JP2966170B2 - 保守支援装置 - Google Patents

保守支援装置

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真一郎 河野
浩 清杉
浩 山崎
久徳 深井
肇 岡本
清司 川西
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は保守支援装置に係り、特
に保守日における最も主要な保守作業対象とする機器を
決定するのに好適な手段を提供する保守支援装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、保守支援装置は、ビル内の設備
機器に故障や異常が発生したとき、この情報を遠隔地に
ある保守センタに電話回線を通じて自動的に通報した
り、また設備機器の状態データを保守センタより読み出
して設備機器の動作状況を遠隔地で把握することができ
る装置である。
【0003】図3は従来の保守支援装置のうち、特にエ
レベータの保守支援装置の一例を示すシステム構成図で
ある。図3において、Bは建物で、その中にエレベータ
駆動装置7、乗りかご9、乗りかご9と対向配置される
カウンターウェイト8、ホール機器10とこれらを制御
するエレベータ制御装置6により構成されるエレベータ
と、端末装置1とが設けられている。端末装置1は中央
処理装置として働くCPU2、エレベータ制御装置6と
のインターフェースを行う変換装置4、変換装置4を介
してエレベータ制御装置6から得られたエレベータの状
態データを記憶する記憶装置5、電話回線Lとのインタ
ーフェースを行う伝送装置3により構成される。一方、
Cは保守センタであり、伝送装置11、表示装置12、
CPU13、入力装置14、、印字装置15及び記憶装
置に格納される顧客マスターファイル16が設けられて
いる。
【0004】なお、前記端末装置1は変換装置4を介し
常時エレベータの状態データを収集しており、記憶装置
5には故障発生を示すデータやエレベータ各機器の異常
の検出データ、エレベータ各機器の動作回数の積算値な
どが記憶されている。
【0005】次に、上記従来のエレベータの保守支援装
置の動作について説明する。端末装置1において、例え
ば「閉じこめ」のような重大な故障を検出した場合は、
緊急対応が必要であるので、この情報を伝送装置3によ
り電話回線Lを介して保守センタCほ通報する。保守セ
ンタCではこの情報を伝送装置11により受信して、顧
客マスタファイル16を検索して、顧客名やエレベータ
の状態を表示装置12、印字装置15に表示、印字す
る。これにより保守センタのオペレータが前記「閉じこ
め」腰用に対して必要な手段を講じる。
【0006】これに対して、端末装置1がエレベータ各
機器に関して異常検出を行っている図4に示すような項
目は、軽微な異常であり、前記の「閉じこめ」の場合の
ように緊急対応は必要ではない。また、図5は図3の端
末装置1がエレベータ各機器の動作回数の積算値の計測
を行っている項目の一例を示すものであって、前記異常
点検項目とともに保守技術者がエレベータの保守を行う
場合に、重点的な調整作業を必要とする機器を決定する
ためのものである。
【0007】以下、上記の重点的な調整作業決定の方法
について説明する。図6は、前記図3の保守センタの顧
客マスターファイル16のうち一顧客に関するデータの
構成を示し、顧客ごとに割り当てられる顧客コード、顧
客名称、エレベータの機種、保守センタCが端末装置1
に電話回線を接続するための端末装置1の電話番号、端
末装置1の記憶装置5に格納されたエレベータ各機器の
異常の検出データやエレベータ各機器の動作回数の積算
値の読出し日を示すデータ読出し日時、前回端末装置1
から読出したエレベータ各機器の動作回数の積算値の格
納データ、及び今回端末装置1から読み出したエレベー
タ各機器の動作回数の積算値の格納データにより構成さ
れる。
【0008】また、前記顧客マスターファイルを有する
図3の保守センタC内に設置されるCPU13は時計機
構(図示せず)を持ち、常にこの時計機構より得られる
日時と図6の顧客マスターファイルの中のデータ読み出
し日時とを比較しており、これらが一致すると次の処理
を行う。すなわちCPU13は、伝送装置11を制御し
て端末装置1と電話回線Lを介して接続を行い、端末装
置1の記憶装置5から伝送装置3を介して、図4及び図
5に示すエレベータ各機器の異常の検出データとエレベ
ータ各機器の動作回数の積算値計測データを読み出す。
次に、CPU13は顧客マスターファイル16のうち該
当する顧客に相当する顧客マスターファイル部分(図6
に示す)の今回読み出しデータエリアを前回読みだしデ
ータエリアに移して、新規に読み出したデータを今回読
み出しデータのエリアに格納する。次に、CPU13は
マスターファイルを基に図7に示す計測データ表を印字
装置15により印字する。保守技術者は保守作業日にな
ると当該計測データ表を基に重点的な調整作業を必要と
する機器を決定する。例えば、図7に示す例の場合、異
常検出データにおいては着床レベルの異常とリレー投入
時間異常が検出されているので、重点調整機器はエレベ
ータの着床機構とリレーであり、また、積算値計測デー
タにおいてはドア開閉回数とインターホン動作回数が大
きいのでこれも重点調整機器であることが判る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来装
置において、図6に示すように、データ読出し日時は、
各顧客毎の保守インターバルに応じて固定的に設定され
ており、実際の保守日とは必ずしも常に近い日時になる
とは限らない。これは、顧客や保険会社の都合、その他
種々の条件によって保守日が変更される場合があるため
である。
【0010】このため、データ読出し日が離れてしまう
場合があると、図7に示す計測データ表を印字しても、
データそのものが保守インターバルに応じたデータ、す
なわち前回の保守日から今回の保守日までのデータでは
なく古いものとなってしまって、異常検出データに対し
て調整作業が遅れたり、実際の保守日にはすでに新たな
異常検出データがあるにもかかわらずこれに対処する調
整作業ができない等の問題点があった。また、機器の動
作回数の積算値計測データについても同様にデータが古
いものとなって、機器の動作回数により重点調整機器を
決定しても、実際の保守日には別の機器の動作回数が大
きくなっている場合もあって、最適な重点調整機器の決
定ができなかった。
【0011】本発明の目的は、上記従来技術における課
題を解決し、保守日における最適な重点調整作業項目を
決定することができる保守支援装置を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、ビル内の設備機器の所定の各機器につい
てデータを採取して記憶する端末装置と、この端末装置
に記憶されたデータを通信回線を介して読出す保守セン
タとで構成される保守支援装置において、前記保守セン
タ装置に、今回保守日を記憶する記憶部と、この記憶部
に記憶された保守日又はこの日に近い日を選定する選定
手段と、この選定手段で選定された日に達したとき当該
選定された日に前記端末装置に記憶されている前記デー
タを読出す読出し手段とを設けたことを特徴とする。
【0013】
【作用】顧客との保守契約によるインターバルに基づい
て保守日が決定すると、その保守作業日が記憶部に記憶
される。これにより、選定手段は端末装置からのデータ
読出し日時又はこの日に近い日を選定し、これを保守作
業日の前日とするデータを顧客マスターファイルに格納
する。CPUは時計機構より得られる日時と前記顧客マ
スターファイルの中のデータ読出し日時とを比較して、
これらが一致すると、端末装置の記憶装置から所要のデ
ータを読出す。読出されたデータは印字される。保守技
術者は作業日(翌日)になると印字されたデータを基に
重点的な調整作業を必要とする機器を決定する。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図を用いて説明す
る。図1はこの発明の実施例に係る保守支援装置のシス
テム構成図である。図1において、従来例で説明した図
3と同一又は等価な部分には同一符号を付して説明を省
略する。保守センタCにおいて、CPU13に新たに保
守日ファイル17が接続される。この保守日ファイル1
7のうち一顧客に関するデータの構成を図2に示す。保
守日ファイルは、前記顧客マスタファイルからアクセス
可能とするための顧客毎に割り当てられる顧客コード、
および保守作業日により構成される。なお、本実施例の
端末装置1においても、従来装置と同じく図4及び図5
に示すものと同一の異常検出や積算計測を行っており、
同様に顧客マスタファイル16の一顧客に関して構成さ
れるデータも図6に示すものと同じであり、計測データ
表も図7に示すものと同一のフォーマットで印字装置1
5より印字される。
【0015】つぎに、本実施例の動作をする。まず、顧
客との保守契約によるインターバルに基づいてエレベー
タの保守日が決定すると、保守センタCのオペレータは
入力装置14を操作して、図2の保守日ファイルの保守
作業日を入力する。この入力に基づいて、CPU13は
データ読出し日時を保守作業日の前日に選定して顧客マ
スタファイル(図6)のデータ読出し日時のエリアに格
納する。即ち、従来装置における顧客マスタファイルの
データ読出し日時のエリアに格納される日時を、保守作
業日の決定に応じてその前日とするものであり、当該日
時は保守作業日毎に変更されることとなる。以後の動作
は従来装置と同様な動作である。即ち、CPU13は時
計機構より得られる日時と顧客マスタファイルの中のデ
ータ読出し日時(保守日の前日)とを比較して、これら
が一致すると、端末装置1の記憶装置5からエレベータ
各機器の異常の検出データのエレベータ各機器の動作回
数の積算値計測データ(図4、図5に示すデータ)を読
出し、計測データ表(図7)を印字装置15により印字
する。保守技術者は保守作業日になると前日に印字され
た計測データ表を基に重点的な調整作業を必要とする機
器を決定する。
【0016】このように、本実施例によれば、データ読
出し日が保守日の前日となるため保守インターバルに応
じたデータ、すなわち前回の保守日から今回の保守日の
前日までのデータを得ることができる。このため、異常
検出データに対して調整作業が遅れることはなく、か
つ、新たな異常にも対応することができる。また、機器
の動作回数積算値計測データにより、最適な重点調整機
器の決定ができる。
【0017】なお、上記実施例の説明では、顧客との保
守契約によるインターバルに基づいてエレベータの保守
日が決定すると、保守センタCのオペレータが入力装置
14を操作して、図2の保守日ファイルの保守作業日を
入力する例について説明したが、保守作業日が図1に示
す保守センタCの各構成機器や図示しない他の装置によ
って自動的に決定されるものである場合には、決定され
た保守作業日を自動的に保守日ファイルに転送してもよ
い。又、データ読出し日時は保守作業日の前日に限るこ
とはなく、予め設定された数日前であってもよい。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、端
末装置の記憶装置に記憶されたエレベータの異常に関す
る検出データやエレベータ機器の動作回数の積算値デー
タを保守日の前日等に読出し、計測データ表として印字
するので、保守技術者は、これを基に、保守作業時にお
ける最適な重点調整作業項目を決定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る保守支援装置のシステム
構成図である。
【図2】図1に示す保守日ファイルのうち一顧客に関す
るデータの構成図である。
【図3】従来の保守支援装置のシステム構成図である。
【図4】エレベータ各機器の異常検出項目の一例を示す
図である。
【図5】エレベータ各機器の動作回数の積算値の項目の
一例を示す図である。
【図6】保守センタの顧客マスターファイルのうち一顧
客に関するデータの構成図である。
【図7】異常検出データや機器の動作回数の積算値を印
字した計測データを示す図である。
【符号の説明】
1 端末装置 2 CPU 3 伝送装置 4 変換装置 5 記憶装置 6 エレベータ制御装置 7 エレベータ駆動装置 8 カウンターウェイト 9 乗りかご 10 ホール機器 11 伝送装置 12 表示装置 13 CPU 14 入力装置 15 印字装置 16 顧客マスターファイル 17 保守日ファイル B 建物 C 保守センタ L 電話回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 浩 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株式会社日立ビルシステムサービス内 (72)発明者 深井 久徳 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株式会社日立ビルシステムサービス内 (72)発明者 岡本 肇 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株式会社日立ビルシステムサービス内 (72)発明者 川西 清司 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株式会社日立ビルシステムサービス内 (56)参考文献 特開 平3−271998(JP,A) 特開 平3−259305(JP,A) 特開 昭61−241900(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08B 29/12 G08B 25/04 - 25/10 H04Q 9/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビル内の設備機器の所定の各機器につい
    てデータを採取して記憶する端末装置と、この端末装置
    に記憶されたデータを通信回線を介して読出す保守セン
    タとで構成される保守支援装置において、前記保守セン
    タ装置に、今回保守日を記憶する記憶部と、この記憶部
    に記憶された保守日又はこの日に近い日を選定する選定
    手段と、この選定手段と、この選定手段で選定された日
    に達したとき当該選定された日に前記端末装置に記憶さ
    れている前記データを読出す読出し手段とを設けたこと
    を特徴とする保守支援装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において前記選定手段で選定さ
    れる日は、前記保守日の前日又は予め設定された数日前
    であることを特徴とする保守支援装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記データは、前記
    設備機器の各部の異常データ及び前記設備機器の稼動に
    関する積算値であることを特徴とする保守支援装置。
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