JP2990182B1 - 地上デジタル放送伝送システム - Google Patents

地上デジタル放送伝送システム

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JP2990182B1 JP27853098A JP27853098A JP2990182B1 JP 2990182 B1 JP2990182 B1 JP 2990182B1 JP 27853098 A JP27853098 A JP 27853098A JP 27853098 A JP27853098 A JP 27853098A JP 2990182 B1 JP2990182 B1 JP 2990182B1
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Abstract

【要約】 【課題】 同一チャンネル混信保護比を改善し、かつ高
画質放送サービスの運用が可能な情報伝送速度を実現す
る。 【解決手段】 セグメント構造を有するOFDM伝送方
式を使用する地上デジタル放送伝送システムにおいて、
隣接地域で同一チャンネルのアナログTV放送信号が放
送され、その映像搬送波及び音声搬送波のエネルギーが
集中して妨害源となるとき、その映像搬送波及び音声搬
送波の影響を受ける特定セグメントの変調方式または誤
り訂正の符号化率を、同一チャンネル内の他のセグメン
トの変調方式または誤り訂正の符号化率とは異なるよう
にする。これにより、アナログTV信号からの混信妨害
に対する耐性が強くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地上波によるデジ
タル放送システムに係り、特にアナログTV放送とデジ
タルTV放送が混在するいわゆるサイマルキャスト運用
期間において既存のアナログTV信号からの妨害を軽減
し、周波数の有効利用を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】次世代のデジタル放送システムとして、
現在の地上波によるTV帯域を利用した地上デジタル放
送の開発が進められている。その伝送方式としては、O
FDM(直交周波数分割多重方式)を用いた方式が既に
欧州の標準方式として採用され、また我が国でも有力な
方式と考えられている。
【0003】OFDMを用いたデジタル放送の伝送方式
は、OFDM信号を形成する多数キャリアをデジタル変
調し、さらに伝送路誤りを低減させるため、畳み込符号
化−ビタビ復号とリードソロモン(以下、RS)符号を
組み合わせたいわゆる連接符号を用いている。
【0004】一般に、帯域幅が決められた場合、伝送速
度は変調方式と上記畳み込み符号における符号化率で決
まり、伝送速度を上げるほどサ−ビスを維持するのに必
要な信号対雑音比は高くなる。表1に6MHz帯域幅の
場合の符号化率と伝送速度の関係を示す。
【0005】
【表1】 デジタル放送では、ハイビジョン放送のような高画質放
送が期待されている。米国の例では、19Mbps強の
情報伝送速度が必要とされている。表1に示すように、
変調方式として64QAM、畳み込み符号の符号化率と
して7/8または、5/6を使用すれば実現が可能であ
る。したがって、高画質放送をデジタル放送において実
現するためには、所要サービスエリア内においてサービ
スを維持できるだけの受信電界強度を実現する送信ER
P(実効輻射電力、送信電力とアンテナ利得の積として
与えられる)が必要となる。
【0006】一方、現行のアナログ放送サービスの周波
数プランは、図5に示すように同一チャンネル混信を避
けるように、通常隣接エリアで交互に周波数を利用して
いる。デジタル放送を新たに開始する場合、従来のアナ
ログ放送サービスを継続しながら順次デジタル放送に移
行していく、いわゆるサイマルキャスト期間が必要であ
り、その期間はデジタル放送のための電波は、そのサー
ビスエリアのアナログ放送の空きチャンネルが割り当て
られることになる。従って、あるサービスエリアでデジ
タル放送に割り当てられるチャンネルは隣接サービスエ
リアでアナログ放送に使用されている確率が高くなる。
【0007】デジタル放送を開始するにあたっては、既
存のアナログ放送サービスに妨害を与えないよう、以下
のような処置が必要となる。 (1) デジタル放送の送信ERPを制限する。 (2) デジタル放送にキャリアホール(アナログ妨害が顕
著な2セグメントを使用しない領域)を設ける。 (3) 同一チャンネルのアナログサービスエリアではデジ
タル電波が混信を与えないレベルにまで減衰するようデ
ジタル送信所を離しておく。
【0008】(3) の場合、アナログ放送の送信所とデジ
タル放送の送信所を離して配置することになり、それだ
け多くのチャンネル数を必要とするため、デジタル放送
サービスを行うために必要なチャンネルの確保が困難な
問題が生じる。したがって、(1) によってチャンネルの
確保を行うことが望ましいが、その場合にはデジタル放
送のERPが下がるため、サービスエリアのフリンジ区
域で隣接アナログ放送電波による同一チャンネル混信が
生じてくる。このため、デジタル放送の伝送方式はアナ
ログTV信号の同一チャンネル混信に対する耐性が強い
ことが望まれる。
【0009】表2は、同一チャンネルアナログTV信号
妨害に対する所要D/U比の計算例を示す。
【0010】
【表2】 表2からわかるように、符号化率を3/4以下にすると
耐性が急速に改善し、2/3の符号化率では7/8の場
合に比べ20dB近く改善することがわかる。
【0011】しかしながら、符号化率を2/3とした場
合、6MHz帯域での情報伝送速度はガードインターバ
ル1/8の場合で16Mbps強にとどまり、ハイビジ
ョンサービスを行うには不十分である。
【0012】また、(2) により、2セグメント分のキャ
リアホールを設けた場合、表3に示すように、6MHz
帯域での情報伝送速度は、符号化率7/8、ガード1/
8の場合で、18Mbpsにとどまり、ハイビジョンサ
ービスを行うにはやはり不十分である。キャリアホール
はキャリアが立たない領域があるため、現状のISDB
―Tの仕様変更になり、また、受信同期が難しくなる問
題がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、地
上デジタル放送を開始するにあたっては、既存のアナロ
グTV信号からの妨害を軽減しつつ、高画質放送サービ
スの運用を確保する必要があるが、未だその有効な手立
てが見出されていない。
【0014】本発明の課題は、上記の事情に鑑みてなさ
れたもので、同一チャンネル混信保護比を改善し、かつ
高画質放送サービスの運用が可能な情報伝送速度を実現
する地上デジタル放送伝送システムを提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、以下のような特徴的構成を有する。
【0016】(1)1チャンネルの伝送帯域を複数のセ
グメントに分割したセグメント構造を有するOFDM伝
送方式を使用して、任意のセグメントを1以上組み合わ
せることで、それぞれ1つの受信形態に対応する1以上
の階層を形成してなるデジタル放送信号を伝送する地上
デジタル放送伝送システムにおいて、前記デジタル放送
信号と同一チャンネルの帯域の一部にエネルギーの集中
した周波数信号を発する妨害源が存在し、前記デジタル
放送信号に対して妨害を与える場合に、その妨害源の
響を受ける特定セグメントとその特定セグメントが含ま
れる同一階層内の他のセグメントとを区別してさらに階
層化し、その階層毎に周波数インターリーブを施すと共
に、前記特定セグメントによる階層の変調方式または誤
り訂正の符号化率を、同一階層内の他のセグメントによ
る階層の変調方式または誤り訂正の符号化率とは異なる
ようにする。これにより、デジタル放送信号の放送区域
内外に、その放送信号と同一チャンネルの帯域の一部に
エネルギーの集中した周波数信号を発する妨害源が存在
する場合でも、その周波数信号による混信妨害に対する
耐性が強くなる。
【0017】(2)(1)の構成において、前記妨害源
は、前記デジタル放送信号と同一チャンネルで放送され
るアナログTV放送信号の映像搬送波、音声搬送波、色
副搬送波のいずれかであり、妨害を受けるセグメントそ
れぞれを前記特定セグメントとして取り扱う。これによ
り、同一チャンネルのアナログTV放送信号における映
像搬送波、音声搬送波、色副搬送波が妨害源となって
も、それらの混信妨害に対する耐性が強くなる。
【0018】
【0019】(3)(1)または(2)の構成におい
て、前記特定セグメントの変調方式または符号化率は、
妨害源の強度に応じて決定する。これにより、各種妨害
源に対して臨機応変に対処可能となる。
【0020】(4)(1)または(2)の構成におい
て、前記特定セグメントが複数あるとき、各特定セグメ
ントの変調方式または符号化率を互いに同一とし、同一
の階層に属する信号として取り扱う。これにより、受信
装置の回路の簡易化が図れる。
【0021】(5)(1)〜(4)のいずれかの構成に
おいて、前記特定セグメントのセグメント位置及びその
伝送パラメータの情報を、全てのセグメントに挿入され
ているモード指定信号(例えばTMCC(全てのOFD
Mセグメントに挿入されているISDB−Tのモードを
指定するための信号))に記述しておく。これにより、
受信側の変調方式または符号化率の切替制御を自動的に
行えるようになる。
【0022】(6)(5)の構成において、前記モード
指定信号を用い、妨害源の状態が変わった場合に、前記
特定セグメントの変調方式または符号化率を変更する。
これにより、適応的に伝送路状態に整合させた伝送方式
を選択できるようになる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図4を参照して本
発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0024】図1は、現在電気通信技術審議会において
審議中のわが国における地上デジタル放送の伝送方式で
ある(以下暫定方式原案と呼ぶ)。この暫定方式原案で
は、6MHz帯域を13のセグメントに分割し、ここの
セグメントは任意の変調方式及び符号化率を選択できる
構造となっている。変調方式及び符号化率の組み合わせ
は最大4種類まで可能で、同一の組み合わせに属するセ
グメントを階層と呼んでいる。
【0025】このような階層分割伝送方式が考案された
のは、主に受信形態にあわせて伝送パラメータを選択す
ることが目的である。例えば、固定受信向け階層は情報
伝送速度を重視し、64QAM、符号化率7/8に設定
し、移動体受信向け階層は、フェージング等の劣悪な伝
搬環境の中で受信が可能なDQPSK、符号化率2/
3、といったような階層の組み合わせが可能である。
【0026】本発明は、このようなセグメント構造を利
用し、高い情報伝送速度を有しつつ、同一チャンネル混
信保護比の良好な伝送システムを提供するものである。
【0027】図2(a)にセグメント構造のOFDMに
よるデジタル信号を、同図(b)にこのODFMによる
デジタル信号に妨害を与えるアナログTV信号のスペク
トラムを並べて示す。図2(b)に示すように、アナロ
グTV信号のエネルギーの大部分は映像搬送波及び音声
搬送波の近傍に集中していることがわかる。そのため、
デジタル放送側で同一チャンネル妨害による誤り発生の
大部分はアナログTV信号の映像搬送波近傍及び音声搬
送波近傍のキャリアで生じる。
【0028】したがって、映像搬送波近傍及び音声搬送
波近傍の周波数を含むセグメント(図2(a)ではセグ
メント番号3及び13)については、特定キャリア妨害
により強い変調方式64QAM、畳み込み符号化率2/
3に設定し、他のセグメントは変調方式64QAM、符
号化率7/8に設定した場合、6MHz全体での情報伝
送速度は表4に示すようになり、ハイビジョン伝送が可
能な19Mbpsを上回る情報伝送速度が達成できる。
【0029】すなわち、表1において、全帯域64QA
M変調、誤り訂正符号化率を2/3にした場合の伝送速
度は16.357Mbps となり、表3において、キャリアホー
ルを設けた場合(誤り訂正符号化率7/8)の伝送速度
は18.17Mbps となり、表4において、階層分割時の伝送
速度(訂正符号化率11セグメント分:7/8、2セグ
メント分:2/3)は20.68Mbps となる。
【0030】
【表3】
【表4】 以上の結果からも明らかなように、本実施形態の伝送方
式がもっとも伝送容量が高いことがわかる。
【0031】図3は本実施形態の地上デジタル放送伝送
システムにおける送信側の構成を示すものである。図3
において、MPEG2方式によるストリームTSが入力
されると、このストリームTSはRS符号化処理部1に
供給される。このRS符号化処理部1は、短縮化リード
ソロモン符号を適用し、入力されたストリームTSをパ
ケット毎に符号化するもので、その符号化出力は階層分
割処理部2に送られる。
【0032】この階層分割処理部2は、別途与えられる
階層情報に応じて、同期バイトを区切りとする204バ
イト単位で任意の階層(ここでは最大4階層とする)に
分割するもので、各階層の符号化信号は、遅延補正処理
部3において、階層毎に遅延時間の調整が施され、エネ
ルギー拡散バイトインターリーブ処理部4において、階
層毎に疑似ランダム符号でランダムに配列され、インタ
ーリーブが施される。
【0033】続いて、畳込み符号化処理部5において、
階層毎に、拘束長7、符号化率1/2〜7/8の畳込み
符号化が施される。ここで、妨害があるセグメントは、
例えば符号化率2/3が選択される。妨害がないセグメ
ントは、例えば符号化率7/8が選択される。この畳込
み符号化処理部5の各階層出力は、キャリア変調処理部
6において、ビットデータが変調マッピングされる。妨
害があるセグメントは、例えば16QAMが選択され
る。妨害がないセグメントは、例えば64QAMが選択
される。このキャリア変調処理部6の各階層出力は、周
波数インターリーブ処理部7において、周波数インター
リーブが施される。
【0034】ここで、伝送パラメータ(符号化率、変調
方式)は複数種の中から選択可能であり、同一の受信形
態に対して階層分割して伝送する場合(本発明の特徴)
は、階層毎に周波数インターリーブを行う。
【0035】上記周波数インターリーブ処理部7の各階
層出力は、階層合成処理部8で合成された後、OFDM
フレーム構成処理部9にて受信同期用、検波用のパイロ
ット信号、TMCC信号と共にOFDMフレームに組み
込まれ、周波数領域信号となる。この周波数領域信号は
IFFT処理部10にて多重化され、周波数領域から時
間領域の信号に変換され、ベースバンドのOFDM変調
信号となる。このようにして生成されたOFDM変調信
号は、図示しないが、さらにガードタイムデータが付加
された後、所定チャンネルの搬送波に乗せられ、デジタ
ル放送波として送信出力される。
【0036】図4は本実施形態の地上デジタル放送伝送
システムにおける受信端末側の構成を示すものである。
図4において、図示しない受信処理部でデジタル放送波
を受信検波することにより選られるベースバンドのOF
DM変調信号は、FFT処理部11にて多重分離が施さ
れ、時間領域から周波数領域の信号に変換される。ま
た、再生処理部21にて、FFT処理部11の入出力信
号からタイミング再生が施される。
【0037】FFT処理出力は、OFDMフレームデコ
ード処理部12にて、受信同期用、検波用のパイロット
信号、TMCC信号が分離され、差動階層/SP階層処
理部13にて差動階層、SP階層毎に復調され、階層分
割処理部14にて階層毎に分割される。
【0038】各階層に分割された復調信号は、周波数デ
インターリーブ処理部15において、周波数デインター
リーブが施される。このとき、伝送パラメータ(符号化
率、変調方式)が複数種の中から選択され、同一の受信
形態に対して階層分割して伝送されている場合(本発明
の特徴)は、階層毎に周波数デインターリーブが行われ
る。
【0039】続いて、デマッピング処理部16におい
て、ビットデータに変換されるが、このとき、上記OF
DMフレームデコード処理部2で分離されたTMCCに
従い、妨害があるセグメントについては、例えば16Q
AMが選択され、妨害がないセグメントについては、例
えば64QAMが選択される。デマッピング処理された
各階層出力は、ビタビ復号処理部17において、階層毎
にビタビによる誤り訂正が施される。このとき、TMC
Cに従って、妨害があるセグメントについては、例えば
符号化率2/3が選択される。妨害がないセグメントに
ついては、例えば符号化率7/8が選択される。
【0040】ビタビ復号後、各階層信号は、エネルギー
拡散バイトデインターリーブ処理部18により、階層毎
に疑似ランダム符号でランダム除去され、デインターリ
ーブが施される。さらに、階層合成処理部19により階
層情報に応じて合成され、RS復号処理部20によりリ
ードソロモンによる誤り訂正が施されて、MPEG2方
式によるTS出力を得ている。
【0041】以上の説明から明らかなように、従来、受
信形態にあわせて伝送パラメータを選択し、階層分割し
て伝送することが主たる目的であるが、本実施形態で
は、同一の受信形態に対して、伝送パラメータ(符号化
率、変調方式)を選択し、階層分割して伝送することを
特徴としている。したがって、同一チャンネル混信保護
比を改善し、かつ高画質放送サービスの運用が可能な情
報伝送速度を実現することができる。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、同一チャ
ンネル混信保護比を改善し、かつ高画質放送サービスの
運用が可能な情報伝送速度を実現する地上デジタル放送
伝送システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 現在電気通信技術審議会において審議中のわ
が国における地上デジタル放送の伝送方式を説明するた
めの図。
【図2】 上記伝送方式におけるセグメント構造のOF
DMによるデジタル信号とこの信号に妨害を与えるアナ
ログTV信号のスペクトラムを比較して示す図。
【図3】 本発明に係る実施形態のデジタル放送システ
ムにおける送信側の構成を示すブロック図。
【図4】 同実施形態のデジタル放送システムにおける
受信側の構成を示すブロック図。
【図5】 現行のアナログ放送サービスの周波数プラン
を示す概念図。
【符号の説明】
1…RS符号化処理部 2…階層分割処理部 3…遅延補正処理部 4…エネルギー拡散バイトインターリーブ処理部 5…畳込み符号化処理部 6…キャリア変調処理部 7…周波数インターリーブ処理部 8…階層合成処理部 9…OFDMフレーム構成処理部 10…IFFT処理部 11…FFT処理部 12…OFDMフレームデコード処理部 13…差動階層/SP階層処理部 14…階層分割処理部 15…周波数デインターリーブ処理部 16…デマッピング処理部 17…ビタビ復号処理部 18…エネルギー拡散バイトデインターリーブ処理部 19…階層合成処理部 20…RS復号処理部 21…再生処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 7/24 (72)発明者 須賀 卓 東京都港区赤坂5丁目2番8号 株式会 社次世代デジタルテレビジョン放送シス テム研究所内 (72)発明者 澤田 健志 東京都港区赤坂5丁目2番8号 株式会 社次世代デジタルテレビジョン放送シス テム研究所内 (72)発明者 大野 秀樹 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝小向工場内 (56)参考文献 “地上デジタル放送の伝送方式〜固定 受信および移動受信における伝送特性 〜”技術公開講演・研究発表予稿集, 1998年5月22日,p67−72 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04J 11/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1チャンネルの伝送帯域を複数のセグメ
    ントに分割したセグメント構造を有するOFDM伝送方
    式を使用して、任意のセグメントを1以上組み合わせる
    ことで、それぞれ1つの受信形態に対応する1以上の階
    層を形成してなるデジタル放送信号を伝送する地上デジ
    タル放送伝送システムにおいて、前記デジタル放送信号と同一チャンネルの帯域の一部に
    エネルギーの集中した周波数信号を発する妨害源が存在
    し、前記デジタル放送信号に対して妨害を与える場合
    に、その妨害源の 影響を受ける特定セグメントとその特
    定セグメントが含まれる同一階層内の他のセグメントと
    を区別してさらに階層化し、その階層毎に周波数インタ
    ーリーブを施すと共に、前記特定セグメントによる階層
    変調方式または誤り訂正の符号化率を、同一階層内の
    他のセグメントによる階層の変調方式または誤り訂正の
    符号化率とは異なるようにしたことを特徴とする地上デ
    ジタル放送伝送システム。
  2. 【請求項2】 前記妨害源は、前記デジタル放送信号と
    同一チャンネルで放送されるアナログTV放送信号の映
    像搬送波、音声搬送波、色副搬送波のいずれかであり、
    妨害を受けるセグメントそれぞれを前記特定セグメント
    として取り扱うことを特徴とする請求項1記載の地上デ
    ジタル放送伝送システム。
  3. 【請求項3】 前記特定セグメントの変調方式または符
    号化率は、妨害源の強度に応じて決定するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1、2いずれか記載の地上デジタ
    ル放送伝送システム。
  4. 【請求項4】 前記特定セグメントが複数あるとき、各
    特定セグメントの変調方式または符号化率を互いに同一
    とし、同一の階層に属する信号として取り扱うようにし
    たことを特徴とする請求項1、2いずれか記載の地上デ
    ジタル放送伝送システム。
  5. 【請求項5】 前記特定セグメントのセグメント位置及
    びその伝送パラメータの情報を、全てのセグメントに挿
    入されているモード指定信号に記述しておくようにした
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4いずれか記載の
    地上デジタル放送伝送システム。
  6. 【請求項6】 前記モード指定信号を用い、妨害源の状
    態が変わった場合に、前記特定セグメントの変調方式ま
    たは符号化率を変更するようにしたことを特徴とする請
    求項5記載の地上デジタル放送伝送システム。
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