JP2961127B2 - 吐出容器 - Google Patents

吐出容器

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JP2961127B2
JP2961127B2 JP4120607A JP12060792A JP2961127B2 JP 2961127 B2 JP2961127 B2 JP 2961127B2 JP 4120607 A JP4120607 A JP 4120607A JP 12060792 A JP12060792 A JP 12060792A JP 2961127 B2 JP2961127 B2 JP 2961127B2
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聡 目加多
政澄 田中
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OOSAKA ZOSENJO KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/02Membranes or pistons acting on the contents inside the container, e.g. follower pistons
    • B05B11/028Pistons separating the content remaining in the container from the atmospheric air to compensate underpressure inside the container

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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は吐出容器に関する。さら
に詳しくは押ボタンによるポンプ操作によってあらゆる
方向に内容物を吐出することができると共に安定して載
置しうる吐出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、容器の頂部近辺に内容物を吐出す
るための指押しポンプを備えた吐出容器として、つぶれ
やすい内部容器を有する2重容器式のものや、内容物を
吐出する度に容器の底部が上昇するものなど、内容物の
吐出に伴なって内容物を収容する容積が減少するように
された吐出容器が知られている。
【0003】前者は、たとえば特公昭55−3232号
公報に開示されている。このものは剛性を有する外部容
器内に可撓性に富む内部容器(以下、袋体という)が収
容されたものであり、その袋体の内部に内容物が充填さ
れたものである。そして、容器頂部のポンプによる内容
物の吐出に伴って袋体がつぶれ、常に袋体の内部が内容
物に充満された状態となっている(以下、従来例1とい
う)。
【0004】つぎに後者は、たとえば特公平3−296
78号公報に開示されている。このものは、容器は一重
であるが、その底部が容器軸に沿って上方に摺動しうる
ように構成されている。そしてこの底部は、容器内壁に
係止しうる爪などにより、下方には摺動しえないように
され、さらに容器の内外を液密に封じている(以下、従
来例2という)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例1では、常
にポンプによって内容物を吸い上げることができるよう
に袋体はその下方からつぶれ、最終的に残存する内容物
がポンプの直下に位置するようにされている。そのた
め、常に吐出容器の重心が上方に存在し、載置したばあ
い、きわめて不安定である。さらに、一般に袋体はその
内部の内容物が完全に消費されるまでつぶれきることが
できないため、内容物を無駄にしてしまうことが多い。
【0006】従来例2においても、従来例1と同様に常
に内容物が容器の上部に存在するため、重心位置が高
く、きわめて不安定な状態でしか載置しえない。さら
に、その底部がいかに液密シールを保持しつつ上方へ摺
動しうるといえども、底部より下方の露出した容器内壁
にはわずかな内容物が付着する。すなわち、容器内壁が
濡れている。その結果、内容物の芳香成分が揮発し、ユ
ーザは内容物が濡れ出ていると感ちがいしたり、芳香が
常に周囲に拡がり、逆に人々を不愉快にするばあいが生
ずる。
【0007】本発明は叙上の問題点を解消するためにな
されたものであり、安定した状態で載置することがで
き、使用しないときには不用意に内容物の芳香を周囲に
拡散することがなく、さらに、逆さまにしたり横(水平
方向など)にした状態でも安定して内容物を吐出しうる
吐出容器を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の吐出容器は、有
底筒状容器と、該容器の頂部に設けられる、容器の内容
物を外部へ移送するための、逆止弁機能を備えたポンプ
機構と、該ポンプ機構と連通する吐出口を有する、ポン
プ機構を押し操作するための押ボタンと、ポンプ機構と
連通しかつ容器内に延設されるディップチューブと、該
ディップチューブによって貫通されると共に、容器内を
上部室と内容物が充填されるための下部室に液密に区画
しつつ少なくとも下方向に摺動しうるフリーピストンと
からなり、前記フリーピストンが、その上下端の外周に
それぞれ形成されたシール部と、両シール部間の全周に
わたって形成された軸方向のローレット加工部とを有し
てなる。前記ポンプ機構は、その吸入部に逆止弁を備え
たシリンダと、その吐出部に逆止弁を備えかつ前記シリ
ンダ内を摺動しうるピストンと、該ピストンを前記吸入
部から押し離すように付勢するためのばね部材とから構
成することができる。
【0009】
【作用】本発明の吐出容器において、その押ボタンを押
すことによりポンプ機構(以下、単にポンプという)を
操作したとき、もしポンプ内に内容物が既に吸入されて
おればこれを吐出口より吐出する。このとき、ポンプの
逆止弁機能が奏されるのでポンプ内の内容物は容器内へ
戻ることはない。もし、未だポンプ内に内容物が吸入さ
れていないばあい、押した押ボタンと離せばポンプの逆
止弁機能が奏され、吐出口からは外部の空気が逆流せ
ず、逆にフリーピストンにより区画された容器の下部室
の内容物がディップチューブを通して吸い上げられる。
一度の押し操作で吐出されないときは何度か繰り返して
ポンプ内に内容物を吸入すれば容易に吐出される。
【0010】本発明の吐出容器は容器内をフリーピスト
ンによって上下2室に区画し、その下部室に内容物を充
填しているため、ポンプによって内容物が吸い上げられ
る度にフリーピストンは下方に下がり、下部室は常に内
容物が充満した状態で密封されている。したがって、重
心が下方に存在する容器となり、安定した状態で載置し
うる。さらに容器を逆さまにしたり横にした状態でも、
押ボタンを操作することにより常に安定して内容物を吐
出しうるのである。しかも、内容物は実質的に密封され
た状態であって芳香を拡散することがない。
【0011】
【実施例】つぎに添付図面を参照しながら本発明の吐出
容器を説明する。
【0012】図1は本発明の吐出容器の一実施例を示す
断面図、図2〜3はそれぞれ図1の吐出容器を操作した
ときの状態を示す部分断面図である。
【0013】図1において、1は吐出容器であり、容器
本体2の内部を上部室3と下部室4とに分割しつつ上下
方向に摺動しうるフリーピストン5が収容されている。
フリーピストン5は、その上下端の外周にそれぞれ形成
されたシール部6と、両シール部6間の全周にわたって
形成された軸方向のローレット加工部6aとを有してお
り、それによって前記上部室3と下部室4とを液密に隔
てると共に、抵抗なく本体2内を摺動しうるのである。
下部室4には内容物が充填され、上部室3は細孔または
隙間などによって外部空間と連通している。
【0014】本体2の上端にはポンプ7が嵌着されてい
る。ポンプ7の下端には、本体2の底部近辺にまで延び
るディップチューブ8が接続される。デップチューブ8
は前記フリーピストン5の中央部を貫通しているが、も
ちろんフリーピストン5は本体2の内周面と同じくディ
ップチューブ8との間においても上部室3と下部室4と
を液密に隔てるように摺接している。そして、フリーピ
ストン5の下面を本体2の底面と同一曲率にしているの
で内容物を最後まで無駄なく使いきることができる。ポ
ンプ7は、その底部に内容物を吸入するための吸入口9
を有するシリンダ10と、シリンダ10内を上下方向に摺動
しうるポンピングピストン11と、ポンピングピストン11
の下部に配設されてポンピングピストン11を上方に付勢
するためのコイルばね12とから構成されている。ポンピ
ングピストン11はその周縁がシリンダ10の内周面に摺接
してその上部と下部とを液密に隔てている。コイルばね
12はシリンダ10内のばね受円板13上に載置されてい
る。そしてばね受円板13は、その中央に内容物が通過し
うる通過孔14が穿設され、シリンダ10内に突設された係
止突起15の上に載置されている。
【0015】前記ポンピングピストン11の中央には連通
管16が固着されており、連通管16の上端には吐出口17を
有する押ボタン18が固着されている。このようにして前
記吐出口17は連通管16を通してシリンダ10内のポンピン
グピストン11下部と連通している。なお、押ボタン18に
は、その下面から円環状の溝19が刻設されている。そし
て本体2の上端開口部を封じる蓋体20の上面に、前記溝
19内に摺動しつつ嵌入しうる円筒状のガイド筒21が突設
されている。この溝19とガイド筒21とによって押ボタン
18は、押し操作されるときに好適にガイドされ、下端の
ポンピングピストン11が支障なくシリンダ10内を摺動し
うるのである。
【0016】前記連通管16の上端には第1ボール22が連
通路23を塞ぐように載置されている。それにより、ポン
プ7側から連通管16には内容物が通過しうるが、吐出口
17側から外部空気などが流入しえない逆止弁機能が奏さ
れる。
【0017】一方、シリンダ10の底部に形成された前記
吸入口9の上部には、同じく第2ボール24が吸入口9を
塞ぐように載置されている。それにより、前記ディップ
チューブ8側からシリンダ10内には内容物が通過しうる
が、シリンダ10側からは内容物や空気などがディップチ
ューブ8に向かって逆流しえない逆止弁機能が奏され
る。
【0018】以上の構成により、図2に示すごとく本吐
出容器1においては、押ボタン18を押せばシリンダ10内
の内容物が矢印A方向に吐出され、引き続いて押ボタン
18を離せば図3に示すごとく下部室4(図1参照)内の
内容物が矢印B方向にシリンダ10内へ吸入される。この
ようにエアゾールバルブなどにより噴射するものではな
いため、手指により押ボタン18の押し操作を調節しなが
ら内容物吐出量を微調整することができる。さらに本吐
出容器1では常に内容物が下部室4、すなわち本体2の
下部に充填されるため、下部が重くなり安定しているの
で使用中に無造作に載置しても安定して立てておくこと
ができる。しかも、下部室4は常に内容物が充満してい
るため、吐出容器1を逆さまや水平方向など、あらゆる
方向にして操作しても確実に内容物が吐出される。その
ために、前記両ボール22、24を適度な強さのばねなどに
よって常に本体2の軸に沿って下方に付勢しておくのが
好ましい。しかも内容物は本体2、フリーピストン5お
よび蓋体20などにより実質的に密封されているため、不
用意に芳香を拡散することはない。
【0019】
【発明の効果】本発明の吐出容器によれば、下部が重い
ことにより、床面や台上などに安定して載置することが
できると共に、不用意に内容物の芳香を周囲に拡散する
ことがなく、さらにエアゾール装置を転倒、水平などあ
らゆる方向で用いても安定して内容物を吐出することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吐出容器の一実施例を示す断面図であ
る。
【図2】図1の吐出容器の押ボタンを押したときの状態
を示す部分断面図である。
【図3】図1の吐出容器の押ボタンへの押圧力を解放し
た状態を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 吐出容器 2 本体 3 上部室 4 下部室 5 フリーピストン 7 ポンプ 8 ディップチューブ 9 吸入口 10 シリンダ 11 ポンピングピストン 12 コイルばね 16 連通管 17 吐出口 18 押ボタン 22 第1ボール 24 第2ボール
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 83/76 B65D 47/34

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底筒状容器と、該容器の頂部に設けら
    れる、容器の内容物を外部へ移送するための、逆止弁機
    能を備えたポンプ機構と、該ポンプ機構と連通する吐出
    口を有する、ポンプ機構を吸入吐出操作するための押ボ
    タンと、ポンプ機構と連通しかつ容器内に延設されるデ
    ィップチューブと、該ディップチューブによって貫通さ
    れると共に、容器内を上部室と内容物が充填されるため
    の下部室とに液密に区画しつつ少なくとも下方向に摺動
    しうるフリーピストンとからなり、 前記フリーピストンが、その上下端の外周にそれぞれ形
    成されたシール部と、両シール部間の全周にわたって形
    成された軸方向のローレット加工部とを有してな る吐出
    容器。
  2. 【請求項2】 前記ポンプ機構が、その吸入部に逆止弁
    を備えたシリンダと、その吐出部に逆止弁を備えかつ前
    記シリンダ内を摺動しうるポンピングピストンと、該ピ
    ストンを前記吸入部から押し離すように付勢するための
    ばね部材とから構成されてなる請求項1記載の吐出容
    器。
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JP3563014B2 (ja) 2000-06-26 2004-09-08 株式会社トップ 吐出容器
TWI295983B (en) 2005-07-29 2008-04-21 Yoshino Kogyosho Co Ltd Discharge container
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KR101359550B1 (ko) * 2013-05-06 2014-02-11 (주)바쉔 점성 액상 내용물 가압식 절약용기

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