JP2967767B2 - Atmスイッチにおけるスケジューリング方式 - Google Patents

Atmスイッチにおけるスケジューリング方式

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JP2967767B2 JP9227193A JP22719397A JP2967767B2 JP 2967767 B2 JP2967767 B2 JP 2967767B2 JP 9227193 A JP9227193 A JP 9227193A JP 22719397 A JP22719397 A JP 22719397A JP 2967767 B2 JP2967767 B2 JP 2967767B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATMスイッチに
おけるスケジューリング制御方式に関し、より詳細に
は、様々なトラヒックに対応するためにスイッチ前段或
いは後段に配備されたバッファ部をトラヒッククラス
別、出方路別に分割し、トラヒック制御するようなAT
Mスイッチにおいて、各トラヒッククラスの帯域を保証
するためのスケジューリング制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のWRR(Weighted Round Rob
in)方式によるスケジューリング制御方式の一例を、図
4及び図5を参照して以下に説明する。
【0003】図4は、3つのトラヒッククラス(クラス
1〜クラス3)を独立したキューに収容した場合の、A
TMスイッチ前段或いは後段に配備された入力バッファ
部又は出力バッファ部におけるWRRスケジューリング
方式の例を模式的に示す説明図である。図4において、
21〜23は各トラヒッククラス毎のキュー、24はW
RRスケジューラである。キュー21〜23には、バッ
ファ部に入力されたセルのうち、該当するトラヒックク
ラスのセルが蓄積される。
【0004】WRRスケジューラ24は、各キュー毎の
ウエイトを設定するカウンタと、複数トラヒッククラス
の中から回転優先で選択を行い出力セルを決定するRR
(ラウンドロビン:回転優先)回路から構成されてい
る。
【0005】WRRスケジューラ24の動作を図5に示
したフローチャートに従って説明する。
【0006】スタート後、ステップS1において、各キ
ュー毎に配備するウエイト設定用のカウンタをリセット
し、カウンタに初期値をロードする。この初期値は、ソ
フトインタフェースによって変更可能である。ここで各
カウンタの値をWi、各キューに蓄積されたセルの数を
Qiとする。また、f(i)=Wi・Qiとする。
【0007】次に、ステップS2において、Σf(i)
≠0か否かを判定する。つまり、各キューの蓄積セル数
Qiが0か、又は各キューに対応するカウンタの値が0
でないかを監視する。ステップS2の判定処理におい
て、全てのトラヒッククラスについて、f(i)=0で
ある場合には、ステップS1へ戻る。一方、いずれかの
クラスで、f(i)≠0である場合にはステップS3へ
と進む。
【0008】ステップS3では、f(i)≠0のクラス
の中から出力を許可するクラスの選択を行う。キューに
セルが蓄積していても(Qi≠0)、カウンタの値が0
(Wi=0)であるクラスは、このステップにおけるク
ラス選択から除外される。選択方法としては、全てのク
ラスで同一の優先度を持つよう、回転優先方式で行う。
そして選択されたクラスのキューからセルを出力する。
【0009】次に、ステップS4では、ステップS3に
おいて選択したクラスのウエイトカウンタの値Wiを1
減らす。その後ステップS2に戻り、Σf(i)≠0の
判定によって、ステップS3〜S4のステップを繰り返
し、Σf(i)=0になると、ステップS1に戻り、ウ
エイトカウンタをリセットする。
【0010】各クラスのキューからセルが1つ出力され
る度に、ウエイトカウンタの値を1つ減らし、ウエイト
カウンタの値が0になると、そのクラスからのセルの出
力を停止する。全てのクラスにおいて、ウエイトカウン
タあるいはキューのセル蓄積数が0になると、全てのウ
エイトカウンタは初期値にリセットされる。従って、全
てクラスに十分な入力セルが与えられている場合、各々
のクラスから与えられたウエイトの割合に従ってセルが
出力される。
【0011】ウエイトと帯域との関係は、例えば全ての
ウエイトの合計を10、セル出力の全帯域をCとする
と、ウエイト1=C/10の帯域に相当する。
【0012】以上の処理フローに従った結果、図4に示
す例では、図示した順でセルが出力される。
【0013】この方式では、複数トラヒッククラスに対
し、ウエイトを割当て、その比に従って各クラスの帯域
を保証することが可能である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のWRR方式によるスケジューリング制御方式
においては、収容するトラヒッククラスが多い場合、あ
るクラスのセルを出力した後は最悪全てのクラスを1回
ずつ出力した後でないと、再びこのクラスのセルを出力
することはできない。
【0015】図6は、従来のスケジューリング制御方式
での動作例を示す。図6は、クラス数6、各クラスのウ
エイト1とした場合の例であり、クラス6のセルが到着
してから出力されるまでに最悪5セル時間待たされるこ
とになること示している。
【0016】このように、従来のWRR方式によるスケ
ジューリング制御方式では、遅延特性が重要で実時間性
を必要とするトラヒックを扱う場合に、このトラヒック
の遅延特性を劣化させる恐れがある。特に、CBR(C
onstant Bit Rate)トラヒックのようなCDV(Cel
l Delay Variation:セル遅延変動)特性の保証が要
求されるトラヒックに対して大きな影響を及ぼす。
【0017】したがって本発明は、上述したような従来
技術の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的
は、実時間性が必要とされるトラヒッククラスの遅延特
性を劣化させることなく帯域の保証を行うスケジューリ
ング制御方式を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明におけるスケジューリング制御方式は、各ク
ラスのウエイトとキューの蓄積数から出力セルの選択を
行う出力セル選択部において、予め設定される各クラス
のプライオリティを参照し、プライオリティが高いクラ
スを優先して選択する、ことを特徴とする。
【0019】本発明は、好ましくは、スイッチ本体と、
前記スイッチの複数の入力ポートおよび出力ポートのそ
れぞれに配備され、セルを蓄積する入力バッファ部およ
び出力バッファ部と、を含むATMスイッチにおける、
前記入力バッファ部および出力バッファ部におけるスケ
ジューリング方式において、前記入力バッファ部および
前記出力バッファ部に、出方路毎、セルのトラヒック種
類毎に、バッファを論理的に分割したキューと、前記各
キューに対応するウエイトカウンタと、を備え、前記ウ
エイトカウンタが0でないクラスのキューが複数有る場
合、優先度が高いクラスのキューの中から回転優先方式
により、出力を許可するキューを決定し、前記ウエイト
カウンタが0でないクラスの中に優先度が高いクラスの
キューが無い場合には、優先度が低いクラスのキューの
中から回転優先方式により、出力を許可するキューを決
定し、セルを読み出す、ことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を以
下に説明する。本発明は、その好ましい実施の形態にお
いて、入力セルをトラヒッククラス別に蓄積するキュー
と、各キューに対する出力の比を設定するウエイトカウ
ンタと、キューのセル蓄積状況とウエイトカウンタの値
と各クラスのプライオリティを監視し、セル出力選択を
行う出力セル選択部と、キューのセル蓄積状況とウエイ
トカウンタの値を監視し、リセット条件時に各ウエイト
カウンタにリセット指示を出力するリセット制御部を備
え、出力セル選択部は、キュー長が0でなく、かつ、ウ
エイトカウンタの値が0でないクラスの中からプライオ
リティが高優先に設定されているクラスから優先的に出
力許可を与え、高優先のクラスのキュー長が0、或いは
ウエイトカウンタが0になった後、プライオリティが低
優先のクラスからの出力を許可を与える。
【0021】上記のように構成されてなる本発明の実施
の形態によれば、スイッチの前段或いは後段に配備され
たバッファ部をトラヒッククラス別、出方路別に分割
し、トラヒック制御するようなATMスイッチにおい
て、バッファ部に入力されるセルのうち、実時間性が要
求されるようなトラヒッククラスに対してはプライオリ
ティを高優先に設定することにより、他のクラスの出力
を待たずに即座に出力が可能となり、遅延特性の劣化を
防ぐことができる。
【0022】
【実施例】上記した本発明の実施の形態を更に詳細に説
明すべく、本発明の実施例について図面を参照して以下
に説明する。図1に、本発明の一実施例に係るWRRス
ケジューリング制御方式が行われるATMスイッチの入
力、又は出力バッファ部の構成の一例を示す。
【0023】図1を参照すると、本発明の一実施例にお
いて、セル入力部1には、ATMセルとそのセルのトラ
ヒッククラス、あるいは出方路を示す識別子がセルの先
頭に付加されて入力される。
【0024】キュー選択部2は、セル入力部1よりセル
を受信すると、セルの先頭に付加されたトラヒッククラ
ス、あるいは出方路情報を識別して、複数のトラヒック
クラス別、あるいは出方路別に配備される複数のキュー
31〜3nのうち、どのキューに書き込むかを選択し、
セルは選択されたキューに蓄積される。なお、図1で
は、説明を簡単にするために、トラヒッククラス数を
n、出方路を1とした場合の例を示している。
【0025】セルが蓄積されているキューは、出力セル
選択部5からの出力許可信号9を受けると、キュー内に
蓄積されたセルのうち、最も早く書き込まれたセルを1
つ読み出す。
【0026】キューから読み出されたセルは、セル出力
部7へ到達し、不図示のスイッチ部、又は回路対応部へ
出力される。
【0027】次に、本発明の一実施例における、WRR
スケジューリング制御方式の構成について更に説明す
る。
【0028】ウエイトカウンタ41〜4nは、各々のキ
ューに対応して配備され、各トラヒッククラスに要求さ
れている帯域に相当するウエイトが予め設定される。ウ
エイトの設定は、ソフトインタフェースによって行わ
れ、変更可能である。また、ウエイトカウンタ41〜4
nは、リセット制御部6からのリセット指示信号12を
受信すると、上記ソフトインタフェースによって予め設
定された値を初期値としてカウンタにロードする。
【0029】リセット制御部6は、各キューのセル蓄積
数を示すキュー長通知信号10と、各ウエイトカウンタ
の値を示すカウンタ値通知信号8を監視し、全てのトラ
ヒッククラスにおいて、キュー長Qiとカウンタ値Wi
の積が0、すなわちQi・Wi=0になると、全てのウ
エイトカウンタ41〜4nに対し、リセット指示信号1
2を送出する。
【0030】出力セル選択部5は、各キューのセル蓄積
数を示すキュー長通知信号10と、各ウエイトカウンタ
の値を示すカウンタ値通知信号8と、各トラヒッククラ
スのプライオリティ情報を監視し、回転優先制御によ
り、1セル時間に1回出力キューの選択を行い、選択し
たキューに対し出力許可信号9を送信する。
【0031】出力セル選択部5の出力セル選択方法につ
いて以下に詳しく説明する。
【0032】キュー長Qiとカウンタ値Wiの積が0で
ない、すなわちQi・Wi≠0のクラスが存在する場
合、それらのクラスのうち、プライオリティが高優先に
設定されているクラスがあれば、当該クラスの中から回
転優先制御により、出力を許可するキューを選択する。
【0033】また、Qi・Wi≠0のクラスの中にプラ
イオリティが高優先に設定されたクラスがない場合、プ
ライオリティが低優先のクラスの中から回転優先制御に
より、出力を許可するキューを選択する。
【0034】そして、Qi・Wi≠0のクラスが存在し
ない場合には、どのキューに対しても出力を許可しな
い。
【0035】次に、本発明の一実施例における一連のW
RRスケジューリング動作について図2のフローチャー
トを参照して説明する。
【0036】スタート後、ステップS1で、各キュー毎
に配備するウエイト設定用のカウンタをリセットし、カ
ウンタに初期値をロードする。
【0037】次にステップS2でΣf(i)≠0か否か
を判定する。つまり、各キューのキュー長Qiが0か、
又は各キューに対応するカウンタの値が0でないかを監
視する。ステップS2で、全てのトラヒッククラスにつ
いてf(i)=0である場合にはステップS1に戻る。
一方、いずれかのクラスでf(i)≠0である場合には
ステップS3へと進む。
【0038】ステップS3では、f(i)≠0のクラス
の中に、Pi=1、すなわちプライオリティが高優先で
あるクラスの有無を判定する。Pi=1のクラスが有る
場合はステップS4へ、無い場合にはステップS5へと
移る。
【0039】ステップS4では、f(i)≠0、Pi=
1のクラスの中から回転優先制御により、出力を許可す
るキューを決定する。
【0040】ステップS5では、f(i)≠0、Pi=
0、すなわちプライオリティが低優先のクラスの中から
回転優先制御により、出力を許可するキューを決定す
る。
【0041】ステップS4、S5で決定されたキュー
は、セルを1つ読み出すことができる。
【0042】次にステップS6では、ステップS4、又
はステップS5のフローにおいて決定されたキューに対
応するウエイトカウンタの値Wiを1減らす。
【0043】その後、ステップS2に戻り、Σf(i)
≠0の判定によってステップS3〜S6を繰り返し、Σ
f(i)=0になると、ステップS1に戻り、ウエイト
カウンタをリセットする。
【0044】このようにして、各キューからは、ウエイ
トカウンタに設定されたウエイトの比に従ってセルが出
力され、さらに、遅延特性が要求されるトラヒッククラ
スに対しては、プライオリティを高優先に設定すること
により、他のクラスのセル出力に待たされることなくセ
ルを出力することができる。
【0045】図3は、本発明の一実施例のWRRスケジ
ューリング制御方式の動作の一例を模式的に示す図であ
り、従来方式の動作の例を示した図6と比較するための
図である。
【0046】図3では、クラス数6、各クラスのウエイ
ト1、クラス6のみプライオリティを高優先とした場合
の例であり、クラス6のセルが到着すると、即座にクラ
ス6のセルが出力されることを示している。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のWRRス
ケジューリング制御方式によれば、遅延特性が要求され
るようなトラヒッククラスに優先度を与え、回転優先制
御により出力キューを選択する際に、高優先のクラスか
ら優先して選択することにより、他の優先度が低いクラ
スのセルが出力されるのを待つことなく、セルを出力す
ることが可能となる。このため、本発明によれば、収容
するトラヒッククラス数が増加しても、実時間性が要求
されるトラヒッククラスの遅延特性の劣化を減少させる
ことができ、CDV特性への影響を防ぐことができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスケジューリング制御方式の一実施例
の構成を示す図である。
【図2】本発明のスケジューリング制御方式の一実施例
の処理フローを示す流れ図である。
【図3】本発明のスケジューリング制御方式の一実施例
によるセル出力動作を模式的に示す図である。
【図4】従来のスケジューリング制御方式を模式的に示
す説明図である。
【図5】従来のスケジューリング制御方式の処理フロー
を示す流れ図である。
【図6】従来のスケジューリング制御方式によるセル出
力動作を模式的の示す図である。
【符号の説明】
1 セル入力部 2 キュー選択部 3 1〜3n キュー 4 1〜4n ウエイトカウンタ 5 出力セル選択部 6 リセット制御回路 7 セル出力部 8 カウンタ値通知信号 9 出力許可信号 10 エムプティ信号 12 リセット指示信号 21、22、23 キュー 24 WRRスケジューラ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイッチ本体と、前記スイッチの複数の入
    力ポートおよび出力ポートのそれぞれに配備され、セル
    を蓄積する入力バッファ部および出力バッファ部と、を
    含むATMスイッチにおける、前記入力バッファ部およ
    び出力バッファ部におけるスケジューリング方式におい
    て、 前記入力バッファ部および前記出力バッファ部に、出方
    路毎、セルのトラヒック種類毎に、バッファを論理的に
    分割したキューと、前記各キューに対応するウエイトカ
    ウンタと、を備え、各クラスのウエイトカウンタの値とバッファ量をもとに
    出力セルの選択を行うWRR(Weighted Round Robi
    n;重み付けラウンドロビン)制御において、WRRの
    対象となるクラス間にプライオリティ(優先度)を設
    、 前記ウエイトカウンタが0でないクラスのキューが複数
    有る場合、優先度が高いクラスのキューの中から回転優
    先方式により、出力を許可するキューを決定し、 前記ウエイトカウンタが0でないクラスの中に優先度が
    高いクラスのキューが無い場合には、優先度が低いクラ
    スのキューの中から回転優先方式により、出力を許可す
    るキューを決定し、セルを読み出す、ことを特徴とする
    ATMスイッチにおけるスケジューリング方式。
  2. 【請求項2】スイッチ本体と、前記スイッチの複数の入
    力ポートおよび出力ポートのそれぞれに配備され、セル
    を蓄積する入力バッファ部および出力バッファ部と、を
    含むATMスイッチにおいて、 入力セルをトラヒッククラス別、あるいは出方路別に蓄
    積する複数のキューと、 前記各キューに対する出力の比を設定するウエイトカウ
    ンタと、を備え、各クラスのウエイトカウンタの値とバッファ量をもとに
    出力セルの選択を行うWRR(Weighted Round Robi
    n;重み付けラウンドロビン)制御において、WRRの
    対象となるクラス間にプライオリティ(優先度)を設
    、 各クラスのウエイトとキューの蓄積数から出力セルの選
    択を行う出力セル選択部が、予め設定される各クラスの
    プライオリティ(優先度)を参照し、プライオリティが
    高いクラスを優先して選択する、ことを特徴とするAT
    Mスイッチにおけるスケジューリング方式。
  3. 【請求項3】スイッチ本体と、前記スイッチの複数の入
    力ポートおよび出力ポートのそれぞれに配備され、セル
    を蓄積する入力バッファ部および出力バッファ部と、を
    含むATMスイッチにおいて、 複数のトラヒッククラス別、あるいは出力方路別に配備
    される複数のキューと、 前記各キューに対する出力の比を設定するウエイトカウ
    ンタと、を備え、 各々のトラヒッククラスには、低優先、又は高優先のプ
    ライオリティを設定し、実時間性が要求されるトラヒッ
    ククラスについては、高優先のプライオリティを与え、
    出力セル選択部は、各クラスのウエイトカウンタの値
    と、キューのキュー長の積が0でないクラスのうち、プ
    ライオリティが高優先に設定されているクラスが存在す
    る場合には、その中から回転優先方式で出力を許可する
    キューを決定し、 プライオリティが高優先に設定されているクラスが存在
    しない場合には、プライオリティが低優先に設定されて
    いるクラスの中から回転優先方式で出力を許可するキュ
    ーを決定することにより、ATMスイッチにおけるWR
    Rスケジューリング制御を行うことを特徴とするATM
    スイッチにおけるスケジューリング方式。
  4. 【請求項4】ATMセルを入力するセル入力部と、 複数のトラヒッククラス別、あるいは出方路別に配備さ
    れる複数のキューと、 前記各キューに対応するウエイトカウンタと、 キュー選択部と、 出力セル選択部と、を備え、各クラスのウエイトカウンタの値とバッファ量をもとに
    出力セルの選択を行う WRR(Weighted Round Robi
    n;重み付けラウンドロビン)制御において、WRRの
    対象となるクラス間にプライオリティ(優先度)を設
    、 前記キュー選択部は、前記セル入力部よりセルを受信す
    ると、該セルに付加されたトラヒッククラス、あるいは
    出方路情報を識別して、複数のトラヒッククラス別、あ
    るいは出方路別に配備される前記複数キューのうちいず
    れのキューに書き込むかを選択し、前記セルは選択され
    たキューに蓄積され、 前記出力セル選択部は、各キューのセル蓄積数を示すキ
    ュー長通知信号と、各ウエイトカウンタの値を示すカウ
    ンタ値通知信号と、各トラヒッククラスのプライオリテ
    ィ情報を監視し、回転優先制御により、1セル時間に1
    回出力キューの選択を行い、選択したキューに対し出力
    許可信号を送信し、 前記出力セル選択部からの出力許可信号を受けたキュー
    からセルを読み出す、ことを特徴とするATMスイッチ
    におけるスケジューリング方式。
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