JP2989416B2 - 磁気テープ再生装置 - Google Patents

磁気テープ再生装置

Info

Publication number
JP2989416B2
JP2989416B2 JP5086998A JP8699893A JP2989416B2 JP 2989416 B2 JP2989416 B2 JP 2989416B2 JP 5086998 A JP5086998 A JP 5086998A JP 8699893 A JP8699893 A JP 8699893A JP 2989416 B2 JP2989416 B2 JP 2989416B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
magnetic tape
speed search
recording area
track
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5086998A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06302050A (ja
Inventor
浩二 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
Original Assignee
Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC filed Critical Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
Priority to JP5086998A priority Critical patent/JP2989416B2/ja
Publication of JPH06302050A publication Critical patent/JPH06302050A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2989416B2 publication Critical patent/JP2989416B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の技術分野】本発明は、磁気テープに記録され
た音楽等の情報を再生する磁気テープ再生装置に係り、
特に再生中の記録領域の終了を検出して他方の記録領域
の再生動作等に自動的に切り換える機能を備えた磁気テ
ープ再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、長手方向に延びる互いに平行な二
つのトラックを有する磁気テープを再生する装置におい
て、一方のトラックの再生動作から他方のトラックの再
生動作に自動的に切り換える装置として下記のようなも
のがあった。
【0003】例えばAトラックの再生中に当該トラック
に記録されている情報の再生が終了した場合でも該Aト
ラックの終端まで無記録部(リーダーテープを含む。)
の再生動作を実行し、終端検出後にBトラック側の始端
から再生動作を開始する方式の装置や、例えば記録情報
後の無記録部の長さによりテープ終端スペースを検出し
て再生中のAトラックを終端まで早送りした後、Bトラ
ックの始端から再生動作を開始する方式の装置が既に商
品化されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の前
者の方式では、Aトラックの記録情報の再生終了からB
トラックの記録情報の再生開始までに、少なくとも両ト
ラックのリーダーテープの再生にかかる時間を必要とす
る上に、Aトラックの終端やBトラックの始端において
情報が記録されない無記録部即ちスペースが存在する場
合にはさらに長時間を必要とすることになり、トラック
の切り換わりにおいて長時間の無音状態が生じるという
問題があった。
【0005】また、後者の方式では、Aトラックのリー
ダーテープ及び終端スペースを早送りできる分だけ時間
短縮を図ることはできるが、やはりBトラックのリーダ
ーテープや始端スペースの再生という無駄な時間を要
し、Aトラックの記録情報の再生終了からからBトラッ
クの記録情報の再生開始までに長い時間がかかることに
なっていた。
【0006】本発明は、上記課題の解決を目的としてな
されたもので、一方のトラックの記録情報の再生終了か
ら他方のトラックの記録情報の再生開始までの時間をご
く短い時間に短縮できる磁気テープ再生装置を提供す
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の磁気テー
プ再生装置では、長手方向に延びる互いに平行な二つの
記録領域を有する磁気テープと、該磁気テープを往復走
行させるテープ走行手段と、上記磁気テープを走行させ
ながら該磁気テープの両記録領域にそれぞれ記録されて
いる情報を選択的に読み出す情報読出手段と、該情報読
出手段の出力信号により上記磁気テープの再生中の記録
領域上の無記録部を検出して該無記録部の継続時間を求
め、該継続時間に基づいて再生中の記録領域の記録状態
を検出する状態検出手段と、上記磁気テープの一方の記
録領域の再生動作において上記状態検出手段がテープ終
端スペースを検出したときに、一方の記録領域の再生動
作から他方の記録領域の終端方向への定速サーチ動作に
切り換え、該他方の記録領域の定速サーチ動作を先に再
生した一方の記録領域の再生終了位置と同じ位置から開
始させる動作切換手段と、上記他方の記録領域の定速サ
ーチ開始初期における上記状態検出手段の出力信号に基
づいて高速サーチ方向を決定する高速サーチ方向決定手
段と、該高速サーチ方向決定手段により決定された高速
サーチ方向に上記磁気テープを高速走行させ、上記状態
検出手段の出力に基づき記録情報の頭出しを実行する高
速サーチ手段とを備える一方、上記高速サーチ方向決定
手段が、上記状態検出手段による検出の結果、定速サー
チ動作開始位置が記録状態であれば高速サーチ方向を当
該記録領域の始端方向に決定し、定速サーチ動作開始位
置が無記録状態であれば上記状態検出手段により予め定
めた記録情報間スペース判定用時間より長い基準時間と
無記録部の継続時間とを比較し、該基準時間より長い無
記録部を検出することに伴って高速サーチ方向を記録領
域の終端方向に決定し、上記基準時間より短い無記録部
を検出することに伴って高速サーチ方向を記録領域の始
端方向に決定するものとする。
【0008】また、請求項2記載の磁気テープ再生装置
では、長手方向に延びる互いに平行な二つの記録領域を
有する磁気テープと、該磁気テープを往復走行させるテ
ープ走行手段と、上記磁気テープを走行させながら該磁
気テープの両記録領域にそれぞれ記録されている情報を
選択的に読み出す情報読出手段と、該情報読出手段の出
力信号により上記磁気テープの両記録領域上の無記録部
を検出して該無記録部の継続時間を求め、該継続時間に
基づいて記録領域の記録状態を検出する状態検出手段
と、上記磁気テープの一方の記録領域の再生動作におい
て上記状態検出手段が再生中の記録領域のテープ終端ス
ペースを検出したとき、非再生側である他方の記録領域
の記録状態に基づいて高速サーチ方向を決定する高速サ
ーチ方向決定手段と、該高速サーチ方向決定手段により
決定された高速サーチ方向に上記磁気テープを高速走行
させ、上記状態検出手段の出力に基づき記録情報の頭出
しを実行する高速サーチ手段と、上記磁気テープの一方
の記録領域の再生動作において上記状態検出手段が再生
中の記録領域のテープ終端スペースを検出することに伴
い、一方の記録領域の再生動作から上記高速サーチ手段
による他方の記録領域の高速サーチ動作に切り換え、該
他方の記録領域の高速サーチ動作を先に再生した一方の
記録領域の再生終了位置と同じ位置から開始させる動作
切換手段とを備える一方、上記高速サーチ方向決定手段
が、上記状態検出手段による検出の結果、再生中の記録
領域の無記録部の検出から当該無記録部をテープ終端ス
ペースとして判定するまでの間に非再生側である他方の
記録領域において記録情報を検出したときに、高速サー
チ方向を記録領域の始端方向に決定し、記録情報を検出
しないときに、高速サーチ方向を記録領域の終端方向に
決定するものとする。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【作用】請求項記載の磁気テープ再生装置によれば、
再生中の記録領域においてテープ終端スペースを検出す
ると、非再生側である他方の記録領域の終端方向への定
速サーチ動作を、再生していた記録領域の再生終了位置
と同じ位置から開始することになり、この定速サーチ動
作により検出した記録状態をもとに高速サーチ方向を決
定し、決定した高速サーチ方向に磁気テープを高速走行
させて記録情報の頭出しを行う。従って、一方の記録領
域の記録情報の再生終了から他方の記録領域の記録情報
の頭出しまでに要する時間は、再生中の記録領域の終端
まで一旦早送りまたは再生した後、他方の記録領域の始
端から再生動作を開始する従来の装置に比較して大幅に
短縮できることになり、例えば再生中の記録領域の切り
換わりに伴う無音状態即ち、音切れをごく短時間に止め
ることができる。
【0016】しかも、請求項記載の磁気テープ再生装
置によれば、上記の作用に加えて、定速サーチ動作開始
位置が無記録状態のときにはその無記録部が曲間等の記
録情報間スペースかテープ終端スペースかを正確に判定
して高速サーチ方向が決定されるため、誤った方向にサ
ーチすることがなく、記録情報の頭出しはよりスムース
に行われる。
【0017】また、請求項記載の磁気テープ再生装置
によれば、一方の記録領域の再生中に他方の記録領域の
記録状態を検出し、再生中の記録領域においてテープ終
端スペースを検出したときに、他方の記録領域の記録状
態に基づき決定される高速サーチ方向に他方の記録領域
の高速サーチ動作を実行することができ、一方の記録領
域の記録情報の再生終了から他方の記録領域の記録情報
の頭出しまでに要する時間を、先の請求項記載の磁気
テープ再生装置よりもさらに短縮することが可能とな
る。
【0018】しかも、請求項記載の磁気テープ再生装
置によれば、上記作用に加えて、再生中の記録領域にお
いて無記録部の検出から該無記録部をテープ終端スペー
スとして判定するまでの間、他方の記録領域の記録状態
を検出してその間の記録状態に基づいて高速サーチ方向
を決定することになり、高速サーチ方向の正確性が高
く、記録情報の頭出しがよりスムースに行われる。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【実施例】
<第1の実施例>以下、図1乃至図6に示した本発明の
一実施例における磁気テープ再生装置について詳細に説
明する。まず、本実施例の磁気テープ再生装置に使用さ
れる磁気テープについて図3を参照しながら説明する。
図3において、磁気テープTはアナログ信号を記録した
もので、長手方向に延びる互いに平行なAトラックとB
トラックという二つの記録領域を有し、その各トラック
はそれぞれ左右二つのチャンネルL−ch,R−chを
有する。
【0023】而して、このような磁気テープTは図4に
示すように、ヘッドブロックHBに接触した状態で走行
され、記録した音楽等の情報が再生されるものである。
上記ヘッドブロックHBは、Aトラックの左右のチャン
ネルL−ch,R−chに対向するヘッド素子H1,H
2と、Bトラックの左右のチャンネルL−ch,R−c
hに対向するヘッド素子H3,H4を備え、各ヘッド素
子H1,H2はAトラック用ヘッドを、各ヘッドH3,
H4はBトラック用ヘッドをそれぞれ構成する。上記磁
気テープTのAトラックに記録された情報は磁気テープ
Tを図4において例えば左方向に走行させることにより
ヘッド素子H1,H2により読み出され、またBトラッ
クに記録された情報は磁気テープTをAトラック時とは
逆方向即ち図4において右方向に走行させることにより
ヘッド素子H3,H4により読み出される。要するに、
各ヘッド素子H1〜H4は、磁気テープTから情報を読
み出す情報読出手段を構成する。
【0024】次に、本実施例の磁気テープ再生装置の再
生制御系について図1のブロック図を参照しながら説明
する。1はAトラック用ヘッド、2はBトラック用ヘッ
ド、3は両ヘッド1,2からの信号をヘッドアンプ4に
選択的に導くための再生面切換えスイッチ、5はヘッド
アンプ4からの信号をスピーカ6を駆動できるまで増幅
するための出力アンプ、7はヘッドアンプ4の出力信号
のレベルをもとに記録情報の有無を検出する信号処理回
路であり、この信号処理回路7は、ヘッドアンプ4の出
力信号が所定レベル以上のとき記録状態として判定し、
所定レベルより低いとき無記録状態として判定し、その
判定結果に応じた信号を出力する。
【0025】8は磁気テープの走行メカニズムを制御す
るテープ走行制御回路、9は各種入力キーを有する操作
キー部、10は操作キー部9からの信号に応じて再生面
切換えスイッチ3、出力アンプ5及びテープ走行制御回
路8等を制御する主制御部であり、この主制御部10
は、キー入力された信号に対応したプログラムを読み出
し実行する機能、信号処理回路6からの無記録状態即ち
無記録部検出信号に応答してタイムカウンタ10aによ
り無記録部の継続時間を求める機能、無記録部の継続時
間と曲間(記録情報間)判定用の第1の基準時間とを比
較して曲間か否かを判定する機能、無記録部の継続時間
と第1の基準時間より長い第2の継続時間とを比較して
テープ終端あるいは始端スペースか否かを判定する機
能、及び無記録部の継続時間と上記基準時間との比較結
果に基づきテープ走行制御回路8に制御信号を出力する
機能等を具備し、主にマイクロコンピュータにより実現
される。
【0026】尚、上記基準時間の一例としては、再生時
のテープ走行速度において、第1の基準時間が1.5秒
位、第2の基準時間が5秒位に設定することが考えられ
る。高速サーチ時には、再生時のテープ速度と高速サー
チ時のテープ速度との関係をもとに先の時間を高速サー
チ用に換算した値を用いる。
【0027】次に、本実施例の磁気テープ再生装置の動
作について説明する。操作キー部9のキー操作により図
5に示すような記録状態を有する磁気テープの両トラッ
クの連続再生を入力すると、主制御部10は、連続再生
に対応するプログラムを読み出し、図2に示すフローチ
ャートのように制御する。尚、図5において、P1〜P
9は記録された音楽情報、B1〜B11は無録音部(無
記録部)であるスペースであり、B1,B6はテープ始
端スペース、B5,B11はテープ終端スペースをそれ
ぞれ示し、他のスペースは記録情報間である曲間を示
す。また、LT1〜LT4はリーダーテープである。
【0028】今、再生面切換えスイッチ3がAトラック
用ヘッド1側にONの状態にあって、磁気テープが図5
において右方向に通常速度で走行し、Aトラックの音楽
情報P1を再生している場合、Aトラック用ヘッド1か
らの信号は、再生面切換えスイッチ3、ヘッドアンプ4
及び出力アンプ5を経てスピーカ6より音楽として出力
される一方、主制御部10はステップF1,F2の処理
を繰り返す。
【0029】即ち、音楽情報P1の再生中は、ヘッドア
ンプ4から所定レベル以上の信号が出力されており、こ
の出力信号をもとに記録情報の有無を検出する信号処理
回路7は記録有りの判定を行い、記録情報検出信号を出
力している。従って、主制御部10は、信号処理回路6
からの記録情報検出信号により無録音部(無記録部)で
ないと判断し、ステップF1,F2の処理を繰り返す。
【0030】やがて、Aトラック用ヘッド1による読み
出し位置がAトラックの音楽情報P1から無録音部であ
るスペースB2に移行すると、ヘッドアンプ4の出力信
号は所定レベルより低くなり、信号処理回路7は記録無
しの判定を行い、その無記録検出信号を出力する。する
と、主制御部10は、無録音部として判断し、次のステ
ップF3に移行してタイムカウンタ10aによりタイム
カウントを開始し、ステップF4,F6に移行する。
【0031】而して、ステップF4,F6において、無
録音部の継続時間が所定時間を越えるか否かの判定を繰
り返す。この時の所定時間としては、第2の基準時間を
用いる。
【0032】上記スペースB2は曲間であるため、所定
時間(第2の基準時間)が経過する前に、Aトラック用
ヘッド1による読み出し位置がAトラックの音楽情報P
2に移行することになり、主制御部10は、タイムカウ
ンタ10aのカウント値は所定時間に達する前に、信号
処理回路7から記録情報検出信号を入力されることによ
って無録音状態でなくなったことを判定し、ステップF
5においてタイムカウントをリセットした後、ステップ
F1に帰還する。以後、上記の処理を繰り返しながらA
トラック上の音楽情報P2〜P4までを順次再生するこ
とになる。
【0033】而して、Aトラック用ヘッド1による読み
出し位置がスペースB5に移行すると、主制御部10
は、タイムカウンタ10aのタイムカウントにより無録
音部が所定時間継続したことを判定すると、当該スペー
スB5をテープ終端スペースとして判定することによ
り、次のステップF7,F8に移行する。
【0034】ステップF7において、主制御部10は出
力アンプ5にミュートをかけることを指令して、後段の
再生面の切り換え時におけるノイズ等のスピーカ6から
の放音を防止する。続くステップF8において、主制御
部10は再生面切換えスイッチ3に切換指令信号を出力
して該スイッチ3をBトラック用ヘッド2側に切換える
と共に、テープ走行制御回路8に切換指令信号を出力し
て該制御回路8により磁気テープの走行方向を図5にお
いて左方向に切換え、通常速度で走行を開始させ、Bト
ラックを終端方向に定速サーチする。
【0035】すると、主制御部10は、ステップF9に
おいて、信号処理回路7の出力信号に基づいて記録情報
の有無を判定することになる。図5に示す記録状態を有
する磁気テープでは、Bトラックの定速サーチ開始位置
に音楽情報P5が記録されているため、直ちに信号処理
回路7からは記録情報検出信号が出力され、これに伴っ
て主制御部10は高速サーチ方向をBトラックの始端方
向に決定し、次のステップF10において、テープ走行
制御回路8に切換指令信号を出力して該制御回路8によ
り磁気テープの走行方向を図5において右方向に切換え
ると共に、磁気テープを高速走行させることによりステ
ップF11の高速サーチに移行する。
【0036】ステップF11において、主制御部10は
第1の基準時間に基づく曲間検出動作による高速サーチ
を実行することにより、音楽情報P5の頭出しを瞬時に
行う。即ち、Bトラック用ヘッド2による読み出し位置
が音楽情報P5からスペースB6に移行し、信号処理回
路7から無記録状態検出信号が出力されることに伴い、
タイムカウンタ10aによるタイムカウントを開始して
その無録音部が第1の基準時間継続したことを検出する
と、ステップF14に移行する。
【0037】主制御部10は、ステップF14におい
て、テープ走行制御回路8に制御信号を出力して該制御
回路8により磁気テープの走行方向を図5において左方
向に切換えると共に、テープ走行速度を高速走行から通
常走行に切り換えてBトラックの再生動作を開始し、続
くステップH15において出力アンプ5にミュートOF
Fの指令信号を出力し、ミュートを解除し、ステップF
1に帰還することになり、Bトラックの音楽情報P5〜
P9を順次再生することになる。
【0038】ところで、図6に示す記録状態を有する磁
気テープの場合、Aトラックの音楽情報P4の終端に対
応するBトラック側は無録音状態にあるため、ステップ
F9に移行すると、主制御部10は信号処理回路7から
無記録状態検出信号が出力されることに伴い、無録音部
であることを判定し、次のステップF23においてタイ
ムカウンタ10aによるタイムカウントを開始してその
無録音部が所定時間継続するか否かを検出する。尚、こ
の時の所定時間としては、第2の基準時間を用いて、無
録音部が曲間かテープ始端スペースかを判別する。
【0039】その結果、無録音部の継続時間が所定時間
より短く、その無録音部を曲間として判断し、高速サー
チ方向をBトラックの始端方向と決定し、ステップF1
0に移行することになり、先の場合と同様な処理が行わ
れる。
【0040】一方、無録音部の継続時間が所定時間に達
したときには、その無録音部をBトラックの始端スペー
スとして判断し、高速サーチ方向をBトラックの終端方
向に決定してステップF12に移行する。すると、主制
御部10は、ステップF12において、テープ走行制御
回路8に制御信号を出力して磁気テープの走行方向を図
6において左方向としたまま、テープ走行速度を高速走
行に切換えることにより、Bトラックの終端方向への高
速サーチを開始し、次のステップF13において信号処
理回路7から記録情報検出信号が出力されるか否かを繰
返し見ることにより音楽情報P5の頭検出を行う。
【0041】即ち、Bトラック用ヘッド2による読み出
し位置がスペースB6から音楽情報P5に移行すると、
信号処理回路7からは記録情報検出信号が出力されるこ
とになり、ステップF14に移行して再生動作を開始す
る。ステップF14において、主制御部10はテープ走
行制御回路8に制御信号を出力して該制御回路8により
磁気テープを高速走行から通常走行に切換えることによ
り再生動作を開始する。以後、図5に示す記録状態を有
する磁気テープと同様に、そのBトラック上の音楽情報
P5〜P9を順次再生することになる。
【0042】このように本実施例における磁気テープ再
生装置においては、磁気テープの両トラックの連続再生
時、無録音部の継続時間をもとに再生中のAトラック
(またはBトラック)のテープ終端スペースの検出即
ち、Aトラックの音楽情報の終了を検出し、その位置で
他方のBトラック(またはAトラック)に切換え、通常
速度による定速サーチ動作により高速サーチ方向を決定
し、その高速サーチ方向に高速サーチして瞬時にBトラ
ックの音楽情報の頭出しを行い、Bトラックの再生動作
を開始するため、一方のトラックの音楽情報の再生終了
から他方のトラックの音楽情報の再生開始までに要する
時間は、再生中のトラックのテープ終端スペース(リー
ダーテープを含む。)を最後まで再生あるいは早送りし
て、その後、他方のトラックを始端から再生するものに
比較して大幅に短縮することができ、トラックの切り換
わりに伴う音切れをごく短時間に抑えることができる。
【0043】しかも、一方のトラックから他方のトラッ
クに切り換わった際に、無録音状態であれば、その無録
音部が曲間かテープ始端スペースかを判断して高速サー
チ方向を決定するため、サーチ方向の正確性が高く、当
該トラックの音楽情報の頭出しを逸速く行うことができ
る。
【0044】尚、本発明における情報読取手段は上記A
トラック用ヘッド1,Bトラック用ヘッド2及び再生面
切換えスイッチ3により構成され、また状態検出手段は
信号処理回路7及び主制御部10等により構成され、さ
らには高速サーチ手段はテープ走行制御回路8及び主制
御部10等により構成される。また、上記主制御部10
は、本発明における高速サーチ方向決定手段、動作切換
手段としての機能を有するものである。
【0045】<第2の実施例>この実施例は、図2のフ
ローチャートに示すステップF11において、第2の基
準時間をもとに記録情報の頭を検出する点に特徴を有
し、この点においてのみ先の第1の実施例と相違する。
【0046】ステップF11では、トラックの始端方向
への高速サーチにより該トラック上の記録情報の頭を検
出することになるが、この際、第1の実施例では第1の
基準時間即ち記録情報間スペース判定用の時間をもとに
記録情報の頭を検出するため、下記のような不都合を生
じる懸念を有する。
【0047】例えば図7に示すような記録状態を有する
磁気テープの場合、Aトラックの音楽情報P4の再生終
了を検出してBトラック側に切り換わり、高速サーチ方
向をBトラックの始端方向に決定してその方向に高速サ
ーチすることになるが、この際、第1の基準時間を用い
るため、曲間であるスペースB7をテープ始端スペース
として誤って判定し、その結果として音楽情報P6から
再生してしまう懸念を有する。
【0048】そこで、本実施例では、第2の基準時間を
もとに音楽情報の頭を検出するため、スペースB7をテ
ープ始端スペースとして誤って判定することがなく、当
該トラックの最先の音楽情報P5の頭を確実に検出する
ことができ、どのような記録状態の磁気テープであって
も、そのトラックの最先の音楽情報から再生できる効果
を奏する。
【0049】ただ、この実施例では、トラックの始端方
向への高速サーチ時、第2の基準時間をもとに音楽情報
の頭を検出するため、例えばAトラックの再生後、Bト
ラックの音楽情報P5の頭で停止させるような場合、B
トラック用ヘッドの読み出し位置と音楽情報P5の頭と
の間には第2の基準時間に基づくギャップが発生し、停
止状態からBトラックの再生を開始した際に、上記ギャ
ップに起因する無音状態がしばらく継続するという問題
が生じる。
【0050】従って、Aトラックの再生後、Bトラック
の音楽情報P5の頭で停止させるような場合には、第2
の基準時間による頭検出後に、高速サーチ時とは逆方向
に定常速度で磁気テープを走行させ、記録情報を検出し
た時点で停止するよう制御することが望ましい。
【0051】<第3の実施例>この実施例では、磁気テ
ープの一方のトラックの再生中に他方のトラックの記録
情報の有無を検出し、再生中のトラックにおいてテープ
終端スペースを検出し他方のトラックに切り換わった時
点で、当該トラックから収集した記録状態の検出結果を
もとに高速サーチ方向を直ちに決定し、その方向に高速
サーチを行うことにより、一方のトラックの記録情報の
再生終了から他方のトラックの記録情報の開始までに要
する時間は第1の実施例よりもさらに短縮することがで
きる。
【0052】図8は本実施例における磁気テープ再生装
置を示すブロック図、図9は同装置の連続再生時の要部
フローチャートを示す。尚、図8において、図1と共通
する部分については図1と共通の符号を付してある。
【0053】図8において、1はAトラック用ヘッド、
2はBトラック用ヘッド、3はAトラック側接点をヘッ
ドアンプ11を介してAトラック用ヘッド1に、Bトラ
ック側接点をヘッドアンプ12を介してBトラック用ヘ
ッド2にそれぞれ接続する再生面切換えスイッチ、5は
出力アンプ、6はスピーカ、8はテープ走行制御回路、
9は操作キー部、10は主制御部、13はヘッドアンプ
11からの信号が所定レベル以上か否かを判定しその判
定結果に応じた信号を出力する信号処理回路、14はヘ
ッドアンプ12からの信号が所定レベル以上か否かを判
定しその判定結果に応じた信号を出力する信号処理回路
である。
【0054】次に、その動作について図9のフローチャ
ートとともに、図2のフローチャートを参照しながら説
明する。本実施例では、図1のフローチャートにおいて
破線枠FB内の処理を、図9に示すフローチャートに置
き換えた処理内容を実行する。
【0055】図5に示す記録状態を有する磁気テープを
AトラックからBトラックへ連続再生する場合におい
て、今、Aトラック用ヘッド1による読み出し位置が音
楽情報P4からスペースB5に移行し、ヘッドアンプ1
1からの信号が所定レベルより低下し、信号処理回路1
3が無記録状態を検出してその検出信号を出力すると、
主制御部10は無録音部を判定してタイムカウンタ10
aによるタイムカウントを開始し、以後その無録音部が
所定時間継続するか否かの判定を繰返し行う一方、その
タイムカウンタ10aの値が所定時間に達するまでの
間、再生中のAトラックとは反対側のBトラック側の記
録情報の有無を検出する。
【0056】即ち、ステップF2において無録音を検出
し、ステップF3でタイムカウントを開始させた後、ス
テップF4で無録音を検出し、ステップF16でタイム
カウンタ10aの値が所定時間になっていないことを判
定すると、ステップF20に移行する。
【0057】このステップF20において、主制御部1
0は、Bトラック用ヘッド2により読み出し、ヘッドア
ンプ12により増幅された信号が所定レベル以上か否か
を、信号処理回路14からの信号に基づいて判定する。
この場合、Bトラックには音楽情報P5が記録されてお
り、主制御部10は記録情報有りと判定し、ステップF
22においてAの値を「1」とする。一方、図6に示す
記録状態を有する磁気テープの場合には、Aトラックの
音楽情報P4の終端に対応するBトラック側の位置が無
録音であるため、ステップF21においてAの値を
「0」とする。尚、主制御部10は、同検出期間中に、
一旦記録情報有りを判定してAの値を「1」に書き換え
ると、その後、無録音部を判定してもAの値を「1」の
まま固定し、書き換えを不可とするようなされている。
【0058】要するに、再生中のAトラックにおいて無
録音部の検出後タイムカウンタ10aの値が所定時間に
達するまでの間、ステップF4,F16,F20、F2
1(またはF22)の処理を繰り返し行うことにより、
非再生側のBトラックの記録情報の有無を見ている。
【0059】而して、主制御部10は、無録音部の継続
時間が所定時間に達し、テープ終端スペースと判定する
と、ステップF17に移行して出力アンプ5にミュート
OFFを指令し、続いてステップF18において再生面
切換えスイッチ3をAトラック側からBトラック側に切
換え、次のステップF19においてAの値が「1」か
「0」かの判定を行う。
【0060】図5に示す記録状態を有する磁気テープの
場合には、Aの値は「1」であり、従って、記録情報有
りという判定結果をもとにBトラックの高速サーチ方向
を始端方向に決定し、次のステップF10に移行する。
先の実施例と同様に、ステップF10においては、テー
プ走行制御回路8に指令信号を出力して磁気テープを図
5において右方向に高速走行させ、ステップF11にお
いて、信号処理回路14からの信号に基づいて音楽情報
P5の頭出しを行う。
【0061】一方、図6に示す記録状態を有する磁気テ
ープの場合には、Aの値は「0」であり、従って、記録
情報無しの判定結果をもとにBトラックの高速サーチ方
向を終端方向に決定し、次のステップ12に移行する。
先の実施例と同様に、ステップF12においては、テー
プ走行制御回路8に指令信号を出力して磁気テープを図
6において左方向に高速走行させ、ステップF13にお
いて、信号処理回路14からの信号に基づいて音楽情報
P5の頭の検出を行う。
【0062】このような本実施例にあっては、先の第1
及び第2の実施例のように、再生中のトラックのテープ
終端スペースの検出により再生面即ちトラックを切換
え、他方のトラックを定速サーチした後、高速サーチ動
作に移行するものに比較し、さらに定速サーチに要する
時間を省略することができ、連続再生時におけるトラッ
クの切換えによる無音状態即ち、音切れの時間をより短
縮することができる。
【0063】尚、上記各実施例では、二つのトラックに
記録されている音楽情報を連続して再生するときの動作
について説明したが、本発明は、一方のトラックに記録
された音楽情報を再生した後、他方のトラックに記録さ
れた音楽情報等の頭出しを行った時点で停止させるよう
な場合にも適用することができる。その他、本発明は上
記しかつ図面に示す実施例のみに限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲内で適宜実変形して実施
できること勿論である。
【0064】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、再生中の記録領域においてテープ終端スペースを
検出し、非再生側である他方の記録領域の終端方向への
定速サーチ動作を、再生していた記録領域の再生終了位
置と同じ位置から開始し、この定速サーチ動作により検
出した記録状態をもとに高速サーチ方向を決定し、決定
した高速サーチ方向に磁気テープを高速走行させて記録
情報の頭出しを行うことにより、一方の記録領域の記録
情報の再生終了から他方の記録領域の記録情報の頭出し
までに要する時間は、再生中の記録領域の終端まで一旦
早送りまたは再生した後、他方の記録領域の始端から再
生動作を開始する従来の装置に比較して大幅に短縮する
ことができ、例えば再生中の記録領域の切換わりに伴う
無音状態即ち、音切れをごく短時間に止どめることがで
き、実用上優れた磁気テープ再生装置を提供することが
できる。
【0065】しかも、定速サーチ動作開始位置が無記録
状態のときにはその無記録部が曲間等の記録情報間スペ
ースかテープ終端スペースかを正確に判定して高速サー
チ方向が決定されるため、誤った方向にサーチすること
がなく、記録情報の頭出しはよりスムースに行うことが
でき、より優れた磁気テープ再生装置を提供することが
できる。
【0066】また、請求項記載の発明によれば、一方
の記録領域の再生中に他方の記録領域の記録状態を検出
し、再生中の記録領域においてテープ終端スペースを検
出したときに、他方の記録領域の記録状態に基づき決定
される高速サーチ方向に他方の記録領域の高速サーチ動
作を実行することができ、請求項1における定速サーチ
動作を省略してさらに時間の短縮を図ることができ、よ
り有用な磁気テープ再生装置を提供することができる。
【0067】しかも、再生中の記録領域において無記録
部の検出から該無記録部をテープ終端スペースとして判
定するまでの間、他方の記録領域の記録状態を検出して
その間の記録状態に基づいて高速サーチ方向を決定する
ことになり、高速サーチ方向の正確性を高めることがで
き、ひいてはサーチ時間の短縮を図ることができる。
【0068】
【0069】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における磁気テープ再生装置
を示すブロック図
【図2】同装置における連続再生時のフローチャート
【図3】同装置に使用される磁気テープの説明図
【図4】同装置における磁気テープとヘッドブロックと
の関係を示す図
【図5】磁気テープの記録状態の一例を示す説明図
【図6】磁気テープの記録状態の他の例を示す説明図
【図7】磁気テープの記録状態の他の異なる例を示す説
明図
【図8】本発明の他の実施例における磁気テープ再生装
置を示すブロック図
【図9】同装置における連続再生時の要部フローチャー
【符号の説明】
1 Aトラック用ヘッド 2 Bトラック用ヘッド 3 再生面切換えスイッチ 4,11,12 ヘッドアンプ 5 出力ヘッド 6 スピーカ 7,13,14 信号処理回路 8 テープ走行制御回路 10 主制御部 T 磁気テープ H1〜H4 ヘッド素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−207040(JP,A) 特開 平5−89564(JP,A) 特開 昭56−65377(JP,A) 特開 昭62−33353(JP,A) 特開 昭62−38546(JP,A) 特開 昭62−184645(JP,A) 実開 昭58−10236(JP,U) 実開 平1−151429(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 15/087 102 G11B 15/02 319

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に延びる互いに平行な二つの記
    録領域を有する磁気テープと、 該磁気テープを往復走行させるテープ走行手段と、 上記磁気テープを走行させながら該磁気テープの両記録
    領域にそれぞれ記録されている情報を選択的に読み出す
    情報読出手段と、 該情報読出手段の出力信号により上記磁気テープの再生
    中の記録領域上の無記録部を検出して該無記録部の継続
    時間を求め、該継続時間に基づいて再生中の記録領域の
    記録状態を検出する状態検出手段と、 上記磁気テープの一方の記録領域の再生動作において上
    記状態検出手段がテープ終端スペースを検出したとき
    に、一方の記録領域の再生動作から他方の記録領域の終
    端方向への定速サーチ動作に切り換え、該他方の記録領
    域の定速サーチ動作を先に再生した一方の記録領域の再
    生終了位置と同じ位置から開始させる動作切換手段と、 上記他方の記録領域の定速サーチ開始初期における上記
    状態検出手段の出力信号に基づいて高速サーチ方向を決
    定する高速サーチ方向決定手段と、 該高速サーチ方向決定手段により決定された高速サーチ
    方向に上記磁気テープを高速走行させ、上記状態検出手
    段の出力に基づき記録情報の頭出しを実行する高速サー
    チ手段とを備える一方、 上記高速サーチ方向決定手段は、上記状態検出手段によ
    る検出の結果、定速サーチ動作開始位置が記録状態であ
    れば高速サーチ方向を当該記録領域の始端方向に決定
    し、定速サーチ動作開始位置が無記録状態であれば上記
    状態検出手段により予め定めた記録情報間スペース判定
    用時間より長い基準時間と無記録部の継続時間とを比較
    し、該基準時間より長い無記録部を検出することに伴っ
    て高速サーチ方向を記録領域の終端方向に決定し、上記
    基準時間より短い無記録部を検出することに伴って高速
    サーチ方向を記録領域の始端方向に決定する ことを特徴
    とする磁気テープ再生装置。
  2. 【請求項2】 長手方向に延びる互いに平行な二つの記
    録領域を有する磁気テープと、 該磁気テープを往復走行させるテープ走行手段と、 上記磁気テープを走行させながら該磁気テープの両記録
    領域にそれぞれ記録されている情報を選択的に読み出す
    情報読出手段と、 該情報読出手段の出力信号により上記磁気テープの両記
    録領域上の無記録部を検出して該無記録部の継続時間を
    求め、該継続時間に基づいて記録領域の記録状態を検出
    する状態検出手段と、 上記磁気テープの一方の記録領域の再生動作において上
    記状態検出手段が再生中の記録領域のテープ終端スペー
    スを検出したとき、非再生側である他方の記録領域の記
    録状態に基づいて高速サーチ方向を決定する高速サーチ
    方向決定手段と、 該高速サーチ方向決定手段により決定された高速サーチ
    方向に上記磁気テープを高速走行させ、上記状態検出手
    段の出力に基づき記録情報の頭出しを実行する高速サー
    チ手段と、 上記磁気テープの一方の記録領域の再生動作において上
    記状態検出手段が再生中の記録領域のテープ終端スペー
    スを検出することに伴い、一方の記録領域の再生動作か
    ら上記高速サーチ手段による他方の記録領域の高速サー
    チ動作に切り換え、該他方の記録領域の高速サーチ動作
    を先に再生した一方の記録領域の再生終了位置と同じ位
    置から開始させる動作切換手段とを備える一方、 上記高速サーチ方向決定手段は、上記状態検出手段によ
    る検出の結果、再生中の記録領域の無記録部の検出から
    当該無記録部をテープ終端スペースとして判定するまで
    の間に非再生側である他方の記録領域において記録情報
    を検出したときに、高速サーチ方向を記録領域の始端方
    向に決定し、記録情報を検出しないときに、高速サーチ
    方向を記録領域の終端方向に決定することを特徴とする
    磁気テープ再生装置。
JP5086998A 1993-04-14 1993-04-14 磁気テープ再生装置 Expired - Fee Related JP2989416B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5086998A JP2989416B2 (ja) 1993-04-14 1993-04-14 磁気テープ再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5086998A JP2989416B2 (ja) 1993-04-14 1993-04-14 磁気テープ再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06302050A JPH06302050A (ja) 1994-10-28
JP2989416B2 true JP2989416B2 (ja) 1999-12-13

Family

ID=13902551

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5086998A Expired - Fee Related JP2989416B2 (ja) 1993-04-14 1993-04-14 磁気テープ再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2989416B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06302050A (ja) 1994-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2989416B2 (ja) 磁気テープ再生装置
KR960014390B1 (ko) 오디오 테이프의 자동 선곡 방법
JPS6013068Y2 (ja) 磁気テ−プ再生装置
JP2805828B2 (ja) 記録システム
JP2723016B2 (ja) 無音自動スキップ再生装置
JPH0528635Y2 (ja)
JPS6228493B2 (ja)
JPH0361259B2 (ja)
JP2699913B2 (ja) ディスクプレーヤ付きテープレコーダ
JP2589294B2 (ja) ディスクダビング装置
JPH0817094A (ja) テープレコーダ
JPS6250912B2 (ja)
JPH0650878Y2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0648582Y2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0516679Y2 (ja)
JPH073714B2 (ja) テ−プレコ−ダ
JP3147746B2 (ja) 選曲装置
KR920001208Y1 (ko) 음향기기의 자동 더빙 회로
JP2968012B2 (ja) ディジタル磁気記録再生装置
JPS5928519Y2 (ja) テ−プレコ−ダ
JPH0676409A (ja) 自動編集機能を有する磁気テープ記録再生装置
JPH0521392U (ja) 再生信号レベル制御装置
JPS5880145A (ja) テ−プレコ−ダ
JPH0877646A (ja) 磁気記録再生装置
KR19990018507A (ko) 오디오 카세트 레코더의 탐색 데이타 기록방법

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071008

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081008

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081008

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091008

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees