JP3000535B2 - 印刷機械のシリンダ洗浄装置 - Google Patents
印刷機械のシリンダ洗浄装置Info
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- JP3000535B2 JP3000535B2 JP4034052A JP3405292A JP3000535B2 JP 3000535 B2 JP3000535 B2 JP 3000535B2 JP 4034052 A JP4034052 A JP 4034052A JP 3405292 A JP3405292 A JP 3405292A JP 3000535 B2 JP3000535 B2 JP 3000535B2
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- JP
- Japan
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- cloth
- shaft
- cleaning
- cylinder
- cleaning cloth
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F35/00—Cleaning arrangements or devices
Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷機械のシリンダに
洗浄布を押圧してシリンダを洗浄する装置に関する。
洗浄布を押圧してシリンダを洗浄する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にこの種の装置は、シリンダの周面
に当接し回転自在に支持された一対のロール状の布ガイ
ドと、これら布ガイドに洗浄布を供給する布供給シャフ
トと、布ガイドから洗浄布を巻取る巻取駆動手段を有す
る布巻取りシャフトとを備え、間欠的に、巻取駆動手段
により洗浄布を布供給シャフトから布巻取シャフトに巻
取り、シリンダの周面を摺動させることにより、シリン
ダの周面を洗浄するものである。この場合、シリンダの
下流側に巻取る場合、シリンダに洗浄布が巻き込まれる
虞があり、布供給側に、巻取り時以外に洗浄布が引き出
されることがないような対策を講じる必要がある。
に当接し回転自在に支持された一対のロール状の布ガイ
ドと、これら布ガイドに洗浄布を供給する布供給シャフ
トと、布ガイドから洗浄布を巻取る巻取駆動手段を有す
る布巻取りシャフトとを備え、間欠的に、巻取駆動手段
により洗浄布を布供給シャフトから布巻取シャフトに巻
取り、シリンダの周面を摺動させることにより、シリン
ダの周面を洗浄するものである。この場合、シリンダの
下流側に巻取る場合、シリンダに洗浄布が巻き込まれる
虞があり、布供給側に、巻取り時以外に洗浄布が引き出
されることがないような対策を講じる必要がある。
【０００３】この対策を講じたものとして、特開平２−
２０３４９号に開示された装置がある。ここに開示され
た装置は、この布供給シャフトの軸端に取付けられた爪
車と、この爪車に係合する爪と、爪を爪車に着脱させる
エアーシリンダーと、爪を爪車から離間させる方向に付
勢するスプリングとからなる回転止め機構が、布供給シ
ャフトに備えられている。そして、洗浄布を布巻取りシ
ャフトに巻取るときは、スプリングの付勢力により爪を
爪車から離間させた状態で、巻取りシャフトの巻取り駆
動手段を駆動させて巻取り、また、巻取り時以外は、エ
アーシリンダーの動作によって爪をスプリングの付勢力
に抗して爪車に係合させ、布供給シャフトの回転を阻止
して洗浄布が引き出されることを防止している。
２０３４９号に開示された装置がある。ここに開示され
た装置は、この布供給シャフトの軸端に取付けられた爪
車と、この爪車に係合する爪と、爪を爪車に着脱させる
エアーシリンダーと、爪を爪車から離間させる方向に付
勢するスプリングとからなる回転止め機構が、布供給シ
ャフトに備えられている。そして、洗浄布を布巻取りシ
ャフトに巻取るときは、スプリングの付勢力により爪を
爪車から離間させた状態で、巻取りシャフトの巻取り駆
動手段を駆動させて巻取り、また、巻取り時以外は、エ
アーシリンダーの動作によって爪をスプリングの付勢力
に抗して爪車に係合させ、布供給シャフトの回転を阻止
して洗浄布が引き出されることを防止している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述した従
来の装置においては、巻取り駆動手段の他に、回転止め
機構を駆動させる専用の駆動手段としてのエアーシンリ
ンダーが必要であり、かつ、これら両駆動手段が個別に
動作するので、これを連動させる手段が必要となり、装
置全体が大型化すると共に、動作が複雑となり、円滑な
動作が得られないといった欠点がある。したがって、本
発明は上述したような従来の欠点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、装置全体を小型化す
ると共に、洗浄布の巻取りおよび引き出し防止の円滑な
動作が得られる印刷機械のシリンダの洗浄装置を提供す
ることにある。
来の装置においては、巻取り駆動手段の他に、回転止め
機構を駆動させる専用の駆動手段としてのエアーシンリ
ンダーが必要であり、かつ、これら両駆動手段が個別に
動作するので、これを連動させる手段が必要となり、装
置全体が大型化すると共に、動作が複雑となり、円滑な
動作が得られないといった欠点がある。したがって、本
発明は上述したような従来の欠点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、装置全体を小型化す
ると共に、洗浄布の巻取りおよび引き出し防止の円滑な
動作が得られる印刷機械のシリンダの洗浄装置を提供す
ることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る印刷機械のシリンダ洗浄装置は、シリ
ンダの周面に当接し摺動する洗浄布と、この洗浄布を巻
取る布巻取りシャフトと、洗浄布を供給する布供給シャ
フトと、この布供給シャフトと同軸上に軸装された爪車
と、この爪車と係合、非係合する係止部材と、前記布巻
取シャフトに一方向クラッチで結合されこの巻取りシャ
フトと同軸上に軸装された被作動部材と、この被作動部
材を作動させ前記布巻取りシャフトに洗浄布を巻き取る
と共に、前記係止部材を作動させ係止部材と前記爪車と
を非係合とする作動部材とからなるものである。
に、本発明に係る印刷機械のシリンダ洗浄装置は、シリ
ンダの周面に当接し摺動する洗浄布と、この洗浄布を巻
取る布巻取りシャフトと、洗浄布を供給する布供給シャ
フトと、この布供給シャフトと同軸上に軸装された爪車
と、この爪車と係合、非係合する係止部材と、前記布巻
取シャフトに一方向クラッチで結合されこの巻取りシャ
フトと同軸上に軸装された被作動部材と、この被作動部
材を作動させ前記布巻取りシャフトに洗浄布を巻き取る
と共に、前記係止部材を作動させ係止部材と前記爪車と
を非係合とする作動部材とからなるものである。
【０００６】
【作用】本発明においては、常時は爪車に係止部材が係
止して、シリンダによって洗浄布が巻込まれることが防
止され、作動部材の作動にともない、布供給シャフトの
回動規制が解除されると共に、布巻取りシャフトによる
洗浄布の巻取りが行われる。
止して、シリンダによって洗浄布が巻込まれることが防
止され、作動部材の作動にともない、布供給シャフトの
回動規制が解除されると共に、布巻取りシャフトによる
洗浄布の巻取りが行われる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図１は、本発明に係る印刷機械のシリンダ洗浄装
置を示し、（ａ）は側面図、（ｂ）は洗浄布の巻取り状
態を示す図、図２は同じく動作図で、（ａ）は洗浄布の
巻取り開始を示す図、（ｂ）は洗浄布の巻取り完了を示
す図である。これらの図において、符号２で示すものは
図示しない圧胴に対接したゴム胴で、このゴム胴２の周
面には、図示しないフレーム間に回転自在に支持された
ロール状布ガイド３、４が当接している。これら布ガイ
ド３、４間には、ゴム胴２の周面に押圧されるようにし
て洗浄布６が張設されており、この洗浄布６は布供給シ
ャフト８から供給され、図示しない巻取り駆動手段によ
って回転駆動される布巻取りシャフト１４に巻取られ
る。
する。図１は、本発明に係る印刷機械のシリンダ洗浄装
置を示し、（ａ）は側面図、（ｂ）は洗浄布の巻取り状
態を示す図、図２は同じく動作図で、（ａ）は洗浄布の
巻取り開始を示す図、（ｂ）は洗浄布の巻取り完了を示
す図である。これらの図において、符号２で示すものは
図示しない圧胴に対接したゴム胴で、このゴム胴２の周
面には、図示しないフレーム間に回転自在に支持された
ロール状布ガイド３、４が当接している。これら布ガイ
ド３、４間には、ゴム胴２の周面に押圧されるようにし
て洗浄布６が張設されており、この洗浄布６は布供給シ
ャフト８から供給され、図示しない巻取り駆動手段によ
って回転駆動される布巻取りシャフト１４に巻取られ
る。
【０００８】１０は、周面に爪１０ａが形成された爪車
で、布供給シャフト８と同軸上に軸装され、かつ布供給
シャフト８が洗浄布６を送る方向の回転が阻止されるよ
うに布供給シャフト８と一方向クラッチで結合されてい
る。布巻取りシャフト１４の軸１４ａを揺動軸として、
略くの字状の揺動レバー１８が揺動自在に支持されてお
り、この揺動レバー１８と布巻取りシャフト１４とは一
方向クラッチ１５で結合され、布巻取りシャフト１４
は、洗浄布６を巻取る方向にのみ回転できるようになっ
ている。
で、布供給シャフト８と同軸上に軸装され、かつ布供給
シャフト８が洗浄布６を送る方向の回転が阻止されるよ
うに布供給シャフト８と一方向クラッチで結合されてい
る。布巻取りシャフト１４の軸１４ａを揺動軸として、
略くの字状の揺動レバー１８が揺動自在に支持されてお
り、この揺動レバー１８と布巻取りシャフト１４とは一
方向クラッチ１５で結合され、布巻取りシャフト１４
は、洗浄布６を巻取る方向にのみ回転できるようになっ
ている。
【０００９】揺動レバー１８の一端には、当接ブロック
１９が取付けられており、他端裏面には、コロ２０が設
けられている。当接ブロック１９には、アクチュエータ
としてのエアーシリンダー２５のロッド２６の先端が連
結されており、エアーシリンダー２５から進退自在に駆
動されるロッド２６によって、前記揺動レバー１８は、
軸１４ａを中心として揺動動作する。
１９が取付けられており、他端裏面には、コロ２０が設
けられている。当接ブロック１９には、アクチュエータ
としてのエアーシリンダー２５のロッド２６の先端が連
結されており、エアーシリンダー２５から進退自在に駆
動されるロッド２６によって、前記揺動レバー１８は、
軸１４ａを中心として揺動動作する。
【００１０】３０は、略Ｔの字状の係止レバーで、軸３
１を中心として揺動自在に支持され、一端に前記爪車１
０の爪１０ａに係合して、爪車１０の洗浄布６を送る方
向、すなわち、図中反時計方向の回転を阻止する爪部３
０ａが設けられており、また、上端面は前記揺動レバー
１８のコロ２０が摺動するカム面３０ｂが設けられ、圧
縮スプリング３３によって、この係止レバー３０は軸３
１を中心として、図中時計方向、すなわち、爪部３０ａ
が爪車１０の爪１０ａに係合する方向に揺動付与されて
いる。
１を中心として揺動自在に支持され、一端に前記爪車１
０の爪１０ａに係合して、爪車１０の洗浄布６を送る方
向、すなわち、図中反時計方向の回転を阻止する爪部３
０ａが設けられており、また、上端面は前記揺動レバー
１８のコロ２０が摺動するカム面３０ｂが設けられ、圧
縮スプリング３３によって、この係止レバー３０は軸３
１を中心として、図中時計方向、すなわち、爪部３０ａ
が爪車１０の爪１０ａに係合する方向に揺動付与されて
いる。
【００１１】３４は、軸３４ａを中心として揺動自在な
揺動レバーで、一端にストッパーピン３５とコロ３６と
が軸装され、コロ３６が前記布巻取りシャフト１４に当
接するように、常時反時計方向に揺動習性が付与されて
おり、布巻取りシャフト１４の巻径が大になると、揺動
レバー３４が反時計方向に揺動し、これにともないスト
ッパーピン３５が反時計方向に移動して、前記揺動レバ
ー１８の揺動量を小に規制して、巻取り量を調整し、巻
取り径の大小によらずに、常に一定の洗浄布を巻取れる
ようにしている。
揺動レバーで、一端にストッパーピン３５とコロ３６と
が軸装され、コロ３６が前記布巻取りシャフト１４に当
接するように、常時反時計方向に揺動習性が付与されて
おり、布巻取りシャフト１４の巻径が大になると、揺動
レバー３４が反時計方向に揺動し、これにともないスト
ッパーピン３５が反時計方向に移動して、前記揺動レバ
ー１８の揺動量を小に規制して、巻取り量を調整し、巻
取り径の大小によらずに、常に一定の洗浄布を巻取れる
ようにしている。
【００１２】本発明の印刷機械のシリンダの洗浄装置
は、以上のような構成になっており、以下、動作を説明
する。ゴム胴２の洗浄中、布ガイド３、４を介して、汚
れた洗浄布を巻取り、新しい洗浄布を繰り出すために、
エアーシリンダー２５を動作させて、ロッド２６を進出
させる。ロッド２６の進出により、揺動レバー１８が反
時計方向に揺動する。このとき、揺動レバー１８には、
巻取りシャフト１４が反時計方向に回転可能なように一
方向クラッチ１５によって結合されているので、インキ
タック等により、巻取りシャフト１４に巻かれた洗浄布
６がゴム胴２に引き出されることなく巻取られるように
なっている。
は、以上のような構成になっており、以下、動作を説明
する。ゴム胴２の洗浄中、布ガイド３、４を介して、汚
れた洗浄布を巻取り、新しい洗浄布を繰り出すために、
エアーシリンダー２５を動作させて、ロッド２６を進出
させる。ロッド２６の進出により、揺動レバー１８が反
時計方向に揺動する。このとき、揺動レバー１８には、
巻取りシャフト１４が反時計方向に回転可能なように一
方向クラッチ１５によって結合されているので、インキ
タック等により、巻取りシャフト１４に巻かれた洗浄布
６がゴム胴２に引き出されることなく巻取られるように
なっている。
【００１３】揺動レバー１８の反時計方向の揺動によっ
て、コロ２０が係止レバー３０のカム面３０ｂを摺動し
て、係止レバー３０を圧縮スプリング３３の付勢力に抗
して、反時計方向に揺動させ、図２（ａ）に示すよう
に、爪３０ａを爪車１０の爪部１０ａから離間させ、爪
３０ａと爪部１０ａの係合を解除し、爪車１０は解放さ
れて回転可能となる。爪車１０には、布供給シャフト８
が反時計方向に回転不可能に一方向クラッチ１１によっ
て結合されており、爪３０ａと爪部１０ａが係合してい
るときは、洗浄布６は引き出されず、係合が解除したと
きに、供給シャフト８は、爪車１０と共に反時計方向に
回転して、洗浄布６が引き出されて、新しい洗浄布が供
給され、巻取りシャフト１４に巻取られる。
て、コロ２０が係止レバー３０のカム面３０ｂを摺動し
て、係止レバー３０を圧縮スプリング３３の付勢力に抗
して、反時計方向に揺動させ、図２（ａ）に示すよう
に、爪３０ａを爪車１０の爪部１０ａから離間させ、爪
３０ａと爪部１０ａの係合を解除し、爪車１０は解放さ
れて回転可能となる。爪車１０には、布供給シャフト８
が反時計方向に回転不可能に一方向クラッチ１１によっ
て結合されており、爪３０ａと爪部１０ａが係合してい
るときは、洗浄布６は引き出されず、係合が解除したと
きに、供給シャフト８は、爪車１０と共に反時計方向に
回転して、洗浄布６が引き出されて、新しい洗浄布が供
給され、巻取りシャフト１４に巻取られる。
【００１４】ロッド２６が進出し終わると、図２（ｂ）
に示すように、揺動レバー１８がストッパーピン３５に
当接し、洗浄布６の巻取りが完了し、次に、ロッド２６
が退出し始め、揺動レバー１８は時計方向に揺動し、こ
れにともない、係止レバー３０も圧縮スプリング３３の
復旧力によって、時計方向に揺動し始める。コロ２０が
カム面３０ｂから外れると、爪車１０の爪部１０ａに係
止レバー３０の爪３０ａが係合して、爪車１０に反時計
方向への回転を不可能に結合された一方向クラッチ１１
によって、布供給シャフト８の回転が停止して、布巻取
り以外の洗浄布６の引き出しを不可能としている。ロッ
ド２６の進出、退出を間欠的に行うことにより、上記の
動作を繰り返す。
に示すように、揺動レバー１８がストッパーピン３５に
当接し、洗浄布６の巻取りが完了し、次に、ロッド２６
が退出し始め、揺動レバー１８は時計方向に揺動し、こ
れにともない、係止レバー３０も圧縮スプリング３３の
復旧力によって、時計方向に揺動し始める。コロ２０が
カム面３０ｂから外れると、爪車１０の爪部１０ａに係
止レバー３０の爪３０ａが係合して、爪車１０に反時計
方向への回転を不可能に結合された一方向クラッチ１１
によって、布供給シャフト８の回転が停止して、布巻取
り以外の洗浄布６の引き出しを不可能としている。ロッ
ド２６の進出、退出を間欠的に行うことにより、上記の
動作を繰り返す。
【００１５】なお、本実施例では、洗浄布６で洗浄する
シリンダをゴム胴２としたが、これに限定されず、他の
印刷胴あるいは回転するローラに適用できることは勿論
である。また、洗浄布６を一対のロール上布ガイド３、
４によりゴム胴２の周面に当接させるようにしたが、こ
れに限定されず、例えばパッドにより当接させる用にし
てもよく、種々の設計変更が可能である。また、揺動レ
バー１８と係止レバー３０との連動をコロ２０とカム面
３０ｂとによって行ったが、これに限定されず、例えば
リンク機構で両者を連結してもよく、あるいは、揺動レ
バー１８の代わりに、例えばピニオンを布巻取りシャフ
ト１４に軸装し、ロッド２６にピニオンと噛合するラッ
クを設け、係止レバー３０を直接ロッド２６に連結して
もよく、この場合には、ピニオンおよび係止レバー３０
は揺動自在とすることもなく、かつ係止レバー３０を付
勢するスプリング３３も不要となる。アクチュエータと
して、エアーシリンダー２６の代わりにロータリアクチ
ュエータを作動部材として採用できることも言うまでの
ないことである。また、爪車１０を布供給シャフト８に
一方向クラッチ１１を介して連結しているが、一体的に
連結しても同様な作用効果が得られることは勿論であ
る。
シリンダをゴム胴２としたが、これに限定されず、他の
印刷胴あるいは回転するローラに適用できることは勿論
である。また、洗浄布６を一対のロール上布ガイド３、
４によりゴム胴２の周面に当接させるようにしたが、こ
れに限定されず、例えばパッドにより当接させる用にし
てもよく、種々の設計変更が可能である。また、揺動レ
バー１８と係止レバー３０との連動をコロ２０とカム面
３０ｂとによって行ったが、これに限定されず、例えば
リンク機構で両者を連結してもよく、あるいは、揺動レ
バー１８の代わりに、例えばピニオンを布巻取りシャフ
ト１４に軸装し、ロッド２６にピニオンと噛合するラッ
クを設け、係止レバー３０を直接ロッド２６に連結して
もよく、この場合には、ピニオンおよび係止レバー３０
は揺動自在とすることもなく、かつ係止レバー３０を付
勢するスプリング３３も不要となる。アクチュエータと
して、エアーシリンダー２６の代わりにロータリアクチ
ュエータを作動部材として採用できることも言うまでの
ないことである。また、爪車１０を布供給シャフト８に
一方向クラッチ１１を介して連結しているが、一体的に
連結しても同様な作用効果が得られることは勿論であ
る。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
リンダの周面に当接し摺動する洗浄布と、この洗浄布を
巻取る布巻取りシャフトと、洗浄布を供給する布供給シ
ャフトと、この布供給シャフトと同軸上に軸装された爪
車と、この爪車と係合、非係合する係止部材と、前記布
巻取シャフトに一方向クラッチで結合されこの巻取りシ
ャフトと同軸上に軸装された被作動部材と、この被作動
部材を作動させ前記布巻取りシャフトに洗浄布を巻き取
ると共に、前記係止部材を作動させ係止部材と前記爪車
とを非係合とする作動部材とからなり、布巻取りシャフ
トの布巻取り用の作動部材を布供給シャフトの回転規制
を解除する作動部材として兼用して、専用の作動部材を
必要としないようにしたので、装置が大型化せず、しか
も単一の作動部材の作動に連動して洗浄布の供給と巻取
りが行われ、このため、動作が連動して円滑な洗浄布の
巻取りおよび引き出し防止の動作が得られる効果があ
る。
リンダの周面に当接し摺動する洗浄布と、この洗浄布を
巻取る布巻取りシャフトと、洗浄布を供給する布供給シ
ャフトと、この布供給シャフトと同軸上に軸装された爪
車と、この爪車と係合、非係合する係止部材と、前記布
巻取シャフトに一方向クラッチで結合されこの巻取りシ
ャフトと同軸上に軸装された被作動部材と、この被作動
部材を作動させ前記布巻取りシャフトに洗浄布を巻き取
ると共に、前記係止部材を作動させ係止部材と前記爪車
とを非係合とする作動部材とからなり、布巻取りシャフ
トの布巻取り用の作動部材を布供給シャフトの回転規制
を解除する作動部材として兼用して、専用の作動部材を
必要としないようにしたので、装置が大型化せず、しか
も単一の作動部材の作動に連動して洗浄布の供給と巻取
りが行われ、このため、動作が連動して円滑な洗浄布の
巻取りおよび引き出し防止の動作が得られる効果があ
る。
【図１】本発明に係る印刷機械のシリンダの洗浄装置を
示し、（ａ）は側面図、（ｂ）は洗浄布の巻取り状態を
示す図である。
示し、（ａ）は側面図、（ｂ）は洗浄布の巻取り状態を
示す図である。
【図２】本発明に係る印刷機械のシリンダの洗浄装置の
動作状態を示し、（ａ）は洗浄布巻取り開始の動作図、
（ｂ）は洗浄布の巻取り完了の動作図である。
動作状態を示し、（ａ）は洗浄布巻取り開始の動作図、
（ｂ）は洗浄布の巻取り完了の動作図である。
２ ゴム胴 ６ 洗浄布 ８ 布供給シャフト １０ 爪車 １４ 布巻取りシャフト １８ 揺動レバー ２０ コロ ２６ アクチュエータ ３０ 係止レバー ３０ｂ カム面
Claims (1)
- 【請求項１】 シリンダの周面に当接し摺動する洗浄布
と、この洗浄布を巻取る布巻取りシャフトと、洗浄布を
供給する布供給シャフトと、この布供給シャフトと同軸
上に軸装された爪車と、この爪車と係合、非係合する係
止部材と、前記布巻取シャフトに一方向クラッチで結合
されこの巻取りシャフトと同軸上に軸装された被作動部
材と、この被作動部材を作動させ前記布巻取りシャフト
に洗浄布を巻き取ると共に、前記係止部材を作動させ係
止部材と前記爪車とを非係合とする作動部材とからなる
ことを特徴とする印刷機械のシリンダ洗浄装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4034052A JP3000535B2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 印刷機械のシリンダ洗浄装置 |
| EP93250032A EP0553947A1 (en) | 1992-01-27 | 1993-01-26 | Printing cylinder/roller cleaning apparatus for printing press |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4034052A JP3000535B2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 印刷機械のシリンダ洗浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05200994A JPH05200994A (ja) | 1993-08-10 |
| JP3000535B2 true JP3000535B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=12403522
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4034052A Expired - Fee Related JP3000535B2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 印刷機械のシリンダ洗浄装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0553947A1 (ja) |
| JP (1) | JP3000535B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0929949A (ja) * | 1995-07-24 | 1997-02-04 | Komori Corp | 印刷機の回転体洗浄装置 |
| DE102004035399A1 (de) * | 2004-07-21 | 2006-02-16 | Technotrans Ag | Vorrichtung zur Reinigung von Oberflächen, insbesondere von Druckmaschinen-Zylindern |
| DE102006050490B3 (de) * | 2006-10-26 | 2007-11-08 | Technotrans Ag | Reinigungsvorrichtung für Druckwalzen |
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