JP2964087B2 - 図面表示方法および装置 - Google Patents

図面表示方法および装置

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JP2964087B2
JP2964087B2 JP61245013A JP24501386A JP2964087B2 JP 2964087 B2 JP2964087 B2 JP 2964087B2 JP 61245013 A JP61245013 A JP 61245013A JP 24501386 A JP24501386 A JP 24501386A JP 2964087 B2 JP2964087 B2 JP 2964087B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、計算機システムの図面表示方法および装置
に係り、特にグラフィックディスプレイ上での図面の拡
大縮小表示時に、ディスプレイ上の縮尺に応じた図面情
報を表示する図面表示方法および装置に関する。 〔従来の技術〕 従来のこの種の計算機システムを用いた地図等の図面
表示方式は、例えば特公昭61−9667号公報及び特開昭54
−16087号公報等に記載されたものが知られている。前
者における図面表示方式は、単位図面を単に表示するも
のであって、ディスプレイ上で地図を拡大縮小するもの
ではなかった。また、後者における図面表示方式は、あ
る縮尺で作成された一種類の図面を基にして拡大縮小す
るものであって、拡大又は縮小に伴って表示される情報
を詳細に又は粗く変化させるような配慮はなされなかっ
た。 〔発明が解決しようとする課題〕 前者における画面表示方式は図面の拡大縮小について
は配慮されていなかった。また、後者における画面表示
方式はある縮尺で作成され記憶された図面を単純に拡大
縮小するものであるため、拡大縮小範囲が大きくなる
と、ディスプレイ上における情報密度が過大あるいは過
小になり、表示内容が見にくくなるという問題があっ
た。 なお、特開昭59−64985号公報に記載されているよう
に、画面上に道路地図のある領域の全体を表示している
ときに、現在位置に属する領域のみを拡大して表示する
方法を採用することもできるが、この方法では、拡大時
にも元の地図情報を単に拡大した情報を用いているの
で、拡大時に表示される地図としては情報量が不足す
る。一方、特開昭57−109989号公報に記載されているよ
うに、概略データと詳細データを別々に記憶し、記憶し
たデータに従って画像を段階的に表示する方法を採用す
れば、拡大時に、情報量が不足するのを補うことができ
る。しかし、この方法では、概略画像が表示された後一
定時間経過したときに概略画像から詳細画像に切り替え
られるだけで、画像を拡大したり、縮小したりすること
はできず、しかも表示画面上の拡大縮小率(表示縮尺)
に応じた適正な画像を表示することはできない。また、
特開昭60−173623号公報に記載されているように、概略
画像を拡大して表示するときに、概略画像情報と詳細画
像情報とを合成し、合成した情報を基に画像を拡大する
方法を採用することも考えられるが、この方法では、画
像を拡大するのに情報を合成しなければならず、拡大し
た画像を迅速に表示することはできない。さらに、概略
画像情報と詳細画像情報とを単に合成しただけでは、表
示画面上の拡大縮小率に応じた適正な画像を表示するこ
とはできない。 本発明の目的は、表示画面上の拡大縮小率に応じた適
正な図面を表示することができる図面表示方法および装
置を提供することにある。 〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために本発明は、縮尺および表示
内容の詳細度が相異なる複数の図面縮尺毎の図面情報を
各図面共通の座標に関連づけてそれぞれ記憶装置に格納
し、前記記憶装置の図面情報を読み出して表示装置に図
面を表示する図面表示方法であって、前記表示装置に図
面が表示されたときに、入力装置により、前記表示装置
に表示された図面の拡大または縮小範囲を指示するとと
もに指示した範囲の図面の拡大または縮小に関する操作
を入力し、その後、前記入力装置により指示された範囲
の図面を拡大または縮小するときの表示縮尺を求め、こ
の表示縮尺と前記各図面情報の縮尺範囲の境界を規定す
るしきい値とを比較していずれの図面縮尺の図面情報を
用いるかを判定し、この判定結果に従った図面縮尺の図
面情報を前記指示した範囲の図面の座標に基づいて前記
記憶装置から読み出して前記表示装置に拡大または縮小
された図面を表示するようにしたことを特徴とする図面
表示方法を採用したものである。 また、本発明は、縮尺および表示内容の詳細度が相異
なる複数の図面縮尺毎の図面情報を各図面共通の座標に
関連づけて格納する記憶装置と、前記記憶装置から読み
出した図面情報に従った図面を表示する表示装置と、前
記表示装置に表示された図面の拡大または縮小範囲を指
示するとともに指示した範囲の図面の拡大または縮小に
関する操作を入力する入力装置と、前記入力装置の操作
を基に指示された範囲の図面を拡大または縮小するとき
の表示縮尺を求め、この表示縮尺と前記各図面情報の縮
尺範囲の境界を規定するしきい値とを比較していずれの
図面縮尺の図面情報を用いるかを判定し、この判定結果
に従った図面縮尺の図面情報を前記指示した範囲の図面
の座標に基づいて前記記憶装置から読み出して前記表示
装置に拡大または縮小された図面を表示する処理装置と
を具備することを特徴とする図面表示装置を構成したも
のである。 〔作用〕 前記した手段によれば、表示装置に表示された図面に
対して拡大または縮小すべき範囲を指示し、指示された
範囲の図面を拡大または縮小して表示装置に表示すると
きに、表示縮尺と各図面情報の縮尺範囲の境界を規定す
るしきい値とを比較していずれの図面縮尺の図面情報を
用いるかを判定し、表示装置に表示されている図面縮尺
の図面情報とは異なる図面縮尺の図面情報を用いるとき
には、この図面情報を前記指示した範囲の図面の座標に
基づいて記憶装置から読み出して表示装置の図面情報を
切り替えるようにしたため、表示装置に表示された図面
情報を拡大または縮小しても、表示装置の拡大縮小率
(表示縮尺)に応じて適正な図面情報を自動的に選択し
て表示することができ、視認性の向上および操作性の向
上に寄与することができる。 〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。 本発明の実施例を、上水道の給配水施設図面を管理す
るシステムに適用した例をもって詳細に説明する。 第2図は本発明の実施例を実現する計算機システムの
全体構成を示すブロック図である。 第2図に示す計算機システムにおいて、5は入力装
置、6は各種処理を実行する処理装置、7は補助記憶装
置、8は主記憶装置、9はディスプレイ装置、10はプロ
ッタ装置である。次に、計算機システムの基本的動作を
説明する。 まず、図面の検索を行う場合について説明する。 入力装置5から図面検索要求が入力されると処理装置
6は、補助記憶装置7にベクトルの形で格納されている
該当図面情報を、主記憶装置8に読出した後、主記憶装
置8からディスプレイ装置9に表示出力を行う。表示さ
れた図面情報は、入力装置5を用いてディスプレイ装置
9上で任意に拡大縮小を行うことができる。図面の修正
を行う場合は、検索によってディスプレイ装置9上に表
示された図面情報を、入力装置5を用いて会話的に主記
憶装置8上で修正した後、補助記憶装置7に再格納す
る。プロッタ装置10は、補助記憶装置7にある図面情報
を印刷するものである。 第3図は、本実施例において用いる図面情報のファイ
ル構成を示す説明図である。 補助記憶装置7には、地形図ファイル群11と、水道施
設図ファイル群12と、分割された各図面ファイルの全体
における座標関係を管理するブロック管理ファイル13と
が、格納されている。 地形図ファイル群11と水道施設図ファイル群12とは、
出力時の要求縮尺に対して、小縮尺時、例えば、50、00
0分の1の縮尺時は概略情報を、大縮尺時、例えば、500
分の1の縮尺時は詳細情報を、それぞれ出力できるよう
に4段階の縮尺の図面ファイルから構成されている。即
ち、各図面ファイルには縮尺および表示内容の詳細度が
異なる複数の図面に関する図面情報が格納されている。
ディスプレイ装置9において表示し、あるいはプロッタ
装置10においてプロッタ出力する時は、各縮尺の地形図
と水道施設図を通常は重畳して出力するが、各々を分割
して出力することも可能である。 次にファイルを詳細に説明する。 地形図ファイル11aは50,000分の1の縮尺で、このフ
ァイル11aには、主要町名,水域,鉄道,主要道等の情
報が格納されている。 水道施設図ファイル12aは、50,000分の1の縮尺で、
このファイル12aには、浄水場,配水池等の主要施設の
情報が格納されている。 これらファイル11a,12aに格納された図面情報は、よ
り詳細な図面を検索するための索引図の役割として用い
られる。 水道施設図ファイル12bは、10,000分の1の縮尺で、
このファイル12bには、主要配水管路情報が格納されて
おり、地形図ファイル11bは、10,000分の1の縮尺で、
このファイル11bには、全町名,町並,道路,主要目標
物等の情報が格納されている。これらファイル12b,11b
に格納された図面情報は、配水系統図としての役割とよ
り詳細な情報を検索するための索引図の役割を持ってい
る。 水道施設図ファイル12cは2,500分の1の縮尺で、この
ファイル12cには、全配水管路と弁栓情報が格納されて
いる。また、地形図ファイル11cは2,500分の1の縮尺
で、このファイル11cには、町丁名,全公道,家屋の概
略情報が格納されている。これらファイル11c及び12cに
格納された図面情報は、配水管路図としての役割と、よ
り詳細な情報を検索するための索引図の役割を持ってい
る。 水道施設図ファイル12dは500分の1の縮尺で、このフ
ァイル12dには、全配水管路、給水管路及び弁栓情報が
格納されている。また、地形図ファイル11dは500分の1
の縮尺で、このファイル11dには、道路の詳細と家屋及
びその所有者名までの情報が格納されている。これらフ
ァイル11d及び12dに格納された図面情報は、給配水管路
図として、以上の小縮尺図のベースマップの役割を持っ
ている。 上述した4種類の縮尺の図面ファイルは、ベースマッ
プである500分の1の図面ファイル11d及び12dを作成す
る際に、図面情報を道路,家屋等の項目毎に階層化して
おくことにより1階層の取捨と図形の簡略化を行って小
縮尺図面を順次作成することができる。例えば、小縮尺
時に、不要な階層に属する家屋を図面情報から削除した
り、家屋の形状を簡略化したりする。 また、大縮尺図面(1/2500の図面、1/500の図面)ほ
どその情報量が大きくなるため、第3図に示すように、
2,500分の1の図面ファイルと500分の1の図面ファイル
は、各図面の図面情報を複数のファイルに分割して管理
する必要がある。 第4図は、図面の分割と座標管理の動作について説明
する。 水道施設図面の管理対象領域14を包含する矩形の図面
領域15に対し、座標(0,0)、(Xmax,Ymax)を与え、全
ての図面ファイル内の図形をこの座標系により、32ビッ
トの座標値で統一して管理する。これにより、各図面フ
ァイル内のローカル座標を変換する必要がなくなる。即
ち、各図面毎に図面の原点の座標を(0,0)に設定する
のではなく、座標(0,0)を各図面共通の原点とし、こ
の原点を基準に各図面上の各部の座標値を設定する。た
とえば、管理対象領域14内のブロック15の最大座標(Xm
ax,Ymax)とブロック10の最小座標(Xmin,Ymin)の値を
同じ値にする。 50,000分の1の地形図ファイル11aと水道施設図ファ
イル12a,及び10,000分の1の地形図ファイル11bと水道
施設図ファイル12bとは、何れも1つのファイルとして
管理する。 2,500分の1の地形図ファイル11cと水道施設図ファイ
ル12cは、従来の紙の図面での管理と同様に、図面領域1
5を1図面がB1サイズの大きさになるように切った2,500
分の1のメッシュ16により、ファイルとして分割する。
ここで、管理対象領域“14"内の図面ファイルのみを有
効とさせるため、2,500分の1のメッシュ16に対し、第
4図(I)のようなブロックNo.“1"〜“16"を割当て、
これにより、2,500分の1の図面ファイルの管理を行
う。 また、500分の1の地形図ファイル11dと水道施設図フ
ァイル12dとは、第4図(I)に示す2,500分の1メッシ
ュ16で囲まれた1ブロック(例えばブロックNo.“10")
を、第4図(II)に示すように25等分したブロック内メ
ッシュ17により、さらにファイルを分割する。 500分の1の図面ファイル11d及び12dは、ブロックNo.
とブロック内メッシュ17に対して一意的に決まるブロッ
ク内No.によって管理される。即ち、管理対象領域14内
のブロックNO.を指定することで、指定されたブロックN
O.の情報が特定される。さらに、指定されたブロックN
O.のうちブロック内メッシュ17に属する番号(1〜25)
を指定することで、この指定に対応した番号の情報が特
定される。これらのブロックの管理情報は第3図のブロ
ック管理ファイル13に格納される。 以上の図面ファイルを用いた図面検索動作について第
1図及び第5図を用いて説明する。 第1図は本発明の実施例を説明するために示す説明図
であり、第5図は本発明の実施例を説明するために示す
フローチャートである。 尚、便宜上、以下の説明では特にことわりがないかぎ
り、地形図と水道施設図を区別せずに説明する。 図面の検索を行う場合、初めに50,000分の1の図1が
ディスプレイ装置9に表示される(ステップ100)。こ
の場合、図1の全体がディスプレイ装置9に表示されて
いる。 この後の拡大縮小操作に対応して、各縮尺の図面を自
動選択表示させるために、各図面のカバーする縮尺範囲
を、50,000分の1の図1に対して50,000分の1縮尺範囲
1′、10,000分の1の図2に対して10,000分の1の縮尺
範囲2′、2,500分の1の図3に対して2,500分の1の縮
尺範囲3′、500分の1の図4に対して500分の1の縮尺
範囲4′を定決する。各縮尺範囲の境界は、縮尺aの図
面と縮尺bの図面の場合、縮尺としての中間値である
(a×b)1/2に設定する。例えば、50,000分の1の図
と、10,000分の1の図2の縮尺範囲の境界は下記とな
る。 1/(50,000×10,0001/2≒1/22,300 この計算は、図面ファイルを、例えばaを使用する
か、bを使用するかのしきい値を決定するもので、この
しきい値を超えないときはその領域の図面ファイル(例
えばa又はb)を使用することを意味する。 図面検索の初めに、50,000分の1の図面情報を用い
て、50,000分の1の図1全体がディスプレイ装置9に表
示された状態から(ステップ100)、拡大操作を行う場
合(ステップ101)、ステップ102に移り、ステップ102
で拡大する範囲を2点(X1,Y1),(X2,Y2)で指示す
る。これにより、2点に対応する矩形領域がディスプレ
イ装置9上に拡大表示される(ステップ103)。このと
きディスプレイ装置9の画面上に拡大表示される図面
は、50,000分の1の図面情報を基に生成された図面を拡
大して得られたものである。即ち、ディスプレイ装置9
の画面上に拡大された図面を表示するに際しては、ステ
ップ103で併せて拡大後の表示上の縮尺(表示縮尺)を
拡大前の表示上の縮尺と、拡大前後の表示領域の長さの
比から演算する。 例えば、2点(X1,Y1),(X2,Y2)で囲まれた範囲の
図面を拡大する前の長さとして、2点間(X2−X1)の長
さを求めるとともに、2点(X1,Y1),(X2,Y2)で囲ま
れた範囲の図面の画面全体に拡大した後の長さとして、
2点間(X2−X1)の長さを求め、両者の比を拡大前後の
表示領域の長さの比として求める。このとき、両者の比
が2であれば、2倍の拡大を意味する。そして、50,000
分の1の図面を2倍に拡大するときの表示縮尺は、25、
000分の1となる。この場合の表示縮尺はしきい値(22,
300分の1)より大きいので、50,000分の1の縮尺範囲
1′内となる。一方、両者の比が5であれば、5倍の拡
大を意味する。そして、50,000分の1の図面を5倍に拡
大するときの表示縮尺は、10、000分の1となる。この
場合の表示縮尺はしきい値(22,300分の1)より小さい
ので、10,000分の1の縮尺範囲2′内となる。ステップ
104で、拡大後の表示上の縮尺が50,000分の1の縮尺範
囲1′であると判定されれば、すなわち、拡大後の表示
縮尺がしきい値(22,300分の1)より大きく、50,000分
の1の縮尺範囲1′内のときにはステップ106に移り、
ここで50,000分の1の図1をそのまま拡大する。即ち、
50,000分の1の図面情報を基に生成された図面をさらに
拡大し、拡大された図面をディスプレイ装置9の画面上
に表示する。 しかし、ステップ104で、拡大後の表示縮尺がしきい
値(22,300分の1)より小さく10,000分の1の縮尺範囲
2′に入ると判定された場合は、ステップ105に移り、
ステップ105で10,000分の1の地形図ファイル11b、水道
施設図ファイル12bを読出し、(X1,Y1),(X2,Y2)に
対応する領域を、10,000分の1の図2として表示上の縮
尺に合わせ拡大表示する。即ち、(X1,Y1),(X2,Y2)
に対応する領域の図面として、10,000分の1の図面情報
を基に生成された図面を拡大して表示する。 10,000分の1の図面情報を基に生成された図面を拡大
して表示した状態から、再びステップ101に戻り、拡大
操作を行い(X3,Y3),(X4,Y4)の2点を指示し、前述
と同様に、ステップ102〜104の処理を実行する。ステッ
プ104で、拡大後の表示上の縮尺(表示縮尺)が10,000
分の1の縮尺範囲2′であると判定されれば、ステップ
106に移り、ここで10,000分の1の図2をそのまま拡大
する。即ち、10,000分の1の図面情報を基に生成された
図面をさらに拡大し、拡大された図面をディスプレイ装
置9の画面上に表示する。 しかし、ステップ104で、2,500分の1の縮尺範囲3′
に入ると判定された場合は、ステップ105に移り、この
ステップ105で予じめ主記憶装置8に読み上げられてい
るブロック管理ファイル13から、(X3,Y3),(X4,Y4)
の領域に対応する2,500分の1地形図ファイル11c、水道
施設図ファイル12cを読出し、2,500分の1の図3として
表示上の縮尺に合せて拡大表示する。 2,500分の1の図3を拡大し500分の1の図4が表示さ
れる場合も、同様の手順で行われる。 縮小を行う場合には例えば、500分の1の図4が表示
された状態から現在表示中の領域を縮小後に表示される
範囲として(X7,Y7),(X8,Y8)の2点で指示する(ス
テップ101,107)。これにより、縮小前の表示領域(X5,
Y5),(X6,Y6)が(X7,Y7),(X8,Y8)に対応するデ
ィスプレイ上の領域に来るように縮小表示される(ステ
ップ108)。 具体的には、縮小後の表示上の縮尺(表示縮尺)を縮
小前の表示上の縮尺と、縮小前後の表示領域の長さの比
から演算する。例えば、2点(X7,Y7),(X8,Y8)で囲
まれた範囲の図面を縮小する前の長さとして、2点間
(X8−X7)の長さを求めるとともに、2点(X7,Y7),
(X8,Y8)で囲まれた範囲の図面を画面全体に縮小した
後の長さとして、2点間(X8−X7)の長さを求め、両者
の比を縮小前後の表示領域の長さの比として求める。こ
のとき、両者の比が1/2であれば、1/2倍の縮小を意味す
る。そして、500分の1の図面を1/2倍に縮小するときの
表示縮尺は、1、000分の1となる。この場合の表示縮
尺はしきい値(1、115分の1)より小さいので、500分
の1の縮尺範囲4′内となる。一方、両者の比が1/5で
あれば、1/5倍の縮小を意味する。そして、500分の1の
図面を1/5倍に縮小するときの表示縮尺は、2、500分の
1となる。この場合の表示縮尺はしきい値(1,115分の
1)より大きいので、2、500分の1の縮尺範囲3′内
となる。 この際も、縮小前後の縮尺範囲が同じならば同一図面
を縮小するが(ステップ104,106)、縮尺範囲が小縮尺
側にずれる場合は、該当縮尺範囲の図面の該当領域を表
示する(ステップ105,106)。 以上の拡大縮小操作とそれに伴なう表示図面の切換処
理フローは第5図の通りである。 ここでは、拡大縮小の操作方法として各々代表的なも
のについて説明したが、表示縮尺を指定した拡大縮小
や、表示上の中心点を動かさずに段階的あるいは連続的
に拡大縮小を行なう等の方法に対しても、同様にして表
示上の縮尺により、4段階の縮尺の地図の中心から1枚
が選択表示される。更に、拡大縮小操作を行っても表示
する図面が変わないようにロックすることや、拡大縮小
操作と同時に、図面データの中の階層により、表示させ
る項目を指定することができる。 以上のような動作をすることにより、ディスプレイ装
置9には、拡大縮小操作を行っても常に表示上の縮尺に
合った図面が表示される。 これにより、全体を見る場合は概略情報が表示され、
拡大するに従って詳細情報が表示されるため、広い全体
領域の中から概略情報の検索と詳細情報の検索が、スム
ーズかつ同じ方法で可能となる。 尚、本実施例では図面を4段階に分けているが、必要
に応じて段階数を変えることも可能である。 また、本実施例では各縮尺の図面が、水道施設図面と
しての価値を持っている場合の連続的な拡大縮小に対し
て説明したが、大縮尺の図面のみが管理対象の場合に、
索引用の地図を数段階の縮尺に分け、本実施例と同様に
索引用の地図から大縮尺の図面までを連続的に拡大縮小
する方法や、索引図のみを連続的に拡大縮小した後、大
縮尺図面を1枚ないし数枚選択する方法も可能である。 即ち、50,000分の1の図面情報を用いて、50,000分の
1の地図情報を基に生成された図面をディスプレイ装置
9の画面上に表示し、50,000分の1の図面情報を基に生
成された図面をそのまま拡大し、画面上に、拡大された
図面を順次表示していく過程で、例えば、図面上の表示
縮尺が1/500となってときに、50,000分の1の図面情報
の代わりに、500分の1の図面情報を用いて生成された
図面を拡大して表示することができる。 更に、本実施例では大縮尺図から小縮尺図を自動作成
する場合について説明したが、各縮尺の図面を別々に作
成する手法や、大縮尺図の情報のみを持ち拡大縮小の際
に大縮尺図を自動編集し、表示上の縮尺に合わせた情報
量と表示形態を取ることも、本発明の範囲内で可能であ
る。 〔発明の効果〕 以上述べたように本発明によれば、表示装置に表示さ
れた図面に対して拡大または縮小すべき範囲を指示し、
指示された範囲の図面を拡大または縮小して表示装置に
表示するときに、表示縮尺と各図面情報の縮尺範囲の境
界を規定するしきい値とを比較していずれの図面縮尺の
図面情報を用いるかを判定し、表示装置に表示されてい
る図面縮尺の図面情報とは異なる図面縮尺の図面情報を
用いるときには、この図面情報を前記指示した範囲の図
面の座標に基づいて記憶装置から読み出して表示装置の
図面情報を切り替えるようにしたため、表示装置に表示
された図面情報を拡大または縮小しても、表示縮尺に応
じて適正な図面情報を自動的に選択して表示することが
でき、視認性の向上および操作性の向上に寄与すること
ができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例における拡大縮小操作時の表示
図面の切換動作を説明するために示す説明図、第2図は
本発明の実施例を実現する計算機システムの全体構成を
示すブロック図、第3図は本実施例で用いる図面情報の
ファイル構成を示す説明図、第4図は図面の分割と座標
管理の動作を説明するために示す説明図、第5図は本実
施例の拡大縮小操作の動作を説明するために示す処理フ
ローチャートである。 5……入力装置、6……処理装置、7……補助記憶装
置、8……主記憶装置、 9……ディスプレイ装置、10……プロッタ装置、11……
地形図ファイル群、 12……水道施設図ファイル群、13……プロッタ管理ファ
イル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 清一 日立市大みか町5丁目2番1号 株式会 社日立コントロールシステムズ内 (72)発明者 菅野 宏 日立市大みか町5丁目2番1号 株式会 社日立コントロールシステムズ内 (56)参考文献 特開 昭57−189190(JP,A) 特開 昭57−109989(JP,A) 特開 昭59−64985(JP,A) 特開 昭60−67817(JP,A) 特開 昭60−173623(JP,A) 特開 昭63−296087(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 15/62 G09G 1/06 G01C 21/20 H04N 5/93 G09B 29/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.縮尺および表示内容の詳細度が相異なる複数の図面
    縮尺毎の図面情報を各図面共通の座標に関連づけてそれ
    ぞれ記憶装置に格納し、前記記憶装置の図面情報を読み
    出して表示装置に図面を表示する図面表示方法であっ
    て、前記表示装置に図面が表示されたときに、入力装置
    により、前記表示装置に表示された図面の拡大または縮
    小範囲を指示するとともに指示した範囲の図面の拡大ま
    たは縮小に関する操作を入力し、その後、前記入力装置
    により指示された範囲の図面を拡大または縮小するとき
    の表示縮尺を求め、この表示縮尺と前記各図面情報の縮
    尺範囲の境界を規定するしきい値とを比較していずれの
    図面縮尺の図面情報を用いるかを判定し、この判定結果
    に従った図面縮尺の図面情報を前記指示した範囲の図面
    の座標に基づいて前記記憶装置から読み出して前記表示
    装置に拡大または縮小された図面を表示するようにした
    ことを特徴とする図面表示方法。 2.縮尺および表示内容の詳細度が相異なる複数の図面
    縮尺毎の図面情報を各図面共通の座標に関連づけて格納
    する記憶装置と、前記記憶装置から読み出した図面情報
    に従った図面を表示する表示装置と、前記表示装置に表
    示された図面の拡大または縮小範囲を指示するとともに
    指示した範囲の図面の拡大または縮小に関する操作を入
    力する入力装置と、前記入力装置の操作を基に指示され
    た範囲の図面を拡大または縮小するときの表示縮尺を求
    め、この表示縮尺と前記各図面情報の縮尺範囲の境界を
    規定するしきい値とを比較していずれの図面縮尺の図面
    情報を用いるかを判定し、この判定結果に従った図面縮
    尺の図面情報を前記指示した範囲の図面の座標に基づい
    て前記記憶装置から読み出して前記表示装置に拡大また
    は縮小された図面を表示する処理装置とを具備すること
    を特徴とする図面表示装置。
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