JP2990733B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2990733B2
JP2990733B2 JP2087218A JP8721890A JP2990733B2 JP 2990733 B2 JP2990733 B2 JP 2990733B2 JP 2087218 A JP2087218 A JP 2087218A JP 8721890 A JP8721890 A JP 8721890A JP 2990733 B2 JP2990733 B2 JP 2990733B2
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信雄 橋本
裕一 国崎
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、撮像装置に関するものであり、特に光量制
御に関する。
(従来の技術) 第5図にCCDを2個用いた2板式のビデオカメラ回路
の従来例を示す。図において、絞り3を制御するアイリ
ス駆動回路21は、増幅器8の出力信号をNAM(非加算ミ
クシング)回路18で、同時点におけるR,B,G各Chの信号
中の最大値を選択し、選択した信号を検波回路(Def)4
1で検波平滑し、この平滑された信号レベルが設定され
た基準値になるように、絞り3を制御しているが、この
平均検波の方法は、画面全体の明るさの平均が最適輝度
になるように制御する方法であり、ハイライト部分と黒
い部分が均等にあるような画面の検波電圧が、一定基準
値になるように絞りを制御するだけでは、例えば、全面
一色の画面を撮影したとすると、撮像素子出力が低くな
り、S/N比が悪くなると云う欠点がある。他に、ピーク
検波と云う方法があるが、ピーク検波の場合には、全面
一色の画面での撮像素子出力を高くすることができる
が、領域の大小に係わらず最高ピーク値により、絞り制
御を行うために、高輝度部が小領域であっても、小領域
の高輝度部の輝度レベルに引かれて絞り制御が行われ、
広領域の低輝度部の信号レベルが低くなって、画面全体
が暗くなってしまい、S/N比も悪くなると云う問題があ
った。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、画面一色の画面を撮影する場合や、画面の
大部分が低輝度で、一部に非常な高輝度部分がある場合
のS/N比を改善すると云う課題を、一部に非常な高輝度
部分がある場合にも、絞りの作用で画面全体が必要以上
に暗くなったりすることなく解消することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、撮
影レンズと、撮影レンズを透過した光を受光して映像信
号を出力する撮像手段と、撮像手段から出力される映像
信号のうち、所定レベル以上の映像信号に対して高い利
得で増幅し、所定レベル以下の映像信号に対しては前記
利得より低い利得で増幅する増幅手段と、前記撮像手段
に入射する光量を制御する光量制御手段とを有し、前記
増幅手段からの出力に応じて光量制御手段を制御するこ
とを特徴とする。
(作用) 上記構成によると、所定レベル以上の映像信号は高い
利得で増幅され、所定レベル以下の映像信号は低い利得
で増幅されるという、非線形な増幅が行われる。そし
て、増幅後の出力信号に応じて撮像手段への入射光量が
制御される。
例えば、たとえ画面中に微小面積のハイライト部分が
あっても、その影響で絞りが絞り込まれて、画面全体が
必要以上に暗くなると云うことがない。また、コントラ
ストの低い被写体では、CCDのダイナミックレンジ内で
できるだけ高い動作点を与えることができるので、常に
S/N比の良い画面が得られる。
(実施例) 第1図にCCD2個用いた2板式ビデオカメラに本発明を
用いた一実施例のブロック図を示す。本発明は、第1図
において、増幅器8の出力信号を、NAM回路18におい
て、R,B,G3色チャンネル中の最大強度信号を選択し、選
択された最大強度信号を、非線形補正回路19で増幅し、
非線形補正回路19の出力信号を、検波回路(Det)20で
平均検波し、平均検波された信号によりアイリス駆動回
路21が絞りを制御するものである。
非線形補正回路19は、第3図に示すような入出力特性
を有し、一定信号レベル範囲内の入力信号の増幅率を上
げ、その範囲の下限以下の入力信号に対しては、増幅率
を低く設定し、一定信号レベル以上は出力をクリップし
て、出力信号強度の最大値を抑制する回路で、第2図に
その実施例の一例を示す。
検波回路(Det)20は、非線形補正回路19の出力信号
を検波して平均化し、全画面平均検波電圧Vavを出力す
る。上記全画面平均検波電圧Vavがアイリス駆動回路21
に送られ、上記検波電圧Vavが所定値になるように絞り
を制御している。このように非線形補正回路19で一定輝
度レベル以上をクリップしているので、画面内に非常に
明るい部分があっても、そのために絞りが絞り込まれ全
体が必要以上に暗くなると云うことがない。
さらに詳しく説明する。非線形補正回路19への入力電
圧Vinが、Vin<E1の時、トランジスタQ4のコレクタ電圧
VMは次式で与えられる。
一方、Vin≧E1の時、トランジスタQ2が貫通するの
で、この場合には、トランジスタQ4のコレクタ電圧VM
次式のようになる。
また、非線形補正回路19からの出力電圧Voutは次式の
ようになる。
Vout=VM+0.6(但し、VM<E3の時) Vout=V3 (但し、VM<E3の時) 第3図に示した特性図においては、撮像素子出力を10
0%としている。例えば、CCDのダイナミックレンジが60
0mVとすると、100%相当は、200mVに設定し、ハイライ
ト部分の再現を損なわないようにしている。第3図に示
した例では,40%入力まではゲインが1、40%〜90%入
力ではゲインが約3.8、90%入力以上では224%に固定さ
れる。階調比40:1、ガンマ0.45、平均反射率24%のグレ
ースケールチャートを撮影した時に、反射率83%の白に
対する撮像素子出力を100%になるように調整したとす
ると、従来の平均検波方式では、全画面一色のチャート
を撮影した場合の撮像素子出力は24%であった。これに
対し、本実施例では、上記と同様に100%の撮像素子出
力が調整された状態で、全画面一色のチャートを撮影し
たとすると、撮像素子出力は40%となり、約4dBS/N比が
向上することになる。
第1図を用いて、ビデオカメラの回路全体についての
説明を行う。1はレンズ、2は赤外カットフィルター、
3は絞り、4はグリーン(G)透過プリズムで、グリー
ンの光だけを透過する。5はマゼンダ透過プリズムで、
グリーンの光だけを遮断する。6はG−CCDで全画素か
らGの信号を検出する。7はR,B−CCDで、前面に平行格
子状にR透過フィルター、B透過フィルターが交互配置
され、R,B信号出力が点順次に得られる。CCD6,7で検出
されたG,R,Bの信号は、良く知られているCDS回路(Corr
elation Double Sampling)8で個々に雑音が低減さ
れ、G,R,Bの映像信号となる。その後G,R,Bの映像信号は
ローパスフィルター(LPF)回路9で更に雑音が除去さ
れ、AGC(オートゲインコントロール)回路10で適当な
強度に増幅され、クランプ回路11で黒レベルを一定電位
に固定(クランプ)し、映像信号の黒レベルの安定を計
る。12はホワイトバランス回路で、R,Bチャンネルのゲ
イン調整によってホワイトバランス調整を行う。
13はペデスタル調整回路で、各素子のバラツキや光学
系のフレアによる黒レベルの上昇を補正して、映像信号
の黒レベルの零点を調整する回路で、入力信号にバイア
ス電圧を重畳し、通常入力信号が0の時、出力信号が0
となるように調整する。この回路により、逆光状態に応
じてバイアス電圧を変えることで、逆光時の黒レベル補
正ができる。この黒レベル補正に用いるバイアス電圧
は、演算回路26で平均検波電圧Vavと画面中央下部の平
均検波電圧Vaとの差ΔEを変数とする関数Fped(ΔE)
で演算される。
14はガンマ補正回路で、本実施例では、受像機の特性
に合わせてガンマ0.45に補正している。
15は二一補正回路で、高輝度部の階調を圧縮し、ダイ
ナミックレンジの拡大を図っている。
16はマトリクス回路で、R,B,G映像信号から輝度信
号,色素信号を形成する。色差信号は平衡変調されて色
信号となり、同期信号を付加した輝度信号と混合され、
複合映像信号になる。
18は第4図に示すようなNAM回路で、増幅器回路8の
出力信号をR,B,G各チャンネル共入力し、R,B,G信号の内
最大値の信号を出力する。
20は検波回路(Def)で、非線形補正回路19の出力信
号を検波して平均化し、全画面平均検波電圧Vavを、ア
イリス駆動回路21に送る。
22はA/D回路で、Def20のアナログ信号をデジタル信号
に変換し、演算回路26に入力させる。23はパルス発生回
路36からの制御信号により制御され、撮影画面の中央下
部の輝度信号だけを通過させるアナログスイッチであ
る。検波回路24はアナログスイッチ23を通過した画面中
央下部の輝度信号を検波し、中央下部平均検波電圧Vaを
出力する。A/D回路25は同信号Vaをデジタル信号に変換
し、演算回路26に入力させる。
演算回路26は、上記検波電圧VavとVaの差ΔEを求
め、ΔEが所定値より大きい場合には、絞り補正信号を
D/A回路28に送り、デジタル信号のアナログ信号に変換
した後、加算回路29に加算して、絞り3を開かせ、被写
体が適当な明るさで見えるようにする。また、AGC回路1
0補正信号をD/A回路32に、ペデスタル調整回路13補正信
号をD/A回路30に、二一補正回路15補正信号をD/A回路31
に出力して、各種の逆光補正制御を行っている。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によると、所定レベル以
上の映像信号は高い利得で増幅し、所定レベル以下の映
像信号は低い利得で増幅した信号に応じて撮像手段への
入射光量を制御するようにしたので、画面のコントラス
ト比にかかわらず、S/N比の良い映像が得られるように
なった。即ち、画面の一部にハイライト部分があって
も、そのために絞りが必要以上に絞り込まれると云うこ
とがなくなる。また、たとえ全画面一色の画面のように
コントラストが全くない画面を撮影した場合でも、撮像
素子出力が飽和しない範囲で、適正な出力レベルになる
ように絞りが制御されるので、S/N比の良い映像が常に
得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図は非線形補
正回路図、第3図は非線形補正回路の特性曲線、第4図
はNAM回路図、第5図は従来例の構成図である。 1……レンズ、2……赤外カットフィルター、3……絞
り、4……G透過プリズム、5……マゼンダ透過プリズ
ム、6……G−CCD、7……R,B−CCD、8……増幅器、
9……LPF、10……AGC、11……クランプ回路、12……ホ
ワイトバランス回路、13……ペデスタル調整回路、14…
…ガンマ補正回路、15……二一補正回路、16……マトリ
クス回路、17……MOD、18……NAM、19……非線形補正回
路、20……検波回路(Def)、21……アイリス駆動回
路、22……A/D回路、23……アナログSW、24……Def、25
……A/D回路、26……演算回路、27……CCD駆動回路、28
……D/A回路、29……加算回路、30……D/A回路、31……
D/A回路、32……D/A回路、33……加算回路、34……NA
M、35……ゲイン切替回路、36……パルス発生回路、37
……Def。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 5/238

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影レンズと、 撮影レンズを透過した光を受光して映像信号を出力する
    撮像手段と、 撮像手段から出力される映像信号のうち、所定レベル以
    上の映像信号に対して高い利得で増幅し、所定レベル以
    下の映像信号に対しては前記利得より低い利得で増幅す
    る増幅手段と、 前記撮像手段に入射する光量を制御する光量制御手段と
    を有し、 前記増幅手段からの出力に応じて光量制御手段を制御す
    る ことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】前記光量制御手段は、前記増幅手段の出力
    の平均値に応じて制御されることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】前記光量制御手段は絞り機構であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の撮像装置。
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