JP3002380U - 脱臭器 - Google Patents

脱臭器

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JP3002380U
JP3002380U JP1994004081U JP408194U JP3002380U JP 3002380 U JP3002380 U JP 3002380U JP 1994004081 U JP1994004081 U JP 1994004081U JP 408194 U JP408194 U JP 408194U JP 3002380 U JP3002380 U JP 3002380U
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JP
Japan
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deodorizing
plate
activated carbon
case
carbon fibers
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JP1994004081U
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English (en)
Inventor
賀 正 博 須
Original Assignee
ミヨシ商工株式会社
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Publication date
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄型でも脱臭力が大で、且つ、吸着速度が早
く携帯に便利な脱臭器を提供する。 【構成】 ケース10内に脱臭材が収納され、このケー
ス10は平板状で多数の通気孔15が穿設された一対の
蓋11,11が着脱可能に組み付けられ、脱臭材として
は、板状の基材の両面に活性炭繊維が植毛された脱臭板
20、または、網を形成する素線に活性炭繊維が植毛さ
れた脱臭板30、または、板状の基材に多数の通気孔
と、この通気孔に所定の角度で気体の流れ方向を強制す
る傾斜部がそれぞれ設けられ、表面に活性炭繊維が植毛
された脱臭板40が使用されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、携帯に便利なカード型の脱臭器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、冷蔵庫其の他に使用される据置型の脱臭器も種々提案されている。 また、靴内の臭気を消すために、靴の中敷として靴底の形をした素材に活性炭 を混入したものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、従来の脱臭器は、脱臭材に粒状活性炭や、やし殻活性炭を使用し、 これらの活性炭が離散しないように通気性のある紙の袋等にパッケージしている ために、脱臭効果が遅く、脱臭速度が著しく低下し、且つ、形が大きくなるため に、ポケットに入れて携帯できるものは提供されていなかった。
【0004】 本考案は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ は、通気孔が穿設されたカード型のケース内部に活性炭繊維が植毛された脱臭板 や脱臭網板や脱臭多孔板が収納された携帯に便利な脱臭器を提供するものである 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案は、蓋に多数のスリットまたは孔等の通気孔 が穿設されたケース内に活性炭繊維が植毛された脱臭板または多孔板を収納した ことを特徴とするものである。
【0006】 また、蓋に多数のスリットまたは孔等の通気孔が穿設されたケースと、このケ ース内に収納され、網を形成する素線に活性炭繊維が植毛された複数枚の脱臭網 板とよりなることを特徴とするものである。 また、蓋に多数のスリットまたは孔等の通気孔が配設されたケースの内側に直 接活性炭繊維を植毛したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
臭気は、ケースの通気口を通り、脱臭板や多孔板や脱臭網板に植毛された炭素 繊維に直接接触し、吸着されて脱臭される。
【0008】
【実施例】
以下、添付図に基づいて本考案の実施例を詳細に説明する。 図において、11,11はケース10を構成する一対の蓋で、同一形状に作ら れている。20,30,40はそれぞれ脱臭板,脱臭網板,脱臭多孔板である。 図3(a)は前記蓋10,10のみを組み合わせた縦断面図で、蓋10,10 の内面には組み合わせるための円柱形の突起12とこれが嵌入する突起受け13 とが四隅近くに交互に立設され、一方の蓋10の円柱形の突起12が他方の蓋1 0の突起受け13に嵌入して組み合わされるようになっている。 そして、組み合わされた一対の蓋10,10は、蓋10,10の合せ面11a にドライバーの先や刃物の刃先等を差し込んで開けることにより図2に示すよう に開放される。
【0009】 また、蓋10,10の内面には、ケース10内に収納される脱臭板20、脱臭 網板30、または、脱臭多孔板40が動かないよう規正される長方形の突起14 が四隅に立設されている。 そして、前記長方形の突起14の内側には、通気孔15が穿設されている。本 考案の通気孔15はスリット状であるが多数の孔であっても良い。
【0010】 図2、図3に示すように、ケース10内の空間10aには脱臭板20(図4) ,脱臭網板30(図5)または脱臭多孔板40(図6)が着脱可能に装着されて いる。
【0011】 図4は脱臭板20の断面を示し、21は基材で、紙,不織布,織布,プラスチ ックシート,セラミック,金属板、皮革、岩石、又は、これらによって構成され ている網板等から選択して用いられるが、紙,不織布等が最も安価で適当である 。 22は接着剤で、基材21両面に接着剤22を塗布した後、その上に活性炭繊 維23が電気植毛される。 前記基材21が紙,不織布,織布等の場合は、基材21に香料を含浸させると 、長時間、活性炭素繊維の有するミクロボア内にとりこみ、徐々に放香する特性 を有するようになる。
【0012】 図5は脱臭網板30の平面及び側面を示し、素線31で網を形成し、これに電 気植毛したもので、図5(b)に示すように素線31の周囲(断面の周囲)に密 に活性炭繊維23が植毛されている。 素線31の材質はプラスチック,人工または天然の繊維,金属線、皮革等が用 いられる。 前記素線31が人工または天然の繊維の場合には素線31に香料を含浸させて も良い。 また、薄い脱臭網板30を複数枚重ねて装着しても良いし、折り曲げて装着し ても良い。この場合、空気は活性炭繊維にぶつかりながら乱流するので、脱臭の 効率がより増大する。
【0013】 図6は脱臭多孔板40の平面及びB−B線断面を示し、41は基材で、紙,不 織布,織布,プラスチックシート,セラミック,金属板、皮革,岩石等から選択 して用いられる。 基材41には多数の通気孔42が配設され、この通気孔42には所定の角度で 気体の流れ方向を強制する傾斜部42aがそれぞれ設けられている。 そして、基材41には脱臭板20と同様に活性炭繊維23が電気植毛されてい る。 前記基材41が紙,不織布等の場合は、基材41に香料を含浸させても良い。
【0014】 また、脱臭多孔板40は、図6(c)に示すように1枚でも良いが、図6(b ),(d)に示すように2枚使用し、それぞれの通気孔42を合致させた状態で 、平面40aを背中合せに重ねて収納しても良い。この場合は気体の流れ方向が 矢印で示すように曲げられて乱流し、気体が接触する活性炭繊維23の本数が増 大するので脱臭効果と脱臭速度が大となる。
【0015】 なお、本考案の上記実施例では、ケース10内に、脱臭板20、脱臭網板30 、脱臭多孔板40を収納するようにしたが、図7に示すように、ケース10の蓋 11の内側に直接活性炭繊維35を電気植毛するように構成すると、より安価な 脱臭器を実現することが可能になる。
【0016】
【考案の効果】
以上、詳細に説明した本考案によれば、下記のような効果を奏するものである 。 (1) 脱臭材が脱臭網板の場合で、例えば、本考案の脱臭器が洋服のポケット内 に入れられている場合、空気が乱流し空気の移動経路が長くなるので脱臭効率が 良い。
【0017】 (2) 脱臭網板が複数枚の場合、或は、脱臭多孔板の場合、空気が接触する活性 炭繊維の本数が多くなるので脱臭効率が増大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の一実施例を示すケースを分解した場合
の斜視図である。
【図3】本考案の一実施例を示す図1のA−A線断面図
で、(a)は脱臭板,脱臭網板等の脱臭材が装着されて
いない場合、(b)は装着されている場合である。
【図4】本考案の脱臭板の断面図である。
【図5】本考案の脱臭網板の図で、(a)は平面を、
(b)は側面をそれぞれ示す。
【図6】本考案の脱臭多孔板の図で、(a)は平面を、
(b)〜(d)は(a)のB−B線断面をそれぞれ示
す。
【図7】本考案の他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
10 ケース 10a 空間 11 蓋 15 通気孔 20 脱臭板 21 基材 23 活性炭繊維 30 脱臭網板 31 素線 40 脱臭多孔板 40a 平面 41 基材 42 通気孔 42a 傾斜部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋に多数のスリットまたは孔等の通気孔
    が穿設されたケース内に活性炭繊維が植毛された脱臭板
    または多孔板を収納したことを特徴とする脱臭器。
  2. 【請求項2】 蓋に多数のスリットまたは孔等の通気孔
    が穿設されたケースと、このケース内に収納され、網を
    形成する素線に活性炭繊維が植毛された複数枚の脱臭網
    板とよりなることを特徴とする脱臭器。
  3. 【請求項3】 蓋に多数のスリットまたは孔等の通気孔
    が配設されたケースの内側に直接活性炭繊維を植毛した
    ことを特徴とする脱臭器。
JP1994004081U 1994-03-25 1994-03-25 脱臭器 Expired - Lifetime JP3002380U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014111474A (ja) * 2012-10-19 2014-06-19 Dainippon Jochugiku Co Ltd 薬剤容器
JP2016034863A (ja) * 2014-08-01 2016-03-17 シャープ株式会社 脱臭保存庫

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5731453A (en) * 1980-07-30 1982-02-19 Nippon Steel Corp Continuous casting method for steel

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