JP2974755B2 - 包装容器 - Google Patents

包装容器

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JP2974755B2
JP2974755B2 JP30331590A JP30331590A JP2974755B2 JP 2974755 B2 JP2974755 B2 JP 2974755B2 JP 30331590 A JP30331590 A JP 30331590A JP 30331590 A JP30331590 A JP 30331590A JP 2974755 B2 JP2974755 B2 JP 2974755B2
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隆俊 四十宮
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B27/00Layered products comprising a layer of synthetic resin
    • B32B27/36Layered products comprising a layer of synthetic resin comprising polyesters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2577/00Packages formed by enclosing articles or materials in preformed containers, e.g. boxes, cartons, sacks, bags
    • B65D2577/10Container closures formed after filling
    • B65D2577/20Container closures formed after filling by applying separate lids or covers
    • B65D2577/2025Multi-layered container, e.g. laminated, coated

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  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、内部に果実等を収納する包装容器に係り、
とりわけ果実等の鮮度を維持することができ、かつ透明
性および耐熱性に優れた包装容器に関する。
(従来の技術) 従来、上端開口にフランジ部を有するプラスチック製
容器本体と、フランジ部にヒートシールされる蓋材とか
らなり、内部に果物とゼリー液等が充填された包装容器
が知られている。
果物とゼリー液等が内部に充填された包装容器は、そ
の後衛生上および保存性の点から殺菌処理される。
(発明が解決しようとする課題) 上述のように、プラスチック製容器本体と蓋材とから
なり、内部に果実等が充填された包装容器は、その後殺
菌処理されるが、この殺菌処理としては一般に熱水を用
いたボイル処理が考えられている。このため包装容器と
しては、ボイル処理に耐える所定の耐熱性が要求され
る。
また、従来からこの包装容器について、内部が良く見
えるよう全体として透明性を有するものが求められてい
る。
ところで、容器本体のうち内部に果実等を収納する容
器本体は、プラスチック製の積層材を熱成形して作成さ
れる。しかしながら、この容器本体について耐熱性およ
び透明性に優れた技術は未だ確実していないのが実情で
ある。
またポリプロピレン容器では、樹脂臭やフレーバーの
吸着が問題となっており、保香性の良い容器が望まし
い。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであ
り、プラスチック製容器本体の耐熱性および透明性を向
上させ、ひいては容器全体の耐熱性および透明性の向上
を図ることができ、フレーバー保香性の良い包装容器を
提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、上端開口にフランジ部を有するプラスチッ
ク製容器本体と、前記フランジ部にヒートシールされる
蓋材とからなる包装容器において、前記容器本体は内側
に配置されたポリエチレンテレフタレートとポリアリレ
ートとのブレンド層と、中間に配置されたポリエチレン
テレフタレート層と、外側に配置されたポリエチレンテ
レフタレートとポリアリレートとのブレンド層のみから
なる3層構造積層材から構成され、前記ブレンド層は前
記積層材のうち20重量%以上を占め、また前記ブレンド
層は30重量%のポリアリレートを有していることを特徴
とする包装容器である。
(作 用) 本発明によれば、容器本体の内側にポリエチレンテレ
フタレートとポリアリレートとのブレンド層が設けられ
ており、このブレンド層はポリアリレートにより耐熱性
が優れているため、容器本体内に果実等の内容物を確実
にホット充てんすることができる。また容器本体の外側
に耐熱性を有するブレンド層を設けたことにより、容器
本体に対して安定したボイル処理を行なうことができ
る。また、容器本体は、内側のポリエチレンテレフタレ
ート層と、外側のポリエチレンテレフタレートとポリア
リレートとのブレンド層のみからなる3層構造の積層材
からなっており、各層は共通するポリエチレンテレフタ
レートを含むため各層間の接着性を高めることができ
る。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。
第1図乃至第3a図および第3b図は本発明による包装容
器の一実施例を示す図である。
第1図に示すように、包装容器1は内部に果実4とゼ
リー液5が収納されたプラスチック製容器本体2と、容
器本体2のフランジ部2bにヒートシールされた蓋材3と
からなっている。
このうち容器本体2は、第2a図に示すように、容器胴
部2aと、容器胴部2aの上端開口周縁に設けられたフラン
ジ部2bとからなっている。
一方、蓋材3は第2b図に示すように、容器本体2のフ
ランジ部2bにヒートシールされるヒートシール部3bと、
容器胴部2aの開口を覆う落し蓋部3aとからなっている。
蓋材3は、第3b図に示すように、延伸ナイロン(ON)
層16/エチレン・ビニルアルコール共重合体(EVOH)層1
7/シーラント層18からなるガスバリヤ性の積層材15から
構成されている。この蓋材3はシーラント層18を容器本
体2のフランジ部2b側に向けてヒートシールされるよう
になっている。
次に容器本体2について詳述する。
容器本体2は第3a図に示すようにポリエチレンテレフ
タレート(PET)とポリアリレート(PAR)とのブレンド
層11/ポリエチレンテレフタレート(PET)層12/ポリエ
チレンテレフタレート(PET)とポリアリレート(PAR)
とのブレンド層13からなる積層材10を熱成形して作成さ
れる。
容器本体2を作成する積層材10のうち、ブレンド層1
1,13はポリエチレンテレフタレートとポリアリレートと
をブレンドしたものである。このブレンド層11,13は積
層材10のうち20重量%以上を占めている。
すなわちブレンド層11,13は積層材10中に何層あって
もよいが、ブレンド層11,13の総重量は積層材10の全体
重量に対して20%以上となっている。
また、各ブレンド層11,13は30重量%以上のポリアリ
レートを有している。
次に包装容器1の製造方法について説明する。
まず、容器本体2を上述の層構成の積層材10から作成
する。すなわち、上述の層構成の積層材10を例えば125
℃〜135℃まで加熱し、加熱された積層材10を成形金型
により真空・圧空成形してフランジ部2bを有する容器本
体2を作成する。
同様にして蓋材3を上述の積層材15を熱成形して作成
する。
次に容器本体2内に果実4とゼリー液5とを充填し、
容器本体2のフランジ部2bに蓋材3のヒートシール部3b
をヒートシールすることにより包装容器1が得られる。
このようにして得られた包装容器1は、その後熱水で
ボイル処理が施される。
本実施例によれば、容器本体を構成する積層材10が、
耐熱性をもったポリアリレートを含有するブレンド層1
1,13を有しているので、容器本体2の耐熱性を向上させ
ることができる。このため、果実等を確実にホット充填
できるとともに、安定したボイル処理を行なうことがで
きる。また、容器本体2を構成する積層材10に含有され
たポリエチレンテレフタレートおよびポリアリレート
は、いずれも透明性を有しているので、容器本体2全体
の透明性を向上させ、果実等をきれいな状態で外部に表
わすことができる。また容器本体2を構成する積層材10
に含有されたポリアリレートは、紫外線バリヤ性に優れ
ているので、紫外線によって果実等が劣化することはな
く、ポリエチレンテレフタレートおよびポリアリレート
はポリエステル系樹脂であり、ポリプロピレン等のポリ
オレフィン系樹脂に比べて樹脂臭、フレーバー吸着が少
なく、保香性に優れ、果実製品に有効である。さらにポ
リエチレンテレフタレートおよびポリアリレートは耐寒
特性に優れているので、包装容器1全体の耐寒特性を向
上させることができる。また、容器本体2を構成する積
層材10はガスバリヤ性をもつポリエチレンテレフタレー
ト層12を有しているので、酸素ガス等による内容物の劣
化を防止することができる。さらにブレンド層とポリエ
チレンテレフタレート層は、いずれもポリエチレンテレ
フタレートを含有しているので、ブレンド層とポリエチ
レンテレフタレート層はなじみが良好であり、両者の間
に接着剤を必要としない。
具体例 以下、本発明の具体例について説明する。
容器本体2を作成する積層体10として、次の積層材10
を用いた。
i ブレンド層10重量%(ユニチカ(株)製U−8000)
/ポリエチレンテレフタレート層80重量%(NEH−306
0)/ブレンド層10重量%(ユニチカ(株)製U−800
0)からなる0.8mm厚の積層材(i)、 ii ブレンド層15重量%(ユニチカ(株)製のU−800
0)/ポリエチレンテレフタレート層70重量%(NEH−30
60)/ブレンド層15重量%(ユニチカ(株)製U−800
0)からなる0.8mm厚の積層材(ii)、 すなわち、積層材(i)のブレンド層は積層材全体の
20重量%を占め、積層材(ii)のブレンド層は積層材全
体の30重量%を占めている。
また、上記ブレンド層はポリエチレンテレフタレート
とポリアリレートをブレンドしたものであり、ポリアリ
レートの重量%はブレンド層中30%以上となっている。
上述の2種類の積層材(i)および(ii)を用いて外
径71m/m、内径62m/m、高さ25m/mの容器本体を作成し、
この容器本体内に果実およびゼリー液を85℃でホット充
填した。その後容器本体のフランジ部に蓋材をヒートシ
ールして包装容器を製造し、この包装容器を80℃、85
℃、および90℃の温度でボイル処理した。その後この包
装容器について、酸素透過度、水蒸気透過度、および外
観検査を行なった。その結果を、以下の表1に示す。
なお、酸素透過度はいずれも場合も、0.05cc/個・24h
rs・atmであった。
また水蒸気透過度はいずれの場合も、0.014g/個であ
った。
次に比較のため、積層材中のブレンド層の重量%およ
びブレンド層中のポリアリレート重量%を変化させた積
層材を用いて包装容器を作成した。次にこれらの包装容
器についてボイル処理した後、外観検査を行なった。そ
の結果を表−2に示す。
上記表において、 ○…容器本体の変形および白化無 △…容器本体の白化有 ×…容器本体の変形および白化有 をそれぞれ示す。
〔発明の効果〕
しかして本願発明によれば、容器本体の内側にポリエ
チレンテレフタレートとポリアリレートとのブレンド層
が設けられており、このブレンド層はポリアリレートに
より耐熱性が優れているため、容器本体内に果実等の内
容物を確実にホット充てんすることができる。また容器
本体の外側に耐熱性を有するブレンド層を設けたことに
より、容器本体に対して安定したボイル処理を行なうこ
とができる。また、容器本体の透明性を向上させること
ができるので、内容物をきれいな状態で外部に表わすこ
とができ、さらに紫外線バリヤ性があり、フレーバ保存
性が良く、ガスバリヤ性が良いので、内容物の劣化を確
実に防止することができる。また、容器本体は、内側の
ポリエチレンテレフタレートとポリアリレートとのブレ
ンド層と、中間のポリエチレンテレフタレート層と、外
側のポリエチレンテレフタレートとポリアリレートとの
ブレンド層のみからなる3層構造の積層材からなってお
り、各層は共通するポリエチレンテレフタレートを含む
ため各層間の接着性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による包装容器の一実施例を示す側断面
図であり、第2a図は包装容器の容器本体を示す斜視図で
あり、第2b図は容器本体を密封する蓋材を示す斜視図で
あり、第3a図および第3b図は容器本体および蓋材の積層
材をそれぞれ示す側断面図である。 1……包装容器、2……容器本体、2a……容器胴部、2b
……フランジ部、3……蓋材、4……果実、5……ゼリ
ー液、10……積層材、11……ブレンド層、12……ポリエ
チレンテレフタレート層、13……ブレンド層。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 77/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上端開口にフランジ部を有するプラスチッ
    ク製容器本体と、前記フランジ部にヒートシールされる
    蓋材とからなる包装容器において、前記容器本体は内側
    に配置されたポリエチレンテレフタレートとポリアリレ
    ートとのブレンド層と、中間に配置されたポリエチレン
    テレフタレート層と、外側に配置されたポリエチレンテ
    レフタレートとポリアリレートとのブレンド層のみから
    なる3層構造の積層材から構成され、前記ブレンド層は
    前記積層材のうち20重量%以上を占め、また前記ブレン
    ド層は30重量%のポリアリレートを有していることを特
    徴とする包装容器。
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