JP3000417U - 陰極スパッタリング装置 - Google Patents

陰極スパッタリング装置

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JP3000417U
JP3000417U JP1994000194U JP19494U JP3000417U JP 3000417 U JP3000417 U JP 3000417U JP 1994000194 U JP1994000194 U JP 1994000194U JP 19494 U JP19494 U JP 19494U JP 3000417 U JP3000417 U JP 3000417U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転確実で信頼性のよく、しかも製造および
運転が安価となるようにする。 【構成】 ターゲット16の、基板13に面したスパッ
タしたい前面が、ほぼ屋根形に延びており、屋根面がタ
ーゲットの軸線A−Aに対して対称的に形成されてお
り、屋根形状が、少なくとも2つ以上の平面によって形
成されており、最も長い2つの平面の前側に形成可能で
ある垂直線が、ターゲット16の前方に共通の交点を有
しており、磁極片1a,4を備えた唯一つの磁石セット
2が使用されており、前記磁極片1a,4の、基板13
に面した端面1b,4aが、斜面を備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、真空プロセス室内でプラズマによって基板上に薄膜を形成するため の陰極スパッタリング装置であって、主として磁石と、磁極片と、陽極と、スパ ッタしたい材料から成る、陰極として形成されたターゲットと、遮蔽装置とが設 けられている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】
基板状に薄膜を形成するため、特にコンパクトディスクに被覆を施すために、 公知先行技術では種々の手段が公知である。
【0003】 たとえばEP0163445には、スパッタ材料から成る第1および第2の陰 極素子を備えた、真空中でスパッタリングするための装置に用いられるターゲッ トセットが開示されている。この場合、第2の陰極素子は第1の陰極素子を取り 囲んでおり、第1および第2の陰極素子のジオメトリは、第1および第2の陰極 素子が真空中に位置している場合に、第1の陰極素子の表面の外側に位置する表 面を備えた第2の陰極素子の放出表面から材料がスパッタされ、しかも第1のタ ーゲット素子が環状の陰極として形成され、第2の陰極素子の初期の放出表面が 円錐台形に形成されるように設定されている。
【0004】 米国特許第4747926号明細書には、同じくマグネトロンスパッタ装置に 使用するための円錐台形のスパッタターゲットが開示されている。このスパッタ ターゲットは、主として2つの表面範囲を備えた一体のターゲットを有している 。両表面範囲はプレーナ基板の中心の範囲に対して平行に延びている。さらに前 記スパッタターゲットは、第1の範囲と第2の範囲とを結合する第3の傾けられ た範囲と、支持プレートと、2つのプラズマを発生させるための異なる直径の磁 界を発生させるための手段とを有している。
【0005】 さらに米国特許第4933064号明細書には、マグネトロン原理によるスパ ッタ陰極が開示されている。このスパッタ陰極は、少なくとも2つの一貫して延 びる同心的な突起を備えたターゲットを備えている。前記突起の壁面はスパッタ 面に対して垂直に延びている。さらに永久磁石システムが設けられており、この 永久磁石システムは軟磁性磁極片を備えており、この磁極片の磁極面から磁界線 がスパッタ面に交差する。
【0006】 上記公知の構成は全て次のような欠点を持っている。すなわち、上記公知の構 成は第1にスパッタ電流の給電のために比較的高い電気接続出力を必要とし、第 2にスパッタリング時に不満足な効率しか得られず、つまり基板ではなくシール ド部や遮蔽部に過多のターゲット材料が沈積され、第3に陰極の機械的構成に極 めて大きな手間がかかり、第4にスパッタ電流の給電(SSV)の、アークに基 づく故障発生率が過大であり、ひいてはSSVの頻繁な遮断が生じてしまう。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の課題は、冒頭で述べた形式の陰極スパッタリング装置を改良して、上 記欠点が最小限に抑えられるか、もしくは排除され、運転確実で信頼性のよく、 しかも製造および運転が安価となるような陰極スパッタリング装置を提供するこ とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本考案の構成では、 イ)ターゲットの、基板に面したスパッタしたい前面が、ほぼ屋根形に延びて おり、屋根面がターゲットの軸線に対して対称的に形成されており、屋根形状が 、少なくとも2つ以上の平面によって形成されており、最も長い2つの平面の前 側に形成可能である垂直線が、ターゲットの前方に共通の交点を有しており、 ロ)磁極片を備えた唯一つの磁石セットが使用されており、 ハ)前記磁極片の、基板に面した端面が、斜面を備えているようにした。
【0009】
【考案の効果】
本考案によれば、次のような利点が得られる。すなわち、選択されたターゲ ットジオメトリに基づき、収束するスパッタ方向が得られる。これにより、基板 上に沈積する粒子の割合が高められ、周辺の構成部分に衝突する割合が減じられ 、ひいては効率が測定可能に高められる。
【0010】 ターゲット表面の屋根形の屈曲部に基づき、この屈曲部には、電子の静電封入 が得られ、ひいては第1のプラズマのための点弧条件も満たされる。
【0011】 この「屈曲部」に基づき、ターゲット側縁(中間磁極ターゲット/ZPT陰極 により公知)を不要にすることができる。これによって、全ターゲット面が有効 スパッタリング面として有効となり、もはやターゲット表面の部分的被覆の危険 は生じないので有利である。
【0012】 ターゲットを跨ぐ磁界線の構成に基づき、第1のプラズマに加えて、二次プラ ズマを発生させることができる。この二次プラズマはプラズマリングとして第1 のプラズマリングに対して同心的に形成されて、ターゲット浸食断面の拡幅を生 ぜしめる。
【0013】 ターゲット寿命を高めて、十分に浸食されたターゲットにおいてスパッタ出力 を小さく保持するためには、形成される浸食断面が深さに比べてできるだけ広幅 に形成されると望ましい。この理由から、非磁性材料から成る環状の薄板が、タ ーゲットとヨークとの間に、ダークスペース間隔を維持して設けられる。これに より、磁極片から垂直に出る磁界がその強度の点でターゲット表面に対して均一 化され、このことは、広幅の浸食溝の形成をもたらす。
【0014】 磁極片が斜めに面取りされることに基づき、磁界線は規定の角度でターゲット 表面に交差し、この角度はたいてい、たとえばZPTの場合とは異なり平行では ない。この傾斜に基づき、電子は主として新しい(浸食されていない)ターゲッ トの場合にだけ、ターゲット表面近傍で磁気影響によって保持される(ターゲッ ト中心の方向への電子の収束)。
【0015】 ターゲット浸食が増大するにつれて、スパッタ過程は主として平行な磁界線に よって影響を与えられ、広幅な浸食断面が生じる。ターゲットの外径には、浸食 が進行するにつれて、電子の静電封入を生ぜしめる「ターゲット壁」が形成され る。
【0016】 同じく本考案の有利な構成では、全磁界を発生させるために、等しく方向付け られた磁極を有する唯一つの磁石セットしか使用されていない。仮想対極は、付 加的な磁石を必要とすることなく陰極中心に自動的に形成される。磁界強度およ び磁界構造は、磁極片と磁石との間の軸方向間隔の最適化もしくは適合によって 変化させることができる。このように磁石を環境周囲に配置することは有利であ る。すなわち、これにより陰極電位(ターゲット)とヨーク電位との間のフラッ シュオーバが減じられる。なぜならば、陰極電位近傍における真空中の磁石は、 多くの散乱磁界や中空室に基づき頻繁のフラッシュオーバ源となるからである。
【0017】 本考案の実施例では、主として本来の陽極リングとシールドリングとから成る 陽極もしくは陽極電位に接続された構成部分が形成される。この陽極はプロセス 室の一部として電気的に絶縁されていて、また環境周囲側に配置された冷却通路 によってしか冷却されないので、陽極冷却のためには、真空室内部における冷却 媒体循環路が不要となるので有利である。
【0018】 さらに、陽極リングおよびシールドリングは、スパッタリング過程時にシール ドリングだけしか被覆されず、陽極リングは影響を受けないように構成されてい ると有利である。シールドリングは交換可能となる。
【0019】 スパッタ電流の供給のために必要となる電気的な接続出力は、相応して低減さ せることができる。これまで約30kWを必要としていた実験設備において、本 考案による構成では、半分の出力、つまり約15kWで十分となる。
【0020】 特に小さな基板、たとえばCD基板を被覆するような場合に最も多く使用され るターゲット材料は、AlおよびAlCu合金である。本考案によれば、互いに 異なるターゲット材料を反応性スパッタリングするための使用も考えられる。
【0021】
【実施例】
以下に、本考案の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0022】 回転軸線A−Aの方向に配置された中心の磁極片1aを備えた、ほぼ円板形の ヨーク1(図1)は、その内面に環状磁石2を備えている。規定された軸方向の 間隔3を介して、環状磁石2と、ほぼ中空円筒状の磁極片4とが続いている。磁 極片4は斜めに面取りされた端面4aを備えており、この場合、この斜面は回転 軸線A−Aに向けられている。磁極片4は、非磁性材料から成る半径方向内側に 位置する薄板リング5に支持されている。
【0023】 2つの絶縁リング6,7の間には、冷却通路8aを備えた環状の陽極8が設け られている。この陽極8には、半径方向でシールドリング9が続いている。軸方 向において、陽極8は真空プロセス室11の室壁10と結合されている。基板1 3の内縁部をカバーするためには、中心マスク14が設けられており、この中心 マスク14は中心の磁極片1aに結合されている。
【0024】 薄板として形成されたシールドリング9と中心マスク14とによって、環状の 開口15が形成される。この開口15によって、被覆を施したい円板形の基板1 3が位置決めされている。
【0025】 スパッタしたいターゲット16は、回転軸線A−Aに対して同心的に設けられ ていて、冷却可能なベースプレート17を介してヨーク1に結合されている。タ ーゲット16は、基板13の方向を向いたその表面に屈曲部を有している。この 屈曲部は、半径方向内側に位置して、基板表面に対して平行に延びる環状の範囲 16aと、この範囲に直接続く半径方向外側に位置して、内方に傾けられた表面 を有する範囲16bとによって形成される。
【0026】 これによって、この範囲16bからスパッタされたターゲット材料は基板13 に向かって収束される。主スパッタリング方向は2つの線18,19によって示 される。両線18,19は外側の範囲16bの表面にほぼ垂直に位置していて、 回転軸線A−Aに向けられている。
【0027】 ターゲット16を半径方向で取り囲む構成部分4,5,6,7,8はそれぞれ シールリング20,20′、20′′...に互いに真空密に結合されていて、 室壁10およびヨーク1と共に、ターゲット16を取り囲む1つの真空室を形成 している。これにより、環状磁石2を環境周囲に配置し、陽極8の冷却を環境周 囲側から行なうことが可能となる。
【0028】 図2には、本考案による陰極スパッタリング装置の作用原理を説明するために 必要となる、図1に既に図示した構成要素の一部が示されている。
【0029】 ヨーク1と磁極片1aは、強磁性材料から製造されている。唯一つの環状磁石 2は全磁界21を形成するために働く。この場合、磁極片1aは、付加的な磁石 を必要とすることなく自動的に仮想対極として形成される。磁界21の磁力線は 第1に、磁極片4の端面4aから出て、ターゲット16の前方をアーチ状に延び て磁極片1aの端面1bに進入する。第2に、磁界21の磁力線の一部は側方で 磁極片4から出て、ターゲット16をほぼ直線状に通過して、再び側方で磁極片 1aに進入する。
【0030】 磁極片1a,4の端面1b,4aを斜めに面取りすることにより、磁界21の 磁力線はターゲット表面に対して規定の角度で延びる。この経過はターゲット表 面近傍における電子の静電封入を生ぜしめる。このような静電封入は、陰極スパ ッタリング過程のための点弧条件を得るために必要となる。この条件は、まずタ ーゲット16の内側の範囲16aと、傾斜した外側の範囲16bとの間の屈曲部 に与えられているので、この場所ではまず第1のプラズマリング22が形成され る。
【0031】 磁界21の図示の構成では、磁界21の磁力線のゼロ通過が、ほぼターゲット 表面の斜めに面取りされた範囲16bの半径方向内側に位置する第1の半部に位 置しているので、この場所では第2のプラズマリング23が形成される。
【0032】 磁界21の強さおよび構造は環状磁石2と磁極片4との間の間隔3の変化によ って調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による陰極スパッタリング装置の断面図
である。
【図2】図1に示した陰極スパッタリング装置の一部を
磁界線経過と共に示す断面図である。
【符号の説明】
1 ヨーク、 1a 磁極片、 1b 端面、 2 環
状磁石、 3 間隔、4 磁極片、 4a 端面、 5
薄板リング、 6,7 絶縁リング、 8陽極、 8
a 冷却通路、 9 シールドリング、 10 室壁、
11 真空プロセス室、 13 基板、 14 中心
マスク、 15 開口、 16 ターゲット、 16
a,16b 範囲、 17 ベースプレート、 18,
19線、 20,20′,20′′ シールリング、
21 全磁界、 22,23プラズマリング、 24
リング、 25 スパッタ溝

Claims (28)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空プロセス室(11)内でプラズマ
    (22)によって基板(13)上に薄膜を形成するため
    の陰極スパッタリング装置であって、主として磁石と、
    磁極片と、陽極と、スパッタしたい材料から成る、陰極
    として形成されたターゲットと、遮蔽装置とが設けられ
    ている形式のものにおいて、 イ)ターゲット(16)の、基板(13)に面したスパ
    ッタしたい前面が、ほぼ屋根形に延びており、屋根面が
    ターゲットの軸線(A−A)に対して対称的に形成され
    ており、屋根形状が、少なくとも2つ以上の平面によっ
    て形成されており、最も長い2つの平面の前側に形成可
    能である垂直線が、ターゲット(16)の前方に共通の
    交点を有しており、 ロ)磁極片(1a,4)を備えた唯一つの磁石セット
    (2)が使用されており、 ハ)前記磁極片(1a,4)の、基板(13)に面した
    端面(1b,4a)が、斜面を備えていることを特徴と
    する、陰極スパッタリング装置。
  2. 【請求項2】 陰極配置が軸線(A−A)に対して回転
    対称的である、請求項1記載の陰極スパッタリング装
    置。
  3. 【請求項3】 磁石セット(2)が、同一方向に向けら
    れた個別磁石から成っている、請求項1記載の陰極スパ
    ッタリング装置。
  4. 【請求項4】 磁石セット(2)がターゲット(16)
    を半径方向で取り囲んでいて、真空プロセス室(11)
    の環境周囲側に配置されている、請求項1記載の陰極ス
    パッタリング装置。
  5. 【請求項5】 環状磁石(2)と磁極片(4)との間
    に、軸線A−Aの方向で間隔(3)が設けられている、
    請求項1記載の陰極スパッタリング装置。
  6. 【請求項6】 前記間隔(3)が調節可能である、請求
    項5記載の陰極スパッタリング装置。
  7. 【請求項7】 未使用の新しいターゲット(16)の半
    径方向外側の前縁部が、磁極片(4)の半径方向内側の
    前縁部を基板(13)の方向で間隔(B)だけ越えて延
    びている、請求項1記載の陰極スパッタリング装置。
  8. 【請求項8】 中心に配置されたターゲット(16)
    と、該ターゲットを取り囲む磁極片(4)との間に、非
    磁性材料から成るリング(5)が設けられている、請求
    項1記載の陰極スパッタリング装置。
  9. 【請求項9】 中心に配置された磁極片(1a)と、該
    磁極片(1a)を取り囲むターゲット(16)との間
    に、非磁性材料から成るリング(24)が設けられてい
    る、請求項1記載の陰極スパッタリング装置。
  10. 【請求項10】 前記リング(5,24)が、それぞれ
    ターゲット(16)に対してダークスペース間隔で配置
    されている、請求項8または9記載の陰極スパッタリン
    グ装置。
  11. 【請求項11】 ターゲット(16)を取り囲む構成部
    分であるヨーク(1)とリング(5)と磁極片(4)と
    陽極(8)と絶縁リング(6,7)と室壁(10)と
    が、それぞれ隣接する構成部分に真空密に結合されてい
    る、請求項1記載の陰極スパッタリング装置。
  12. 【請求項12】 ターゲット(16)を取り囲む構成部
    分であるヨーク(1)とリング(5)と磁極片(4)と
    陽極(8)と絶縁リング(6,7)と室壁(10)との
    間に、各1つのシールリング(20,20′)が組み付
    けられている、請求項11記載の陰極スパッタリング装
    置。
  13. 【請求項13】 ターゲット(16)を取り囲む構成部
    分であるヨーク(1)とリング(5)と磁極片(4)と
    絶縁リング(6,7)と陽極(8)と室壁(10)と
    が、互いに摩擦接続的に結合されている、請求項1記載
    の陰極スパッタリング装置。
  14. 【請求項14】 陽極(8)の半径方向外側に位置する
    範囲に、冷却通路(8a)が設けられている、請求項1
    記載の陰極スパッタリング装置。
  15. 【請求項15】 陽極(8)の半径方向外側の範囲が、
    大気圧下にあって、この場所でのみ冷却されている、請
    求項14記載の陰極スパッタリング装置。
  16. 【請求項16】 陽極(8)が、シールドリング(9)
    に直接結合されている、請求項1記載の陰極スパッタリ
    ング装置。
  17. 【請求項17】 シールリング(9)を備えた陽極
    (8)が、ターゲット(16)に対してダークスペース
    間隔で配置されている、請求項1記載の陰極スパッタリ
    ング装置。
  18. 【請求項18】 磁極片(4)とリング(5)と磁石セ
    ット(2)とヨーク(1)と磁極片(1a)とリング
    (24)とが、陽極電位に接続されている、請求項1記
    載の陰極スパッタリング装置。
  19. 【請求項19】 シールドリング(9)と中心マスク
    (14)とが、電気的に変動する電位に接続されてい
    る、請求項1記載の陰極スパッタリング装置。
  20. 【請求項20】 被覆を施したい基板(13)が、扁平
    でかつ円板形に形成されている、請求項1記載の陰極ス
    パッタリング装置。
  21. 【請求項21】 第1のプラズマ(22)が、ターゲッ
    ト前面に位置する屋根形の屈曲部における静電封入によ
    って形成されるようになっている、請求項1記載の陰極
    スパッタリング装置。
  22. 【請求項22】 磁極片(4)から出る磁界(21)の
    磁力線がターゲット(16)の前面をアーチ状に跨っ
    て、中心に配置された磁極片(1a)の端面に進入する
    ように磁極片(4)の端面(4a)の斜面が形成されて
    いる、請求項1記載の陰極スパッタリング装置。
  23. 【請求項23】 垂直に投影された磁界(21)がター
    ゲット(16)の外側の範囲(16b)の屋根形の平面
    に衝突するように磁界(21)が形成されている、請求
    項1記載の陰極スパッタリング装置。
  24. 【請求項24】 前記屋根形の平面に対する投影された
    磁界(21)の衝突個所に、第2のプラズマ(23)が
    形成可能である、請求項1から23までのいずれか1項
    記載の陰極スパッタリング装置。
  25. 【請求項25】 前記両プラズマ(22,23)がリン
    グ形である、請求項1記載の陰極スパッタリング装置。
  26. 【請求項26】 第2のプラズマ(23)が、第1のプ
    ラズマ(22)に対して所定の間隔(C)をおいて形成
    されるようになっている、請求項1記載の陰極スパッタ
    リング装置。
  27. 【請求項27】 ターゲット前面に対するプラズマ強度
    の分布が2つの最大値で得られるように前記間隔(C)
    が設定されている、請求項26記載の陰極スパッタリン
    グ装置。
  28. 【請求項28】 互いに間隔を置いて形成された2つの
    プラズマ(22,23)によって、横断面広幅の溝輪郭
    を備えたスパッタ溝(25)が形成されるようになって
    いる、請求項27記載の陰極スパッタリング装置。
JP1994000194U 1992-01-29 1994-01-25 陰極スパッタリング装置 Expired - Lifetime JP3000417U (ja)

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