JP2986568B2 - 図形処理方法 - Google Patents

図形処理方法

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JP2986568B2
JP2986568B2 JP5524291A JP5524291A JP2986568B2 JP 2986568 B2 JP2986568 B2 JP 2986568B2 JP 5524291 A JP5524291 A JP 5524291A JP 5524291 A JP5524291 A JP 5524291A JP 2986568 B2 JP2986568 B2 JP 2986568B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は図形処理方法に係り、詳
しくは半導体装置の作成に必須な露光データ、即ちパタ
ーンの基本図形データに基づいて作成される描画図形の
データを生成する露光データ作成処理装置内で図形デー
タにおける傾きが±1とならない任意角辺を水平、垂直
線分にて近似させるために必要となる階段近似方法に関
する。
【0002】近年の半導体装置における大規模化、高集
積度化に伴い、半導体装置を構成する図形集合群中の基
本図形データのパターンが多様化しており、そのパター
ンに従来から使用されてきた傾きが±1となる正斜角辺
の他に、傾きが±1とならない任意角辺が用いられるよ
うになってきた。このため、任意角辺を有するパターン
の基本図形データを露光データとして使用するには、任
意角辺を処理できる露光データ作成処理装置や露光装置
を新たに設ける必要がある。一方、新たな装置を設ける
代わりに、従来の露光データ作成処理装置内で基本図形
データを任意角辺のままで処理した場合には、基本図形
データの精度と処理効率が正斜角辺を処理した場合に比
べて低下することになる。又、現在運用中の露光データ
作成処理装置や露光装置を任意角辺対応型の装置に変換
していくためには、開発コストや運用ラインの装置の置
き換え等が必要になる。
【0003】従って、任意角辺を有する基本図形データ
に対しては、露光データ作成処理装置内である種の図形
近似処理、例えば階段近似処理を施して正斜角辺のみの
基本図形に変換することにより、従来の露光データ作成
処理装置や露光装置の使用を可能にし、かつ基本図形デ
ータの処理効率及び精度を従来の正斜角辺を有する基本
図形データと同様に維持する必要がある。
【0004】
【従来の技術】従来、半導体装置の作成に必須な露光デ
ータを作成するにあたり、XY軸直交二次元座標におい
てX軸を基準座標軸としたとき、その基となる基本図形
データが傾きが±1とならない任意角辺を有するパター
ンである場合には、その任意角辺をX軸に平行な線分及
び垂直な線分によって階段状に近似させるようになって
いた。
【0005】即ち、例えば図10に示すように、XY軸
直交二次元座標に傾きが±1とならない、即ち、X軸に
対する傾斜角度が±45度とならない任意角辺81〜8
4を有する基本図形85と、この基本図形85を90度
(図10において反時計方向を正とする)回転した基本
図形86とが配置されている場合、X軸と垂直に任意の
等間隔で分割線D(破線で示す)を発生させる。
【0006】次に、互いに隣合う一対の分割線Dによっ
て挟まれる領域をそれぞれスリットSとし、各基本図形
85,86の各任意角辺81〜84を各スリットSにて
複数の線分に分割する。この後、各スリットSには分割
線Dと平行に仮想中心線L(一点鎖線で示す)を発生さ
せ、その仮想中心線Lと各任意角辺81〜84との交点
を通過して分割線Dと直交する近似線分1(図10では
二点鎖線で示す)を発生させる。
【0007】そして、図11に示すように、互いに隣接
する一対のスリットSにおける各近似線分1の端点間を
各スリットSの分割線D上に発生させた線分2によって
階段状に結ぶことにより近似処理を行い、近似図形85
A,86Aを形成している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の階段近似方法では基本図形85,86が形状及び大
きさが共に同一である合同な図形であるにも関わらず、
基本図形85ではX軸に対する各任意角辺81〜84の
傾斜角度の絶対値が45度よりも大きい、即ち、分割線
Dに対する各任意角辺81〜84の傾斜角度の絶対値が
45度未満であるため、各任意角辺81〜84を分割す
るスリットSの数は少なくなる。逆に基本図形86では
X軸に対する各任意角辺81〜84の傾斜角度の絶対値
が45度未満、即ち、分割線Dに対する各任意角辺81
〜84の傾斜角度の絶対値が45度よりも大きいため、
各任意角辺81〜84を分割するスリットSの数は多く
なる。図10に示す例では基本図形85の各任意角辺8
1〜84を分割するスリットSの数は各2個であり、基
本図形86の各任意角辺81〜84を分割するスリット
Sの数は各4個である。
【0009】従って、図11に示すように各近似図形8
5A,86Aは近似形状が全く異なったものとなってし
まい、半導体装置に要求される特性の均一化を図ること
ができないという問題点がある。又、図11に示すよう
に基本図形85の近似図形85Aでは各任意角辺81〜
84を近似して形成された端点数がそれぞれ5つと少な
くなり、基本図形86の近似図形86Aでは各任意角辺
81〜84を近似して形成された端点数はそれぞれ7つ
と多くなる。従って、LSI設計者が基本図形で見積も
った特性が要求される場合には、近似図形85Aでは近
似形状が大きく異なるために特性が大幅にずれるという
問題点があった。更に、特性がさほど要求されない、即
ち、近似図形の形状がさほど要求されない場合には、近
似図形86Aでは各任意角辺81〜84を近似して形成
された端点数がそれぞれ7つと多くなるため、処理時間
がかかるという問題点があった。
【0010】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、任意角辺の階段近似の精度を均一化
して半導体装置に要求される特性の均一化を図ることが
できる図形処理方法を提供することを目的とする。又、
本発明は特性の均一化を図りつつ、基本図形で見積もっ
た特性に近い特性を得られるように任意角辺を階段近似
することができる図形処理方法を提供することを目的と
する。
【0011】更に、本発明は特性の均一化を図りつつ、
階段近似処理の処理時間を短縮化できる図形処理方法を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1発明では、直交二次元座標のいずれか一方の座
標軸を基準としたときその基準座標軸に対する傾斜角度
の絶対値が45度とならない任意角辺を有する複数の基
本図形データに対して露光データ作成のための図形処理
を行うに際し、直交二次元座標の2つの座標軸のうち、
基準座標軸又は他方の座標軸と垂直に描画図形作成のた
めの最小間隔の整数倍の等間隔で分割線を発生させる。
互いに隣合う一対の分割線によって挟まれる領域をそれ
ぞれスリットとして各任意角辺を複数の線分に分割す
る。各スリットには分割線と平行に仮想中心線を発生さ
せ、その仮想中心線と各任意角辺との交点を通過して分
割線と直交する近似線分を発生させる。
【0013】そして、互いに隣接する一対のスリットに
おける各近似線分の端点間を各スリットの分割線上に発
生させた線分によって結ぶことにより任意角辺を階段状
に近似させる。この際、基準座標軸に対する各任意角辺
の傾斜角度の絶対値が、45度未満のときと45度より
大きいときとではそれぞれ異なる座標軸と垂直に分割線
を発生させて各任意角辺を階段状に近似させるようにし
た。
【0014】又、第2発明では、基準座標軸に対する各
任意角辺の傾斜角度の絶対値が45度未満のときにはそ
の基準座標軸と垂直に分割線を発生させ、基準座標軸に
対する各任意角辺の傾斜角度の絶対値が45度よりも大
きいときには他方の座標軸と垂直に分割線を発生させて
当該任意角辺を階段状に近似させるようにした。更に、
第3発明では、基準座標軸に対する各任意角辺の傾斜角
度の絶対値が45度未満のときには他方の座標軸と垂直
に分割線を発生させ、基準座標軸に対する各任意角辺の
傾斜角度の絶対値が45度よりも大きいときにはその基
準座標軸と垂直に分割線を発生させて当該任意角辺を階
段状に近似させるようにした。
【0015】第4発明では、基準座標軸と垂直に描画図
形作成のための最小間隔の整数倍の等間隔で分割線を発
生させ、互いに隣合う一対の分割線によって挟まれる領
域をそれぞれスリットとして各任意角辺を複数の線分に
分割する。各スリットには分割線と平行に仮想中心線を
発生させ、その仮想中心線と各任意角辺との交点を通過
して分割線と直交する近似線分を発生させる。
【0016】そして、互いに隣接する一対のスリットに
おける各近似線分の端点間を各スリットの分割線上に発
生させた線分によって結ぶことにより任意角辺を階段状
に近似させる。この際、各基本図形データの各任意角辺
について、基準座標軸に対する当該任意角辺の傾斜角度
の絶対値が45度未満のとき、又は基準座標軸に対する
当該任意角辺の傾斜角度の絶対値が45度より大きいと
き、当該任意角辺を有する基本図形データを90度回転
させ、基準座標軸と垂直に分割線を発生させて当該任意
角辺を階段状に近似した後、当該基本図形データを反対
方向に90度復帰回転させるようにした。
【0017】又、第5発明では、各基本図形データの各
任意角辺について、基準座標軸に対する当該任意角辺の
傾斜角度の絶対値が45度よりも大きいとき、当該任意
角辺を有する基本図形データを90度回転させて当該任
意角辺を階段状に近似させるようにした。更に、第6発
明では、各基本図形データの各任意角辺について、基準
座標軸に対する当該任意角辺の傾斜角度の絶対値が45
度未満のとき、当該任意角辺を有する基本図形データを
90度回転させて当該任意角辺を階段状に近似させるよ
うにした。
【0018】
【作用】第1発明では、任意角辺を階段状に近似させる
図形処理を行うに際し、直交二次元座標の2つの座標軸
のうち、基準座標軸又は他方の座標軸と垂直に描画図形
作成のための最小間隔の整数倍の等間隔で分割線を発生
させ、互いに隣合う一対の分割線によって挟まれる領域
をそれぞれスリットとして各任意角辺を複数の線分に分
割する。各スリットには分割線と平行に仮想中心線を発
生させ、その仮想中心線と各任意角辺との交点を通過し
て分割線と直交する近似線分を発生させる。そして、互
いに隣接する一対のスリットにおける各近似線分の端点
間を各スリットの分割線上に発生させた線分によって結
ぶことにより任意角辺を階段状に近似させる。この際、
基準座標軸に対する各任意角辺の傾斜角度の絶対値が、
45度未満のときと45度より大きいときとではそれぞ
れ異なる座標軸と垂直に分割線が発生される。
【0019】このため、複数の基本図形データにおける
各任意角辺と当該任意角辺を分割するスリットの分割線
とがなす角度の絶対値は全て45度未満となるか、又は
45度より大きくなる。従って、全ての任意角辺は同一
の条件で分割されることとなり、階段近似の精度が均一
化される。特に、直交二次元座標に任意角辺を有する基
本図形と、この基本図形を90度回転した基本図形とが
配置されている場合、処理後における各近似図形も同一
となり、従って、半導体装置に要求される特性も均一化
される。
【0020】又、第2発明では、基準座標軸に対する各
任意角辺の傾斜角度の絶対値が45度未満のときにはそ
の基準座標軸と垂直に分割線を発生させ、基準座標軸に
対する各任意角辺の傾斜角度の絶対値が45度よりも大
きいときには他方の座標軸と垂直に分割線を発生させて
当該任意角辺を階段状に近似させるようにしているの
で、複数の基本図形データにおける各任意角辺と当該任
意角辺を分割するスリットの分割線とがなす角度の絶対
値は全て45度より大きくなる。従って、各任意角辺を
分割するスリットの数が多くなり、各任意角辺が高精度
に近似されて半導体装置に要求される特性は精度の高い
ものとなる。
【0021】更に、第3発明では、基準座標軸に対する
各任意角辺の傾斜角度の絶対値が45度未満のときには
他方の座標軸と垂直に分割線を発生させ、基準座標軸に
対する各任意角辺の傾斜角度の絶対値が45度よりも大
きいときにはその基準座標軸と垂直に分割線を発生させ
て当該任意角辺を階段状に近似させるようにしているの
で、複数の基本図形データにおける各任意角辺と当該任
意角辺を分割するスリットの分割線とがなす角度の絶対
値は全て45度未満となる。従って、各任意角辺を分割
するスリットの数、即ち、近似線分の端点数が少なくな
るため、階段近似の処理時間が短縮化される。
【0022】第4発明では、分割線を基準座標軸と垂直
に発生させ、各基本図形データの各任意角辺について、
基準座標軸に対する当該任意角辺の傾斜角度の絶対値が
45度未満のとき、又は基準座標軸に対する当該任意角
辺の傾斜角度の絶対値が45度より大きいとき、当該任
意角辺を有する基本図形データを90度回転させ、基準
座標軸と垂直に分割線を発生させて当該任意角辺を階段
状に近似した後、当該基本図形データを反対方向に90
度復帰回転させるようにしている。従って、第1発明と
同様に複数の基本図形データにおける各任意角辺と当該
任意角辺を分割するスリットの分割線とがなす角度の絶
対値は全て45度未満となるか、又は45度より大きく
なり、全ての任意角辺は同一の条件で分割されて階段近
似の精度が均一化される。
【0023】又、第5発明では、各基本図形データの各
任意角辺について、基準座標軸に対する当該任意角辺の
傾斜角度の絶対値が45度よりも大きいとき、当該任意
角辺を有する基本図形データを90度回転させて当該任
意角辺を階段状に近似させるようにしているので、第2
発明と同様に複数の基本図形データにおける各任意角辺
と当該任意角辺を分割するスリットの分割線とがなす角
度の絶対値は全て45度より大きくなり、各任意角辺が
高精度に近似されて半導体装置に要求される特性は精度
の高いものとなる。
【0024】更に、第6発明では、各基本図形データの
各任意角辺について、基準座標軸に対する当該任意角辺
の傾斜角度の絶対値が45度未満のとき、当該任意角辺
を有する基本図形データを90度回転させて当該任意角
辺を階段状に近似させるようにしているので、第3発明
と同様に複数の基本図形データにおける各任意角辺と当
該任意角辺を分割するスリットの分割線とがなす角度の
絶対値は全て45度未満となって各任意角辺の近似線分
の端点数が少なくなり、階段近似の処理時間が短縮化さ
れる。
【0025】
【実施例】[第1実施例]以下、本発明を具体化した第
1実施例を図1〜図6に従って説明する。図1は本実施
例における任意角辺処理条件対応型露光データ作成処理
装置11を示す概略構成図である。
【0026】任意角辺処理条件対応型露光データ作成処
理装置11は任意角辺処理条件対応型階段近似処理装置
(以下、階段近似処理装置という)12と従来型露光デ
ータ作成処理装置13からなる。階段近似処理装置12
は磁気テープ19A等に予め記憶された図形集合群中か
ら半導体装置作成用の基本図形データを読み込み、その
読み込んだ基本図形中に任意角辺が含まれているとその
任意角辺を階段状に近似した近似図形を、基本図形中に
任意角辺が含まれていないとその基本図形を従来型露光
データ作成処理装置13に出力する。
【0027】従来型露光データ作成処理装置13は階段
近似処理装置12から処理が移行された近似図形、又は
基本図形に対する図形論理演算処理、図形拡大縮小処
理、図形分割処理及び露光データフォーマット変換処理
等の各種処理を実行し、その処理データを半導体装置露
光データとして磁気テープ19B等に出力する。階段近
似処理装置12は任意角辺検出部14、処理選択部1
5、高精度階段近似用スリット発生部16、頂点データ
量削減用スリット発生部17、及び階段近似処理部18
等で構成されており、図2に階段近似処理装置12が実
行する処理を示す。
【0028】即ち、まず、任意角辺検出部14はステッ
プ101において、前記磁気テープ19A等から読み込
んだ基本図形中に、XY軸直交二次元座標(以下、単に
XY座標という)において傾きが±1とならない、即
ち、X軸に対する傾斜角度が±45度とならない任意角
辺が含まれているか否かを判定する。そして、任意角辺
検出部14は基本図形中に任意角辺が含まれていないと
判定すると、前記従来型露光データ作成処理装置13に
当該基本図形の処理を移行する。一方、任意角辺検出部
14は基本図形中に任意角辺が含まれていると判定する
と、処理選択部15に処理を移行する。
【0029】処理選択部15はステップ102にて外部
から入力された処理条件が高精度近似か否かを判定し、
高精度近似であると判定すると高精度階段近似用スリッ
ト発生部16に処理を移行し、高精度近似でないと判定
すると頂点データ量削減用スリット発生部17に処理を
移行する。高精度階段近似用スリット発生部16はステ
ップ103で基本図形中に含まれている任意角辺をサー
チする。そして、XY座標のX,Y軸のうち、X軸を基
準座標軸として同X軸に対する当該任意角辺の傾斜角度
の絶対値が45度より大きいか否かを判定する。即ち、
図3(a)に示すように、任意角辺21〜24を有する
基本図形25である場合には、まず、任意角辺21の傾
斜角度の絶対値が45度より大きいか否かが判定され、
任意角辺21は45度より大きいと判定される。尚、任
意角辺21と24及び22と23はそれぞれ平行である
とともに、任意角辺21と22とは線対称となってい
る。又、図4(a)に示すように前記基本図形25を−
90度(図4における時計方向)回転した基本図形26
の場合には任意角辺21の傾斜角度の絶対値は45度未
満と判定される。
【0030】そして、高精度階段近似用スリット発生部
16はステップ103で任意角辺の傾斜角度の絶対値が
45度より大きいと判定すると、ステップ106に進ん
でY軸と垂直にスリットを発生させ、着目している任意
角辺を複数の線分に分割する。即ち、図3(a)に示す
基本図形25では任意角辺21に対する傾斜角度の絶対
値が45度より大きくなるように描画図形作成のための
最小間隔で分割線DをY軸と垂直に発生させ、互いに隣
合う一対の分割線によって挟まれる領域をそれぞれスリ
ットSとして任意角辺21を分割する。
【0031】又、高精度階段近似用スリット発生部16
はステップ103で任意角辺の傾斜角度の絶対値が45
度未満であると判定すると、ステップ105に進んでX
軸と垂直にスリットを発生させ、着目している任意角辺
を複数の線分に分割する。即ち、図4(a)に示す基本
図形26では任意角辺21に対する傾斜角度の絶対値が
45度より大きくなるように前記した描画図形作成のた
めの最小間隔で分割線DをX軸と垂直に発生させ、互い
に隣合う一対の分割線によって挟まれる領域をそれぞれ
スリットSとして任意角辺21を分割する。従って、図
3(a)に示す基本図形25の任意角辺21と、図4
(a)に示す基本図形26の任意角辺21とは同数のス
リットSにて分割されるとともに、このスリットSの数
は4つとなる。
【0032】そして、階段近似処理部18はステップ1
07において、従来と同様にして階段近似処理を実行す
る。即ち、図3(a),図4(a)に示すように、各ス
リットSには分割線Dと平行に仮想中心線Lを発生さ
せ、その仮想中心線Lと任意角辺21との交点を通過し
て分割線Dと直交する近似線分1を発生させる。この
後、図3(b),図4(b)に示すように、互いに隣接
する一対のスリットSにおける各近似線分1の端点間を
分割線D上に発生させた線分2によって結ぶことによ
り、任意角辺21を階段状に近似させる。
【0033】ステップ107の処理が終了すると、前記
ステップ101に戻り、基本図形中に未処理の任意角辺
がなくなるまで、ステップ101〜103,105〜1
07の処理を実行し、前記と同様にして図3(a),図
4(a)の基本図形25,26における任意角辺22〜
24を階段状に近似させる。従って、図3(b),図4
(b)に示すように近似図形25A,26Aはそれぞれ
同数(4つ)の近似線分1にて高精度(多段)に近似さ
れる。このため、この近似図形25A,26Aに対応す
る半導体装置上の各素子の特性を均一化できるととも
に、その特性を基本図形25,26で見積もった特性に
近い精度の高いものとすることができる。
【0034】又、前記ステップ102にて処理選択部1
5により高精度近似でないと判定され、頂点データ量削
減用スリット発生部17に処理が移行されると、頂点デ
ータ量削減用スリット発生部17はステップ104で基
本図形中に含まれている任意角辺をサーチし、X軸を基
準座標軸として同X軸に対する当該任意角辺の傾斜角度
の絶対値が45度より大きいか否かを判定する。即ち、
図5(a)に示すように、任意角辺31〜34を有する
基本図形35である場合には、まず、任意角辺31の傾
斜角度の絶対値が45度より大きいか否かが判定され、
任意角辺31は45度より大きいと判定される。尚、任
意角辺31と34及び32と33はそれぞれ平行である
とともに、任意角辺31と32とは線対称となってい
る。又、図6(a)に示すように前記基本図形35を−
90度回転した基本図形36の場合には任意角辺31の
傾斜角度の絶対値は45度未満と判定される。
【0035】そして、頂点データ量削減用スリット発生
部17はステップ104で任意角辺の傾斜角度の絶対値
が45度より大きいと判定すると、ステップ105に進
んでX軸と垂直にスリットを発生させ、着目している任
意角辺を複数の線分に分割する。即ち、図5(a)に示
す基本図形35では任意角辺31に対する傾斜角度の絶
対値が45度未満となるように前記最小間隔で分割線D
をX軸と垂直に発生させ、互いに隣合う一対の分割線に
よって挟まれる領域をそれぞれスリットSとして任意角
辺31を分割する。
【0036】又、頂点データ量削減用スリット発生部1
7はステップ104で任意角辺の傾斜角度の絶対値が4
5度未満であると判定すると、ステップ106に進んで
Y軸と垂直にスリットを発生させ、着目している任意角
辺を複数の線分に分割する。即ち、図6(a)に示す基
本図形36では任意角辺31に対する傾斜角度の絶対値
が45度未満となるように前記最小間隔で分割線DをY
軸と垂直に発生させ、互いに隣合う一対の分割線によっ
て挟まれる領域をそれぞれスリットSとして任意角辺3
1を分割する。従って、図5(a)に示す基本図形35
の任意角辺31と、図6(a)に示す基本図形36の任
意角辺31とはそれぞれ同数のスリットSにて分割され
るとともに、このスリットSの数は2つとなる。
【0037】そして、ステップ107にて階段近似処理
部18により、前記と同様にして階段近似処理が実行さ
れ、図5(b),図6(b)に示すように、任意角辺3
1は各近似線分1及び分割線D上の線分2によって階段
状に近似される。ステップ107の処理が終了すると、
前記ステップ101に戻り、基本図形中に未処理の任意
角辺がなくなるまで、ステップ101,102,104
〜107の処理が実行され、前記と同様にして図5
(a),図6(a)の基本図形35,36における任意
角辺32〜34が階段状に近似される。
【0038】従って、図5(b),図6(b)に示すよ
うに近似図形35A,36Aは同数(2つ)の近似線分
1にて近似され、頂点データ量が少ないものとなる。こ
のため、この近似図形35A,36Aに対応する半導体
装置上の各素子の特性を均一化できるとともに、近似図
形35A,36Aの頂点データ量が少ないため、階段近
似の処理時間を短縮化することができる。
【0039】又、本実施例では必要な処理条件に応じ
て、任意角辺を高精度に階段近似できる高精度階段近似
処理と、頂点データ量を低減して処理時間の短縮化を図
ることができる階段近似処理とを選択することができ
る。 [第2実施例]次に、本発明の第2実施例を図7〜図9
に従って説明する。
【0040】図7は階段近似処理装置12が実行する処
理の別例を示したものであり、図2と同様の部分につい
ては同一の符号を付して説明を一部省略する。高精度階
段近似用スリット発生部16は処理選択部15から処理
が移行されると、ステップ103で基本図形中に含まれ
ている任意角辺をサーチし、X軸を基準座標軸として同
X軸に対する当該任意角辺の傾斜角度の絶対値が45度
より大きいか否かを判定する。従って、図8(a)に示
すように、任意角辺41〜44を有する基本図形45で
ある場合には、まず、任意角辺41の傾斜角度の絶対値
が45度より大きいと判定される。尚、任意角辺41と
44及び42と43とはそれぞれ平行であるとともに、
任意角辺41と42とは線対称となっている。
【0041】そして、高精度階段近似用スリット発生部
16はステップ103で任意角辺の傾斜角度の絶対値が
45度より大きいと判定すると、ステップ110に進ん
で着目している任意角辺を有する基本図形を90度(X
Y座標において反時計方向)回転させる。従って、図8
(a)に示す基本図形45は図8(b)に示すように回
転される。尚、図9(a)に示すように基本図形46が
基本図形45を−90度(XY座標において時計方向)
回転させたものであるときには、ステップ103で任意
角辺41の傾斜角度の絶対値が45度未満と判定される
ため、基本図形46は回転されない。
【0042】この後、高精度階段近似用スリット発生部
16はステップ111にてX軸と垂直にスリットを発生
させ、着目している任意角辺を複数の線分に分割する。
即ち、図8(b)に示す基本図形45では前記最小間隔
で分割線DをX軸と垂直に発生させ、互いに隣合う一対
の分割線Dによって挟まれる領域をそれぞれスリットS
として任意角辺41を分割する。又、図示しないが、図
9(a)に示す基本図形46の任意角辺41もX軸と垂
直に発生させたスリットによって同様に分割される。従
って、図8(b)に示す基本図形45の任意角辺41
と、図9(a)に示す基本図形46の任意角辺41とは
同数のスリットSにて分割されるとともに、このスリッ
トSの数は4つとなる。
【0043】ステップ107にて階段近似処理部18に
より、前記と同様にして階段近似処理が実行され、図8
(c)に示すように、任意角辺41は各近似線分1及び
分割線D上の線分2によって階段状に近似される。次の
ステップ112において、階段近似処理部18はステッ
プ107で階段近似した基本図形が回転処理を行ったも
のか否かを判定し、回転処理を行ったものである場合に
は、ステップ113で当該図形を−90度(XY座標に
おいて時計方向)回転させ、回転処理を行ったものでな
い場合にはそのままとする。従って、図8(c)に示す
図形は図8(d)に示すように元の状態に回転配置され
る。尚、図8(c),図8(d)は全ての任意角辺41
〜44を階段状に近似した近似図形45Aを示してい
る。
【0044】そして、ステップ113の処理が終了する
と、前記ステップ101に戻り、基本図形中に未処理の
任意角辺がなくなるまで、ステップ101〜103,1
10〜113の処理が実行され、前記と同様にして図8
(a)の基本図形45における任意角辺42〜44が階
段状に近似される。従って、図8(a)に示した基本図
形45は図8(d)に示すように4つの近似線分1にて
高精度(多段)に近似された近似図形45Aとなる。
【0045】又、前記ステップ102にて処理選択部1
5により高精度近似でないと判定され、頂点データ量削
減用スリット発生部17に処理が移行されると、頂点デ
ータ量削減用スリット発生部17はステップ104で基
本図形中に含まれている任意角辺をサーチし、X軸を基
準座標軸として同X軸に対する当該任意角辺の傾斜角度
の絶対値が45度より大きいか否かを判定する。従っ
て、図9(a)に示すように、任意角辺41〜44を有
する基本図形46である場合には、まず、任意角辺41
の傾斜角度の絶対値が45度未満であると判定される。
【0046】そして、頂点データ量削減用スリット発生
部17はステップ104で任意角辺の傾斜角度の絶対値
が45度未満であると判定すると、ステップ110に進
んで前記高精度階段近似用スリット発生部16と同様に
して着目している任意角辺を有する基本図形を90度回
転させる。従って、図9(a)に示す基本図形46は図
9(b)に示すように回転される。尚、図8(a)に示
す基本図形45は図9(b)に示す基本図形46と同一
位相であり、ステップ103で任意角辺41の傾斜角度
の絶対値が45度より大きいと判定されるため、基本図
形45は回転されない。
【0047】この後、頂点データ量削減用スリット発生
部17はステップ111にて前記と同様にしてX軸と垂
直にスリットを発生させ、着目している任意角辺を複数
の線分に分割する。即ち、図9(b)に示す基本図形4
6では前記最小間隔で分割線DをX軸と垂直に発生さ
せ、互いに隣合う一対の分割線Dによって挟まれる領域
をそれぞれスリットSとして任意角辺41を分割する。
又、図示しないが、図8(a)に示す基本図形45の任
意角辺41もX軸と垂直に発生させたスリットによって
同様に分割される。従って、図9(b)に示す基本図形
46の任意角辺41と、図8(a)に示す基本図形45
の任意角辺41とは同数のスリットSにて分割されると
ともに、このスリットSの数は2つとなる。
【0048】ステップ107にて階段近似処理部18に
より、前記と同様にして階段近似処理が実行され、図9
(c)に示すように、任意角辺41は各近似線分1及び
分割線D上の線分2によって階段状に近似される。そし
て、ステップ112で前記と同様にして、ステップ10
7で階段近似した基本図形が回転処理を行ったものか否
かが判定され、回転処理を行ったものである場合には、
ステップ113で当該図形を−90度(XY座標におい
て時計方向)回転させ、回転処理を行ったものでない場
合にはそのままとする。従って、図9(c)に示す図形
は図9(d)に示すように元の状態に回転配置される。
尚、図9(c),図9(d)は全ての任意角辺41〜4
4を階段状に近似した近似図形46Aを示している。
【0049】ステップ113の処理が終了すると、前記
ステップ101に戻り、基本図形中に未処理の任意角辺
がなくなるまで、ステップ101,102,104,1
10〜113の処理が実行され、前記と同様にして図9
(a)の基本図形46における任意角辺42〜44が階
段状に近似される。従って、図9(a)に示した基本図
形46は図9(d)に示すように2つの近似線分1にて
近似された近似図形46Aとなる。
【0050】このように、本実施例ではXY座標のX軸
に対する任意角辺の傾斜角度の絶対値が45度未満のと
き、又は45度より大きいとき、当該任意角辺を有する
基本図形を90度回転させ、分割線をX軸と垂直に発生
させて当該任意角辺を階段状に近似した後、当該基本図
形を反対方向に90度復帰回転させるようにしている。
従って、本実施例においても複数の基本図形データにお
ける各任意角辺と当該任意角辺を分割するスリットの分
割線とがなす角度の絶対値は全て45度未満となるか、
又は45度より大きくなり、全ての任意角辺を同一の条
件で分割して階段近似の精度を均一化することができ
る。
【0051】又、本実施例においても高精度階段近似用
スリット発生部16を選択すれば、各任意角辺を高精度
に近似でき、半導体装置に要求される特性を精度の高い
ものにできる。又、頂点データ量削減用スリット部17
を選択すれば、頂点データ量を低減でき、階段近似の処
理時間を短縮化できる。尚、上記各実施例では基準座標
軸をX軸としたが、Y軸を基準座標軸として処理を実行
してもよい。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように、第1及び第4発明
によれば、直交二次元座標のいずれか一方の座標軸を基
準としたときその基準座標軸に対する傾斜角度の絶対値
が45度とならない任意角辺を有する複数の基本図形デ
ータに対して露光データ作成のための図形処理を行うに
際し、任意角辺の階段近似の精度を均一化して半導体装
置に要求される特性の均一化を図ることができる優れた
効果がある。
【0053】又、第2及び第5発明によれば、半導体装
置の特性の均一化を図りつつ、基本図形で見積もった特
性に近い特性を得られるように任意角辺を階段近似する
ことができる優れた効果がある。更に、第3及び第
明によれば、半導体装置の特性の均一化を図りつつ、階
段近似処理の処理時間を短縮化することができる優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例における任意角辺処理条件対応型露
光データ作成処理装置の構成を示す図である。
【図2】第1実施例における任意角辺処理条件対応型階
段近似処理装置の処理を説明するフローチャートであ
る。
【図3】(a),(b)は第1実施例における作用説明
図である。
【図4】(a),(b)は第1実施例における作用説明
図である。
【図5】(a),(b)は第1実施例における作用説明
図である。
【図6】(a),(b)は第1実施例における作用説明
図である。
【図7】第2実施例における任意角辺処理条件対応型階
段近似処理装置の処理を説明するフローチャートであ
る。
【図8】(a),(b),(c),(d)は第2実施例
における作用説明図である。
【図9】(a),(b),(c),(d)は第2実施例
における作用説明図である。
【図10】従来例における作用説明図である。
【図11】従来例における作用説明図である。
【符号の説明】
1 近似線分 2 線分 21〜24,31〜34,41〜44 任意角辺 25,26,35,36,45,46 基本図形 25A,26A,35A,36A,45A,46A 近
似図形 D 分割線 L 仮想中心線 S スリット、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 17/50 G03F 1/08 H01L 21/027 G06T 3/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直交二次元座標のいずれか一方の座標軸
    を基準としたときその基準座標軸に対する傾斜角度の絶
    対値が45度とならない任意角辺を有する複数の基本図
    形データに対して露光データ作成のための図形処理を行
    うに際し、直交二次元座標の2つの座標軸のうち、前記
    基準座標軸又は他方の座標軸と垂直に描画図形作成のた
    めの最小間隔の整数倍の等間隔で分割線を発生させ、互
    いに隣合う一対の分割線によって挟まれる領域をそれぞ
    れスリットとして各任意角辺を複数の線分に分割し、各
    スリットには分割線と平行に仮想中心線を発生させ、そ
    の仮想中心線と各任意角辺との交点を通過して分割線と
    直交する近似線分を発生させ、互いに隣接する一対のス
    リットにおける各近似線分の端点間を各スリットの分割
    線上に発生させた線分によって結ぶことにより任意角辺
    を階段状に近似させるようにした図形処理方法におい
    て、前記基準座標軸に対する各任意角辺の傾斜角度の絶
    対値が、45度未満のときと45度より大きいときとで
    はそれぞれ異なる座標軸と垂直に分割線を発生させて各
    任意角辺を階段状に近似させるようにしたことを特徴と
    する図形処理方法。
  2. 【請求項2】 前記基準座標軸に対する各任意角辺の傾
    斜角度の絶対値が45度未満のときにはその基準座標軸
    と垂直に分割線を発生させ、前記基準座標軸に対する各
    任意角辺の傾斜角度の絶対値が45度よりも大きいとき
    には前記他方の座標軸と垂直に分割線を発生させて当該
    任意角辺を階段状に近似させるようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の図形処理方法。
  3. 【請求項3】 前記基準座標軸に対する各任意角辺の傾
    斜角度の絶対値が45度未満のときには前記他方の座標
    軸と垂直に分割線を発生させ、前記基準座標軸に対する
    各任意角辺の傾斜角度の絶対値が45度よりも大きいと
    きにはその基準座標軸と垂直に分割線を発生させて当該
    任意角辺を階段状に近似させるようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の図形処理方法。
  4. 【請求項4】 直交二次元座標のいずれか一方の座標軸
    を基準としたときその基準座標軸に対する傾斜角度の絶
    対値が45度とならない任意角辺を有する複数の基本図
    形データに対して露光データ作成のための図形処理を行
    うに際し、前記基準座標軸と垂直に描画図形作成のため
    の最小間隔の整数倍の等間隔で分割線を発生させ、互い
    に隣合う一対の分割線によって挟まれる領域をそれぞれ
    スリットとして各任意角辺を複数の線分に分割し、各ス
    リットには分割線と平行に仮想中心線を発生させ、その
    仮想中心線と各任意角辺との交点を通過して分割線と直
    交する近似線分を発生させ、互いに隣接する一対のスリ
    ットにおける各近似線分の端点間を各スリットの分割線
    上に発生させた線分によって結ぶことにより任意角辺を
    階段状に近似させるようにした図形処理方法において、
    各基本図形データの各任意角辺について、前記基準座標
    軸に対する当該任意角辺の傾斜角度の絶対値が45度未
    満のとき、又は前記基準座標軸に対する当該任意角辺の
    傾斜角度の絶対値が45度より大きいとき、当該任意角
    辺を有する基本図形データを90度回転させ、前記基準
    座標軸と垂直に分割線を発生させて当該任意角辺を階段
    状に近似させた後、当該基本図形データを反対方向に9
    0度復帰回転させるようにしたことを特徴とする図形処
    理方法。
  5. 【請求項5】 各基本図形データの各任意角辺につい
    て、前記基準座標軸に対する当該任意角辺の傾斜角度の
    絶対値が45度よりも大きいとき、当該任意角辺を有す
    る基本図形データを90度回転させて当該任意角辺を階
    段状に近似させるようにしたことを特徴とする請求項4
    記載の図形処理方法。
  6. 【請求項6】 各基本図形データの各任意角辺につい
    て、前記基準座標軸に対する当該任意角辺の傾斜角度の
    絶対値が45度未満のとき、当該任意角辺を有する基本
    図形データを90度回転させて当該任意角辺を階段状に
    近似させるようにしたことを特徴とする請求項4記載の
    図形処理方法。
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