JP2964814B2 - 加工部品印刷方法及び装置 - Google Patents

加工部品印刷方法及び装置

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JP2964814B2
JP2964814B2 JP650893A JP650893A JP2964814B2 JP 2964814 B2 JP2964814 B2 JP 2964814B2 JP 650893 A JP650893 A JP 650893A JP 650893 A JP650893 A JP 650893A JP 2964814 B2 JP2964814 B2 JP 2964814B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気機器筐体などを
構成する加工素材より種々な形状の加工部品を形成する
プレス機等にインクジェットプリンタなどの印刷装置を
組合せ、種々の加工部品に他の加工部品と区別するため
の印刷を行なう加工部品印刷方法及び装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に数値制御装置(以下、NC装置と
いう。)によるプレス機械は、例えば特公昭59−44
940号公報に記載されているように、加工材をNC装
置の指令で加工位置まで運んで位置決めを行ない、その
後NC装置の指令でハンマ動作し、ポンチを叩き、ポン
チとダイの間にある加工材に加工を施すものである。か
かるプレス機械は、ポンチとダイの交換を容易とするた
め、予め多種類のポンチとダイを有する、例えば円板形
タレットパンチプレス機械が用いられて来た。このよう
な従来の円板形タレットパンチプレス機械を用いれば、
加工材に所望の加工を施すことができ、加工材より種々
な形状の加工部品を形成することが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなパ
ンチプレス機械やその他レーザ加工機等によって多種類
の加工を施し、種類毎に加工部品を選別するのに多くの
労力を要していた。特に、加工部品の形状が複雑で多種
類あり、しかも類似の形状である場合に、選別のために
図面との照合を強いられる等の労力を要し、場合によっ
ては選別誤りにより、後になって所定の電子機器筐体に
合致せず、トラブルになることもありうる。
【0004】そこで、この発明はかかる不都合を解消す
るためになされたもので、加工機によって所望の加工処
理を施された加工部品に、他の加工部品を識別するため
の印刷を行ない、加工部品の種類毎の選別を容易かつ確
実に行ないうる新規な加工部品印刷方法及び装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る加工部品印刷方法は、一枚の加工素材から形状の類
似する電子機器筐体の加工部品を形成する際に、一の加
工部品と他の加工部品を識別するための印刷マークを各
加工部品に印刷する加工部品印刷方法において、上記加
工素材の上記一の加工部品に対応する印刷マークを印刷
するために上記加工素材を移動させる第1の移動工程
と、この第1の移動工程により上記一の加工部品に印刷
マークを印刷する印刷開始位置になったときに、データ
記憶手段に格納された対応する印刷データに基づいて印
刷マークを印刷する第1の印刷工程と、上記加工素材の
上記他の加工部品に対応する印刷マークを印刷するため
に上記加工素材を移動させる第2の移動工程と、この第
2の移動工程により上記他の加工部品に印刷する印刷開
始位置になったときに、上記データ記憶手段に格納され
た対応する印刷データに基づいて印刷マークを印刷する
第2の印刷工程と、上記第1及び第2の印刷工程後に、
上記データ記憶手段に格納された加工データに基づいて
上記加工素材から上記一の及び他の加工部品を形成する
加工工程とを備えたものである。
【0006】請求項2に記載の発明に係る加工部品印刷
方法は、一枚の加工素材から形状の類似する電子機器筐
体の加工部品を形成する際に、一の加工部品と他の加工
部品を識別するための印刷マークを各加工部品に印刷す
る加工部品印刷方法において、上記加工素材の上記一の
及び上記他の加工部品にそれぞれ対応する印刷マークを
印刷するために上記加工素材をそれぞれ移動させる第1
及び第2の移動工程と、これらの第1及び第2の移動工
程による移動速度を検出する検出工程と、上記一の及び
上記他の加工部品にそれぞれ印刷マークを印刷する印刷
開始位置になったときに、上記検出工程により上記移動
速度に同期させて上記データ記憶手段に格納されたそれ
ぞれ対応する印刷データに基づいて印刷マークを印刷す
る第1及び第2の印刷工程と、これらの第1及び第2の
印刷工程後に、上記データ記憶手段に格納された加工デ
ータに基づいて上記加工素材から上記一の及び他の加工
部品を形成する加工工程とを備えたものである。
【0007】請求項3に記載の発明に係る加工部品印刷
方法は、一枚の加工素材から形状の類似する電子機器筐
体の加工部品を形成する際に、一の加工部品と他の加工
部品を識別するための印刷マークを各加工部品に印刷す
る加工部品印刷方法において、上記加工素材から上記一
の及び上記他の加工部品を形成するための加工データ、
上記一の及び上記他の加工部品に対応する印刷すべき位
置及び印刷内容をそれぞれ表す印刷位置データ及び印刷
データ、及び上記加工素材の上記一の及び上記他の加工
部品に印刷するときに上記加工素材を移動させるための
印刷用移動データをデータ記憶手段に格納させる記憶工
程と、上記データ記憶手段に格納された印刷用移動デー
タに基づいて上記加工素材の上記一の及び他の加工部品
にそれぞれ対応する印刷マークを印刷するために上記加
工素材をそれぞれ移動させる第1及び第2の移動工程
と、これらの第1及び第2の移動工程による移動速度を
検出する検出工程と、上記一の及び他の加工部品の上記
印刷位置データに基づいてそれぞれ印刷マークを印刷す
る印刷開始位置になったときに、上記検出工程により上
記移動速度に同期させて上記データ記憶手段に格納され
た上記印刷データ及び上記印刷用移動データに基づいて
それぞれ対応する印刷マークを印刷する第1及び第2の
印刷工程と、これらの第1及び第2の印刷工程後に、上
記データ記憶手段に格納された上記加工データに基づい
て上記加工素材から上記一の及び他の加工部品を形成す
る加工工程とを備えたものである。
【0008】請求項4に記載の発明に係る加工部品印刷
装置は、一枚の加工素材から形状の類似する電子機器筐
体の加工部品を形成する際に、一の加工部品と他の加工
部品を識別するための印刷マークを各加工部品に印刷す
る加工部品印刷装置において、上記加工素材を基準位置
に位置決めするための基準位置決めデータ、上記一の及
び他の加工部品に印刷マークを印刷するための位置及び
印刷内容をそれぞれ表す印刷位置データ及び印刷デー
タ、並びに上記加工素材から上記一の及び他の加工部品
を形成するための加工データを格納するデータ記憶手段
と、上記加工素材の上記一の及び他の加工部品にそれぞ
れ印刷マークを印刷するために上記基準位置決めデータ
及び印刷位置データに基づいて上記加工素材を移動させ
る駆動手段と、この駆動手段による上記加工素材の移動
速度を検出して同期信号を出力するエンコーダと、上記
一の及び他の加工部品をそれぞれ印刷位置に移動するよ
うに上記駆動手段を制御する制御部と、上記エンコーダ
の同期信号を受信して上記一の及び他の加工部品に上記
印刷データに基づいて印刷制御するプリンタ制御部と、
このプリンタ制御部による印刷された上記一の及び他の
加工部品を上記駆動手段の駆動により上記加工データに
基づいて形成する加工機とを備えたものである。
【0009】請求項5に記載の発明に係る加工部品印刷
装置は、一枚の加工素材から形状の類似する電子機器筐
体の加工部品を形成する際に、一の加工部品と他の加工
部品を識別するための印刷マークを各加工部品に印刷す
る加工部品印刷装置において、数値制御データを送信す
る計算機と、この計算機からの数値制御データを格納
し、この数値制御データを処理して印刷要求信号を送信
する数値制御装置と、数値制御装置の数値制御データに
基づいて上記加工素材の上記一の及び他の加工部品を印
刷位置に位置決めするとともに、各加工部品を形成する
数値制御加工機と、上記印刷要求信号を受信して上記計
算機に印刷要求受信信号を送信し、上記計算機からの印
刷指令信号を送信するシーケンサと、上記加工素材の移
動速度を検出して同期信号を送信するエンコーダと、上
記シーケンサからの上記印刷指令信号を受信し、上記エ
ンコーダからの同期信号により上記加工素材の移動速度
と印刷速度とを同期させて、上記各加工部品に上記印刷
マークを印刷するプリンタ制御部とを備えたものであ
る。
【0010】請求項6に記載の発明に係る加工部品印刷
装置は、上記シーケンサは上記計算機から印刷指令信号
を受信したときに、上記数値制御装置に印刷用補助指令
完了信号を送信し、上記数値制御装置は印刷用補助指令
完了信号を受信して上記数値制御データの印刷用移動デ
ータを処理して上記加工部品を移動させ、上記シーケン
サは上記印刷指令信号をタイマによる一定時間遅延させ
て上記プリンタ制御部に送信することを特徴とする請求
項5に記載のものである。
【0011】請求項7に記載の発明に係る加工部品印刷
装置は、上記プリンタ制御部は、ポストを中心に旋回及
び逆旋回可能なアームに取り付けられ、上記各加工部品
に印刷マークを印刷するときに上記数値制御装置からの
アーム旋回指令信号により上記アームを旋回するように
制御し、上記印刷が完了したときに上記数値制御装置か
らの逆旋回指令信号により上記アームを逆旋回するよう
に制御する制御装置を備えたことを特徴とする請求項5
に記載のものである。
【0012】請求項8に記載の発明に係る加工部品印刷
装置は、上記アームの旋回速度は、低速運転から高速運
転を行い、その後低速運転から超低速運転にて行うこと
を特徴とする請求項7に記載のものである。
【0013】
【作用】請求項1に係る発明は、一枚の加工素材から形
状の類似する電子機器筐体の加工部品を形成する際に、
一の加工部品と他の加工部品を識別するための印刷マー
クを各加工部品に印刷する加工部品印刷方法において、
上記加工素材を移動させて上記加工素材の各加工部品に
対応する印刷マークを印刷する印刷開始位置になったと
きに、データ記憶手段に格納された対応する印刷データ
に基づいてそれぞれ印刷マークを印刷し、その後に上記
データ記憶手段に格納された加工データに基づいて上記
加工素材から上記一の及び他の加工部品を形成するた
め、各加工部品について対応した印刷マークを確実に行
ったうえで、形状の類似した各加工部品を形成できる。
【0014】請求項2に係る発明は、一枚の加工素材か
ら形状の類似する電子機器筐体の加工部品を形成する際
に、一の加工部品と他の加工部品を識別するための印刷
マークを各加工部品に印刷する加工部品印刷方法におい
て、上記加工素材を各加工部品についてそれぞれ移動さ
せるとともに、それらの移動速度を検出し、この検出に
より上記移動速度に同期させて上記加工素材の各加工部
品に対応する印刷マークを印刷し、その後にデータ記憶
手段に格納された加工データに基づいて上記加工素材か
ら上記一の及び他の加工部品を形成するため、各加工部
品について対応した印刷マークを確実に行ったうえで、
形状の類似した各加工部品を形成できるとともに、文字
等の印刷マークも正確に読み取ることも可能となる。
【0015】請求項3に係る発明は、一枚の加工素材か
ら形状の類似する電子機器筐体の加工部品を形成する際
に、一の加工部品と他の加工部品を識別するための印刷
マークを各加工部品に印刷する加工部品印刷方法におい
て、上記加工素材を移動させて上記加工素材の各加工部
品に対応する印刷マークを印刷する印刷開始位置になっ
たときに、それらの移動速度の検出により上記移動速度
に同期させて上記加工素材の各加工部品に対応する印刷
マークを印刷し、その後にデータ記憶手段に格納された
加工データに基づいて上記加工素材から上記一の及び他
の加工部品を形成するため、各加工部品について対応し
た印刷マークを確実に行ったうえで、形状の類似した各
加工部品を形成できるとともに、各加工部品の印刷すべ
き正確な位置に文字等の印刷マークを印刷できる。
【0016】請求項4に係る発明は、一枚の加工素材か
ら形状の類似する電子機器筐体の加工部品を形成する際
に、一の加工部品と他の加工部品を識別するための印刷
マークを各加工部品に印刷する加工部品印刷装置におい
て、データ記憶手段に格納された基準位置決めデータ及
び印刷位置データに基づいて上記加工素材を移動させる
駆動手段を制御部により制御して各加工部品をそれぞれ
印刷位置に移動させ、プリンタ制御部によりエンコーダ
からの同期信号を受信して各加工部品に印刷制御し、上
記プリンタ制御部による印刷された各加工部品を上記駆
動手段の駆動によりデータ記憶手段に格納された加工デ
ータに基づいて加工機により形成するため、各加工部品
に確実に印刷できるとともに、各加工部品の印刷すべき
位置に正確に印刷できる。
【0017】請求項5に係る発明は、一枚の加工素材か
ら形状の類似する電子機器筐体の加工部品を形成する際
に、一の加工部品と他の加工部品を識別するための印刷
マークを各加工部品に印刷する加工部品印刷装置におい
て、数値制御装置により計算機からの数値制御データを
処理して印刷要求信号をシーケンサに送信し、このシー
ケンサは上記計算機からの印刷指令信号をプリンタ制御
部に送信するとともに、プリンタ制御部により上記加工
素材の移動速度を検出して同期信号を送信するエンコー
ダからの同期信号により上記加工素材の移動速度と印刷
速度とを同期させて、上記各加工部品に上記印刷マーク
を印刷するため、各加工部品に確実に印刷できるととも
に、各加工部品に正確名印刷マークを印刷できる。
【0018】請求項6に係る発明は、請求項5において
上記シーケンサは上記計算機から印刷指令信号を受信し
たときに、上記数値制御装置に印刷用補助指令完了信号
を送信し、上記数値制御装置は印刷用補助指令完了信号
を受信して上記数値制御データの印刷用移動データを処
理して上記加工部品を移動させ、上記シーケンサは上記
印刷指令信号をタイマによる一定時間遅延させて上記プ
リンタ制御部に送信するため、更に確実に各加工部品に
印刷できる。
【0019】請求項7に係る発明は、請求項5において
制御装置により上記プリンタ制御部は、ポストを中心に
旋回及び逆旋回可能なアームに取り付けられ、上記各加
工部品に印刷マークを印刷するときに上記数値制御装置
からのアーム旋回指令信号により上記アームを旋回する
ように制御し、上記印刷が完了したときに上記数値制御
装置からの逆旋回指令信号により上記アームを逆旋回す
るように制御するため、各加工部品に印刷が完了して数
値制御加工機により各加工部品を形成するときにプリン
タ制御部が邪魔にならず、各加工部品の形成後の取り扱
いも容易となる。
【0020】請求項8に係る発明は、請求項7において
上記アームの旋回速度は、低速運転から高速運転を行
い、その後低速運転から超低速運転にて行うため、プリ
ンタ制御部に与える振動・衝撃が少ない。
【0021】
【実施例】
実施例1.以下、これらの発明の一実施例について図を
用いて詳細に説明する。図1は、この発明の一実施例を
示すブロック構成図であり、1は電子機器筐体等を形成
する加工素材、2は加工素材1を後述するような加工処
理が施されて形成される加工部品、3は加工手段で、加
工機4及び駆動手段5により構成される。加工機4は、
例えば特公昭59−44940号公報に示されるような
円板形タレットパルチプレス機であって、ポンチとダイ
の間にある加工素材を打ち抜いて所望の形状の加工部品
を形成するものである。また、駆動手段5は加工素材1
を保持するX軸及びY軸移動テーブルをX軸方向及びY
軸方向に移動させるNCモータにて構成される。
【0022】6はデータ記憶手段で、加工素材1より加
工部品2を加工処理する加工データ、加工部品2に他の
異なる形状の加工部品と識別するための印刷データ、加
工素材1を印刷するための位置に移動させるための印刷
位置データ、印刷時に駆動手段5を移動させるための印
刷用移動データ等が格納されている。データ記憶手段6
に格納されるデータの具体的構成を図2に示す。図2は
加工素材1に加工処理を施す前に印刷を行なう場合のデ
ータ構成で、初期データG11〜,材料搬入データG1
2〜,プリンタ準備データ(機械原点へ移動M01
〜)、印字用NCデータ(印字基準点へ移動M11〜
(印字指令)、印字基準点へ移動M12〜(印字指
令)、…)、加工データ加工基準点への移動N11〜
(加工指令)、加工基準点への移動N12〜(加工指
令)…,プリンタ待機データ(機械原点へ移動M11
〜)、材料搬出データG13、プログラム終了GXX〜
で構成される。また、印字用NCデータについて印字基
準点へ移動、印字指令が複数個格納されているのは、加
工素材1に複数個の印刷を行なうためである。
【0023】次に、印刷用NCデータと加工データとの
関係を説明する。図3は加工素材1に加工部品Aを2
個、加工部品B,C,Dをそれぞれ1個ずつ加工処理す
る場合を例に示した加工部品の加工配置構成図であり
先ず加工素材1の初期基準位置決めデータaを定め、加
工部品A1,A2,B,C,Dの基準位置b,c,d,
e,f(X,Y座標位置データ)を設ける。図3(b)
は加工部品A1の説明図であり、加工部品A1について
の加工データは、図3(b)に示すように基準位置bに
対し、X軸及びY軸方向の座標、例えばg,hにより
置データを定める。また、加工部品A1について円形
打抜き7に対しては、その中心座標Oをi,jで表すほ
半径のデータ等も定める。
【0024】次に、印刷データについては、加工部品A
1に対し印刷基準位置K(l,q)のデータ、印刷基準
位置Kから印刷開始点N及び印刷終了点Pまでの距離
m,nのデータを定める。他の加工部品A2,B,C,
Dについても同様に各データを定める。このように加工
部品毎に加工データ、印刷データがデータ記憶手段6に
格納される。
【0025】また、図1に示す8はプリンタで、プリン
タ制御部9とプリンタヘッド10により構成され、例え
ば特開昭63−86286号公報に示されるようなイン
クジェットプリンタが使用される。11はエンコーダ
で、駆動手段5によってX軸又はY軸テーブルを移動さ
せる速度を検出するもので、例えば駆動手段5を構成す
るNCモータのモータ軸の回転速度を検出すべく、モー
タ軸の一回転する毎に1パルスを出力するような同期信
号を発生させるものである。12は制御部で、データ記
憶手段6に格納された各種のデータ、即ち印刷データ、
加工データ等を取り出して処理し、駆動手段5,加工機
4,プリンタ8を制御するものである。
【0026】さて、制御部12によってデータ記憶手段
6に格納された材料搬入データを処理して加工素材1を
駆動手段5のX軸,Y軸テーブルに移動させ、図示しな
い固定手段により固定する。データ記憶手段6のプリン
タ準備データを取り出して処理し、駆動手段5を駆動し
てX軸,Y軸テーブルをNCモータによって機械原点へ
移動させる。制御部12はデータ記憶手段6に格納され
た印字用NCデータを取り出して処理し、再び駆動手段
5を駆動させて印刷基準点へ加工素材1を移動させる。
即ち、プリンタヘッド10の位置に加工素材1を例えば
図3に示すK位置に持ってくる。
【0027】データ記憶手段6に格納されている印刷デ
ータを制御部12を介してプリンタ8に送信する。加工
素材1への印刷に際し、駆動手段5のモータによりX軸
テーブルをX軸方向に移動させ、図3に示す印刷開始位
になったとき、エンコーダ11からの同期信号に同
期してプリンタ8により印刷データに基づいた文字ある
いはバーコードを加工素材1に印刷する。同様に、加工
素材1に複数の印刷を行なう。次に、制御部12によ
り、データ記憶手段6に格納された加工データを取り出
して処理し、印刷を行なうときと同様に、駆動手段5を
駆動して加工位置(図3における加工部品A1について
位置)に位置決めし、加工機4によるポンチとダイ
等によって打抜き加工処理を行なって加工部品A1を形
成する。他の加工部品A2,B,C,Dについても同様
にして形成する。
【0028】図4は、更に具体化したこの発明に係る加
工部品印刷装置のブロック構成図である。図4におい
て、13はNC装置で、NCデータを格納する。このN
Cデータには、印刷基準点への位置決めデータ、印刷用
補助指令データ、印刷用移動データ、加工データ等が格
納されている。14はNCターレットパンチプレスで、
ポンチとダイの間の加工素材1に対して打抜き等の加工
処理を施すと共に、加工素材1を載置するX軸、Y軸テ
ーブルを有し、このテーブルをX軸方向及びY軸方向に
移動させるNCモータを備えている。15は計算機で、
NCデータを送信してNC装置13に格納すると共に、
予めメモリに記憶されている文字列データをインクジェ
ットプリンタに送信する。16はシーケンで、NC
装置13、計算機15及びインクジェットプリンタ8を
動かすと共に、タイマ17を備えている。
【0029】図4に示すような構成において、各装置の
信号の流れを図5のフローチャートを用いて説明する。
計算機15によりNCデータ18NC装置13に送信
する。NC装置13はNCデータ18を格納し、このN
Cデータ18の印刷基準点への位置決めデータを処理し
てNCターレットパンチプレス14を駆動して加工素材
1を移動させ印刷基準点19へ加工部品を位置決めす
る。NC装置13の印刷基準点への位置決めデータの処
理後に、印刷用補助指令データを処理して印刷要求信号
20をシーケンサ16へ送信する。
【0030】一方、計算機15は印刷要求フラグの状況
確認信号21をシーケンサ16へ送信する。シーケンサ
16は状況確認信号21を受信し、印刷要求信号20を
受信すると、印刷要求フラグを設定し、印刷要求受信信
号22を計算機15へ送信する。計算機15は印刷要求
フラグを受信し、予めメモリに記憶していた文字列デー
タ23をインクジェットプリンタ8に送信すると共にイ
ンクジェットプリンタ8からは受信完了信号24を受信
する。このとき、計算機15は印刷指令信号25をシー
ケンサ16へ送信する。シーケンサ16は印刷指令信号
25を受信すると、印刷用補助指令完了信号26をNC
装置13へ送信する。
【0031】NC装置13は印刷用補助指令完了信号2
6を確認して、NCデータの印刷用移動データを処理し
て、NCターレットパンチプレス14のNCモータを駆
動させ、印刷用加工部品を移動させる。また、シーケン
サ16は上述のように印刷用補助指令信号26を送信し
た後、タイマ17によって所定時間だけ遅らせて印刷指
令信号27をインクジェットプリンタ8に送信する。イ
ンクジェットプリンタ8は印刷指令信号27を受信する
と共に、エンコーダ11によって加工部品の印刷位置
(図3の位置に相当する。)を検出して、同期信号2
8をインクジェットプリンタ8へ送信する。
【0032】この同期信号28は、NCターレットパン
チプレス14のNCモータ軸の回転速度を検出し、その
回転速度が一定になった時点で発生される同期信号であ
る。即ち、NCモータ軸の1回転に対し所定数のパルス
を発生させ、このパルスの同期がある値以下になったと
きに同期信号28を発生させるように構成する。あるい
は、印刷基準点19と印刷開始位置との距離が一定と
なったとき、NCモータ軸の回転速度に同期した同期信
号28を発生させる。印刷基準点19から印刷開始位置
までの距離が一定となったか否かは、例えばその距離
に相当するカウント値を有し、NCターレットパンチプ
レス14のX軸・Y軸テーブルが所定量だけ移動したと
きにカウントダウンするようなカウンタを設けて検出し
ても良い。こうして、インクジェットプリンタ8は印刷
指令信号27及び同期信号28を受信し、同期制御を行
ない、加工素材1に文字列データに基づいた文字やバー
コードを印刷する。
【0033】ここに、同期制御とは、NCモー夕軸の回
転速度が一定となったことを検出する場合には、加工素
材1の移動速度は一定となるから、インクジェットプリ
ンタ8により一定間隔のインクの噴射で印刷を行なう。
また、印刷基準点19から印刷開始位置までの距離を検
出する場合には、NCモータ軸の回転速度に同期させて
インクジェットプリンタ8によりインクの噴射を行な
う。全文字列の印刷が完了したかどうかは計算機15に
より逐次状況確認信号21を出力することによって確認
され、全文字列の印刷を完了させる。全文字列の印刷が
完了すると、NCターレットパンチプレス14による印
刷用加工部品の移動を停止させる。このような動作をく
り返すことにより、加工素材1に複数の印刷を完了させ
る。次に、NC装置13により加工データを処理してN
Cターレットパンチプレス14により加工処理を行な
う。
【0034】以上は、加工素材1に複数個の加工部品に
対応した印刷を全て完了させ、しかる後に加工処理を施
した場合について説明したが、先に加工処理を施し、そ
の後各加工部品についてそれぞれ印刷を行なうことも可
能であり、また加工部品毎に印刷と加工処理をくり返す
ことも可能である。これらは、いずれもNCデータのプ
ログラムの作成手順によって可能である。
【0035】NC装置13はプログラム終了データ処理
を行ない、シーケンサ16がプログラム終了信号を受信
して加工処理を終了すると共に、計算機15は加工終了
信号を受信してシステムを終了処理する。
【0036】次に、インクジェットプリンタのアーム旋
回制御について説明する。図6はインクジェットプリン
タの旋回逆旋回制御装置の構成図である。30はインク
タンク、31は非接触式印刷機能を有するインクジェッ
トプリンタ、32はインクジェットプリンタ31を保持
しているアーム、33はNCデータ及び文字列データを
保管すると共に、システムを制御する計算機、34は加
工素材1の位置決め及びプレス加工を行なうNCターレ
ットパンチプレス、35はNCターレットパンチプレス
34を制御するNC装置、36は外部機器との信号処理
機能、論理演算機能、タイマなどを有するシーケンサ
37はNCターレットパンチプレス34の印刷方向駆動
モータ、38はNCターレットパンチプレス34の印刷
方向駆動モータ37に取付けられたエンコーダである。
なお、39はポストであり、インクジェットプリンタ3
1はこのポスト39を中心にモータ40により旋回可能
としている。図6に示すアーム旋回制御はNC装置3
5、シーケンサ36等により行なう。
【0037】図7はインクジェットプリンタ31のア一
ム旋回、アーム逆旋回の制御を行なうためのブロック構
成図である。図7において、計算機33からNCデータ
41をNC装置35に転送し、NC装置35はターレッ
トパンチプレス34を機械原点へ移動させる。次に、N
C装置35はシーケンサ36ヘアーム旋回指令信号49
を送り、シーケンサ36の制御により、図6におけるモ
ータ40を駆動させてアーム旋回42を行なわせる。ア
一ム旋回が完了すると、シーケンサ36は動作完了を接
点信号43から検出し、旋回完了信号44をNC装置3
5に送信する。次に、図2に示したようなプログラムに
従って印刷処理や加工処理を行なう。印刷処理等が終了
すると、NC装置35はシーケンサ36へアーム逆旋回
指令信号45を送信し、シーケンサ36はアームを逆旋
回46をさせ、逆旋回が完了すると、シーケンサ36は
動作完了を接点信号47から検出し、逆旋回完了信号4
8をNC装置35に送信する。このようにしてアームの
旋回、逆旋回を行う。
【0038】アーム32の旋回、逆旋回は固定側に固定
された軸受に装着したギアー付モータ40によって、
スト39に装着されているギア50に伝達されて行な
う。このとき、ア一ム32の旋回は図8に示すような速
度制御にて行なう。図8は、横軸を時間、縦軸を速度と
したときのアーム32の旋回速度の変化の様子を示した
アーム速度変化図である。図8において、アーム32の
待機位置(Y)から低速運転(A)を行ない、高速運転
(B)を行ない、その後低速運転(C)から超低速運転
(D)にて所定の停止位置で停止させる。従って、イン
クジェット31に与える振動、衝撃が少なく移動させる
ことができる。
【0039】以上は加工素材1に複数の加工部品に対応
した印刷を行ない、しかる後に加工処理を行なう場合に
ついて説明したが、逆に加工素材1に加工処理を行な
い、その後に印刷を行なう場合については、図2に示す
データの格納順を先ず加工データを記憶させ、各加工部
品を基準位置決め位置を原点として印刷データを記憶す
ることにより、同様に加工と印刷を行なうことができ
る。また、加工素材1に対する加工処理は、NCターレ
ットパンチプレスを用いたが、この他従来知られている
レーザ加工機を用いるものでも良い。
【0040】また、金属表面のインクジェットによる印
字が見にくいので、金属表面に金属表面とできるだけ反
射率の異なるシールを張り付け、あるいは白ペンキ塗布
などをして出力を小さくした素材加工用のレーザ光線を
印字のインクジェットの代わりに当てるとレーザの当た
った部分は素材地肌が透けて見えるので印字できる。こ
のようにするとインクジェット装置を別途設けることが
不要となる。
【0041】以上のようにこの発明によれば、一枚の加
工素材から形状の類似する電子機器筐体の加工部品を形
成する際に、一の加工部品と他の加工部品を識別するた
めの印刷マークを各加工部品に印刷する加工部品印刷方
法において、上記加工素材の移動速度と印刷速度を同期
制御して各加工部品に印刷し、その後に上記各加工部品
を形成することから、印刷すべき位置に文字等の正確な
印字ができるとともに、各加工部品の形成後にこれらの
加工部品を取り違えることが少なくなるという効果を奏
する。
【0042】また、この発明によれば、一枚の加工素材
から形状の類似する電子機器筐体の加工部品を形成する
際に、一の加工部品と他の加工部品を識別するための印
刷マークを各加工部品に印刷する加工部品印刷装置にお
いて、データ記憶手段に格納された印刷位置データ、印
刷データ及び加工データ並びにエンコーダからの同期信
号に基づいて、駆動手段を制御する制御部及びプリンタ
制御部により各加工部品の印刷すべき位置に文字等の正
確な印字ができるとともに、各加工部品の形成後にこれ
らの加工部品を取り違えることが少なくなるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック構成図であ
る。
【図2】図1のデータ記憶手段に格納されるデータ構成
図である。
【図3】この発明に用いられる加工素材1に対する加工
部品の配置構成図である。
【図4】この発明の他の実施例を示すブロック構成図で
ある。
【図5】図4に示す構成のフローチャート図である。
【図6】この発明に係るインクジェットプリンタの旋
回、逆旋回制御装置の構成図である。
【図7】図6に示す旋回、逆旋回制御のブロック構成図
である。
【図8】図6に示す旋回制御に関する速度制御図であ
る。
【符号の説明】
1 加工素材 2 加工部品 3 加工手段 4 加工機 5 駆動手段 6 データ記憶手段 8 プリンタ 9 プリンタ制御部 10 プリンタヘッド 11 エンコーダ 12 制御部 13 NC装置 14 NCターレットパンチプレス 15 計算機 16 シーケンサ 17 タイマ
フロントページの続き (72)発明者 吉本 正博 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電 機株式会社 通信機製作所内 (56)参考文献 特開 昭57−94364(JP,A) 特開 昭56−164888(JP,A) 特開 昭58−171971(JP,A) 特開 昭55−11824(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 3/407 B23Q 41/00 B41J 2/01

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚の加工素材から形状の類似する電子
    機器筐体の加工部品を形成する際に、一の加工部品と他
    の加工部品を識別するための印刷マークを各加工部品に
    印刷する加工部品印刷方法において、上記加工素材の上
    記一の加工部品に対応する印刷マークを印刷するために
    上記加工素材を移動させる第1の移動工程と、この第1
    の移動工程により上記一の加工部品に印刷マークを印刷
    する印刷開始位置になったときに、データ記憶手段に格
    納された対応する印刷データに基づいて印刷マークを印
    刷する第1の印刷工程と、上記加工素材の上記他の加工
    部品に対応する印刷マークを印刷するために上記加工素
    材を移動させる第2の移動工程と、この第2の移動工程
    により上記他の加工部品に印刷する印刷開始位置になっ
    たときに、上記データ記憶手段に格納された対応する印
    刷データに基づいて印刷マークを印刷する第2の印刷工
    程と、上記第1及び第2の印刷工程後に、上記データ記
    憶手段に格納された加工データに基づいて上記加工素材
    から上記一の及び他の加工部品を形成する加工工程と
    備えたことを特徴とする加工部品印刷方法。
  2. 【請求項2】 一枚の加工素材から形状の類似する電子
    機器筐体の加工部品を形成する際に、一の加工部品と他
    の加工部品を識別するための印刷マークを各加工部品に
    印刷する加工部品印刷方法において、上記加工素材の上
    記一の及び上記他の加工部品にそれぞれ対応する印刷マ
    ークを印刷するために上記加工素材をそれぞれ移動させ
    る第1及び第2の移動工程と、これらの第1及び第2の
    移動工程による移動速度を検出する検出工程と、上記一
    の及び上記他の加工部品にそれぞれ印刷マークを印刷す
    る印刷開始位置になったときに、上記検出工程により上
    記移動速度に同期させて上記データ記憶手段に格納され
    たそれぞれ対応する印刷データに基づいて印刷マークを
    印刷する第1及び第2の印刷工程と、これらの第1及び
    第2の印刷工程後に、上記データ記憶手段に格納された
    加工データに基づいて上記加工素材から上記一の及び他
    の加工部品を形成する加工工程とを備えたことを特徴と
    する加工部品印刷方法。
  3. 【請求項3】 一枚の加工素材から形状の類似する電子
    機器筐体の加工部品を形成する際に、一の加工部品と他
    の加工部品を識別するための印刷マークを各加 工部品に
    印刷する加工部品印刷方法において、上記加工素材から
    上記一の及び上記他の加工部品を形成するための加工デ
    ータ、上記一の及び上記他の加工部品に対応する印刷す
    べき位置及び印刷内容をそれぞれ表す印刷位置データ及
    び印刷データ、及び上記加工素材の上記一の及び上記他
    の加工部品に印刷するときに上記加工素材を移動させる
    ための印刷用移動データをデータ記憶手段に格納させる
    記憶工程と、上記データ記憶手段に格納された印刷用移
    動データに基づいて上記加工素材の上記一の及び他の加
    工部品にそれぞれ対応する印刷マークを印刷するために
    上記加工素材をそれぞれ移動させる第1及び第2の移動
    工程と、これらの第1及び第2の移動工程による移動速
    度を検出する検出工程と、上記一の及び他の加工部品の
    上記印刷位置データに基づいてそれぞれ印刷マークを印
    刷する印刷開始位置になったときに、上記検出工程によ
    り上記移動速度に同期させて上記データ記憶手段に格納
    された上記印刷データ及び上記印刷用移動データに基づ
    いてそれぞれ対応する印刷マークを印刷する第1及び第
    2の印刷工程と、これらの第1及び第2の印刷工程後
    に、上記データ記憶手段に格納された上記加工データに
    基づいて上記加工素材から上記一の及び他の加工部品を
    形成する加工工程とを備えたことを特徴とする加工部品
    印刷方法。
  4. 【請求項4】 一枚の加工素材から形状の類似する電子
    機器筐体の加工部品を形成する際に、一の加工部品と他
    の加工部品を識別するための印刷マークを各加工部品に
    印刷する加工部品印刷装置において、上記加工素材を基
    準位置に位置決めするための基準位置決めデータ、上記
    一の及び他の加工部品に印刷マークを印刷するための位
    置及び印刷内容をそれぞれ表す印刷位置データ及び印刷
    データ、並びに上記加工素材から上記一の及び他の加工
    部品を形成するための加工データを格納するデータ記憶
    手段と、上記加工素材の上記一の及び他の加工部品にそ
    れぞれ印刷マークを印刷するために上記基準位置決めデ
    ータ及び印刷位置データに基づいて上記加工素材を移動
    させる駆動手段と、この駆動手段による上記加工素材の
    移動速度を検出して同期信号を出力するエンコーダと、
    上記一の及び他の加工部品をそれぞれ印刷位置に移動す
    るように上記駆動手段を制御する制御部と、上記エンコ
    ーダの同期信号を受信して上記一の及び他の加工部品に
    上記印刷データに基づいて印刷制御するプリンタ制御部
    と、このプリンタ制御部による印刷さ れた上記一の及び
    他の加工部品を上記駆動手段の駆動により上記加工デー
    タに基づいて形成する加工機とを備えたことを特徴とす
    る加工部品印刷装置。
  5. 【請求項5】 一枚の加工素材から形状の類似する電子
    機器筐体の加工部品を形成する際に、一の加工部品と他
    の加工部品を識別するための印刷マークを各加工部品に
    印刷する加工部品印刷装置において、数値制御データを
    送信する計算機と、この計算機からの数値制御データを
    格納し、この数値制御データを処理して印刷要求信号を
    送信する数値制御装置と、数値制御装置の数値制御デー
    タに基づいて上記加工素材の上記一の及び他の加工部品
    を印刷位置に位置決めするとともに、各加工部品を形成
    する数値制御加工機と、上記印刷要求信号を受信して上
    記計算機に印刷要求受信信号を送信し、上記計算機から
    の印刷指令信号を送信するシーケンサと、上記加工素材
    の移動速度を検出して同期信号を送信するエンコーダ
    と、上記シーケンサからの上記印刷指令信号を受信し、
    上記エンコーダからの同期信号により上記加工素材の移
    動速度と印刷速度とを同期させて、上記各加工部品に上
    記印刷マークを印刷するプリンタ制御部とを備えたこと
    を特徴とする加工部品印刷装置。
  6. 【請求項6】 上記シーケンサは上記計算機から印刷指
    令信号を受信したときに、上記数値制御装置に印刷用補
    助指令完了信号を送信し、上記数値制御装置は印刷用補
    助指令完了信号を受信して上記数値制御データの印刷用
    移動データを処理して上記加工部品を移動させ、上記シ
    ーケンサは上記印刷指令信号をタイマによる一定時間遅
    延させて上記プリンタ制御部に送信することを特徴とす
    る請求項5に記載の加工部品印刷装置。
  7. 【請求項7】 上記プリンタ制御部は、ポストを中心に
    旋回及び逆旋回可能なアームに取り付けられ、上記各加
    工部品に印刷マークを印刷するときに上記数値制御装置
    からのアーム旋回指令信号により上記アームを旋回する
    ように制御し、上記印刷が完了したときに上記数値制御
    装置からの逆旋回指令信号により上記アームを逆旋回す
    るように制御する制御装置を備えたことを特徴とする請
    求項5に記載の加工部品印刷装置。
  8. 【請求項8】 上記アームの旋回速度は、低速運転から
    高速運転を行い、その後低速運転から超低速運転にて行
    うことを特徴とする請求項7に記載の加工部品印刷装
    置。
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