JP2975890B2 - 文書レイアウト編集装置、文書レイアウト編集方法、記憶媒体 - Google Patents

文書レイアウト編集装置、文書レイアウト編集方法、記憶媒体

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JP2975890B2
JP2975890B2 JP8117858A JP11785896A JP2975890B2 JP 2975890 B2 JP2975890 B2 JP 2975890B2 JP 8117858 A JP8117858 A JP 8117858A JP 11785896 A JP11785896 A JP 11785896A JP 2975890 B2 JP2975890 B2 JP 2975890B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は文書レイアウト編集
装置、文書レイアウト編集方法、記憶媒体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】文書を作成する際に、その内容を正確に
伝えるには、内容そのものは勿論のこと、見た目の体裁
が整っていることが必要である。そこで、文章や図表を
紙面(またはディスプレイ画面)上に適宜配置し、美し
い体裁に整えて仕上げるレイアウト編集が重要となる。
【0003】従来、ワードプロセッサやデスクトップパ
ブリッシング(DTP)などの文書作成装置において
は、世の中に存在するレイアウト例を参考にして、使用
者自らがその経験的ノウハウと試行錯誤によってレイア
ウト編集を行っていた。そのため、レイアウト編集には
使用者の優れた感性と熟練が要求される上に、熟達した
使用者をもってしても相当な作業時間を要するという問
題があった。
【0004】近年、パーソナルコンピュータの普及に伴
い、電子メール通信、インターネット、電子出版などの
分野でレイアウト編集の重要性が増している。このよう
な分野では、レイアウト編集に熟達した使用者はむしろ
稀であり、未熟な使用者が普通である。従って、そのよ
うな未熟な使用者でも、簡単に優れたレイアウト編集を
短時間に行うことが要求されている。
【0005】ところで、レイアウト編集に未熟な使用者
にとっては、レイアウト編集済の文書に対して、それか
ら受ける印象を分析評価して的確に把握することが難し
い。つまり、レイアウト編集済の文書から受ける印象
が、「明るい」のか反対に「暗い」のか、または、「派
手」なのか反対に「地味」なのか、といったことがよく
分からないわけである。また、レイアウト編集済の文書
から受ける印象には個人差があり、世間一般の感性と使
用者の感性とが合致しない場合も多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解決するためになされたものであって、その目的は、レ
イアウト編集から受ける印象を分析評価することが可能
で、且つ、その分析評価した印象を使用者の感性に合わ
せて調整することにある。また、本発明の別の目的は、
レイアウト編集から受ける印象を分析評価することにあ
る。具体的には、そのようなレイアウト編集が可能な文
書レイアウト編集装置、文書レイアウト編集方法、その
方法をコンピュータのソフトウェアの形式で記憶した記
憶媒体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、レイアウト編集済の文書の文書構成要素に対応する
複数の印象語のレベルを選定することで、レイアウト編
集から受ける印象を分析評価し、、各印象語のレベルを
修正することで、分析評価した印象を調整することをそ
の要旨とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、レイアウト編集
を分析評価する文書の論理構造を解析して構成単位に分
割し、各構成単位の文書構成要素を解析する文書構成要
素解析部(5)と、予め設定された複数の印象語のレベ
ルによって規定される文書構成要素を格納した感性デー
タベース(6)と、感性データベースを検索し、レイア
ウト編集を分析評価する文書の文書構成要素に対応する
各印象語のレベルを選定する印象語レベル選定部(7)
と、印象語レベル選定部が選定した各印象語のレベルの
修正を受け付ける印象語修正部(8)と、印象語修正部
を介して修正指示された各印象語のレベルに従い、感性
データベースを調整する調整部(9)とを備えたことを
その要旨とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、レイアウト編集
を分析評価する文書の論理構造を解析して構成単位に分
割し、各構成単位の文書構成要素を解析する文書構成要
素解析部(5)と、文書構成要素とは、レイアウト編集
にあたり文書の各構成単位に対して設定すべき書式であ
ることと、予め設定された複数の印象語のレベルによっ
て規定される文書構成要素を格納した印象語・文書構成
要素対応辞書を備える感性データベース(6)と、印象
語とは、レイアウト編集済の文書から感じられる印象を
単純で抽象的な言語表現で一元化したものであること
と、感性データベースが備える印象語・文書構成要素対
応辞書を検索し、レイアウト編集を分析評価する文書の
文書構成要素に対応する各印象語のレベルを選定する印
象語レベル選定部(7)と、印象語レベル選定部が選定
した各印象語のレベルを表示する表示部(4)と、印象
語レベル選定部が選定した各印象語のレベルの修正を受
け付ける印象語修正部(8)と、印象語レベル選定部が
選定した各印象語のレベルと、印象語修正部を介して修
正指示された各印象語のレベルとの差分を求め、その差
分を解消するように、感性データベースの備える印象語
・文書構成要素対応辞書に設定された各印象語のレベル
を調整する調整部(9)とを備えたことをその要旨とす
る。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の文書レイアウト編集装置において、各印象語のレベル
は、その印象語に対応する各文書構成要素に使用される
カテゴリのスコアの総和に、レベル段階を正規化するた
めに予め設定された重み係数が乗じられた値であること
と、前記調整部(9)は、各印象語について、前記差分
を解消するのに影響を与える少なくとも1つ以上の文書
構成要素を求め、その求めた文書構成要素の各カテゴリ
のスコアを適宜変更することで、前記差分を解消するこ
とをその要旨とする。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項3に記載
の文書レイアウト編集装置において、各印象語のレベル
は、その印象語に対応する各文書構成要素に使用される
カテゴリのスコアの総和に、レベル段階を正規化するた
めに予め設定された重み係数が乗じられた値であること
と、前記調整部(9)は、各印象語について、前記差分
を解消するのに影響を与える少なくとも1つ以上の文書
構成要素を求め、その求めた文書構成要素の各カテゴリ
のスコアを適宜変更し、各印象語のレベルが予め設定さ
れたレベル段階に正規化されない場合には、重み係数の
値を調整して正規化することで、前記差分を解消するこ
とをその要旨とする。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項3に記載
の文書レイアウト編集装置において、各印象語のレベル
は、その印象語に対応する各文書構成要素に使用される
カテゴリのスコアの総和に、レベル段階を正規化するた
めに予め設定された重み係数が乗じられた値であること
と、前記調整部(9)は、各印象語に対応する各文書構
成要素に使用されるカテゴリのスコアは変更せず、その
スコアの総和に、前記差分に対応した所定の係数を乗じ
ることで、前記差分を解消することをその要旨とする。
【0013】請求項7に記載の発明は、レイアウト編集
を分析評価する文書の論理構造を解析して構成単位に分
割し、各構成単位の文書構成要素を解析する処理と、予
め設定された複数の印象語のレベルによって規定される
文書構成要素を格納する処理と、レイアウト編集を分析
評価する文書の文書構成要素に対応する各印象語のレベ
ルを選定する処理と、選定された各印象語のレベルの修
正を受け付ける処理と、修正指示された各印象語のレベ
ルに従い、前記した複数の印象語のレベルによって規定
される文書構成要素を格納する処理を調整する処理とを
備えたことをその要旨とする。
【0014】請求項8に記載の発明は、レイアウト編集
を分析評価する文書の論理構造を解析して構成単位に分
割し、各構成単位の文書構成要素を解析する処理と、文
書構成要素とは、レイアウト編集にあたり文書の各構成
単位に対して設定すべき書式であることと、予め設定さ
れた複数の印象語のレベルによって規定される文書構成
要素を格納した印象語・文書構成要素対応辞書を備える
処理と、印象語とは、レイアウト編集済の文書から感じ
られる印象を単純で抽象的な言語表現で一元化したもの
であることと、印象語・文書構成要素対応辞書を検索
し、レイアウト編集を分析評価する文書の文書構成要素
に対応する各印象語のレベルを選定する処理と、選定さ
れた各印象語のレベルを表示する処理と、選定された各
印象語のレベルの修正を受け付ける処理と、選定された
各印象語のレベルと、修正指示された各印象語のレベル
との差分を求め、その差分を解消するように、印象語・
文書構成要素対応辞書に設定された各印象語のレベルを
調整する処理とを備えたことをその要旨とする。
【0015】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の文書レイアウト編集方法において、各印象語のレベル
は、その印象語に対応する各文書構成要素に使用される
カテゴリのスコアの総和に、レベル段階を正規化するた
めに予め設定された重み係数が乗じられた値であること
と、前記各印象語のレベルを調整する処理は、各印象語
について、前記差分を解消するのに影響を与える少なく
とも1つ以上の文書構成要素を求め、その求めた文書構
成要素の各カテゴリのスコアを適宜変更することで、前
記差分を解消することをその要旨とする。
【0016】請求項10に記載の発明は、請求項8に記
載の文書レイアウト編集方法において、各印象語のレベ
ルは、その印象語に対応する各文書構成要素に使用され
るカテゴリのスコアの総和に、レベル段階を正規化する
ために予め設定された重み係数が乗じられた値であるこ
とと、前記各印象語のレベルを調整する処理は、各印象
語について、前記差分を解消するのに影響を与える少な
くとも1つ以上の文書構成要素を求め、その求めた文書
構成要素の各カテゴリのスコアを適宜変更し、各印象語
のレベルが予め設定されたレベル段階に正規化されない
場合には、重み係数の値を調整して正規化することで、
前記差分を解消することをその要旨とする。
【0017】請求項11に記載の発明は、請求項8に記
載の文書レイアウト編集方法において、各印象語のレベ
ルは、その印象語に対応する各文書構成要素に使用され
るカテゴリのスコアの総和に、レベル段階を正規化する
ために予め設定された重み係数が乗じられた値であるこ
とと、前記各印象語のレベルを調整する処理は、各印象
語に対応する各文書構成要素に使用されるカテゴリのス
コアは変更せず、そのスコアの総和に、前記差分に対応
した所定の係数を乗じることで、前記差分を解消するこ
とをその要旨とする。
【0018】請求項12に記載の発明は、請求項7〜1
1のいずれか1項に記載の文書レイアウト編集方法をコ
ンピュータのソフトウェアの形式で記憶したことをその
要旨とする。
【0019】請求項13に記載の発明は、レイアウト編
集済の文書の文書構成要素のカテゴリから各構成要素が
印象に与えるスコアを導出し、その導出された複数のス
コアを演算し、その演算結果に基づいて、レイアウト編
集済の文書から受ける印象を評価することをその要旨と
する。
【0020】請求項14に記載の発明は、レイアウト編
集済の文書の文書構成要素のカテゴリから各構成要素が
印象に与えるスコアを導出し、その導出された複数のス
コアを演算し、その演算結果に基づいて、レイアウト編
集済の文書から受ける印象を評価することをその要旨と
する。
【0021】請求項15に記載の発明は、請求項14に
記載の文書レイアウト編集方法をコンピュータのソフト
ウェアの形式で記憶したことをその要旨とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に従って説明する。図1に、本実施形態の文
書レイアウト編集装置1のブロック構成を示す。
【0023】文書レイアウト編集装置1は、文書入力部
2、記憶部3、表示部4、文書構成要素解析部5、感性
データベース6、文書構成要素→印象語変換部7、印象
語修正部8、印象語・文書構成要素対応辞書調整部9か
ら構成されている。
【0024】文書入力部2は、文書レイアウト編集装置
1の使用者が、外部から取り込んだレイアウト編集済の
文書を入力する。文書レイアウト編集装置1は、そのレ
イアウト編集済の文書に対して、それから受ける印象の
分析評価を行う。
【0025】記憶部3は、読み出し及び書き込みが可能
な半導体記憶装置、磁気記憶装置、光磁気記憶装置など
から構成されている。そして、記憶部3は、文書入力部
2を介して入力されたレイアウト編集済の文書(以下、
評価対象文書という)を記憶する。
【0026】表示部4は、CRTや液晶ディスプレイな
どの表示装置から構成されている。そして、表示部4
は、記憶部3に記憶されている評価対象文書、または、
文書構成要素→印象語変換部7の選定した各印象語のレ
ベル(度合い)、または、印象語修正部8を介して修正
された各印象語のレベルを表示する。
【0027】文書構成要素解析部5は、記憶部3に記憶
されている評価対象文書の論理構造を解析して構成単位
に分割し、各構成単位の文書構成要素を解析する。とこ
ろで、インデンテーションやセンタリングなどの文書整
形や、文字のフォント種やサイズなどの設定がなされて
おらず、レイアウト編集の行われていない文章のみから
成る文書は、プレイン文書(または、プレインテキス
ト、元文書、原稿文書)と呼ばれる。図2に、プレイン
文書の例を示す。
【0028】プレイン文書の論理構造を解析することに
より、プレイン文書を構成単位に分割することができ
る。ここで、文書の論理構造とは、文書の作成日、作成
部署、作成者、タイトル、サブタイトル、見出し、本文
などの構成単位(論理属性)によって組み立てられる文
書の構造のことである。図3に、図2に示すプレイン文
書の論理構造を解析した結果を示す。図4に、図3で解
析したプレイン文書の構成単位を分割した結果を示す。
【0029】レイアウト編集を行うには、文書の論理構
造を解析して構成単位に分割し、各構成単位に対して文
書構成要素を設定する必要がある。ここで、文書構成要
素とは、レイアウト編集にあたり文書の各構成単位に対
して設定すべき書式であり、具体的には、図5に示すよ
うに、文書のタイトル,見出し,本文を構成する文字の
フォント種やサイズ、タイトル,見出し,本文のそれぞ
れの間隔、紙面の上下の余白などである。尚、本明細書
においては、文書構成要素を説明語とも呼ぶ。各文書構
成要素はそれぞれ複数のカテゴリを有し、その中の1つ
のカテゴリを使用する。
【0030】プレイン文書の各構成単位については、文
書構成要素が設定されていない。逆に言えば、各構成単
位の文書構成要素が設定されていない文書がプレイン文
書である。
【0031】感性データベース6は、読み出し可能な半
導体記憶装置、磁気記憶装置、光磁気記憶装置などから
構成されている。そして、感性データベース6は、予め
設定された複数の印象語のレベルによって規定される文
書構成要素を格納している。つまり、感性データベース
6は、各印象語のレベルと文書構成要素とを対応させた
辞書(以下、印象語・文書構成要素対応辞書という)を
備えている。
【0032】ここで、印象語とは、レイアウト編集済の
文書から感じられる印象を単純で抽象的な言語表現で一
元化したものであり、例えば、「明るい(明るさ)」
「暗い」「実用的(実用性)」「非実用的」「暖かい
(暖かみ)」「冷たい」「力強い(力強さ)」「繊細」
「派手(派手さ)」「地味」「斬新(斬新性)」「古
風」などといった言葉を指す。
【0033】このような複数の印象語を用い、各印象語
について個別にそのレベルを指定することにより、レイ
アウト編集済の文書から感じられる微妙な印象までも具
体的に表現することができる。例えば、各印象語のレベ
ルが「1」〜「3」の3段階に設定されている場合、
「明るさ」のレベルを「1」、「実用性」のレベルを
「3」、「暖かみ」のレベルを「3」、「力強さ」のレ
ベルを「1」、「派手さ」のレベルを「2」、「斬新
性」のレベルを「1」といった具合に指定する。
【0034】図6に、感性データベース6が備える印象
語・文書構成要素対応辞書の例を示す。この例では、前
記した6つの印象語を用い、そのレベルを3段階に変化
させているため、その組み合わせは729(=36 )種
類になる。また、各印象語例に対してそのレベルが全て
「1」の組み合わせと、斬新性のレベルのみが「2」の
組み合わせとの違いは、タイトル修飾および見出し修飾
に使用されるカテゴリの違いだけとなっている。尚、タ
イトル修飾および見出し修飾については、図5を参照の
こと。
【0035】ところで、各印象語のレベルは対応する各
文書構成要素の関数である。つまり、任意の印象語のレ
ベルは、その印象語に対応する各文書構成要素に使用さ
れるカテゴリのスコアの総和に対応する。
【0036】具体的には、図7に示すように、「明る
さ」という印象語の文書構成要素には、タイトルフォン
ト種、タイトルサイズ、タイトル修飾などがある。そし
て、図5でも説明したように、タイトルフォント種のカ
テゴリには、明朝体、ゴシック体がある。各印象語に対
応して、各文書構成要素の各カテゴリにはそれぞれスコ
アが設定されている。例えば、「明るさ」に対応して、
タイトルフォント種の明朝体のスコアは3.5、ゴシッ
ク体のスコアは5.5に設定されている。
【0037】各文書構成要素において、どのカテゴリを
使用するかは、印象語のレベルによって決定される。例
えば、「明るさ」のレベルが「1」の場合にはタイトル
フォント種に明朝体を使用し、「明るさ」のレベルが
「3」の場合にはタイトルフォント種にゴシック体を使
用する。
【0038】そして、「明るさ」のレベルは、対応する
各文書構成要素(タイトルフォント種、タイトルサイ
ズ、タイトル修飾…)に使用されるカテゴリのスコアの
総和に対応する。
【0039】ここで、前記した6つの印象語(明るさ、
実用性、暖かみ、力強さ、派手さ、斬新性)について、
「明るさ」のレベルをLa、「実用性」のレベルをL
b、「暖かみ」のレベルをLc、「力強さ」のレベルを
Ld、「派手さ」のレベルをLe、「斬新性」のレベル
をLfと表記する。そして、各印象語のレベル(La〜
Lf)は、「1」〜「3」の3段階に設定されているも
のとする。
【0040】また、Laに対応する各文書構成要素(タ
イトルフォント種、タイトルサイズ、タイトル修飾…)
について、タイトルフォント種に使用するカテゴリのス
コアをψa(A)、タイトルサイズに使用するカテゴリのス
コアをψa(B)、タイトル修飾に使用するカテゴリのスコ
アをψa(C)といった具合に表記する。同様に、Lbに対
応するタイトルフォント種に使用するカテゴリのスコア
をψb(A)、タイトルサイズに使用するカテゴリのスコア
をψb(B)といった具合に表記する。
【0041】すると、Laは、対応する各文書構成要素
に使用されるスコアの総和(=ψa(A)+ψa(B)+ψa(C)
+…)に、そのレベルを3段階に正規化するための重み
係数Waを乗じた値になる。同様に、Lb〜Lfについ
ても、そのレベルを3段階に正規化するため、それぞれ
重み係数Wb〜Wfを設定する。
【0042】その結果、La〜Lfは式(1)〜(6)
によって表される。 La=(ψa(A)+ψa(B)+ψa(C)+…)Wa ……(1) Lb=(ψb(A)+ψb(B)+ψb(C)+…)Wb ……(2) Lc=(ψc(A)+ψc(B)+ψc(C)+…)Wc ……(3) Ld=(ψd(A)+ψd(B)+ψd(C)+…)Wd ……(4) Le=(ψe(A)+ψe(B)+ψe(C)+…)We ……(5) Lf=(ψf(A)+ψf(B)+ψf(C)+…)Wf ……(6) 文書構成要素→印象語変換部7は、文書構成要素解析部
5において解析された評価対象文書の文書構成要素を、
それぞれレベルが指定された複数の印象語に変換する。
つまり、文書構成要素→印象語変換部7は、感性データ
ベース6が備える印象語・文書構成要素対応辞書を検索
し、評価対象文書の文書構成要素に対応する各印象語の
レベルを選定する。
【0043】印象語修正部8は、文書レイアウト編集装
置1の使用者がキーボードやマウスなどの指示装置(図
示略)を用いて行った評価対象文書の分析評価の実行指
示に従い、文書構成要素→印象語変換部7の選定した評
価対象文書の文書構成要素に対応する各印象語のレベル
を表示部4に表示させる。そして、印象語修正部8は、
その表示部4の指示を見た使用者が前記指示装置を用い
て行う各印象語のレベルの修正指示を受け付ける。
【0044】印象語・文書構成要素対応辞書調整部9
は、使用者が印象語修正部8を介して修正指示した各印
象語のレベルに従い、感性データベース6の備える印象
語・文書構成要素対応辞書を調整する。
【0045】具体的には、文書構成要素→印象語変換部
7の選定した評価対象文書の文書構成要素に対応する各
印象語のレベルと、使用者が印象語修正部8を介して修
正指示した各印象語のレベルとの差分を求める。そし
て、その各印象語のレベルの差分を解消するように、感
性データベース6の備える印象語・文書構成要素対応辞
書に設定された各印象語のレベルを調整する。その調整
方法には以下の3つの方法があり、その中のいずれか1
つの方法を採用する。ここで、どの方法を採用するか
は、装置1内で予め定められている。
【0046】ここで、文書構成要素→印象語変換部7の
選定した評価対象文書の文書構成要素に対応する任意の
印象語のレベルをkと表記し、使用者が印象語修正部8
を介して修正指示した当該印象語のレベルをsと表記す
る。そして、式(1)で表される「明るさ」のレベルを
k→sへ変更する場合を例にとって説明する。
【0047】(方法1)各印象語について、前記した印
象語のレベルの差分を解消するのに影響を与える文書構
成要素を求める。具体的には、カテゴリ間のスコアの範
囲が大きな文書構成要素を少なくとも1つ以上求める。
ここで、文書構成要素をいくつ求めるかは、装置1内で
予め定められている。
【0048】図7に示す例では、「明るさ」に対応する
タイトルフォント種の各カテゴリ間のスコアの範囲は、
ゴシック体のスコア(=5.5)から明朝体のスコア
(=3.5)を差し引いた値(=5.5−3.5=2.
5)になる。また、「明るさ」に対応するタイトルサイ
ズの各カテゴリ間のスコアの範囲は、14P(ポイン
ト)のスコア(=12.0)から10Pのスコア(=−
2.4)を差し引いた値(=12.0−(−2.4)=
14.0)になる。つまり、「明るさ」のレベルの差分
を解消するのに与える影響は、タイトルフォント種より
もタイトルサイズの方が大きい。従って、「明るさ」の
レベルの差分を解消するのに影響を与える文書構成要素
を1つ求める場合には、タイトルフォント種ではなくタ
イトルサイズがその候補に上がることになる。
【0049】その求めた文書構成要素の各カテゴリのス
コアを適宜変更する。例えば、「明るさ」のレベルの差
分を解消するのに影響を与える文書構成要素として、タ
イトルサイズを求めた場合には、10Pのスコアを「−
2.4」→「1.0」、12Pのスコアを「10.5」
→「11.5」、14Pのスコアを「12.0」→「1
3.0」、16P以上のスコアを「3.5」→「5.
5」といった具合に変更する。
【0050】(方法2)上記の方法1において、スコア
の値を適宜変更した際に、各印象語のレベルが「1」〜
「3」の3段階に正規化されない場合、重み係数Wa〜
Wfの値を調整して正規化されるようにする。
【0051】(方法3)式(1)における重み係数Wa
を、式(7)に示す重み係数Wa′に変更する。
【0052】Wa′=Wa×(s/k) ……(7) つまり、任意の印象語に対応する各文書構成要素に使用
するカテゴリのスコアは変更せず、そのスコアの総和
に、前記差分に対応した所定の係数(=s/k)を乗じ
る。
【0053】次に、文書レイアウト編集装置1の動作
を、図8に示すフローチャートに従って説明する。ま
ず、ステップ(以下、Sと表記する)1において、使用
者がプレイン文書入力部2を介して入力した評価対象文
書が、記憶部3に記憶される。そして、表示部4の画面
上に、記憶部3に記憶された評価対象文書が表示され
る。
【0054】S2において、記憶部3に記憶された評価
対象文書に対し、文書構成要素解析部5によってその論
理構造が解析されて構成単位に分割され、各構成単位の
文書構成要素が解析される。
【0055】S3において、感性データベース6が備え
る印象語・文書構成要素対応辞書が文書構成要素→印象
語変換部7によって検索され、文書構成要素解析部5に
おいて解析された評価対象文書の文書構成要素に対応す
る各印象語のレベルが選定される。
【0056】S4において、使用者が指示装置を用い、
評価対象文書のレイアウト編集を分析評価する旨の実行
指示を行う。すると、文書構成要素→印象語変換部7に
よって選定された評価対象文書の文書構成要素に対応す
る各印象語とそのレベルを示す図表が、図9または図1
0に示すように、印象語修正部8によって表示部4の画
面上に表示される。尚、図9はレーダーチャートを用い
た例であり、図10はスライダを用いた例である。この
例では、「明るさ」のレベルが「1」、「実用性」のレ
ベルが「3」、「暖かみ」のレベルが「3」、「力強
さ」のレベルが「1」、「派手さ」のレベルが「2」、
「斬新性」のレベルが「1」に選定されている。その表
示部4の表示を見た使用者が指示装置を用い、各印象語
のレベルを修正指示すると、印象語修正部8によって各
印象語のレベルの修正が受け付けられる。例えば、図9
または図10に示す例では、「明るさ」のレベルを
「1」→「2」、「実用性」のレベルを「3」→「1」
といった具合に修正する。
【0057】S5において、使用者が印象語修正部8を
介して修正指示した各印象語のレベルに従い、印象語・
文書構成要素対応辞書調整部9によって感性データベー
ス6の備える印象語・文書構成要素対応辞書が調整され
る。S5における処理は、上記した方法1〜方法3にお
いて異なっている。
【0058】S5において、方法1を採用した場合の処
理内容を、図11に示すフローチャートに従ってより詳
細に説明する。S11において、文書構成要素→印象語
変換部7の選定した評価対象文書の文書構成要素に対応
する各印象語のレベルと、使用者が印象語修正部8を介
して修正指示した各印象語のレベルとの差分が求められ
る。
【0059】S12において、各印象語について、前記
差分を解消するのに影響を与える文書構成要素が少なく
とも1つ以上求められる。S13において、その求めた
文書構成要素の各カテゴリのスコアが適宜変更される。
その結果、各印象語のレベルの差分を解消するように、
感性データベース6の備える印象語・文書構成要素対応
辞書に設定された各印象語のレベルが調整される。
【0060】S5において、方法2を採用した場合の処
理内容を、図12に示すフローチャートに従ってより詳
細に説明する。尚、図12において、図11に示したフ
ローチャートと同じ処理についてはステップ番号を等し
くしてその説明を省略する。
【0061】まず、S11〜S13の処理が順次行われ
る。次に、S21において、スコアの値を適宜変更した
際に、各印象語のレベルが「1」〜「3」の3段階に正
規化されない場合、重み係数Wa〜Wfの値が調整され
て正規化される。
【0062】S5において、方法3を採用した場合の処
理内容を、図13に示すフローチャートに従ってより詳
細に説明する。S31において、各印象語に対応する各
文書構成要素の各カテゴリのスコアは変更せず、そのス
コアの総和に前記差分に対応した所定の係数が乗じられ
る。
【0063】このように、本実施形態によれば、以下の
作用および効果を得ることができる。 (1)レイアウト編集を分析評価したい文書(評価対象
文書)の文書構成要素が、文書構成要素解析部5によっ
て解析される。その解析された文書構成要素に対応し、
文書構成要素→印象語変換部7によって感性データベー
ス6が備える印象語・文書構成要素対応辞書が検索さ
れ、対応する複数の印象語のレベルが選定される。その
選定された各印象語のレベルが、印象語修正部8によっ
て表示部4に表示される。その表示を見た使用者が自ら
の感性に従い、印象語修正部8を介して各印象語のレベ
ルを個別に修正する。その修正された各印象語のレベル
に従い、印象語・文書構成要素対応辞書調整部9によっ
て感性データベース6の備える印象語・文書構成要素対
応辞書が調整される。
【0064】(2)各印象語のレベルの修正は、表示部
4の画面上に表示された各印象語を見ながら、使用者が
指示装置を用いて自由に行うことができる。ここで、各
印象語は予め設定されており、使用者はそのレベルを修
正するだけである。そのため、レイアウト編集に未熟な
使用者でも、戸惑うことなく各印象語のレベルの修正を
行うことができる。
【0065】(3)感性データベース6の備える印象語
・文書構成要素対応辞書を、使用者の感性に合わせて調
整(カスタマイズ)することができる。従って、世間一
般の感性と使用者の感性とが合致しない場合でも、使用
者にとって利用し易い感性データベース6を構築するこ
とができる。
【0066】(4)レイアウト編集に未熟な使用者で
も、表示部4に表示された評価対象文書の文書構成要素
に対応する各印象語のレベルを見ることで、評価対象文
書から受ける印象を確実に把握することができる。
【0067】(5)上記(1)〜(4)より、レイアウ
ト編集から受ける印象を分析評価した上で、その分析評
価した印象を使用者の感性に合わせて調整することがで
きる。
【0068】尚、上記実施形態は以下のように変更して
もよく、その場合でも同様の作用および効果を得ること
ができる。 (1)上記の文書レイアウト編集装置の動作を、コンピ
ュータにおけるソフトウェア処理に置き代える。
【0069】(2)文章だけでなく図表をも含む文書の
レイアウト編集に適用する。 (3)上記実施形態では、レイアウト編集済の文書を分
析評価する場合に、印象語・文書構成要素対応辞書を検
索している。しかし、レイアウト編集済の文書の文書構
成要素に使用されるカテゴリと全く同じ組み合わせが、
印象語・文書構成要素対応辞書内に存在するとは限らな
い。但し、レイアウト編集済の文書の文書構成要素に使
用されるカテゴリは決定済みであるため、図7を参照す
れば、各文書構成要素に使用されるカテゴリのスコアを
求めることができる。従って、この求めた各文書構成要
素に使用されるカテゴリのスコアを式(1)〜(6)に
代入すれば、印象語・文書構成要素対応辞書を検索する
ことなく、レイアウト編集済の各印象語のレベルを求め
ることができる。
【0070】以上、各実施形態について説明したが、各
実施形態から把握できる請求項以外の技術的思想につい
て、以下にそれらの効果と共に記載する。 (イ)請求項2〜6のいずれか1項に記載の文書レイア
ウト編集装置において、レイアウト編集を分析評価する
文書を記憶する記憶部(3)を備えた文書レイアウト編
集装置。
【0071】このようにすれば、必要な処理を行う間、
文書を確実に保持することができる。 (ロ)上記(イ)の文書レイアウト編集装置において、
記憶部(3)に記憶された文書、または、印象語レベル
選定部が選定した各印象語のレベルを表示する表示部
(4)を備えた文書レイアウト編集装置。
【0072】このようにすれば、使用者は表示部の表示
を見て確実な処理の指示を行うことができる。ところ
で、本明細書において、記憶媒体とは、読み出し及び書
き込みが可能な半導体記憶装置、磁気記憶装置の記憶媒
体、光磁気記憶装置の記憶媒体など、コンピュータのソ
フトウェアを記憶できるものならどのようなものでもよ
い。具体的には、半導体ROM、フロッピーディスク、
ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、相変化
ディスク、磁気テープなどを含むものとする。
【0073】
【発明の効果】請求項1〜6のいずれか1項に記載の発
明によれば、レイアウト編集から受ける印象を分析評価
することが可能で、且つ、その分析評価した印象を使用
者の感性に合わせて調整することが可能な文書レイアウ
ト編集装置を提供することができる。
【0074】請求項7〜11のいずれか1項に記載の発
明によれば、レイアウト編集から受ける印象を分析評価
することが可能で、且つ、その分析評価した印象を使用
者の感性に合わせて調整することが可能な文書レイアウ
ト編集方法を提供することができる。
【0075】請求項12に記載の発明によれば、レイア
ウト編集から受ける印象を分析評価することが可能で、
且つ、その分析評価した印象を使用者の感性に合わせて
調整することが可能な文書レイアウト編集方法をコンピ
ュータのソフトウェアの形式で記憶した記憶媒体を提供
することができる。
【0076】請求項13に記載の発明によれば、レイア
ウト編集から受ける印象を分析評価することが可能な文
書レイアウト編集装置を提供することができる。請求項
14に記載の発明によれば、レイアウト編集から受ける
印象を分析評価することが可能な文書レイアウト編集方
法を提供することができる。
【0077】請求項15に記載の発明によれば、レイア
ウト編集から受ける印象を分析評価することが可能な文
書レイアウト編集方法をコンピュータのソフトウェアの
形式で記憶した記憶媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のブロック構成図。
【図2】一実施形態の作用を説明するための説明図。
【図3】一実施形態の作用を説明するための説明図。
【図4】一実施形態の作用を説明するための説明図。
【図5】一実施形態の作用を説明するための説明図。
【図6】一実施形態の作用を説明するための説明図。
【図7】一実施形態の作用を説明するための説明図。
【図8】一実施形態のフローチャート。
【図9】一実施形態の作用を説明するための説明図。
【図10】一実施形態の作用を説明するための説明図。
【図11】一実施形態のフローチャート。
【図12】一実施形態のフローチャート。
【図13】一実施形態のフローチャート。
【符号の説明】
4…表示部 5…文書構成要素解析部 6…感性データベース 7…印象語レベル選定部としての文書構成要素→印象語
変換部 8…印象語修正部 9…調整部としての印象語・文書構成要素対応辞書調整
フロントページの続き (72)発明者 武村 浩司 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機 株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−169660(JP,A) 特開 平4−14170(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 17/21 - 17/27

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レイアウト編集を分析評価する文書の論
    理構造を解析して構成単位に分割し、各構成単位の文書
    構成要素を解析する文書構成要素解析部(5)と、 予め設定された印象語のレベルによって規定される文書
    構成要素を格納した印象語・文書構成要素対応辞書を備
    える感性データベース(6)と、 感性データベースが備える印象語・文書構成要素対応辞
    書を検索し、レイアウト編集を分析評価する文書の文書
    構成要素に対応する各印象語のレベルを選定する印象語
    レベル選定部(7)と、 印象語レベル選定部が選定した印象語のレベルを表示す
    る表示部(4)と、 印象語レベル選定部が選定した印象語のレベルの修正を
    受け付ける印象語修正部(8)と、 印象語レベル選定部が選定した印象語のレベルと、印象
    語修正部を介して修正指示された印象語のレベルとの差
    分を求め、その差分を解消するように、感性データベー
    スの備える印象語・文書構成要素対応辞書に設定された
    印象語のレベルを調整する調整部(9)とを備え、 前記印象語のレベルは、その印象語に対応する各文書構
    成要素に使用されるカテゴリのスコアの総和に、レベル
    段階を正規化するために予め設定された重み係数が乗じ
    られた値であることと、 前記調整部(9)は、印象語について、前記差分を解消
    するのに影響を与える少なくとも1つ以上の文書構成要
    素を求め、その求めた文書構成要素の各カテゴリのスコ
    アを適宜変更することで、前記差分を解消する文書レイ
    アウト編集装置。
  2. 【請求項2】 レイアウト編集を分析評価する文書の論
    理構造を解析して構成単位に分割し、各構成単位の文書
    構成要素を解析する文書構成要素解析部(5)と、 予め設定された印象語のレベルによって規定される文書
    構成要素を格納した印象語・文書構成要素対応辞書を備
    える感性データベース(6)と、 感性データベースが備える印象語・文書構成要素対応辞
    書を検索し、レイアウト編集を分析評価する文書の文書
    構成要素に対応する各印象語のレベルを選定する印象語
    レベル選定部(7)と、 印象語レベル選定部が選定した印象語のレベルを表示す
    る表示部(4)と、 印象語レベル選定部が選定した印象語のレベルの修正を
    受け付ける印象語修正部(8)と、 印象語レベル選定部が選定した印象語のレベルと、印象
    語修正部を介して修正指示された印象語のレベルとの差
    分を求め、その差分を解消するように、感性データベー
    スの備える印象語・文書構成要素対応辞書に設定された
    印象語のレベルを調整する調整部(9)とを備え、 印象語のレベルは、その印象語に対応する各文書構成要
    素に使用されるカテゴリのスコアの総和に、レベル段階
    を正規化するために予め設定された重み係数が乗じられ
    た値であることと、 前記調整部(9)は、印象語について、前記差分を解消
    するのに影響を与える少なくとも1つ以上の文書構成要
    素を求め、その求めた文書構成要素の各カテゴリのスコ
    アを適宜変更し、印象語のレベルが予め設定されたレベ
    ル段階に正規化されない場合には、重み係数の値を調整
    して正規化することで、前記差分を解消する文書レイア
    ウト編集装置。
  3. 【請求項3】 レイアウト編集を分析評価する文書の論
    理構造を解析して構成単位に分割し、各構成単位の文書
    構成要素を解析する文書構成要素解析部(5)と、 予め設定された印象語のレベルによって規定される文書
    構成要素を格納した印象語・文書構成要素対応辞書を備
    える感性データベース(6)と、 感性データベースが備える印象語・文書構成要素対応辞
    書を検索し、レイアウト編集を分析評価する文書の文書
    構成要素に対応する各印象語のレベルを選定する印象語
    レベル選定部(7)と、 印象語レベル選定部が選定した印象語のレベルを表示す
    る表示部(4)と、 印象語レベル選定部が選定した印象語のレベルの修正を
    受け付ける印象語修正部(8)と、 印象語レベル選定部が選定した印象語のレベルと、印象
    語修正部を介して修正指示された印象語のレベルとの差
    分を求め、その差分を解消するように、感性データベー
    スの備える印象語・文書構成要素対応辞書に設定された
    印象語のレベルを調整する調整部(9)とを備え、 印象語のレベルは、その印象語に対応する各文書構成要
    素に使用されるカテゴリのスコアの総和に、レベル段階
    を正規化するために予め設定された重み係数が乗じられ
    た値であることと、 前記調整部(9)は、前記印象語に対応する各文書構成
    要素に使用されるカテゴリのスコアは変更せず、そのス
    コアの総和に、前記差分に対応した所定の係数を乗じる
    ことで、前記差分を解消する文書レイアウト編集装置。
  4. 【請求項4】 予め設定された印象語のレベルによって
    単位文書中の各構成単位毎に規定される文書構成要素を
    格納した印象語・文書構成要素対応辞書を備え、ユーザ
    が前記印象語のレベルを指定することにより該当する文
    書構成要素を前記印象語・文書構成要素対応辞書から検
    索し、この文書構成要素に基づいて文書のレイアウトを
    編集する文書レイアウト編集方法であって、 レイアウト編集を分析評価する文書の論理構造を解析し
    て構成単位に分割し、各構成単位の文書構成要素を解析
    する処理と、文書構成要素とは、レイアウト編集にあた
    り文書の各構成単位に対して設定すべき書式であること
    と、 前記印象語・文書構成要素対応辞書を検索し、レイアウ
    ト編集を分析評価する文書の文書構成要素に対応する印
    象語のレベルを選定する処理と、 選定された印象語のレベルを表示する処理と、 選定された印象語のレベルの修正を受け付ける処理と、 選定された印象語のレベルと、修正指示された印象語の
    レベルとの差分を求め、その差分を解消するように、印
    象語・文書構成要素対応辞書に設定された各印象語のレ
    ベルを調整する処理とを備え、 前記印象語のレベルは、その印象語に対応する各文書構
    成要素に使用されるカテゴリのスコアの総和に、レベル
    段階を正規化するために予め設定された重み係数が乗じ
    られた値であることと、 前記印象語のレベルを調整する処理は、その印象語につ
    いて、前記差分を解消するのに影響を与える少なくとも
    1つ以上の文書構成要素を求め、その求めた文書構成要
    素の各カテゴリのスコアを適宜変更することで、前記差
    分を解消する文書レイアウト編集方法。
  5. 【請求項5】 予め設定された印象語のレベルによって
    単位文書中の各構成単位毎に規定される文書構成要素を
    格納した印象語・文書構成要素対応辞書を備え、ユーザ
    が前記印象語のレベルを指定することにより該当する文
    書構成要素を前記印象語・文書構成要素対応辞書から検
    索し、この文書構成要素に基づいて文書のレイアウトを
    編集する文書レイアウト編集方法であって、 レイアウト編集を分析評価する文書の論理構造を解析し
    て構成単位に分割し、各構成単位の文書構成要素を解析
    する処理と、文書構成要素とは、レイアウト編集にあた
    り文書の各構成単位に対して設定すべき書式であること
    と、 前記印象語・文書構成要素対応辞書を検索し、レイアウ
    ト編集を分析評価する文書の文書構成要素に対応する印
    象語のレベルを選定する処理と、 選定された印象語のレベルを表示する処理と、 選定された印象語のレベルの修正を受け付ける処理と、 選定された印象語のレベルと、修正指示された印象語の
    レベルとの差分を求め、その差分を解消するように、印
    象語・文書構成要素対応辞書に設定された各印象語のレ
    ベルを調整する処理とを備え、 印象語のレベルは、その印象語に対応する各文書構成要
    素に使用されるカテゴリのスコアの総和に、レベル段階
    を正規化するために予め設定された重み係数が乗じられ
    た値であることと、 前記印象語のレベルを調整する処理は、その印象語につ
    いて、前記差分を解消するのに影響を与える少なくとも
    1つ以上の文書構成要素を求め、その求めた文書構成要
    素の各カテゴリのスコアを適宜変更し、当該印象語のレ
    ベルが予め設定されたレベル段階に正規化されない場合
    には、重み係数の値を調整して正規化することで、前記
    差分を解消する文書レイアウト編集方法。
  6. 【請求項6】 予め設定された印象語のレベルによって
    単位文書中の各構成単位毎に規定される文書構成要素を
    格納した印象語・文書構成要素対応辞書を備え、ユーザ
    が前記印象語のレベルを指定することにより該当する文
    書構成要素を前記印象語・文書構成要素対応辞書から検
    索し、この文書構成要素に基づいて文書のレイアウトを
    編集する文書レイアウト編集方法であって、 レイアウト編集を分析評価する文書の論理構造を解析し
    て構成単位に分割し、各構成単位の文書構成要素を解析
    する処理と、文書構成要素とは、レイアウト編集にあた
    り文書の各構成単位に対して設定すべき書式であること
    と、 前記印象語・文書構成要素対応辞書を検索し、レイアウ
    ト編集を分析評価する文書の文書構成要素に対応する印
    象語のレベルを選定する処理と、 選定された印象語のレベルを表示する処理と、 選定された印象語のレベルの修正を受け付ける処理と、 選定された印象語のレベルと、修正指示された印象語の
    レベルとの差分を求め、その差分を解消するように、印
    象語・文書構成要素対応辞書に設定された各印象語のレ
    ベルを調整する処理とを備え、 印象語のレベルは、その印象語に対応する各文書構成要
    素に使用されるカテゴリのスコアの総和に、レベル段階
    を正規化するために予め設定された重み係数が乗じられ
    た値であることと、 前記印象語のレベルを調整する処理は、その印象語に対
    応する各文書構成要素に使用されるカテゴリのスコアは
    変更せず、そのスコアの総和に、前記差分に対応した所
    定の係数を乗じることで、前記差分を解消する文書レイ
    アウト編集方法。
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