JP3000724U - バスタオル - Google Patents

バスタオル

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JP3000724U
JP3000724U JP1994000365U JP36594U JP3000724U JP 3000724 U JP3000724 U JP 3000724U JP 1994000365 U JP1994000365 U JP 1994000365U JP 36594 U JP36594 U JP 36594U JP 3000724 U JP3000724 U JP 3000724U
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bath towel
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bath
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JP1994000365U
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園子 越部
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園子 越部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】入浴後や水泳の後などに身体を拭くのに用いら
れるバスタオルの改良に関し、成人なども利用できるよ
うに上半身から下半身までボディ全体を安定して被うこ
とができ、しかも特別な物を取り付けたりする必要もな
く安価で長持ちし、かつ洗濯などに支障の生じないバス
タオルを実現することを目的とする。 【構成】1枚のバスタオル3の中央上部に、ほぼ肩幅の
間隔Wをおいて、一対の腕通し用のスリット1、2をほ
ぼ上下方向に開けてなる構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、入浴後や水泳の後などに身体を拭くのに用いられるバスタオルの改 良に関する。従来から、バスタオルを利用して、水泳などの後に濡れた身体を拭 いたり、身体に巻き付けてその中でパンツを着替えたりすることは、小学校など でも行なわれている。
【0002】
【従来の技術】
図7は従来の下着着替え兼用のバスタオルを例示する正面図であり、バスタオ ルaの上端縁において、両端にマジックテープ(商標)と呼ばれている着脱手段 b、cを縫い付けてあり、また中間にはゴムバンドやゴムヒモdが縫い込まれて いる。このバスタオルaを下半身に巻き付けた状態で、両側の着脱手段bとcを 圧着して結合させる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このようなバスタオルaは、下半身しか隠せないので、児童などの場合はとも かく、成人や中学生以上の生徒の場合は、使用不可能である。
【0004】 上端縁に着脱手段b、cやゴムバンドなどの特別な物を縫いつける必要がある ので、コスト高となる。
【0005】 また、着脱手段b、cやゴムバンドdなどの特別な物が付いているために、洗 濯などがしずらく、しかも干したり、畳んで保管したりするのにも不便である。 バスタオルとして、身体を拭くのに用いるときは、異物が身体に接触するような 不快感が生じる。
【0006】 ゴムバンドなどは長期間使用している間に弾力が低下して伸びきってしまうた め、ゴムバンドの交換といった面倒な作業が必要になる。しかも、マジックテー プなども短期間に劣化して使用不能となったり、洗濯の際にパンティストッキン グなどが引っ掛かったりするので、バスタオルだけをより分けて別々に洗濯しな ければならない等の煩わしさもある。
【0007】 本考案の技術的課題は、このような問題に着目し、成人なども利用できるよう に上半身から下半身までボディ全体を安定して被うことができ、しかも特別な物 を取り付けたりする必要もなく安価で長持ちし、かつ洗濯などに支障の生じない バスタオルを実現することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1は、図1に示すように、1枚のバスタオル3の中央上部に、ほぼ肩幅 の間隔Wをおいて、一対の腕通し用のスリット1、2をほぼ上下方向に開けてな るバスタオルである。なお、Cはバスタオル3の左右方向の中心である。
【0009】 請求項2は、請求項1の一対の腕通し用のスリット1、2を、その上端が互い に接近する方向に多少傾斜するように角度αを持たせて開けてなるバスタオルで ある。
【0010】 請求項3は、請求項1のそれぞれの腕通し用のスリット1、2が、片方の腕と バスタオルの一つの角部を絞った状態で挿入できる大きさになっているバスタオ ルである。
【0011】
【作用】
請求項1によると、1枚のバスタオル3の中央上部に、ほぼ肩幅Wの間隔をお いて、一対の腕通し用のスリット1、2がほぼ上下方向に開いているため、浴衣 などを着る要領で左右のスリット1、2に左右の腕を通し、かつバスタオルの左 右両側を胸の上で重ねるとともに、バスタオルの上縁の左右両端の角を絞った状 態で、内側からそれぞれ反対側のスリット1、2に挿入すると、バスタオルの左 右両側が胸の上で重なった状態で固定され、はだけたりすることがない。
【0012】 したがって、バスタオルをバスローブと同じような使い方ができるほか、スリ ット1、2に腕を通さない状態にすると、通常のバスタオルとして、身体を拭き 取るのにも利用できる。また、左右のスリット1、2に、バスタオルの上縁の左 右両端の角を絞った状態で挿入することによって確実に固定され、バスタオルが はだけたりすることがないので、海水浴場やプールなどのような、公衆の面前で も、本考案のバスタオルの内側で下着を着替えたりすることもできる。
【0013】 しかも、本考案のバスタオルは、通常のバスタオルに左右のスリット1、2を 開けただけなため、構成が極めて簡単であり、通常のバスタオルを利用して簡単 、かつ安価に実現できる。洗濯や畳んで保管する際に支障を来すこともなく、劣 化したゴムヒモを付け替えるといった不便もない。
【0014】 請求項2のように、前記の一対の腕通し用のスリット1、2が、その上端が互 いに接近する方向に多少傾斜するように角度αを持たせて開けられているため、 腕やバスタオルの上縁の左右両端の角を絞って容易に挿入することができ、取り 扱いが簡便である。
【0015】 請求項3のように、それぞれの腕通し用のスリット1、2が、片方の腕とバス タオルの一つの角部を絞った状態で挿入できる大きさになっているため、請求項 2の場合と同様に、腕やバスタオルの上縁の左右両端の角を絞った状態で容易に 挿入することができ、取り扱いが簡便であることに加え、挿入された絞り部分が スリット1、2から脱落しにくく、その結果バスタオルの前がはだけたりするこ とはなく、バスタオルの内側で下着の着替えなども可能となる。
【0016】
【実施例】
次に本考案によるバスタオルが実際上どのように具体化されるかを実施例で説 明する。図2は本考案によるバスタオルの第一実施例を示す正面図であり、各部 の寸法(単位:cm)を図示例のように設定した場合、小学校高学年程度の生徒 の着用に適している。なお、着用する人の体格や体型などに合わせて、各部の寸 法、特に両スリット1、2の長さや肩幅間隔W、バスタオルのサイズなどを選定 することは言うまでもない。
【0017】 図示のようなバスタオルは、両スリット1、2に腕やバスタオル上縁の左右両 端の角を絞った部分を挿入しない状態、すなわち着用しない場合は、異物が付い ていないので、通常のバスタオルとして、濡れた身体を拭くのに適している。
【0018】 下着などの着替えのために、あるいはバスローブなどのようにして着用する場 合は、図3に例示する順序で操作するだけでよい。すなわち、まず(1)のよう に、バスタオル3を肩から掛けた状態で、向かって右の腕Rを同じく向かって右 側のスリット2に通し、同様に向かって左の腕Lを同じく向かって左側のスリッ ト1に通す。
【0019】 次に、矢印a1で示すように、バスタオルの上縁の右端の角4を絞って、左側 のスリット1の下側(腕Lの下側)に挿入すると、(2)図のようになる。すな わち、右上の角部4を絞った状態で、左側のスリット1の下側に挿入すると、4 aのようになる。
【0020】 (2)図の状態において、バスタオルの上縁の左端の角5を絞って、矢印a2 のように右側のスリット2の下側(腕Rの下側)に、バスタオル前部3aの上側 から内側を経由して差し込むと、(3)図のようになる。すなわち、左上の角部 5を絞った状態で、右側のスリット2の下側に差し込むと、5aのようになる。
【0021】 このように、バスタオル上縁の右上の角4を絞った状態で、左側のスリット1 の腕Lの下側に挿入し、またバスタオル上縁の左上の角5を絞った状態で、右側 のスリット2の腕Rの下側に挿入すると、タオル地であることも作用して、絞り 部分4a、5aがそれぞれのスリット1、2中に引っ掛かり、簡単にはスリット 1、2から脱落しない。その結果、バスタオルを浴衣やバスローブのようにして 着用した状態で動いたりしても、簡単にはだける恐れはなく、海水浴場やプール サイドなどのような公衆の面前でも、着用したバスタオルの内側で下着の着替え などを行うこともできる。
【0022】 図4はバスタオルの着用手順の別の実施例であり、それぞれ図3の(1)(2 )(3)と対応している。すなわち、図3では、バスタオルの上縁の左右両端の 角を絞った部分4a、5aはスリット1、2中において、腕の下側に挿入したの に対し、図4の実施例では、腕R、Lの上側に挿入している。
【0023】 したがって、図4(1)では、矢印a3のように、バスタオル上縁の右端の角 4を絞って、左側のスリット1の腕Lの上側に挿入すると、(2)図のようにな り、次いでバスタオルの上縁の左端の角5を絞って、矢印a4のように右側のス リット2の腕Rの上側に、バスタオル前部3aの上側から内側を経由して挿入す ると、(3)図のようになる。
【0024】 図5は本考案の別の実施例である。図1〜4の実施例では、スリット1、2は 、バスタオル3に斜めの切り目を入れた状態になっているが、図5の実施例では 、スリット1a、2aが幅βだけ開いている。図1〜4の実施例のような切れ目 状のスリット1、2の場合でも、使用しているうちに、スリット1、2が次第に 開いて来て、図5のように幅βの開口ができるが、図5のように最初から幅βだ け開いたスリットにしてもよい。したがって、本考案におけるスリットとは、図 5のように多少開いた状態のスリットや鎖線で示すように全長が幅βのスリット も含むものとする。
【0025】 スリット1、2、1a、2aは、既製のバスタオルをカッターで切断して形成 しただけでは、スリット付近が次第に伸びて来たり、ほつれたりするので、図6 のように伸び止めやホツレ防止の処理を施すのがよい。たとえば、(1)図のよ うに切れ目6を入れた後、(2)図のように該切れ目6の縁の上に布製のテープ 7を重ね、その上にさらに(3)のように装飾用の当て布8を重ねた後、(4) のようにミシンで縫い付ける。9はミンシによる縫目である。なお、ボタン穴と 同じ要領で、スリット1、2の縁を糸でかがり縫いしても差し支えない。
【0026】
【考案の効果】
請求項1のように、ほぼ肩幅Wの間隔をおいて、一対の腕通し用のスリット1 、2がほぼ上下方向に開いているバスタオルを用いると、左右両端の角を絞って 左右のスリット1、2に差し込むことで、バスタオルの左右両側が胸の上で重な った状態で固定され、はだけたりすることがなく、浴衣やバスローブなどを着る 要領でボディ全体を被うことができる。
【0027】 また、海水浴場やプールなどのような、公衆の面前でも、本考案のバスタオル の内側で下着を着替えたりすることもできる。通常のバスタオルとして使用する ときも、スリット1、2が開いているだけなため、異物が接触するような不快感 は生じない。
【0028】 しかも、本考案のバスタオルは、左右のスリット1、2を開けただけなため、 構成が極めて簡単であり、通常のバスタオルを利用して簡単、かつ安価に実現で きる。ゴムヒモなどのような特別なものを付ける必要がないので、洗濯や保管な どの際に支障が生じることもなく、劣化したゴムヒモなどの付け替えなどといっ た必要もない。
【0029】 請求項2によると、一対の腕通し用のスリット1、2が、その上端が互いに接 近する方向に多少傾斜しているため、腕やバスタオルの上側の角を絞って容易に 挿入でき、取り扱いが簡便である。
【0030】 請求項3のように、それぞれの腕通し用のスリット1、2が、片方の腕とバス タオルの一つの角部を絞って挿入できる大きさなため、請求項2の場合と同様に 取り扱いが簡便であることに加え、挿入された絞り部分がスリット1、2から脱 落しにくく、その結果バスタオルの前がはだけたりすることはなく、バスタオル の内側で下着の着替えなども可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の基本構成を示す正面図である。
【図2】本考案の第一実施例を示す正面図である。
【図3】本考案のバスタオルの着用順序の実施例を示す
正面図である。
【図4】本考案のバスタオルの着用順序の別の実施例を
示す正面図である。
【図5】本考案のバスタオルのスリットの実施例を示す
正面図である。
【図6】本考案のバスタオルのスリットの処理手法を例
示する正面図である。
【図7】従来のバスタオルを例示する正面図である。
【符号の説明】
1,1a 左側のスリット 2,2a 右側のスリット 3 バスタオル 4 バスタオルの右上の角 4a バスタオルの上縁右端を絞って左のスリットに挿
入した部分 5 バスタオルの左上の角 5a バスタオルの上縁左端を絞って右のスリットに挿
入した部分 6 切れ目 R 向かって右側の腕 L 向かって左側の腕

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚のバスタオル3の中央上部に、ほぼ
    肩幅の間隔Wをおいて、一対の腕通し用のスリット1、
    2をほぼ上下方向に開けてなることを特徴とするバスタ
    オル。
  2. 【請求項2】 前記の一対の腕通し用のスリット1、2
    は、その上端が互いに接近する方向に多少傾斜するよう
    に角度αを持たせて開けてあることを特徴とする請求項
    1記載のバスタオル。
  3. 【請求項3】 前記のそれぞれの腕通し用のスリット
    1、2は、片方の腕とバスタオルの一つの角部を絞った
    状態で挿入できる大きさであることを特徴とする請求項
    1記載のバスタオル。
JP1994000365U 1994-02-03 1994-02-03 バスタオル Expired - Lifetime JP3000724U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002253444A (ja) * 2001-03-01 2002-09-10 Asako Yamada 腕ストッパ−付きベビ−用バスタオル
WO2009076078A1 (en) * 2007-12-05 2009-06-18 Chazon Stein Wearable towel

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