見苦しくないようにし、また一箇所にまとめて収容することにより、出かける時に忘れものをする心配のないようにしたゴルフ用具収容家具を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するために講じた本考案の手段は次のとおりである。第１の手段にあっては、ゴルフ用具を収容する収容家具であって、この収容家具は、前部が開口した収容家具基体と、上記開口部に設けてある開閉扉と、を備え、上記収容家具基体の内部には、ゴルフバッグ収容部と、多段に設けてある収容棚と、を備えている、ゴルフ用具収容家具である。

【０００６】第２の手段にあっては、ゴルフ用具を収容する収容家具であって、この収容家具は、前部が開口した収容家具基体と、上記開口部に設けてある開閉扉と、を備え、上記収容家具基体の内部には、ゴルフバッグ収容部と、多段に設けてある収容棚と、を備え、上記ゴルフバッグ収容部または／及び上記収容棚の底部には人工芝が敷設してある、ゴルフ用具収容家具である。

【０００７】第３の手段にあっては、ゴルフ用具を収容する収容家具であって、この収容家具は、前部が開口した収容家具基体と、上記開口部に設けてあり開口部が開閉可能なスライドシャッターと、を備え、上記収容家具基体の内部には、ゴルフバッグ収容部と、多段に設けてある収容棚と、を備えている、ゴルフ用具収容家具である。

【０００８】第４の手段にあっては、ゴルフ用具を収容する収容家具であって、この収容家具は、前部が開口した収容家具基体と、上記開口部に設けてあり開口部が開閉可能なスライドシャッターと、を備え、上記収容家具基体の内部には、ゴルフバッグ収容部と、多段に設けてある収容棚と、を備え、上記ゴルフバッグ収容部または／及び上記収容棚の底部には人工芝が敷設してある、ゴルフ用具収容家具である。

【０００９】

【作用】

ゴルフ用具収容家具のゴルフバッグ収容部には、ゴルフバッグを収容することができる。なお、ゴルフバッグ収容部にはクラブを収容しておくこともできる。多段に設けられた収容棚にはシューズ、キャップ、ゴルフウエア、手袋などを収容することができる。このように、本考案に係るゴルフ用具収容家具によれば、各種ゴルフ用具を見苦しくないように収容することができる。また、各種ゴルフ用具を一箇所にまとめて収容することができるので、出かける時に忘れものをする心配がない。

【００１０】

【実施例】

本考案を図面に示した実施例に基づき更に詳細に説明する。図１は本考案に係るゴルフ用具収容家具の一実施例を示し開閉扉を開いて表わした正面図である。符号Ａ１はゴルフ用具収容家具で、台輪１８と天板１０１と側板１０２、１０３及び背面板１０４からなる前部が開口した縦に長い収容家具基体１を備えている。収容家具基体１の開口部１０には、中央で分割された開閉扉１１、１２がヒンジ１３・・・により端縁部を回動可能に取り付けてある。

【００１１】収容家具基体１の内部の上から約１／４の高さには区画板１４が水平に設けてある。区画板１４の上方には棚板１５が設けてあり、これにより区画板１４の上部には収容棚１６、１７が形成されている。収容家具基体１底部の台輪１８の上面と区画板１４の間には区画壁１９が立設してある。区画壁１９は、収容家具基体１の幅方向においてほぼ中央部に設けてあり、図１においてその左側はゴルフバッグ収容部２０となっている。

【００１２】また、区画壁１９の右側には、複数の棚板２１・・・が適宜間隔で水平に設けてある。これにより、各棚板２１・・・間に収容棚２２、２３、２４、２５、２６、２７、２８、２９が形成されている。なお、中段部にある収容棚２９は引出し構造となっており、タオルやハンカチなどを収容するようにしている。そして、上記ゴルフバッグ収容部２０と一番下の収容棚２８底部には人工芝Ｇが敷いてある。

【００１３】（作用）図１を参照して本実施例の作用を説明する。ゴルフ用具収容家具Ａ１のゴルフバッグ収容部２０には、ゴルフクラブＣを収容したゴルフバッグＢを収容することができる。また、多段に設けられた収容棚２２ないし２９には、シューズ３０、ゴルフウエア３１、キャップ３２などを収容することができる。このように、本考案に係るゴルフ用具収容家具Ａ１によれば、各種ゴルフ用具を見苦しくないように収容することができる。また、各種ゴルフ用具を一箇所にまとめて収容することができるので、出かける時に忘れものをする心配がない。なお、ゴルフ用具収容家具Ａ１のサイズは、幅６９０ｍｍ、奥行４５０ｍｍ、高さ１９００ｍｍであり、玄関に置いても邪魔にならないような大きさに設定してある。

【００１４】図２は本考案に係るゴルフ用具収容家具の他の実施例を示す正面図、図３はその縦断面図である。本実施例のゴルフ用具収容家具Ａ２は、収容家具本体１ａ内部のゴルフバッグ収容部２０と各収容棚２２ないし２９は上記ゴルフ用具収容家具Ａ１と同様に設けてある。なお、図２、図３において図１と同一または同等箇所には同一の符号を付して示している。

【００１５】区画板１４の上方には収容棚３３が設けてある。収容棚３３の前部の開口部３３０には上縁部を回動可能に取り付けた揺動扉３４が設けてある。揺動扉３４と天板１０１との間には中央部で屈曲するようにしてある静止用金具３５が両端部を固着して設けてある。これにより、揺動扉３４は任意の開き角で静止できる。

【００１６】収容家具基体１の区画板１４で区画された下側には、前部の開口部３６を開閉可能なスライドシャッターＳが取り付けてある。スライドシャッターＳは、側板１０２、１０３の内面側に開口部３６側から背面板１０４側へかけて設けられたスライドガイド３７に両側端部をスライド可能に装着して取り付けてある。これにより、スライドシャッターＳを開口部３６側へスライドさせれば開口部３６を閉じることができ、背面板１０４側へスライドさせれば開口部３６を開けることができる。

【００１７】なお、ゴルフ用具収容家具Ａ２の作用については、揺動扉３４とスライドシャッターＳの操作方法が相違するだけで、上記ゴルフ用具収容家具Ａ１とほぼ同様である。また、ゴルフ用具収容家具Ａ２のサイズは、ゴルフ用具収容家具Ａ１と同様に幅６９０ｍｍ、奥行４５０ｍｍ、高さ１９００ｍｍであり、玄関に置いても邪魔にならないような大きさに設定してある。本考案は図示の実施例に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲の記載内において種々の変形が可能である。

【００１８】

【考案の効果】

本考案は上記構成を備え、次の効果を有する。ゴルフ用具収容家具のゴルフバッグ収容部には、ゴルフバッグを収容することができる。なお、ゴルフバッグ収容部にはクラブを収容しておくこともできる。多段に設けられた収容棚にはシューズ、キャップ、ゴルフウエア、手袋などを収容することができる。このように、本考案に係るゴルフ用具収容家具によれば、各種ゴルフ用具を見苦しくないように収容することができる。また、各種ゴルフ用具を一箇所にまとめて収容することができるので、出かける時に忘れものをする心配がない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係るゴルフ用具収容家具の一実施例を
示し開閉扉を開いて表わした正面図。

【図２】本考案に係るゴルフ用具収容家具の他の実施例
を示す正面図。

【図３】本考案に係るゴルフ用具収容家具の他の実施例
を示す縦断面図。

【符号の説明】

Ａ１、Ａ２ゴルフ用具収容家具１、１ａ収容家具基体１１、１２開閉扉３４揺動扉Ｓスライドシャッター２０ゴルフバッグ収容部２２、２３、２４、２５、２６、２７、２８、２９収
容棚Ｇ人工芝

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】ゴルフ用具を収容する収容家具であっ
て、この収容家具は、前部が開口した収容家具基体と、上記開口部に設けてある開閉扉と、を備え、上記収容家具基体の内部には、ゴルフバッグ収容部と、多段に設けてある収容棚と、を備えている、ゴルフ用具収容家具。
【請求項２】ゴルフ用具を収容する収容家具であっ
て、この収容家具は、前部が開口した収容家具基体と、上記開口部に設けてある開閉扉と、を備え、上記収容家具基体の内部には、ゴルフバッグ収容部と、多段に設けてある収容棚と、を備え、上記ゴルフバッグ収容部または／及び上記収容棚の底部
には人工芝が敷設してある、ゴルフ用具収容家具。
【請求項３】ゴルフ用具を収容する収容家具であっ
て、この収容家具は、前部が開口した収容家具基体と、上記開口部に設けてあり開口部が開閉可能なスライドシ
ャッターと、を備え、上記収容家具基体の内部には、ゴルフバッグ収容部と、多段に設けてある収容棚と、を備えている、ゴルフ用具収容家具。
【請求項４】ゴルフ用具を収容する収容家具であっ
て、この収容家具は、前部が開口した収容家具基体と、上記開口部に設けてあり開口部が開閉可能なスライドシ
ャッターと、を備え、上記収容家具基体の内部には、ゴルフバッグ収容部と、多段に設けてある収容棚と、を備え、上記ゴルフバッグ収容部または／及び上記収容棚の底部
には人工芝が敷設してある、ゴルフ用具収容家具。