JP2993794B2 - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

商品販売データ処理装置

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JP2993794B2
JP2993794B2 JP4777192A JP4777192A JP2993794B2 JP 2993794 B2 JP2993794 B2 JP 2993794B2 JP 4777192 A JP4777192 A JP 4777192A JP 4777192 A JP4777192 A JP 4777192A JP 2993794 B2 JP2993794 B2 JP 2993794B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子式キャッシュレ
ジスタやPOS端末などの商品販売データ処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、人手によるサービスチケットの発
行を自動的に行うものとして、店が顧客として登録し、
店が発行した特定の顧客番号を記録した顧客カードを所
有する顧客が買い上げた商品については、前記顧客番号
を商品販売データ処理装置に設定して、売上合計額に基
づいてサービス点数データを算出し、それを前記顧客番
号に対応してサービス点数データ記憶部に累計記憶する
ような機能を備えた商品販売データ処理装置が知られて
いる。そしてこの累計記憶した合計サービス点数が設定
された基準サービス点数に達したことにより、たとえば
所定の価値を有するサービス券を発行するなどして顧客
にサービスを提供するようにしている。顧客は自分でサ
ービス点数のチケットなどを管理する必要無くして種々
のサービスを受けることが出来る。またこのような商品
販売データ処理装置では、顧客が今どの程度サービス点
数が溜まっているかを知ることが出来るようにレシート
用紙に、現在の累計サービス点数データを印字して発行
する機能を備えたものも知られている。(例えば特開昭
61−273663号)。
【0003】このような商品販売データ処理装置は例え
ば顧客の買い上げた商品の金額データを入力するための
入力手段と、カードに記録された顧客番号を読み取るた
めのカード読取手段と、サービス点数データなどをレシ
ート用紙に印字するための印字手段と、顧客ごとのサー
ビス点数データを記憶するための記憶部と、入力手段か
ら入力された商品の金額データを合計し、その合計金額
に対応するサービス点数データを算出し、算出したサー
ビス点数データを前記記憶部に累計記憶させ、サービス
点数データの累計をレシート用紙に印字させるサービス
点数データ処理手段とを備えている。このような商品販
売データ処理装置であれば、サービス点数データにより
サービスはもちろんのこと、サービス点数を通知するこ
とで、顧客に対し安心感を与えることができよりサービ
スの向上につながるものである。
【0004】しかしながらこのような従来の商品販売デ
ータ処理装置では、顧客に対してのみサービス点数デー
タを算出しているので、顧客カードを持たない一般客
は、買い物をしてもサービス点数を得ることができな
い。これには以下のような理由がある。すなわち買い物
に来た全ての客に対してサービス点数データを発行する
ことも考えられるが、店側で発行したサービス点数デー
タを管理するのに多大の労力を要し、現実的ではないこ
と。また、偶然立ち寄ったような客に対してはサービス
点数を発行して、そのサービス点数データを管理するよ
うにしても全く無駄であることなどである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】顧客の獲得は店を運営
する上で重要なことである。また顧客になれば客にとっ
ても様々なサービスを受けることができるので、頻繁に
同じ店で買い物をする客にとっては顧客になった方が有
利であることは確かである。しかしながら従来の商品販
売データ処理装置では顧客に対しての様々なサービスの
工夫は成されているが、一般の客に対して顧客になるこ
とを促す手段はなく、店側で募集のチラシなどによって
宣伝するなどしていた。上述したように従来の商品販売
データ処理装置では、顧客になった方が有利であること
を通知する宣伝手段がなく、店側で様々な方法で対処す
る必要があった。本発明はこのような従来技術の課題に
鑑み、一般の客に対して、顧客になることの有利性を効
果的に宣伝する機能を備えた商品販売データ処理装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、顧客で
あればどの程度のサービス点数が得られるのかを客に通
知することが顧客の獲得に最も効果的である点に着目し
たものである。本発明の商品販売データ処理装置は、客
が買い上げる商品の金額データを入力する商品金額デー
タ入力手段と、この商品金額データ入力手段から入力さ
れる商品金額データに基づいて一客の今回の買い上げ合
計金額を算出する買い上げ商品合計金額算出手段と、こ
の買い上げ商品合計金額算出手段で算出した買い上げ合
計金額をレシート用紙に印字してレシートを発行する印
字部と、前記買い上げ合計金額算出手段で算出した買い
上げ合計金額から一客の今回のサービス点数データを算
出するサービス点数データ算出手段と、このサービス点
数データ算出手段で算出するサービス点数データに基づ
くサービスの提供を受ける顧客になることを促すメッセ
ージデータを記憶するメッセージデータ記憶部と、前記
顧客であることを示す顧客情報を入力する顧客情報入力
手段と、この顧客情報入力手段から前記顧客情報が入力
されたか否かを判別する顧客情報入力判別手段と、この
顧客情報入力判別手段で前記顧客情報入力手段から前記
顧客情報が入力されたと判別すると、前記サービス点数
データ算出手段で算出した今回サービス点数データを当
該顧客の今回サービス点数データとして当該顧客の今回
サービス点数データ算出前の合計サービス点数データに
加算し、この加算後の合計サービス点数データを当該顧
客の新たな合計サービス点数データとして更新処理する
顧客サービス点数データ処理手段と、前記顧客情報入力
判別手段で前記顧客情報入力手段から前記顧客情報が入
力されないと判別すると、前記サービス点数データ算出
手段で算出する今回サービス点数データがゼロであるか
否かを判別するサービス点数データ判別手段と、このサ
ービス点数データ判別手段で前記今回サービス点数デー
タがゼロでないと判別すると、前記メッセージデータ記
憶部に記憶されているメッセージデータに基づくメッセ
ージとともに前記サービス点数データ算出手段で算出し
た今回サービス点数データに基づく今回サービス点数を
当該客が前記顧客であったら得られたであろうサービス
点数として前記印字部で当該客のレシートに印字して発
行する印字制御手段とからなることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の商品販売データ処理装置では、商品金
額データ入力手段から入力された商品金額データに基づ
いて当該客の今回の買い上げ合計金額を買い上げ合計金
額算出手段にて算出し、この算出した今回買い上げ合計
金額から当該客の今回サービス点数データをサービス点
数データ算出手段にて算出するとともに、当該客が買い
上げ合計金額に基づくサービスの提供を受け得る顧客で
あることを示す顧客情報が顧客情報入力手段から入力さ
れたか否かを顧客情報入力判別手段により判別し、顧客
情報が入力されたと判別すると、顧客サービス点数デー
タ処理手段にて当該客の今回サービス点数データを当該
顧客の今回サービス点数データとして当該顧客の今回サ
ービス点数データ算出前の合計サービス点数データに加
算し、この加算後の合計サービス点数データとして更新
処理する一方、顧客情報入力判別手段により顧客情報が
入力されないと判別すると、サービス点数データ判別手
段にて当該客の今回サービス点数データがゼロであるか
否かを判別し、当該客の今回サービス点数データがゼロ
でないと判別すると、印字部にて当該客の今回の買い上
げ合計金額、メッセージデータ記憶部に記憶されている
顧客になることを促すメッセージとともに、当該客の今
回サービス点数を顧客であったならば今回得られたであ
ろうサービス点数としてレシート用紙に印字し、このレ
シートを当該客に対して発行する。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図1はこの実施例の商品販売データ処理装置のシス
テム構成を示す図である。商品販売データ処理装置はホ
スト装置1とファイルプロセッサ(FP)2と複数のP
OSターミナル(TM)3で構成されており、それぞれ
の装置は伝送回線4で接続されている。ホスト装置1は
売上の管理等の処理を実行するものであり、ファイルプ
ロセッサ2はホスト装置1とPOSターミナル3の間に
位置し、ホスト装置1とPOSターミナル3との間のデ
ータのやり取りを制御するものである。またPOSター
ミナル3は実際に店頭に配置され、オペレータの操作に
より商品登録の業務を実行するものである。
【0009】図2は前記POSターミナル3のハードウ
ェア構成図である。CPU5は入力部であるキーボード
9から入力された各種データに対して演算処理を実行す
る本装置の中枢であり、このCPU5にはアドレスバ
ス、データバス、制御線からなるバスライン6を介して
固定データを記憶するROM7、可変データを記憶する
RAM8をはじめとして、キーボード9を制御するキー
ボードコントローラ10、磁気カードからデータを読み
取る磁気カードリーダ12を制御するカードリーダコン
トローラ11、表示器14を制御する表示コントローラ
13、印字部であるR/Jプリンタ16を制御するプリ
ンタコントローラ15、ドロワ開放装置18への信号出
力用のI/Oポート17がつながれている。
【0010】図3は、キーボード9のキー配置図であ
る。キーボード9は金額等の数値を入力するためのテン
キー19、登録する商品の部門を入力する部門キー2
0、登録した商品の合計金額を算出するのに使用する小
計キー21、商品コードを入力して商品を登録する際に
使用するPLUキー22、磁気カードのデータを磁気カ
ードリーダ12で読み取らせる際に使用するカード処理
キー23、締めキーである預/現計キー24等が設けて
ある。
【0011】図4は前記RAM8内の、この実施例で使
用する主要なメモリの構成図である。RAM8は一客の
売上金額を記憶する小計メモリ25、買い上げ金額から
サービス点数データであるポイント数を算出する際に基
準となる金額を設定記憶する基準金額メモリ26、算出
したポイント数を記憶するポイントメモリ27、顧客コ
ードの入力がされたことを示す顧客フラグを記憶する顧
客フラグメモリ28、磁気カードから読み取った顧客コ
ードを記憶する顧客コードメモリ29、各種のメッセー
ジデータを記憶するメッセージ記憶部であるメッセージ
データメモリ30、ホスト装置1から受信したポイント
数を記憶するポイント控えメモリ41等で構成されてい
る。顧客フラグメモリ28は磁気カードリーダ12から
もしくはキーボードから顧客コードが入力されることに
より顧客フラグである1が記憶されるものである。
【0012】図5はホスト装置1のハードウェア構成図
である。CPU31は入力部であるキーボード35から
入力された各種データに対して演算処理を実行する本装
置の中枢であり、このCPU31にはアドレスバス、デ
ータバス、制御線からなるバスライン32を介して固定
データを記憶するROM33、可変データを記憶するR
AM34をはじめとして、キーボード35を制御するキ
ーボードコントローラ36、表示器37を制御する表示
コントローラ38、印字部であるプリンタ39を制御す
るプリンタコントローラ40がつながれている。
【0013】図6は前記RAM34内の、この実施例で
使用する顧客テーブルを示した図である。顧客テーブル
40は顧客コードを記憶する顧客コードエリア401、
顧客名を記憶する顧客名エリア402、ポイント数を記
憶するポイントエリア403で構成されている。なおこ
の実施例では顧客コードは一顧客に付き一つ割り当てら
れるもので、磁気カードにより顧客に提供されているも
のとする。
【0014】図7はこの実施例におけるPOSターミナ
ル3の処理を示すフローチャートである。このフローチ
ャートはキーボード9からなんらかのキーが操作される
と実行する。なお顧客に対する登録の際のオペレーショ
ンは預/現計キー24を操作する前に顧客コードを磁気
カードリーダ12もしくはキーボード9から入力するも
のとする。また顧客コードの入力はカード処理キー23
を操作後、磁気カードに記録されている顧客コードを読
ませるか、キーボード9で所定桁数分入力するものとす
る。ステップ100で入力されたキーが預/現計キー2
4であるか判別し、預/現計キー24でなければステッ
プ112でカード処理キー23か判別する。いずれのキ
ーでもなければステップ114でその他の処理を実行す
る。その他の処理には商品の登録処理などがある。ステ
ップ100で預/現計キー24であると判別した場合
は、ステップ101で釣り銭を表示器14で表示し、ス
テップ102でドロワを開放すべくドロワ開放装置18
に信号を出力する。
【0015】ステップ103、104、105で小計メ
モリ25に記憶されているその客の買い上げ合計金額か
ら、今回の買い上げ金額に関するポイント数を算出す
る。ステップ103で小計メモリ25に記憶されている
金額値が基準金額メモリ26に設定されている基準金額
以上か判別する。この場合基準金額が100(100
円)と設定されているとする。小計メモリ25の金額値
が100以上でなければステップ106の顧客コードが
入力されているか否かの判別に進む。100以上であれ
ばステップ104で小計メモリ25の金額値から100
を減算し、ステップ105でポイントメモリ27のポイ
ント数に1を加算し、再びステップ103で小計メモリ
25の金額値が100以上か判別する。小計メモリ25
の金額値が100より小さくなるまでこの処理を繰り返
す。これにより、ポイントメモリ27には今回の買い上
げ合計金額に基づいて算出されたポイント数が記憶され
ることになる。
【0016】小計メモリ25の値が100より小さくな
ると、ステップ106で客が顧客か否かを顧客フラグメ
モリ28のフラグの状態から判別する。顧客フラグメモ
リ28に1が記憶されていたなら、顧客であるというこ
となので、ステップ107でポイント控えメモリ41に
記憶されているポイント数を前回までのポイント数であ
ることを示すメッセージとともにレシート用紙に印字
し、ポイントメモリ27に記憶されているポイント数を
今回の買い上げで得たポイント数としてそれを示すメッ
セージとともにレシート用紙に印字して、ポイントメモ
リ27に記憶されているポイント数とポイント控えメモ
リ41に記憶されているポイント数を合計したポイント
数を新たな総ポイント数であることを示すメッセージと
ともにレシート用紙に印字する。それぞれのメッセージ
はメッセージデータメモリ30に記憶されており、必要
に応じて該当のメッセージデータを読みだし印字され
る。そしてステップ108で総ポイント数をファイルプ
ロセッサ2を介してホスト装置1に送信し、顧客フラグ
メモリ28、小計メモリ25、ポイントメモリ27、ポ
イント控えメモリ41等の各種メモリをクリアして処理
を終了する。
【0017】一方ステップ106で顧客フラグメモリ2
8に1が記憶されていないと判別した場合は、一般の客
であるということなのでサービス点数判別手段であるス
テップ110でポイントメモリ27のデータをチェック
する。ポイントメモリ27にポイント数が記憶されてい
なければ今回の買い上げでポイントが発生しなかったと
いうことなので、ポイントを出力する必要がなく、ステ
ップ109のメモリクリアの処理を実行して終了する。
ポイント数がないものは、メッセージだけ印字しても客
に対してあまり効果がないうえ、レシート用紙の無駄に
もなることからポイント数のない客に対しては、メッセ
ージを印字しない。ポイントメモリ27にポイント数が
記憶されていれば、サービス点数データ印字制御手段ス
テップ111で顧客であれば得られることを示すメッセ
ージと、ポイントメモリ27に記憶されているポイント
数を印字して、ステップ109のメモリクリアの処理に
進む。メッセージはメッセージデータメモリ30に記憶
されているメッセージを必要に応じて読みだして印字す
るものである。
【0018】ステップ112でカード処理キー23が入
力されたと判別した場合は、ステップ113で顧客コー
ドの入力を待ち、磁気カードリーダ12もしくはキーボ
ード9から顧客コードが入力されたと判断した場合は、
115で入力された顧客コードを顧客コードメモリ29
に記憶する。ステップ116でファイルプロセッサ2を
介してホスト装置1に顧客コードに対応するポイント数
を問い合わせる。応答を受信するとステップ117でポ
イント数を受信したか判別する。応答データが顧客コー
ドがホスト装置1の顧客テーブル40に記憶されていな
い等のエラー情報を示すものであればステップ119で
エラーメッセージを表示するなどのエラー処理を実行し
て終了する。ポイント数を受信したならばステップ11
8でポイント控えメモリ41にポイント数を記憶し、ス
テップ120で顧客フラグに1をセットして処理を終了
する。
【0019】図8はホスト装置1の処理を示すフローチ
ャートである。このフローチャートは、ファイルプロセ
ッサ2から何らかのデータを受信すると実行する。ステ
ップ121で受信したデータがファイルプロセッサ2を
介して送信されてきたPOSターミナル3からのもの
か、さらにはポイント数の問い合わせのための顧客コー
ドか判別する。そうでなければ、ステップ123でファ
イルプロセッサ2を介して送信されてきたPOSターミ
ナル3からのポイント数のデータか判別し、そうでなけ
ればその他の処理を実行する。なお受信する伝文の構成
はポイント数問い合わせの顧客コードの場合は、ポイン
ト数の問い合わせであることを示すコマンドと、顧客コ
ードと、送信元のPOSターミナル3のターミナル番号
等で構成されており、ポイント数の送信の場合は、ポイ
ント数の送信であることを示すコマンドと顧客コードと
ポイント数等で構成されているものとする。
【0020】ステップ121で顧客コードを受信したと
判別した場合はステップ122で顧客テーブル40を送
信されてきた顧客コードで検索し、該顧客コードに対応
するポイント数をポイントエリア403から読みだし送
信してきたPOSターミナル3に送信する。この際該当
する顧客コードがない場合はそのことを示すデータを送
信する。ステップ123でポイントデータを受信したと
判別した場合はステップ124で該当する顧客コードの
ポイントエリア403に受信したポイント数を記憶す
る。
【0021】次にこの実施例の動作を具体例を用いて説
明する。図9は本実施例の印字例を示す図である。図9
(A)は顧客に対して発行されるレシートの印字結果を
示す図であり、図9(B)は一般の客に対して発行され
る顧客になることを促すメッセージおよび今回の買い上
げで得られるポイント数を印字した結果を示す図であ
る。なおこの実施例では基準金額メモリ26に基準金額
として100が設定されているとする。
【0022】今、顧客番号0001の顧客が買い物に来
たとする。オペレータは磁気カードリーダ12もしくは
キーボード9から顧客コードを入力する。顧客コードの
0001のポイント数がファイルプロセッサ2を介して
ホスト装置1に問い合わせられる。図6に示すようにポ
イント数が480点であるとすると、480点がホスト
装置1から送信されてくる。480点はポイント控えメ
モリ41に記憶され、顧客フラグに1がセットされる。
顧客が3090円の買い物をしたとする。預/現計キー
24の操作に応じて、基準金額が100円であるので、
今回の買い物で30点のポイント数が得られ、ポイント
メモリ27に記憶される。
【0023】そして顧客フラグメモリ28に1がセット
されているので前回までのポイントであることを示すメ
ッセージ「前回ポイント」のメッセージとともに、ポイ
ント控えメモリ41に記憶されているポイント数480
点が印字され、今回の買い上げで得られたポイントであ
ることを示すメッセージ「今回ポイント」のメッセージ
とともに、ポイントメモリ27に記憶されているポイン
ト数30点が印字され、現在のポイントであることを示
すメッセージ「総ポイント」のメッセージとともに、ポ
イント控えメモリ41に記憶されているポイント数48
0点とポイントメモリ27に記憶されている30点を加
算した510点が印字される。印字結果は(ア)のよう
になる。その後責任者コードを印字してレシートは発行
される。それぞれのメッセージはメッセージデータメモ
リ30に記憶されているものである。
【0024】一方、一般の客が同じように3090円の
買い物をしたとする。預/現計キー24の操作に応じ
て、同様に30点のポイント数が算出され、ポイントメ
モリ27に記憶される。顧客フラグメモリ28には1が
記憶されていないので、顧客の登録ではないことを判別
する。ポイントメモリ27のデータは0でないので、顧
客であれば得られることを示すメッセージ「コキャクデ
アレバ」と、ポイントメモリ27に記憶されているポイ
ント数30点と、さらに顧客になることを促すメッセー
ジ「タダイマ ニュウカイ ボシュウチュウ」を印字す
る。印字結果は(イ)のようになる。その後責任者コー
ドを印字してレシートは発行される。
【0025】上述したように、本実施例の商品販売デー
タ処理装置であれば、顧客に対してポイント数を算出す
ることはもちろん、一般の客に対してもポイント数を算
出して、客に知らしめることができる。この際に顧客に
なることを促すメッセージを印字することにより、顧客
になることの有利性をアピールすることができる。これ
により顧客の獲得に効果的な宣伝ができる。また発行さ
れたポイント数を店側が管理する必要がないので店の負
担も増加することもない。
【0026】なお本発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。たとえば本実施例では、POSターミナル
3、ファイルプロセッサ2、ホスト装置1からなる商品
販売データ処理装置について説明したが、単体の電子式
キャッシュレジスタであってもよい。また装置内に顧客
テーブル40を持つものについて説明したが、ポイント
数を磁気カードに持たせるものでも可能である。また顧
客コードを磁気カードに記録したもので説明したが磁気
カードでなくICカードや、バーコードで記録したもの
でもよい。またポイント数の算出を基準金額に基づいて
算出したが、金額をそのままポイント数としてもよい。
さらにはサービス点数データをポイント数として説明し
たが、ポイント数に限定されるものではない。サービス
点数データは顧客にサービスをするために、顧客の買上
に応じて変化するデータを示すものであり、例えば顧客
の買上げ額に基づいて所定の金額を求め、求めた前記金
額を顧客情報に対応して記憶手段に累計記憶するような
装置の場合は、サービス点数とは求めた金額を示すもの
である。その他本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変
形実施可能である。
【0027】
【発明の効果】上述したように本発明の商品販売データ
処理装置であれば、顧客になっていたならばサービス点
数を得られた金額以上の買い物をした末だ顧客となって
いない一般客に対して、当該一般客の今回買い上げ合計
金額、この今回買い上げ合計金額に基づいて算出されて
顧客になっていたならば今回得られたであろうサービス
点数、および顧客になることを促すメッセージが当該一
般客に渡されるレシート上に印字されるので、店側で様
々な宣伝広告作業を行うことなく、もっとも効果が期待
できる特定の一般客に対して有効な顧客勧誘ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す商品販売データ処理装
置のシステム構成図である。
【図2】同実施例におけるPOSターミナルのブロック
構成図である。
【図3】同実施例におけるPOSターミナルのキーボー
ドのキー配置図である。
【図4】同実施例におけるPOSターミナルの主要なメ
モリの構成図である。
【図5】同実施例におけるホスト装置のブロック構成図
である。
【図6】同実施例における顧客テーブルの構成図であ
る。
【図7】同実施例におけるPOSターミナルの処理を示
すフローチャートである。
【図8】同実施例におけるホスト装置の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図9】同実施例における印字結果を示す図である。
【符号の説明】
12 磁気カードリーダ 16 R/Jプリンタ 19 カード処理キー 24 預/現計キー 30 メッセージデータメモリ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 客が買い上げる商品の金額データを入力
    する商品金額データ入力手段と、 この商品金額データ入力手段から入力される商品金額デ
    ータに基づいて一客の今回の買い上げ合計金額を算出す
    る買い上げ商品合計金額算出手段と、 この買い上げ商品合計金額算出手段で算出した買い上げ
    合計金額をレシート用紙に印字してレシートを発行する
    印字部と、 前記買い上げ合計金額算出手段で算出した買い上げ合計
    金額から一客の今回のサービス点数データを算出するサ
    ービス点数データ算出手段と、 このサービス点数データ算出手段で算出するサービス点
    数データに基づくサービスの提供を受ける顧客になるこ
    とを促すメッセージデータを記憶するメッセージデータ
    記憶部と、 前記顧客であることを示す顧客情報を入力する顧客情報
    入力手段と、 この顧客情報入力手段から前記顧客情報が入力されたか
    否かを判別する顧客情報入力判別手段と、 この顧客情報入力判別手段で前記顧客情報入力手段から
    前記顧客情報が入力されたと判別すると、前記サービス
    点数データ算出手段で算出した今回サービス点数データ
    を当該顧客の今回サービス点数データとして当該顧客の
    今回サービス点数データ算出前の合計サービス点数デー
    タに加算し、この加算後の合計サービス点数データを当
    該顧客の新たな合計サービス点数データとして更新処理
    する顧客サービス点数データ処理手段と、 前記顧客情報入力判別手段で前記顧客情報入力手段から
    前記顧客情報が入力されないと判別すると、前記サービ
    ス点数データ算出手段で算出する今回サービス点数デー
    タがゼロであるか否かを判別するザービス点数データ判
    別手段と、 このサービス点数データ判別手段で前記今回サービス点
    数データがゼロでないと判別すると、前記メッセージデ
    ータ記憶部に記憶されているメッセージデータに基づく
    メッセージとともに前記サービス点数データ算出手段で
    算出した今回サービス点数データに基づく今回サービス
    点数を当該客が前記顧客であったら得られたであろうサ
    ービス点数として前記印字部で当該客のレシートに印字
    して発行する印字制御手段と、 からなる商品販売データ処理装置。
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