JP2994226B2 - ポリウレタン系硬化性組成物 - Google Patents

ポリウレタン系硬化性組成物

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリウレタン系硬化性組
成物、更に詳しくは、可塑剤として、特定分子量のアル
キルベンゼンと、ポリカルボン酸のエステルおよび塩素
化パラフィンの群から選ばれる少なくとも1種とを特定
比率で混合したものを配合したことから成る、特に土木
建築用等のシーリング材として有用なポリウレタン系硬
化性組成物に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】ポリウレ
タン系硬化性組成物は、主成分として、末端にイソシア
ネート基を含有するウレタンプレポリマーを用いたもの
で、たとえばシーリング材適用にあっては、一般に柔軟
性を付与するため可塑剤が配合されている。従来では、
この種可塑剤として、ジオクチルフタレート、ジヘプチ
ルフタレートなどのフタル酸エステルを主流とした芳香
族ポリカルボン酸のエステルや、ジオクチルアジペー
ト、ジブチルセバケートなどの脂肪族ポリカルボン酸の
エステルや、塩素化パラフィン等の主にウレタンプレポ
リマーとの、あるいは他の配合成分(たとえばポリアル
キレングリコールなどの硬化剤)との相溶性に優れる可
塑剤が使用されてきた。しかして、シーリング材適用
後、その表面に塗料を塗布することが多いが、可塑剤が
塗料側へ移行して、塗膜の軟化あるいは汚染もしくはほ
こり付着による汚れを起こすことにより、塗膜外観を損
なわしめるという問題がある。また、塗料を塗布しない
場合には、シーリング材表面の表面タック(粘着性)が発
生し、ほこりの付着による汚れを起こし外観を損なうと
いう問題がある。なお、従来よりウレタンプレポリマー
に相溶しない可塑剤は、シーリング材適用後、シーリン
グ材表面や接着界面より溶出(ブリード現象)を起こし、
シーリング材の柔軟性を損なったり、接着性を損なった
り、表面にほこりが付着して汚染を発生したり、塗料を
塗布した場合に塗料の密着性が低下するといった種々の
問題があるため、これまで使用されていなかった。そこ
で、かかる可塑剤の移行性の問題改善を目的として、た
とえばポリエーテルポリオールと二塩基酸および末端停
止剤とを反応させて得られるポリエステル系可塑剤を配
合したポリウレタン系硬化性シーリング材組成物が提案
されている(特公平6−23379号公報参照)。しかし
ながら、このポリエステル系可塑剤は従来のフタル酸エ
ステル等と比べ、それ自体の粘度が高いため、配合後の
作業性が十分でなく、また高価であり、しかも表面タッ
クが悪い。
【0003】本発明者らは、かかる可塑剤配合による問
題点を解消すべき鋭意研究を進めたところ、特定分子量
のアルキルベンゼンに対して、ポリカルボン酸のエステ
ルおよび塩素化パラフィンの群から選ばれる少なくとも
1種を特定比率で混合したものを配合すれば、ウレタン
プレポリマー主成分等との相溶性良好で、塗料への移行
性が大巾に改善され、かつ低粘度による良好な作業性と
表面タック性の少ない組成物が得られることを見出し、
本発明を完成させるに至った。
【0004】すなわち、本発明は、末端にイソシアネー
ト基を含有するウレタンプレポリマー(以下、末端NC
O含有プレポリマーと称す)を主成分とするポリウレタ
ン系硬化性組成物において、可塑剤として、平均分子量
250以上のアルキルベンゼンと、ポリカルボン酸のエ
ステルおよび塩素化パラフィンの群から選ばれる少なく
とも1種とを1:9〜7:3の重量比で混合したものを配
合したことを特徴とするポリウレタン系硬化性組成物を
提供するものである。
【0005】本発明における主成分の末端NCO含有プ
レポリマーは、ポリオールと過剰のポリイソシアネート
を反応させることにより製造され、通常、NCO含有量
0.5〜5%(重量%、以下同様)のものが使用されてよ
い。上記ポリオールとしては、たとえばエチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、
ジプロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,
4−ブタンジオール、4,4'−ジヒドロキシジフェニル
プロパン、4,4'−ジヒドロキシジフェニルメタン、グ
リセリン、1,2,6−ヘキサントリオール、1,1,1−
トリメチロールプロパン、ペンタエリスリット、ソルビ
ット、ショ糖などの分子中に少なくとも2個の活性水素
基含有化合物の少なくとも1種に、アルキレンオキサイ
ド(たとえばエチレンオキサイド、プロピレンオキサイ
ド、ブチレンオキサイドなど)を付加重合したポリエー
テルポリオール;その他ポリテトラメチレンエーテルポ
リオール;ポリマーポリオール;ポリブタジエンポリオー
ル等が挙げられる。必要に応じて、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジ
プロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、トリ
エチレングリコール、トリプロピレングリコール、1,
3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、ビスヒ
ドロキシエチルハイドロキノン、グリセリン、1,2,6
−ヘキサントリオール、1,1,1−トリメチロールプロ
パン、ペンタエリスリット、ジグリセリンなどの多価ア
ルコール類を加えてもよい。
【0006】上記ポリイソシアネートとしては、たとえ
ば2,4−トリレンジイソシアネートもしくは2,6−ト
リレンジイソシアネートまたはこれらの混合物、粗製ト
リレンジイソシアネート、4,4'−ジフェニルメタンジ
イソシアネートもしくは2,4'−ジフェニルメタンジイ
ソシアネートまたはこれらの混合物、ポリメチレンポリ
フェニルポリイソシアネート(粗製ジフェニルメタンジ
イソシアネート)、キシリレンジイソシアネート、ヘキ
サメチレンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン
ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ヘキ
サヒドロキシリレンジイソシアネート等が挙げられる。
【0007】本発明において用いる可塑剤の1つである
アルキルベンゼンは、平均分子量250以上(すなわ
ち、アルキル平均炭素数14以上)の分岐型アルキルベ
ンゼンであって、具体的には、テトラデシルベンゼン、
ペンタデシルベンゼン、ヘキサデシルベンゼン、ヘプタ
デシルベンゼン、オクタデシルベンゼン、ノナデシルベ
ンゼン、エイコシルベンゼン等が挙げられ、これらの1
種または2種以上の混合物を使用する。なお、平均分子
量250を下回るアルキルベンゼンでは、硬化後の表面
タック性が劣り、かつ塗料への移行が生じて塗膜が軟化
する傾向が見られる。
【0008】本発明において用いる可塑剤の他の1つで
ある、ポリカルボン酸のエステルとは、分子内にカルボ
キシル基を2個以上有する有機化合物とアルコール類と
の縮合反応により得られるエステルのことであり、芳香
族ポリカルボン酸のエステル、具体的にはフタル酸エス
テル[たとえばジオクチルフタレート(DOP)、ジブチ
ルフタレート(DBP)、ジヘプチルフタレート(DH
P)、ジイソノニルフタレート(DINP)、ジイソデシ
ルフタレート(DIDP)、ブチルベンジルフタレート
(BBP)等]、トリメリット酸エステル[たとえば、トリ
メリット酸トリオクチル(TOTM)、トリメリット酸ト
リイソデシル(TITM)等]、ピロメリット酸エステル
[たとえばピロメリット酸テトラオクチル等];脂肪族ポ
リカルボン酸のエステル、たとえばアジピン酸ジ2−エ
チルヘキシル(DOA)、アジピン酸イソデシル(DID
A)、セバシン酸ジ2−エチルヘキシル(DOS)、セバ
シン酸ジブチル(DBS)、マレイン酸ジ2−エチルヘキ
シル(DOM)、フマル酸ジブチル(DBF)、アゼライン
酸ジ2−エチルヘキシル(DOZ)、エポキシヘキサヒド
ロフタル酸ジ2−エチルヘキシル、クエン酸トリオクチ
ル、グリセロールトリアセテート等が挙げられ、また塩
素化パラフィンとしては、パラフィンワックスもしくは
低分子ノルマルパラフィンを塩素化したものがあり、化
学式では、C142515、C1222.4Cl9.6、C1424
Cl6などで示されかつ塩素含有量40〜70%のものが
挙げられ、これらポリカルボン酸のエステルおよび塩素
化パラフィンの群から選ばれる少なくとも1種を使用す
る。上記アルキルベンゼンと、ポリカルボン酸のエステ
ルおよび塩素化パラフィンの群から選ばれる少なくとも
1種との重量比は、1:9〜7:3、好ましくは2:8〜
5:5に設定することが重要である。アルキルベンゼン
の比率が10%を下回ると、塗料への移行が生じ、塗膜
軟化が起こり、また70%を上回ると、アルキルベンゼ
ン固有の末端NCO含有プレポリマーに対する非相溶性
の性質が顕著に現われ、硬化物性の低下など十分な可塑
化効果が得られず、かつ塗膜との密着性が低下する。
【0009】また上記重量比でアルキルベンゼンと、ポ
リカルボン酸のエステルおよび塩素化パラフィンの群か
ら選ばれる少なくとも1種とを混合して成る可塑剤(こ
れ自体も、本発明の一部を構成する)(以下、本発明可塑
剤と称す)は、通常、主成分の末端NCO含有プレポリ
マー100部(重量部、以下同様)に対して、30〜15
0部の割合で配合すればよい。30部未満であると、十
分な柔軟性が得られず、また150部を越えると、硬化
物性の低下、および塗装を施した場合塗膜への悪影響が
生じる傾向にある。
【0010】本発明に係るポリウレタン系硬化性組成物
は、上記主成分の末端NCO含有プレポリマーに所定割
合の本発明可塑剤を配合したことを特徴とするが、その
組成物型態並びに他の通常用いられる配合成分および全
配合成分の比率(%)の好適例は、以下の通りである。二液型 主成分: 末端NCO含有プレポリマー 15〜30 硬化成分: 充填剤 40〜60 本発明可塑剤 10〜30 硬化促進触媒 0.1〜3 硬化剤 7〜15 この場合、本発明可塑剤の一部を主成分に配合してもよ
い。一液型 (湿気硬化性) 末端NCO含有プレポリマー 20〜40 充填剤 20〜40 本発明可塑剤 20〜40 硬化促進触媒 0〜2
【0011】上記充填剤としては、たとえば炭酸カルシ
ウム、パーライト、クレー、タルク、硫酸バリウム、カ
ーボンブラック、塩化ビニル樹脂、ガラス、シリカ等が
挙げられる。上記硬化促進触媒としては、ジブチルスズ
ジラウレート、スズオクトエート、鉛オクトエートなど
の重金属有機化合物;N−アルキルモルホリン、N−ア
ルキルピペラジンなどの3級アミン等が挙げられる。上
記硬化剤としては、末端NCO含有プレポリマーの原料
であるポリオール、特にポリエーテルポリオール(たと
えばポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル)が挙げられ、その他ポリエステルポリオールやポリ
エーテルポリアミン、ポリエーテルポリアミド等も使用
できる。なお、かかる配合成分以外にも、必要に応じ
て、老化防止剤や粘度調整剤、着色剤(酸化チタン、カ
ーボンブラックなど)、揺変剤(微粉末シリカなど)等を
適量配合してもよい。ここで、二液型とは、末端NCO
含有ウレタンプレポリマーと硬化剤(ポリオール、ポリ
アミン等)を混合することにより反応硬化するものであ
り、下式:
【化1】 の反応形態をとる。一方、一液型の場合は、末端NCO
含有ウレタンプレポリマーが大気中の湿気により反応硬
化するもので、二液型のように硬化剤を必要とせず、下
式:
【化2】 の反応形態をとる。
【0012】
【実施例】次に参考例(相溶性試験)、実施例および比較
例を挙げて、本発明をより具体的に説明する。 参考例1 アルキルベンゼン(平均分子量325)と、他の各種可塑
剤またはポリオール[ポリプロピレングリコール(PP
G):分子量3000または1000]または末端NCO
含有プレポリマー(武田薬品工業(株)製、タケネートL
1032)との相溶性について、それぞれ(2/8、5/
5または8/2)の混合重量比で配合し、次いでライカ
イ機を用い5分間減圧撹拌する。その直後の混合物の相
溶外観を20℃、目視にてチェックした。結果は、以下
の通りである(但し、○:透明、△:くもり発生、×:白
濁)。 i)アルキルベンゼンと塩素化パラフィン(平均分子量4
00、塩素含有量50%)の場合、上記3通りの混合重
量比でいずれも○ ii)アルキルベンゼンとジオクチルアジペートの場合
も、上記3通りの混合重量比でいずれも○ iii)アルキルベンゼンとDOP(ジオクチルフタレート)
の場合も、上記3通りの混合重量比でいずれも○ iv)アルキルベンゼンとエポキシヘキサヒドロフタル酸
エステル(新日本理化(株)製、サンソサイザーEPS)の
場合も、上記3通りの混合重量比でいずれも○ v)アルキルベンゼンとポリエステル系可塑剤(大日本イ
ンキ工業(株)製のアジピン酸系ポリエステル、ポリサイ
ザーW−1000)の場合も、上記3通りの混合重量比
でいずれも○ vi)アルキルベンゼンと分子量3000または1000
のPPGの場合も、上記3通りの混合重量比でいずれも
○ vii)アルキルベンゼンと末端NCO含有プレポリマー
(タケネートL1032)の場合では、上記3通りの混合
重量比でいずれも×
【0013】参考例2 アルキルベンゼン(平均分子量325)とDOPと末端N
CO含有プレポリマー(タケネートL1032)を下記表
1の混合重量比(No.1〜5)で配合し、参考例1と同
様な相溶性試験を行い、結果を表1に併記する。
【表1】
【0014】実施例1〜4および比較例1〜4 本例は二液型の型態で実施する。下記表2に示す部数の
各成分、すなわち、末端NCO含有プレポリマー(NC
O含有量2.95%、粘度9800cps)[武田薬品工業
(株)製、タケネートL1032]と、充填剤(表面処理炭
酸カルシウム)[白石工業(株)製、ホモカルDM]、各種
可塑剤、硬化促進触媒(鉛オクトエート、Pb量20%)
および硬化剤(OH価74のポリプロピレングリコール
(PPG))[武田薬品工業(株)製、タケラックP74]を
それぞれ計量し、プラネタリーミキサーで10分間脱泡
撹拌して、ポリウレタン系硬化性組成物を得る。
【0015】各組成物を型に流し込み、20℃で7日お
よび50℃で7日の養生を行って、硬化シートを作成す
る。硬化シートの表面タック性および可塑剤の溶出性を
指触で評価した後、さらにこの硬化シートの表面にアク
リルエマルジョン系塗料を塗布し、次いで20℃で7日
間放置して塗膜を乾燥してから、60℃×14日の加熱
条件下で放置せしめたときの、可塑剤の塗膜への移行状
態(塗膜軟化)を指触で評価し、および塗膜の密着性を評
価する。これらの結果を表2に併記する。なお、各性能
の評価基準は以下の通りである。表面タック性 ○:粘着なし、△:やや粘着、×:粘着が強い可塑剤の溶出性 ○:溶出なし(手に付着物なし)、△:やや溶出(若干手に
付着)、×:多量に溶出(手に多く付着する)塗膜軟化 ○:軟化せず、△:やや軟化、×:軟化した塗膜密着性 JIS K−5400碁盤目試験による、○:良好、△:
やや不良、×:不良
【0016】
【表2】 表2中、塩素化パラフィンは塩素含有量50%、平均分
子量400のものを使用し、ポリエステル系可塑剤は大
日本インキ工業(株)製のアジピン酸系ポリエステル(ポ
リサイザーW−1000)を使用する。
【0017】
【発明の効果】本発明組成物は、実施例1〜4に示され
る通り、硬化物からの可塑剤溶出性(ブリード現象)が極
めて少なく、かつ表面タック性に優れ、可塑剤の塗膜へ
の移行性も極めて少なく、また塗料を軟化させないた
め、塗膜表面に汚れを生じさせないことが認められ、従
来のシーリング材適用での要求を十分満足することがで
きる。またシーリング材以外にも、たとえば接着剤、塗
料、防水塗膜材、ポリウレタン成形物への用途展開が考
えられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09K 3/10 C09K 3/10 D (56)参考文献 特開 平3−140364(JP,A) 特開 昭62−174220(JP,A) 特開 昭59−45382(JP,A) 特開 昭56−139577(JP,A) 特開 平5−271496(JP,A) 特開 平6−116547(JP,A) 特開 平8−92544(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08L 75/00 - 75/16 C08G 18/00 - 18/87 C09D 5/34 C09D 175/00 - 175/16 C09J 175/00 - 175/16 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 末端にイソシアネート基を含有するウレ
    タンプレポリマーを主成分とするポリウレタン系硬化性
    組成物において、可塑剤として、平均分子量250以上
    のアルキルベンゼンと、ポリカルボン酸のエステルおよ
    び塩素化パラフィンの群から選ばれる少なくとも1種と
    を1:9〜7:3の重量比で混合したものを配合したこと
    を特徴とするポリウレタン系硬化性組成物。
  2. 【請求項2】 アルキルベンゼンと、ポリカルボン酸の
    エステルおよび塩素化パラフィンの群から選ばれる少な
    くとも1種とを混合した可塑剤の配合量が、主成分のウ
    レタンプレポリマー100重量部に対して30〜150
    重量部である請求項1に記載のポリウレタン系硬化性組
    成物。
  3. 【請求項3】 主成分のウレタンプレポリマーと、充填
    剤、可塑剤、硬化促進触媒および硬化剤からなる硬化成
    分との二液型である請求項1または2に記載のポリウレ
    タン系硬化性組成物。
  4. 【請求項4】 主成分のウレタンプレポリマー、充填
    剤、可塑剤および要すれば硬化促進触媒から成る一液型
    湿気硬化性である請求項1または2に記載のポリウレタ
    ン系硬化性組成物。
  5. 【請求項5】 シーリング材として適用する請求項1乃
    至4のいずれか1つに記載のポリウレタン系硬化性組成
    物。
  6. 【請求項6】 平均分子量250以上のアルキルベンゼ
    ンと、ポリカルボン酸のエステルおよび塩素化パラフィ
    ンの群から選ばれる少なくとも1種とを1:9〜7:3の
    重量比で混合したことから成る、ポリウレタン系硬化性
    組成物用可塑剤。
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JP4904748B2 (ja) * 2005-09-08 2012-03-28 横浜ゴム株式会社 シーリング材組成物
JP2010132783A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Konishi Co Ltd 1液湿気硬化型ウレタン系シーリング材組成物並びにそれを用いた車輌接合部位の目止め方法及び車輌の塗装目地構造

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