JP2980572B2 - パイプ取扱いシステムにおける横への引込めシステム - Google Patents

パイプ取扱いシステムにおける横への引込めシステム

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JP2980572B2
JP2980572B2 JP9165374A JP16537497A JP2980572B2 JP 2980572 B2 JP2980572 B2 JP 2980572B2 JP 9165374 A JP9165374 A JP 9165374A JP 16537497 A JP16537497 A JP 16537497A JP 2980572 B2 JP2980572 B2 JP 2980572B2
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drilling
hydraulic cylinder
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マクギル,ジョン
アルビッド アイレルセン,ビジェルン
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデリック(油井やぐ
ら)における頂部駆動穿孔システムとともに使用するパ
イプ取扱いシステムにおける横への引込めシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第 3,682,259号(Cintractら)
明細書は、その図1と図5に特別に図示したプーリブロ
ックを開示しているが、該プーリブロックは、ドリル孔
の軸の最初の位置を占めるように、ジャッキの助けで置
き換えることができよう。該プーリブロックは、また、
ジャッキの活動化によってもう1つの位置へシフトする
こともできる。上記の置き換えはプーリブロックの支持
車に取付けた滑り棒に沿って行われ、上記の車は垂直な
ガイドレール上を動き、上記プーリブロックを垂直に動
かすためにケーブルを用いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、米国特
許第 3,682,259号明細書は、プーリブロックが吊り下げ
られている上記ケーブルのワイヤを、プーリブロックの
車のシフトと同時にシフトさせる仕方については沈黙し
ており、また、同じ先行技術は、デリックの垂直中心線
にもっとも近いワイヤの方向を変えるのに、頂部ブロッ
クレベルにあるワイヤのそのようなシフトがどのように
影響するかについても沈黙している。
【0004】本発明の目的は、頂部駆動穿孔システムと
ともに使用するパイプ取扱いシステムにおける横への引
込めシステムを提供することであり、そこでは、新しい
ドリルパイプ区分にスペースを与えるために、連結装置
のついたドリルブロックを有効かつ安全な仕方で引込め
ることができる。
【0005】本発明のもう1つの目的は、上記の横への
引込めシステムによりドリルブロックを中心区域からド
リルパイプを越えて側方に持ち出し、それによって、ド
リルブロックを上方の位置に引込める前でも、新しいド
リルパイプ区分を連結できる可能性が与えられる。
【0006】本発明のさらにもう1つの目的は、このシ
ステムにより、ドリルブロックをガイドレールとドリル
パイプの間でデリックの外部限界に向けて引込める従来
の既知の方法よりも、モーメント力を小さくし、必要な
スペースも減ずる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、前文で述
べた配置で達せられるが、この配置は、本発明によれ
ば、垂直なガイドレールによって案内されるワゴン上の
装置ユニットを運ぶために、第2の油圧シリンダスキッ
ドメカニズムを形成しトップブロックへ、またトップブ
ロックから、該トップブロックに連結した継ぎ手連結部
を経て走るワイヤによって引込めることのできるドリル
ブロックを備えた標準デリックに取付けた上記トップブ
ロックの区域に位置するワイヤガイド装置を含む横へ寄
る引込めシステムからなることを特徴とするものであ
る。上記ワゴンは第1の油圧シリンダスキッドメカニズ
ムの上に支えられ、上記ドリルブロックはその中心の位
置からドリルパイプの上方に引込めることができるとと
もに、上記第2の油圧シリンダスキッドメカニズム上で
側方へ平行にシフトすることができ、上記ワイヤガイド
装置は、上記ワイヤを上記ドリルブロックと同じ方向に
動かすために、上記ワイヤを圧力によって活動化する。
適切には、上記第1の油圧シリンダスキッドメカニズム
はドリルブロックと装置ユニットを載せるワゴンの間に
配置することができる。
【0008】好ましい実施態様では、ワイヤガイド装置
は、油圧シリンダおよびトップブロックへ連結した継ぎ
手アームによって上記第2の油圧シリンダスキッドメカ
ニズムに連結した加圧ローラを含んでもよい。
【0009】本発明に係るこれ以上の特徴と利点は、添
付の図面とともに述べる以下の説明によって明らかであ
ろう。
【0010】図1〜図5には、頂部駆動穿孔システムと
ともに使用するように設計した横への引込めシステムが
示されている。頂部駆動穿孔システムは、穿孔タワーの
頂部において、ワイヤブロックシステムと機能してお
り、各種の装置を上げたり下ろしたりする目的に役立
つ。そのような装置の1つの例は、ドリルパイプを回転
するための穿孔マシンで、この装置は、継ぎ手を経て、
垂直なガイドレールによって案内されるワゴンの形をと
るブロックに連結されている。水、ガスまたは原油用に
穿孔するときには、ドリルパイプをその穿孔位置に維持
しながら、装置を連結した穿孔ブロックを上下させるこ
とが必要である。
【0011】ガイドレールとドリルパイプの間でブロッ
クを装置とともに引込めることにより、今日この問題は
解決されている。これはスペースを費やし、望ましくな
いワイヤの曲りを生ずる。穿孔中、力のモーメントが大
きくなり、応力ファクターが大きくなるであろう。この
結果、必要な大きさが増す。
【0012】本発明はこれらの問題のいくつかを解決す
ることができ、より小さなスペースしか必要としないデ
リックを設計することが可能になる。これは、ドリルパ
イプの上の対称の位置から引込めるとき、ワイヤが曲る
のを避けるだけでなく、ガイドレールにかかる力のモー
メントを減ずるであろう。これは、主として、ドリルブ
ロックを側方に集中し、添付の特許請求の範囲で特徴づ
けているように設計して配置することによって達せられ
る。
【0013】ドリルブロックの側方集中設計によって、
引込めの操作に必要なスペースが小さくなるであろう。
これは、スペースの臨界面積において非常に重要であ
り、以前の方法に比べて、構造を寸法的に大きく減少で
きる結果になるであろう。本発明では、ワイヤはマイナ
スの応力ファクターをもたないであろう。
【0014】
【実施例】添付の図面と説明を参照し、横への引込めシ
ステムの実施態様を説明すれば、以下のようである。図
1〜図5において、参照番号11はデリック中のドリルブ
ロックである。ドリルブロック11は、継ぎ手リンク12を
経て、装置ユニット13、たとえば、ドリルパイプ14の穿
孔用の穿孔マシンと連結している。
【0015】装置13は、ワゴン15によって、垂直なガイ
ドレール16で案内される。穿孔位置では、図1のように
ドリルブロック11とそれに連結した装置13は、中央の位
置でドリルパイプ14の上に保たれている。デリックの頂
部にあるトップブロック18へ、またこのトップブロック
18から、ワイヤ17が連結されている。ドリルブロック11
には、油圧シリンダで作動する油圧シリンダ19が連結さ
れており、これはまたワゴン15に取付けられている。
【0016】デリックの垂直な中心線にもっとも近いワ
イヤの方向を変えるために、トップブロック18は回転可
能のローラ20からなるが、これは継ぎ手アーム21によっ
てトップブロック18に連結されている。スキッドシステ
ムは、トップブロック18と連結している油圧シリンダ22
でローラ20を案内することによって配置する。ブロック
18とガイドローラ20は隣接するワイヤに圧力をかけるこ
とができ、ワイヤの方向を選択した位置へ中心からはず
す効果を有する。これは、とくに、ドリルブロック11が
引込んだ位置にあるときそのようになる。図2と図3な
らびに図5の点線の位置を参照のこと。
【0017】装置13を連結したドリルブロック11が引込
んで新しいパイプ区分14' にスペースを与えるとき、油
圧シリンダ19が活動して、ドリルブロック11をドリルパ
イプの上の中央の部分から中心を(側方へ)はずさせる
であろう。これは、ドリルブロック11が上部の位置に引
込む前でも、新しいドリルパイプ区分14' を接続する可
能性を開く。
【0018】ワイヤ17もドリルブロック11と同じ方向に
動かし、これもデリックの中央部分から側方へもってく
るために、トップブロック18のところにある油圧シリン
ダ22が、相接するワイヤ対17に対してスキッドローラ20
を動かす。ワイヤを含めて、装置を連結したドリルブロ
ックが引込んだ位置に引き入れられるとき、図2および
図3に示す部材は図5の点線の位置によって示される位
置をとるであろう。
【0019】図5は、プラットホームデッキ23、デリッ
ク24およびドリルパイプ区分14' が垂直の位置に貯えら
れているフィンガーボード25を示す。種々のパイプ取扱
いマシンを使用し、またフィンガーボードの配置によっ
て、各種のドリルパイプをフィンガートボード25とドリ
ルパイプの中央の位置の穴の間で移動させることができ
る。
【0020】本発明によれば、引込んだドリルブロック
11は側方で中心からはずれているが、これは中心軸が平
行に移動することを意味する。図5に示すように、この
動きは、ドリルブロック11をフィンガーボードスロット
25' だけでなくガイドレール16に平行に動かすことによ
って生ずる。
【0021】本システムは、デリックの外部限界に向け
て、ガイドレール16とドリルパイプ14の間にドリルブロ
ックを引込める従来の既知の方法よりも、モーメントの
力を小さくし、必要なスペースを小さくする。トップブ
ロックのところでワイヤを案内することにより、通常の
技術によると同じように、マイナスのファクターは起ら
ないであろう。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、デリックの穿孔に要するスペースが小さくな
り、ガイドレールにかかる力のモーメントを減じてワイ
ヤの曲りを防止できるなど、工業的な意義はきわめて大
きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による横への引込めシステムの操作の原
理を示すもので、ドリルパイプの上で中央に置かれてい
るものを示す正面図である。
【図2】同じくドリルブロックが中央の位置から引込
み、追加されるドリルパイプ区分をそれに連結した正面
図である。
【図3】図2と同じ位置の配置を示すが、ドリルブロッ
クおよび連結した装置が上部の位置にあるものを示す正
面図である。
【図4】図3のものの側面図である。
【図5】本発明システムの操作の原理を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
11 ドリルブロック 12 継ぎ手リンク 13 装置ユニット 14 ドリルパイプ 15 ワゴン 16 ガイドレール 17 ワイヤ 18 トップブロック 19 油圧シリンダ 20 加圧ローラ 21 継ぎ手アーム 22 油圧シリンダ 23 プラットホームデッキ 24 デリック 25 フィンガーボード 25' フィンガーボードスロット 26 ドリルパイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E21B 19/00 - 19/22 E21B 15/00 - 15/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直なガイドレール(16)によって案内
    されるワゴン(15)上の穿孔装置ユニット(13)を
    該ガイドレール(16)に沿って移動させるために、ト
    ップブロック(18)から走っているワイヤ(17)を
    該穿孔装置ユニット(13)を連結したドリルブロック
    (11)に接続してなるデリックに関連するパイプの取
    扱いであって、該ドリルブロック(11)と該穿孔装置
    ユニット(13)用の上記ワゴン(15)の間にスキッ
    ドメカニズムとして第1の油圧シリンダ(19)を配置
    してなる、該ドリルブロック(11)をドリルパイプ
    (14)の上で中央の位置から平行に側方へ引込める駆
    動穿孔システムを有し、追加されるドリルパイプ区分を
    連結するために上記ワイヤ(17)を上記ドリルブロッ
    ク(11)と同じ方向に動くように圧力で活動させるた
    め、該トップブロック(18)の区域に設けた、第2の
    油圧シリンダ(22)と連結している加圧ローラ(2
    0)からなり、該加圧ローラ(20)が該トップブロッ
    ク(18)と継ぎ手アーム(21)によって回動自在に
    連結してなる頂部ワイヤガイド装置を有し、該頂部ワイ
    ヤガイド装置が該駆動穿孔システムと共に使用するよう
    に設計されていることを特徴とするパイプ取扱いシステ
    ムにおける標準デリックに組み入れることのできる横へ
    の引込めシステム。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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