JP3000520U - ホースクリップ - Google Patents

ホースクリップ

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Publication number
JP3000520U
JP3000520U JP1994001087U JP108794U JP3000520U JP 3000520 U JP3000520 U JP 3000520U JP 1994001087 U JP1994001087 U JP 1994001087U JP 108794 U JP108794 U JP 108794U JP 3000520 U JP3000520 U JP 3000520U
Authority
JP
Japan
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ring
hose
protrusion
slit
window hole
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994001087U
Other languages
English (en)
Inventor
裕一 伊藤
稔 高村
弘美 諫山
Original Assignee
中央発条工業株式会社
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Publication date
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用回数が多くなっても舌部,スリット及び
挿入部の塑性変形が防止され、ホースを効果的に固定可
能とする。 【構成】 リング一端部に、係止用孔を有する舌部3と
折曲部1の突出部4を形成し、円周に沿って延びるスリ
ット5が突出部4まで形成されると共に、リング他端部
には前記係止用孔と係合する突起部6と、該突起部に隣
接し直角に折曲したつまみ部7が形成され、更に突起部
6とつまみ部7に連設してスリット5に挿入される挿入
部8が形成されたホースクリップ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ホースをパイプなどに固定する際に用いるホースクリップに関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のホースクリップとして特公平1−47680号公報に、弾性を有する リング状のホースクリップで、リングの一端部がリングの周面から半径方向外方 に、略90度の角度で突出した突出部と、突出部の外方端からリングの周面に平 行に延びる延長部を具備すると共に、リングの周面に突出部から前記延長部とは 逆方向に延びるようにスリットが形成され、リングの開口部内にホースを固定す るホースクリップで、ホースを固定するときは、リングを開きリングの他端部を 、突出部に当接させて、リングの開口部の径を大きい状態に保持し、ホースを開 口部に挿入した後、延長部を引き上げることにより、リングの他端部と突出部と の当接状態を解除して、リングの弾性によって、ホースを開口部内に固定する如 く構成されたホースクリップが開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに上記特公平1−47680号公報に開示のホースクリップでは、ホー スを固定する毎にリングの他端部を突出部に当接させるため、突出部が経時的に 塑性変形し、当接部が曲面状となり、係合力が低下して、リングの他端部と突出 部との当接状態が容易に解除され易くなり、効果的にホースの固定作業を行うこ とが困難になるという問題があり、更にはリングのスリット部の塑性変形も発生 していた。
【0004】 本考案は、弾性を有するリングから成り、該リングの周の一部に、周方向に延 びるスリットが形成されたホースクリップにおいて、使用回数が多くなってもホ ースを効果的に固定することができるホースクリップを提供することを目的とす るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記本考案の目的は次の如き手段を採用することにより達成される。即ち、上 述した弾性リングの一端部に、外方に突出したくの字状に折曲した係止用窓孔を 持つ舌部を有する突出部が形成されると共に、前記スリットが前記突出部まで形 成されており、前記リングの他端部には、前記スリット内に所定の長さにわたっ て挿入可能な幅に形成された挿入部と、それに連接し、リングの外方に突出した 前記係止用窓孔と係合可能な突起部と、該突起部から折曲したつまみ部が形成さ れたホースクリップである。
【0006】
【作用】
本考案では、係止用窓孔と突起部を係合させることにより、リングを開いた状 態に保持して、ホースをリングの開口部内に挿入し、窓孔を持つ舌部を外方に引 上げることにより、係合を解除して、リングの弾性によってホースをリングの開 口部内に固定する。従って係合部が塑性変形し難い構造とすることが可能となり 、また舌部を引上げることによるリング本体のスリット部の変形も防ぐことがで き、くの字状に曲がった突出部と突起部と隣接したつまみ部により、使用回数が 多くなっても、ホースを効果的に固定することができるものである。
【0007】
【実施例】
以下本考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。 図1は本考案の1実施例を示す斜視図であり、ホースを挿入して固定する前の 係止状態を示す図面、図2は係止状態が解除されてホースが固定された状態を示 す図面、図3はリング両端突出部の側面図である。
【0008】 これらの図面に示すように、リングの一端部にはくの字状折曲部1と係止用窓 孔2を持つ舌部3を有する突出部4が形成され、該突出部からリングの周方向に スリット5が形成されている。 さらに、リングの他端部には、外方に突出し前記係止用窓孔2と係合する突起 部6と、該突起部からリングの周方向に折曲されたつまみ部7が形成され、また 突起部6にはリングのスリット5に挿入部8が連設されている。
【0009】
【考案の効果】
以上説明したように本考案のホースクリップは、弾性を有するリングから構成 され、該リングの周面の一部にスリットが形成されたホースクリップにおいて、 使用回数が多くなってもホースを効果的に固定することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例の斜視図であり、ホースを挿
入固定する前の状態を示すものである。
【図2】本考案の1実施例の要部斜視図であり、ホース
が固定された状態を示すものである。
【図3】リング両端突出部の側面図である。
【符号の説明】
1 くの字状折曲部 2 係止用窓孔 3 舌部 4 突出部 5 スリット 6 突起部 7 つまみ部 8 挿入部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング状に湾曲した弾性帯状部材の一端
    部に長手方向のスリットが形成され、ホース締付時には
    弾性帯状部材の弾性力により、スリット内に弾性帯状部
    材の他端部が挿入され弾性帯状部材の両端部が交差され
    る如き構造のホースクリップにおいて、前記弾性帯状部
    材の一端部に係止用の窓孔を持つ舌部を有し、他端部に
    は該窓孔に係止する突起部が形成されたことを特徴とす
    るホースクリップ。
  2. 【請求項2】 前記舌部と突起部が、前記リングの周面
    より外方に突出し、かつ前記リングの接線方向に折り曲
    げられた係止用の窓孔を持つ舌部を有する一端部と、他
    端部には該窓孔に係止する突起部と、前記係止用窓孔を
    持つ舌部と反対方向に折曲げられたつまみ部を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のホースクリップ。
JP1994001087U 1994-01-28 1994-01-28 ホースクリップ Expired - Lifetime JP3000520U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103206586A (zh) * 2012-01-14 2013-07-17 诺马德国有限责任公司 弹簧带夹

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103206586A (zh) * 2012-01-14 2013-07-17 诺马德国有限责任公司 弹簧带夹
JP2013145048A (ja) * 2012-01-14 2013-07-25 Norma Germany Gmbh ばねバンドクリップ

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