JP2997788B2 - 内視鏡システム - Google Patents

内視鏡システム

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JP2997788B2
JP2997788B2 JP3004026A JP402691A JP2997788B2 JP 2997788 B2 JP2997788 B2 JP 2997788B2 JP 3004026 A JP3004026 A JP 3004026A JP 402691 A JP402691 A JP 402691A JP 2997788 B2 JP2997788 B2 JP 2997788B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡用各種装置の電
源のオン/オフや内視鏡室の照明の制御を集中的に制御
する内視鏡システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、体腔内に細長の挿入部を挿入する
ことにより、体腔内臓器を観察したり、必要に応じて処
置具チャンネル内に挿通した処置具を用いて各種治療処
置のできる内視鏡が広く利用されている。また、挿入部
の先端部にCCD等の個体撮像素子を設けた電子内視鏡
も使用されている。
【0003】ところで、内視鏡を使用したシステム、い
わゆる内視鏡システムは、内視鏡を介して被検体へ照明
光を供給するための光源装置、内視鏡からの画像信号を
処理する内視鏡観察装置、内視鏡からの光学像を撮影す
る自動撮影装置、あるいは、被検部位を焼灼して治療を
行う焼灼止血装置、及びそのための焼灼電源装置等、多
様な装置があり、これらの装置を目的に合わせて組み合
わせて構成されている。これらの装置は、各装置毎に電
源用のスイッチが設けられ、こうした電源スイッチの0
N/OFFは、必要に応じて装置毎に個別に行われてい
た。また、内視鏡の近くに備えられて被検者を照らすた
めの照明すなわち、内視鏡用の照明、あるいは、室内照
明等の0N/OFFも個別のスイッチにより行われてい
た。特に、室内照明のスイッチは、壁に設けられてお
り、また必要に応じて照明光の光量を調節する場合で
も、逐時、壁に設けられた光量調節用ボリュームの摘み
を加減するために、使用者が移動しなければならなかっ
た。そして、内視鏡の使用目的は、医療という性格から
も被検者の治療や病状の確認が中心であり、例えば使用
済みの装置、あるいは、使用の必要が生じた装置等に対
して、装置の電源用スイッチを個別に0N/OFFする
のは煩瑣であり、使用しなくても電源を0Nのままにし
て置くことが多かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の内視鏡システムでは、使用しない装置があった場合、
装置毎に個別に電源用スイッチを切ったり、あるいは、
操作が煩瑣なために電源を付けっ放しにすることも多く
消費電力が無駄にかかってしまうということがあった。
特に、内視鏡と組み合わせて使用される電気機器の中に
は、内視鏡による検査を行っているときと、行っていな
いときとで動作を切り換える必要のあるものがあり、こ
の動作の切り換えが操作者にとって非常に煩わしいもの
であった
【0005】本発明は、上記課題に鑑み、内視鏡と組み
合わせて使用される電気機器の動作状態を、内視鏡によ
る検査を行っているか否かに応じて変更することのでき
る内視鏡システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による内視鏡シス
テムは、被検対象の内部に挿入可能な内視鏡と前記被
検対象の内部を撮像して撮像信号を出力する撮像手段
前記内視鏡と組み合わせて使用される電気機器と
前記撮像手段から出力された前記撮像信号と前記内視鏡
による検査が行われているか否かの基準を示す基準値と
を比較し前記内視鏡による検査が行われているか否かを
判定する判定手段と前記判定手段により前記内視鏡に
よる検査が行われていると判断されたときには前記電気
機器の動作状態を変更する制御手段とを有することを特
徴とする
【0007】
【作用】本発明では撮像手段から出力された撮像信号
と、内視鏡による検査が行われているか否かの基準を示
す基準値とに基づき、判定手段により前記内視鏡による
検査が行われていると判断されたときには、制御手段に
より、内視鏡と組み合わせて使用される電気機器の動作
状態が変更される。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1及び図2は本発明の第1実施例に係り、図1
は内視鏡システムの概略的な全体構成図、図2は図1に
示すシステムの集中操作パネルの正面図である。
【0009】図1に示す内視鏡システム1は、四つの装
置2A,2B,2C,2D(以下、代表して装置2と記
す場合もある)を有すると共に、この四つの装置の電源
のオン/オフを制御するものである。尚、前記装置2
は、四つに限らず目的に応じて任意の台数を設けても良
い。
【0010】この内視鏡システム1は、前記装置2A,
2B,2C,2Dへ例えば、交流(A.C.100V)を供給す
る電源3と、装置2A,2B,2C,2Dへ供給する電
源3のオン/オフを集中的に制御し、使用者の手元側近
傍に設けられた制御手段としての集中操作パネル4と、
集中操作パネルが出力するオン/オフ情報を受け、オン
/オフ指示信号を出力する制御用コンピュ−タ5と、こ
の制御用コンピュ−タ5の出力するオン/オフ指示信号
をシリアル信号に変換する例えばRS232C等のシリ
アルインターフェースであるインタ−フェ−ス・ポート
(以下、シリアルI/Fと記す)6と、このシリアルI
/F6からのシリアル指示信号を受けて、前記装置2
A,2B,2C,2Dに供給する電源のオン/オフを行
う電源切り換え装置7とを備えている。
【0011】前記電源切り換え装置7は、シリアルI/
F6が出力するシリアル指示信号の処理を行うCPU8
と、CPU8が出力する四つの指示信号をパラレルに出
力するパラレルインタ−フェ−ス・ポート(以下、パラ
レルI/Fと記す)9と、パラレルI/F9が出力する
四つのパラレル指示信号を増幅するアンプ(Amp)1
0A,10B,10C,10D(以下、代表してアンプ
10と記す場合もある)と、アンプ10が出力する四つ
の出力信号に応じて、それぞれ接点のオン/オフを行う
電磁リレー11A,11B,11C,11D(以下、代
表して電磁リレー11と記す場合もある)とを備えてい
る。
【0012】また、前記装置2は、例えば図示しないフ
ァイバー式内視鏡に電源を供給する内視鏡用光源装置、
ファイバー式内視鏡からの観察光学像を撮影する自動撮
影装置、経内視鏡的に用いられて被検部の止血治療を行
うための焼灼止血装置、また焼灼止血装置用の焼灼電源
装置等から構成され、使用目的、あるいは使用する内視
鏡(例えば電子内視鏡等)に応じて装置の数及び種類
は、適時組み合わせて用いられる。そして、装置2の数
に合わせて、アンプ10及び電磁リレー11は、その数
量を増減させれば良い。
【0013】さらに、図2に示すように、前記集中操作
パネル4は、前記装置2A,2B,2C,2Dのオン/
オフを行うためのスイッチ4a,4b,4c,4dと、
このスイッチ4a,4b,4c,4dに対応して、装置
2A,2B,2C,2Dのオン/オフ状態を表示する表
示ランプ4g,4h,4i,4jとを備えている。尚、
この集中操作パネル4は、モニタ画面上に形成された公
知のタッチパネルスイッチでもよく、また、前記スイッ
チ及び表示ランプの代わりに、汎用性の高いキーボード
及びモニタにより構成しても良い。
【0014】この構成で、集中操作パネル4の例えば、
スイッチ4a,4cをオンすると、制御コンピュ−タ
5、シリアルI/F6、CPU8、及びパラレルI/F
9を介して、アンプ10A,10Cへ“オン”の指示信
号が出力され、電磁リレー11A,11Bの接点がオン
する。そして、装置2A,2Cには、電源3より交流1
00Vが供給されオン状態になると共に、集中操作パネ
ル4の表示ランプ4g,4iが点灯(図2の斜線で示
す)して、装置2A,2Cがオン状態であることを表示
する。
【0015】本実施例では、この集中操作パネル4が、
使用者が内視鏡を操作する近傍に設けられた内視鏡シス
テム1と一体(または別体)に設けられているので、随
時装置2のオン/オフを装置毎に行う必要もなく、手間
を要せずに装置のオン/オフの集中的な操作を行うこと
ができる。また、使用者にとって、個別に装置のオン/
オフを行う煩雑さが解消され、装置のオフも容易に手元
側で操作できるので、使用しない装置を付けっぱなしに
して、無駄な消費電力がかかることを防止することがで
きる。
【0016】図3ないし図5、及び図12ないし図15
は、本発明の第2実施例に係り、図3は内視鏡システム
及び内視鏡室内を示す説明図、図4は内視鏡システムの
概略的な全体構成図、図5は内視鏡システムの動作を示
す説明図、図12は内視鏡システムの外観図、図13
(a)は内視鏡収納ホルダを示す説明図、図13(b)
は内視鏡収納ホルダの断面図、図14は図12に示すも
のと異なる内視鏡収納ホルダを有する内視鏡システム収
納ラックの外観図、図15は図14に示す内視鏡システ
ムの内視鏡ホルダの外観図である。
【0017】図3及び図4に示す内視鏡システム13
は、電子内視鏡14を接続して内視鏡画像を得るための
システムであって、内視鏡室内に設けられると共に、内
視鏡システム用照明15A,15Bも併わせて制御する
ものである。
【0018】図3に示すように、電子内視鏡室内には、
前記内視鏡システム用照明15A,15Bの他に、内視
鏡システム13の電源装置等を収納した内視鏡システム
収納ラック16と、被検体を載置するための検査用ベッ
ド17と、前記内視鏡用照明15A,15B等を保持す
るためのスタンド18と、スタンド18に回動自在に保
持されたモニタ19とが備えられている。
【0019】図12ないし図13には、前記内視鏡シス
テム収納ラック16の外観の一例を示している。この内
視鏡システム収納ラック16は、後述する内視鏡用光源
装置及びビデオプロセッサ等を収納すると共に、第1実
施例で示した様に各装置の供給する電源のオン/オを制
御する集中操作パネル4を上端部手元側に有している。
また、内視鏡システム収納ラック16は、その上部に、
清浄な内視鏡を載置するための着脱自在な内視鏡用トレ
イ50、及び内視鏡検査に必要な処置具その他の小物を
置くための着脱自在な小物用トレイ51a,51bを備
える一方、その側部には内視鏡と内視鏡用光源装置及び
ビデオプロセッサとを接続するための各レセプタクル5
2a,52b、不浄内視鏡を収納する内視鏡ホルダ53
を着脱自在に保持するために、開閉自在に取り付けられ
た内視鏡用バスケット54、及び不浄内視鏡を保持する
ための内視鏡用フック55を設けている。
【0020】図13(a),(b)に示すように、前記
内視鏡用バスケット54は、その下端部に回動自在とし
た軸54aを軸着し、その上端部に引き出し用のフック
54bを突設し、この内視鏡用バスケット54を閉じた
ときにロックするため、後端部側にロック機構54cを
有している。また、前記内視鏡用ホルダ53は、内部側
面に突設するフック53a,53bを有する一方、紙製
またはビニール製の複数枚数のディスポ袋56をこの袋
フック53a,53bに吊り下げて、収納するようにな
っている。このディスポ袋56のうち一つは、内視鏡用
ホルダ53の中にあって、常に内視鏡を容易に収納でき
るように袋フック53a及び53bに掛け渡されて開口
し、他は次回使用分として袋フック53b側に収納され
ている。
【0021】図14及び図15には、図13に示す内視
鏡用バスケット54と異なる例を示し、この内視鏡用バ
スケット57は、内視鏡システム用収納ラック16の側
部に設けた回動自在な軸57aを有し、口型状のフレー
ム57bを前記軸57aに連設する一方、このフレーム
57bに着脱自在に嵌合できるバスケット本体57cを
有している。このバスケット本体57cは、その開口部
の両側部に固定フック57d,57dを突設すると共
に、フレーム57bに掛け渡してバスケット本体57c
を保持するようになっている。この固定フック57d,
57dの孔には、バスケット本体57cに収納され、か
つ不浄内視鏡を収納するビニール製の内視鏡収納袋58
を挟み込んで固定するピン57e,57eを設けてい
る。
【0022】不浄内視鏡は、内視鏡用収納袋58また
は、ディスポ袋56へ収納され、使用者の手を汚さずに
運べて、洗浄室で洗浄できる。
【0023】図4に示すように、内視鏡システム13
は、先端部14Aに図示しない体撮像素子を内設して
被検体26を観察する前記電子内視鏡14と、この電子
内視鏡14へ照明光を供給するための内視鏡用光源装置
20と、電子内視鏡14の体撮像素子が出力する電気
信号を処理し、レッド(R),グリーン(G),ブルー
(B)の各色信号を出力すると共に、前記内視鏡用光源
装置20内にある図示しない絞りを調整して最適な光量
を保つ自動調光機能を有するビデオプロセッサ21と、
ビデオプロセッサ21からのR,G,Bの各コンポジッ
ト信号を増幅するアンプ22A,22B,22Cを有す
る映像信号分配器22と、この映像信号分配22の三
つの増幅器からの信号を受けて内視鏡画像を表示する前
記モニタ18と、映像信号分配22の三つの増幅器か
らの信号を受けて、内視鏡14が検査中または非検査中
であるかを判別する制御手段としての色相検出装置23
と、この色相検出装置23の出力信号に応じて、接点2
4Aをオン/オフさせる電磁リレー24と、前記接点2
4Aと並列に接続されて、手動により前記内視鏡システ
ム用照明15A,15Bをオン/オフするための照明用
スイッチ25とを備え、前記内視鏡システム用照明15
A,15Bに供給される電源(例えばA.C.100V)をオン
/オフするようになっている。
【0024】前記色相検出装置23は、映像信号分配器
22の三つの増幅器が出力するR,G,Bの各色信号を
それぞれデジタル信号に変換して出力するデジタル/ア
ナログ(A/D)変換器23A,23B,23Cと、A
/D変換器23A,23B,23Cが出力する各デジタ
ル信号を入力して、内視鏡14が検査中または非検査中
であるか判別するCPU23Dと、CPU25の出力信
号を増幅するアンプ(Amp)23Eとを備え、非検査
中のときにアンプ23Eが信号を出力し、前記電磁リレ
ー24のソレノイド23Bが働き、接点23Aがオンす
るようになっている。
【0025】図5を参照し、本実施例の作用について説
明する。図5(a)に示すように、内視鏡14が被検体
26の体腔内へ挿入され、検査中の場合、被検体26の
体腔内は、G,Bの各色成分に比較してRの色成分が強
く、レベルが高くなるという特性を有する。従って、A
/D変換器23Cの出力するR信号のレベルが高く、A
/D変換器23A,23Bの出力レベルは低くなり、C
PU23Dは、設定された判定条件に従い内視鏡14の
(通常)検査中と判定し、アンプ23Eを介して、電磁
リレー24の接点24Aをオフにする。そして、内視鏡
システム15A,15Bは、消灯される。
【0026】次に、図5(b)に示すように、内視鏡1
4の先端部14Aが被検体26へ近づきすぎた場合、ビ
デオプロセッサ21の自動調光機能が働いて前記絞りが
絞り込まれるまでの間、白いハレーション状態が一時続
くことになる。このとき、A/D23A,23B,23
Cは全てある一定の高いレベルを有し、CPU23D
は、内視鏡14の検査中と判定し、内視鏡システム用照
明15A,15Bは消灯する。
【0027】一方、図5(c)に示すように、被検体2
6から内視鏡14を抜去しとた状態にある場合、Rの色
成分は、急激に減少し、G,Bの各色成分と同じ低いレ
ベルになる。従って、CPU23Dは、判定条件により
非検査中と判定し、アンプ23Eを介して、電磁リレー
24の接点24Aをオンさせる。そして、内視鏡システ
ム用照明15A,15Bは、点灯する。
【0028】また、図5(d)に示すように、内視鏡シ
ステム13から内視鏡14を(洗浄等のために)取り外
した場合、各色成分はレベルがほとんど零になり、CP
U23Dは、判定条件に基づいて非検査中と判定し、内
視鏡システム用照明15A,15Bが点灯する。
【0029】CPU23Dの判定条件は、例えばR成分
のレベルがある一定の閾値を越えた場合に検査中と判定
するように設定する一方、R,G,Bの各成分が一定値
以下の場合に非検査中と判定するように設定している。
【0030】本実施例では、内視鏡14の検査中におい
ては、内視鏡システム用照明15A,15Bが自動的に
消灯し、また、非検査中においては、同照明が自動的に
点灯するので、使用者が逐次、スイッチのオン/オフの
ために移動する必要もなく、内視鏡14の先端部14A
を被検体26へ挿入するだけで、同照明をコントロール
でき、使用者の負担を軽減できると共に、使用者は、本
来の目的である内視鏡観察に集中できる。尚、本実施例
では、電子内視鏡14を例示したが、ファイバー式の内
視鏡にも適用でき、この場合、得られる光学像を電気信
号に変換する装置を介在させる必要がある。
【0031】図6ないし図8、及び図16ないし図22
は本発明の第3実施例に係り、図6は内視鏡室の透視
図、図7は集中操作パネルの正面図、図8は内視鏡シス
テムの概略的な全体構成図、図16は内視鏡システム収
納ラックの外観図、図17は内視鏡収納用ハンガー・ト
ローリの外観図、図18はビニールシートを用いた内視
鏡システム収納ラックの外観図、図19は紙袋を有する
内視鏡収納ホルダの外観図、図20は搬送容易な内視鏡
収納ホルダの外観図、図21は内視鏡フック部を枠と一
体に形成した内視鏡収納ホルダの外観図、図22(a)
は別体に構成された内視鏡収納ホルダの収納部の外観
図、図22(b)は内視鏡収納ホルダの内視鏡ホルダ部
の外観図である。
【0032】本実施例では、第1実施例が装置の電源の
オン/オフを制御することに代えて、内視鏡室内の照明
を制御するものである。その他、第1実施例及び第2実
施例と同様の構成及び作用については、同じ符号を付し
て説明を省略する。
【0033】図6に示す内視鏡室30には、前記光源装
置20及びビデオプロセッサ21等を内設すると共に、
室内照明の制御を集中的に行うための制御手段としての
集中操作パネル31を有する内視鏡システム収納ラック
32と、内視鏡室30の天井に設けられた四つの室内照
明33A,33B,33C,33D(以下、室内照明3
3と記す場合もある)と、集中操作パネル32からの指
示に応じて、室内照明33のオン/オフ制御を行う照明
コントロール装置34とを備えている。
【0034】前記内視鏡システム収納ラック32は、図
16に示すように、上部手元側に前記集中操作パネル3
1を設ける一方、側部側に使用しないまたは不浄の内視
鏡を掛けるための内視鏡用ハンガー60、側部下側に内
視鏡の先端部を装着するための内視鏡先端受け部61a
などを着脱自在に保持する収納ブラケット61、及び内
視鏡等をその場で洗浄するための純水やアルコールの入
ったカップ63a,63b,63cを着脱自在に保持す
るブラケット64を備えている。
【0035】また、図17には、内視鏡用ハンガー60
に代えて、移動自在な別体のハンガー・トローリ64を
示している。このハンガー・トローリ64は、内視鏡先
端部を収納する先端部受けカップ65a等を着脱自在に
収納するトローリ本体65と、トローリ本体65の上部
側面から延設されたハンガー部66aと、このハンガー
部66aに連設し、かつ内視鏡を掛けて保持するための
二つのフック66bを突設するフック取付板66cとを
備えている。前記トローリ本体65は、その底部に回動
自在に設けた四つのキャスター65bを有する一方、前
記先端部受けカップ65aの他に、空きカップ67等も
着脱自在に収納している。そして、このハンガートロー
リ64は、不浄内視鏡を袋等に収納せず、ハンガー・ト
ローリ64に不浄内視鏡を保持したまま洗浄室へ搬送で
きる。
【0036】図18は、内視鏡用トレイ56の上に不浄
内視鏡を包む複数のシート67を備えた内視鏡システム
用収納ラック32を示している。この内視鏡システム用
収納ラック32は、上面の側端部にシート67を保持す
る二つのピン68を有し、不浄内視鏡14Dは、シート
67に包まれて、洗浄室へ運ばれて洗浄・消毒が行われ
る。
【0037】図19は、シート67を用いず、軽量でコ
ンパクトな内視鏡用ディスポ袋69を示している。この
内視鏡用ディスポ袋69は、不浄内視鏡14Dを収納す
る耐水性を有する紙を材質とした袋70と、袋70の開
口部を補強する弾性材からなる着脱自在な枠部71とを
備えている。枠部71は、開口部内側に内視鏡を保持す
るためのフック71aと、開口部上面に突設した二つの
取っ手部71bとを備えている。この内視鏡用ディスポ
袋69は、袋70に不浄内視鏡14Dを完全に収納し
て、取っ手部71bを持つことにより手軽に搬送でき
る。
【0038】また、図20は、図19のものと異なり、
フック72を前記枠部71の外側面に設け、不浄内視鏡
14Dの先端部14Aをフック72へ固定して、不浄内
視鏡14Dが運べるようになっている。図21は、フッ
ク73を枠部71の上端部に一体に形成した内視鏡用デ
ィスポ袋69を示している。図20のものと同様に先端
部14Aを固定して搬送できる。さらに、図22
(a),(b)には、袋と内視鏡を保持する部材とを別
体にしたものが示されている。図22(a)に示す袋7
0は、不浄内視鏡を収納して搬送するものであって、そ
の上部に取っ手となる穴74を設けている。一方、図2
2に示す内視鏡用ホルダ75は、垂設されたアーム部7
5aを有するスタンド部75bと、アーム部75aに連
設して、内視鏡を掛けるためのフック部75cを有する
フック取付板75dとから構成されている。
【0039】図8に示すように、内視鏡システム36
は、前記内視鏡14、前記光源装置20、ビデオプロセ
ッサ21、モニタ18及び集中操作パネル31の他に、
内視鏡システム収納ラック32に内設されて、集中操作
パネル31が出力するオン/オフ情報に対応したオン/
オフ指示信号を出力する制御用コンピュ−タ37を備
え、制御用コンピュ−タ37が出力するオン/オフ指示
信号に応じて、前記照明コントロール装置34が室内照
明33をオン/オフするようになっている。
【0040】この照明コントロール装置34は、制御用
コンピュ−タ37の出力するオン/オフ指示信号をシリ
アル信号に変換する例えばRS232C等のシリアルイ
ンターフェースであるインタ−フェ−ス・ポート(以
下、シリアルI/Fと記す)38と、このシリアルI/
F38が出力するシリアル指示信号の処理を行うCPU
39と、CPU39がパラレルに出力する四つの指示信
号を増幅するアンプ(Amp)40A,40B,40
C,40D(以下、代表してアンプ40と記す場合もあ
る)と、アンプ40が出力する四つの出力信号に応じ
て、それぞれ接点のオン/オフを行って、室内照明33
A,33B,33C,33Dに供給する電源のオン/オ
フを行う電磁リレー41A,41B,41C,41D
(以下、代表して電磁リレー41と記す場合もある)と
を備えている。
【0041】前記集中操作パネル31は、図7に示すよ
うに、四つのスイッチ兼表示ランプ31A,31B,3
1C,31Dを前面に有している。
【0042】本実施例では、集中操作パネル34のスイ
ッチ兼表示ランプ31A,31B,31C,31Dは、
使用者が内視鏡を操作する近傍に備わっているので、逐
次壁際に移動して室内照明33のオン/オフを行う必要
もなく、手間を要せずに室内照明33のオン/オフ操作
を集中的に行うことができる。また、使用者にとって、
個別に装置のオン/オフを行う煩雑さが解消され、室内
照明33のオフも容易に手元側で操作できるので、使用
しない室内照明を付けっぱなしにして、無駄な消費電力
がかかることを防止することができる。その他の構成及
び作用効果は、第1実施例と同様で、説明を省略する。
【0043】図9及び図10は本発明の第4実施例に係
り、図9は照明コントロール装置の概略的な構成図、図
10は集中操作パネルの正面図である。
【0044】本実施例では、第3実施例が室内照明のオ
ン/オフを制御するのに対して、室内照明の光量調整の
制御を集中的に行うシステムである。その他、第3実施
例と同様の構成及び作用については、同じ符号を付して
説明を省略する。
【0045】図10に示す集中操作パネル43は、第3
実施例の照明コントロール装置34と異なり、室内照明
33の調整すべき光量の可変量を指示するものであっ
て、押す毎に室内照明33の光量が段階的に大きくなる
アップボタン43Aと、押す毎に室内照明33の光量が
段階的に小さくなるダウンボタン43Bと、室内照明3
3の光量(明るさ)をデジタル的に表示する例えば、複
数の発光ダイオ−ドからなる光量表示器43Cを前面に
備えている。
【0046】図9に示す照明コントロール装置42は、
第3実施例の照明コントロール装置34と異なり、室内
照明の光量調整の制御を行うものであって、前記制御用
コンピュ−タ37、シリアルI/F38、及びCPU3
9を介して、アップボタン43A、またはダウンボタン
43Bが与える指示量を入力し、その指示量に応じて抵
抗値を可変する電子ボリューム43を有している。この
電子ボリューム43は、電源(A.C.100V)を入力して、
抵抗値の変化に応じて電圧を可変・出力し、室内照明3
3の光量を可変するようになっている。本実施例では、
使用者が手元側で室内照明33の光量を微妙に可変でき
る。その他の構成及び作用効果は、第3実施例と同様で
説明を省略する。
【0047】図11は本発明の第5実施例に係る概略的
な構成図である。本実施例では、第2ないし4実施例が
室内照明の有線方式により制御するのに対して、無線方
式により室内照明の制御を集中的に行うシステムであ
る。その他、第2ないし4実施例と同様の構成及び作用
については、同じ符号を付して説明を省略する。
【0048】図11に示す内視鏡システム45は、内視
鏡システム用収納ラック32に内設され、集中操作パネ
ル31の指示信号を前記制御用コンピュ−タ37を介し
て入力し、赤外光の指示信号に変換して発光する赤外リ
モートコントロール発光部46を有している。一方、照
明コントロール装置34は、赤外リモートコントロール
発光部46の発する赤外光指示信号を受光して、電気信
号として出力する赤外リモートコントロール受光部47
を有し、I/F38及びCPU39を介して、室内照明
33のオン/オフを制御するようになっている。
【0049】本実施例では、照明用ケーブルの敷設をす
る必要がなく、例えば既存の室を使用する場合などに有
効である。その他の構成及び作用効果は、第3実施例と
同様で説明を省略する。
【0050】尚、本発明は、第1実施例ないし第5実施
例を適宣組み合わせたものも可能である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、
定手段により前記内視鏡による検査が行われていると判
断されたときには、内視鏡と組み合わせて使用される電
気機器の動作状態が変更されるので、内視鏡の検査が行
われているか否かによって動作状態を変化させる必要の
ある電気機器に対し、使用者が個別に動作状態を変化さ
せる操作を行う必要がない従って、電気機器を操作す
る使用者の負担が軽減される
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施例に係る内視鏡システムの概略
的な全体構成図。
【図2】図2は図1に示すシステムの集中操作パネルの
正面図。
【図3】図3は第2実施例に係る内視鏡システム及び内
視鏡室内を示す説明図。
【図4】図4は内視鏡システムの概略的な全体構成図。
【図5】図5は内視鏡システムの動作を示す説明図。
【図6】図6は第3実施例に係る内視鏡室の透視図。
【図7】図7は集中操作パネルの正面図。
【図8】図8は内視鏡システムの概略的な全体構成図。
【図9】図9は第4実施例に係る照明コントロール装置
の概略的な構成図。
【図10】図10は集中操作パネルの正面図。
【図11】図11は本発明の第5実施例に係る概略的な
構成図。
【図12】図12は内視鏡システムの外観図。
【図13】図13(a)は内視鏡収納ホルダを示す説明
図、図13(b)は内視鏡収納ホルダの側面図。
【図14】図14は図12に示すものと異なる内視鏡収
納ホルダを有する内視鏡システム収納ラックの外観図。
【図15】図15は図14に示す内視鏡システムの内視
鏡ホルダの外観図。
【図16】図16は内視鏡システム収納ラックの外観
図。
【図17】図17は内視鏡収納用のハンガー・トローリ
の外観図。
【図18】図18はビニールシートを有する内視鏡シス
テム収納ラックの外観図。
【図19】図19は紙袋を用いた内視鏡収納ホルダの外
観図。
【図20】図20は搬送容易な内視鏡収納ホルダの外観
図。
【図21】図21は内視鏡フック部を枠と一体に形成し
た内視鏡収納ホルダの外観図。
【図22】図22(a)は別体に構成された内視鏡収納
ホルダの収納部の外観図、図22(b)は内視鏡収納ホ
ルダの内視鏡ホルダ部の外観図。
【符号の説明】
13…内視鏡システム 14…内視鏡 15A,15B…内視鏡システム用照明 18…モニタ 20…内視鏡光源装置 21…ビデオプロセッサ 22…映像信号分配器 22A,22B,22C…アンプ 23…色相検出器 23D…CPU 24…電磁リレー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 錦織 俊明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 猪俣 研哉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 高見澤 一史 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 正治 秀幸 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 天野 敦之 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−36716(JP,A) 実開 昭63−177806(JP,U) 実開 昭63−68301(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検対象の内部に挿入可能な内視鏡と前記被検対象の内部を撮像して撮像信号を出力する撮像
    手段と前記内視鏡と組み合わせて使用される電気機器と前記撮像手段から出力された前記撮像信号と、前記内視
    鏡による検査が行われているか否かの基準を示す基準値
    とを比較し、前記内視鏡による検査が行われているか否
    かを判定する判定手段と前記判定手段により前記内視鏡による検査が行われてい
    ると判断されたときには、前記電気機器の動作状態を変
    更する 制御手段を有する ことを特徴とする内視鏡システム。
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