JP3000226U - 磁石玉つき復元式指圧具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 手指で握る、ゆるめるの動作により、磁石と
玉で掌全体の健康促進ツボを刺激し、血行を良くして老
化を防ぎ、握力を強化することに役立たせる。 【構成】 握つて弾力性のある復元性ボール１の表面
に、磁石２をつけた玉３複数個を接着した、磁石玉つき
復元式指圧具である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、握力の強化促進と、掌のツボ刺激による健康増進のため、握つて 弾力性と復元性のあるボールの表面に、複数個の磁石つき指圧玉をつけた、磁石 玉つき復元式指圧具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、合成ゴムなどで凸状をもつた、平面状の指圧具はあつた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があつた。 （イ）用具が平面状のため、握つて掌のなかでの使用ができず、握力の強化促 進には効果がなかつた。 （ロ）用具が平面状のため、掌全体のツボ刺激が難しかつた。 （ハ）用具に柔軟性や弾力性がないため、弱つた手指の症状の人たちや、健康 増進のために使う人たちの必要度合いに、適切に対応できなかつた。 （ニ）用具に磁石のもつ血行促進の効能を加えたものがなかつた。 本考案は、これらの欠点を除き、健康増進具としての効果を高めるために考案 されたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

握つて弾力性がある復元性ボール（１）の表面複数個所の凹状（４）に、磁石 （２）つきの複数個の玉（３）を接着した。 本考案は、以上のような構成からなる磁石玉つき復元式指圧具である。

【０００５】

【作用】

磁石（２）のついた複数個の玉（３）を、握つて弾力性がある復元性ボール（ １）の表面複数個所の凹状（４）に接着した磁石玉つき復元式指圧具を、手指の 状態や必要の度合いに応じて握つたり、ゆるめたりの動作を繰り返して使用する 。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。 握る、ゆるめるの手指の動作にすぐに順応する、弾力性と復元性のあるテニス ボールほどの大きさのスポンジ、またはゴムなどの復元性ボール（１）の表面複 数個所の凹状（４）に、磁束密度の高い磁石（２）を入れた８ミリほどの大きさ の複数個の玉（３）を接着した。 本案は以上のような構造で、これを使用するときは、磁石（２）つきの玉（３ ）を接着した復元性ボール（１）を手指や掌のなかで握り、またゆるめたりの動 作を繰り返す。

【０００７】

【考案の効果】

磁束密度の高い磁石（２）は血行を良くし、身体の諸老化を防ぐなど、健康増 進のための効能があり、玉（３）の球状の凸部は掌全体の健康ツボを心地好く、 有効に刺激する。 また、使う人の手指の状態や握力の強弱に順応して使える、弾力性のある復元 性ボール（１）は、テニスボールほどの大きさで球形のため携行も容易で、いつ どこででも、手軽に何度でも使用できる便利さがある。 こうした、磁石（２）と、玉（３）、復元性ボール（１）の相乗効果により、 体内エネルギーの流れを促進させ、機能の低下した握力を無理なく回復させ、老 化の防止に役立つと同時に、頭痛、肩こり、不眠、目の疲れなどの、身体の諸不 調を快復させる効果がある。 本考案は、使う人の手指の状態、握力強化の必要度に対応して、復元性ボール （１）を、握つて弾力の強いもの、弱いものと、複数種ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の正面図である。

【図２】本考案の一部を示す断面図である。

【図３】本考案の一部の正面図である。

【符号の説明】

１ 復元性ボール ２ 磁石 ３ 玉 ４ 凹状

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 復元性ボール（１）の表面に、磁石
   （２）のつく複数個の玉（３）を装着した磁石玉つき復
   元式指圧具。