JP2994284B2 - 移動通信システム - Google Patents

移動通信システム

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JP2994284B2
JP2994284B2 JP30354696A JP30354696A JP2994284B2 JP 2994284 B2 JP2994284 B2 JP 2994284B2 JP 30354696 A JP30354696 A JP 30354696A JP 30354696 A JP30354696 A JP 30354696A JP 2994284 B2 JP2994284 B2 JP 2994284B2
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準輝 品川
米雄 渡辺
基晴 田中
昌也 西尾
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株式会社ワイ・アール・ピー移動通信基盤技術研究所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交換機と無線基地
局と移動機とにより構成される移動通信システムに関
し、特に、ハンドオフ制御による交換機の負荷の増加を
おさえるとともに、ハンドオフ制御に伴う通信の瞬断時
間を短縮させるようにした移動通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車電話や携帯電話等の移
動通信サービスを提供する移動通信システムにおいて
は、サービスエリアを複数の無線ゾーンによりカバーす
る小ゾーン構成がとられている。移動機が移動通信シス
テムからサービスを受けながら移動している最中に、通
信中の無線基地局から離れてしまい、使用している無線
チャネルの状態が悪化した場合には、他の無線基地局の
無線チャネルに切り換えて通信を継続する。このような
通信中の無線チャネルの切替はハンドオフと呼ばれてい
る。
【0003】図7を参照して、従来行なわれているハン
ドオフ制御について説明する。図示するように、交換機
には有線回線を介して複数の無線基地局が接続されてお
り、無線基地局と移動局との間は無線回線で接続されて
いる。このようなシステムにおいて、ハンドオフは、移
動機、交換機、無線基地局間で制御信号をやりとりしな
がら、次の〜の順序で実行される。移動機が移行
先のゾーンを決定し、交換機に対してハンドオフ要求を
出力する。交換機において、有線回線を切り換える。
移動機の通信する無線基地局をハンドオフ先の無線基
地局に切り換える。交換機とハンドオフ元無線基地局
との間の有線回線を解放する。ハンドオフ元の無線基
地局と前記移動局間の無線回線を解放する。
【0004】このように、従来の移動通信システムで
は、各地域に広く分布している複数の無線基地局を交換
機に収容し、交換機、無線基地局、移動機間で制御信号
を送受しながら、通信中の無線基地局を交換機のスイッ
チで切り換えることでハンドオフを実現している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、例えば、無
線回線にマイクロ波を使用したり、無線回線で高速情報
伝送を実現しようとして、無線基地局のカバーする無線
ゾーンの大きさが小さくなると、移動局が隣りのゾーン
へ移動する割合が多くなるため、ハンドオフが頻繁に発
生し交換機における制御負荷が増大してしまうという問
題点がある。また、の交換機のスイッチの切替タイミ
ングとの移動機の無線基地局の切替タイミングの違い
から通信回線が瞬間的に切れた状態が発生し、通信が瞬
断されてしまうといった問題点もある。
【0006】そこで、本発明は、小無線ゾーン化に伴っ
てハンドオフが頻繁に発生することによる交換機でのハ
ンドオフ制御量の増加を抑え、かつ、ハンドオフ制御時
の交換機のスイッチの切替タイミングと、移動機と無線
基地局の切替タイミングの違いから発生する通信回線の
瞬断時間を短くした移動通信システムを提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の移動通信システムは、交換機と、該交換機
と複数の無線基地局との間に接続された仮想ゾーン制御
装置と、複数の無線基地局と、移動機とを有し、前記交
換機および前記複数の無線基地局間の情報の伝送にアド
レスが付加されたパケット情報が用いられる移動通信シ
ステムであって、前記仮想ゾーン制御装置は、前記交換
機から送られたパケット情報を前記複数の無線基地局に
分配する分配手段と、前記複数の無線基地局から送られ
たパケット情報をまとめて前記交換機へ送出する多重手
段とを有し、前記無線基地局は、前記仮想ゾーン制御装
置から受信したパケット情報のアドレスが自局に接続さ
れている移動機に対応するものであるときはその情報を
当該移動局へ伝送する手段と、前記仮想ゾーン制御装置
から受信したパケット情報のアドレスが自局に対する他
の無線基地局からの制御情報に対応するものであるとき
は、該制御情報に応じて自局の無線チャネル管理情報を
更新する手段と、移動機からハンドオフ要求を受け取っ
たときに、該ハンドオフ要求に含まれているハンドオフ
先の無線基地局に対する切替要求信号を、その無線基地
局に対する制御信号のアドレスを付加したパケット情報
として前記仮想ゾーン制御装置に送出する手段とを有す
るものである。また、前記仮想ゾーン制御装置は、前記
多重手段と前記分配手段とに接続され、前記多重手段か
ら前記無線基地局間の制御信号に対応するアドレスを有
するパケット情報を抜き出して前記分配手段へ転送する
転送手段を有しているものである。
【0008】さらに、本発明の他の移動通信システム
は、交換機と、該交換機と複数の無線基地局との間に階
層的に接続された複数の仮想ゾーン制御装置と、複数の
無線基地局と、移動機とを有し、前記交換機および前記
複数の無線基地局間の情報の伝送にアドレスが付加され
たパケット情報が用いられる移動通信システムであっ
て、前記仮想ゾーン制御装置のうちの最上層に位置する
仮想ゾーン制御装置は、前記交換機から送られたパケッ
ト情報をその直下に位置する仮想ゾーン制御装置に分配
する分配手段と、前記直下に位置する仮想ゾーン制御装
置から送られたパケット情報をまとめて前記交換機へ送
出する多重手段と、該多重手段と前記分配手段とに接続
され、前記多重手段から前記無線基地局間の制御信号に
対応するアドレスを有するパケット情報を抜きだして前
記分配手段へ転送する転送手段を有し、その他の仮想ゾ
ーン制御装置は、その上位に位置する仮想ゾーン制御装
置から送られたパケット情報をその直下に位置する仮想
ゾーン制御装置あるいは前記複数の無線基地局に分配す
る分配手段と、その直下に位置する仮想ゾーン制御装置
あるいは前記複数の無線基地局から送られたパケット情
報をまとめてその直上に位置する仮想ゾーン制御装置に
送出する多重手段とを有し、前記無線基地局は、前記仮
想ゾーン制御装置から受信したパケット情報のアドレス
が自局に接続されている移動機に対応するものであると
きはその情報を当該移動局に伝送する手段と、前記仮想
ゾーン制御装置から受信したパケット情報のアドレスが
自局に対する他の無線基地局からの制御情報に対応する
ものであるときは、該制御情報に応じて自局の無線チャ
ネル管理情報を更新する手段と、移動機からハンドオフ
要求を受け取ったときに、該ハンドオフ要求に含まれて
いるハンドオフ先の無線基地局に対する切替要求信号
を、その無線基地局に対する制御信号のアドレスを付加
したパケット情報として前記仮想ゾーン制御装置に送出
する手段とを有するものである。
【0009】交換機と無線基地局との間に、交換機から
送られた情報を複数の無線基地局に分配する分配手段と
複数の無線基地局から送られた情報をまとめて交換機へ
伝送する多重手段とを有する仮想ゾーン制御装置を設
け、無線基地局に、指定されたアドレスを有する情報の
みを指定された無線回線により移動局に伝送する機能を
持たせた構成とすることにより、移動機が通信中に仮想
ゾーン制御装置に収容された無線ゾーン間を移動した場
合には、交換機のスイッチ回路を操作することなく通信
に使用している基地局の切替を行なうことができる。ま
た、これにより、交換機にとっては仮想ゾーン制御装置
に収容された複数の無線基地局が制御している無線ゾー
ンをまとめて1つの大きな仮想的な無線ゾーンとして制
御することが出来るようになり、無線基地局が制御する
無線ゾーンが小さくなっても交換機でのハンドオフ制御
が増加することを防止することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に本発明の移動通信システム
の一実施の形態の構成を示す。この図において、200
は移動機と通信している端末である。201は交換機で
あり、複数の後述する仮想ゾーン制御装置202を収容
しており、図には示していないスイッチを通して前記端
末200と接続している。202は仮想ゾーン制御装置
であり、複数の無線基地局203を収容している。20
3−1〜203−nはそれぞれ無線ゾーンを制御する無
線基地局である。204は各無線ゾーン内を自由に移動
できる移動機である。
【0011】また、205および206は前記端末20
0と前記交換機201とを接続している下り及び上りの
有線回線、207および208は前記交換機201と前
記仮想ゾーン制御装置202を接続している下り及び上
りの有線回線、209−1〜209−nおよび210−
1〜210−nはそれぞれ前記各無線基地局203−1
〜203−nと前記仮想ゾーン制御装置202とを接続
している下り及び上りの有線回線である。なお、この図
においては、仮想ゾーン制御装置202は1つしか記載
されていないが、実際には複数の仮想ゾーン制御装置が
前記交換機201に接続される。
【0012】図2は前記仮想ゾーン制御装置202の構
成例を示す図である。この図において、300は前記交
換機201と接続している有線回線207を収容して、
該有線回線207を介して送られてくるパケット化され
た情報を取り出すインターフェース回路である。また、
301はパケット化された情報を一時的に蓄積するバッ
ファー回路であり、有線回線インターフェース回路30
0および後述する信号分離部305で取り出されたパケ
ット化された情報(例えばATMセルなど)を前記無線
基地局203−1〜203−nへ多重して送るために使
用されるものである。さらに、302−1〜302−n
はパケット化された情報をそれぞれ前記有線回線209
−1〜209−nを介して送るための有線回線インター
フェース回路である。バッファー301に蓄積されたパ
ケット情報は仮想ゾーン制御装置202に収容された各
無線基地局203−1〜203−nへ有線回線インター
フェース回路302−1〜302−nを通して同時に送
出される。
【0013】303−1〜303−nは前記各無線基地
局203−1〜203−nからそれぞれ有線回線210
−1〜210−nを通して送られてくるパケット化され
た情報を取り出し、バッファー304へ蓄積するインタ
ーフェース回路である。また、304は前記各インター
フェース回路303−1〜303−nで取り出されたパ
ケット化された情報を蓄積しておくバッファーである。
さらに、305は特定のアドレスを持った情報(例えば
200番台のアドレスの信号)を取り出す信号分離回路
である。
【0014】この信号分離回路305において取り出さ
れた信号(前記特定のアドレスを持った情報)は、前記
バッファー301に蓄積することにより前記各無線基地
局203−1〜203−nに送られるため、前記各無線
基地局間の通信に使用することができる。また、それ以
外のアドレスを持ったパケット化された情報は有線回線
インタフェース306に送られる。306は前記信号分
離回路305から受けたパケット化された情報(前記そ
れ以外のアドレスをもった情報)を前記有線回線208
を通して送るためのインターフェース回路である。この
ようにして、パケット化された情報に特定のアドレスを
付与することにより、前記交換機201を介することな
く前記複数の無線基地局203−1〜203−n間で信
号を転送することができる。
【0015】なお、前記信号分離部305および前記バ
ッファー301は、前記無線基地局203−1〜203
−n間の通信を交換機201を通さずに実現するために
設けたものであり、前記交換機201のスイッチを、予
め、有線回線208から受け取った特定のアドレスを持
ったパケット化された情報を有線回線207へスイッチ
ングするように設定しておいた場合には省略することが
できる。この場合には、前記交換機201の負荷は増加
することになるが、仮想ゾーン制御装置202の構成を
簡単にすることができるという利点がある。
【0016】図3に前記無線基地局203−1〜203
−nの構成例を示す。なお、前記無線基地局203−1
〜203−nはいずれも同一の構成とされているので、
この図においては、添字(−1〜n)を省略して説明す
る。この図において、400は、前記有線回線209を
通して受け取ったパケット化された情報のアドレスに従
い、あらかじめ制御装置403により指定された出力部
(無線送受信部401−1〜401−mおよび制御装置
403)へ、対応する前記パケット化された情報を出力
するためのスイッチである。なお、あらかじめ制御信号
用として定められた特定のアドレスをもったパケット信
号は前記制御装置403へ出力するよう設定しておく。
また、このスイッチ400は前記制御装置403で指定
されていないアドレスを持ったパケット化された情報は
廃棄する。
【0017】401−1〜401−mは、前記移動機2
04とこの無線基地局203との間を無線チャネル21
1および212で接続する無線送受信部であり、それぞ
れ各無線チャネルに対応している。402は前記無線送
受信部401−1〜401−mで受信した情報及び前記
制御装置403から送られる情報を前記有線回線210
へ送出するためのバッファー、403はこの無線基地局
203を制御している制御装置である。404は前記制
御装置403が制御を行うために無線チャネルの利用状
態を管理している無線チャネル管理テーブルであり、そ
の一例が図中に記載されている。図示されているよう
に、この無線チャネル管理テーブル404には、無線チ
ャネルを識別するための無線チャネル表示部405、そ
の無線チャネルが利用されているか否かを表示する空き
塞がり表示部406、その無線チャネルで送っているパ
ケットアドレスを記憶しておくパケットアドレス記憶部
407、その無線チャネルを利用している移動機を記憶
する移動機番号記憶部408、および、ハンドオフ制御
を行っているときの相手側の無線基地局を記憶しておく
無線基地局記憶部409の各領域が設けられている。
【0018】このように構成された無線通信システムに
おける制御シーケンスの一例を、図4に示す。この図
は、移動機204が無線基地局203−1のゾーンから
無線基地局203−2のゾーンへ移動することに伴い実
行されるハンドオフ制御のシーケンスを示したものであ
り、図の上方に記載された各構成要素、すなわち、移動
機204、ハンドオフ元の無線基地局203−1、ハン
ドオフ先の無線基地局203−2、仮想ゾーン制御装置
202、交換機201および端末200間で通信情報お
よび制御情報が送受信される様子を記載したものであ
る。なお、この図において、実線は通信情報を表わし、
破線は制御情報を表わしている。また、時間は上から下
へと流れている。
【0019】図中の501〜506はいずれも前記制御
信号であり、501は情報として移動機番号およびハン
ドオフ先の無線基地局情報を含んだハンドオフ要求信
号、502は移動機番号および有線回線上で移動機が情
報を送受しているパケットアドレスの情報を含んだ切替
要求信号、503は移動機番号およびハンドオフ先の無
線基地局で使用する無線チャネル情報を含んだ切替指示
信号、504は移動機番号および無線チャネル情報を含
んだハンドオフ実行信号、505は移動機番号を含んだ
切替完了信号、506は移動機番号を含んだ切替完了信
号である。これらの信号に含まれている移動機番号はハ
ンドオフ制御の対象を識別するために使用しているもの
であり、ハンドオフ制御の対象が識別できれば他の情報
(例えば、現在通信中の無線チャネル番号、パケットア
ドレス等)で代用することができる。
【0020】以下、移動機204が無線基地局203−
1〜仮想ゾーン制御装置202〜交換機201を通して
端末200と通信中に無線基地局203−2の無線ゾー
ンに移動した場合を例にとって、前記図1〜図4を参照
して本実施の形態の動作について説明する。
【0021】なお、移動機204と端末200が通信を
開始する際の接続時に、無線基地局203−1の制御装
置403と交換機201との間で、端末200からの情
報を交換機201から送出する際のパケット化された信
号のアドレス(ここでは、このアドレスの値をAとす
る)及び移動機番号と無線チャネル211および212
の対応をお互いにやりとりして、図3に示した無線チャ
ネル管理表404のように記憶している。このとき、前
記制御装置403は、スイッチ400を、有線回線20
9−1で受け取ったパケット信号のアドレスがAの場合
は無線チャネル211および212を制御している無線
送受信部401−1が接続されている出力に該パケット
信号をスイッチするように設定しておく。
【0022】通信中の状態では端末200からの情報は
交換機201のスイッチでスイッチングされ、Aという
アドレスで有線回線207を通して前記仮想ゾーン制御
装置202に送られる。なお、端末200からの情報が
パケット化されていない場合は交換機でアドレスを付加
してパケット化するようにする。前記仮想ゾーン制御装
置202は有線回線インターフェース300で受けた前
記パケット信号を有線回線209−1〜209−nを通
して前記各無線基地局203−1〜nへ転送する。
【0023】有線回線209−1を介して送られた前記
端末200からのアドレスがAのパケット信号は、無線
基地局203−1のスイッチ400であらかじめ制御装
置403で設定されている無線チャネル211を制御し
ている無線送受信部401−1に送られ、該無線チャネ
ル211を通して移動機204へ送られる。なお、移動
機204にパケット信号を送る際アドレスが必要なけれ
ば取り除いて送ることが出来るのは明らかである。
【0024】有線回線209−2〜nで送られた端末2
00からのアドレスがAのパケット信号は、無線基地局
203−2〜nにも送られるが、無線基地局203−2
〜nのスイッチ400でアドレスAのパケットの出力先
が設定されていないため、スイッチ400で廃棄され
る。
【0025】一方、移動機204からの情報は無線チャ
ネル212を通して、無線基地局203−1の無線送受
信部401−1で受信される。移動機204からの情報
がパケット化されていない場合は、該無線送受信部40
1−1でパケット化してアドレス(ここではアドレス値
A)を付加し、バッファー402に入れられ、有線回線
210−1を通して前記仮想ゾーン制御装置202へ送
られる。仮想ゾーン制御装置202で受信された前記パ
ケット信号はバッファー304〜信号分離部305〜有
線回線インターフェース306を通り有線回線208で
交換機202へ送られる。交換機201において、有線
回線208で受信したアドレスAのパケット信号はスイ
ッチでスイッチングされ有線回線206を通し端末20
0へ送られる。このようにして端末200と移動機20
4の通信が行われている。
【0026】この状態で無線チャネル211および21
2の品質があらかじめ設定された値より悪化した場合、
移動機204は、各無線基地局203−2〜nが基地局
を特定できるID情報を送信している制御回線やパイロ
ット信号を送出しているパイロット回線等を受信し、一
番電波の状態が良く受信できる無線基地局(ここでは2
03−2とする)を選択する。一番状態が良く受信でき
る無線基地局203−2を選択した移動機204は、無
線チャネル212の制御信号送信用の部分で、選択した
無線基地局203−2のID情報を含んだハンドオフ要
求信号501を無線基地局203−1へ送出する。
【0027】無線基地局203−1は無線送受信部40
1−1でハンドオフ要求信号501を受信すると該ハン
ドオフ要求信号501を制御装置403−1へ送る。制
御装置403−1はハンドオフ要求信号501を受信し
た移動機番号をキーにして前記無線チャネル管理表40
4を検索し、移動機204が通信に使用しているパケッ
トアドレスAを求め、無線基地局記憶部409にハンド
オフ要求信号501に含まれた無線基地局203−2を
記憶する。また、ハンドオフ要求信号501に含まれた
無線基地局203−2のID情報からあらかじめ制御装
置403に記憶されている無線基地局203−2の制御
信号用のパケットアドレス(ここではP202とする)
を求め、移動機番号情報とパケットアドレスA及び自分
の無線基地局IDの情報を含んだ切替要求信号502
を、パケットアドレスをP202にしてバッファー40
2へ送ることにより、有線回線210−1を通して仮想
ゾーン制御装置202へ送る。
【0028】有線回線210−1を通して仮想ゾーン制
御装置202で受けられた切替要求信号502は有線回
線インタフェース303−1およびバッファー304を
通り信号分離部305に入力される。そして、アドレス
があらかじめ設定された200番台のパケット信号であ
るため、信号分離回路305から取り出され、バッファ
ー301へ送られる。バッファー301へ送られた切替
要求信号502は有線回線209−1〜nを通して各無
線基地局203−1〜nへ送られる。
【0029】有線回線209−2を通し無線基地局20
3−2で受信された切替要求信号502はアドレスがあ
らかじめスイッチ400−2に設定されたP202であ
るためスイッチ400−2でスイッチングされ制御装置
403−2へ送られる。なお、有線回線209−1、2
09−3〜nを通し無線基地局203−1、203−3
〜nで受信された切替要求信号502は各無線基地局の
スイッチ400がパケットアドレスP202については
設定されていないためスイッチ400で廃棄される。
【0030】さて、切替要求信号502を受信した無線
基地局204−2の制御装置403−2は無線チャネル
管理表404を検索し、空き表示の無線チャネルの中か
ら使用する無線チャネルを選択し、切替要求信号502
に含まれるパケットアドレスA、移動機番号、無線基地
局の情報を無線チャネル管理表404の選択した無線チ
ャネルに対応するパケットアドレス記憶部407、移動
機番号記憶部408、無線基地局記憶部409に書き込
み、空き塞がり表示部406を塞がり状態にすると同時
に、スイッチ400−2をパケットアドレスAのパケッ
トを選択した無線チャネルに対応した無線送受信部40
1のつながれている出力へスイッチングするように設定
し、選択した無線送受信部401を動作させる。
【0031】パケットアドレスAのパケット信号は仮想
ゾーン制御装置202から各無線基地局203−1〜n
に送られているため、これにより無線基地局203−2
から選択した無線チャネルで送出されることとなる。制
御装置403−2は選択した無線チャネルの情報と移動
機204の移動機番号情報を含んだ切替指示信号503
を無線基地局203−1のあらかじめ定められたパケッ
トアドレス(ここではP201とする)のパケット信号
としてバッファー402を通し、仮想ゾーン制御装置2
02へ送出する。
【0032】切替指示信号503は先に説明した他の制
御信号の伝送と同様に、無線基地局203−1の制御装
置403に届けられる。切替指示信号503を受け取っ
た無線基地局203−1の制御装置403−1は切替指
示信号503に含まれる移動機204の番号情報から無
線管理表404−1を検索し、移動機204へ無線チャ
ネル212を通し前記切替指示信号503に含まれてい
る無線チャネル情報を含んだハンドオフ実行信号504
を送出する。
【0033】このハンドオフ実行信号504を受信した
移動機204は無線チャネルのタイミングをとりながら
指定された無線チャネルに切り換える。切り換えた無線
チャネル212の基地局→移動機のチャネルには無線チ
ャネル211で送られている情報と同じものがすでに送
られているため、移動機204は端末200からの情報
を瞬断することなく受け取ることができる。また切り換
えた無線チャネル212の移動機→基地局の回線で送出
された情報は無線基地局203−2の送受信部201−
1で受信され、アドレスAのパケット信号として仮想ゾ
ーン制御装置202を通して交換機201へ送られる。
交換機201で受けたアドレスAのパケット信号はスイ
ッチングされ端末200へ送られるため情報が瞬断する
ことなく送ることができる。
【0034】無線チャネルを切り換えた移動機204
は、移動機204の番号情報を含んだ切替完了信号50
5を無線チャネル212で送出する。該切替完了信号5
05を受信した無線基地局203−2は、移動機204
の番号情報をキーにして無線チャネル管理表404−2
を検索し、求めた無線基地局203−1に対応したパケ
ットアドレスP201を付けた切替完了信号506を作
成して仮想ゾーン制御装置202を通し、無線基地局2
03−1へ送出する。
【0035】この切替完了信号506を受けた無線基地
局203−1の制御装置403−1は、移動機204の
番号情報をキーにして無線チャネル管理表404−1を
検索し、該当する無線チャネルを空き表示にすると共
に、無線チャネル211を制御している無線送受信部4
01−1を停止し、スイッチ400のアドレスAのパケ
ットのスイッチングを行う動作の設定を解除しアドレス
Aのパケットを破棄するように設定する。
【0036】また、移動機204は無線チャネルを切り
換える際、今まで通信していた無線チャネル211にお
ける最後の情報であること示す情報を送り、無線チャネ
ルを指定されたチャネルに切り換える。無線基地局20
3−1の無線送受信部401−1は該最後の情報である
ことを示す信号を受信したら、その動作を停止するとと
もに、制御装置403−1にハンドオフが完了したこと
を通知し、制御装置403−1の無線チャネル管理表4
04の該当無線チャネルを空き状態にする。このような
制御を行うことで、移動機〜無線機基地局203−2〜
無線基地局203−1間での切替完了信号505、50
6の送受信による制御を省略することも可能である。
【0037】以上のように、仮想ゾーン制御装置202
に収容された無線基地局間では交換機201の制御とは
独立にハンドオフ制御を実現することが出来る。したが
って、交換機のハンドオフによる制御負荷を軽減するこ
とが出来、また、交換機のスイッチの切替を行わなくと
も移動機が通信に使用する無線基地局を切り換えること
が可能なため、無線基地局の変更のタイミングと交換機
でのスイッチの切り換えタイミングの差によっておこる
通信中の瞬断を避けることが可能となる。
【0038】なお、以上においては、無線チャネルの管
理は各無線基地局で行なわれているものとして説明した
が、仮想ゾーン制御装置に収容されている無線基地局の
無線チャネルを一元して管理する制御装置を前記仮想ゾ
ーン制御装置内に持たせても同様に実現することができ
ることは明らかである。
【0039】また、図1においては、仮想ゾーン制御装
置202は地理的に交換機201と無線基地局203の
間に設置されているが、実際の構成上では、交換機20
1と同一場所に設置すること、あるいは、複数ある無線
基地局203の内の一つと同一場所に設置することが可
能なことは明らかである。さらに、交換機または無線基
地局を構成する装置として組み込んだ構成とすることも
可能なことは明らかである。
【0040】上述した実施の形態においては、仮想ゾー
ン制御装置を交換機と無線基地局との間に一つだけ設け
ていたが、複数の仮想ゾーン制御装置を階層構成とする
こともできる。仮想ゾーン制御装置を多段に重ねた本発
明の第2の実施の形態について、図5を参照して説明す
る。
【0041】図5において、600は端末、601は交
換機、602−1〜nは無線基地局間通信用にあらかじ
め定められたアドレスを持ったパケット情報を転送する
機能、分配機能および多重機能をもった仮想ゾーン制御
装置、603−1〜nは分配機能と多重機能のみを持っ
た仮想ゾーン制御装置、604−1〜nは無線基地局、
605は移動機である。
【0042】このように構成された無線通信システムに
おいて、端末600からの情報は先に説明したと同様な
制御により、交換機601に接続された仮想ゾーン制御
装置602−1により、その配下の各仮想ゾーン制御装
置603−1〜nに転送され、基地局604−1で無線
チャネルに乗せられ、移動機605へ転送される。ま
た、移動機605からの情報は無線基地局604−1を
通り、仮想ゾーン制御装置603−1の多重機能、仮想
ゾーン制御装置602−1の多重機能、交換機601を
通り、先に説明したと同様にして端末600に転送され
る。
【0043】前述の場合と同様に移動機605が隣の無
線基地局604−2の制御する無線ゾーンへ移動した場
合には、無線基地局604−1と無線基地局604−2
は仮想ゾーン制御装置603−1を通し、仮想ゾーン制
御装置602−1の転送機能を経由してお互いに通信し
ながら、先に説明したと同様の制御を行うことでハンド
オフ制御を実行することが可能である。
【0044】なお、上述した複数の仮想ゾーン制御装置
は、物理的にはどこに配置してもよい。例えば、前記転
送機能、分配機能および多重機能を持った仮想ゾーン制
御装置602は前記交換機601と同一の場所に設置
し、分配機能と多重機能のみを持った仮想ゾーン制御装
置603は代表無線基地局内に配置することもできる。
【0045】このような多段構成とすることにより、例
えばトラヒックが少なくかつ広いサービスエリアを有す
る無線基地局を収容する場合、1段目の仮想ゾーン制御
装置で無線基地局からの複数回線の有線回線を1回線に
集線する事ができるため、無線基地局604と交換機6
01の必要な有線回線数を1段構成の場合に較べ減少さ
せることが可能となり、移動通信システムの経済化を図
ることができる。なお、図5においては2段構成の例で
説明したが、仮想ゾーン制御装置603をさらに多段に
重ねた構成とすることもできることは明らかである。
【0046】また、本発明においては、小ゾーンを仮想
ゾーン制御装置で1つの大きなゾーンとして制御する事
により、大きなゾーンで構成した場合に較べ交換機から
みた仮想ゾーンの形状を自由な型に形成できることか
ら、移動方向や通行量を考慮して仮想ゾーンの形状を構
成することにより、交換機でのハンドオフ制御の頻度を
減少させることが可能であり、ハンドオフによる制御負
荷をさらに軽減できる。
【0047】図6に、仮想ゾーンを移動方向を考慮して
構成した実施の形態のゾーン構成例を示す。この図に示
す例においては、交通量の大きな道路上に無線ゾーンを
有する複数の無線基地局を1つの仮想ゾーン制御装置の
下に配置して、移動局の移動方向に対応した形状の仮想
ゾーンを構成している。これにより、ハンドオフの大部
分が仮想ゾーン内でのものとなり、交換機におけるハン
ドオフ制御のための負荷を非常に軽減することが可能と
なる。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の移動通信シ
ステムによれば、仮想ゾーン制御装置に収容されている
無線基地局間でのハンドオフは、交換機の制御とは独立
に実施することができるため、ハンドオフ制御に伴う交
換機の負荷の増加を抑えることが可能となる。また、交
換機のスイッチを切り換えることなくハンドオフ制御を
実現できるため、交換機のスイッチの切替タイミングと
移動機の無線基地局の切替タイミングの違いにより通信
が瞬断されてしまうことがないため、品質の良い通信を
継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の移動通信システムの第1の実施の形
態の構成例を示す図である。
【図2】 本発明の移動通信システムにおける仮想ゾー
ン制御装置の構成例を示す図である。
【図3】 本発明の移動通信システムにおける無線基地
局の構成例を示す図である。
【図4】 本発明の移動通信システムの制御シーケンス
の一例を示す図である。
【図5】 仮想ゾーン制御装置を多段構成とした実施の
形態の構成例を示す図である。
【図6】 仮想ゾーンを交通量や移動機の移動方向を考
慮して構成した実施の形態の例を示す図である。
【図7】 従来技術におけるハンドオフ制御を説明する
ための図である。
【符号の説明】
200 端末 201 交換機 202 仮想ゾーン制御装置 203 無線基地局 204 移動機 205、207、209 下り有線回線 206、208、210 上り有線回線 211 下り無線チャネル 212 上り無線チャネル 300、302、303、306 有線回線インタフェ
ース 301、304、402 バッファー 305 信号分離部 400 スイッチ 401 無線送受信部 403 制御装置 404 無線チャネル管理テーブル 405 無線チャネル表示部 406 空き塞がり表示部 407 パケットアドレス記憶部 408 移動機番号記憶部 409 無線基地局記憶部 501 ハンドオフ要求信号 502 切替要求信号 503 切替指示信号 504 ハンドオフ実行信号 505、506 切替完了信号
フロントページの続き (72)発明者 田中 基晴 神奈川県横浜市神奈川区新浦島町一丁目 1番地32 株式会社ワイ・アール・ピー 移動通信基盤技術研究所内 (72)発明者 西尾 昌也 神奈川県横浜市神奈川区新浦島町一丁目 1番地32 株式会社ワイ・アール・ピー 移動通信基盤技術研究所内 (56)参考文献 特開 平5−308677(JP,A) 特開 平6−30466(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機と、該交換機と複数の無線基地局
    との間に接続された仮想ゾーン制御装置と、複数の無線
    基地局と、移動機とを有し、前記交換機および前記複数
    の無線基地局間の情報の伝送にアドレスが付加されたパ
    ケット情報が用いられる移動通信システムであって、 前記仮想ゾーン制御装置は、前記交換機から送られたパ
    ケット情報を前記複数の無線基地局に分配する分配手段
    と、前記複数の無線基地局から送られたパケット情報を
    まとめて前記交換機へ送出する多重手段とを有し、 前記無線基地局は、前記仮想ゾーン制御装置から受信し
    たパケット情報のアドレスが自局に接続されている移動
    機に対応するものであるときはその情報を当該移動局へ
    伝送する手段と、前記仮想ゾーン制御装置から受信した
    パケット情報のアドレスが自局に対する他の無線基地局
    からの制御情報に対応するものであるときは、該制御情
    報に応じて自局の無線チャネル管理情報を更新する手段
    と、移動機からハンドオフ要求を受け取ったときに、該
    ハンドオフ要求に含まれているハンドオフ先の無線基地
    局に対する切替要求信号を、その無線基地局に対する制
    御信号のアドレスを付加したパケット情報として前記仮
    想ゾーン制御装置に送出する手段とを有することを特徴
    とする移動通信システム。
  2. 【請求項2】 前記仮想ゾーン制御装置は、前記多重手
    段と前記分配手段とに接続され、前記多重手段から前記
    無線基地局間の制御信号に対応するアドレスを有するパ
    ケット情報を抜き出して前記分配手段へ転送する転送手
    段を有していることを特徴とする前記請求項1記載の移
    動通信システム。
  3. 【請求項3】 交換機と、該交換機と複数の無線基地局
    との間に階層的に接続された複数の仮想ゾーン制御装置
    と、複数の無線基地局と、移動機とを有し、前記交換機
    および前記複数の無線基地局間の情報の伝送にアドレス
    が付加されたパケット情報が用いられる移動通信システ
    ムであって、 前記仮想ゾーン制御装置のうちの最上層に位置する仮想
    ゾーン制御装置は、前記交換機から送られたパケット情
    報をその直下に位置する仮想ゾーン制御装置に分配する
    分配手段と、前記直下に位置する仮想ゾーン制御装置か
    ら送られたパケット情報をまとめて前記交換機へ送出す
    る多重手段と、該多重手段と前記分配手段とに接続さ
    れ、前記多重手段から前記無線基地局間の制御信号に対
    応するアドレスを有するパケット情報を抜きだして前記
    分配手段へ転送する転送手段を有し、 その他の仮想ゾーン制御装置は、その上位に位置する仮
    想ゾーン制御装置から送られたパケット情報をその直下
    に位置する仮想ゾーン制御装置あるいは前記複数の無線
    基地局に分配する分配手段と、その直下に位置する仮想
    ゾーン制御装置あるいは前記複数の無線基地局から送ら
    れたパケット情報をまとめてその直上に位置する仮想ゾ
    ーン制御装置に送出する多重手段とを有し、 前記無線基地局は、前記仮想ゾーン制御装置から受信し
    たパケット情報のアドレスが自局に接続されている移動
    機に対応するものであるときはその情報を当該移動局に
    伝送する手段と、前記仮想ゾーン制御装置から受信した
    パケット情報のアドレスが自局に対する他の無線基地局
    からの制御情報に対応するものであるときは、該制御情
    報に応じて自局の無線チャネル管理情報を更新する手段
    と、移動機からハンドオフ要求を受け取ったときに、該
    ハンドオフ要求に含まれているハンドオフ先の無線基地
    局に対する切替要求信号を、その無線基地局に対する制
    御信号のアドレスを付加したパケット情報として前記仮
    想ゾーン制御装置に送出する手段とを有することを特徴
    とする移動通信システム。
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