JP2986067B2 - ハードウェアまたはソフトウェアの圧縮/圧縮解除を動的に選択し、共通のデータ交換形式を提供するディジタル信号マネージャ - Google Patents

ハードウェアまたはソフトウェアの圧縮/圧縮解除を動的に選択し、共通のデータ交換形式を提供するディジタル信号マネージャ

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JP2986067B2
JP2986067B2 JP7113286A JP11328695A JP2986067B2 JP 2986067 B2 JP2986067 B2 JP 2986067B2 JP 7113286 A JP7113286 A JP 7113286A JP 11328695 A JP11328695 A JP 11328695A JP 2986067 B2 JP2986067 B2 JP 2986067B2
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  • Theoretical Computer Science (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的には、1つまた
は複数の圧縮技法を使用して、ディジタル化したオーデ
ィオ信号、ビデオ信号、およびその他の信号を格納し処
理するシステムに関する。より具体的には、本発明は、
共通の未圧縮データ形式と複数の圧縮データ形式のいず
れかとの間の変換を行うシステムに関する。このような
システムは、ソフトウェアまたはハードウェアのいずれ
で変換を行うかを動的に選択する。また、このようなシ
ステムでは、使用する特定のデータ圧縮形式と、ハード
ウェア変換資源の有無を選択の基礎とする。
【0002】
【従来の技術】ディジタル信号装置(「装置」)とは、
コンピュータと、マイクロフォン、スピーカ、ビデオ・
カメラ、またはテープ・レコーダなどのアナログ信号を
処理する構成要素とのインタフェースを取る、コンピュ
ータ用周辺装置である。このような装置は、ビデオ信
号、グラフィック信号、およびオーディオ信号などの様
々なデータ・タイプを処理することができる。たとえ
ば、「オーディオ装置」はオーディオ・データを処理す
る装置である。一般に知られているタイプのオーディオ
装置としては、コンピュータ・システムのバスに接続可
能な「サウンド・ボード」がある。現在、複数のサウン
ド・ボードが市販されている。
【0003】ディジタル信号装置は、定期的にアナログ
入力信号をサンプリングし、サンプリングした信号の振
幅を符号化して一連のディジタル・ワードを生成し、こ
の一連のディジタル・ワードが「ディジタル信号」また
は「ディジタル化データ」を形成する。そのデータに関
連する名前は、「オーディオ・データ」など、その内容
を反映する可能性がある。このデータは、音楽またはア
ニメーションのディジタル表現などとして、コンピュー
タ・ファイルに格納することができる。また、ディジタ
ル信号は、他の種類のデータを収容するファイルに組み
込むこともでき、たとえば、オーディオ・データが電子
メール・ファイル、ワード・プロセッサ・ファイル、ま
たは表計算ファイルに組み込まれる場合もある。
【0004】ディジタル信号アプリケーション(「アプ
リケーション」)とは、たとえば、作曲や、1つのファ
イルから1セグメント分のオーディオ・データをカット
してそれを別のファイルにペーストするなどの、格納さ
れているディジタル信号の操作をユーザができるように
するためのプログラムである。このようなディジタル信
号アプリケーションは、現在、いくつか市販されてい
る。アプリケーションおよびディジタル信号装置は、フ
ァイル入出力ハンドラにより格納されているディジタル
・データのファイルと対話する。このファイル入出力ハ
ンドラは、コンピュータ用オペレーティング・システム
の一部であってもよく、ファイルのオープンとクローズ
ならびに記憶装置内のデータの実際の格納と検索という
管理操作を管理するものである。
【0005】アプリケーションは、アナログ入力信号を
ディジタル信号に変換し、そのディジタル信号をファイ
ルに格納する(「記録」)よう装置に指示するか、また
はファイルからディジタル信号を検索し、そのディジタ
ル信号をアナログ出力信号に変換する(「再生」)よう
装置に指示することにより、ディジタル信号装置と対話
することができる。必要な変換に要する時間がアナログ
信号の実際の持続時間程度でなければならないため、記
録と再生は、通常、「リアルタイム」操作と呼ばれてい
る。記録、再生、およびその他のリアルタイム操作時
は、アプリケーションがディジタル・データの処理を行
うわけではなく、むしろ、ディジタル信号装置がファイ
ルと直接対話する。
【0006】ディジタルのオーディオ、ビデオ、および
その他の信号処理アプリケーションおよび装置の使用が
拡大したことにより、コンピュータが格納し処理しなけ
ればならないディジタル信号データの量が増加した。所
与のディジタル信号を格納するのに必要な実際の空間量
は、サンプリング速度およびサンプル当たりのビット数
によって決まるが、通常、比較的大きい空間が必要であ
る。ディジタル信号は、「パルス符号変調(PCM)」
または「未圧縮」信号と一般に呼ばれるように、各サン
プルのそれぞれのビットを含む場合がある。あるいは、
ディジタル信号は、「圧縮」信号と一般に呼ばれるよう
に、必要な記憶空間を削減するために圧縮される場合も
ある。
【0007】圧縮を実行するために様々な技法が使用さ
れている。このような圧縮技法は互いに互換性がなく、
ある圧縮技法で作成したファイルは別の技法で展開すな
わち圧縮解除することができないようになっている。よ
り一般的な技法としては、適応パルス符号変調(APC
M)、μ法、およびランレングス符号化(RLE)など
がある。一般に、1つのファイルには、圧縮データと未
圧縮データの混合データまたは複数の圧縮技法の組合せ
によって生成したデータが収容されることはない。
【0008】ディジタル信号装置によっては、ディジタ
ル信号プロセッサ(DSP)と呼ばれるハードウェア構
成要素と、それに関連するメモリおよび制御回路とが組
み込まれているものがある。本明細書では、以下、DS
Pとそれに関連する構成要素をまとめて「DSP」と呼
ぶ。上記のディジタル信号装置は、DSPを使用してデ
ィジタル信号の圧縮および圧縮解除(COmpress/DECompr
essすなわち"CODEC")を行うことができるので、
これは通常、「ハードウェアCODEC」技法と呼ばれ
ている。また、DSP搭載装置は未圧縮ディジタル信号
も処理することができるが、DSP搭載装置はDSPを
搭載していない装置より価格が高いので、DSP搭載装
置は資源を浪費してしまう。
【0009】DSPを搭載していない装置はほとんどの
圧縮ディジタル信号を処理することができず、そのた
め、通常は未圧縮ディジタル信号のみで動作する。この
ような装置が圧縮ファイルについて動作しなければなら
ない場合、装置がデータを格納するかまたはファイルか
らデータを取り出す前に、関連コンピュータ内の中央演
算処理装置(CPU)上で実行されるソフトウェアによ
ってCODEC機能を実行しなければならない。このよ
うな中間的なCODEC機能は、通常、「ソフトウェア
CODEC」機能と呼ばれている。
【0010】場合によっては、未圧縮か圧縮かというフ
ァイルのデータ・タイプと、ハードウェアCODEC機
能を実行できるかどうかという装置の能力との間に、不
一致が発生する。このような不一致が発生すると、その
結果、システム・パフォーマンスの低下または資源使用
効率の低下という2つの重大な問題の一方が発生する。
具体的には、ハードウェアCODEC機能が欠落した装
置によって圧縮ファイルが処理される場合は、CPUが
余分な処理、すなわち、ソフトウェア圧縮/圧縮解除を
実行しなければならず、そのため、システム全体のパフ
ォーマンスに否定的な影響を及ぼす。これに対して、ハ
ードウェアCODEC機能を処理する装置によって未圧
縮ファイルが処理される場合は、比較的高価なDSPが
十分利用されず、圧縮ファイルの方が必要な空間がかな
り小さくなるはずなので、記憶空間および入出力帯域幅
が浪費されてしまう。
【0011】現在までは、入手可能な範囲の装置との最
大限の互換性を確保するため、商用ディジタル信号ファ
イルの作成者は未圧縮ファイルを供給せざるを得なかっ
た。このため、大量のファイル記憶空間が消費され、ハ
ードウェアCODEC機能を実行できる装置を備えたシ
ステム上のDSPも十分利用されていなかった。
【0012】ディジタル信号装置の場合と同様、ディジ
タル信号を操作するアプリケーションも、ディジタル信
号を格納し、多くの圧縮技法のいずれかを使用してデー
タが圧縮されている可能性があるファイルからディジタ
ル信号を取り出すことができなければならない。先行技
術のシステムでは、データを格納したり、圧縮ファイル
からデータを取り出したりするために、ファイルの圧縮
タイプと一致するソフトウェアCODECルーチンがア
プリケーションに含まれていなければならない。
【0013】さらに、データをファイルに格納するとき
にデータの構造化が行われるのが一般的である。具体的
には、この構造は、「ファイル形式」すなわちファイル
のデータ部分に含まれるデータ・ワードのレイアウト
と、ファイル・ヘッダの内容およびレイアウトとの仕様
と一致する。ファイル形式はファイルの内容とは無関係
であり、しかもアプリケーションは、そのすべてが同一
タイプのデータを収容するが異なるファイル形式を使用
する複数のファイルを作成する可能性がある。また、フ
ァイルは、MS−DOSおよびOS/2(R)などの異な
るオペレーティング・システム下で別々にフォーマット
される場合が多い。このため、特定の圧縮技法と特定の
ファイル形式の両方を使用してデータの圧縮および圧縮
解除を行うために、それぞれのCODECルーチンを作
成しなければならない。圧縮タイプとファイル形式は数
多くあるので、できるだけ多くの圧縮タイプおよびファ
イル形式との互換性を保つためには、各アプリケーショ
ンにこのようなソフトウェアCODECルーチンを数多
く収容しなければならない。
【0014】しかし、多くのCODECルーチンを収容
したアプリケーションでは、プログラム・サイズと複雑
さの問題が発生する。つまり、プログラムが大きくなっ
たり複雑になると、作成、デバッグ、および保守がさら
に難しくなる。このため、アプリケーション作成者は、
すでに他のアプリケーションに使われているCODEC
ルーチンを複写しなければならず、手間が倍になるとい
う問題が発生する。また、絶えず新しい圧縮技法が開発
されているので、既存のアプリケーションの更新も問題
が多くなる。これに対して、1つだけまたは少数のCO
DECルーチンを含むアプリケーションでは、限られた
数の圧縮タイプおよびファイル形式しか処理できないと
いう欠点がある。
【0015】したがって、先行技術のシステムの中に
は、複数の圧縮タイプをサポートするものもある。この
ようなシステムは、「ハードウェア専用」CODECシ
ステムと「ソフトウェア専用」CODECシステムの2
つのグループに分類される。ハードウェア専用CODE
Cシステムは、必ずDSPを必要とすることにより、装
置がどのようなファイルでも処理できるようにするもの
である。このようなシステムには2つの欠点がある。比
較的低価格の装置すなわちDSPを搭載していない装置
を使用できない点と、アプリケーションとファイルとの
間で転送されるデータの圧縮または圧縮解除を行わない
ので、アプリケーションのサイズと複雑さの問題を解決
できない点である。
【0016】また、ソフトウェア専用CODECシステ
ムでは、DSPが使用できるかどうかにかかわらず、す
べてのCODEC機能をソフトウェアで実行する。この
ようなシステムでは、通常、ファイル入出力ハンドラ
が、ファイルのオープン時にファイル・ヘッダを読み取
ることにより、ファイルの形式と、圧縮技法が使用され
ているのであればその圧縮技法のタイプとを検出する。
このファイル入出力ハンドラはCODECルーチンのラ
イブラリを管理する。ファイル入出力ハンドラは、ファ
イルの圧縮タイプとは無関係に、適切なルーチンを使用
してアプリケーションまたは装置との間で未圧縮データ
をやりとりする。ただし、DSP搭載装置が使用できる
場合は、このようなシステムでは、ソフトウェアCOD
EC機能を実行することで貴重なCPU時間が浪費さ
れ、したがって、システム全体のパフォーマンスに否定
的な影響を及ぼしてしまう。
【0017】このため、資源使用効率と、アプリケーシ
ョンのサイズおよび複雑さの問題は、ハードウェア専用
またはソフトウェア専用のいずれのCODECシステム
でも解決されない。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ファ
イルの作成に使用されている可能性のある圧縮技法また
はファイル形式にかかわらず、ディジタル信号アプリケ
ーションまたはディジタル信号装置と、それらが処理す
るファイルとの間に最大限の互換性を提供することにあ
る。
【0019】本発明の他の目的は、ディジタル信号の圧
縮および圧縮解除に関連する資源使用効率およびシステ
ム全体のパフォーマンスを最適化することにある。
【0020】本発明の他の目的は、ディジタル信号装置
の購入者に最大限のフレキシビリティを提供することに
ある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、使用できるハ
ードウェア資源と各ファイルの圧縮タイプとに基づいて
ハードウェアおよびソフトウェアのCODEC技法間で
動的選択を行うことにより、上記の目的を達成する。さ
らに本発明は、データ・ファイルの作成に使用した圧縮
技法またはファイル形式にかかわらず、アプリケーショ
ンとデータ・ファイルとの間で共通の未圧縮データ交換
形式を提供する。
【0022】より具体的には、本発明では、ファイル入
出力ハンドラとディジタル信号装置またはアプリケーシ
ョン・プログラムとの間に位置するディジタル信号マネ
ージャを使用する。ファイルのヘッダに示されているフ
ァイルの圧縮タイプと、「資源ファイル」に格納されて
いるかあるいはディジタル信号マネージャまたは装置に
直接問い合わせることにより感知したディジタル信号装
置の特性とに応じて、ディジタル信号マネージャは、デ
ィジタル信号装置とファイルとの間の転送用としてハー
ドウェアまたはソフトウェアいずれかのCODEC技法
を動的に選択する。また、ディジタル信号マネージャ
は、アプリケーション・プログラムに対して共通のデー
タ交換形式も提供するが、これは図示の実施例によれば
未圧縮データである。したがって、各アプリケーション
は、単一の圧縮タイプとファイル形式のみに関与すれば
よい。
【0023】より具体的には、既存のファイルが圧縮デ
ータを収容しているか、新しいファイルが圧縮データを
収容する予定になっている場合、ディジタル信号マネー
ジャは、アプリケーションのファイル・オープン要求に
対する応答として、アプリケーションがファイルからデ
ータを取り出すときに適切な圧縮解除ルーチンを呼び出
し、アプリケーションがファイルにデータを格納すると
きに適切な圧縮ルーチンを呼び出すようファイル入出力
ハンドラに指示する。ファイルが未圧縮データを収容し
ているか、新しいファイルが未圧縮データを収容する予
定になっている場合、ディジタル信号マネージャは、ア
プリケーションとファイルとの間で未変更のデータをや
りとりするようファイル入出力ハンドラに指示する。す
なわち、ディジタル信号マネージャにより、アプリケー
ションにはすべてのファイルが未圧縮状態と同じように
見えることになる。この共通の未圧縮データ形式は、フ
ァイルの作成にどの圧縮技法が使用されているかにかか
わらず、ほぼすべてのアプリケーションとほぼすべての
ディジタル信号ファイルとの間の互換性をもたらすもの
である。
【0024】ディジタル信号マネージャは、使用可能な
各ディジタル信号装置の指定の動作特性が収容された資
源ファイルを管理する。この資源ファイルは、装置のベ
ンダなどによって供給される場合もある。このような動
作特性としては、各動作モードごとのサンプリング速度
すなわち装置が毎秒取るサンプル数、精度すなわちサン
プル当たりのデータ・ビット数、および使用するアナロ
グ・チャネルの数を含む、装置の動作モード(複数も
可)に関する情報が含まれる。また、資源ファイルに
は、たとえば、DSPとそのDSPに使用できるメモリ
容量のような、データ圧縮または圧縮解除に有用な様々
なハードウェア構成要素が装置内に存在することおよび
そのような構成要素の品質などの追加情報が含まれる。
【0025】ディジタル信号マネージャは、既存のファ
イルとディジタル信号装置との間でファイル・ハンドル
を確立するよう求めるアプリケーションの要求に対する
応答として、ファイル入出力ハンドラを使用してファイ
ルのヘッダを読み取り、ファイルの特性を確認する。こ
のような特性としては、サンプリング速度、精度、チャ
ネル数、およびファイルの作成に使用された圧縮技法の
タイプなどがある。アプリケーションが新しいファイル
を指定した場合、ファイル入出力ハンドラはデフォルト
特性を指定するが、アプリケーションがファイルの特性
を指定してもよい。ディジタル信号マネージャは、ファ
イルの特性と資源ファイルに反映された装置のハードウ
ェア特性の両方を使用して、装置がそのデータを直接処
理できるかどうか、またはソフトウェアCODECルー
チンによって先にデータを圧縮または圧縮解除する必要
があるかどうかを判断する。
【0026】この場合、ディジタル信号マネージャは、
ファイル入出力ハンドラを制御してデータを適切に転送
する。たとえば、装置がファイル内のデータを直接処理
できると確認した場合、ディジタル信号マネージャは、
データ・ファイルが作成されたときの特性とできるだけ
一致するように装置の動作特性を調整する。次に、ディ
ジタル信号マネージャは、ファイル入出力ハンドラによ
るデータの圧縮または圧縮解除を行わずに、装置とファ
イルとの間でデータを直接やりとりするようファイル入
出力ハンドラに指示する。
【0027】あるいは、転送前にデータの圧縮または圧
縮解除が必要であると確認した場合、ディジタル信号マ
ネージャは、装置がファイルから読み取るときに適切な
圧縮解除ルーチンを呼び出し、装置がファイルに書き込
むときに適切な圧縮ルーチンを呼び出すようファイル入
出力ハンドラに指示し、ファイル入出力ハンドラはソフ
トウェア圧縮/圧縮解除を実行する。
【0028】ソフトウェアCODECルーチンによって
データの圧縮または圧縮解除を行う必要があるかどうか
を判断するためにディジタル信号マネージャを使用する
と、資源使用効率が高まる。データを処理するために可
能であれば、必ずDSPが使用され、その結果、中央演
算処理装置(CPU)が解放されて他の機能を実行でき
るようになる。装置がデータを直接処理することができ
ず、しかもDSPを搭載していない装置が未圧縮データ
・ファイルの操作に限定されていない場合のみ、CPU
がソフトウェア圧縮/圧縮解除を実行する。
【0029】
【実施例】本発明は、図1に示すシステムのように、パ
ーソナル・コンピュータ上にオペレーティング・システ
ムが常駐する状況で実施されることが好ましい。コンピ
ュータ100は、従来のマイクロプロセッサである可能
性がある中央演算処理装置(CPU)102と、具体的
なタスクを達成するために設けられている複数のその他
の装置とによって制御される。CPU102とその他の
装置はシステム・バス104によって相互接続される。
特定のコンピュータは図1に示す装置の一部のみ有する
場合もあれば、図示されていない追加構成要素を有する
場合もあるが、ほとんどのコンピュータは少なくとも図
示の装置を含むはずである。具体的には、コンピュータ
100は、コンピュータの構成および基本操作コマンド
を永続的に格納するための読取り専用メモリ(ROM)
106と、命令およびデータを一時的に格納するための
ランダム・アクセス・メモリ(RAM)108と、ディ
スク装置112などの周辺装置を接続するための入出力
アダプタ110と、キーボード116を接続するための
キーボード・アダプタ114と、表示装置120を接続
するための表示装置アダプタ118と、この例ではサウ
ンド・ボード122であってスピーカ124およびマイ
クロフォン126を接続するためのディジタル信号装置
とを含んでいる。本明細書では、以下、ROM106
と、RAM108と、ディスク装置112とをまとめて
「データ記憶装置」と呼ぶ。
【0030】図2は、プログラムおよびデータを収容
し、システム内の各種データ記憶装置に常駐する様々な
ファイルを示している。このシステムは、たとえば、2
00a、200b、および200cなどの1つまたは複
数のディジタル信号装置を含むことができる。任意で、
200cなどの1つまたは複数の装置にディジタル信号
プロセッサ(DSP)202を組み込むこともできる。
本発明の好ましい実施例では、装置を供給するベンダ
が、それぞれ装置200a、200b、または200c
に対応する資源ファイル、たとえば、204a、204
b、または204cも提供する。本明細書では、以下、
この資源ファイルを「資源ファイル204」と呼ぶ。各
資源ファイル204は、関連の装置200にDSPが組
み込まれているかどうか、DSPに関連するメモリの容
量、調整可能な装置200の特性、およびこのような特
性の値の範囲などをリストする。資源ファイル204の
使い方については、以下に詳述する。
【0031】このシステムは、それぞれが図1のRAM
108またはROM106に常駐する206a、206
b、および206cなどの1つまたは複数のアプリケー
ションを収容している。本明細書では、以下、このアプ
リケーションを「アプリケーション206」と呼ぶ。
【0032】ディジタル信号ファイル208、210
a、210b、および210cにはディジタル信号が入
っている。ファイル208には未圧縮データが入ってい
る。これに対して、ファイル210a、210b、およ
び210cには、各種の圧縮技法に応じて圧縮されたデ
ータが入っているが、このような技法は4種類以上存在
する。各ファイルには、ディジタル信号を含むデータ部
分と、サンプリング速度、サンプル当たりのビット数、
および圧縮形式、すなわち、未圧縮技法か圧縮技法かな
ど、そのデータ部分の特性を指定するヘッダ部分とが入
っている。アプリケーション206または装置200
は、ファイル入出力ハンドラ212によってファイル2
08または210と対話する。このファイル入出力ハン
ドラ212はコンピュータのオペレーティング・システ
ム214の一部であり、ファイルのオープンとクローズ
ならびに記憶装置でのデータの実際の格納と検索という
管理操作を管理する。オペレーティング・システム21
4およびそのファイル入出力ハンドラ212は、図1の
RAM108またはROM106あるいはその両方に常
駐する。
【0033】アプリケーション206は2通りの操作を
実行することができる。第1のタイプでは、アプリケー
ション206は、1つのファイルから1セグメント分の
オーディオ・データをカットしてそれを別のファイルに
ペーストするなどの非リアルタイム操作を実行するため
に、1つまたは複数のファイル208または210ある
いはその両方においてディジタル信号の読み書きを行
う。第2のタイプの操作では、アプリケーション206
は、記録または再生などのリアルタイム操作を実行する
よう装置200に指示し、装置200がファイル208
または210においてディジタル信号の読み書きを行
う。このような2通りの操作については、以下に詳述す
る。
【0034】第1のタイプの操作、すなわち、非リアル
タイム操作を実行する場合、アプリケーション206
は、オペレーティング・システム214すなわちディジ
タル信号マネージャ216に要求を送る。この要求は、
処理対象のファイル208または210を識別するもの
である。ディジタル信号マネージャ216は、図3の流
れ図に概要が示されている操作を実行する。したがっ
て、ディジタル信号マネージャ216は、ステップ30
0から始まり、ステップ302で、ファイル208また
は210をオープンして、ファイルの作成に圧縮技法が
使用されている場合はその圧縮技法のタイプと、既存の
ファイルの形式とを検出するよう、ファイル入出力ハン
ドラ212に要求を送る。
【0035】ファイル入出力ハンドラ212は、システ
ムがサポートするファイル形式と記憶媒体の組合せごと
に218a、218b、または218cなどの「入出力
手順」を含むこともできる。各入出力手順は、ファイル
へのデータの格納とファイルからのデータの取出し、な
らびにそのファイルの形式と共通形式との間の変換を行
うことができる。ファイル入出力ハンドラ212は、フ
ァイル208または210を認識する入出力手順を検出
するまでこれらの入出力手順に対する問合せを行い、フ
ァイル208または210との間のすべての転送に対し
て検出したこの入出力手順を使用する。このような構成
は本発明の一部ではないが、データ処理ファイル形式透
過システムに関してD. M. Dorrance他により1991年
12月31日に出願され、本出願人に譲渡された米国特
許出願第07/960976号にさらに詳しく記載され
ている。この特許出願は言及により本明細書の一部とな
る。また、ファイル入出力ハンドラ212は、ファイル
のヘッダを読み取ることによりファイル208または2
10の作成に圧縮技法が使用されている場合にその圧縮
技法のタイプを検出し、この情報をディジタル信号マネ
ージャ216に提供する。
【0036】ステップ304では、ディジタル信号マネ
ージャ216がファイル入出力ハンドラ212からの応
答を検査する。ファイルが圧縮されていない場合は、ス
テップ306でディジタル信号マネージャ216がファ
イル入出力ハンドラ212とアプリケーション206と
の間のファイル・ハンドル220を確立する。ファイル
・ハンドルは「チャネル」と呼ばれる場合もあり、ファ
イル・ハンドルの確立方法は周知である。たとえば、
ルチメディア・プレゼンテーション・マネージャー・プ
ログラマー解説書(IBM資料番号71G2222)を
参照されたい。次にアプリケーション206がファイル
208での読み書きを行う。ディジタル信号マネージャ
216はステップ308で終了する。
【0037】ファイルが圧縮されている場合、ファイル
入出力ハンドラ212は、適切な圧縮タイプ固有の圧縮
/圧縮解除(COmpression/DECompressionすなわちCO
DEC)ルーチン、たとえば、222a、222b、ま
たは222cをファイル入出力ハンドラにロードする。
この処理は本発明の一部ではないが、CODEC透過を
提供するソフトウェア機構に関してFetchi ChenおよびD
aniel Michael Dorranceにより1992年11月24日
に出願され、本出願人に譲渡された米国特許出願第07
/981040号にさらに詳しく記載されている。この
特許出願は言及により本明細書の一部となる。ステップ
310で、ディジタル信号マネージャ216はファイル
入出力ハンドラ212とアプリケーション206との間
のファイル・ハンドル220を確立する。さらにディジ
タル信号マネージャ216は、アプリケーション206
とファイル210との間のデータ転送に適切なCODE
Cルーチン222を使用するようファイル入出力ハンド
ラ212に指示する。CODECルーチン222は、ア
プリケーション206がファイル210から読み取ると
きにデータを圧縮解除し、アプリケーション206がフ
ァイル210に書き込むときにデータを圧縮するもので
ある。ディジタル信号マネージャ216はステップ30
8で終了する。
【0038】このようにして、ディジタル信号マネージ
ャ216は、アプリケーション206が共通の未圧縮形
式でファイル208または210とデータを交換できる
ようにする。
【0039】第2のタイプの操作では、アプリケーショ
ン206がリアルタイム操作を実行するよう装置200
に指示する。図4の流れ図は、ディジタル信号マネージ
ャ216がこのタイプの操作を実行するときの操作の概
要を示している。アプリケーション206は、オペレー
ティング・システム220、すなわち、ディジタル信号
マネージャ216に要求を送る。この要求は、アプリケ
ーション206がファイル208または210において
ディジタル信号の読み書きを行うよう装置200に指示
することを示している。
【0040】ディジタル信号マネージャ216はステッ
プ400から開始する。ステップ402で、ディジタル
信号マネージャ216は、装置200のどの特性が調整
可能かと、その特性が取りうる値の範囲を確認する。好
ましい実施例では、ステップ402でディジタル信号マ
ネージャ216は資源ファイル204を読み取ることに
よって装置の特性を確認している。代替実施例では、デ
ィジタル信号マネージャ216が装置118に問い合わ
せることによって装置の特性を確認する。このような特
性としては、毎秒当たりのサンプル数、精度すなわちサ
ンプル当たりのデータ・ビット数、使用するチャネルの
数などがある。また、ステップ402で、ディジタル信
号マネージャ216は、装置200がDSP202を有
しているかどうかと、有している場合にはそのDSPに
使用できるメモリ容量とを判定する。
【0041】ステップ404でディジタル信号マネージ
ャ216は、ファイル208または210をオープン
し、ファイルの作成に圧縮技法が使用されている場合は
その圧縮技法のタイプを検出するよう求める要求をファ
イル入出力ハンドラ212に送る。ステップ406で
は、ディジタル信号マネージャ216が入出力ハンドラ
212からの応答を検査する。ファイルが圧縮されてい
ない場合は、ステップ408でディジタル信号マネージ
ャ216が装置の調整可能な特性を設定し、それによ
り、未圧縮のディジタル信号を処理するよう装置200
に指示する。ディジタル信号マネージャ216は、装置
の制御レジスタ内の該当ビットを設定したりクリアする
などの周知の手段で装置の調整可能な特性を設定する。
ディジタル信号マネージャ216は、ステップ410で
ファイル入出力ハンドラ212と装置200との間のフ
ァイル・ハンドル224を確立する。次に、装置200
がファイル208での読み書きを行う。ディジタル信号
マネージャ216は、ステップ412で操作を終了す
る。
【0042】ファイルが圧縮されている場合には、ディ
ジタル信号マネージャ216はステップ414で、装置
200がDSP202およびディジタル信号を処理する
のに十分なメモリを備えているかどうかを判定する。装
置200がDSPを備えていないか、十分なメモリを備
えていない場合は、ステップ416でディジタル信号マ
ネージャ216がファイル入出力ハンドラ212と装置
200との間のファイル・ハンドル224を確立する。
ディジタル信号マネージャ216は、装置200とファ
イル210との間のデータ転送にCODECルーチン2
22を使用するようファイル入出力ハンドラ212に指
示する。このCODECルーチン222は、装置200
がファイル210から読み取るときにデータを圧縮解除
し、装置200がファイル210に書き込むときにデー
タを圧縮する。ファイル210は実際に圧縮されている
が、その後、装置200は未圧縮データを処理するよう
になる。したがって、ステップ418でディジタル信号
マネージャ216が装置の調整可能な特性を設定し、そ
れにより、未圧縮ディジタル信号を処理するよう装置2
00に指示する。ディジタル信号マネージャ216はス
テップ412で終了する。
【0043】装置200がDSPおよびディジタル信号
を処理するのに十分なメモリを備えている場合、ディジ
タル信号マネージャ216はステップ420で、装置の
調整可能な特性に適した値を計算する。ディジタル信号
マネージャ216は、この値を、ディジタル信号ファイ
ルが作成されたときの特性にできるだけ一致させる。デ
ィジタル信号マネージャ216は、装置208が使用す
るサンプル当たりのビット数と、チャネル数と、サンプ
リング速度(毎秒当たりのサンプル数)とを計算する。
【0044】図5、図6、および図7の流れ図は、ステ
ップ420の操作の概要を示している。まず図5を参照
して説明すると、ディジタル信号マネージャ216はス
テップ500でサンプル当たりのビット数の計算を開始
し、ステップ502で「現行近似値」を装置の第1の動
作モードにおけるサンプル当たりのビット数に設定す
る。次に、ステップ504で、装置200に対象となる
動作モードが他にもあるかどうかを検査する。対象とな
る動作モードが他にない場合には、ステップ506でデ
ィジタル信号マネージャが「サンプル当たりのビット数
の最も近い一致」を「現行近似値」に設定し、ステップ
508で図6の流れ図に移行する。
【0045】対象となる動作モードが他にもある場合に
は、ディジタル信号マネージャ216がステップ510
で"X"を装置の次の動作モードにおけるサンプル当たり
のビット数に設定する。ステップ512では、ディジタ
ル信号マネージャ216が"A"を、ファイル210のサ
ンプル当たりのビット数と「現行近似値」との差の絶対
値に設定する。ステップ514では、ディジタル信号マ
ネージャ216が"B"を、ファイル210のサンプル当
たりのビット数と"X"との差の絶対値に設定する。ステ
ップ516では、ディジタル信号マネージャ216が"
A"と"B"とを比較する。"B"が"A"より小さい場合、
ディジタル信号マネージャ216はステップ504にル
ープバックする。"B"が"A"以上の場合は、ステップ5
18で「現行近似値」を"X"に設定し、ステップ504
にループバックする。
【0046】図6では、ディジタル信号マネージャ21
6がステップ600でチャネル数の計算を開始し、ステ
ップ602で「現行近似値」を装置の第1の動作モード
におけるチャネル数に設定する。ステップ604では、
装置200に対象となる動作モードが他にもあるかどう
かを検査する。対象となる動作モードが他にない場合に
は、ステップ606でディジタル信号マネージャが「チ
ャネル数の最も近い一致」を「現行近似値」に設定し、
ステップ608で図7の流れ図に移行する。
【0047】対象となる動作モードが他にもある場合に
は、ディジタル信号マネージャ216がステップ610
で"X"を装置の次の動作モードにおけるチャネル数に設
定する。ステップ612では、ディジタル信号マネージ
ャ216が"A"を、ファイル210のチャネル数と「現
行近似値」との差の絶対値に設定する。ステップ614
では、ディジタル信号マネージャ216が"B"を、ファ
イル210のチャネル数と"X"との差の絶対値に設定す
る。ステップ616では、ディジタル信号マネージャ2
16が"A"と"B"とを比較する。"B"が"A"より小さい
場合、ディジタル信号マネージャ216はステップ60
4にループバックする。"B"が"A"以上の場合は、ステ
ップ618で「現行近似値」を"X"に設定し、ステップ
604にループバックする。
【0048】図7では、ディジタル信号マネージャ21
6がステップ700でサンプリング速度の計算を開始
し、ステップ702で「現行近似値」を装置の第1の動
作モードにおけるサンプリング速度に設定する。ステッ
プ704では、装置200に対象となる動作モードが他
にもあるかどうかを検査する。対象となる動作モードが
他にない場合には、ステップ706でディジタル信号マ
ネージャが「サンプリング速度の最も近い一致」を「現
行近似値」に設定し、ステップ708で終了する。
【0049】対象となる動作モードが他にもある場合に
は、ディジタル信号マネージャ216がステップ710
で"X"を装置の次の動作モードにおけるサンプリング速
度に設定する。ステップ712では、ディジタル信号マ
ネージャ216が"A"を、ファイル210のサンプリン
グ速度と「現行近似値」との差の絶対値に設定する。ス
テップ714では、ディジタル信号マネージャ216
が"B"を、ファイル210のサンプリング速度と"X"と
の差の絶対値に設定する。ステップ716では、ディジ
タル信号マネージャ216が"A"と"B"とを比較す
る。"B"が"A"より小さい場合、ディジタル信号マネー
ジャ216はステップ704にループバックする。"B"
が"A"以上の場合は、ステップ718で「現行近似値」
を"X"に設定し、ステップ704にループバックする。
【0050】図4のステップ422では、装置の調整可
能な特性がステップ420で計算したものと一致するよ
うに、ディジタル信号マネージャ216がその特性を設
定する。ディジタル信号マネージャ216は、ステップ
410でファイル入出力ハンドラ212と装置200と
の間のファイル・ハンドル224を確立する。次に装置
200がファイル208での読み書きを行う。装置20
0はCODEC機能を実行するが、この機能は「ハード
ウェアCODEC」と呼ばれるものである。ディジタル
信号マネージャ216はステップ412で終了する。
【0051】したがって、ディジタル信号マネージャ2
16は、ハードウェアおよびソフトウェアのCODEC
技法を動的に選択し、その際、ディジタル信号装置のハ
ードウェア機能の用途を最大限にする。すなわち、ディ
ジタル信号マネージャは、ディジタル化した信号を処理
する際にハードウェアCODEC技法を使用できる場合
には必ずハードウェアCODEC技法を使用し、ハード
ウェアCODEC技法を使用できない場合には必ずソフ
トウェアCODECルーチンを使用する。このため、デ
ィジタル信号マネージャは、ディジタル信号ファイルを
処理する際にシステムの全体的な効率を最適化しなが
ら、非圧縮固有のアプリケーション・プログラムの操作
を可能にする。
【0052】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0053】(1)要求に対する応答として、圧縮デー
タを使用装置に転送するためのディジタル信号管理装置
において、前記ディジタル信号管理装置が、前記要求に
応じて、前記使用装置が前記データを圧縮解除するため
のハードウェアを含むかどうかを判定する判定装置と、
前記要求に応じて、前記データの圧縮に使用した圧縮技
法を確認する確認装置と、前記要求に応じて、前記デー
タを前記使用装置に転送するファイル入出力ハンドラで
あって、前記データを前記使用装置に転送する間に前記
データを圧縮解除するように制御可能なファイル入出力
ハンドラと、前記判定装置および前記確認装置と協同し
て、前記使用装置が前記圧縮解除するためのハードウェ
アを含まないときに前記データを圧縮解除するよう前記
ファイル入出力ハンドラを制御する装置と、前記使用装
置が前記圧縮解除するためのハードウェアを含むときに
前記圧縮技法に従って前記データを圧縮解除するよう前
記圧縮解除するためのハードウェアを制御する装置とを
含む、ディジタル信号管理装置。 (2)前記使用装置の特性を含む資源ファイルをさらに
含み、前記使用装置が前記圧縮解除するためのハードウ
ェアを含むかどうかを判定するために前記資源ファイル
を読み取る装置が前記判定装置に含まれることを特徴と
する、上記(1)に記載のディジタル信号管理装置。 (3)転送前に前記データが格納されているファイルを
さらに含み、前記ファイルが前記圧縮技法に関する情報
を含み、前記圧縮技法を確認するために前記ファイルを
読み取る装置が前記確認装置に含まれることを特徴とす
る、上記(1)に記載のディジタル信号管理装置。 (4)前記ファイルが前記圧縮技法に関する情報を含む
ヘッダを含み、前記圧縮技法を確認するために前記ヘッ
ダを読み取る装置が前記確認装置に含まれることを特徴
とする、上記(3)に記載のディジタル信号管理装置。 (5)前記使用装置が前記圧縮解除するためのハードウ
ェアを含むかどうかを判定するために前記使用装置に直
接問い合わせる装置が前記判定装置に含まれることを特
徴とする、上記(1)に記載のディジタル信号管理装
置。 (6)前記使用装置がアプリケーション・プログラムを
含むことを特徴とする、上記(1)に記載のディジタル
信号管理装置。 (7)前記使用装置がディジタル信号装置を含むことを
特徴とする、上記(1)に記載のディジタル信号管理装
置。 (8)前記圧縮解除するためのハードウェアがディジタ
ル信号プロセッサと信号処理メモリとを含むことを特徴
とする、上記(1)に記載のディジタル信号管理装置。 (9)ディジタル信号装置とアプリケーション・プログ
ラムとに対してデータの圧縮に使用した技法を識別する
情報を含むヘッダを有するファイルに格納されている圧
縮データを転送するためのディジタル・データ管理装置
において、前記ディジタル・データ管理装置が、前記ア
プリケーション・プログラムによって制御され、前記デ
ィジタル信号装置が前記データを圧縮解除するためのハ
ードウェアを含むかどうかを判定する判定装置と、前記
アプリケーション・プログラムによって制御され、前記
圧縮技法を識別するために前記ヘッダに問い合わせる問
合せ装置と、前記ファイルから前記ディジタル信号装置
に前記データを転送する第1の機構であって、転送時に
前記データを圧縮解除するよう制御可能な第1のソフト
ウェア・プログラムを含む第1の機構と、前記ファイル
から前記アプリケーション・プログラムに前記データを
転送する第2の機構であって、転送時に前記データを圧
縮解除するための第2のソフトウェア・プログラムを含
む第2の機構と、前記判定装置および前記問合せ装置と
協同して、前記ディジタル信号装置が前記圧縮解除する
ためのハードウェアを含まないときに前記データを圧縮
解除するよう前記第1のソフトウェア・プログラムを制
御する装置と、前記ディジタル信号装置が前記圧縮解除
するためのハードウェアを含むときに前記データを圧縮
解除するよう前記圧縮解除するためのハードウェアを条
件調整する装置とを含む、ディジタル・データ管理装
置。 (10)前記ディジタル信号装置の特性を含む資源ファ
イルをさらに含み、前記ディジタル信号装置が前記圧縮
解除するためのハードウェアを含むかどうかを判定する
ために前記資源ファイルを読み取る装置が前記判定装置
に含まれることを特徴とする、上記(9)に記載のディ
ジタル・データ管理装置。 (11)前記ディジタル信号装置が前記圧縮解除するた
めのハードウェアを含むかどうかを判定するために前記
ディジタル信号装置に直接問い合わせる装置が前記判定
装置に含まれることを特徴とする、上記(10)に記載
のディジタル・データ管理装置。 (12)前記圧縮解除するためのハードウェアがディジ
タル信号プロセッサと信号処理メモリとを含むことを特
徴とする、上記(11)に記載のディジタル・データ管
理装置。 (13)中央演算処理装置と、データ記憶装置と、前記
データ記憶装置に格納され、前記中央演算処理装置を制
御するアプリケーション・プログラムと、マルチメディ
ア・データの圧縮に使用した技法を識別する情報を含む
ヘッダとともに前記データ記憶装置に格納されている圧
縮マルチメディア・データと、前記データを使用するデ
ィジタル信号装置と、前記アプリケーション・プログラ
ムによって制御され、前記ディジタル信号装置が前記マ
ルチメディア・データを圧縮解除するためのディジタル
信号プロセッサを含むかどうかを判定する判定装置と、
前記アプリケーション・プログラムによって制御され、
前記圧縮技法を識別するために前記ヘッダに問い合わせ
る問合せ装置と、前記データ記憶装置から前記ディジタ
ル信号装置に前記データを転送し、転送時に前記データ
を圧縮解除するよう制御可能な第1のソフトウェア・ル
ーチンと、前記データ記憶装置から前記アプリケーショ
ン・プログラムに前記データを転送し、転送時に前記デ
ータを圧縮解除する第2のソフトウェア・ルーチンとを
含むファイル入出力ハンドラと、前記判定装置および前
記問合せ装置と協同して、前記ディジタル信号装置が前
記ディジタル信号プロセッサを含まないときに前記デー
タを圧縮解除するよう前記第1のソフトウェア・ルーチ
ンを制御する装置と、前記ディジタル信号装置が前記デ
ィジタル信号プロセッサを含むときに前記データを圧縮
解除するよう前記ディジタル信号プロセッサを条件調整
する装置とを含む、コンピュータ・システム。 (14)前記ディジタル信号装置の特性を含む資源ファ
イルをさらに含み、前記ディジタル信号装置が前記ディ
ジタル信号プロセッサを含むかどうかを判定するために
前記資源ファイルを読み取る装置が前記判定装置に含ま
れることを特徴とする、上記(13)に記載のコンピュ
ータ・システム。 (15)前記ディジタル信号装置が前記ディジタル信号
プロセッサを含むかどうかを判定するために前記ディジ
タル信号装置に直接問い合わせる装置が前記判定装置に
含まれることを特徴とする、上記(14)に記載のコン
ピュータ・システム。 (16)前記ディジタル信号プロセッサが信号処理メモ
リを含むことを特徴とする、上記(15)に記載のコン
ピュータ・システム。 (17)要求に対する応答として、圧縮データを使用装
置に転送するための方法において、前記方法が、 A.前記使用装置が前記データを圧縮解除するためのハ
ードウェアを含むかどうかを判定するステップと、 B.前記データの圧縮に使用した圧縮技法を確認するス
テップと、 C.前記データを前記使用装置に転送するステップと、 D.前記使用装置が前記ハードウェアを含まないとき
に、ソフトウェア・ルーチンを使用して前記データを圧
縮解除するステップと、 E.前記使用装置が前記ハードウェアを含むときに前記
圧縮技法に従って前記データを圧縮解除するよう前記ハ
ードウェアを制御するステップとを含む、方法。 (18)F.前記使用装置の特性を含む資源ファイルを
入手するステップと、 G.前記資源ファイルを読み取って、前記使用装置が前
記ハードウェアを含むかどうかを判定するステップとを
さらに含むことを特徴とする、上記(17)に記載の方
法。 (19)H.転送前にファイルに前記データを格納し、
前記ファイルが前記圧縮技法に関する情報を含むステッ
プと、 I.前記ファイルを読み取って、前記圧縮技法を確認す
るステップとをさらに含むことを特徴とする、上記(1
7)に記載の方法。 (20)前記ファイルが前記圧縮技法に関する情報を含
むヘッダを含み、前記ステップIが、 I1.前記ヘッダを読み取って、前記圧縮技法を確認す
るステップを含むことを特徴とする、上記(19)に記
載の方法。 (21)前記ステップAが、 A1.前記使用装置が前記ハードウェアを含むかどうか
を判定するために前記使用装置に直接問い合わせるステ
ップを含むことを特徴とする、上記(19)に記載の方
法。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、ファイル作成に使用さ
れた圧縮技法またはファイル形式によらず、ディジタル
信号アプリケーションまたはディジタル信号装置と、そ
れらが処理するファイルとの間で互換性を確保すること
を可能にし、さらに、ディジタル信号の圧縮および圧縮
解除に関連する資源の使用効率の向上、システム全体の
パフォーマンスの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を実施可能なコンピュータの概
略ブロック図である。
【図2】本発明が対話する他のソフトウェアおよびハー
ドウェア構成要素との関連において本発明を示す概略ブ
ロック図である。
【図3】図2に示す実施例がアプリケーションとファイ
ル入出力ハンドラとの間の対話を処理する方法を示す流
れ図である。
【図4】図2に示す実施例がディジタル信号装置とファ
イル入出力ハンドラとの間の対話を処理する方法を示す
流れ図である。
【図5】図4に示す操作の一部を詳細に示し、特に、図
2に示す実施例がファイルと装置との間の「サンプル当
たりのビット数」の最適一致を検出する方法を示す流れ
図である。
【図6】図4に示す操作の一部を詳細に示し、特に、図
2に示す実施例がファイルと装置との間の「チャネル
数」の最適一致を検出する方法を示す流れ図である。
【図7】図4に示す操作の一部を詳細に示し、特に、図
2に示す実施例がファイルと装置との間の「毎秒当たり
のサンプル数」の最適一致を検出する方法を示す流れ図
である。
【符号の説明】
200 ディジタル信号装置 202 ディジタル信号プロセッサ(DSP) 204 資源ファイル 206 ディジタル信号アプリケーション 208 未圧縮ディジタル信号ファイル 210 圧縮ディジタル信号ファイル 212 ファイル入出力ハンドラ 214 オペレーティング・システム 216 ディジタル信号マネージャ 218 入出力手順 222 圧縮タイプ固有のCODECルーチン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−102141(JP,A) 特開 平8−288861(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 5/00 G10L 9/18 H03M 7/30

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】要求に対する応答として、圧縮データを使
    用装置に転送するためのディジタル信号管理装置におい
    て、前記ディジタル信号管理装置が、 前記要求に応じて、前記使用装置が前記データを圧縮解
    除するためのハードウェアを含むかどうかを判定する判
    定装置と、 前記要求に応じて、前記データの圧縮に使用した圧縮技
    法を確認する確認装置と、 前記要求に応じて、前記データを前記使用装置に転送す
    るファイル入出力ハンドラであって、前記データを前記
    使用装置に転送する間に前記データを圧縮解除するよう
    に制御可能なファイル入出力ハンドラと、 前記判定装置および前記確認装置と協同して、前記使用
    装置が前記圧縮解除するためのハードウェアを含まない
    ときに前記データを圧縮解除するよう前記ファイル入出
    力ハンドラを制御する装置と、 前記使用装置が前記圧縮解除するためのハードウェアを
    含むときに前記圧縮技法に従って前記データを圧縮解除
    するよう前記圧縮解除するためのハードウェアを制御す
    る装置とを含む、ディジタル信号管理装置。
  2. 【請求項2】前記使用装置の特性を含む資源ファイルを
    さらに含み、前記使用装置が前記圧縮解除するためのハ
    ードウェアを含むかどうかを判定するために前記資源フ
    ァイルを読み取る装置が前記判定装置に含まれることを
    特徴とする、請求項1に記載のディジタル信号管理装
    置。
  3. 【請求項3】転送前に前記データが格納されているファ
    イルをさらに含み、前記ファイルが前記圧縮技法に関す
    る情報を含み、前記圧縮技法を確認するために前記ファ
    イルを読み取る装置が前記確認装置に含まれることを特
    徴とする、請求項1に記載のディジタル信号管理装置。
  4. 【請求項4】前記ファイルが前記圧縮技法に関する情報
    を含むヘッダを含み、前記圧縮技法を確認するために前
    記ヘッダを読み取る装置が前記確認装置に含まれること
    を特徴とする、請求項3に記載のディジタル信号管理装
    置。
  5. 【請求項5】前記使用装置が前記圧縮解除するためのハ
    ードウェアを含むかどうかを判定するために前記使用装
    置に直接問い合わせる装置が前記判定装置に含まれるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載のディジタル信号管理
    装置。
  6. 【請求項6】前記使用装置がアプリケーション・プログ
    ラムを含むことを特徴とする、請求項1に記載のディジ
    タル信号管理装置。
  7. 【請求項7】前記使用装置がディジタル信号装置を含む
    ことを特徴とする、請求項1に記載のディジタル信号管
    理装置。
  8. 【請求項8】前記圧縮解除するためのハードウェアがデ
    ィジタル信号プロセッサと信号処理メモリとを含むこと
    を特徴とする、請求項1に記載のディジタル信号管理装
    置。
  9. 【請求項9】ディジタル信号装置とアプリケーション・
    プログラムとに対してデータの圧縮に使用した技法を識
    別する情報を含むヘッダを有するファイルに格納されて
    いる圧縮データを転送するためのディジタル・データ管
    理装置において、前記ディジタル・データ管理装置が、 前記アプリケーション・プログラムによって制御され、
    前記ディジタル信号装置が前記データを圧縮解除するた
    めのハードウェアを含むかどうかを判定する判定装置
    と、 前記アプリケーション・プログラムによって制御され、
    前記圧縮技法を識別するために前記ヘッダに問い合わせ
    る問合せ装置と、 前記ファイルから前記ディジタル信号装置に前記データ
    を転送する第1の機構であって、転送時に前記データを
    圧縮解除するよう制御可能な第1のソフトウェア・プロ
    グラムを含む第1の機構と、 前記ファイルから前記アプリケーション・プログラムに
    前記データを転送する第2の機構であって、転送時に前
    記データを圧縮解除するための第2のソフトウェア・プ
    ログラムを含む第2の機構と、 前記判定装置および前記問合せ装置と協同して、前記デ
    ィジタル信号装置が前記圧縮解除するためのハードウェ
    アを含まないときに前記データを圧縮解除するよう前記
    第1のソフトウェア・プログラムを制御する装置と、 前記ディジタル信号装置が前記圧縮解除するためのハー
    ドウェアを含むときに前記データを圧縮解除するよう前
    記圧縮解除するためのハードウェアを条件調整する装置
    とを含む、ディジタル・データ管理装置。
  10. 【請求項10】前記ディジタル信号装置の特性を含む資
    源ファイルをさらに含み、前記ディジタル信号装置が前
    記圧縮解除するためのハードウェアを含むかどうかを判
    定するために前記資源ファイルを読み取る装置が前記判
    定装置に含まれることを特徴とする、請求項9に記載の
    ディジタル・データ管理装置。
  11. 【請求項11】前記ディジタル信号装置が前記圧縮解除
    するためのハードウェアを含むかどうかを判定するため
    に前記ディジタル信号装置に直接問い合わせる装置が前
    記判定装置に含まれることを特徴とする、請求項10に
    記載のディジタル・データ管理装置。
  12. 【請求項12】前記圧縮解除するためのハードウェアが
    ディジタル信号プロセッサと信号処理メモリとを含むこ
    とを特徴とする、請求項11に記載のディジタル・デー
    タ管理装置。
  13. 【請求項13】中央演算処理装置と、 データ記憶装置と、 前記データ記憶装置に格納され、前記中央演算処理装置
    を制御するアプリケーション・プログラムと、 マルチメディア・データの圧縮に使用した技法を識別す
    る情報を含むヘッダとともに前記データ記憶装置に格納
    されている圧縮マルチメディア・データと、 前記データを使用するディジタル信号装置と、 前記アプリケーション・プログラムによって制御され、
    前記ディジタル信号装置が前記マルチメディア・データ
    を圧縮解除するためのディジタル信号プロセッサを含む
    かどうかを判定する判定装置と、 前記アプリケーション・プログラムによって制御され、
    前記圧縮技法を識別するために前記ヘッダに問い合わせ
    る問合せ装置と、 前記データ記憶装置から前記ディジタル信号装置に前記
    データを転送し、転送時に前記データを圧縮解除するよ
    う制御可能な第1のソフトウェア・ルーチンと、前記デ
    ータ記憶装置から前記アプリケーション・プログラムに
    前記データを転送し、転送時に前記データを圧縮解除す
    る第2のソフトウェア・ルーチンとを含むファイル入出
    力ハンドラと、 前記判定装置および前記問合せ装置と協同して、前記デ
    ィジタル信号装置が前記ディジタル信号プロセッサを含
    まないときに前記データを圧縮解除するよう前記第1の
    ソフトウェア・ルーチンを制御する装置と、 前記ディジタル信号装置が前記ディジタル信号プロセッ
    サを含むときに前記データを圧縮解除するよう前記ディ
    ジタル信号プロセッサを条件調整する装置とを含む、コ
    ンピュータ・システム。
  14. 【請求項14】前記ディジタル信号装置の特性を含む資
    源ファイルをさらに含み、前記ディジタル信号装置が前
    記ディジタル信号プロセッサを含むかどうかを判定する
    ために前記資源ファイルを読み取る装置が前記判定装置
    に含まれることを特徴とする、請求項13に記載のコン
    ピュータ・システム。
  15. 【請求項15】前記ディジタル信号装置が前記ディジタ
    ル信号プロセッサを含むかどうかを判定するために前記
    ディジタル信号装置に直接問い合わせる装置が前記判定
    装置に含まれることを特徴とする、請求項14に記載の
    コンピュータ・システム。
  16. 【請求項16】前記ディジタル信号プロセッサが信号処
    理メモリを含むことを特徴とする、請求項15に記載の
    コンピュータ・システム。
  17. 【請求項17】要求に対する応答として、圧縮データを
    使用装置に転送するための方法において、前記方法が、 A.前記使用装置が前記データを圧縮解除するためのハ
    ードウェアを含むかどうかを判定するステップと、 B.前記データの圧縮に使用した圧縮技法を確認するス
    テップと、 C.前記データを前記使用装置に転送するステップと、 D.前記使用装置が前記ハードウェアを含まないとき
    に、ソフトウェア・ルーチンを使用して前記データを圧
    縮解除するステップと、 E.前記使用装置が前記ハードウェアを含むときに前記
    圧縮技法に従って前記データを圧縮解除するよう前記ハ
    ードウェアを制御するステップとを含む、方法。
  18. 【請求項18】F.前記使用装置の特性を含む資源ファ
    イルを入手するステップと、 G.前記資源ファイルを読み取って、前記使用装置が前
    記ハードウェアを含むかどうかを判定するステップとを
    さらに含むことを特徴とする、請求項17に記載の方
    法。
  19. 【請求項19】H.転送前にファイルに前記データを格
    納し、前記ファイルが前記圧縮技法に関する情報を含む
    ステップと、 I.前記ファイルを読み取って、前記圧縮技法を確認す
    るステップとをさらに含むことを特徴とする、請求項1
    7に記載の方法。
  20. 【請求項20】前記ファイルが前記圧縮技法に関する情
    報を含むヘッダを含み、前記ステップIが、 I1.前記ヘッダを読み取って、前記圧縮技法を確認す
    るステップを含むことを特徴とする、請求項19に記載
    の方法。
  21. 【請求項21】前記ステップAが、 A1.前記使用装置が前記ハードウェアを含むかどうか
    を判定するために前記使用装置に直接問い合わせるステ
    ップを含むことを特徴とする、請求項19に記載の方
    法。
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