JP2984279B2 - エラストマー性不織繊維流体フィルター媒体 - Google Patents

エラストマー性不織繊維流体フィルター媒体

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は人工呼吸器の予備フイルターとして特に有用
な不織繊維性フイルター媒体に係わる。
[従来技術] 鉛ガス、シリカ粉やアスベストならびに噴霧塗料など
毒性物質により害から一人一人を守る関心が政府機関や
一般大衆及び労働者の間で増大している。かかる毒性物
質を空気からろ過するため各種の面マスク具、人工呼吸
器(ガスマスク)及びフイルターが提案されている。
ブラウン(Braun)の米国特許第3,971,373号には、粒
子装填型の小径繊維シート材ならびにそのシート材より
作られた人工呼吸器について記載されている。シート材
製品には、溶融・紡出による小径繊維のウエブ内に均等
に拡散した分離状の固形粒子の均等な三次元的構成が含
まれている。各粒子と小径繊維との間には単に点接触が
あるとしても粒子は物理的にウエブ中に保持され、それ
により各粒子の全表面積がシート材に接触するろ過媒体
と相互作用できるように働く。
クビツク(Kubik)その他の米国特許第4,215,682号に
は、溶融状の繊維形成材料をオリフイスを通じ高速ガス
状の流れに押出し、そこで押出し材を繊維に引き伸ばし
繊維形態に凝固させる工程で得られる溶融・紡出繊維よ
りなる繊維状ウエブエレクトレツトが開示されており、
この繊維は荷電粒子とウエブのろ過特性向上に有用な特
続性の電荷を有しており、この電荷は室温100%相体湿
度の環境の下で少なくも1週間の半減期を有している。
グロベステイーン(Grovesteen)その他の米国特許第
4,294,599号には、捕獲したエアゾル粒子を均等に分布
せしめるように機能する細かい渦巻状の繊維ガラスマツ
トの形態をした予備フイルターを用いたエアゾルフイル
ターカートリツジについて記載されている。繊維ガラス
マツトはカートリツジの最終ろ過要素部材に縁部を押し
付けて配置される。
アイス(Ayes)その他の米国特許第4,334,901号に開
示された人工呼吸器カートリツジは孔のあいたカートリ
ツジ底部とその隣接のフイルター部品との間における慣
用のスクリーンを除き、通常の2つの羊毛フエルト部品
の1つの代りに繊維ガラスを用い、フイルターの部品対
殻体の結合作業を最小限におさえ同時に最初のエアゾー
ル接触フイルター部品の再形状付与を行い、通常のエア
ゾール装填分布より大きな分布ならびに低い吸入抵抗を
もたらすことができるように設計された人工呼吸器カー
トリツジについて開示されている。
マリヤネツク(Marryaneck)その他の米国特許第4,60
0,002号には、毒性ガス又は蒸気吸収材の層ともう1つ
のエアゾールフイルターの層と有する多層式の平坦折り
たたり使い捨て人工呼吸器が開示されている。この人工
呼吸器には発泡エラストマーの帯片で被われた内側に曲
げた垂直継ぎ目が設けられる。
グリヤーアイドリス(Grier−Idris)の米国特許第4,
662,005号には、小袋状の適合型面マスクが開示され、
このマスクには、ろ過媒体から作られかつトツプ及び底
部分ならびに1対の対向側部部分を有するほぼ矩形状の
ボデー部分が含まれている。このマスクのほぼ矩形状の
ボデー部分の側部及び底部縁部分の外周に弾性的に伸張
できる材料が配置され、小袋状又はカツプ状形態に縮ま
つている。
米国特許第32,171号には、高分子無極性材の薄膜を連
続的に送り、これを加熱し、薄膜の移動路で画成された
長手方向軸線にそつて薄膜を引き伸ばし、この薄膜の少
なくとも片側を等極性に荷電せしめ、荷電薄膜を繊維材
に小繊維化せしめ、繊維材を回収する階段により得られ
るエレクトレツト繊維状ウエブが開示されている。
1986年5−6月のNONWOVENS worldの79〜81頁に記載
の「熱可塑性ポリウレタンのベースによる紡ぎ接着の展
開」なる標題の論文中で小川は鐘紡により開発された紡
ぎ接着不織プリウレタン弾性繊維について記載してい
る。この繊維は紡ぎ接着繊維と同じ繊維を作り出す従来
の溶融・紡出工程とは異なる溶融紡出工程を使用して作
られる。そのフイラメントの直径は普通の溶融・紡出に
よる繊維の直径即ち0.5〜2ミクロン程極細のものでは
なく、外見上紡ぎ接着の繊維の直径即ち20〜50ミクロン
に近い。ウレタン繊維の弾性、集じん能力、低綿くず発
生率、高摩擦係数、空気浸透率及び溶接特性について上
記論文で述べられている。
[発明の目的及び構成] 本発明は、流体から粒状汚染物質を除くためのエラス
トマー性不織繊維状の流体フイルター媒体を提供し、こ
の媒体は熱可塑性エラストマー性溶融・紡出による小径
繊維が不規則配列して含まれ、このフイルター媒体は全
方向に均等な伸張特性を具え、このフィルター媒体のろ
過特性は、もしもフィルター媒体が伸長してフィルター
媒体表面積が少なくとも約10%、好適には少なくとも約
25%、より好適には少なくとも約40%、増加されても、
変化しないようになっている。本発明のエラストマー性
フイルター媒体は圧力降下フイルター及び予備フイルタ
ー材として若しくは筒状流体フイルターとしての有用性
を具えている。フイルター媒体は、更に、繊維及び若し
くは吸収性粒子やステープルフアイバー又は荷電小繊維
などの如き粒子材のさまざまな混合物よりなる。
更に、本発明は微粒子状の流体汚染物質の除去のため
の低圧力降下予備フイルターとしてエラストマー性の不
織繊維状流体フイルター媒体を有し、この媒体は熱可塑
性エラストマー性溶融・紡出による小径繊維よりなり小
径繊維は不規則配列になり、フイルター媒体は全方向に
ほぼ均一な伸張特性を具え、このろ過特性は、もしもフ
ィルター媒体が伸長してフィルター媒体表面積が少なく
とも約10%増加されても、変化しない。
[発明の効果] 驚くべきことには、本発明のフイルター媒体によるろ
過性能は、媒体の面積を増加させる機械的応力を媒体が
受ける際ほぼ一定に保たれる。これは特に、フイルター
媒体が引伸ばされた時薄手になり、フイルター媒体が引
伸ばされるにつれ媒体の開口域の幾何学的形状が著しく
変わる点において驚くべき事である。比較的一定のろ過
性能はフイルターの全面積における3又は4%の増加を
生み出す小伸張で期待されるも、かかる比較的一定せる
ろ過性能はフィルター表面積が40%以上も増加する伸長
度においては全く期待できない。
フイルター媒体の伸長度とはほぼ無関係なろ過性能は
負荷時に低圧力降下と相伴つて本発明のエラストマー性
フイルター媒体をして予備フイルター材としてきわめて
有効に機能可能ならしめるものである。媒体の高度に望
ましきろ過特性に加えて、フイルター媒体の固有の弾性
及び適合性ならびに手の込んだアダプターなしに一定範
囲の複雑なフイルターホルダーに対するシール能力によ
り、本発明のエラストマー性フイルター媒体がきわめて
万能にして経済的な予備フイルター材になる。
本発明のフイルター媒体は弾性を呈し、従つて比的小
さな機械的応力即ちポリプロピレン及びポリ炭酸エステ
ル材から作られる不織フイルター媒体における如く5%
又はそれ未満の面積増加を示しに時破滅的事故を蒙らな
い。又、非弾性のポリプロピレン及びポリ炭酸エステル
媒体に比較して本媒体の有する弾性特性及び関連する強
度のため、本媒体では積層構造に伴うような余分の支持
又は保護が殆ど不要である。フイルター媒体の弾性特性
により、このフィルター媒体を単にろ過取付具の円滑縁
部上に引き伸ばすことによりこれをろ過取付具にシール
させることができる。
[実施例] 本発明の不織エラストマー性フイルター媒体は、熱可
塑性エラストマー性小径繊維よりなる溶融・紡出による
ウエブに基づいている。小径繊維ウエブ材の原料となる
エラストマー性熱可塑性の材料には例えばエラストマー
性ポリウレタン、エラストマー性ポリエステル、エラス
トマー性ポリアミドならびにA,A′がスチレン半体でB
がエラストマー性中間ブロツクを示す所のエラストマー
性A−B−A′ブロツク共重合体などがあげられる。
本発明によるエラストマー性フイルター媒体のろ過特
性は、適切な溶融・紡出繊維サイズの選定や巻縮みを与
えたスペーシングステープルフアイバー、荷電又は荷電
可能の繊維や繊維束をウエブ母材内に均一に組入れるこ
とにより広い範囲にわたり調節ができる。
使用中の圧力降下を低減し、ろ過中の物質によるフイ
ルター媒体の固まり着きを減らし同時にろ過を行うため
巻縮みを与えたスペーシングステープルフアイバーをフ
イルター媒体内に含有させることが望ましい。有効な巻
縮みを施したスペーシング繊維にはアクリル、ポリエス
テル、ナイロン及びポリオレフイン繊維などがある。ポ
リエステル及びアクリル繊維は特に好適である。巻縮み
を施したスペーシング繊維はフイルター媒体の約10から
60の重量%好適には約25から35重量%の装填レベルで組
込むのが望ましい。巻縮み状スペーシング繊維のサイズ
は約1.5〜15デニール、好適には4から6デニールのも
ので、少なくとも1つの完全な巻縮み好適には少なくと
も3つ又は4つの巻縮みを含むのに十分な平均ステープ
ル長を有することが好ましい。一般には、巻縮みを施し
たスペーシング繊維は約2から15cmの平均長のものでな
ければならぬ。この巻縮型スペーシング繊維は約5cm未
満の長さが好ましい。
空気流から小粒子物質を除くエラストマー性フイルタ
ー媒体の能力は、フイルター媒体に荷電繊維即ちクラツ
セ(Klasse)その他の米国特許第4,588,537号に記載の
如き小繊維化せるポリプロピレン繊維を含有させること
により大きく改良することができる。かかる荷電繊維は
又微粒子ろ過中圧力降下を低減するためのスペーシング
繊維としての役割を果たす。フイルター媒体中に含有さ
れる荷電繊維の量は約10から60重量%好適には約25から
35重量%の範囲に選ばれることが好ましい。
フイルター媒体の弾性特性は、媒体を構成する繊維の
サイズ、フイルター媒体中の各種タイプの繊維の量及び
ウエブ材の坪量によりコントロールされる。エラストマ
ー性小径繊維は約ミクロンから50ミクロン以上好適には
約5ミクロンから約30ミクロンの直径のものが好まし
い。小径繊維の直径が1ミクロン未満の場合、ウエブ材
は十分な引張強度を欠くことがある。小径繊維の直径が
約50ミクロン以上の場合、ろ過特性が下がることがあ
る。
ウエブ材の坪量は又フイルター媒体の弾性特性をコン
トロールする上の主要要因である。高坪量のウエブ材は
一般的に高張力や高ろ過特性を要する応用分野に使用さ
れ、低坪量のウエブ材は低張力を要する応用分野に用い
られる。ウエブ材坪量は約15g/m2から約300g/m2の範
囲、好適には約100g/m2から約200g/m2の範囲に入るのが
望ましい。繊維径の場合と同じく特定の応用分野により
最適のウエブ坪量が確定する。
本発明のフイルター媒体は少なくとも約0.5g/2.5cm幅
/g/m2坪量、好適には少なくとも約2g/2.5cm幅/g/m2坪量
の引張強度を有することが好ましい。引張強度が0.1g/
2.5cm幅/g/m2坪量未満の場合、フイルター媒体は取付具
や人工呼吸器に取付け中引き裂かれることがある。
本発明のフイルター媒体は少なくとも約50%好適には
少なくとも約100%の切断伸度を有するのが望ましい。
切断伸度が20%未満の場合、フイルター媒体は予備フイ
ルターとして人工呼吸器上に張りめぐらした時など使用
中に破れることがある。
本発明によるフイルター媒体(1956)の産業エンジニ
ヤリング化学(Industrial Engineering Chemistry)の
第48巻 1342頁及び次の頁に記載のヴエンテ・バン・エ
イ(Wente,Ven A)の「微小熱可塑性繊維」に示された
り又は1964年5月25日発行の海軍研究所(Naval Resear
ch Laboratories)のヴエンテ バン エイとブーネ
シーデイ(Boone C.D.)及びフルハーテイ イー エル
(Fluharty E.L.)によるレポート第4364号「微小有機
質繊維」に示された方法と円形オリフイス型の使用の好
適性という点を除いては同じ方法により製造することが
できる。熱可塑性エラストマー性の材料が型を通じ加熱
空気の高速流中に押出されこの加熱空気流により繊維が
凝固回収される前に引き伸ばされ細くされる。
弾性溶融紡出ウエブ材に対する巻縮めを施したスペー
シングステープル繊維又は繊維束の装填は、ステープル
繊維又は繊維束を含有する第2次空気流を押出し繊維を
担持する第1次空気流内に繊維がまた粘性状態である地
点でハウザー(Hauser)の米国特許第4,118,531号に記
載のものと同様な方法で静かに導入することにより達成
できる。普通約10m/secから約50m/secの速度を有する第
2次空気流が普通約100m/secから約180m/secの速度を有
する第1次空気流と直角に交差する。
このような装填された繊維流は完全な繊維凝固前に例
えば孔あきスクリーン円筒体上に不規則状に集められ、
繊維は余分の接着剤が不要な密着せるウエブを形成する
ことができる。繊維同士が完全凝固前に接触する時接着
点における繊維間に或る程度の粘着結合が発生するもの
と思われる。
本発明のフイルター媒体に特に人工呼吸器間の予備フ
イルターとして有用である。第1図は本発明のエラスト
マー性フイルター媒体を用いた単片状予備フイルター要
素部材を示す。予備フイルターとして保護を行う目的の
フイルター域が僅かに小型サイズになつた要素部材10は
人工呼吸器の吐出バルブその他の重要部品を収納するよ
うに形状が付与できる。この要素部材は人工呼吸器本体
上の取付ポスト上に嵌まる取付小孔12により人工呼吸器
のフイルター域上に引き伸ばされて保持される。この小
孔は普通の場合、熱及び圧力により小孔の周りの領域に
おけるフイルター媒体を濃密に形成することによりこれ
を強化している。予備フイルター要素部材の横断図が第
2図に示されている。
第3図には若干の複雑な設計の部品を有する人工呼吸
器上に対する第1図に示す予備フイルター要素部材の装
着様態が示されている。人工呼吸器20はほぼ球形の形状
をしており、普通非弾性の予備フイルター要素を人工呼
吸器にシールするための複雑なアダプター構成を必要と
する。本発明による弾性フイルター媒体に基づく予備フ
イルター要素部材10の場合、人工呼吸器に対する4点式
取付けにより上記の複雑な構成部に対し簡単にシールで
きる。取付孔12を単に取付ポスト22上に滑り込ませ予備
フイルター要素部材を引き伸ばし呼吸器の輪郭にぴつた
り合わせ、それにより予備フイルターの人工呼吸器との
間におけるシールを構成する。(フイルター媒体とろ過
取付具との間の空隙の大きさがフイルター媒体の孔に見
られる大きさ未満に減じた時に効果的シールが実現す
る。)いつたん装着されると、予備フイルターは人工呼
吸器全体や呼吸器カートリツジを交換するより安い費用
で済む斬新な部材・方法により取外され取替えられる。
本発明のフイルター媒体のための更に別の有用な応用
分野は第4図に示すようなフイルターチユーブのための
筒状弾性フイルターに用いる点にある。シールされた端
部42及び開口端部44を有する筒状弾性フイルター40は開
口又は孔48を具えたフイルターチユーブ46より僅かに直
径が小さい。筒状弾性フイルターは単にフイルターチユ
ーブ上に引き伸ばされ小さい直径のためチユーブ上にぴ
つたり合う。
本発明は更に下記実施例により説明されるが、この例
にあげた特定の材料及び量ならびにその他の諸条件及び
詳細についてこれらは本発明を不当に制限するものと解
してはならない。
各例の場合、すべての割合及び百分率は特記せざる限
り重量当たりのものである。各例で、フイルター媒体を
テストホルダー上におき指定値の伸張度に伸ばし2本の
弾性ゴムバンド(イリノイ州、フオートレスト公園在ユ
ニバーサル会社販売に係るNo.62)でテストホルダーの
円筒部にそつてその形態でしつかり固着させテストを実
施した。下記テスト法が各例の評価目的のため用いられ
た。
フタル酸ジオクチル(DOP)エアゾル浸透(30 C.F.
R.第2部 副部分K.NIOS規定)−フイルター媒体の見本
がアルミニウム板9.28cmの孔上に直接気密シールにより
取付けたアルミニウム円筒(径9.28cm高さ5cm)上に取
付けられる。見本は、毎分32リツトルの流量に設定され
たエアテクニツク社(Air Techniques Inc)の型式Q127
DOP浸透度計を用い100mg/m3の質量濃度で0.3ミクロンDO
P粒子を発生させてテストした。初期ろ過量、領域伸
長、DOP透過度、圧力降下が報告されている。
鉛ガス除去(30 C.F.R.第2部 副部分M.NIOSH規定)
−フイルター媒体の見本が円筒体の下方の中心に位置し
繊維ガラス・樹脂板に気密シールされた29/42の標準テ
ーパのエポキシ取付具を設けた0.64cm厚みの繊維ガラス
・樹脂板上に気密に取付けたアルミニウム円筒体(9.28
cmの径、5cmの高さ)上に取付けられる。この見本が、9
0分にわたり毎分16リツトルの流量の15mg/m3から20mg/m
3(金属鉛含有に基づいて計算した)の間の鉛ガスに曝
された。初期ろ過量、面域伸長、鉛除去によるろ過量利
得、鉛の透過度、初期圧力降下ならびに最終的圧力降下
が報告されている。
シリカダスト除去(30 C.F.R.第2部、副部分K.NIOSH
規定)−フイルター媒体の見本が、円筒体の下方の中心
に対した29/42の標準テーパのエポキシ取付具を設け繊
維ガラス・樹脂板に気密シールされた0.64cmの厚みの繊
維・樹脂板上の気密に取付けたアルミニウム円筒体(9.
28cmの径、5cmの高さ)上に取付けられる。この見本は9
0分にわたり毎分16リツトルの流量で50mg/m3から60mg/m
3のシリカダストに曝された。初期ろ過量、面域伸長、
シリカダスト除去によるろ過量利得、シリカダスト透過
度、初期圧力降下ならびに最終的圧力降下が報告されて
いる。
噴霧塗料除去(30 C.F.R.第2部、副部分L.NIOSH規
定)− エナメル塗料 フイルター媒体の見本が、円筒体の下方
の中心に位置し繊維ガラス・樹脂板に気密シールされた
29/42の標準テーパのエポキシ取付具を設けた厚み0.64c
mの繊維ガラス・樹脂板上に気密に取付けたアルミニウ
ム円筒体(直径9.28cmで高さ5cm)上に取付けられる。
この見本は、156分にわたり毎分16リツトルの流量で190
mg/m3から250mg/m3のエナメル塗料に曝した。面域伸
長、ろ過量、初期圧力降下ならびに最終的圧力降下が報
告されている。
ラツカーベースの塗料 フイルター媒体の見本が、円筒
体の下方の中心に位置し繊維ガラス・樹脂板に気密シー
ルされた29/42の標準テーパのエポキシ取付具を設けた
厚さ0.64cmの繊維ガラス・樹脂板上に気密に取付けたア
ルミニウム円筒体(径9.28cmで高さ5cm)上に取付けら
れる。この見本は、156分間にわたり毎分16リツトルの
流量で95mg/m3から125mg/m3のラツカーベースの塗料に
曝された。面域伸長、ろ過量、初期圧力降下ならびに最
終的圧力降下が報告されている。
例1−15 マサチユーセツツ州マルデン在のケー・ジエー・クウ
イン社(Quinn Co.)の販売に係るポリエステルウレタ
ン熱可塑性エラストマー性樹脂PS−455−200を溶融紡出
加工により多方向弾性特性を具えたフイルター媒体が製
作され、この製作に当たつては、(1956)の産業エンジ
ニヤリング化学(Industrial Engineering Chemistry)
の第48巻1342頁及び次の頁に記載のヴエンテ・バン・エ
イ(Wente,Van A)の「微小熱可塑性繊維」にた示され
た又は1964年5月25日発行の海軍研究所(Naval Resear
ch Laboratories)のヴアンテバンエイとブーネシーデ
イ(Boone C.D.)及びフルハーテイ イーエル(Fluhar
ty E.L.)によるレポート第4364号「微小有機質繊維」
に示された方法と溶融紡出型が5対1の長さ対直径の比
率をもつ円滑面の円形オリフイス(10cm)を設ける点を
除いて同じ方法が用いられている。型温度は220℃に保
たれ、第1次空気温度及び圧力はそれぞれ230℃及び1.5
kg/cm2/150Kpa)(0.63cmの空隙幅)で、ポリマー生産
高は約150gm/hr/cmであつた。
第2次繊維が、第2次空気流内にポリエステルステー
プル繊維(5.5のデニール、長さ3.75cm)を分散せし
め、この空気流を、米国特許第4,118,531号(ハウザ
ー)に記載の方法と同じ工程により繊維がまだ粘性状態
を示している地点においてポリウレタン繊維流を運ぶ第
1次空気流内に衝突させることによりポリウレタンウエ
ブ内に装填された。第2次空気流は第1次空気流とほぼ
直角に交差した。このようにして装填された繊維流は、
各繊維が相互に接着でき、密着状ウエブを形成できるよ
う完全な繊維凝固前に孔のあいたスクリーン円筒体上に
不規則状に収集される。
ポリウレタンウエブの坪量は100gm/m2で、ポリエステ
ルステープル繊維が40mg/m2の割合でポリウレタンウエ
ブの添加され約140gm/m2の坪量を有するフイルター媒体
が作られた。
円形テストサンプル(直径14.6cm)がポリウレタンベ
ースのフイルター媒体及びコントロールポリプロピレン
媒体の両者から型打抜き製作され、型刷り案内により7.
72cmと8.44cm及び9.28cmの直径の3個の同心円の印を付
けた。フイルター媒体がその円がホールダーの縁部に一
致する迄ホールダー上に伸ばされた時外方円はテストホ
ールダーの直径に合致し中間及び内方の円は10%及び20
%の直径伸長(21%及び44%の面域)を示す印に対応し
た。フイルター媒体の伸長時、フイルター媒体の坪量は
10%の伸びを伴つて元の値の82.6%即ち115.6gm/m2に減
り、20%の伸びで元の値の69.5%即ち97.3gm/m2に減つ
た。
フイルター媒体の厚さも伸ばされないサンプル及び10
%伸びと20%伸びのサンプルで測つた。これらサンプル
は、サンプルの下に固形の磨かれたナイロン面をおきフ
イルター媒体面に0.0069kg/cm2(0.69KPa,0.1psi)の制
御された表面圧を加えた点以外は既述の如く取付けた。
厚みは三豊製のNo.192−116の深さゲージとスターレツ
ト(Starrett)のNo.711のダイヤルインジケータを用い
て測つた。最初の厚みは0.23cm、10%伸び(21%面積増
加)における厚みは0.19cm、20%伸び(44%の面積増
加)における厚みは0.15cmであつた。
サンプルはDOPエアゾール透過(例1〜3)、鉛ガス
除去(例4〜6)、シリカダスト除去(例7〜9)、な
らびに噴霧塗料除去(エナメル−例10〜12、ラツカー−
例13〜15)のそれぞれに対しテストされた。この結果は
I表、II表、III表及びIV表にそれぞれ報告されてい
る。
比較例1 20g/m2の坪量を有する日本在鐘紡会社の製造に係る市
販のエラストマー性ポリウレタンウエブ「カネボウ型番
ES25」が噴霧塗料除去のためテストされた。7層のウエ
ブを用いて例1のフイルター媒体に匹敵できる坪量を達
成した。結果は表IVに報告されている。
表Iに示せるDOPテストデータにより、評価されたフ
イルター媒体構造に対しろ過性能が伸びとは無関係であ
る点示唆されている。
表IIに示せる鉛ガス除去データによれば、フイルター
媒体のすべての伸び率ならびにテスト中における低い圧
力降下増加に対し同じろ過性能が示される。このデータ
により、テストせるフイルター媒体構造は圧力降下の顕
著な増加を伴うことなしに空気から鉛微粒子の部分を取
除く予備フイルターとしての有用性を具えているものと
示唆される。
表IIIに示せるシリカダストの除去データによれば、
フイルター媒体のすべての伸び率ならびにテスト中にお
ける低い圧力降下増加に対し同じ性能が示されている。
このデータにより、鉛ガス除去のデータの場合同様、テ
ストせるフイルター媒体構造は圧力降下の顕著な増加を
伴うことなしに空気から微粒子の部分を除去するための
予備フイルターとしての有用性を示すものと示唆され
る。
表IVのデータにより、本発明のフイルター媒体の伸張
はそのろ過効率に対し殆ど影響を及ぼさず、エナメルテ
ストの場合フイルター媒体を伸ばしても発生する圧力降
下の変化は殆どない点が示される。比較用の弾性ウエブ
材は機能上本発明のフイルター媒体より遥かに低能率的
に働く。
比較例 3 更にもう1つのポリプロピレンベースの比較用ウエブ
材が、(1956)の産業エンジニヤリング化学(Industri
al Engineering Chemistry)の第48巻1342頁及び次の頁
に記載のヴエンテ・バン・エイ(Wente,Van A)の「微
小熱可塑性繊維」に示されたり又は1964年5月25日発行
の海軍研究所(Naval Research Laboratories)のヴエ
ンテ バンエイとブーネ シーデイ(Boone C.D.)及び
フルハーテイ イー エル(Fluharty E.L.)によるレ
ポート第4364号「微小有機質繊維」に示された方法と同
じ方法で製作された。ポリプロピレンウエブは55g/m2
坪量値を示した。
このウエブ材をテストサンプルのホールダ上に伸ばし
被せるすべての試みは破局的結末即ちウエブの破裂を招
き、本発明のフイルター媒体とコントロールウエブとの
間における比較データが作製できなかった。
例16−17 ポリエステル繊維が50g/m2の小繊維含有の荷電ポリプ
ロピレン薄膜(フイルトレテ社、Filtrete Companyの販
売に係るFiltrete)に替えられ150g/m2の坪量をもつフ
イルター媒体を作り出す点を除いては例1−15の場合に
おける如くフイルター媒体が製作された。このフイルタ
ー媒体はラツカー塗料噴霧テストを受けた。結果は表V
に示されている。
表Vにおけるデータにより、荷電繊維を含有する本発
明のフイルター媒体によりきわめて効果的なラツカー塗
料噴霧除去が達成できかつフイルター媒体が伸ばされた
時でも性能はほぼ一定に保たれる点が立証される。
例18及び19 例18及び19において、エラストマー性のフイルター媒
体が準備された。但し、例18の場合ポリエステル ステ
ープル繊維の量が45g/m2に増加し145g/m2のフイルター
媒体坪量を作り出し、例19においてはポリエステルステ
ープル繊維は50g/m2の小繊維含有の荷電ポリプロピレン
薄膜(フイルトレテ社の販売に係る「フイルトレテ」)
に替え150g/m2の坪量をもつたフイルター媒体を製作し
た。それぞれのフイルター媒体は30 C.F.R.11.副部L
を用いてラツカー塗料噴霧除去に対するテストを行つ
た。テスト結果は表VIに示されている。
表VIのデータにより、非荷電ポリエステル繊維の代り
に荷電ポリプロピレン繊維を用いることによりラツカー
塗料噴霧除去における改善された性能が達成できる点立
証される。
本発明のさまざまな修正及び変更は本発明の範囲及び
主旨を離脱することなく当業者には自明の事柄であり、
本発明は図解目的のため本分に記載せる内容のものに制
限さるべきものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のエラストマー性フイルター媒体に基づ
く単片型の予備フイルター要素部材を示し、 第2図は第1図の線2−2による予備フイルター要素の
横断面図、 第3図は人工呼吸器に取付けた第1図の予備フイルター
を示し、 第4図はフイルターチユーブ上に取付けた筒状弾性フイ
ルターを示す。 10……不織繊維フイルター媒体、12……取付孔、 20……人工呼吸器、22……取付けポスト、 40……筒状弾性フイルター、 46……フイルターチユーブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−144665(JP,A) 特開 昭62−243568(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B01D 39/16

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体から微粒子状汚染物を除去するための
    エラストマー性不織繊維流体フィルター媒体にして、熱
    可塑性エラストマー性の溶融・紡出による小径繊維より
    なり、該小径繊維は無作為に配列され、前記フィルター
    媒体はあらゆる方向にほぼ均等な伸長特性を具え、フィ
    ルター媒体のろ過特性は、もしもフィルター媒体が伸長
    してフィルター媒体表面積が少なくとも約10%増加され
    ても、変化しない、エラストマー性不織繊維流体フィル
    ター媒体。
  2. 【請求項2】前記熱可塑性エラストマー性の溶融・紡出
    による小径繊維は、エラストマー性ポリウレタン、エラ
    ストマー性ポリエステル、エラストマー性ポリアミド及
    びA,A′がスチレン半体でBがエラストマー性中間ブロ
    ックを示す所のエラストマー性A−B−A′ブロック共
    重合体よりなる請求項1に記載のフィルター媒体。
  3. 【請求項3】小径繊維が約1ミクロンから50ミクロン以
    上の直径を有する請求項1に記載のフィルター媒体。
  4. 【請求項4】フィルター媒体坪量が約15g/m2から約300g
    /m2の範囲にある請求項1に記載のフィルター媒体。
  5. 【請求項5】フィルター媒体が少なくとも約0.5g/2.5cm
    幅/g/m2坪量の引張力を有する特許項1に記載のフィル
    ター媒体。
  6. 【請求項6】フィルター媒体が更に巻縮を施したスペー
    シングステープル繊維を有する請求項1に記載のフィル
    ター媒体。
  7. 【請求項7】巻縮を施したスペーシングステープル繊維
    がアクリル繊維、ポリエステル繊維、ナイロン繊維又は
    ポリオレヒン繊維よりなる請求項6に記載のフィルター
    媒体。
  8. 【請求項8】巻縮を施した容積拡大ステープル繊維がフ
    ィルター媒体の約10から60の重量%を有する請求項1に
    記載のフィルター媒体。
  9. 【請求項9】フィルター媒体は更に荷電繊維を有する請
    求項1に記載のフィルター媒体。
  10. 【請求項10】荷電繊維がフィルター媒体の約10から60
    の重量%を有する請求項1に記載のフィルター媒体。
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