JP2964709B2 - パルス受信装置 - Google Patents
パルス受信装置Info
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- JP2964709B2 JP2964709B2 JP3161193A JP16119391A JP2964709B2 JP 2964709 B2 JP2964709 B2 JP 2964709B2 JP 3161193 A JP3161193 A JP 3161193A JP 16119391 A JP16119391 A JP 16119391A JP 2964709 B2 JP2964709 B2 JP 2964709B2
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- pulse
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はパルス受信装置に関し、
特に一定周期で発射される電波発射源からのパルス信号
を受信して周波数および到来方位等を計測するパルス受
信装置に関する。
特に一定周期で発射される電波発射源からのパルス信号
を受信して周波数および到来方位等を計測するパルス受
信装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のパルス受信装置は、図２
に示すように、電波発射源からのパルス信号を空中線１
により受信して周波数を計測する周波数計測回路２と、
パルス信号を方位空中線３により受信して到来方位を算
出する方位計測回路４と、周波数および方位計測データ
をラッチして出力する出力回路８とを有している。
に示すように、電波発射源からのパルス信号を空中線１
により受信して周波数を計測する周波数計測回路２と、
パルス信号を方位空中線３により受信して到来方位を算
出する方位計測回路４と、周波数および方位計測データ
をラッチして出力する出力回路８とを有している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のパルス
受信装置では、周辺に建造物や山等が存在する場合、電
波発射源から直接到来するパルス信号のほかに、周辺の
建造物や山等からの反射波も受信する。このため、目標
とする発射源からのパルス信号を正確に計測できないと
いう問題点を有している。
受信装置では、周辺に建造物や山等が存在する場合、電
波発射源から直接到来するパルス信号のほかに、周辺の
建造物や山等からの反射波も受信する。このため、目標
とする発射源からのパルス信号を正確に計測できないと
いう問題点を有している。
【０００４】本発明の目的は、周囲の建造物や山等から
の反射波の計測データを除去し、電波発射源から直接到
来するパルス信号を正確に計測できるパルス受信装置を
提供することにある。
の反射波の計測データを除去し、電波発射源から直接到
来するパルス信号を正確に計測できるパルス受信装置を
提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のパルス受信装置
は、電波発射源から一定周期で発射されるパルス信号を
受信して周波数および到来方位等の計測データを出力す
るパルス受信装置において、前記パルス信号の周波数を
計測して周波数データを出力する周波数計測回路と、前
記周波数データを前記パルス信号受信後所定時間記憶す
る記憶回路と、前記所定時間内に受信した前記パルス信
号の周波数データと前記記憶回路に記憶された周波数デ
ータとを比較し一致した場合に出力禁止信号を送出する
比較回路と、前記パルス信号の前記計測データをラッチ
し前記出力禁止信号を受けたときに出力を停止する出力
回路とを備えて構成される。また、前記所定時間は、前
記電波発射源から発射されたパルス信号が周辺の建造物
や山等から反射して到来する期間に応じて設定する。
は、電波発射源から一定周期で発射されるパルス信号を
受信して周波数および到来方位等の計測データを出力す
るパルス受信装置において、前記パルス信号の周波数を
計測して周波数データを出力する周波数計測回路と、前
記周波数データを前記パルス信号受信後所定時間記憶す
る記憶回路と、前記所定時間内に受信した前記パルス信
号の周波数データと前記記憶回路に記憶された周波数デ
ータとを比較し一致した場合に出力禁止信号を送出する
比較回路と、前記パルス信号の前記計測データをラッチ
し前記出力禁止信号を受けたときに出力を停止する出力
回路とを備えて構成される。また、前記所定時間は、前
記電波発射源から発射されたパルス信号が周辺の建造物
や山等から反射して到来する期間に応じて設定する。
【０００６】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００７】図１は本発明の一実施例を示すブロック図
であり、パルス信号を受信する空中線１，３と、受信し
たパルス信号の周波数を計測して周波数データを送出す
る周波数計測回路２と、受信したパルス信号の到来方位
を算出して方位データを送出する方位計測回路４と、周
波数データを所定時間記憶する記憶回路５と、周波数デ
ータを比較して出力禁止信号Ｃを送出する比較回路６
と、周波数データおよび方位データをラッチし、出力禁
止信号Ｃに応じてデータの送出を停止する出力回路７と
を備えている。
であり、パルス信号を受信する空中線１，３と、受信し
たパルス信号の周波数を計測して周波数データを送出す
る周波数計測回路２と、受信したパルス信号の到来方位
を算出して方位データを送出する方位計測回路４と、周
波数データを所定時間記憶する記憶回路５と、周波数デ
ータを比較して出力禁止信号Ｃを送出する比較回路６
と、周波数データおよび方位データをラッチし、出力禁
止信号Ｃに応じてデータの送出を停止する出力回路７と
を備えている。
【０００８】ところで、周辺の建造物や山等からの反射
波は、電波発射源から一定周期で直接到来するパルス信
号と同一周波数であるが、少し遅れて到来する。従っ
て、パルス信号を受信した後、所定時間内に到来する同
一周波数の信号の計測結果を無視することにより、反射
波の影響を除去できる。
波は、電波発射源から一定周期で直接到来するパルス信
号と同一周波数であるが、少し遅れて到来する。従っ
て、パルス信号を受信した後、所定時間内に到来する同
一周波数の信号の計測結果を無視することにより、反射
波の影響を除去できる。
【０００９】次に動作を説明する。
【００１０】最初に、周波数計測回路２からの周波数デ
ータＤｆを記憶回路５に記憶させる。その後、比較回路
６は、周波数計測回路２から周波数データＤｆを受けた
ときに、記憶回路５に記憶させておいた周波数データを
読出して比較する。比較した結果、一致した場合は出力
禁止信号Ｃを送出する。また、一致しなかった場合は、
記憶回路５に記憶させてあった周波数データを、周波数
計測回路２からの周波数データＤｆで更新する。記憶回
路５は、所定時間だけ周波数データを記憶し、所定時間
が経過すると消去する。この所定時間は、周辺の建造物
や山等から反射波が到来する期間に応じて設定される。
ータＤｆを記憶回路５に記憶させる。その後、比較回路
６は、周波数計測回路２から周波数データＤｆを受けた
ときに、記憶回路５に記憶させておいた周波数データを
読出して比較する。比較した結果、一致した場合は出力
禁止信号Ｃを送出する。また、一致しなかった場合は、
記憶回路５に記憶させてあった周波数データを、周波数
計測回路２からの周波数データＤｆで更新する。記憶回
路５は、所定時間だけ周波数データを記憶し、所定時間
が経過すると消去する。この所定時間は、周辺の建造物
や山等から反射波が到来する期間に応じて設定される。
【００１１】出力回路７は、比較回路６から出力禁止信
号Ｃを受けたとき、ラッチしている周波数データおよび
方位データの送出を停止する。
号Ｃを受けたとき、ラッチしている周波数データおよび
方位データの送出を停止する。
【００１２】このように処理することにより、電波発射
源から直接到来するパルス信号よりも、少し遅れて到来
する反射波の周波数データおよび方位データを出力させ
ないようにすることができる。
源から直接到来するパルス信号よりも、少し遅れて到来
する反射波の周波数データおよび方位データを出力させ
ないようにすることができる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、電波発射
源から直接到来するパルス信号の周波数データをパルス
信号受信後所定時間だけ記憶させ、その後所定時間内に
受信したパルス信号の周波数データと記憶している周波
数データとを比較し、合致した場合は、受信したパルス
信号の計測データの出力を禁止するようにし、この所定
時間を、電波発射源から発射されたパルス信号が周辺の
建造物や山等から反射して到来する期間に応じて設定す
ることにより、周辺の建造物や山等からの反射波の計測
データを除去でき、電波発射源から直接到来するパルス
信号を正確に計測できる。
源から直接到来するパルス信号の周波数データをパルス
信号受信後所定時間だけ記憶させ、その後所定時間内に
受信したパルス信号の周波数データと記憶している周波
数データとを比較し、合致した場合は、受信したパルス
信号の計測データの出力を禁止するようにし、この所定
時間を、電波発射源から発射されたパルス信号が周辺の
建造物や山等から反射して到来する期間に応じて設定す
ることにより、周辺の建造物や山等からの反射波の計測
データを除去でき、電波発射源から直接到来するパルス
信号を正確に計測できる。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】従来のパルス受信装置の一例を示すブロック図
である。
である。
２ 周波数計測回路 ４ 方位計測回路 ５ 記憶回路 ６ 比較回路 ７ 出力回路 Ｄｆ 周波数データ Ｃ 出力禁止信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G01S 3/00 - 3/74 G01S 7/00 - 7/42 G01S 13/00 - 13/95
Claims (2)
- 【請求項１】 電波発射源から一定周期で発射されるパ
ルス信号を受信して周波数および到来方位等の計測デー
タを出力するパルス受信装置において、前記パルス信号
の周波数を計測して周波数データを出力する周波数計測
回路と、前記周波数データを前記パルス信号受信後所定
時間記憶する記憶回路と、前記所定時間内に受信した前
記パルス信号の周波数データと前記記憶回路に記憶され
た周波数データとを比較し一致した場合に出力禁止信号
を送出する比較回路と、前記パルス信号の前記計測デー
タをラッチし前記出力禁止信号を受けたときに出力を停
止する出力回路とを備えることを特徴とするパルス受信
装置。 - 【請求項２】 前記所定時間は、前記電波発射源から発
射されたパルス信号が周辺の建造物や山等から反射して
到来する期間に応じて設定されることを特徴とする請求
項１記載のパルス受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3161193A JP2964709B2 (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | パルス受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3161193A JP2964709B2 (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | パルス受信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05223913A JPH05223913A (ja) | 1993-09-03 |
| JP2964709B2 true JP2964709B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=15730355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3161193A Expired - Lifetime JP2964709B2 (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | パルス受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2964709B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6623997B2 (ja) * | 2016-09-27 | 2019-12-25 | 株式会社デンソー | 方向報知システム、方向報知方法 |
-
1991
- 1991-07-02 JP JP3161193A patent/JP2964709B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05223913A (ja) | 1993-09-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990713 |