JP3001040U - キャスターに使用する車輪 - Google Patents

キャスターに使用する車輪

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JP3001040U
JP3001040U JP1994002569U JP256994U JP3001040U JP 3001040 U JP3001040 U JP 3001040U JP 1994002569 U JP1994002569 U JP 1994002569U JP 256994 U JP256994 U JP 256994U JP 3001040 U JP3001040 U JP 3001040U
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JP
Japan
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wheel body
shaped wheel
ring
rubber
disk
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JP1994002569U
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English (en)
Inventor
米蔵 前田
Original Assignee
株式会社エム・ケーマエダ家具
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 木製の車輪本体の外周面に傷が付くことも汚
れが付着することもなく、木目・木質特有の美しさをい
つまでも保ち続け、木製の家具本体と良く調和し得るキ
ャスターに使用する車輪を提供することにある。 【構成】 取付板1の下面に転動ボール6を介在させて
縦軸3により旋回自在に軸受枠4を設け、この軸受枠4
に縦軸3の軸芯より稍々前方位置に設けた車輪軸7を、
木製の円盤状車輪本体8の軸受孔9に挿通し、上記円盤
状車輪本体8の外周面に設けた環状溝11にゴム製Oリ
ング12を嵌着し、その外周を円盤状車輪本体8の外周
より大きなものとする。家具の底面に本考案に係るキャ
スターを取付けて用いた場合には、木製の円盤状車輪本
体8の外周面に設けた環状溝11に嵌着したゴム製Oリ
ング12の下端だけが床面に接触し、木製の円盤状車輪
本体8の外周面は床面と接触しない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、キャスターに使用する車輪に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、キャスターに使用する車輪には、金属やゴム・プラスチック等の材料が 多く使用され、木材は一般に使用されなくなった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
キャスターの車輪の材料として木材を使用すれば、これが木製の家具本体と良 く調和し、木質感より醸し出される落ち付きを備えた格調の高いキャスター付き の家具が製造されるが、その反面、家具の使用後、短時間のうちに車輪の外周塗 装面が床との接触により傷付き、汚れ、そのため反って家具全体の美観を損なう 結果になる欠点があった。 本考案は、長期間使用しても木製の車輪本体の外周面に傷が付くことも汚れが 付着することもなく、木目・木質特有の美しさをいつまでも保ち続け、木製の家 具本体と良く調和し得るキャスターに使用する車輪を提供せんとすることを課題 とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案に係るキャスターに使用する車輪は、木製の 円盤状車輪本体8の外周面に設けた環状溝11にゴム製Oリング12を嵌着し、 このゴム製Oリング12の外周を木製の円盤状車輪本体8の外周より大きなもの とした車輪13で有することを特徴とするものである。 上記「環状溝11にゴム製Oリング12を嵌着し」とは、環状溝11にゴム製 Oリング12を単にはめることによる場合の他、環状溝11とゴム製Oリング1 2との接触面に接着剤を塗布した状態で環状溝11にゴム製Oリング12をはめ 付ける場合も含むものであり、また、この環状溝11及びゴム製Oリング12は 、夫々単一の場合に限定されず、後記する実施例に示すように夫々複数設ける場 合もある。 また、上記「このゴム製Oリング12の外周を木製の円盤状車輪本体8の外周 より大きなものとした」とは、木製の円盤状車輪本体8の外周面に設けた環状満 11に嵌着したゴム製Oリング12の外周が、車輪13の最外周をなすものとな るように環状溝11の深さとゴム製Oリング12の太さとを設定してあることで ある。尚、環状溝11の形状については一定の形状に限定されるものではないが 、これに嵌着されるゴム製Oリング12の断面の変形防止及び安定性の向上のた め、後記する実施例に示すようにゴム製Oリング12の表面に対応させて円弧状 とすることが望ましい。
【0005】 本考案に係るキャスターは、上記の通り車輪13に特徴を有するものであるか ら、車輪13以外の構成要素については何等限定されるものではないが、次に示 す構成とすれば家具の底面に取付けるのに適したキャスターとなる。即ち、取付 板1の下面に転動ボール6を介在させて軸受枠4を縦軸3により旋回自在に設け 、この軸受枠4に縦軸3の軸芯より稍々前方位置に設けた車輪軸7を、木製の円 盤状車輪本体8の軸受孔9に挿入し、上記円盤状車輪本体8の外周面に設けた環 状溝11にゴム製Oリング12を嵌着し、このゴム製Oリング12の外周を木製 の円盤状車輪本体8の外周より大きなものとしたものである。 尚、以上の各場合に於て、木製の円盤状車輪本体8に代えて木製のローラ状車 輪本体15とする場合がある。
【0006】
【作用】
車輪以外の構成要素を上記説明の通りのものとした場合には、図2及び図3に 示すように取付板1を家具の底面16にビス止めすることにより、家具の底面1 6の所定箇所に任意数の本考案に係るキャスターに使用する車輪を取付けて用い れば、木製の円盤状車輪本体8又はローラ状車輪本体15の外周面に設けた環状 溝11に嵌着したゴム製Oリング12の下面だけが床面17に接触し、木製の円 盤状車輪本体8又はローラ状車輪本体15の外周面は床面17と接触しないから 、家具の移動が軽快に然も静かに行うことが出来る効果をも有するものである。
【0007】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1から図3に於て1は、四隅に止ビスの挿通孔2を穿設した略長方形の取付 板で、その下面に縦軸3により旋回自在に軸受枠4を設けてある。上記取付板1 と軸受枠4との対向面には輪形状に案内溝5を設け、これに多数の転動ボール6 を収容することにより、軸受枠4の旋回を円滑に行わせるものである。この軸受 枠4は、上端旋回部4aの左右両側に下方へ向け軸受アーム4bを−体に設けた もので、後記する車輪の転動方向の変換を自動的に行わせるため、この軸受枠4 に縦軸3の軸芯より稍々前方位置に設けた軸受アーム4bの下端部に設けた車輪 軸7を、水製の円盤状車輪本体8の軸受孔9に挿入してある。尚、上記中心孔9 には金属製の補強管10を嵌着することが望ましい。
【0008】 11は、円盤状車輪本体8の外周面に於ける横幅方向の中央部に設けた断面円 弧状の環状溝で、この環状溝11にゴム製Oリング12を嵌着し、このゴム製O リング12の外周が車輪13の最外周をなすようにしてある。即ち、環状溝11 の深さをゴム製Oリング12の太さの約2分の1とすることにより、環状溝11 に嵌着したゴム製Oリング12の外周を木製の円盤状車輪本体8の外周より大き なものとしてある。尚、環状溝11とゴム製Oリング12との接触面に接着剤を 塗布すれば、ゴム製Oリング12の嵌着が、より強固に行われるものである。
【0009】 図4は、本考案に係るキャスターに使用する車輪の実施例を示す正面図であり 、図4aに示す13は、環状溝11及びゴム製Oリング12が夫々単一の場合の 上記実施例に於て説明した車輪であり、図4bに示す13′は、環状溝11及び ゴム製Oリング12を夫々互いに間隔を隔てて2つ設けた場合の車輪を示し、図 4cに示す14は、木製の円盤状車輪本体8に代えて木製のローラ状車輪本体1 5とし、且つ環状溝11及びゴム製Oリング12を夫々互いに間隔を隔てて2つ 設けた場合の車輪を示すものである。
【0010】
【考案の効果】
本考案に係るキャスターに使用する車輪は、上記のように木製の円盤状車輪本 体又はローラ状車輪本体の外周面に設けた環状溝にゴム製Oリングを嵌着し、こ のゴム製Oリングの外周を木製の円盤状車輪本体又はローラ状車輪本体の外周よ り大きなものとした車輪を有することを特徴としたちのであるから、これを家具 の底面に取付けて用いれば、木製の円盤状車輪本体又はローラ状車輪本体の外周 面に設けた環状満に嵌着したゴム製Oリングの下面だけが床面に接触し、木製の 円盤状車輪本体又はローラ状車輪本体の外周面は床面と接触しないため、車輪が 床面上を転動したときに、床面を傷付ける虞れがなく、木製の車輪本体の外周面 に傷が付くことも汚れが付着することもなく、木目・木質特有の美しさをいつま でも保ち続け、然も木製の家具本体と良く調和するものであるから、木質感より 醸し出される落ち付きを備えた格調の高いキャスター付きの家具を提供できるこ ととなる。 尚、本考案に係るキャスターに使用する車輪は、その部品代が安価であり、然 ち製作が極めて容易に行われるから、コストの低減に資する効果を発揮するもの である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るキャスターに使用する車輪の一実
施例を示す斜視図である。
【図2】同上の側面図である。
【図3】図2に示すA−A線の断面図である。
【図4】本考案に係るキャスターに使用する車輪の実施
例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 取付板 3 縦軸 4 軸受枠 6 転動ボール 7 車輪軸 8 円盤状車輪本体 9 軸受孔 11 環状溝 12 ゴム製Oリング 13、13′、14 車輪 15 ローラ状車輪本体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木製の円盤状車輪本体の外周面に設けた
    環状溝にゴム製Oリングを嵌着し、このゴム製Oリング
    の外周を木製の円盤状車輪本体の外周より大きなものと
    した車輪を有するキャスターに使用する車輪。
  2. 【請求項2】 取付板の下面に転動ボールを介在させて
    軸受枠を縦軸により旋回自在に設け、この軸受枠に縦軸
    の軸芯より稍々前方位置に設けた車輪軸を、木製の円盤
    状車輪本体の軸受孔に挿通し、上記円盤状車輪本体の外
    周面に設けた環状溝にゴム製Oリングを嵌着し、このゴ
    ム製Oリングの外周を木製の円盤状車輪本体の外周より
    大きなものとしたキャスターに使用する車輪。
  3. 【請求項3】 木製の円盤状車輪本体に代えて木製のロ
    ーラ状車輪本体とした請求項1又は請求項2記載のキャ
    スターに使用する車輪。
JP1994002569U 1994-02-14 1994-02-14 キャスターに使用する車輪 Expired - Lifetime JP3001040U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009143395A (ja) * 2007-12-14 2009-07-02 Matsunaga Seisakusho:Kk 幅広形状のタイヤ
CN114261705A (zh) * 2021-12-29 2022-04-01 广西大学 一种适用于无牵引线场地的机车轮对智能高效推送装置

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