JP2989031B2 - 炭化水素の除去方法及び装置 - Google Patents

炭化水素の除去方法及び装置

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JP2989031B2 JP10509291A JP10509291A JP2989031B2 JP 2989031 B2 JP2989031 B2 JP 2989031B2 JP 10509291 A JP10509291 A JP 10509291A JP 10509291 A JP10509291 A JP 10509291A JP 2989031 B2 JP2989031 B2 JP 2989031B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気体中あるいは空間中
の清浄方法及び装置に係り、特に、気体中あるいは空間
中に存在する炭化水素(H.C.)の捕集・除去方法及
び装置に関する。本発明の除去方法及び装置は、家庭、
事務所、病院、あるいは各種産業特に半導体分野におけ
る空気等各種気体中の炭化水素や密閉空間(静止空間)
における炭化水素の除去に用いることができる。次に、
その例を示す。 (1)家庭、事務所、病院において発生した炭化水素又
は導入空気(気体)中に含まれる炭化水素の除去。 (2)各種燃焼設備からの排ガス処理。 (3)自動車の排ガス処理。 (4)半導体工業、薬品工業、食品工業、農林産業、医
療、精密機械工業におけるクリーンルーム及びその周辺
において発生した炭化水素又は導入空気(気体)中の炭
化水素の除去。クリーンルームにおける保管ボックス、
キャリヤボックス、搬送空間中の炭化水素の除去。ま
た、溶剤、溶媒等を扱う作業で発生した炭化水素の除
去。
【0002】
【従来の技術】従来の技術に関して、半導体工業におけ
るクリーンルームの空気清浄を例に説明する。従来のク
リーンルームの空気清浄方法あるいはその装置を大別す
ると、 (1)機械的ろ過方法(例えばHEPAフィルター) (2)静電的に微粒子の捕集を行う高電圧による荷電及
び導電性フィルターによるろ過方式(例えばHESAフ
ィルター) があるが、これらの方式は、いずれも微粒子(粒子状物
質)除去を目的としており、炭化水素のようなガス状の
汚染物の除去には効果がない欠点があった。また、これ
らの夫々は微粒子除去においても次のような欠点があっ
た。
【0003】即ち、機械的ろ過方式においては、空気の
清浄度(クラス)をあげるためには目の細かいフィルタ
ーを使用する必要かあるが、この場合圧損が高く、また
目づまりによる圧損の増加も著しく、フィルターの寿命
も短く、フィルターの維持、管理あるいは交換が面倒で
あるばかりでなく、フィルターの交換を行う場合、その
間作業をストップする必要があり、復帰までには長時間
を要しており、生産能率が悪いという欠点があった。ま
た、空気の清浄度を上げる為に換気回数(ファンによる
空気循環回数)を増加することも行われているが、この
場合動力費が高くつくという欠点があった。
【0004】また、静電的に微粒子の捕集を行う方式に
おいては、予備荷電部に例えば15〜70kvという高
電圧を必要とするため、装置が大型となり、また安全
性、維持管理の面で問題があった。H.C.の除去法と
しては、燃焼分解法、触媒分解法、吸着除去法、O3
解法などが知られている。しかし、これらの方法はクリ
ーンルームへの導入空気に含有する低濃度H.C.除去
には効果がない。クリーンルームにおいては、自動車排
ガスに起因するような導入空気中の低濃度のH.C.も
汚染質として問題となる。また、クリーンルームにおけ
る作業で生じた各種の溶剤(例えば、アルコール、ケト
ン類等)も汚染質として問題となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】クリーンルームにおけ
るH.C.は、半導体製品の生産性(歩止まり)を低下
させる原因(例、製品表面への沈着による製品回路の破
損)となるため、通常の微粒子(粒子状物質)とともに
その除去が必要となってきている。通常の微粒子の除去
については、本発明者が後述のごとく光電子放出材を用
いた紫外線照射法又は放射線照射法として提案してい
る。そこで、本発明は、上記の問題点を解決し、低濃度
の炭化水素を簡単な装置で効率的に除去できる方法とそ
の装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、空間中に存在する炭化水素の除去にあ
たり、紫外線及び/又は放射線を照射して炭化水素を微
粒子化し、該微粒子をフィルタにより除去するか、又は
光電子により荷電させた後、荷電微粒子を捕集すること
を特徴とする炭化水素の除去方法としたものである。ま
た、上記他の目的を達成するために、本発明では、紫外
線及び/又は放射線の照射源を有する炭化水素の微粒子
化部と、該微粒子を捕集するフィルタを有する捕集する
捕集部、又は該微粒子を光電子により荷電させる荷電部
と該荷電微粒子を捕集する捕集部とを、少なくとも備え
ることを特徴とする炭化水素の除去装置としたものであ
る。
【0007】上記除去装置において、さらに炭化水素の
微粒子化部と該微粒子の荷電部とを一体化することがで
き、さらに炭化水素の微粒子化部と該微粒子の荷電部と
荷電微粒子の捕集部とを一体化することもできる。上記
炭化水素の除去においては、炭化水素の存在する空間中
に紫外線及び/又は放射線を照射することにより、炭化
水素のガス体を凝縮性物質に変換し、微粒子状にするか
あるいは微粒子と活性な物質(反応性の高い物質)に変
化して、該変化した微粒子状物質をフィルタによって除
去するか、又は光電子により荷電することによって、捕
集し、除去するものである。そして、上記方法におい
て、微粒子の荷電は、光電子放出材に紫外線及び/又は
放射線を照射することにより、光電子を放出せしめ、該
光電子により行うものである。また、上記微粒子の荷電
は、電場において行うのがよい。
【0008】次に、本発明の各種構成部材を詳細に説明
する。微粒子化部は、空間中の炭化水素(H.C.)を
微粒子(凝縮性物質又は微粒子と活性な物質)に変換す
る部分であり、主にH.C.への照射線源より成ってお
り、その照射線源は、H.C.が微粒子又は微粒子と活
性な物質に変換できるものであればいずれでも良い。紫
外線照射の他に電磁波、レーザ、放射線が適用分野、対
象処理H.C.の成分、濃度、装置規模、形状、経済性
等で適宜予備試験を行い選択し使用できる。該照射によ
り空間中のH.C.は、H.C.の種類や共存物質によ
り微粒子状物質(凝縮性物質)又は微粒子状物質と活性
な物質に変換される。例えば、H.C.としてトルエ
ン、アルカン(i−ペンタン)、オレフィン(プロピレ
ン)を含むガス混合物に紫外線照射すると、カルボン酸
やカルボニル化合物(凝縮性物質あるいは活性な物質)
が生成する。微粒子への変換(微粒子化)においては、
260nm以下、好ましくは245nm以下の波長を有
する照射源が効果的であり、紫外線及び/又は放射線照
射が効果、操作性の点で通常好適に用いられる。
【0009】紫外線源は、その照射によりH.C.が微
粒子化(微粒子状物質又は凝縮性物質へ変換あるいは微
粒子と活性な物質へ変換)できるものであれば何れでも
良く、H.C.の種類や共存物質により適宜予備試験を
行い決めることができる。この内、利用分野によって
は、活性酸素やOHラジカル等の酸素活性種(活性ラジ
カル)が生成するものが好ましい。通常、紫外線の光源
としては、水銀灯、水素放電管(重水素ランプ)を用い
ることができる。紫外線の光源は、H.C.の種類や共
存物質によっては異なる作用をもたらす複数の波長を有
するものが好ましい。例えば、水銀灯は、オゾンの生
成(酸素活性種生成のスタート物質の一つ)波長と、
該オゾンを分解し酸素活性種の生成を助長する波長を併
せて持たせることができ、また、更には後述の微粒子荷
電のための波長も併用できるので好ましい。
【0010】また、放射線としてはα線、β線、γ線な
どが用いられ、照射手段としてコバルト60、セシウム
137、ストロンチウム90などの放射性同位元素、又
は原子炉内で作られる放射性廃棄物及びこれに適当な処
理加工した放射性物質を線源として用いる方法、原子炉
を直接線源として用いる方法、電子線加速器などの粒子
加速器を用いる方法などを利用する。加速器で電子線照
射を行う場合は、低出力で行うことで、高密度な照射が
出来、効果的となる。加速電圧は、500kV以下、好
ましくは、50kV〜300kVである。微粒子化部で
は、H.C.の種類や共存物質によって上記照射により
微粒子状物質(凝縮性物質)に、あるいは微粒子状物質
と活性な物質(反応性の高い物質)に変換され、取扱い
(処理)が容易な形態に変換される。
【0011】次に、微粒子の荷電部は、微粒子化された
有害ガスの荷電を与える部分であり、その構成を図2に
示しており、本発明の大きな特徴である。ここでの光電
子による微粒子の荷電と、後述の荷電微粒子の除去につ
いては、本発明者の種々の提案があり、適宜用いること
ができる。次に、主な提案を示す。1.特開昭61−1
78050号(PS Patent 4,750,917号)、
2.特開昭62−244459号、3.特開昭63−7
7557号、4.特開昭63−100955号、5.特
開平2−8638号、6.特開平2−10034号、
7.特願平1−120564号、8.特願平1−155
857号、9.特願平2−278123号、10.特願
平2−295423号。
【0012】夫々の構成について説明する。光電子放出
材は、紫外線照射により光電子を放出するものであれば
何れでも良く、光電的な仕事関数の小さいもの程好まし
い。効果や経済性の面から、Ba,Sr,Ca,Y,G
d,La,Ce,Nd,Th,Pr,Be,Zr,F
e,Ni,Zn,Cu,Ag,Pt,Cd,Pb,A
l,C,Mg,Au,In,Bi,Nb,Si,Ta,
Ti,U,B,Eu,Sn,P,Wのいずれか又はこれ
らの化合物又は合金又は混合物が好ましく、これらの単
独で又は二種以上を複合して用いられる。複合材として
は、アマルガムの如く物理的な複合材を用いうる。
【0013】例えば、化合物としては酸化物、ほう化
物、炭化物があり、酸化物にはBaO,SrO,Ca
O,Y2 5 ,Gd2 3 ,Nd2 3 ,ThO2 ,Z
rO2 ,Fe2 3 ,ZnO,CuO,Ag2 O,La
2 3 ,PtO,PbO,Al23 ,MgO,In2
3 ,BiO,NbO,BeOなどがあり、またほう化
物にはYB6 ,GdB6 ,LaB5 ,NdB6 ,CeB
6 ,BuB6 ,PrB6 ,ZrB2 などがあり、さらに
炭化物としては、UC,Zrc,TaC,TiC,Nb
C,WCなどがある。また、合金としては黄銅、青銅、
りん青銅、AgとMgとの合金(Mgが2〜20wt
%)、CuとBeとの合金(Beが1〜10wt%)及
びBaとAlとの合金を用いることができ、上記Agと
Mgとの合金、CuとBeとの合金及びBaとAlとの
合金が好ましい。酸化物は金属表面のみを空気中で加熱
したり、或いは薬品で酸化することによっても得ること
ができる。
【0014】さらに他の方法としては使用前に加熱し、
表面に酸化層を形成して長期にわたって安定な酸化層を
得ることもできる。この例としてはMgとAgとの合金
を水蒸気中で300〜400℃で温度の条件下でその表
面に酸化膜を形成させることができ、この酸化膜は長期
間にわたって安定なものである。また、本発明者が、す
でに提案したように光電子放出材を多重構造としたもの
も好適に使用できる(特願平1−155857号)。
又、適宜の母材上に、薄膜状に光電子を放出し得る物質
を付加し、使用することもできる。本例はガラス母材上
にAuを薄膜状に付加して用いる例である。これらの材
料の使用形状は、板状、プリーツ状、曲面状、網状等何
れの形状でもよいが、紫外線の照射面積及び空気との接
触面積の大きな形状のものが好ましい。
【0015】光電子放出材からの光電子の放出は、本発
明者がすでに提案したように、反射面、曲面状の反射面
等を適宜用いることで効果的に実施することができる
(特開昭63−100955号公報)。光電子放出材や
反射面の形状は、装置の形状、構造あるいは希望する効
率等により異なり、適宜決めることができる。
【0016】紫外線の種類は、その照射により光電子放
出材が光電子を放出しうるものであれば何れでも良く、
通常、水銀灯、水素放電管、キセノン放電管、ライマン
放電管などが適宜利用できる。適用分野によっては、殺
菌(滅菌)作用を併せてもつものが好ましい。紫外線の
種類は、適用分野、作業内容、用途、経済性などにより
適宜決めることができる。例えば、バイオロジカル分野
においては、殺菌作用、効率の面から遠紫外線を併用す
るのが好ましい。例えば、殺菌ランプ(254nmが主
な波長)を用いると本発明の荷電に、殺菌(滅菌)作用
が加わり好ましい。該紫外線源としては、紫外線を発す
るものであれば何れも使用でき、適用分野、装置の形
状、構造、効果、経済性等により適宜選択し用いること
ができる。
【0017】光電子による微粒子の荷電は、電場におい
て光電子放出材に紫外線照射することにより効率良く実
施される。電場における荷電については、本発明者がす
でに提案している(例、特開昭61−178050号、
特開昭62−244459号各公報、特願平1−120
563号)。本発明の電場は、0.1V/cm〜5kV
/cmであり、好適な電場の強さは、利用分野、条件、
装置形状、規模、効果、経済性等で適宜予備試験や検討
を行い決めることが出来る。例えば、保管ボックスのよ
うな密閉空間の浄化の場合は弱い電場で良いが、処理ガ
ス量が多い各種産業における場合は比較的強くして用い
る。
【0018】また、紫外線を照射する代わりに放射線の
照射によっても、同様に微粒子に荷電せしめ、同様の効
果を得ることができる。放射線の照射については、本発
明者がすでに提案しており(特開昭62−24459号
公報)同様に実施できる。光電子による荷電は、微細な
超微粒子(例、<0.1μm)でも高効率で荷電される
ので、該微粒子の捕集、除去が効率良く実施できる。微
粒子の該荷電は、荷電にあたり微粒子の粒径を大きく成
長させて行うこともできる。微粒子の粒径を大きくし、
荷電する方法については、本発明者がすでに提案してお
り(特願平1−120564号)、適用分野により適宜
微細な微粒子の荷電に利用できる。次に、荷電微粒子捕
集部は、荷電微粒子の捕集・除去を行う部分であり、適
宜周知の方法及び装置が適用できる。
【0019】すなわち、荷電微粒子の捕集材は、荷電微
粒子が捕集できるものであればいずれも使用できる。通
常の荷電装置における集じん板(集じん電極)や静電フ
ィルター方式が一般的であるが、スチールウールあるい
は、タングステンウールのようなウール状物質を電極
(ウール状電極材)としたような捕集部自体が電極を構
成する構造のものも有効である。エレクトレット材も好
適に使用できる。又、本発明者がすでに提案したイオン
交換フィルタ(繊維)も適用分野によっては有効であ
る。イオン交換フィルタは、本荷電法で捕集困難な共存
する活性な物質、有害ガス、臭気性ガス等も捕集できる
ので、適用分野によっては好ましい。イオン交換フィル
タは、空間中のHCへの紫外線照射によって生成した活
性な物質や凝縮性H.C.の捕集に効果的であり適用分
野によっては好ましい。その例として、トルエンへの紫
外線照射により生成したカルボン酸、または、不活性な
H.C.への紫外線照射により生成したアルデヒドの捕
集がある。
【0020】イオン交換フィルターは、荷電微粒子の捕
集に加えて、酸性ガス、アルカリ性ガス、臭気性ガス等
も同時に捕集できるので実用上好ましい。使用するアニ
オン交換フィルター及びカチオン交換フィルターの種
類、使用量及びその比率は、気体中の荷電微粒子の荷電
状態やその濃度或いは同伴する酸性ガス、アルカリ性ガ
ス、臭気性ガスの種類、濃度等に応じて適宜決めること
ができる。例えば、アニオン交換フィルターは負荷電微
粒子や酸性ガスの捕集に、またカチオン交換フィルター
は正荷電の微粒子やアルカリ性ガスの捕集に効果的であ
る。フィルターの使用量やその比率は、上述の捕集すべ
き物質の濃度や濃度比率に対応して、これらに見合う量
を、装置の適用分野、形状、構造、効果、経済性等を考
慮して適宜決めれば良い。これらの捕集材は、適用分
野、装置規模、形状、経済性等により、適宜1種類又は
2種類以上組合せて用いることができる。このうち、
H.C.の種類により、H.C.から活性な物質が生じ
る場合は、イオン交換フィルタ(繊維)を用いると効果
的であるので好ましい。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例で具体的に説明する
が、本発明はこれらに限定されない。 実施例1 図1に基づいて紫外線照射法を用いたクリーンルームに
おけるクリーンベンチ併用方式、即ち、作業領域の1部
のみを高清浄度に保つ方式の空気清浄法について説明す
る。クリーンルーム1内には、配管2から導入される外
気の粗粒子をプレフィルター3でろ過した後、クリーン
ルーム1の空気取り出し口4から取り出された空気と共
にファン5を介して空気調和装置6にて温度及び湿度を
調節しかつHEPAフィルター7により微粒子を除去し
た空気が循環供給されており、清浄度(クラス)10,
000程度に保持されている。
【0022】クリーンルーム1内には、クリーンベンチ
11が設置され、クリーンルーム1内の微量炭化水素
(H.C.)や微粒子(粒子状物質)の捕集、除去が行
われている。クリーンルーム1内のH.C.の原因は、
配管2から導入される外気中H.C.(主に自動車によ
るものと推定)と、クリーンルームにおける作業で生じ
たH.C.からと推定される。クリーンベンチ11は主
に微粒子化部8、微粒子荷電部9、荷電微粒子捕集部1
0より成り、作業台13上にはH.C.が除去され、ま
た共存する微粒子も除去された高清浄(クラス10)の
空気が供給され、作業台13上で作業が実施されてい
る。
【0023】即ち、クリーンベンチ11においては、ク
リーンルーム1内の微量のH.C.を含む清浄度(クラ
ス)10,000程度の空気がファン(図示せず)によ
り吸引され、微粒子化部8で短波長紫外線を導入空気に
照射することにより空気中H.C.が微粒子化される。
次いで、微粒子荷電部9で該微粒子が後述光電子放出材
から発生する光電子により効率よく荷電され、荷電微粒
子となり、該荷電微粒子を後方の荷電微粒子捕集部10
にて捕集・除去することにより、作業台13上はH.
C.フリーの高清浄な空気に保持される。クリーンベン
チ11内の作業台13への器具、製品等の出し入れは、
クリーンベンチ11に設けた可動シャッター12により
行う。
【0024】本発明の特徴であるクリーンベンチ11に
おける空気中H.C.除去のための微粒子化部8、微粒
子荷電部9、荷電微粒子捕集部10は図2にその概要が
示されており、次に述べる。即ち、ファン(図示せず)
により吸引された微量H.C.を含む空気14は、プレ
フィルター(図示せず)によりろ過された後、主に紫外
線ランプ15より成るH.C.の微粒子化部8にて低波
長の紫外線が照射される。ここでは、空気中H.C.が
紫外線照射により微粒子化16される。H.C.から変
換された微粒子16は導入空気14にすでに存在してい
る通常の微粒子17とともに微粒子荷電部9にて、荷電
され荷電微粒子18となる。微粒子荷電部9は、主に紫
外線ランプ19、光電子放出材(ここでは、ガラス材表
面にAuが薄膜状に付加された材料)20、電場設定の
ための電極材21より成り、電場下で光電子放出材20
に紫外線ランプ19より紫外線を照射することにより光
電子22が発生し、該光電子により微粒子16,17は
効果的に荷電され、荷電微粒子18となり、後方の荷電
微粒子捕集材で構成される荷電微粒子捕集部10で捕集
される。23は、紫外線透過材である。24は、H.
C.が除去された無塵の高清浄空気である。
【0025】図1、図2の例では、微粒子化部8、微粒
子の荷電部9、荷電微粒子の捕集部10を、個別に夫々
設置したが、これらの部分は適用分野、装置規模、形
状、効果、経済性等により適宜機能を一体化し、又は適
宜の位置に設置し実施できる。例えば、(1)微粒子化
部8と微粒子の荷電部9が一体化、(2)微粒子の荷電
部9と捕集部10が一体化、更には(3)微粒子化部
8、荷電部9、捕集部10が全て一体化できる。上述、
微粒子化部8と荷電部9の照射源の選定や荷電微粒子の
捕集材、また上述微粒子化部8、荷電部9、捕集部10
の一体化の有無や一体化の種類(どの機能を一体化する
か)あるいは、これら部分の設置法は、適用分野、装置
の形状、構造、効果、経済性等により、適宜検討し、予
備試験を行い決めることができる。
【0026】一般的な形態の例を述べると、大規模な
処理の場合は、照射源として放射線あるいは紫外線を用
い、微粒子化部2、荷電部3、捕集部4を図1のように
個別に設置して行う。すなわち、大規模な処理では、処
理量が多いため装置のランニングコストを低く押えるこ
とが、実用上重要である。そのためには各構成部分を最
適条件で運転するのが好ましい。また、捕集部10を独
立させ、捕集微粒子を適宜排出できるようにし、長時間
の連続運転が可能となるようにする。このうよな場合の
荷電微粒子の捕集は、集じん板(集塵電極)が好適に用
いられる。
【0027】次に、小規模の形態として、半導体分野
でのウエハや液晶の保管ボックス(庫)がある。この場
合は照射源として紫外線を用い微粒子化部、微粒子の荷
電部及び荷電微粒子の捕集部を全て、1つの部分で行う
よう構成すると好ましい。すなわち、処理量が少ない分
野では、装置がコンパクト化(小型化)していることが
実用上好ましい。そのため、全ての機能を1つのボック
ス内で行うようにしている。この場合は、通常微粒子化
を行う波長で微粒子の荷電(光電子放出)も行い、荷電
微粒子の捕集・除去を電場設定のための電極材あるいは
その周辺に荷電微粒子捕集材を設置して実施する。
【0028】本実施例1では、微粒子(炭化水素が微粒
子状物質あるいは凝縮性物質へ変換したもの)の捕集・
除去を光電子により荷電を付与して行う例であるが、別
の手段として該微粒子をフィルタあるいは吸着材を用い
て捕集・除去することができる。該微粒子は一般に超微
粒子である。通常の炭化水素から生成する微粒子の粒径
は0.01〜0.05μm程度であり、また上述のごと
く該微粒子は通常の微粒子(例、無機物)に比べて活性
が高いか、あるいは活性な物質と共存していることに特
長がある。用いるフィルタは、上述微粒子が捕集できる
ものであれば何れでも良く、一般にろ過方式のフィル
タ、例えばHEPAフィルタ、ULPAフィルタ、静電
フィルタ、エレクトレット材を用いたフィルタ、イオン
交換フィルタ(繊維)を用いることができ、通常この内
HEPAフィルタ、ULPAフィルタ、イオン交換フィ
ルタが簡易で、効果が高いことから好ましい。
【0029】特に、イオン交換フィルタは上述のごとく
活性な物質の捕集・除去に効果が高いので好ましい。ま
た、利用分野によっては、活性炭のような吸着材も適宜
利用できる。活性炭のような吸着材はイオン交換フィル
タと同様に本荷電法で捕集困難な共存する活性物質、有
害ガスも捕集できるので適用分野によっては好ましい。
微粒子の捕集・除去を光電子により荷電を付与し行う
か、あるいは吸着材フィルタで行うかは適用分野、装置
規模、形状、効果、経済性等により適宜選択し、あるい
はこれらを組合せて行うことができる。この内光電子に
よる荷電捕集・除去及び/又はフィルタによる捕集・除
去が効果が高いことから好ましい。また、本例では、ク
リーンルーム1内のクリーンベンチ11に適用した例で
あるが、クリーンルーム1への外気導入空気(又は導入
気体例えば図1において空気調和装置6やHEPAフィ
ルタ7の部分)の部分や、クリーンルーム内の各種保管
ボックス、キャリヤーボックス、搬送空間のH.C.除
去においても同様に適用できる。ここではH.C.とし
て気体状のものについて記載したが、ミスト状のH.
C.(例、凝縮性H.C.、油状ヒューム、油滴状H.
C.)場合は荷電部9で同様に荷電されるので同様に捕
集される。微粒子化されたH.C.やミスト状H.C.
は、共存する微粒子(超微粒子)や活性な物質(反応性
の高い物質)と相互作用し凝縮し、荷電されやすい形態
となると考えられる。また、H.C.の微粒子化は、共
存物質によりその効果が大きくなるので、適宜共存物質
を添加し、実施することができる。
【0030】実施例2 図3に示した装置(下記仕様)内に、次のガス混合物を
封入し、紫外線照射を行い炭化水素濃度を測定した。 ガス成分; トルエン:1ppm、 i−ペンタ
ン:1ppm、NOx :0.1ppm、 SOx :
0.05ppm、水分 :55%(RH) 紫外線ランプ31;水銀灯 光電子放出材34;Cu−ZnにAuを薄膜状に付加し
たもの。 電場;50V/cm 炭化水素の測定;ガスクロマトグラフ また、図3で、32は紫外線の反射面、33は電場用電
極材及び捕集材、35は紫外線透過性ガラス材である。 結果 初期濃度に対する濃度から残留率を算出し図4に示す。
又、1時間後に装置内ガスを質量分析にて分析を行った
ところ、炭化水素は0.1ppm以下であった。尚、紫
外線照射なしで、同様に操作を行い装置内の炭化水素濃
度を調べたところ、その90%以上が測定された(検出
した)。
【0031】実施例3 実施例2と同様なガス混合物を用いて、同様に紫外線照
射し、45分後のガス混合物を下記フィルタに通し、炭
化水素濃度を測定した。その結果を下記表1に示す。 フィルタ;ULPAフィルタ イオン交換フィルタ(アニオン型) 測定;ガスクロマトグラフによるトルエンとi−ペン
タン濃度 質量分析による炭化水素の測定 結果
【表1】
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果を奏するこ
とができる。 1.炭化水素の除去にあたり、炭化水素に紫外線及び/
又は放射線照射することにより、炭化水素が微粒子化
(凝縮性物質へ変換)され、取扱いやすい(処理容易
な)形態となった。又1部はアルデヒド類のような活性
な物質(反応性の高い物質)に変換されるので、取扱い
やすい形態となった。 2.炭化水素の除去にあたり、上記1に次いで光電子に
よる荷電を行うことで、微細な超微粒子(例えば<
0.1μm)でも容易に荷電微粒子となり、捕集・除去
が容易な形態となった。光電子による荷電は高効率で
均一な荷電となるので、荷電微粒子の取扱いが容易にな
った。荷電量がほぼ均一な微粒子となるので、荷電微
粒子の捕集・除去やハンドリングが容易となった。
〜より適宜の荷電微粒子捕集材を用いることで、荷電
微粒子は容易に捕集・除去できた。 3.紫外線照射及び/又は放射線照射を用いることによ
り、該照射に、炭化水素の微粒子化作用と性物質へ
の変換作用及び該微粒子の荷電作用の複数の作用を持た
せることができるので(炭化水素の微粒子化と活性物質
への変換及び生成した微粒子の荷電及び予め共存した微
粒子(粒子)の荷電が1つのボックス内で出来るの
で)、適用分野によっては、コンパクトで安価な装置と
なった。
【0033】4.炭化水素の除去にあたり、上記1の照
射後の微粒子を含む混合物をフィルタに通すことによ
り、生成物が捕集・除去され、高清浄な気体あるいは空
間ができた。 5.炭化水素の除去にあたり、炭化水素に紫外線/又は
放射線照射することにより、同時に共存する他の有害ガ
スや臭気性物質(例、NOx、SOx、タバコ臭成分)
も同時に捕集・除去できるので、微粒子も捕集・除去す
ることにより、炭化水素、有害ガス、臭気性物質、微粒
子が除去された超高清浄な気体あるいは空間ができた。 6.特に、半導体工業のような先端産業では(自動車排
ガスに起因するような低濃度炭化水素の存在が問題であ
ったが)炭化水素と共存する微粒子や有害ガス、臭気性
物質が同時に除去できたので、生産性が向上し実用上有
効となった。 7.適用分野、装置規模、形状、効果、経済性等により
適宜好適な照射源や生成物の捕集・除去法が選択できる
ので、幅広く種々の分野に適用することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したクリーンルームの概略図であ
る。
【図2】図1の微粒子化部、荷電部、捕集部の説明図で
ある。
【図3】実施例2に用いた装置の概略図である。
【図4】炭化水素の照射による除去率を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1:クリーンルーム、2:外気、3:プレフィルター、
4:空気取出口、5:ファン、6:空気調和装置、7:
HEPAフィルタ、8:微粒子化部、9:微粒子荷電
部、10:荷電微粒子捕集部、11:クリーンベンチ、
13:作業台、14:空気、15、19:紫外線ラン
プ、16、17:微粒子、18:荷電微粒子、20:光
電子放出材、21:電極材、22:光電子、23:紫外
線透過材、24:高清浄空気
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭47−10108(JP,A) 特開 昭63−54958(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B01D 53/32 B01D 51/02 B01D 53/72 B03C 3/38

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空間中に存在する炭化水素の除去にあた
    り、紫外線及び/又は放射線を照射して炭化水素を微粒
    子化し、該微粒子をフィルタにより除去するか、又は光
    電子により荷電させた後、荷電微粒子を捕集することを
    特徴とする炭化水素の除去方法。
  2. 【請求項2】 紫外線及び/又は放射線の照射による微
    粒子化の波長は、260nm以下である請求項1記載の
    炭化水素の除去方法。
  3. 【請求項3】 光電子による微粒子の荷電は、光電子放
    出材に紫外線及び/又は放射線を照射することにより行
    う請求項1記載の炭化水素の除去方法。
  4. 【請求項4】 紫外線及び/又は放射線の照射源を有す
    る炭化水素の微粒子化部、該微粒子を光電子により荷電
    させる荷電部と該荷電微粒子を捕集する捕集部とを、少
    なくとも備えることを特徴とする炭化水素の除去装置。
  5. 【請求項5】 前記微粒子を荷電させる荷電部には電場
    設置部が設けられている請求項記載の炭化水素の除去
    装置。
  6. 【請求項6】 前記炭化水素の微粒子化部と該微粒子の
    荷電部とが一体化して設けられていることを特徴とする
    請求項又は記載の炭化水素の除去装置。
  7. 【請求項7】 前記炭化水素の微粒子部と該微粒子の荷
    電部と荷電微粒子の捕集部とが一体化して設けられてい
    ることを特徴とする請求項又は記載の炭化水素の除
    去装置。
  8. 【請求項8】 紫外線及び/又は放射線の照射源を有
    する炭化水素の微粒子化部、該微粒子を捕集するフィル
    タを有する捕集部を少なくとも備えることを特徴とする
    炭化水素の除去装置。
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