JP2990673B2 - 放電方法 - Google Patents
放電方法Info
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- JP2990673B2 JP2990673B2 JP5196884A JP19688493A JP2990673B2 JP 2990673 B2 JP2990673 B2 JP 2990673B2 JP 5196884 A JP5196884 A JP 5196884A JP 19688493 A JP19688493 A JP 19688493A JP 2990673 B2 JP2990673 B2 JP 2990673B2
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- Japan
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- capacitor
- resistor
- tweezers
- discharged
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- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、充電された電子部品
を放電させる放電方法に関する。
を放電させる放電方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、コンデンサは検査のために測定
電圧をかけるので充電状態になり、充電されたコンデン
サは導電物に接触したり導電体でできたピンセットなど
でつまんだりした時に短絡放電が起こり、コンデンサの
種類によっては、この急激な放電で破壊に至ることにな
る。
電圧をかけるので充電状態になり、充電されたコンデン
サは導電物に接触したり導電体でできたピンセットなど
でつまんだりした時に短絡放電が起こり、コンデンサの
種類によっては、この急激な放電で破壊に至ることにな
る。
【０００３】従来、充電されたコンデンサの放電を行な
うには、放電マットを使用し、コンデンサの電極を放電
マットに突き刺したり接触させることにより放電させる
ようにしていた。
うには、放電マットを使用し、コンデンサの電極を放電
マットに突き刺したり接触させることにより放電させる
ようにしていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、コンデンサの
放電は充電電圧により時間が異なり、単一の放電マット
を使用した放電では、放電に時間を要したり、放電が不
完全であったりするという問題がある。
放電は充電電圧により時間が異なり、単一の放電マット
を使用した放電では、放電に時間を要したり、放電が不
完全であったりするという問題がある。
【０００５】そこで、この発明の課題は、充電されたコ
ンデンサの電極をつかむだけで緩やかに短時間で放電さ
せることができ、コンデンサの短絡放電による破壊を防
止できる放電方法を提供することにある。
ンデンサの電極をつかむだけで緩やかに短時間で放電さ
せることができ、コンデンサの短絡放電による破壊を防
止できる放電方法を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この発明は、一対の導電性挟持片間に複数の
抵抗を切り換え可能に接続して形成したピンセットを用
い、このピンセットで被放電物を挟持することにより抵
抗で放電させる構成としたものである。
するため、この発明は、一対の導電性挟持片間に複数の
抵抗を切り換え可能に接続して形成したピンセットを用
い、このピンセットで被放電物を挟持することにより抵
抗で放電させる構成としたものである。
【０００７】
【作用】ピンセットの挟持片で被放電物の電極を挟む
と、挟持片を介して電極と抵抗が導通し、被放電物に充
電された電圧が抵抗によって緩やかに短時間に放電さ
れ、破壊の発生が防止されると共に、被放電物の容量値
によって抵抗の抵抗値を切り替えることにより、広範囲
な放電に対応できる。
と、挟持片を介して電極と抵抗が導通し、被放電物に充
電された電圧が抵抗によって緩やかに短時間に放電さ
れ、破壊の発生が防止されると共に、被放電物の容量値
によって抵抗の抵抗値を切り替えることにより、広範囲
な放電に対応できる。
【０００８】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【０００９】図１（Ａ）に示すように、ピンセット１
は、一対の挟持片２と２ａを対向させ、開閉操作の支点
となる基部を抵抗器３を介して接続した構造になってい
る。
は、一対の挟持片２と２ａを対向させ、開閉操作の支点
となる基部を抵抗器３を介して接続した構造になってい
る。
【００１０】両挟持片２と２ａは、ステンレス等の導電
性金属板４を用い、先鋭状となる先端部を除く外面を塩
化ビニル等の絶縁物５で被覆して形成されている。
性金属板４を用い、先鋭状となる先端部を除く外面を塩
化ビニル等の絶縁物５で被覆して形成されている。
【００１１】前記抵抗器３は、図１（Ｂ）と（Ｃ）に示
すように、両挟持片２，２ａ間に位置し、カシメピン６
とで挟持片２と２ａを結合するベース部材７に抵抗値の
異なる複数の抵抗８を取付け、各抵抗８の一方端子９は
一方挟持片２と電気的に接続し、ベース部材７には各抵
抗８の他方端子１０と他方挟持片２ａの接続を選択する
抵抗値切り換えスイッチ１１が設けられ、上記抵抗８及
びベース部材７をプラスチック等の絶縁カバー１２で覆
った構造になっている。
すように、両挟持片２，２ａ間に位置し、カシメピン６
とで挟持片２と２ａを結合するベース部材７に抵抗値の
異なる複数の抵抗８を取付け、各抵抗８の一方端子９は
一方挟持片２と電気的に接続し、ベース部材７には各抵
抗８の他方端子１０と他方挟持片２ａの接続を選択する
抵抗値切り換えスイッチ１１が設けられ、上記抵抗８及
びベース部材７をプラスチック等の絶縁カバー１２で覆
った構造になっている。
【００１２】上記抵抗器３は図１（Ｂ）と（Ｃ）の等価
回路で示した例の場合、抵抗値の異なる四種類の抵抗８
を用いたが、抵抗８の数と各々の抵抗値は自由に選択す
ればよい。
回路で示した例の場合、抵抗値の異なる四種類の抵抗８
を用いたが、抵抗８の数と各々の抵抗値は自由に選択す
ればよい。
【００１３】ピンセット１は上記のような構成であり、
次にコンデンサの放電方法を説明する。
次にコンデンサの放電方法を説明する。
【００１４】充電されたコンデンサを放電するには、ピ
ンセット１を手で保持し、両挟持片２と２ａの先端でコ
ンデンサの両側電極を挟持すればよく、これによって電
極と抵抗８とが挟持片２，２ａを介して電気的に導通
し、コンデンサの電圧が抵抗８で消費されることにより
緩やかにかつ短時間に放電され、コンデンサの短絡放電
による破壊の発生を防止することができる。
ンセット１を手で保持し、両挟持片２と２ａの先端でコ
ンデンサの両側電極を挟持すればよく、これによって電
極と抵抗８とが挟持片２，２ａを介して電気的に導通
し、コンデンサの電圧が抵抗８で消費されることにより
緩やかにかつ短時間に放電され、コンデンサの短絡放電
による破壊の発生を防止することができる。
【００１５】また、上記放電時において、コンデンサの
容量値に応じ、切り替えスイッチ１１を操作して使用す
る抵抗８を選び、容量値に応じた抵抗値にセットすれば
よい。
容量値に応じ、切り替えスイッチ１１を操作して使用す
る抵抗８を選び、容量値に応じた抵抗値にセットすれば
よい。
【００１６】ちなみに、コンデンサの容量値が１μＦ未
満と１μＦ以上用として１００ＫΩと５００ＫΩの抵抗
を内蔵しているとすると、 0.1μＦの放電には0.01〜0.03秒 １μＦの放電には0.5〜1.5秒 １０μＦの放電には５〜１５秒 でそれぞれ完了することになる。
満と１μＦ以上用として１００ＫΩと５００ＫΩの抵抗
を内蔵しているとすると、 0.1μＦの放電には0.01〜0.03秒 １μＦの放電には0.5〜1.5秒 １０μＦの放電には５〜１５秒 でそれぞれ完了することになる。
【００１７】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、被放
電物の電極を挟持するピンセットに抵抗を設け、抵抗に
よって放電を行なうようにしたので、コンデンサをピン
セットでつかむだけで緩やかにかつ短時間に放電するこ
とができ、被放電物の短絡放電による破壊を防止でき
る。
電物の電極を挟持するピンセットに抵抗を設け、抵抗に
よって放電を行なうようにしたので、コンデンサをピン
セットでつかむだけで緩やかにかつ短時間に放電するこ
とができ、被放電物の短絡放電による破壊を防止でき
る。
【００１８】また、複数の抵抗値の抵抗を切り替え使用
するようにしたので、被放電物の様々な容量値に対して
放電可能となり、放電が完全に行なえる。
するようにしたので、被放電物の様々な容量値に対して
放電可能となり、放電が完全に行なえる。
【図１】（Ａ）はこの発明の放電方法に用いるピンセッ
トの斜視図、（Ｂ）は同上における抵抗器部分の拡大斜
視図、（Ｃ）はピンセットの等価回路図である。
トの斜視図、（Ｂ）は同上における抵抗器部分の拡大斜
視図、（Ｃ）はピンセットの等価回路図である。
１ ピンセット ２，２ａ 挟持片 ３ 抵抗器 ８ 抵抗 １１ 切り替えスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01G 1/00 G01R 31/00 H05F 3/04
Claims (1)
- 【請求項１】 一対の導電性挟持片間に複数の抵抗を切
り替え可能に接続して形成したピンセットを用い、この
ピンセットで被放電物を挟持することにより抵抗で放電
させることを特徴とする放電方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5196884A JP2990673B2 (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 放電方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5196884A JP2990673B2 (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 放電方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0727802A JPH0727802A (ja) | 1995-01-31 |
| JP2990673B2 true JP2990673B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=16365261
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5196884A Expired - Fee Related JP2990673B2 (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 放電方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2990673B2 (ja) |
-
1993
- 1993-07-13 JP JP5196884A patent/JP2990673B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0727802A (ja) | 1995-01-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |