JP3000526B1 - グラインダー - Google Patents

グラインダー

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JP3000526B1
JP3000526B1 JP26103698A JP26103698A JP3000526B1 JP 3000526 B1 JP3000526 B1 JP 3000526B1 JP 26103698 A JP26103698 A JP 26103698A JP 26103698 A JP26103698 A JP 26103698A JP 3000526 B1 JP3000526 B1 JP 3000526B1
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JP
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grinder
attachment
bit
shaft
motor
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JP26103698A
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Inventor
真明 関川
Original Assignee
株式会社丸山技研
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】軽量で取扱いが容易であり、ビットの着脱をき
わめて簡単に行うことができるグラインダーを提供す
る。 【解決手段】円筒状のケース2の内底部に乾電池3a,
3bを収納して形成した電源部3、電源部3に連なるモ
ーター4、モーター4の回転軸5に直結させた筒状シャ
フト6および該筒状シャフト6に着脱可能に保持される
プラスチック、特にポリアミド樹脂(ナイロン)で作ら
れたアタッチメント9ならびにアタッチメント9に保持
されるビット11で構成されたグラインダー1からな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてプラスチ
ック成形品のバリ取りなどに有用なハンディタイプの回
転型グラインダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】プラスチック模型などの工作に使用され
る球形の研削部を先端に形成したビットの軸部を、モー
ターに連結させてなる小型の回転型グラインダーは従来
より知られている。このグラインダーは、モーターの回
転軸に設けたチャック機構によって前記ビットの軸部を
チャックしてビットが抜け出さないように固定して用い
るもので、チャックに対するビットの着脱や交換には専
用の工具を使用するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かゝるグラインダー
は、ビットの着脱や交換に専用の工具を使用してチャッ
クを締め込んだり、緩めたりする必要があるため、その
操作がすこぶる厄介で、この専用の工具が手元に無かっ
たり紛失したりした場合には、グラインダーの使用がで
きなくなるものである。また、緩めたり締め込んだりす
る機能を備えた前記チャック機構が金属製であるため、
必然的に重量のあるものとなり、携帯に不便であり取扱
いも容易ではないという問題がある。本発明の目的は、
かゝる従来のグラインダーの持つ問題を解消して、軽量
で取扱いが容易であり、ビットの着脱をきわめて簡単に
行うことができるグラインダーを提供せんとするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の請求項1は、モーターの回転軸に直結した
筒状シャフトの筒内に、ポリアミド樹脂の成形体からな
筒状アタッチメントを着脱可能に嵌入保持すると共
に、該アタッチメントの筒内に、先端に研削部を有する
ビットの軸部を嵌挿して該ビットを着脱可能に保持し、
前記アタッチメントの先端近傍外周に先端側に向けて傘
状に拡開した研削屑の受部を設けたことを特徴とするグ
ラインダーである。
【0005】請求項2は、前記グラインダーが、乾電池
または充電式電池によってモーターを回転させるペン型
のものであることを特徴とする請求項1記載のグライン
ダーである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のグラインダーにおいて、
筒状シャフトとビットの軸部は、真鍮またはニッケルメ
ッキした鋼材などを使用し、アタッチメントはポリアミ
ド樹脂(ナイロン)製とするものである。
【0007】このグラインダーは、乾電池または充電式
電池を使用した構造とすることによって、電源コードを
必要としないので作業面で有利となる。
【0008】
【作用】本発明のグラインダーは、モーターの回転軸に
装着する筒状シャフトと研削のためのビットを、ポリア
ミド樹脂製のアタッチメントを介して連結することによ
って、ビットの交換のための工具を不要とし、軽量で取
扱を容易なグラインダーとしたものである。このグライ
ンダーは、電源コードを必要としない乾電池または充電
式電池の使用によって、さらに優れた作業性を有する。
【0009】
【実施例】以下、本発明のグラインダーを添付の図面を
引用して説明する。図1は、本発明のグラインダーの一
例を示すもので、クラインダー1は、先端が先細りした
円筒状のケース2の内底部に2個の乾電池3a,3bを
収納して形成した電源部3と、該電源部3に連なるモー
ター4と、モーター4の回転軸5に直結させた筒状シャ
フト6およびこの筒状シャフト6に着脱可能に保持され
るポリアミド樹脂(ナイロン)で作られたアタッチメン
ト9ならびにアタッチメント9に保持されるビット11
とからなるものである。
【0010】筒状シャフト6は、真鍮またはニッケルメ
ッキした鋼材などで作られ、図2および図3で特に明ら
かなとおり、下端部に前記モーター4の回転軸5を嵌入
して保持される装着孔7と、上部にアタッチメント9を
嵌挿するための一定内径の嵌合孔8を設けたもので、装
着孔7にモーター4の回転軸5が嵌入してモーター4に
接続される。
【0011】アタッチメント9は前記筒状シャフト6の
嵌入孔8に嵌入する外径を有する筒体であるが、下端部
は外径をテーパー状に縮小させて筒状シャフト6への嵌
入を容易にしている。一方、このアタッチメント9の内
径は、前記ビット11の軸部12を強制嵌入させること
が出来る程度の内径のものである。アタッチメント9の
ビット11の軸部12を嵌挿する嵌入口の先端近傍の外
周には、先端側に向けて傘状に拡開した研削屑の受部1
0を形成しているものである。このアタッチメント9の
下部は、筒状シャフト6の前記嵌合孔8に嵌入すること
によって筒状シャフト6に取り付けられる。
【0012】ビット11は、球形の研削部13を先端に
有し、この研削部13の下部に設けた軸部12をアタッ
チメント9の筒内に嵌入することによって保持される。
【0013】前記電源部3の2本の乾電池3a,3b
は、ケース2内において、モーター4に接続されて、ケ
ース2の先端部分の外面に設けたタッチスイッチ14
押し続けることによりモーター4の回転軸5が回転し、
押すことを止めると停止するようになっており、モータ
ー4の回転軸5の回転により筒状シャフト6、アタッチ
メント9を介してビット11が所定の回転方向で回転し
て、先端の研削部13でプラスチック模型などの目的と
する対象物のバリ取り、その他の仕上げをきわめて容易
に行うことができる。
【0014】このグラインダー1は、上記のとおり、電
源コードが不要で乾電池による作動であり、また、前記
のとおり、ケース2の先端部分の外面に設けたタッチス
イッチ14で起動停止を行うことができるため、作業性
がきわめて優れており、使い勝手のよいものである。な
お、アタッチメント9に設けた研削屑の受部10は、研
削の際に出る削り屑を受け止めるものである。
【0015】グラインダー1において、アタッチメント
9としてポリアミド樹脂の成形体を使用することによ
り、筒状シャフト6への装着およびビット11の取り付
けがいずれも確実に行われて空回りするようなことがな
く、また、不用意に離脱するようなこともなく、この点
においてもきわめて使い勝手のよいものとなる。
【0016】このポリアミド樹脂(ナイロン)で作られ
たアタッチメント9が優れた威力を発揮する理由は詳ら
かではないが、ポリアミド樹脂の成形体は、大きな強度
と共に優れた弾性を有し、屈曲や摩擦に対して高い抵抗
性を有することによるものと推察される。また、比重が
小さいことによってグラインダーの軽量化に貢献する点
においても優れたものである。
【0017】このグラインダー1は、ビット11の研削
部13の大きさにより径の異なった軸部12を有する他
のビットを使用する場合、アタッチメント9の外径を前
記筒状シャフト6の嵌合孔8の内径に合わせ、内径を前
記の異なった径の軸部に合わせたアタッチメントを用意
しておくことによって、軸径の異なったビットを取り替
えて使用することができるものである。
【0018】
【発明の効果】本発明のグラインダーは、モーターの回
転軸に装着する筒状シャフトと研削のためのビットを
リアミド樹脂製のアタッチメントを介して連結するこ
とによって、ビットの交換を容易とし、かつ交換のため
の工具を不要とした軽量かつ取扱容易なものである。こ
のグラインダーは、電源コードを必要としない乾電池ま
たは充電式電池の使用によって、さらに優れた作業性を
有する。
【0019】本発明のグラインダーは、前記したプラス
チック模型の製作用のほか、木材、アルミダイキャスト
などの彫刻や研削仕上げなどに有利に使用することがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のグラインダーの一例を示す縦断面図で
ある。
【図2】図1のグラインダーの筒状シャフト、アタッチ
メント及びビットの取り付けを示す分解縦断面図であ
る。
【図3】図2における筒状シャフト、アタッチメント及
びビットの組立状態における縦断面図である。
【符号の説明】
1 グラインダー 2 ケース 3 電源部 3a,3b 乾電池 4 モーター 5 回転軸 6 筒状シャフト 7 装着孔 8 嵌合孔 9 アタッチメント 10 受部 11 ビット 12 軸部 13 研削部 14 タッチスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭56−11059(JP,U) 実開 昭57−173950(JP,U) 実開 昭56−89452(JP,U) 実公 昭62−46536(JP,Y2) 実公 昭51−47269(JP,Y2) 実公 昭37−8799(JP,Y1) 実公 昭39−6700(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B24B 23/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モーターの回転軸に直結した筒状シャフ
    トの筒内に、ポリアミド樹脂の成形体からなる筒状
    タッチメントを着脱可能に嵌入保持すると共に、該アタ
    ッチメントの筒内に、先端に研削部を有するビットの軸
    部を嵌挿して該ビットを着脱可能に保持し、前記アタッ
    チメントの先端近傍外周に先端側に向けて傘状に拡開し
    た研削屑の受部を設けたことを特徴とするグラインダ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記グラインダーが、乾電池または充電
    式電池によってモーターを回転させるペン型のものであ
    ることを特徴とする請求項1記載のグラインダー。
JP26103698A 1998-09-01 1998-09-01 グラインダー Expired - Lifetime JP3000526B1 (ja)

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