JP2964000B2 - バケット装置の目くら板自動閉鎖装置 - Google Patents
バケット装置の目くら板自動閉鎖装置Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はバケット装置の目くら板
自動閉鎖装置に関し、特に、パワーショベルのアームの
先端に取り付けられたバケット支持用基部の下部に設け
た旋回ベアリングに本体バケットの上端部を結合させる
ことにより、その本体バケットの上部の前部位置で前記
本体バケットに対向して位置した閉閉バケットの枢支部
となるように開閉バケット止めピンを設けることにし、
前記開閉バケットの上端部で、前記開閉バケット止めピ
ンの位置により上方部分に油圧シリンダーピンを配設
し、前記本体バケットの上部の後部位置に油圧シリンダ
ーピンを配設し、これらの両油圧シリンダーピンの間に
油圧シリンダーを介在させ、本体バケットと開閉バケッ
トとの側面板の部分の側面開口部分を目くら板により閉
鎖し得るようにした目くら板自動閉鎖装置に関する。
自動閉鎖装置に関し、特に、パワーショベルのアームの
先端に取り付けられたバケット支持用基部の下部に設け
た旋回ベアリングに本体バケットの上端部を結合させる
ことにより、その本体バケットの上部の前部位置で前記
本体バケットに対向して位置した閉閉バケットの枢支部
となるように開閉バケット止めピンを設けることにし、
前記開閉バケットの上端部で、前記開閉バケット止めピ
ンの位置により上方部分に油圧シリンダーピンを配設
し、前記本体バケットの上部の後部位置に油圧シリンダ
ーピンを配設し、これらの両油圧シリンダーピンの間に
油圧シリンダーを介在させ、本体バケットと開閉バケッ
トとの側面板の部分の側面開口部分を目くら板により閉
鎖し得るようにした目くら板自動閉鎖装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、パワーショベルのアームの先
端に取り付けられたバケットは一個のバケットから構成
されていて単に一方向からすくう機能を有するのみであ
った。そこで、本発明者は対向する二個のバケットによ
り把持する機能とバケット内にすくい込む機能とを有す
るバケット装置を開発したのであるが、長尺物を把持す
るためには、その長尺物の周囲を支持する形状にするこ
とが必要であり、また、砂或いはセメントミルクなどの
不定形状物をすくい込むためには、それらの不定形状物
の周囲を包み込み得るようにし、少なくとも、不定形状
物がバケット間の隙間から流出或いは排出されないよう
にしなければならない点が問題であった。そこで、流出
或いは排出を防止する技術が求められた。
端に取り付けられたバケットは一個のバケットから構成
されていて単に一方向からすくう機能を有するのみであ
った。そこで、本発明者は対向する二個のバケットによ
り把持する機能とバケット内にすくい込む機能とを有す
るバケット装置を開発したのであるが、長尺物を把持す
るためには、その長尺物の周囲を支持する形状にするこ
とが必要であり、また、砂或いはセメントミルクなどの
不定形状物をすくい込むためには、それらの不定形状物
の周囲を包み込み得るようにし、少なくとも、不定形状
物がバケット間の隙間から流出或いは排出されないよう
にしなければならない点が問題であった。そこで、流出
或いは排出を防止する技術が求められた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者は対
向するバケット装置に目くら板を介在させて、その目く
ら板によりバケット内の砂或いはセメントミルクなどの
不定形状物を外部に流出或いは排出することを防止し、
かつ、目くら板を取り外すことにより対向するバケット
の間に長尺物を把持し得るようにしたものを開発したの
である。そこで、目くら板を着脱することにより把持作
業とすくい込み作業の二つの作業をなし得ることを第一
の課題とする。また、目くら板を取り付けたり或いは目
くら板を取り外したりする作業は、従来面倒な作業を要
するために本発明はその点を改良することを第二の課題
とする。
向するバケット装置に目くら板を介在させて、その目く
ら板によりバケット内の砂或いはセメントミルクなどの
不定形状物を外部に流出或いは排出することを防止し、
かつ、目くら板を取り外すことにより対向するバケット
の間に長尺物を把持し得るようにしたものを開発したの
である。そこで、目くら板を着脱することにより把持作
業とすくい込み作業の二つの作業をなし得ることを第一
の課題とする。また、目くら板を取り付けたり或いは目
くら板を取り外したりする作業は、従来面倒な作業を要
するために本発明はその点を改良することを第二の課題
とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、パワーショベ
ルのアームの先端に取り付けられたバケット支持用基部
の下部に設けた旋回ベアリング１に本体バケット５の上
端部を結合させ、その本体バケット５の上部の前部位置
で前記本体バケット５に対向して位置した閉閉バケット
６の枢支部となるように開閉バケット止めピン４を設
け、前記開閉バケット６の上端部で、前記開閉バケット
止めピン４の位置により上方部分に油圧シリンダーピン
２を配設し、前記本体バケット５の上部の後部位置に油
圧シリンダーピン３を配設し、これらの両油圧シリンダ
ーピン２，３の間に油圧シリンダー１１を介在させ、本
体バケット５と開閉バケット６との側面板の部分の側面
開口部分を目くら板７により閉鎖し得るようにし、その
目くら板７の下端位置でかつ本体バケット５の下方先端
部であり、そして本体バケット５の下端位置に目くら板
案内体８を設け、目くら板７の上部位置でかつ本体バケ
ット５の上部位置に目くら板支持板９を配設し、その目
くら板支持板９の上部位置のばね当たり部１６に前記開
閉バケット６の上部位置に設けたばね体１０を内蔵した
油圧ポンプ付ばね体１７の突出部が押圧接触して前記目
くら板７を前進させ本体バケット５との開閉バケット６
とによりバケットを閉鎖した時生じる両バケットの対向
する側面板の間の通孔部分を自動的に閉鎖させ得るよう
にし、本体バケット５の下方先端部に歯１３および歯部
１４を設け、開閉バケット６の下方先端部に歯１２およ
び歯１５を設けてなる目くら板自動閉鎖装置である。ま
た、本発明は、本体バケット５と開閉バケット６とを互
いに対向させ、それらのバケットの枢支部に開閉バケッ
ト止めピン４を配設し、開閉バケット６の上端部に設け
た油圧シリンダーピン２の間に油圧シリンダーを介在さ
せうるようにし、開閉バケット６の適宜位置に目くら板
７の枢支部となる目くら板支持体９を設け、そのの下方
位置の前記開閉バケット６の側面板の適宜部分に目くら
板案内体８を配設し、前記目くら板７の上端部で前記目
くら板支持体９の上方位置にばね体当たり部１６を設
け、前記本体バケット５の側に設けた油圧ポンプ付ばね
体１７の有する突出部が前記ばね体当たり部１６に押圧
接触して前記目くら板７を前進させ、本体バケット５と
開閉バケット６によりバケットを閉鎖した時に生じる両
バケットの対向する側面板の間の通孔部分を前記目くら
板７により自動的に閉鎖させえるようにし、前記通孔部
分を目くら板７で閉鎖されている状態で開閉バケット６
の下方先端部に設けた歯１２により目くら板７は支持さ
れ、前記通孔部分を開いて、その部分で長尺管状物など
の把持する時に目くら板案内体８により案内し得るよう
にしてなる目くら板自動閉鎖装置である。
ルのアームの先端に取り付けられたバケット支持用基部
の下部に設けた旋回ベアリング１に本体バケット５の上
端部を結合させ、その本体バケット５の上部の前部位置
で前記本体バケット５に対向して位置した閉閉バケット
６の枢支部となるように開閉バケット止めピン４を設
け、前記開閉バケット６の上端部で、前記開閉バケット
止めピン４の位置により上方部分に油圧シリンダーピン
２を配設し、前記本体バケット５の上部の後部位置に油
圧シリンダーピン３を配設し、これらの両油圧シリンダ
ーピン２，３の間に油圧シリンダー１１を介在させ、本
体バケット５と開閉バケット６との側面板の部分の側面
開口部分を目くら板７により閉鎖し得るようにし、その
目くら板７の下端位置でかつ本体バケット５の下方先端
部であり、そして本体バケット５の下端位置に目くら板
案内体８を設け、目くら板７の上部位置でかつ本体バケ
ット５の上部位置に目くら板支持板９を配設し、その目
くら板支持板９の上部位置のばね当たり部１６に前記開
閉バケット６の上部位置に設けたばね体１０を内蔵した
油圧ポンプ付ばね体１７の突出部が押圧接触して前記目
くら板７を前進させ本体バケット５との開閉バケット６
とによりバケットを閉鎖した時生じる両バケットの対向
する側面板の間の通孔部分を自動的に閉鎖させ得るよう
にし、本体バケット５の下方先端部に歯１３および歯部
１４を設け、開閉バケット６の下方先端部に歯１２およ
び歯１５を設けてなる目くら板自動閉鎖装置である。ま
た、本発明は、本体バケット５と開閉バケット６とを互
いに対向させ、それらのバケットの枢支部に開閉バケッ
ト止めピン４を配設し、開閉バケット６の上端部に設け
た油圧シリンダーピン２の間に油圧シリンダーを介在さ
せうるようにし、開閉バケット６の適宜位置に目くら板
７の枢支部となる目くら板支持体９を設け、そのの下方
位置の前記開閉バケット６の側面板の適宜部分に目くら
板案内体８を配設し、前記目くら板７の上端部で前記目
くら板支持体９の上方位置にばね体当たり部１６を設
け、前記本体バケット５の側に設けた油圧ポンプ付ばね
体１７の有する突出部が前記ばね体当たり部１６に押圧
接触して前記目くら板７を前進させ、本体バケット５と
開閉バケット６によりバケットを閉鎖した時に生じる両
バケットの対向する側面板の間の通孔部分を前記目くら
板７により自動的に閉鎖させえるようにし、前記通孔部
分を目くら板７で閉鎖されている状態で開閉バケット６
の下方先端部に設けた歯１２により目くら板７は支持さ
れ、前記通孔部分を開いて、その部分で長尺管状物など
の把持する時に目くら板案内体８により案内し得るよう
にしてなる目くら板自動閉鎖装置である。
【０００５】
【作用】本発明の本体バケット側或いは開閉バケット側
のいずれか一方の側に油圧ポンプ付ばね体１７を配設
し、他方のバケット部に枢着した目くら板の枢支部の上
方に位置するばね体当たり部１６に前記油圧ポンプ付ば
ね体１７に設けた突出部を押し付けることにより前記本
体バケット５と開閉バケット６との間に形成された目く
ら板の開孔部分を自動的に開閉させ得るようにしたの
で、バケットを自動的に閉鎖状態にして、そのバケット
の内部に砂或いはセメントミルク或いはその他の適切な
ものを収容し、移動させ得るまた、油圧シリンダーピン
２、３の間に介在した油圧シリンダー１１を収縮させる
ことにより、目くら板７を移動させ、対向するバケット
部分に設けた通孔部分に長尺管状態などの被把持部材を
対向するバケットの間に挟持させ得るのである。また、
油圧シリンダーは油圧ポンプ付ばね体１７に設けた油圧
ポンプによって作動させ得るとともに油圧ポンプ付ばね
体１７のばねの力に抗して油圧ポンプを働かせることに
より、目くら板の移動を操作する人の意志通りに行なわ
せることができる。また、対向するバケットのそれぞれ
の先端部分に歯１２、１３および歯部１４、１５を設け
ることにより、バケットの先端部分の合状態を良好にさ
せ得るとともに目くら板の案内としても働かせ得るので
ある。また、バケットの部分の上部構造部分に旋回ベア
リング１を配設させているのでバケットの部分を旋回さ
せることが出来る。
のいずれか一方の側に油圧ポンプ付ばね体１７を配設
し、他方のバケット部に枢着した目くら板の枢支部の上
方に位置するばね体当たり部１６に前記油圧ポンプ付ば
ね体１７に設けた突出部を押し付けることにより前記本
体バケット５と開閉バケット６との間に形成された目く
ら板の開孔部分を自動的に開閉させ得るようにしたの
で、バケットを自動的に閉鎖状態にして、そのバケット
の内部に砂或いはセメントミルク或いはその他の適切な
ものを収容し、移動させ得るまた、油圧シリンダーピン
２、３の間に介在した油圧シリンダー１１を収縮させる
ことにより、目くら板７を移動させ、対向するバケット
部分に設けた通孔部分に長尺管状態などの被把持部材を
対向するバケットの間に挟持させ得るのである。また、
油圧シリンダーは油圧ポンプ付ばね体１７に設けた油圧
ポンプによって作動させ得るとともに油圧ポンプ付ばね
体１７のばねの力に抗して油圧ポンプを働かせることに
より、目くら板の移動を操作する人の意志通りに行なわ
せることができる。また、対向するバケットのそれぞれ
の先端部分に歯１２、１３および歯部１４、１５を設け
ることにより、バケットの先端部分の合状態を良好にさ
せ得るとともに目くら板の案内としても働かせ得るので
ある。また、バケットの部分の上部構造部分に旋回ベア
リング１を配設させているのでバケットの部分を旋回さ
せることが出来る。
【０００６】
【実施例１】図１の記載に従い説明すると、パワーショ
ベルなどのアームの先端に取り付けられたバケット支持
用基部の下部に設けた旋回ベアリング１に本体バケット
５の上端部を結合させ、その本体バケット５の上部の前
部位置前記本体バケット５に対向して位置した閉閉バケ
ット６の枢支部となるように開閉バケット止めピン４を
設け、前記開閉バケット６の上端部で、前記開閉バケッ
ト止めピン４の位置より上方部分に油圧シリンダーピン
２を配設し、前記本体バケット５の上部の後部位置に油
圧シリンダーピン３を配設し、これらの両油圧シリンダ
ーピン２，３の間に油圧シリンダー１１を介在させ、本
体バケット５と開閉バケット６との側面板の部分の側面
開口部分を目くら板７により閉鎖し得るようにし、その
目くら板７の下端位置でかつ本体バケット５の下方先端
部であり、そして本体バケット５の側面板の下端位置に
目くら板案内体８を設け、目くら板７の上部位置でかつ
本体バケット５の上部位置に目くら板支持体９を配設
し、その目くら板支持体９の上部位置のばね当たり部１
６に前記開閉バケット６の上部位置に設けたばね体１０
を内蔵した油圧ポンプ付ばね体１７の突出部が押圧接触
して前記目くら板７を前進させ、本体バケット５と開閉
バケット６とによりバケットを閉鎖した時生じる両バケ
ットの対向する側面板の間の通孔部分を自動的に閉鎖さ
せ得るようにし、本体バケット５の下方先端部に歯１３
および歯１４を設け、開閉バケット６の下方先端部に歯
１２および歯部１５を設けてなる目くら板自動閉鎖装置
である。
ベルなどのアームの先端に取り付けられたバケット支持
用基部の下部に設けた旋回ベアリング１に本体バケット
５の上端部を結合させ、その本体バケット５の上部の前
部位置前記本体バケット５に対向して位置した閉閉バケ
ット６の枢支部となるように開閉バケット止めピン４を
設け、前記開閉バケット６の上端部で、前記開閉バケッ
ト止めピン４の位置より上方部分に油圧シリンダーピン
２を配設し、前記本体バケット５の上部の後部位置に油
圧シリンダーピン３を配設し、これらの両油圧シリンダ
ーピン２，３の間に油圧シリンダー１１を介在させ、本
体バケット５と開閉バケット６との側面板の部分の側面
開口部分を目くら板７により閉鎖し得るようにし、その
目くら板７の下端位置でかつ本体バケット５の下方先端
部であり、そして本体バケット５の側面板の下端位置に
目くら板案内体８を設け、目くら板７の上部位置でかつ
本体バケット５の上部位置に目くら板支持体９を配設
し、その目くら板支持体９の上部位置のばね当たり部１
６に前記開閉バケット６の上部位置に設けたばね体１０
を内蔵した油圧ポンプ付ばね体１７の突出部が押圧接触
して前記目くら板７を前進させ、本体バケット５と開閉
バケット６とによりバケットを閉鎖した時生じる両バケ
ットの対向する側面板の間の通孔部分を自動的に閉鎖さ
せ得るようにし、本体バケット５の下方先端部に歯１３
および歯１４を設け、開閉バケット６の下方先端部に歯
１２および歯部１５を設けてなる目くら板自動閉鎖装置
である。
【０００７】
【実施例２】図２の記載に従い説明すると、本体バケッ
ト５と開閉バケット６とを互いに対向させ、それらのバ
ケットの枢支部にバケット止めピン４を配設し、開閉バ
ケット６の上端部に設けた油圧シリンダーピン２と本体
バケットの上端部に設けた油圧シリンダーピン３との間
に油圧シリンダーを介在させ得るようにし、開閉バケッ
ト６の適宜位置に目くら板７の枢支部となる目くら板支
持体９を設け、その下方位置の前記開閉バケット６の側
面板の適宜部分に目くら板案内体８を配設し、前記目く
ら板７の上端部で前記目くら板支持体９の上方位置にば
ね体当たり部１６を設け、前記本体バケット５の側に設
けた油圧ポンプ付ばね体１７の有する突出部が前記ばね
体当たり部１６に押圧接触して前記目くら板７を前進さ
せ、本体バケット５と開閉バケット６によりバケットを
閉鎖した時に生じる両バケットの対向する側面板の間の
通孔部分を前記目くら板７により自動的に閉鎖させえる
ようにし、前記通孔部分を目くら板７で閉鎖されている
状態で開閉バケット６の下方先端部に設けた歯１２によ
り目くら板７は支持され、前記通孔部分を開いて、その
部分で長尺管状物などを把持する時に目くら板案内体８
により案内し得るようにしてなる目くら板自動閉鎖装置
である。
ト５と開閉バケット６とを互いに対向させ、それらのバ
ケットの枢支部にバケット止めピン４を配設し、開閉バ
ケット６の上端部に設けた油圧シリンダーピン２と本体
バケットの上端部に設けた油圧シリンダーピン３との間
に油圧シリンダーを介在させ得るようにし、開閉バケッ
ト６の適宜位置に目くら板７の枢支部となる目くら板支
持体９を設け、その下方位置の前記開閉バケット６の側
面板の適宜部分に目くら板案内体８を配設し、前記目く
ら板７の上端部で前記目くら板支持体９の上方位置にば
ね体当たり部１６を設け、前記本体バケット５の側に設
けた油圧ポンプ付ばね体１７の有する突出部が前記ばね
体当たり部１６に押圧接触して前記目くら板７を前進さ
せ、本体バケット５と開閉バケット６によりバケットを
閉鎖した時に生じる両バケットの対向する側面板の間の
通孔部分を前記目くら板７により自動的に閉鎖させえる
ようにし、前記通孔部分を目くら板７で閉鎖されている
状態で開閉バケット６の下方先端部に設けた歯１２によ
り目くら板７は支持され、前記通孔部分を開いて、その
部分で長尺管状物などを把持する時に目くら板案内体８
により案内し得るようにしてなる目くら板自動閉鎖装置
である。
【０００８】
【効果】本体バケット５の上方部分の適宜位置に開閉バ
ケット６の枢支部を設け、本体バケット５と開閉バケッ
ト６との中間部分に通孔部分を形成して、その通孔部分
を開閉する目くら板７の枢支部を前記開閉バケット６の
枢支部のわずか下方に配設し、その目くら板７の枢支部
の上部に設けたばね体当り部１６に油圧ポンプ付ばね体
１７の突出部が働きかけて、対向する本体バケット５と
開閉バケット６との中間部の通孔部分を目くら板７によ
り自動的に閉鎖させ得るようにしたので土砂或いはセメ
ントミルクその他の種々のバケット内の収容物を確実に
所望のところに移動させ得る効果がある。
ケット６の枢支部を設け、本体バケット５と開閉バケッ
ト６との中間部分に通孔部分を形成して、その通孔部分
を開閉する目くら板７の枢支部を前記開閉バケット６の
枢支部のわずか下方に配設し、その目くら板７の枢支部
の上部に設けたばね体当り部１６に油圧ポンプ付ばね体
１７の突出部が働きかけて、対向する本体バケット５と
開閉バケット６との中間部の通孔部分を目くら板７によ
り自動的に閉鎖させ得るようにしたので土砂或いはセメ
ントミルクその他の種々のバケット内の収容物を確実に
所望のところに移動させ得る効果がある。
【図１】本発明を施した旋回式バケットに係るものであ
るが、その油圧ポンプ付ばね体を開閉バケット側に取り
付けた目くら板自動閉鎖装置の側面図である。
るが、その油圧ポンプ付ばね体を開閉バケット側に取り
付けた目くら板自動閉鎖装置の側面図である。
【図２】本発明を施した旋回式でないバケットに係るも
のであるが、その油圧ポンプ付ばね体を本体バケット側
に取り付けた目くら板自動閉鎖装置の側面図である。
のであるが、その油圧ポンプ付ばね体を本体バケット側
に取り付けた目くら板自動閉鎖装置の側面図である。
１ 旋回ベアリング ２ 油圧シリン
ダーピン ３ 油圧シリンダーピン ４ 開閉バケッ
ト止ピン ５ 本体バケット ６ 開閉バケッ
ト ７ 目くら板 ８ 目くら板案
内体 ９ 目くら板支持体 １０ ばね体 １１ 油圧シリンダー １２ 歯 １３ 歯 １４ 歯部 １５ 歯部 １６ ばね体当り
部 １７ 油圧ポンプ付ばね体
ダーピン ３ 油圧シリンダーピン ４ 開閉バケッ
ト止ピン ５ 本体バケット ６ 開閉バケッ
ト ７ 目くら板 ８ 目くら板案
内体 ９ 目くら板支持体 １０ ばね体 １１ 油圧シリンダー １２ 歯 １３ 歯 １４ 歯部 １５ 歯部 １６ ばね体当り
部 １７ 油圧ポンプ付ばね体
Claims (2)
- 【請求項１】パワーショベルのアームの先端に取り付け
られたバケット支持用基部の下部に設けた旋回ベアリン
グ１に本体バケット５の上端部を結合させ、その本体バ
ケット５の上部の前部位置に前記本体バケット５に対向
して位置した閉閉バケット６の枢支部となるように開閉
バケット止めピン４を設け、前記開閉バケット６の上端
部で、前記開閉バケット止めピン４の位置 より上方部
分に油圧シリンダーピン２を配設し、前記本体バケット
５の上部の後部位置に油圧シリンダーピン３を配設し、
これらの両油圧シリンダーピン２，３の間に油圧シリン
ダー１１を介在させ、本体バケット５と開閉バケット６
との側面板の部分の側面開口部分を目くら板７により閉
鎖し得るようにし、その目くら板７の下端位置でかつ本
体バケット５の下方先端部であり、そして本体バケット
５の下端位置に目くら板案内体８を設け、目くら板７の
上部位置でかつ本体バケット５の上部位置に目くら板支
持板９を配設し、その目くら板支持板９の上部位置のば
ね当たり部１６に前記開閉バケット６の上部位置に設け
たばね体１０を内蔵した油圧ポンプ付ばね体１７の突出
部が押圧接触して前記目くら板７を前進させ本体バケッ
ト５と開閉バケット６とによりバケットを閉鎖した時生
じる両バケットの対向する側面板の間の通孔部分を自動
的に閉鎖させ得るようにし、本体バケット５の下方先端
部に歯１３および歯部１４を設け、開閉バケット６の下
方先端部に歯１２および歯１５を設けてなる目くら板自
動閉鎖装置。 - 【請求項２】本体バケット５と開閉バケット６とを互い
に対向させ、それらのバケットの枢支部に開閉バケット
止めピン４を配設し、開閉バケット６の上端部に設けた
油圧シリダーピン２と本体バケットの上端部に設けたシ
リンダーピン３との間に油圧シリンダーを介在させうる
ようにし、開閉バケット６の適宜位置に目くら板７の枢
支部となる目くら板支持体９を設け、その下方位置の前
記開閉バケット６の側面板の適宜部分に目くら板案内体
８を配設し、前記目くら板７の上端部で前記目くら板支
持体９の上方位置にばね体当たり部１６を設け、前記本
体バケット５の側に設けた油圧ポンプ付ばね体１７の有
する突出部が前記ばね体当たり部１６に押圧接触して前
記目くら板７を前進させ、本体バケット５と開閉バケッ
ト６によりバケットを閉鎖した時に生じる両バケットの
対向する側面板の間の通孔部分を前記目くら板７により
自動的に閉鎖させえるようにし、前記通孔部分を目くら
板７で閉鎖されている状態で開閉バケット６の下方先端
部に設けた歯１２により目くら板７は支持され、前記通
孔部分を開いて、その部分で長尺管状物などを把持する
時に目くら板案内体８により案内し得るようにしてなる
目くら板自動閉鎖装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21816291A JP2964000B2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | バケット装置の目くら板自動閉鎖装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21816291A JP2964000B2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | バケット装置の目くら板自動閉鎖装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04347219A JPH04347219A (ja) | 1992-12-02 |
| JP2964000B2 true JP2964000B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=16715608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21816291A Expired - Lifetime JP2964000B2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | バケット装置の目くら板自動閉鎖装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2964000B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06316947A (ja) * | 1993-05-05 | 1994-11-15 | Katsunori Tanada | 多目的作業可能なバケット構造装置 |
-
1991
- 1991-05-22 JP JP21816291A patent/JP2964000B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04347219A (ja) | 1992-12-02 |
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