JP2980640B2 - 流量計測装置 - Google Patents

流量計測装置

Info

Publication number
JP2980640B2
JP2980640B2 JP2098151A JP9815190A JP2980640B2 JP 2980640 B2 JP2980640 B2 JP 2980640B2 JP 2098151 A JP2098151 A JP 2098151A JP 9815190 A JP9815190 A JP 9815190A JP 2980640 B2 JP2980640 B2 JP 2980640B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow rate
differential pressure
signal
output
calculating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2098151A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03295419A (ja
Inventor
洋一 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TATSUNO MEKATORONIKUSU KK
Original Assignee
TATSUNO MEKATORONIKUSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TATSUNO MEKATORONIKUSU KK filed Critical TATSUNO MEKATORONIKUSU KK
Priority to JP2098151A priority Critical patent/JP2980640B2/ja
Publication of JPH03295419A publication Critical patent/JPH03295419A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2980640B2 publication Critical patent/JP2980640B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Details Of Flowmeters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は流量計測装置に関し、より詳しくは指定器差
範囲以外の状態になったことを報知するようになした流
量計測装置に関する。
(従来技術) 流量計には、一定期間に検定を受ける検定対象の流量
計と、検定を受ける必要のない検定対象外の流量計があ
るが、いずれの流量計においても使用により計量部に摩
擦が生じて機器の性能が低下したり、あるいは指定され
た流量範囲を超えた流量測定を行ったり、指定された粘
度範囲を超えた流体の流量測定を行ったりして、適正な
計量ができなくなっても、容易にその状態を察知するこ
とができないといった問題を抱えている。
(発明が解決しようとする課題) 本発明はこのような問題に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、指定された器差の範囲を超える
ような事態が生じた場合に、その事態をいち早く検知し
て常に適正な計量を行い得るようにした計量計測装置を
提供することにある。
(課題を解決するための手段) すなわち、本発明はかかる課題を達成するための流量
計測装置として、流量計からの流量パルス信号を受けて
瞬間流量を演算する瞬間流量演算手段と、流量計の流入
側及び流出側に配設した各圧力センサからの圧力信号を
受けて差圧を演算する差圧演算手段と、被測定流体の瞬
間流量に対応する標準差圧値に記憶する記憶手段と、こ
の差圧演算手段からの差圧信号と記憶手段からの標準差
圧値信号とを比較して、異常を判断したときに異常信号
を出力する差圧比較手段とを設けるようにしたものであ
る。
(作用) 流量計測動作の過程で、被測定流体の瞬間流量と流量
計の流入側と流出側との間の差圧を検出し、検出したこ
の差圧と、被測定流体の瞬間流量に対応する標準差圧値
とを対比することによって、流量計に異常があるかどう
か、あるいは被測定流体の粘性が指定器差の範囲を超え
ているかどうかをチェックして、計量精度を高める。
(実施例) そこで以下に図示した実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例をなす流量計測定装置を示
したものである。
図において図中符号1は2枚のロータを用いた容積式
の流量計で、この流量計1の流入側は。給液ポンプ2を
介して図示しない貯液槽に接続し、流出側は制御弁4を
介して図示しない給液ノズル等に接続している。
10は、この流量計1からの各種の信号に基づいて流量
を演算し表示する一方、流量計1の異常や、被測定流体
の流量、粘度が指定器差範囲外になった場合にその状態
を検知して所要の警告動作等を行なうように構成された
計測ユニットで、この計測ユニット10には後述する制御
回路20が設けられていて、ここには、流量計1のロータ
軸5に結合した流量パルス発信器6からの流量パルス信
号と、流量計1の流入側及び流出側に設けた各圧力セン
サ7、8からの圧力信号と、キースイッチ12からの設定
信号が入力するように構成され、またこの制御回路20か
らの出力信号により、表示器13に給液量の表示動作を、
第1、第2の警告ランプ14、15に点灯動作報知器32の作
動を、またポンプモータ3には停止動作を、さらに制御
弁4には閉止動作を行わせるように構成されている。
第2図はこの制御回路20の回路構成を示したものであ
る。この図において符号21は計数手段で、流量パルス発
信器6からの流量パルス信号を計数して給液量を算出
し、これを表示器駆動手段22に出力して表示器13に給液
量を表示させる。24は瞬間流量演算手段で、流量パルス
発信器6からのパルス信号に基づいて被測定流体の瞬間
流量を検出して後述する流量比較手段28と一時記憶手段
27にその信号を出力する。
25は設定値を記憶する記憶手段で、例えば、給油所に
用いる流量計測装置の場合には、この記憶手段25に第1
表のようなデータ、つまりガソリン等の被測定流体の粘
度CPと、これら流体の10/min刻み毎の標準差圧値(流
入側圧力Pi−流出側圧力Po)と、流量計1の最大計測可
能流量Qmax及び最小計測可能流量Qminの各データが入力
され記憶される。
26は記憶手段25に入力された上記データを基にしてさ
らにこれを例えば1/minの流量単位まで細かく標準差
圧値を演算する差圧演算手段で、ここからのデータは、
一時記憶手段27に出力され、また一時記憶手段27は、こ
こに入力する瞬間流量演算手段24からの瞬間流量Qを基
にしてその時点での瞬間流量に対応する標準差圧値を選
出して、これを差圧比較手段34に出力する。
28は流量比較手段で、流量演算手段24からの瞬間流量
信号と、一時記憶手段27からの最大及び最小計測可能流
量信号とを比較して瞬間流量Qが計測可能流量の範囲内
であれば正常信号を、計測可能流量を超えていれば異常
信号を異常信号計数手段29に出力する。
異常信号計数手段29は、異常信号の入力度数を計数
し、例えばこの異常信号を5回連続して計数したら警告
ランプ駆動手段30及び報知器駆動手段31に信号を出力
し、第1警告ランプ14と報知器32により流量が計測可能
範囲を超えたことを報知する。
一方33は差圧演算手段で、入口側圧力センサ7と出口
側圧力センサ8からの信号に基づいて流量計1の流入側
と流出側の圧力差、つまり差圧ΔPを演算する。34は、
差圧演算手段33により演算された差圧ΔPと一時記憶手
段27からのその時点での瞬間流量に対応する標準差圧値
とを比較して、両差圧が略々同じであれば正常信号を、
異なれば異常信号を計数手段35に出力する。異常信号計
数手段35は、異常信号の入力度数を計数し、この異常信
号を例えば連続して5回計数したら、信号を報知器駆動
手段31と警告ランプ駆動手段36に出力し、報知器32と第
2警告ランプ15により計測流体の粘度CPが指定器差の範
囲外であるかあるいは機器に異常があることを報知し、
同時にバルブ閉止手段37とポンプモータ停止手段38に信
号を出力し、バルブの閉止手段27とポンプモータ停止手
段38を介して制御弁4を閉止するとともに、ポンプモー
タ3を停止するように構成されている。
つぎにこのように構成した装置の動作を第2図と第3
図に示したフローチャートをもとにして説明する。
まず、計量する液体の粘度をキースイッチ12により設
定すると、記憶手段25に記憶されているデータ(第1
表)のうち、設定された粘度のデータが差圧演算手段26
で1/min毎の標準差圧値に演算され、一時記憶手段27
に記憶される。
つぎに、キースイッチ12により計量開始信号を入力す
ると、ポンプモータ3が回動してポンプ2が作動し、制
御弁4が開く。
液体の流れにより、流量計1のロータ軸5に結合した
流量パルス発信器6から流量に応じたパルス信号が出力
し、これが計数手段21に入力されて表示器13に給液量が
表示される。
この流量パルス信号は瞬間流量演算手段24に入力し、
ここで瞬間流量Qとして変換された後、その信号は一時
記憶手段27と流量比較手段28に入力される。
一方、差圧演算手段33は、入口側圧力センサ7と出口
側圧力センサ8からの出力信号を基にしてその時点での
差圧ΔPを演算し、この差圧ΔPに応じた信号を差圧比
較手段34に出力する。また、一時記憶手段27に瞬間流量
演算手段24から瞬間流量Qを示す信号が入力すると、そ
の時点での瞬間流量Qに対応する標準差圧値を差圧比較
手段34に出力する。これにより、差圧比較手段34は、差
圧演算手段33から入力したその時点での差圧ΔPと一時
記憶手段27から入力したその時点での瞬間流量Qに対応
する標準差圧値とを比較する。そして、対比した結果、
差圧ΔPが標準差圧値を上回っていれば計量部に摩耗が
生じていることを意味し、差圧ΔPが標準差圧値を下回
っていれば歯車ピン等が外れていることを意味し、ま
た、流量計1には異常がなくて、差圧ΔPが標準差圧値
を上回っていれば被測定流体の粘度が指定された範囲を
越えたこと意味し、差圧ΔPが標準差圧値を下回ってい
れば被測定流体の粘度が指定された範囲以下であること
を意味する。したがって、このような場合には、差圧比
較手段34から異常信号を異常信号計数手段35に出力し、
正常の場合には計数を帰零するための正常信号を出力す
る。そして、異常信号計数手段35ではこの異常信号を計
数して、これが連続して5回入力した場合には、機器に
異常があるかあるいは被計測流体の粘度が器差の範囲を
超えているものとみなして、警告ランプ駆動手段36と報
知器駆動手段31に信号を出力し、第2の警告ランプ15と
報知器32により異常を報知するとともに、バルブ閉止手
段37とポンプモータ停止手段38に信号を出力して、制御
弁4を閉止し、ポンプモータ3を停止させて計測動作を
中止する。
また、一時記憶手段27では、設定された粘度の計測可
能な最大流量Qmaxと最小流量Qminを流量比較手段28に出
力し、この手段28では瞬間流量Qと比較して、その瞬間
流量Qが計測可能範囲を超えている場合には、ここから
異常信号計数手段29に異常信号を出力し、超えていない
場合は計数を帰零するための正常信号を出力する。異常
信号計数手段29はここに入力した異常信号の入力度数を
計数して、異常信号が連続して5回入力した場合には、
瞬間流量Qが実際に計測可能範囲を超えたものとみなし
て警告ランプ駆動手段30及び報知器駆動手段31に信号を
出力し、これらを介して第1の警告ランプ14と報知器32
により異常を報知させる。
(効果) 以上述べたように本発明によれば、流量計の流入側圧
力と流出側圧力の差を演算し、その差圧と被測定流体の
瞬間流量に対応する標準差圧値とを比較して、異常を判
断したときに異常信号を出力するような手段を流量計測
装置に設けたので、流量計の摩耗の有無や、被測定流体
の粘性が指定器差の範囲を超えているかどうかを、瞬間
流量と差圧を検出することにより判定可能となして、流
量計測動作の過程で計量精度を容易にチェックすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す装置の構成図、第2図
はその回路構成を示した図、第3図はフローチャートを
示した図である。 1……流量計、2……ポンプ 3……ポンプモータ、4……制御弁 6……流量パルス発信器 7、8……圧力センサ 10……計量ユニット、13……表示器 14、15……警告ランプ 20……制御回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流量計からの流量パルス信号を受けて瞬間
    流量を演算する瞬間流量演算手段と、 上記流量計の流入側及び流出側に配設した各圧力センサ
    からの圧力信号を受けて差圧を演算する差圧演算手段
    と、 被測定流体の瞬間流量に対応する標準差圧値を記憶する
    記憶手段と、 上記差圧演算手段からの差圧信号と上記記憶手段からの
    標準差圧値信号とを比較して、異常を判断したときに異
    常信号を出力する差圧比較手段と、 を備えた流量計測装置。
JP2098151A 1990-04-12 1990-04-12 流量計測装置 Expired - Fee Related JP2980640B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2098151A JP2980640B2 (ja) 1990-04-12 1990-04-12 流量計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2098151A JP2980640B2 (ja) 1990-04-12 1990-04-12 流量計測装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03295419A JPH03295419A (ja) 1991-12-26
JP2980640B2 true JP2980640B2 (ja) 1999-11-22

Family

ID=14212171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2098151A Expired - Fee Related JP2980640B2 (ja) 1990-04-12 1990-04-12 流量計測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2980640B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5481260A (en) * 1994-03-28 1996-01-02 Nordson Corporation Monitor for fluid dispensing system
ES2153743B1 (es) * 1998-07-27 2001-10-16 Valero Francisco Sanchez Sistema de control para la medicion de fluidos combustibles y similares en instalaciones diversas.
JP4812318B2 (ja) * 2004-10-29 2011-11-09 株式会社日立ハイテクノロジーズ 走査型電子顕微鏡を用いたパターン寸法の計測方法
JP5249127B2 (ja) * 2009-05-22 2013-07-31 矢崎エナジーシステム株式会社 ガスメータ、及びその異常判断方法
JP2019532876A (ja) * 2016-08-31 2019-11-14 エムワイエックス ドリンクス リミティド ライアビリティ カンパニー 無容器カスタム飲料ベンディング

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03295419A (ja) 1991-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0264148B1 (en) Flow measurement and monitoring system for positive-displacement pumps and pumps equipped with this system
CN101506629B (zh) 流量测量诊断
US5574229A (en) Electronic water meter with corrections for flow rate
CN102840034A (zh) 流体泄漏检测***
US5313842A (en) Pump station flowmeter with sudden high inflow change detector
JP2980640B2 (ja) 流量計測装置
KR100915357B1 (ko) 온도 및 압력보정 가스터빈 유량계
JP4110908B2 (ja) ガス遮断装置
US20210262839A1 (en) Rotary gas meter working condition monitoring system and a rotary gas meter having a rotary gas meter working condition monitoring system
KR20000053750A (ko) 전자식 수도미터
JP2870370B2 (ja) ボイド率測定装置
JP3857959B2 (ja) 流量計
JP2012012087A (ja) 燃料供給装置
JPS5913920A (ja) 給液装置
JP3781670B2 (ja) ガス配管漏洩検査装置
CN106491145B (zh) 尿流率仪的检测装置
GB2295896A (en) Calibration of flowmeters
JPH03269325A (ja) 容積式流量計
JPH10111162A (ja) 電子カウンタの定量パルス出力補正方法
JPS6126240Y2 (ja)
JP3338883B2 (ja) ガス安全装置
JPS63184115A (ja) 液面制御系に於ける流量計故障診断装置
JPH04186126A (ja) 積算体積計器差試験装置
JPH05273012A (ja) マイクロフローセンサ付フルイディック式ガスメータにおける復帰漏洩検査方法
JPS58122433A (ja) 自動車の消費燃料計測装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080917

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees