JP2968476B2 - 特定車両検出装置 - Google Patents

特定車両検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緊急手配車両や盗
難車両の割り出し等のために使用する特定車両検出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】緊急手配車両や盗難車両の割り出し等の
ために使用するこの種の特定車両検出装置は、道路上を
走行中の車両を逐次撮像してそのナンバ・プレートの読
み出し等から特定車両の検出を行っているが、緊急手配
車両の特定等のためには機動性が要求されるため車両に
搭載して移動できる装置でなければならない。また、手
配車両や盗難車両等に対しては逃亡を未然に防止する必
要性から秘匿性が要求される。
【0003】図4は、従来のこの種の特定車両検出装置
を説明するための図であり、図において、40はその後
部に特定車両検出装置を搭載し路肩に停車した検出用車
両、41はその撮像範囲、42a,42bは検出対象と
なる道路上を走行中の被検出車両である。図5は、検出
用車両40の後部の一部を示す図であり、図において、
50はCCDカメラ、51は赤外線(IR)ストロボ、
52はストロボの照射範囲、53は画像処理認識装置、
54は電源装置である。
【0004】従来のこの種の特定車両検出装置は、図
4,図5に示すように、後部に装置を搭載した検出用車
両40を路肩に停車させ、後部ウインドウを介してCC
Dカメラ50およびストロボ51を道路走行方向後方に
照準して設置し、例えば、1/60sec の間隔でストロ
ボ21を発光させて、この間隔で被検出車両42の前方
の画像の流し撮りを行う。すなわち図6の動作ステップ
に示すように、ステップS61でストロボ21の発光間
隔1/60sec 毎に連続して画像を撮像し、取り込んだ
画像を順次画像処理認識装置53へ送り、この画像処理
認識装置53で、例えば動画像のみを抽出するアルゴリ
ズムを用いて、先ず各画像から車両映像の抽出を行う
(ステップS62)。
【0005】次のステップS63では、抽出した個々の
車両映像を一定の大きさに拡大する。すなわち、ステッ
プS61で所定間隔毎の流し撮りを行っているので、各
画像には、例えば車両が既に通過してしまっていて全く
車両映像のない画像,車両映像が小さく映っている画
像,それぞれ大きさの異なる複数台の車両映像が映って
いる画像等が混在することになり、このままでは車両ナ
ンバの読み取りが適切に行えない。従って車両抽出処理
および抽出した車両映像の大きさの均一化処理を行い、
次のステップ64で、例えば数字,文字のみを抽出する
アルゴリズムを用いて抽出した各車両映像からそれぞれ
ナンバ・プレートに記載されている車両ナンバ(ナンバ
・プレートに表記されている数字のみならず文字を含む
概念をいう)を読み取る。また、上述のようにステップ
S61では所定間隔毎の流し撮りを行っているので、例
えば渋滞が発生し車両の進行速度が遅いような場合に
は、1つの同じ車両の映像が複数の画像で撮像されてし
まい、重複した車両ナンバが読み出される場合がある。
従って次のステップS65では重複するナンバを1つに
統一し、次のステップS66で順次読み出されてくる車
両ナンバが予め入力されている緊急手配車両や盗難車両
のナンバであるか否かを照合する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の特
定車両検出装置は、IRストロボを連続的に発光させこ
の発光間隔で車両の前方を流し撮りしながら順次画像を
撮像して行く構成のため、撮像時に車両の運転者等に気
付かれる機会が多く秘匿性に欠けるという問題がある。
周知のようにIRストロボは近赤外等の可視光線の発光
を伴い、且つ流し撮りを行うために車両位置がバラバラ
になる関係上、広い画角で撮像を行う必要があり、スト
ロボの照射範囲も図5の52に示すように広く取る必要
があるため、車両前方からのストロボ照射によって車両
の運転者等に気付かれてしまう。従って秘匿性を向上さ
せるために後部ウインドウに黒色フィルムを貼る等の対
策を講じているが、このようにしても車両前方からの照
射なので気付かれる機会が多く、且つ検出用車両の運転
時にはこの黒色フィルムが後方確認の妨げになる。
【0007】また従来の装置は、所定間隔ごとの流し撮
りのため、上述のように必ずしも的確なタイミングで車
両映像を取らえることができず、従って各画像から車両
映像を抽出する動作が必要になり、抽出した車両映像の
大きさを揃えてから車両ナンバの読み取りを行う必要が
あるため複雑なアルゴリズムを用いたソフトウェア処理
が必要で、ソフトウェアによる処理量が多く処理速度も
遅くなる等の問題点があった。
【0008】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、秘匿性を向上させながら常時最適な
タイミングで車両映像を撮像することで、画像処理の大
幅な簡略化が図れる特定車両検出装置を提供することを
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる特定車両
検出装置は、路肩に停止させた検出用車両の脇を被検出
車両が通過して行って予め定める地点に達した時に当該
被検出車両の後方から1車両ごとに1枚の画像を撮像す
るために、道路上の走行方向前方に向けて赤外線(近赤
外線その他の光線を含む)パスルビームを送受光し、送
受光パルスの位相差を測定することによって検出できる
上記予め定める地点を被検出車両が通過した瞬間を情報
として出力する撮像タイミング検出装置、側面ウインド
ウを介して道路上の走行方向前方に向けて照準させるべ
く、上記検出用車両の側面ウインドウ近傍に上記撮像タ
イミング検出装置,上記赤外線ストロボおよびビデオカ
メラを設置する手段、上記撮像タイミング検出装置から
の情報により上記赤外線ストロボを発光させて上記ビデ
オカメラで撮像を行う手段を備えたことを特徴とする。
【0010】また、撮像タイミング検出装置の検出距離
を変更して上記予め定める地点を変更した場合、この撮
像タイミング検出装置からの情報により赤外線ストロボ
の照射角およびビデオカメラの画角を自動変更する手段
を備えたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態を説明す
るための図であり、図において、図4と同一符号は同一
部分を示し、10はその後部に本実施形態に係わる特定
車両検出装置を搭載し路肩に停車した検出用車両、11
はその撮像範囲、12は最適な撮像タイミングを検出す
るための検出ビームである。図2は、検出用車両10の
後部の一部を示す図であり、図において、20はCCD
カメラ、21は赤外線(IR)ストロボ、22は画像処
理認識装置、23は電源装置、24は検出ビーム12を
出力する撮像タイミング検出装置である。なお、撮像タ
イミング検出装置24の設置場所は、図2に示すよう
に、CCDカメラ20やIRストロボ21と一緒である
必要はなく、例えば車両先端部に設置することとしても
良い。
【0012】本実施形態に係わる特定車両検出装置は、
図1,図2に示すように、検出対象車両42の後方を最
適なタイミングで1車両につき1画像だけ撮像する。一
般的に車両を撮像して車両ナンバを映像から読み取ろう
とする場合、車両後方から撮像する方が車両前方から撮
像するよりも読み取りにくい画像しか撮像できない。こ
のため本実施形態に係わる特定車両検出装置は、撮像タ
イミングを制御する撮像タイミング検出装置24を設け
て、検出対象車両42の後方を最適なタイミングで1車
両につき1画像だけ撮像することとする。
【0013】この撮像タイミイング検出装置24の基本
原理は、本願出願人と同一出願人に係わる本願と同一出
願日に出願された特許出願「移動体検出装置」において
詳細に開示しているが、赤外線(近赤外線その他の光線
を含む)パルスビーム(図1,図2で言えば検出ビーム
12)を送光し、反射物体に当たった反射ビームを受光
した場合、反射物体の存在および送受光パルスの位相差
により当該反射物体の位置(当該反射物体までの距離)
情報が得られるように構成されたものであり、従って反
射物体が車両などの移動体の場合、所望の位置(距離)
に距離に対応した検出レベルを設定することで、当該移
動体がこの地点を通過する瞬間のタイミングを出力する
ことができ、また反射光強度を利用した検出を行ってい
ないでので検出精度が高く、検出範囲の設定や設置場所
の自由度が高いという特徴を有する。
【0014】次に本実施形態の動作について図3の動作
ステップを用いて説明する。上述のように撮像タイミン
グ検出装置24で、予め定める検出地点の車両通過が検
出されると(ステップS31)、この検出情報がCCD
カメラ20およびストロボ21に入力されてストロボ2
1が発光し、その時の画像が撮像される(ステップS3
2)。本実施形態の装置は、このように車両が予め定め
る検出地点を通過した瞬間に撮像を行うので、1車両毎
に1枚の画像の撮像で済み、流し撮りを行う従来の装置
に比べて処理すべき画像の数を減らせることができる。
また、撮像およびストロボの発光は、各車両毎に1回ず
つ検出車両42の後方から行えば良く、さらに撮像位置
を最適タイミング位置に設定できるため、画角やストロ
ボ照射範囲は狭くでき、車両の運転者等に気付かれる恐
れが少なくなり、秘匿性を向上させることができる。
【0015】次のステップS33では、撮像された画像
から直ぐに車両ナンバを読み取り、次のステップS34
では順次読み出されてくる車両ナンバが、予め入力され
ている緊急手配車両や盗難車両のナンバであるか否かを
照合する。すなわち画角が狭く且つ画像内の車両映像倍
率が同じであり、且つ軽自動車やオートバイ等を除く一
般車両のナンバ・プレートの大きさは同じなので、車両
映像の拡大等の処理動作が不要となり、且つ同じ車両が
複数枚の画像に撮像されることもないので、そのまま車
両ナンバの読み出しが可能となる。これにより従来の装
置で必要であった、図6の処理ステップS62,S63
およびS65を省略することができ、処理速度を向上さ
せることができると共に、従来の装置では必要であった
画像からそれぞれ大きさの異なる車両映像だけを適切に
抽出する等の複雑なアルゴリズムを用いた画像処理を行
う必要がなくなる。
【0016】なお、撮像タイミング検出装置24の検出
レベルを変更して他の位置(距離)に撮像タイミングを
設定することは容易に行えることは言うまでもなく、こ
の場合、CCDカメラ20の画角およびストロボ21の
照射角を変更する必要があるが、この場合撮像タイミン
グ検出装置24の検出レベルの変更に連動して自動的に
ズーミングを行う装置としても良い。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明の特定車両検
出装置は、秘匿性を向上させながら常時最適なタイミン
グで車両映像を撮像して特定車両の検出が行え、画像処
理動作ステップおよび必要なソフトウェアの大幅な簡略
化が図れる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を説明するための図であ
る。
【図2】本実施形態の装置構成例を説明するための図で
ある。
【図3】本実施形態の動作ステップを説明するための図
である。
【図4】従来のこの種の装置を説明するための図であ
る。
【図5】従来の装置の構成例を説明するための図であ
る。
【図6】従来の装置の動作ステップを説明するための図
である。
【符号の説明】 10 検出用車両 11 撮像範囲 12 検出ビーム 20 CCDカメラ 21 赤外線(IR)ストロボ 22 画像処理認識装置 23 電源装置 24 撮像タイミング検出装置 42 被検出車両
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08G 1/00 - 1/16 G06T 1/00 H04N 7/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、当該車両の運転者等に気付
    かれないように走行車両(以下、被検出車両という)を
    撮像するための赤外線ストロボおよびビデオカメラと、
    撮像した画像の画像処理を行って当該被検出車両のナン
    バ・プレートに表記された数字,文字を認識し予め入力
    されている数字,文字との照合を行う画像処理認識装置
    とから構成された装置を、検出用車両に搭載した特定車
    両検出装置において、 路肩に停止させた検出用車両の脇を被検出車両が通過し
    て行って予め定める地点に達した時に当該被検出車両の
    後方から1車両ごとに1枚の画像を撮像するために、 道路上の走行方向前方に向けて赤外線(近赤外線その他
    の光線を含む)パスルビームを送受光し、送受光パルス
    の位相差を測定することによって検出できる上記予め定
    める地点を被検出車両が通過した瞬間を情報として出力
    する撮像タイミング検出装置、 側面ウインドウを介して道路上の走行方向前方に向けて
    照準させるべく、上記検出用車両の側面ウインドウ近傍
    に上記撮像タイミング検出装置,上記赤外線ストロボお
    よびビデオカメラを設置する手段、 上記撮像タイミング検出装置からの情報により上記赤外
    線ストロボを発光させて上記ビデオカメラで撮像を行う
    手段、 を備えたことを特徴とする特定車両検出装置。
  2. 【請求項2】 上記撮像タイミング検出装置の検出距離
    を変更して上記予め定める地点を変更した場合、この撮
    像タイミング検出装置からの情報により上記赤外線スト
    ロボの照射角および上記ビデオカメラの画角を自動変更
    する手段、 を備えたことを特徴とする請求項第1項記載の特定車両
    検出装置。
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