JP2994645B2 - 電子的物品監視システム用マーカ - Google Patents

電子的物品監視システム用マーカ

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JP2994645B2 JP62215551A JP21555187A JP2994645B2 JP 2994645 B2 JP2994645 B2 JP 2994645B2 JP 62215551 A JP62215551 A JP 62215551A JP 21555187 A JP21555187 A JP 21555187A JP 2994645 B2 JP2994645 B2 JP 2994645B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電子的物品監視(EAS)システムとそのシス
テムで使用されるマーカに関するものであり、特にマー
カに使用される磁性材料から成るピースが交番磁界の中
で問合せされて、磁界の高調波を発生し、これが検出さ
れるとマーカの存在を示すというようなマーカに関する
ものである。 (従来の技術) 高調波を発生するEASマーカとして低保磁力、高透磁
率の磁性材料から成るピースを使用することは周知であ
る。この種のマーカが最初に開示されたのはおそらくピ
エール・アーサ・ピカードに賦与されたフランス特許第
763,681号である。最近になつて高透磁率の材料から成
る細長いストリツプのような特殊な形状のピースを使う
ことが比較的よく知られているようになつた。これは非
常に高次の高調波をよく発生させることによりこの種の
マーカの信頼性を改善するためであり、このマーカは例
えば書類入れ折りかばんの骨組みや傘などのような他の
物品が生ずる信号と識別することができる。このような
使用例は米国特許第3,665,449号、第3,790,945号、第3,
747,086号に開示されている。この細長いストリツプは
一般的に問合せ磁界がストリツプと揃つたときにのみ検
出可能なので、L、T、またはX形の中に別のストリツ
プを付加することにより多方向感応性を得ることがこれ
らの開示例から知られる。また米国特許第4,074,249号
(ミナジイ)にはストリツプを三日月形にすることによ
り、多方向感応性を得ることが提案されている。更に、
米国特許第4,249,167号(ピューリントンら)には、X
形のパーマロイの細長い2個のストリツプをつくり、数
個の硬磁性ピースを各々のパーマロイストリツプの隣り
に直線状に並べることにより不活性な多方向感応性マー
カをつくることが開示されている(14段の58−62行参
照)。 非常に高次の高調波感応を得るためには、細長いまた
は「開放ストリツプ」構造が望ましいことがわかつてい
るので、米国特許第4,075,618号(モンテイーン)は米
国特許第4,075,449号に開示されているようなシステム
で使用可能な非常に高次の高調波を発生するマーカは、
高透磁率の材料から成る短いストリツプに集磁束部を付
加すればつくることが可能であろうと述べている。この
短いストリツプは短くて「開放ストリツプ」の定義には
合てはまらない。ピツカードはまた感度をあげるのに極
を延長するのが良いだろうと提案しているし、フイアロ
ンは米国特許第4,075,945号で極ピースクーポンを用い
て磁束を集めることを提案している。 エルダ、フイアロン、ピータソン、ミナジイ、モンテ
イーンにより前述の特許に開示されたマーカはすべてあ
る程度は商業的に成功した。しかし、寸法の点でマーカ
の使用には制限があつたので、依然として基本的には細
長い形が必要であるとこれまで考えられていた。 本発明のマーカが特に有用なEASシステムは典型的に
問合せ領域内に多方向の磁界を発生する。例えば、米国
特許第4,300,183号(リチヤードソン)に開示されてい
るように、このような多方向の磁界を発生するには、問
合せ領域の両側コイルに交互に同相と逆相の電流を流せ
ば良い。その結果任意の所定の位置における促進磁界と
妨害磁界とは一方向が他方向よりも弱くなることが感知
され得る。したがってEASシステムによりつくられた最
強の磁界の方向に揃つたときのみよく検出できるような
マーカでは許容できないであろう。好ましくは、商業的
に存在可能なマーカは、領域内でどの方向を向こうと信
頼度よく検出可能な感度を有するであろう。しかし実用
的な意味では、領域内のどの方向でもかつまたどの位置
でもマーカを検出することは必要でない。 細長い「開放ストリツプ」型のマーカと共に使用する
ように設計された典型的なEASシステムには、ミネソタ
マイニングアンドマニュファクチュアリングカンパニー
(以下、3M社と略称で呼ぶ)のモデルWH−1000と1200シ
ステムがある。例えばこれらのシステムは間合せ領域内
で10kHzの交番磁界を発生し、領域の両側のコイルに発
生する磁界が対向配置になつているときには領域の中心
で約96A/mの最低の強度を有し、促進用の配置になつて
いるときには約192A/mの強度を有する。これらのシステ
ムの受信部では間合せ領域に隣接したパネル内に配置し
た受信コイルから生ずる信号を処理して、印加された磁
界の非常に高次の高調波が検出されたときには警報回路
を作動させる。 種々のマーカの性能を比較するには、所定の周波数で
交番する磁界を発生して、EASシステムに生ずるのと同
じような強さに制御することのできる試験装置を使用す
るのが便利である。試験装置はEASシステム内で生ずる
高調波特性にしたがつて信号を検出して、有効な比較値
を確信のあるものとするために標準マーカに基づいた感
度値を示さなければならない。 試験装置は3M社により製造されているWHO117ウイスパ
テープという名前の検出ストリツプのような、現在商業
的に利用可能なマーカに対して校正するのが好ましい。
このマーカは長さ6.7cm、幅1.6mm、厚さ0.02mmのアモル
フアス金属からつくられていて、Co:69%、Fe:4.1%、N
i:3.4%、Mo:1.5%、Si:10%、B:12%という組成を有す
る。このマーカを試験装置の磁界と平行に挿入して、96
A/mの10kHzの磁界で規格化感度1.0を示すように利得を
調整する。96A/mというのはマーカの検出が信頼できる
と期待される最低の磁界強度である。もつと強い192A/m
の磁界中でアモルフアスのマーカを同様に配置すると、
感度4.8と観測された。 この種の細長いマーカの長さを最小にすることが長い
間望まれていた。しかし、短いストリツプではたとえ磁
界を強くしても、またたとえ高次の高調波に感応するよ
うな寸法にしても、ぎりぎり許容可能とするに足る感度
を示さない。例えば、前述のアモルフアス金属の0.02mm
の厚さのリボンを切断して長さ2.5cm、幅1.6mm、0.8m
m、0.5mmのストリツプをつくつた。前述のやり方により
求めた相対感度を次表に示す。 ストリツプの幅を非常に狭くして減磁効果を最小にし
ても、また幅を広くして全体のかさを大きくしても、す
べての場合において許容可能な感度は得られなかつたこ
とがわかる。2.5cmの長さのピースを更にピツカードの
特許の第7図に示されたのに比例して極を延長した寸法
のものをつくつて試験した。中心部の長さは中心部の幅
の約8倍であり、全体の長さは中心部の幅の約13倍であ
る。このとき上述の3種類の磁界強度に対する規格化感
度は0.02、0.26、0.46であつた。このことは、従来技術
の教えるところにしたがつて極を延長すると感度は高く
なるが、それでもぎりぎりでも許容可能なマーカにはな
りえないことを示している。 (発明が解決しようとする課題) 間合せ印加磁界に対して所望の高次高調波の発生を可
能にするマーカの磁気スイッチング部及び集磁束部の組
合せを用いて、マーカの向きに係らず印加磁界を検出す
るマーカを提供することが本発明の課題である。 (課題を解決するための手段) 本発明によれば、電子的物品監視システムで使用され
る二方向感応性マーカであって、 前記マーカは少なくとも1個の所定の保磁力及び透磁
率を有する磁性材料から成るピースによりつくられた少
なくとも2個のスイッチング部を有し、各スイッチング
部は所定の範囲内の断面積を有するように選択された所
定幅と該所定幅に垂直に延びている長さとを有し、各ス
イッチング部の長さは実質的に異なる方向に伸びてお
り、各スイッチング部は各端部の近くに集磁束部を有し
ていることを特徴とするマーカが提供される。 本発明の好ましい実施態様によれば、非常に高次の高
調波を発生することのできるマーカが決定された。それ
は従来のものと類似の磁性材料でつくられるが、従来の
ものよりははるかに小さくて、細長いストリツプ状をし
ていない。正方形または長方形すなわち郵便切手の形を
した高透磁率の材料に非常に高次の高調波に容易につく
られる。それは高透磁率、低保磁力の材料からつくられ
た所定の幅の狭い断面のスイッチング部を有すると共
に、スイッチング部の両端近くに集磁束部を有してい
る。集磁束部がスイッチング部の内部に充分な量の磁束
を集めて集中させるのに充分な幅を有する限り、磁気ス
イツチング部は非常に高次の高調波感応を呈する。スイ
ツチング部に磁束を集中させることにより、実効的な磁
束密度が高くなるので、その部分の磁化が印加磁界が反
転するたびに非常にすばやく反転して、あたかも細長い
ストリツプがあるかの如く所定の印加磁界強度での非常
に高次の高調波が発生する。これらのマーカによりつく
られる信号は信頼できる検出が可能な非常に高次の高調
波を含むと共に、高調波それ自体が分離されない他のシ
ステムでもマーカを有用にする各種の他の分離可能な特
性をも含むことがわかつた。 磁気構造を形成するスイツチング部と集磁束部の全体
の寸法は、長さと幅とが3.2cm以下であり、好ましくは
2.5cmより小さい。スイツチング部は低保磁力、高透磁
率の材料から成るピースであり、最小幅を有し、そこに
おける断面積は0.003〜0.03mm2の範囲にある。この最小
の幅に垂直なスイツチング部の長さはこの幅の20倍以下
であり、2.0cm未満である。各スイツチング部の端部は
幅(最小幅に平行)が最小幅の約5倍より少なく無くさ
れる。 各集磁束部は低保磁力、高透磁率の材料から成るシー
ト状材料の共面部でつくられており、スイツチング部の
幅に平行で、スイツチング部の最小幅の少なくとも10倍
の最大幅を有する。 このマーカも基本的には一方向にのみ感応するが、最
小の磁界96A/mで測定すると約0.4という相対感度を有す
るので、辛うじて許容可能であるといつてよい。しか
し、もつと強い磁界では1.0以上の感度が観測されるの
で、最悪の場合以外はこのマーカで検出可能であろう。 少なくとも実質的に二方向の検出を可能にする、本発
明のマーカは上述のような少なくとも2個のスイツチン
グ部を含み、それらの長さは実質的に異なる方向に伸び
ている。更に各スイツチング部は好ましくは少なくとも
1個の集磁束部を共有している。この例は実質的に正方
形のシート状のピースで低保磁力、高透磁率の材料から
つくられ、内側の一部が除去されていて、除去された部
分とピースの2個の隣接した外縁との間に少なくとも2
個の狭い領域が形成されていることが特に望ましい。こ
れらの狭い領域は2個のスイツチング部を規定し、両者
は相互に垂直に延びている。好ましくは、除去された部
分は円形で、正方形のピースの中心に位置することによ
り、ピースの各辺の中間点近くに4個のスイツチング部
を形成している。四隅の部分は2対のスイツチング部用
の集磁束部を形成する。各対は相互に直角をなしてい
る。このマーカは辛うじて許容可能な信号を生ずるため
にマーカの一辺が弱い磁界の方向を向いているとき、他
の辺は強い磁界と平行な方向を向いて適切に検出可能な
信号を発生するであろうから、マーカの向きの如何に関
わらず検出可能である。 前述の実施例のようなマーカは二元状態にするのが便
利である。すなわち各スイツチング部に隣接して残留磁
化可能なピースを含むことにより、可逆的に磁化不可能
状態と再磁化可能状態とをつくる。このピースは磁化さ
れるとスイツチング部の磁化をバイアスする磁界を生じ
て、間合せ領域内で加えられる交番磁界に対するマーカ
の感応を変える。 (実施例) 第1図、第2A図、第2B図は本発明のマーカのスイッチ
ング部及び集磁束部を説明するための平面図であり、マ
ーカはパーマロイのような低保磁力、高透磁率材料のシ
ートから成る。このシートは断面積の小さい中心部、す
なわちスイッチング部を少なくとも1個と、スイツチン
グ部の両側に隣接した集磁束部とを有するように切断さ
れている。すなわち、第1図では、マーカ10はスイツチ
ング部12と三角形の形をした集磁束部14,16とを有す
る。このマーカは0.015mmの厚さのパーマロイのシート
から縦、横夫々2.5cmの長さに切断してつくるのが好ま
しい、スイツチング部12は集磁束部14,16間に中心対称
に設けられ、幅0.76mmで長さが4.8mmである。このよう
に切断されたシートは紙や堅いプラスチツクシートのよ
うな支持層18に感圧接着剤を用いて接着するのが望まし
い。 第1図に示したマーカをスイツチング部の長手を前述
の試験装置内で磁界に沿わせる、すなわちスイツチング
部の内側に磁束が集中するように集磁束部の向きを設定
すると、96A/mの最低磁界強度では相対感度0.4が得ら
れ、192A/mの磁界強度では1.0に増加し、240A/mでは1.3
であつた。厚さ0.02mmのアモルフアス材料から同じ形状
のマーカをつくり、同じ磁界強度で試験したところ、感
度は0.25、1.1、1.4であつた。 本発明によるマーカはある周波数範囲で動作するシス
テムでも有用である。上述の試験は3MモデルWH−1000と
1200システムで使用されている周波数に相当する10kHz
で行つたものであるが、他の周波数で試験しても同等の
性能が得られた。 前述の如く、本発明のマーカのスイツチング部の断面
積は得られる感度にとつて非常に重要である。例えば、
0.015mmの厚さのパーマロイを用いて集磁束部とスイツ
チング部の長手の寸法を第1図と同じにして、スイツチ
ング部の幅を夫々0.13、0.38、0.76、1.4mmにして一連
の試験を行つた(すなわち、スイツチング部の断面積は
夫々0.0020、0.0058、0.012、0.021mm2である)。この
とき、96A/mの最低磁界強度での相対感度は夫々0.14、
0.26、0.4、0.22であり、192A/mでは夫々0.26、0.44、
1.1、0.84であつた。スイツチング部の幅が広いほど応
きい磁界強度を加えたときに感度が大きくなつた。これ
は利用できる磁束が多くなるほど材料のそれだけ飽和さ
せることができるので、大きい信号をつくることができ
たからと考えられる。しかし、スイツチング部の断面積
を大きくすぎると、利用できる磁束がスイツチング部の
材料を全部飽和させるには不充分なので、感度が減つ
た。 上述のいくつかの結論はパーマロイのシートから種々
の形のマーカをつくつて確認した。この種の材料の磁気
的性質は機械的な作用に非常に敏感であることが知られ
ている。スイツチング部をつくるのに部分を切除すると
きにシートの端部を損傷すると感度に極度に影響を及ぼ
す。特に残りの寸法が非常に小さくて損傷が残りの大部
分にまで及ぶ場合がそうである。端部損傷効果を避ける
ために、不要部をエツチング除去して後熱処理を行うこ
とにより、あるいは高透磁率のアモルフアス合金のよう
な歪に鈍感な材料を用いることによりつくつたマーカ
は、所定の大きさに対して大きな感度を示すが、この利
点は材料がコスト高になつたりあるいは製造費用が高く
ついたりするというマイナス要因により幾分相殺され
る。 第1図に示したマーカと類似の例を第2A図に平面図で
示す。第2A図に示すマーカ20は同様にパーマロイのシー
トからつくられ、中心にスイツチング部24と両端に集磁
束部26,28を有し、支持シート32に接着してあるのが好
ましい。この例では、スイツチング部24はシートから半
円形の領域を打抜いて、スイツチング部が半円形の切抜
きの間の中心にくるようにしてつくつた。スイツチング
部が容易に規定された第1図の例と異なり、第2A図の例
では、スイツチング部24と隣接した集磁束部26,28間は
なだらかに遷移している。特にこの例では、第2B図の拡
大図に示すように、スイツチング部24の境界を最低幅
(Wmin)34と最低幅に垂直な長さ(L)38とにより決め
るのが便利である。長さ(L)は最低幅(Wmin)の20倍
以下である。長さ(L)の端部は線36の所にあつて、こ
の幅は最低幅の約5倍よりは少なくない。好ましい例で
はマーカ20の大きさは縦横共2.5cmでありスイツチング
部は両側から半円形の型で打抜き、両者の間にスイツチ
ング部を0.76mm幅に残してつくるのが便利である。前述
のようにして試験したところ、最低磁界96A/mのとき、
約0.3〜0.4の感度を示した。端部損傷効果をどの程度避
けられたかにより信号劣化の程度が異なる。 第2A図にはマーカ20の一部に、ヴイカロイ、炭素鋼等
のような高保磁力で残留磁化を有する材料から成る第2
の素子30が示されている。このピースを付加することに
よりマーカを二次状態にする。スイツチング部が磁化さ
れると、この種の材料は外部磁界を生じて、隣接するス
イツチング部にバイアス磁化を加え、間合せ磁界が加わ
つたときに磁化が反転するのを防止するか、あるいは少
なくともそのとき生ずる感応を変える役目をする。いず
れの場合でも、第2の素子30が磁化されているか、いな
いかにより、容易に識別可能な異なる信号が生ずる。 前述の如く、第1図、第2A図、第2B図に示したマーカ
10,20は夫々非磁性の支持層18,32を有するのが望まし
い。この層は堅い紙、ボール紙、プラスチツクシート等
のピースでよく、必要に応じて磁気シートの片面又は両
面に貼つてよい。この層は磁気感応に悪影響する磁気シ
ートを変形、曲げ、そり等を防ぎ、磁性材料を隠して使
用者の情報を付加できる印刷可能な面を供給する。同様
に、感圧接着層、低粘着性のキヤリアライナ、印刷可能
な上面等も加えることができる。 第1図、第2A図、第2B図に関して説明したマーカは一
方向にのみ最大の感度を有する。すなわち集磁束部がで
きるだけ多くの磁束線を抱くように、マーカは間合せ領
域に存在する磁界に関して配向しなければならない。マ
ーカが方向に無関係に確実に検出されるようにするに
は、間合せ領域内に直交する三方向の磁界を供給するの
が望ましい。システムの磁界発生部にこのような制限を
加えると明らかにシステムが複雑になりコストがかさ
む。 本発明の実施例では、マーカは少なくとも二方向に感
度を有することにより、磁界は直交する二方向に存在す
るだけでよいように磁界発生装置を簡単化することが可
能になる。第3図にこのような多方向感応性マーカ40を
示す。マーカ40はパーマロイ等のような高透磁率材料の
正方形のシートから成り、中心の円形部42が除去され、
各辺の中間点に4個のスイツチング部44,44′、44″、4
4を有する。正方形の四隅がスイツチング部用の集磁
束部を形成し、各隅はそこから延長している2個のスイ
チング部に対する集磁束部として使用する。このマーカ
を厚さ0.015mmのパーマロイでつくり、各辺を2.5cmと
し、中心から円形に切り抜いてスイツチング部の幅を0.
76mmとしたものは、前述のように最低磁界強度で測定
し、任意の一辺をソレノイド中の磁界と揃えたとき、等
しい感度0.34を示した。192A/mと288A/mの磁界強度では
夫々感度7.7と1.6が観測された。 多方向性のマーカは各種の他の二方向性の形と類似に
つくることができる。特に正多角形にすると材料の無駄
を最少にすることができる。第4図に他の多方向感応性
のマーカ46を示す。このマーカ46は前述のような高透磁
率の材料を用いて三角形の形をしており、中心の円形部
50が切り抜かれており、各辺の中間部に狭いスイツチン
グ部52,52′,52″が形成されている。第4図の実施例で
は、各スイツチング部に残留磁化性材料の部分54を重ね
ることにより、二元状態につくられている。第2図の例
で説明したように、残留磁化可能な部分54を磁化すると
局部的な磁界が生じて、隣接するスイツチング部52,5
2′,52″の高透磁率材料にバイアス磁界を加えて、マー
カを間合せ領域の交番磁界の中に入れたときに生ずる信
号を変える。厚さ0.015mmのパーマロイで一辺2.5cmの正
三角形のマーカをつくり、中心を円形に切り抜いて0.58
mmの幅のスイツチング部を各辺に沿つて残したものは、
前述の試験装置で96A/mの最低磁界に任意の一辺を揃え
たとき、辛うじて許容できる感度を示した。 第1図で具体的に説明したように、スイツチング部の
断面積はマーカの感度を決めるのに特に重要であること
がわかつた。第3図に示したような正方形のマーカは大
きなパーマロイのシートを用い、切つてそれからまたは
打抜いて中央の円形部分を除去し、個々の正方形のピー
スに分けるのが便利である。スイツチング部の幅は典型
的に0.76mm前後であるから、隣り合つて除去される円形
の部分は1.52mm離れている。したがつて、各スイツチン
グ部分の幅を確実に0.76mmとし、例えば片側が0.64mmで
反対側が0.89mmなどとならないように、除去した円形の
間の切断位置を非常に正確に制御しなければならない。
このように変動するとマーカは使いものにならないし、
マーカ毎に感度が異なるので所定のシステムに関するマ
ーカの最適化が阻害される。 隣接したマーカと支持体間の切断線の正確な位置と無
関係にスイツチング部の寸法を確立することが好ましい
ことがわかつた。第5図に示すように、マーカ58の各端
部に沿つた各スイツチング部56の幅を、大きく打抜いた
中心の穴60と端部のほぼ中心部の切り欠き62との間に残
つている材料の幅として定めるのが好ましい。したがつ
て第5図に示すように、パーマロイのシートはウエツブ
に縦横両方向に大きな穴60と小さな穴62とを交互に設け
るのが好ましい。打抜き穴60,62の大きさと位置は打抜
きとダイス作業またはエツチングにより決められる。こ
のようにして0.76mmの幅のスイツチング部56はマーカ間
の切断線の位置の正確さとは無関係に正確に決められ
る。それから小さな穴を通つて伸びている線、すなわち
各辺に沿つた切り欠けを通り、ウエツブを縦横に走つて
いる線に沿つて切断することにより、マーカをバラバラ
にする。このようにして切断用はさみやダイスを正確に
揃えたり位置決めしたりする必要なしに、ローラダイス
等により大量にマーカを製造することができる。 このような大量生産された多方向感応性マーカは打抜
きまたはエツチング、切断、積層作業を一連にしてつく
るのが望ましい。例えば、第6図に示すように、厚さ0.
015mmのパーマロイのシートのような高透磁率の材料か
ら成るウエツブを用意する。これは充分幅広くて複数個
のマーカを横に並べて切断できるようになつている。縦
方向につくられるマーカの数はウエツブの長さだけで制
限される。典型的なウエツブの幅は15cmであり、6個の
マーカが隣り合つてつくられる。特に好ましい実施例で
は、第1組のくり返しパターン86を用いて最初に打抜
く。各パターンは隣り合つた3個の穴を有し、これらが
ウエツブの長手方向に平行に伸びている線88に垂直に並
んでいる。後でシートは線88に沿つて切断され、一続き
の個々のマーカから成るストリツプ(細長片)89がつく
られる。同様に第2組のくり返しパターン90を用いて打
抜く。このパターンは隣り合つた3個の穴を有し、これ
らがウエツブを横切る線92に垂直に並んでいる。後でス
トリツプ89は線92に沿つて切断され、個々のマーカに分
けられる。第6図に示した実施例では、一辺が約2.54cm
の正方形のマーカをつくろうと思つたら、線88,92は2.5
4cm間隔に設け、パターン86,90をつくる3個の各穴の直
径は3.2mmとし、隣りの穴とのすき間は0.76mmとする。 それからウエツブは打抜きとダイスとにより大きな円
形領域94が除かれる。この領域は各マーカの内面の4個
の穴の内側でほぼ中心にある。夫夫のスイツチング部の
幅は3個の穴の組の内側で隣り合う2個の穴の間のすき
間により決められるので、大きな中央の穴の位置は正確
さはあまり重要でないのは明らかである。 もしウエツブがパーマロイのような歪に敏感な材料か
らつくられていれば、磁気感応性を最大にするためにウ
エツブを熱処理するのが望ましい。この種の熱処理は打
抜き作業の前に行うことができるが、2組の穴をあけて
から熱処理することにより打抜き作業中に受けた損傷を
除くことが好ましい。後工程の切断によりある程度の損
傷は受けるけれども、特に切断時に注意すればこのとき
の損傷はそれほど意味を持たないので、切断後の熱処理
なしでも許容可能なマーカがつくられる。スイツチング
部の幅が切断線に対して45゜のような角度を有するよう
に、3個の穴の組86,90を切断線に対して傾けることに
より更に改良される。それによつて、ストリツプ89がロ
ール状に巻かれて分配されるときに機械的な作用と歪を
受けて生ずる信号の劣化が最小になるだろう。 第6図の7−7線に沿つた断面図を第7図に示す。明
確にするために縦の寸法は大きく拡大してある。打抜か
れ、熱処理されたパーマロイウエツブ84の片側には0.05
mmの厚さの感圧接着層96を積層し、その次には0.13mmの
厚さの低粘着性のレリーズライナ98でおおう。このレリ
ーズライナ98は後ではがして、接着層96を介してマーカ
を物品に貼り付けられるようになつている。打抜かれた
金属ウエツブ84の反対側には0.05mmの厚さの感圧層102
と0.10mmの厚さの印刷可能なカバー層100とが積層され
る。この積層はそれから線88に沿つて切断され、ウエツ
ブの長手方向に沿つたストリツプ89がつくられる。それ
から線92に沿つて部分的に切断し、レリーズライナ98を
切断せずに残すことにより、ストリツプを支持する。そ
れからストリツプを巻いてロール状とし、後でラベルガ
ン等で使いやすいようにする。保護すべき物品に貼り付
ける直前に個々のマーカをレリーズライナからはがす。 第8図に最終積層後の1枚のストリツプ89の姿を更に
詳細に示す。この図では、打抜かれた金属ストリツプ89
の上の層は感圧接着層102を介して印刷可能な表面層100
に積層されている。またストリツプ89の下部には感圧接
着層96が付いており、それが低粘着性のキヤリア層98に
おおわれている。キヤリア層98を除くすべての層は線92
に沿つて切断されて、ストリツプはロールの形でばらば
らになれるようになつている。ストリツプを巻き戻しな
がら個々のマーカはキヤリア層98からはがされる。 前述の多方向感応性マーカでは、集磁束部は2個以上
のスイツチング部を共有していた。多方向感応性マーカ
の他の例では3個以上の集磁束部を有するスイツチング
部を含んでいる。第9図に示すように、この種のマーカ
66は非磁性の支持シート70に高透磁率の材料から成るシ
ート68を積層してある。高透磁率のシート68は「鉄十字
勲章」の形に切られており、中心にスイツチング部72が
あつて、4個の集磁束部74,76,78、80がスイツチング部
に磁気的に結合している。一対の集磁束部74,78は第一
の方向に沿つた磁束を集め、他の対の集磁束部76,80
は、第一の方向と90゜をなす方向の磁束を集めることに
より、所望の多方向感応性が得られる。第9図に示した
マーカは更にスイツチング部に残留磁化可能な材料のピ
ースを含むことにより、二元状態にすることもできる。
残留磁化可能な材料は磁化されると、高透磁率部により
なされる感応を変える。 本発明のマーカの融通性を種々の周波数で作動するシ
ステムを示すために、第6図から第8図に示したマーカ
を前述の試験装置で試験した。このときソレノイドは1
0,000Hz、1,000Hz、100Hzで励磁し、受信回路は同じ非
常に高次の高調波を処理するように調整した。磁界強度
は80、160、240A/mにして測定した。各々の場合に縦6.6
7cm、幅1.6mm、厚さ0.020mmのアモルフアス・ストリツ
プと感度を比較した。測定した相対感度を次表に示す。 160A/mの磁界強度における本発明の正方形のマーカの
感度は80A/mの磁界強度におけるアモルフアス・ストリ
ツプの感度とほぼ同じである。所定の方向における正方
形のマーカは細長いストリツプより感度が低いが、正方
形のマーカは少なくとも二方向の磁界に感応するので、
多方向の磁界が存在するようなシステムの中で、または
一方向もしくは複数の方向の磁界が他方向の磁界よりも
強いようなシステムの中で使うことが望ましい。低い周
波数では相対検出信号強さは非常に小さくなつているの
で、高い周波数で動作させるのが望ましいことを示して
いる。また、受信/検出回路はもつと高感度にすること
が望ましい。 本発明のマーカは高透磁率の一枚のシートからつくら
れるとして説明したが、本発明の範囲内で多くの匹敵す
る製法が可能である。例えばスイツチング部を高透磁率
の材料でばらばらのピースでつくり、これをばらばらの
集磁束部ピースとつなげて、両者のリラクタンス路を小
さくするようにしてもよい。スイツチング部の断面形状
は任意でよいし、スイツチング部をシートストツク、線
材、等々でつくつてもよい。 同様に、集磁束部の種々の製法が本発明の範囲内で可
能である。例えば、正方形のシートから円形部分を取り
除いて集磁束部とスイツチング部とをつくるのが好まし
いが、スイツチング部と集磁束部とはここで定義した範
囲内である限り任意の形状でよい。 (発明の効果) 以上に述べた如く、本発明のマーカによれば、間合せ
用の印加磁界に対して所望の高次高調波の発生を可能に
すると共に、磁気スイッチング部の長さを互に異なる方
向になるように形成して、マーカの向きに係わらず印加
磁界の検出を可能とする。
【図面の簡単な説明】 第1図、第2A図、第2B図は本発明マーカのスイッチング
部及び集磁束部を説明するための平面図である。第3図
から第5図は本発明の実施例を示す平面図である。第6
図は複数個のマーカを含む打抜きシートの平面図であ
る。第7図は第6図の線7−7線に沿つた側断面図であ
る。第8図は第6図のシートからつくつたマーカのスト
リツプの斜視図である。第9図は第1図の例を二次元感
応性に修正したものの平面図である。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.電子的物品監視システムで使用される二方向感応性
    マーカであって、 前記マーカ(40,46,58)は少なくとも1個の所定の保磁
    力及び透磁率を有する磁性材料から成るピースによりつ
    くられた少なくとも2個のスイッチング部(44,44′,4
    4″,44と52,52′,52″と56)を有し、各スイッチング
    部は所定の範囲内の断面積を有するように選択された所
    定幅と該所定幅に垂直に延びている長さとを有し、各ス
    イッチング部の長さは実質的に異なる方向に伸びてお
    り、各スイッチング部は各端部の近くに集磁束部を有し
    ていることを特徴とする、電子的物品監視システムで使
    用される二方向感応性マーカ。 2.特許請求の範囲第1項のマーカにおいて、各スイッ
    チング部の前記所定幅は前記断面積が0.003から0.03mm2
    の範囲にあるように選択された最小の幅であり、各スイ
    ッチング部は集磁束部と集磁束部との間に設けられてい
    ることを特徴とする、マーカ。 3.特許請求の範囲第1項記載のマーカにおいて、少な
    くとも1個の前記集磁束部が2個のスイッチング部を共
    有していることを特徴とする、マーカ。 4.特許請求の範囲第1項記載のマーカにおいて、少な
    くとも1個のスイッチング部が2個以上の集磁束部を共
    有していることを特徴とする、マーカ。 5.特許請求の範囲第1項記載のマーカにおいて、前記
    スイッチング部と集磁束部とはすべてが所定の保磁力及
    び透磁率を有する磁性材料から成る一枚のシートからつ
    くられることを特徴とする、マーカ。 6.特許請求の範囲第2項記載のマーカにおいて、前記
    ピースは実質的に正方形のピースから成り、内側から一
    部分が除去され、該ピースの2つの隣接する外縁と除去
    された部分の外縁との間の最も狭い部分が、相互に垂直
    に延びている2個のスイッチング部を規定することを特
    徴とする、マーカ。 7.特許請求の範囲第6項記載のマーカにおいて、前記
    正方形のピースは各辺の中間点の近くに切り欠き(62)
    が形成され、前記各切り欠きと前記除去された部分の外
    縁間の距離が前記スイッチング部を規定することを特徴
    とする、マーカ(58)。 8.特許請求の範囲第7項記載のマーカにおいて、前記
    正方形のピースからは4対の切り欠き(86と90)が形成
    されており、各対のうち1個の切り欠きは一辺の縁に沿
    ってその中間部の近辺につくられ、他方の切り欠きは内
    側の除去された部分の縁に沿ってもう一方の切り欠きと
    隣接して設けられ、切り欠き間の距離がスイッチング部
    の所定幅を規定することを特徴とする、マーカ。 9.特許請求の範囲第6項乃至第8項の何れかに記載の
    マーカにおいて、前記除去された部分は円形であって前
    記正方形のピースの中心に位置していて、その結果4個
    の前記スイッチング部がピースの各辺の中間点近くにあ
    って、ピースの4隅の各部分は相互に直角をなす2個の
    スイッチング部のための共通集磁束部となっていること
    を特徴とする、マーカ。 10.特許請求の範囲第1項記載のマーカにおいて、更
    に、少なくとも1個の残留磁化可能な材料が各スイッチ
    ング部の近くに配置してあって、この材料は磁化される
    と局部的な磁化を生じてスイッチング部の磁化をバイア
    スし、前記磁界に対するマーカの感応を変えることを特
    徴とする、マーカ。
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