JP2968226B2 - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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JP2968226B2
JP2968226B2 JP4049297A JP4049297A JP2968226B2 JP 2968226 B2 JP2968226 B2 JP 2968226B2 JP 4049297 A JP4049297 A JP 4049297A JP 4049297 A JP4049297 A JP 4049297A JP 2968226 B2 JP2968226 B2 JP 2968226B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電磁弁に関し、特に
永久磁石が弁体に設けられた電磁弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電磁弁としては実開昭60−75
780号に示されるものが知られている。まず、この電
磁弁100の構成について図7を用いて説明する。10
2は弁箱であり、弁孔104を中心としてその一方側
(図中右側方部)に入口パイプ106を、他方側(図中
下方部)に出口パイプ108をそれぞれ接続して有し、
弁座部には例えばN極の永久磁石から成るリング110
を固設して有する。112は弁箱102上に延設した電
磁石の筒状の芯体で、芯体112の内部にはプランジャ
114が配設され、一方、外部にはコイル116が設け
られ、上部には吸引座118が設けられている。なお、
プランジャ114は上部がN極で下部がS極の永久磁石
によって構成されており、その下部には球体からなる弁
体120が固着されている。
【0003】次に、動作について説明する。図7に示す
閉弁状態において、コイル116に通電して吸引座11
8にS極を生じさせると、プランジャ114はそのN極
部が吸引座118に吸引されて上方へ移動し、弁体12
0がリング110から離れ、開弁状態となる。一旦、開
弁状態となるとプランジャ114は吸引座118に吸着
することで、コイル116への通電を断っても開弁状態
を維持する。従って、開弁状態の保持に電力を要さな
い。閉弁状態とする際には、コイル116に逆方向に通
電することにより吸引座118にN極を生じさせ、N極
同志の反発力でプランジャ114を下方へ移動させるこ
とで、弁体120により弁孔104を閉塞させる。一旦
閉弁状態となった後には、コイル116への通電を停止
しても、プランジャ114のS極部がN極の永久磁石か
ら成るリング110に吸着されて閉弁状態を保持する。
従って、閉弁状態の保持にも電力を要さない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た電磁弁では、閉弁状態から開弁状態へ移行させるため
には、吸引座にS極を生じさせて弁体のN極を吸引し、
弁体を上方へ移動させなければならないが、弁体の下部
のS極とN極の永久磁石で構成されたリングとの間に弁
体を下方へ引き戻す力が常に生じている。このため、吸
引座に生ずる磁極の強さを大きくする必要があり、コイ
ルに流す電流を大きくしたり、コイルの巻き数を増やし
たりしなければならず、消費電力が増加したり、また電
磁石が大きくなるため、電磁弁の小型化も困難であると
いう課題がある。従って、本発明は上記課題を解決すべ
くなされ、その目的とするところは、消費電力が小さ
く、しかも小型化が可能な電磁弁を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、本発明に係る請
求項1記載の発明は、内部に弁室を有する弁本体と、前
記弁室内に、該弁室の第1の壁部と該第1の壁部と対向
する第2の壁部との間を移動自在に配された弁体と、該
弁体に、前記第1の壁部側の端部と前記第2の壁部側の
端部に異なる磁極が位置するように設けられた永久磁石
と、前記弁本体に設けられ、一方の磁極が前記第1の壁
部を構成し、他方の磁極が前記弁室の側面に前記永久磁
石の移動範囲内に常時位置するように配された電磁石
と、前記第1の壁部若しくは前記第2の壁部の内の一方
の壁部に開口し、前記弁体により開閉される第1流路
と、前記弁室に開口し、常時弁室内と連通する第2流路
とを具備する。
【0006】この構成によれば、永久磁石が配された弁
体と当接する弁室の第1の壁部や第2の壁部には従来例
のように永久磁石が配されていないため、またさらに弁
体に設けられた永久磁石には電磁石の一方の磁極である
第1の壁部と共に、他方の磁極からも第1の壁部から受
ける方向と同じ方向の力を受けるため、電磁石が発生す
る磁界の強さが従来例より小さくても弁体を移動させる
ことができ、消費電力の低減が可能となる。よって、消
費電力の低減と共に電磁石が小型化できて電磁弁自体も
小型化できる。
【0007】また、前記第1の壁部若しくは前記第2の
壁部の内の他方の壁部に開口し、前記弁体により前記第
1流路と交互に開閉される第3流路を設けることによっ
て、消費電力の少ない3方弁を実現できる。
【0008】具体的には、前記第2の壁部を非磁性材料
を用いて構成すると、電磁石の非通電時には弁体が電磁
石の一方の磁極を構成する第1の壁部に吸引され、第1
流路若しくは第3流路を閉塞した状態を保持できる。
【0009】また、前記第2の壁部を磁性材料を用いて
構成すると、弁体が第1の壁部側や第2の壁部側に移動
した後に電磁石を非通電状態としても弁体がそれぞれの
壁部に自らの磁力で吸着するため、第1流路若しくは第
3流路を閉塞した状態を保持できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電磁弁の好適
な実施の形態を添付図面に基づいて説明する。 (第1の実施の形態)まず、2方弁型の電磁弁10につ
いて図1を用いて説明する。弁本体12の内部には、弁
室14が形成されている。弁室14の空間形状は一例と
して円筒状に形成されているが、角筒状に形成されたも
のでもよい。なお、弁本体12は合成樹脂材料等の非磁
性材料で形成されている。
【0011】弁体16は、弁室14内に、弁室14の長
手方向(図1中の左右方向)の両端の壁部、つまり第1
の壁部18とこの第1の壁部18と対向する第2の壁部
20との間を移動自在に配されている。本実施の形態で
は弁体16は弁室14の空間形状に合わせて円柱状に形
成され、その外径は弁室14の内径より若干小径に形成
されて弁室14内を左右方向へスライド自在である。な
お、弁体16はこのように弁室14の内径より小径に形
成されていたり、また場合によっては外周面に第1の壁
部18側の端部と第2の壁部20側の端部とを連絡する
連絡溝(不図示)が形成されていて、弁体16の左右に
位置する弁室14は連通されている。また弁体16に
は、第1の壁部18側の端部と第2の壁部20側の端部
に異なる磁極が位置するように永久磁石22が設けられ
ている。本実施の形態では弁体16の形状に合わせてリ
ング状に形成され、弁体16の外周付近に、第1の壁部
18側の端部がN極、第2の壁部20側の端部がS極と
なるように配置されている。また、弁体16の中心には
弾性材(ゴム材や柔軟な合成樹脂材)24が組み込まれ
ており、後述する第1の壁部18や第2の壁部20の開
口部分を密閉可能となっている。なお、弁体16は、底
面中央に透孔が設けられたカップ状部材16a内に、中
心に弾性材24が嵌め込まれた永久磁石22が組み込ま
れ、中央に透孔を有する円板体16bでカップ状部材1
6aに蓋をして構成されている。そしてカップ状部材1
6aと円板体16bの透孔には弾性材24が略面一の状
態で露出している。カップ状部材16aと円板体16b
は非磁性材料で形成されている。
【0012】電磁石26は、弁本体12に設けられ、一
方の磁極28が第1の壁部18を構成し、他方の磁極3
0が弁室14の側面に永久磁石22の移動範囲内に常時
位置するように配されている。具体的には、一例として
電磁石26のコイル32は弁室14の図中の右側(第1
の壁部18側)に配され、磁性材料(鉄やフェライト
等)で形成されたヨーク34の左端側が一方の磁極28
として第1の壁部18を構成し、ヨーク34の右端側は
コイル32の外縁を迂回して弁室14の側方に延出した
後に、弁室14の中心に向けてさらに折曲されて形成さ
れている。そしてヨーク34の右端側の先端は、他方の
磁極30として弁室14の側面に露出して配されてい
る。第1流路36は、第1の壁部18若しくは第2の壁
部20の内の一方の壁部に開口し、弁体16により開閉
される。また、第2流路38は、弁室14に開口し、弁
体16の位置に関係なく常時弁室14内と連通する。
【0013】次に、上述した電磁弁10の動作について
図1〜図3を用いて説明する。なお、第2の壁部20の
材質は非磁性材料であり、弁本体12と一体に若しくは
別体に形成されている。また、第1流路36は第1の壁
部18に開口しているものとする。また、第2流路38
から流体(気体や液体)が弁室14内に供給されている
ものとする。電磁石26が非通電状態においては、第1
の壁部18が磁性材料で構成されているため、永久磁石
22が組み込まれた弁体16はこの第1の壁部18に吸
着し、よって弁体16の中央部分に配された弾性材24
は第1流路36の開口部分を閉塞した状態である。よっ
て、第2流路38からの流体は第1流路36へは流れ込
まない。
【0014】続いて、電磁石26を通電し、一方の磁極
28をN極に励磁する。これにより、電磁石26の一方
の磁極(N極)28と弁体16に組み込まれた永久磁石
22の第1の壁部18側のN極との間に、図3に示すよ
うに弁体16を第2の壁部20方向へ移動させる反発力
F1が作用する。さらに本発明の電磁弁10の場合に
は、電磁石26の他方の磁極(S極)30が永久磁石2
2の側方に、永久磁石22の移動範囲内に常時位置する
ように配されている、つまり永久磁石22の左端(S
極)は常に電磁石26の他方の磁極30より第2の壁部
20側の範囲A内に位置し、かつ永久磁石22の右端
(N極)は常に電磁石26に他方の磁極30より第1の
壁部18側の範囲B内に位置しているため、他方の磁極
(S極に励磁)30と永久磁石22のS極との間、また
他方の磁極30と永久磁石22のN極との間のそれぞれ
に対しても同じ第2の壁部20方向への反発力F2と吸
引力F3が作用する。よって、電磁石26の励磁が弱く
ても、すなわちコイル32に流す励磁電流が少なくても
十分に弁体16を第2の壁部20方向へ移動させて第2
の壁部20と当接させ、第2流路38と第1流路36と
を弁室14を介して連通させて、第2流路38からの流
体を第1流路36へ流し込むことが可能となる。
【0015】また、再度電磁石26への電流を停止する
と、弁体16の永久磁石22のN極からの磁束は、電磁
石26のヨーク34の一方の磁極28に入って他方の磁
極30を通り、永久磁石22のS極に戻るという磁気回
路が、永久磁石22とヨーク34との間に形成されるた
め、弁体16は一方の磁極28、つまり第1の壁部18
側に吸引されて第1の壁部18に吸着し、第1流路36
を閉塞する。これにより、第2流路38からの流体は第
1流路36へは流れ込まない状態となる。なお、弁体1
6の第2の壁部20側には第2流路38から弁室14に
流入する流体の流体圧が加わるため、確実な第1流路3
6の閉塞が行える。
【0016】また、上記の実施の形態では、第1流路3
6を第1の壁部18に開口する構成としていたが、第1
の壁部18に代えて図1の点線で示すように第2の壁部
20に開口する構成とし、電磁石26が非通電の状態で
常時第2流路38と第1流路36が連通し、電磁石26
を通電した場合にのみ第2流路38と第1流路36とが
非連通状態となる構成としても良い。
【0017】また、第2の壁体20を非磁性材料で構成
していたが、これに代えて磁性材料で構成するようにし
ても良い。この構成の動作について説明する。なお、最
初に弁体16は図1に示すように第1の壁部18に吸着
した状態にあるとする。この状態で、電磁石26に電流
を供給し、ヨーク34の一方の磁極28をN極、他方の
磁極30をS極に励磁すると、弁体16は図3に示すよ
うにヨーク34の両極28、30から第2の壁部20方
向への反発力(F1、F2)と吸引力(F3)を受けて
第2の壁部20方向(図1や図3中の左方向)へ移動
し、第2の壁部20に当接する。この状態に一旦なる
と、電磁石26の電流を停止しても弁体16の永久磁石
22が磁性材料である第2の壁部20に吸着しているた
め、この状態が保持される。
【0018】次に、再度弁体16を第1の壁部18に移
動させるには、電磁石26に逆方向の電流を供給し、ヨ
ーク34の一方の磁極28をS極、他方の磁極30をN
極に励磁する。これにより、弁体16がヨーク34の両
極28、30から受ける上記F1、F2、F3の向きは
図4に示すように逆方向となり、弁体16は第1の壁部
18(一方の磁極28)方向へ移動し、第1の壁部18
に当接する。この状態に一旦なると、電磁石26の電流
を停止しても弁体16の永久磁石22が磁性材料である
第1の壁部18に吸着しているため、この状態が保持さ
れる。以上、第2の壁体20も第1の壁部18と同様に
磁性材料で構成することによって、ラッチ機能を有する
電磁弁が実現できる。
【0019】(第2の実施の形態)最初に構成について
説明するが、本実施の形態での電磁弁40と第1の実施
の形態との相違点は、図5〜図6に示すように、第1の
壁部18に第1流路36が開口すると共に、第2の壁部
20にも第3流路42が開口している点であり、これに
より本実施の形態の電磁弁40は3方弁型の電磁弁とし
て機能する。なお、それ以外の構成は第1の実施の形態
と同様であり、同じ符号を付して説明は省略する。
【0020】次に、動作について説明する。なお、第2
の壁部20は非磁性材料で形成されているものとする。
最初に、電磁石26が非通電状態において弁体16は電
磁石26のヨーク34の一方の磁極28、つまり第1の
壁部18に吸着しているとする。この場合には、第2流
路38と第3流路42とが弁室14を介して連通してい
る。この状態から、電磁石26に電流を供給し、ヨーク
34の一方の磁極28をN極、他方の磁極30をS極に
励磁すると、弁体16は第1の実施の形態で説明したと
同様に図3に示すようにヨーク34の両極28、30か
ら第2の壁部20方向への反発力(F1、F2)と吸引
力(F3)を受けて第2の壁部20方向へ移動し、第2
の壁部20に当接する。これにより電磁石26が通電状
態にある間だけ、第3流路42が閉塞され、代わって第
2流路38は第1流路36と連通する。
【0021】ここで、電磁石26への電流を停止する
と、弁体16の永久磁石22が磁性体である電磁石26
のヨーク34の一方の磁極28(第1の壁部18)に吸
引され、第1の壁部18に吸着し、再度第1流路36が
閉塞され、代わって第2流路38は第3流路42と連通
する。このように電磁石26への非通電・通電により、
第2流路38はそれぞれ第3流路42と連通した状態、
第1流路36と連通した状態となるため、第1流路36
を流入ポート、第2流路38を流出ポート、第3流路4
2を排出ポートとすることで3方弁として機能する。
【0022】また、第1の実施の形態と同様に、第2の
壁部20を非磁性材料に代えて磁性材料で構成すること
によって、弁体16が第2の壁部20に当接すれば電磁
石26への電流を停止しても、弁体16の永久磁石22
が第2の壁部20に吸着しているため、この状態が保持
され、ラッチ機能付きの3方弁として動作することも可
能である。
【0023】以上、本発明の好適な実施の形態について
種々述べてきたが、本発明は上述する実施の形態に限定
されるものではなく、弁体16に設ける永久磁石22の
磁極に向きを反対にしてS極側を第1の壁部18方向に
配してもよい。また、電磁石26の弁本体12内での配
置は、そのヨーク34の一方の磁極が弁室14の弁体1
6の移動方向に沿った一方の壁部に位置し、かつ他方の
磁極が弁体16の移動方向に対する側方に位置すればど
の位置にあっても良く、例えば上記実施の形態とは逆に
弁本体12内の第2の壁部20側に配置したり、また弁
室14の側方に配置しても良い等、発明の精神を逸脱し
ない範囲で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る電磁弁を用いると、請求項
1の構成では、永久磁石が配された弁体と当接する弁室
の第1の壁部や第2の壁部には従来例のように永久磁石
が配されていないため、またさらに弁体に設けられた永
久磁石には電磁石の一方の磁極である第1の壁部と共
に、他方の磁極からも第1の壁部から受ける方向と同じ
方向の力を受けるため、電磁石が発生する磁界の強さが
従来例より小さくても弁体を移動させることができ、消
費電力の低減が可能となる。よって、消費電力の低減と
共に電磁石が小型化できて小型な電磁弁を実現できると
いう効果を奏する。また、第1の壁部若しくは第2の壁
部の内の他方の壁部に開口し、弁体により第1流路と交
互に開閉される第3流路を設けることによって、消費電
力の少ない3方弁型電磁弁も実現できる。また、さらに
第2の壁部を磁性材料を用いて構成すると、弁体が第1
の壁部側や第2の壁部側に移動した後に電磁石を非通電
状態としても弁体がそれぞれの壁部に自らの磁力で吸着
するため、第1流路若しくは第3流路を閉塞した状態を
保持できるラッチ型の電磁弁も実現できるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる電磁弁の第1の実施の形態とし
ての2方弁を示す断面図であり、弁体が第1流路を閉塞
した状態を示す。
【図2】図1の弁体が第2の壁部方向へ移動し、第1流
路と第2流路とが連通した状態を示す断面図である。
【図3】弁体に配された永久磁石に電磁石の両磁極から
作用する反発力と吸引力の様子を示す説明図であり、永
久磁石に一方の磁極から離反する方向の力が作用した状
態を示す。
【図4】弁体に配された永久磁石に電磁石の両磁極から
作用する反発力と吸引力の様子を示す説明図であり、永
久磁石に一方の磁極へ吸引される方向の力が作用した状
態を示す。
【図5】本発明にかかる電磁弁の第2の実施の形態とし
ての3方弁を示す断面図であり、弁体が永久磁石に一方
の磁極へ吸引され、第3流路が第2流路と連通した状態
を示す。
【図6】図5の弁体が第2の壁部方向へ移動し、第1流
路と第2流路とが連通した状態を示す断面図である。
【図7】従来の電磁弁の一例を示す正面断面図である。
【符号の説明】
10 電磁弁 12 弁本体 14 弁室 16 弁体 18 第1の壁部 20 第2の壁部 22 永久磁石 26 電磁石 28 一方の磁極 30 他方の磁極 36 第1流路 38 第2流路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に弁室を有する弁本体と、 前記弁室内に、該弁室の第1の壁部と該第1の壁部と対
    向する第2の壁部との間を移動自在に配された弁体と、 該弁体に、前記第1の壁部側の端部と前記第2の壁部側
    の端部に異なる磁極が位置するように設けられた永久磁
    石と、 前記弁本体に設けられ、一方の磁極が前記第1の壁部を
    構成し、他方の磁極が前記弁室の側面に前記永久磁石の
    移動範囲内に常時位置するように配された電磁石と、 前記第1の壁部若しくは前記第2の壁部の内の一方の壁
    部に開口し、前記弁体により開閉される第1流路と、 前記弁室に開口し、常時弁室内と連通する第2流路とを
    具備することを特徴とする電磁弁。
  2. 【請求項2】 前記第1の壁部若しくは前記第2の壁部
    の内の他方の壁部に開口し、前記弁体により前記第1流
    路と交互に開閉される第3流路を具備することを特徴と
    する請求項1記載の電磁弁。
  3. 【請求項3】 前記第2の壁部は非磁性材料を用いて構
    成されていることを特徴とする請求項1または2記載の
    電磁弁。
  4. 【請求項4】 前記第2の壁部は磁性材料を用いて構成
    されていることを特徴とする請求項1または2記載の電
    磁弁。
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