JP2989424B2 - 空調システム - Google Patents

空調システム

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JP2989424B2
JP2989424B2 JP5128167A JP12816793A JP2989424B2 JP 2989424 B2 JP2989424 B2 JP 2989424B2 JP 5128167 A JP5128167 A JP 5128167A JP 12816793 A JP12816793 A JP 12816793A JP 2989424 B2 JP2989424 B2 JP 2989424B2
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JP
Japan
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air
zone
cooling
ventilation
selection switch
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宏幸 飯島
隆彦 宇口
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Sanyo Denki Co Ltd
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Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば熱回収形換気ユ
ニットを備える空調システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、顕熱回収形の換気ユニットと冷
暖房空調ユニットとを組み合わせて、室内の換気を行な
いながら、室内の冷暖房を行なう換気空調システムは知
られている。図5は、従来の換気空調システムの一例を
示している。この図5を参照して、51は顕熱回収形換
気ユニット、53は冷暖房空調ユニットである。換気ユ
ニット51は、非居住域の各部屋から吸い込まれる空気
と、外気との間で熱交換し、熱交換した後の空気を空調
ユニット53の入口に供給する。冷暖房空調ユニット5
3は、2つの居住域(Aゾーン,Bゾーン)から室内空
気を吸い込み熱交換器57、及び送風機59を内蔵した
ユニット53内で熱交換した後に、Aゾ−ン,Bゾ−ン
の夫々の居住域に空調された空気を供給する。
【0003】これによれば、非居住域からの空気を換気
ユニット51を通じて建物外に排気する一方で、そのユ
ニット51を通じて、排気分とほぼ同量の外気を建物内
に導入しつつ、空調ユニット53を通じて各居住域を空
調する。
【0004】ところで、上記構成のものでは、冷房或い
は暖房の必要な室内を選択するための手動の選択スイッ
チを備えるものが提案されている。
【0005】この手動の選択スイッチ(図示せず)によ
り、いずれか一方のゾーン、例えばAゾーンが選択され
ると、コントローラ(図示せず)を介して、ダンパ6
1、65が全開にされて、ダンパ63、67が閉じられ
る(或いは、開度が例えば20%程度に絞られる)。従
って、この場合には殆どAゾーンのみに空調された空気
が供給される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成によれば、手動の選択スイッチにより、いずれかの
ゾーンを選択したまゝ、冷暖房運転を換気運転に切換え
た時、ゾーン選択が残存してしまうので、Aゾーンのみ
に外気が導入されて、Bゾーンには外気が全く導入され
ない(或いは換気不足になる)という問題がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、ゾーン選択に依存しない
空調システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、導入外気と複数の室内から戻る空気とを混合し、
却或いは加熱した後に前記複数の室内へ給気する空調シ
ステムにおいて、冷房或いは暖房の必要な室内を選択す
る選択スイッチと、冷房或いは暖房運転時に前記選択ス
イッチで選択されなかった室内へ給気する冷却或いは加
熱した空気の風量を減少させる風量調節手段と、冷房或
いは暖房運転が停止され、且つ給気運転が行われる時、
前記風量調節手段による風量減少を無効にして、すべて
室内へ空気を給気する手段と、を備えたことを特徴と
するものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、冷暖房運転時において、選択
スイッチにより冷暖房の必要の有る室内が選択される
と、その室内にのみ空調された空気が送られ、それ以外
の室内へは自動的に送られなくなる。ところが、冷暖房
運転が停止されて、給気運転に進むと、選択スイッチに
よる選択は無視されて、すべての室内へ自動的に空気が
給気される。
【0010】
【実施例】以下、本発明による換気空調システムの一実
施例を図面を参照して説明する。
【0011】図1において、1は顕熱回収形換気ユニッ
ト、3は冷暖房空調ユニットである。換気ユニット1
は、非居住域から吸い込まれる空気と、導入される外気
との間で熱交換し、熱交換した後の外気を空調ユニット
3の入口に供給する。冷暖房空調ユニット3は、2つの
居住域(Aゾーン,Bゾーン)から室内空気を吸い込み
熱交換器7、及び送風機9を内蔵したユニット3内で
却或いは加熱した後に、Aゾーン,Bゾーンの夫々の居
住域に空調された空気を給気する。
【0012】これによれば、非居住域からの空気を換気
ユニット1を通じて建物外に排気する一方で、そのユニ
ット1を通じて、排気分とほぼ同量の外気を建物内に導
入しつつ、空調ユニット3を通じて各居住域を空調す
る。
【0013】ところで、この実施例によれば、Aゾー
ン,Bゾーン別に、夫々入口、及び出口に、風量調節の
ためのダンパ11,13、及び15,17が設けられ、
これらダンパ11,13、及び15,17には、その開
度を制御するためのコントローラ31が接続される。
【0014】このコントローラ31には、図2に示すよ
うに、手動の選択スイッチ33が接続され、この選択ス
イッチ33は、図中で左に回すと、Aゾーンが選択さ
れ、図中で右に回すと、Bゾーンが選択され、中立に位
置する時には、Aゾーン,Bゾーン共に選択され、それ
らが選択されると、それ以外のゾーンには僅かな空調
れた空気しか給気されないように、ダンパが閉じられ
る。
【0015】具体的には、この手動の選択スイッチ33
により、いずれか一方のゾーン、例えばAゾーンが選択
されると、コントローラ31を介して、ダンパ61、6
5が全開にされて、ダンパ63、67が閉じられる。た
だし、この制御によると、ダンパ63、67を完全に閉
じた時、Bゾーンには空調された空気のみならず換気
の外気も全く送られなくなるので、それを解消するた
め、通常約20%程度ダンパ63、67を開いて、その
分だけBゾーンにも空気を送るようにする。
【0016】従って、この場合には空調された空気の殆
どがAゾーンに送られ、残りの僅かな空気がBゾーンに
供給される。
【0017】しかして、この実施例によれば、冷房或い
は暖房運転が停止された後、換気運転(給気運転)が行
われる際には、選択スイッチ33の選択の有無に係わら
ず、複数の室内、すなわち全ての室内へ等しく空気が供
給される。
【0018】図3は、本実施例の要部を示す処理フロー
である。
【0019】まず、冷房或いは暖房運転の有無が判断さ
れ(S1)、その運転が行われていれば、選択スイッチ
33により所定の室内が選択されているか否か、即ちゾ
ーン分けがあるか否かが判断される(S2)。
【0020】ゾーン分けがあれば、所定の室内以外には
空調空気を送らないように、即ちゾーン分けに従い風量
を調節して供給する(S3)。
【0021】もちろん、S2でゾーン分けがない時に
は、各ゾーンA,Bに向けて等しい風量を供給する(S
4)。
【0022】S3或いはS4からS1に戻って、冷房或
いは暖房運転が停止した時には、換気運転の有無が判断
され(S5)、換気運転が行われていなければ、システ
ムが停止であるので、そのまゝS1に戻り、S5で換気
運転が行われていれば、かりにゾーン分けがあったとし
ても、それを無視して、各ゾーンA,Bに等しい風量を
供給する(S6)。
【0023】即ち、このステップS6では、冷房或いは
暖房運転が停止された後、換気運転が行われる際には、
選択スイッチ33の選択の有無に係わらず、複数の室内
へ等しく空気を供給する。
【0024】図4を参照して、ゾーン分けしない状態
で、冷房或いは暖房運転を行うと、各ゾーンA,Bとも
に、必要な換気量を確保することができる(同図a)。
【0025】しかしながら、ゾーン分けすると、上述し
たように、約20%程度の風量に調節されるBゾーン側
の換気量が不足する(同図b)。これについてはこの実
施例により解消することはできない。
【0026】冷房或いは暖房運転を停止した後、換気運
転を行う際、かりに選択スイッチ33によるゾーン分け
がなされたまゝであると仮定すると、従来であれば、そ
のゾーン分けに従って、風量調節がなされるので、約2
0%程度の風量に調節されるBゾーン側の換気量が不足
する(同図c、従来)。
【0027】しかして、この実施例によれば、換気運転
を行う際、かりに選択スイッチ33によるゾーン分けが
なされたまゝであったとしても、そのゾーン分けは無視
されるので、各ゾーンA,Bともに、必要な換気量を十
分に確保することができる(同図d、本案)。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、冷房或いは暖房運転が停止され、且つ給気
転が行われる時、風量調節手段による風量減少を無効に
して、すべての室内へ空気を給気する手段を備えるの
で、かりに選択スイッチによるゾーン分けがなされたま
まであっても、そのゾーン分けは無視されて、それぞれ
のゾーンで、必要な給気量を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による換気空調システムの一実施例を示
す系統図である。
【図2】選択スイッチを示す平面図である。
【図3】換気空調システムのフローチャートである。
【図4】換気量を示す線図である。
【図5】従来の換気空調システムを示す系統図である。
【符号の説明】
1 換気ユニット 3 空調ユニット 11,13,15,17ダンパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 11/02 102 F24F 11/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導入外気と複数の室内から戻る空気とを
    混合し、冷却或いは加熱した後に前記複数の室内へ給気
    する空調システムにおいて、 冷房或いは暖房の必要な室内を選択する選択スイッチ
    と、 冷房或いは暖房運転時に前記選択スイッチで選択され
    かった室内へ給気する冷却或いは加熱した空気の風量を
    減少させる風量調節手段と、 冷房或いは暖房運転が停止され、且つ給気運転が行われ
    る時、前記風量調節手段による風量減少を無効にして、
    すべての室内へ空気を給気する手段と、 を備えたことを特徴とする空調システム。
JP5128167A 1993-04-30 1993-04-30 空調システム Expired - Fee Related JP2989424B2 (ja)

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JPH06313585A JPH06313585A (ja) 1994-11-08
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11326803B2 (en) 2019-11-25 2022-05-10 Ademco Inc. Room conditioning comfort switch

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11326803B2 (en) 2019-11-25 2022-05-10 Ademco Inc. Room conditioning comfort switch
US11885522B2 (en) 2019-11-25 2024-01-30 Ademco Inc. Room conditioning comfort switch

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