JP2960320B2 - 自動車用タイヤチェーン及びその装着方法 - Google Patents

自動車用タイヤチェーン及びその装着方法

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JP2960320B2
JP2960320B2 JP6305703A JP30570394A JP2960320B2 JP 2960320 B2 JP2960320 B2 JP 2960320B2 JP 6305703 A JP6305703 A JP 6305703A JP 30570394 A JP30570394 A JP 30570394A JP 2960320 B2 JP2960320 B2 JP 2960320B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用タイヤチェー
ン及びその装着方法に関する。さらに詳しくは、タイヤ
への装着が容易な自動車用タイヤチェーン及びこのタイ
ヤチェーンに好適な装着方法に関するものである。
【0002】なお、本明細書においてタイヤチェーンと
は、鎖状の金属チェーンの他にネット状等の非金属チェ
ーンを含み、その他、雪路等の自動車走行時において滑
り止めの為にタイヤに巻き付けるタイヤチェーンを意味
する。
【0003】
【従来の技術】従来の自動車用タイヤチェーンは、タイ
ヤのトレッドに全周に亘って巻き付けられるもので、タ
イヤに装着した場合にタイヤのトレッド及び各サイドウ
ォールを包み込む形状と成るように、両側縁に対して中
央部分が長く形成されている。このため、未装着の展開
した状態では、タイヤの回転方向に細長く、且つ、幅方
向中央部分に対して両側縁が浮き上がるような3次元的
な丸みを帯びた形状と成る。また、別のタイプのタイヤ
チェーンとして、複数のパーツを長さ方向に取り外し不
可能に連結して全体として1枚の細長いタイヤチェーン
を構成し、これをタイヤに巻き付けるものがある。しか
し、このタイプのタイヤチェーンであっても、結局は1
枚の細長いタイヤチェーンとなり、未装着の展開した状
態では、前述のタイヤチェーンと同様に細長く3次元的
な丸みを帯びた形状と成る。
【0004】これらのタイヤチェーンは、自動車をジャ
ッキアップすることなくタイヤに装着することができ
る。このジャッキアップを行わない方法は、ジャッキア
ップを行う方法に比べて手間がかからず、したがって一
般的に使用される。即ち、タイヤチェーンをタイヤに被
せた後、車体を僅かな距離だけ移動させてタイヤチェー
ンをタイヤの下側に潜りこませ、次いで、タイヤチェー
ンの両端同士を連結し、このタイヤチェーンをタイヤの
トレッドに全周に亘って巻き付けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の自動車用タイヤチェーンでは、展開した状態では3次
元的な丸みを帯びた形状となっているので、車体を移動
させてタイヤチェーンをタイヤの下側に潜り込ませる
際、タイヤの接地面に対してタイヤチェーンがずれ易
い。タイヤチェーンがずれてしまった場合、当然のこと
ながら車体の重量がタイヤにかかっており、人力でタイ
ヤチェーンを引っ張り直すことができず、もう一度車体
を元の位置に戻し始めからやり直す必要がある。このこ
とは、タイヤチェーンの装着作業を困難なものとしてい
る。また、タイヤチェーンがずれた場合には、チェーン
連結用金具の上にタイヤが乗り上げることもあり、連結
用金具破損の原因になる。
【0006】さらに、従来のタイヤチェーンは、全体と
して1枚のタイヤチェーンを構成しているので、その一
部分が破損した場合でもタイヤチェーン全体の使用が不
可能となり、タイヤチェーンの部分的交換,修理ができ
ずに非経済的である。
【0007】加えて、従来のタイヤチェーンでは、特
に、非金属チェーンでは、タイヤのサイズによりその大
きさが決定されてしまい、汎用性に劣るという問題もあ
る。
【0008】本発明はこれらの問題点を解決するために
なされたもので、タイヤへの装着が簡単であり、したが
って、装着作業時に破損の虞もなく、また、一部分の交
換,修理が可能であり、さらに、汎用性に優れた自動車
用タイヤチェーンを提供することを目的とし、また、こ
の自動車用タイヤチェーンに好適なタイヤチェーンの装
着方法を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の自動車用タイヤチェーンは、自動車用タイヤチ
ェーンをタイヤの回転方向に沿って複数に分割し、分割
された各々はタイヤのトレッドにそれぞれ被せられ、タ
イヤのトレッドに被せられた各々の奥側縁と手前側縁と
をホイールのディスク部に設けられた孔を通して接続す
ものであって、タイヤの回転方向に沿って分割され、
タイヤのトレッドにそれぞれ被せられる複数のチェーン
本体と、ホイールのディスク部に設けられた孔を通過し
て一端をタイヤのトレッドに被せられたチェーン本体の
奥側縁に接続し、且つ、他端をホイールの手前に配置す
る接続部材と、この接続部材の他端とチェーン本体の手
前側縁とを連結する連結手段を備え、連結手段は、接続
部材及びチェーン本体の何れか一方に連結された第1の
部材と、この第1の部材にタイヤの径方向に沿って設け
られた複数の固定位置と、接続部材及びチェーン本体の
何れか他方に連結され、且つ、第1の部材の各固定位置
のうち何れか一の固定位置に取り付けられた第2の部材
を備えるものである。
【0010】
【0011】
【0012】この場合、請求項2記載の自動車用タイヤ
チェーンのように、接続部材の一端は、チェーン本体の
奥側縁にタイヤの回転方向に沿って設けられたガイド部
に連結され、接続部材の一端の位置をタイヤの回転方向
に調整可能とすることが望ましい。
【0013】一方、請求項記載の自動車用タイヤチェ
ーンの装着方法は、ガイドワイヤをディスク部の孔を通
してタイヤの奥側に通した後このタイヤの外方から引き
出し、次いでこのガイドワイヤに前記接続部材の他端を
連結した後、このガイドワイヤを引き戻しながら接続部
材をタイヤの奥側からディスク部の孔に通し、接続部材
の他端をホイールの手前側に引き出して連結手段に連結
することを特徴とするものである。
【0014】
【作用】したがって、本発明の自動車用タイヤチェーン
では、複数に分割された各々を、それぞれ独立してタイ
ヤに取り付けることが可能となる。即ち、自動車の停止
状態において、先ず、タイヤの接地部分以外の部分に、
分割されたタイヤチェーンを装着する。そして、自動車
を若干移動させてタイヤの接地部分をずらし、この部分
にタイヤチェーンを装着する。
【0015】また、分割された複数のチェーン本体をタ
イヤのトレッドに被せた後、接続部材とチェーン本体と
を連結手段で連結し、これによりタイヤチェーンがタイ
ヤに装着される。接続部材の他端は、ホイールのディス
ク部に設けられた孔を通過して当該ホイールの手前に配
置されるので、連結手段で連結する作業は、ホイールの
手前側で行うことができる。
【0016】また、連結手段の第2の部材を第1の部材
に取り付ける際、第1の部材に設けられた各固定位置を
選択すると、各部材の取付位置関係がタイヤの径方向に
変化する。したがって、タイヤのサイズに合わせて各チ
ェーン本体が装着される。
【0017】さらに、請求項記載の発明では、接続部
材の一端をチェーン本体の奥側縁のガイド部に連結して
いるので、接続部材の一端をこのガイド部に沿って移動
させると、チェーン本体に対する接続部材の連結位置が
変化する。したがって、ホイールの孔の位置や形状等に
応じてこの連結位置を移動させて各チェーン本体が装着
される。
【0018】一方、本発明の自動車用タイヤチェーンを
タイヤに装着するには、チェーン本体をタイヤに被せ、
接続部材をディスク部の孔に通してタイヤ奥側から手前
側に引き出し、この接続部材とチェーン本体とを連結手
段で連結する。この場合、請求項5記載の自動車用タイ
ヤチェーンの装着方法では、ガイドワイヤを使用して接
続部材をディスク部の孔に簡単に通すことができ、この
タイヤチェーンに好適な装着方法が提供される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の構成を図面に示す実施例に基
づいて詳細に説明する。
【0020】図1及び図2は、本発明を適用した自動車
用タイヤチェーンの一実施例を示し、いわゆる密着屈伸
型と称されるタイプの自動車用タイヤチェーンである。
この自動車用タイヤチェーン1はいわゆる非金属チェー
ンであり、タイヤ2の回転方向に沿って等しく分割され
た4個のユニット3を備えて構成されている。各ユニッ
ト3はチェーン本体4、ベルト機構5及びバックル機構
6等より構成されている。なお、各ユニット3は互いに
同様に構成されている。したがって、一のユニット3に
ついてのみ詳細に説明し、他のユニット3についての詳
細な説明は省略する。
【0021】チェーン本体4は、例えば、ポリウレタン
樹脂を亀甲パターン状に成形したもので、多数のスパイ
クピン7を所定位置に埋め込んでいる。チェーン本体4
の長さは、タイヤ2の外周長さの1/4の長さよりも若
干短い寸法値に、また、チェーン本体4の幅は、タイヤ
2のトレッド2aの幅よりも広い寸法値にそれぞれ設定
されている。したがって、チェーン本体4をタイヤ2に
被せた場合、全トレッドの略1/4の部分と、これに対
応する範囲の各サイドウォール2b,2cの径方向外側
部分がこのチェーン本体4で覆われる。
【0022】このチェーン本体4の両側縁には、アウタ
プレート8及びインナプレート9が連結されている。つ
まり、タイヤ2の表側のサイドウォール2bに沿って配
置されるアウタプレート8と裏側のサイドウォール2c
に沿って配置されるインナプレート9には、例えば4個
のフック10がそれぞれ形成されている。一方、チェー
ン本体4の両側縁には各フック用孔4aが設けられてお
り、図3に示すように、これら各フック用孔4aを各フ
ック10に引っ掛け、そして、各フック10を潰す様に
折り曲げて、チェーン本体4と各プレート8,9とを連
結している。
【0023】また、各プレート8,9には、それぞれ一
対の長孔8a,9aが設けられている。各長孔8a,9
aは、タイヤ2の回転方向略中央、且つタイヤ2の径方
向内側縁近傍位置に、タイヤ2の回転方向に並んで配置
されている。アウタプレート8の各長孔8aには後述す
るアームプレート14が、インナプレート9の各長孔9
aにはベルト機構5がそれぞれ連結される。各長孔8
a,9aは、後述するように、アームプレート14及び
ベルト機構5との連結位置をタイヤ2の回転方向に移動
させるガイド部として機能する。なお、各プレート8,
9は、例えばスチール製のもので、所定の剛性を有して
チェーン本体4が丸まるのを防止する。
【0024】接続部材としてのベルト機構5は、第1ベ
ルト板27、第2ベルト板28及び係止体29より構成
されている。第1ベルト板27は、例えば弾性変形可能
なバネ鋼製の薄板であり、ホイール11のリム部11c
に沿った形状に成形されている。また、第2ベルト板2
8は、例えばスチール製の板材より成り、所定の剛性を
有している。この第2ベルト板28は、ディスク部11
aの外周部分に沿った形状に成形されている。第2ベル
ト板28の一端は、第1ベルト板27の他端に固着され
ており、したがって、各ベルト板27,28は1枚のベ
ルトを構成している。
【0025】このベルト機構5の一端は、インナプレー
ト9に連結されている。詳述すると、ベルト機構5の一
端、即ち第1ベルト板27の一端には、一対のフック3
0が一体的に形成されている。これら各フック30は、
インナプレート9の各長孔9aに引っ掛けられ、そして
脱落防止のために折曲げられている。また、図4に示す
ように、フック30のタイヤ回転方向の長さは、長孔3
0の長さに比べて短く設定されている。したがって、各
フック30は、各長孔9a内を移動することができ、イ
ンナプレート9に対するベルト機構5の位置をタイヤ2
の回転方向に距離Lだけ調整することができる。
【0026】また、このベルト機構5は、ホイール11
のディスク部11aに設けられた孔11bを通過し、そ
の他端、即ち第2ベルト板28の他端をホイール11の
ディスク部11aの手前側に配置している。そして、第
2ベルト板28の他端には、係止体29が取り付けられ
ている。係止体29は、図5及び図6に示すように、固
着片31及び係止片32より構成され、これら固着片3
1及び係止片32はそれぞれ略立方体形状を成してい
る。固着片31は第2ベルト板28の他端に固着されて
おり、この第2ベルト板28の軸線方向に沿ってねじ孔
31aが設けられている。
【0027】一方、係止片32の両側面には、それぞれ
溝32aが形成されている。各溝32aは、第2ベルト
板28に対して垂直な方向、即ちタイヤ2の径方向に沿
って形成されている。また、係止片32には、ねじ部3
3が取り付けられている。このねじ部33は固着片31
に向けて突出し、ねじ孔31a内に挿入される。つま
り、係止片32は、固着片31に対してねじ構造で接続
される。係止片32を固着片31に接続する場合、ねじ
孔31aに対するねじ部33のねじ込み量を変えること
で、各片31,32間に隙間が形成され又はこの隙間の
広さが変化するので、係止体29全体としての長さを調
整することができる。
【0028】連結手段としてのバックル機構6は、支持
プレート(第1の部材)12、回動プレート(第2の部
材)13及びアームプレート14等より構成されてい
る。支持プレート12は短冊状を成しており、ホイール
11の表面に径方向に沿い、ホイール11の径方向外側
に一端を配置し、径方向内側に他端を配置している。こ
の支持プレート12は、ディスク部11aとリムフラン
ジ部11dとに架け渡されて孔11bを跨いでいる。支
持プレート12には、引掛孔15、複数の切起片16、
突出部17が設けられている。
【0029】引掛孔15は、支持プレート12の略中央
部、即ち、ディスク部11aの孔11bに対向する位置
に設けられている。この引掛孔15は支持プレート12
の長手方向に沿って長く形成されている。また、引掛孔
15は、一端側部分15aに比べて他端側部分15bが
段差をなして細く設定され、略T字形状を成している。
引掛孔15の他端側部分15bの両側は、支持プレート
12の他の部分に比べて凹んでおり、一対の引掛部18
を構成している。したがって、ベルト機構5の係止体2
9の係止片32を引掛孔15の一端側部分15aに挿入
した後他端側部分15bにスライドさせると、係止片3
2の各溝32aが各引掛部18に嵌まり込む。したがっ
て、ベルト機構5の係止体29は、支持プレート12に
対してがた付くこと無く連結される。なお、この状態に
おいて、各引掛部18が凹んでいることから、係止体2
9は支持プレート12の表面よりも突出することがな
い。
【0030】各切起片16は、支持プレート12の両側
縁に一端側から所定間隔をおいて、例えば3個ずつ設け
られている。各切起片16は、支持プレート12の側縁
をホイール11の径方向外側に向けて切り起こして成形
されている。各切起片16は、支持プレート12の両側
の対向するもの同士を1組として同時に使用され、した
がって、支持プレート12は3組の切起片16を有して
いる。各組の切起片16は、支持プレート12に対する
回動プレート13の固定位置を決定するものである。し
たがって、支持プレート12には、ホイール11の径方
向に並んだ3箇所の固定位置が設定される。
【0031】一方、突出部17は、支持プレート12の
他端近傍位置に設けられている。この突出部17は、例
えば四角柱形状に成形され、高さ方向中央位置には、支
持プレート12の幅方向、即ち、ホイール11の回転方
向に貫通するピン孔17aが設けられている。
【0032】回動プレート13は、支持プレート12に
比べて若干細い短冊状を成しており、支持プレート12
に重ね合わされる。この回動プレート13には、一対の
シャフト19及び長孔20が設けられている。各シャフ
ト19は、回動プレート13の一端両側面に設けられて
いる。各シャフト19は、支持プレート12の一の組の
切起片16に、ホイール11の径方向内側より引っ掛か
る。そして、この状態では、回動プレート13はこれら
各シャフト19を中心にして支持プレート12側に回動
できる。
【0033】一方、長孔20は、回動プレート13の他
端側半部に設けられている。この長孔20は、回動プレ
ート13の長手方向に沿って延び、支持プレート12の
各引起片16が形成されている範囲に対応する範囲に亘
って形成されている。したがって、各シャフト19が何
れの組の引起片16に引っ掛けられた場合においても、
突出部17はこの長孔20内に挿入される。そして、回
動プレート13を支持プレート12に重ね合わせた後、
突出部17のピン孔17aに割りピン21を挿入する
と、回動プレート13は支持プレート12に固定され
る。
【0034】なお、割りピン21には、くさび状部21
a及び段部21bが形成されている。したがって、この
割りピン21をピン孔17aに挿入する場合、くさび状
部21aがピン孔17aに当たりながらその先端の径が
縮み、割りピン21をピン孔17a内にスムーズに挿入
できる。そして、くさび状部21aがピン孔17aを通
過すると、割りピン21の先端の径が拡大し段部21b
がピン孔17aの外側に支える。これにより、割りピン
21の脱落が防止される。
【0035】アームプレート14の基端には、一対のフ
ック33が一体的に形成されている。各フック33は、
アウタプレート8の各長孔8aに引っ掛けられ、そして
脱落防止のために折曲げられている。各フック33のタ
イヤ回転方向の長さは、各長孔8aの長さに比べて短く
設定されている。したがって、各フック33は、図4に
示すフック30と長孔9aとの関係と同様に、各長孔8
a内を移動することができ、アウタプレート8に対する
アームプレート14の位置をタイヤ20の回転方向に距
離Lだけ調整できる。
【0036】また、アームプレート14の先端は、図6
に示すように、回動プレート13の略中央位置にシャフ
ト23を介して接続されている。このアームプレート1
4は、その中央部分が回動プレート13から離れる方向
に湾曲しており、回動プレート13との干渉を回避して
いる。アームプレート14は、回動プレート13が各シ
ャフト19を中心に回動された場合、この回動プレート
13に引っ張られてアウタプレート8をホイール11の
径方向内側に移動させ、チェーン本体4をタイヤ2のト
レッド2aに密着させる。なお、上述の各プレート8,
9,12〜14の角には面取り加工が施されており、ゴ
ム製のタイヤ2やホイール11等の損傷防止が図られて
いる。
【0037】なお、タイヤチェーン1の他のユニット3
も、上述のユニット3と同様に構成されている。
【0038】次に、このタイヤチェーン1の装着方法に
ついて説明する。このタイヤチェーン1は、各ユニット
3を1個ずつ順番に独立して装着する。先ず、自動車を
止めた状態でタイヤ2の接地部分を除いた部分に3個の
ユニット3をそれぞれ装着する。各ユニット3は、以下
のようにしてタイヤ2に装着される。
【0039】先ず、ガイドワイヤ24を準備する。この
ガイドワイヤ24を折り曲げ、ホイール11の手前側か
らディスク部11aの孔11b内に挿入する。そして、
タイヤ2の外方から奥側に作業者が手を回してこのガイ
ドワイヤ24の先端を掴み、タイヤ2の外方からこのガ
イドワイヤ24を引き出す。
【0040】次に、ガイドワイヤ24の先端をベルト機
構5の係止体29に連結する。この場合、図5に2点鎖
線で示すように、ガイドワイヤ24の折り返し部分を係
止体29の係止片32の各溝32aに巻き付けて連結す
る。この後、インナプレート9をタイヤ2の裏側に送り
込みながら、同時にチェーン本体4をタイヤ2のトレッ
ド2aに被せながら、ガイドワイヤ24を引き戻す。こ
れにより、インナプレート9はタイヤ2の裏側のサイド
ウォール2cを、チェーン本体4はトレッド2aを、ア
ウタプレート8はタイヤ2の表側のサイドウォール2b
をそれぞれ覆い、また、係止体29はホイール11の孔
11bを通してホイール11の手前側に引き出される。
なお、このとき、チェーン本体4をその装着位置よりも
若干タイヤ2の奥側にずらし、インナプレート9を下方
に偏倚させることで以後の装着作業が容易になる。
【0041】その後、ガイドワイヤ24を係止体29か
ら取り外し、支持プレート12をディスク部11aとリ
ムフランジ部11dとに架け渡しながら、引掛孔15の
一端側部分15aに係止体29を挿入し、そして他端側
部分15bにスライドさせる。上述したように、インナ
プレート9を下方に偏倚させておくことで、係止体29
を引掛孔15内に容易に挿入できる。この状態で、タイ
ヤ2の奥側に偏倚していたチェーン本体4を手前側に引
きずり出すと、ベルト機構5はタイヤ2の奥側に引っ張
られ、支持プレート12をディスク部11a及びリムフ
ランジ部11dに引き付ける。
【0042】次に、バックル機構6を連結する。つま
り、回動プレート13の各シャフト19を支持プレート
12の一の組の各切起片16に引っ掛けた後、この回動
プレート13を各シャフト19を中心に回動させて支持
プレート12に重ね合わせる。支持プレート12に回動
プレート13を重ね合わせることで、アームプレート1
4がアウタプレート8をタイヤ2の径方向内側に引っ張
り、チェーン本体4がタイヤ2のトレッド2aに密着す
る。また、これと同時に、ベルト機構5がタイヤ2の奥
側に引っ張られるので、係止体29が引掛孔15の一端
側部分15aにずれることがなく、したがって、ベルト
機構5が支持プレート12から外れることがない。ま
た、ベルト機構5はリム部11c及びディスク部11a
の内周面に沿った形状を成している。したがって、ベル
ト機構5はリム部11c及びディスク部11aの内周面
に重なり、ブレーキ装置やサスペンション装置に干渉す
ることがない。
【0043】そして、回動プレート13を支持プレート
12に重ね合わせた後、突出部17のピン孔17aに割
りピン21を挿入してこれらを固定する。作業者は、バ
ックル機構6を連結する作業や割りピン21で固定する
作業を、ホイール11の手前側で行うことができる。
【0044】この様にしてユニット3を装着する場合、
ベルト機構5の係止片29とバックル機構6がアジャス
タとして機能する。つまり、係止体29のねじ部33の
ねじ込み量を変えることで、係止体29全体の長さを調
整することができる。また、回動プレート13の各シャ
フト19を引っ掛ける各切起片16を選択することで、
支持プレート12に対する回動プレート13の固定位置
をタイヤ2の径方向に調整できる。即ち、装着するタイ
ヤ2のサイズに応じて係止体29全体の長さを調整し、
また、タイヤのサイズに適した組の切起片16を選択す
ることで、多くの種類のタイヤ2にこのユニット3を適
切に装着できる。
【0045】以上の手順を繰り返し、タイヤ2の接地部
分を除いた部分に3個のユニット3を順番に装着する。
その後、自動車を移動させ、タイヤ2の接地部分をずら
してユニット3未装着部分をタイヤ2の上側に移動させ
る。そして、上述の手順を繰り返し、4個目のユニット
3をタイヤ2に装着することで、タイヤチェーン1の装
着作業が完了する。
【0046】装着されたタイヤチェーン1の各ユニット
3間の距離は、タイヤのサイズに応じて変化する。即
ち、このタイヤチェーン1では、タイヤ2の外径の大き
さに応じて各ユニット3間の距離が増減し、この径の違
いを吸収する。また、支持プレート12に対する回動プ
レート13の固定位置を調整することでバックル機構6
の長さが変化し、さらに、係止体29全体の長さを調整
することでベルト機構5の長さが変化し、タイヤ2の太
さの違いを吸収する。したがって、このタイヤチェーン
1は、多くの種類のタイヤ2に適切に装着することがで
きる。
【0047】また、各ユニット3毎に、各プレート8,
9に対してアームプレート14及びベルト機構5の位置
をタイヤ2の回転方向に距離Lだけ調整することができ
る。したがって、ホイール11のディスク部11aに設
けられている孔11bの数や位置、形状等が異なる場合
にも、このタイヤチェーン1を適切に装着することがで
きる。
【0048】自動車の走行中には、タイヤチェーン1に
遠心力が作用するが、突出部17を貫通する割りピン2
1が回動プレート13を支持プレート12に固定してい
るので、各ユニット3がタイヤ2から外れることはな
い。また、割りピン21は、タイヤ2の回転方向に挿入
されるので、遠心力で抜けることがない。また、自動車
の走行により、一のユニット3が破損した場合には、こ
の破損したユニット3のみを交換,修理すれば良く、他
の3個のユニット3については継続使用可能である。
【0049】次に、このタイヤチェーン1をタイヤ2か
ら取り外す場合について説明する。この場合にも、各ユ
ニット3を1個ずつ順番に取り外す。先ず、一のユニッ
ト3の割りピン21を突出部17から引き抜く。そし
て、回動プレート13を各シャフト19を中心にして回
動させながら支持プレート12から引き離す。これによ
り、アームプレート14がホイール11の径方向外側に
移動し、チェーン本体4やベルト機構5等が緩む。した
がって、ベルト機構5の係止体29が支持プレート12
から外れる。この後、チェーン本体4等を引き出すよう
にしてタイヤ2から取り外す。同様にして、他のユニッ
ト3もタイヤから取り外す。この場合、タイヤ2の下側
に潜り込んでいるユニット3を取り外すには、自動車を
若干移動させてこのユニット3をタイヤ2の上側に移動
させ、以後同様にしてタイヤ2から取り外す。
【0050】尚、上述の実施例は本発明の好適な実施の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、本実施例においては、タイヤチェーン1を
タイヤ2の回転方向に沿って4分割し、即ち、4個のユ
ニット3からタイヤチェーン1を構成したが、これに限
るものではなく、2分割、3分割又は5以上に分割する
構成としても良い。
【0051】また、本実施例では、支持プレート12に
3組の切起片16を設け、支持プレート12に対する回
動プレート13の固定位置を3段階に調節できる構成に
したが、切起片16を設ける組数はこれに限るものでは
ない。
【0052】また、本実施例では、ポリウレタン樹脂に
よりチェーン本体4を成形したが、材質としてはこれに
限定されるものではなく、いわゆるラバーチェーンやス
チールチェーンに適用しても良い。
【0053】また、本実施例では、亀甲パターン状のチ
ェーン本体4に適用した場合について説明したが、図7
に示すネットパターン状のチェーン本体35や、図8に
示す格子パターン状チェーン本体36等に適用しても良
く、チェーン本体4の形状は特に限定されない。
【0054】また、本実施例では、接続部材としてのベ
ルト機構5を、各ベルト板27,28を備えて構成した
場合について説明したが、接続部材の構成はこれに限定
されるものではなく、例えば、ワイヤ等により接続部材
を構成しても良い。ワイヤで接続部材を構成した場合、
張られたワイヤはリム部の内周面に沿わないので、ブレ
ーキ装置やサスペンション等との干渉に注意を要する。
また、本実施例では、接続部材として金属製のベルト機
構5を使用した場合について説明したが、接続部材の材
質はこれに限定されるものではなく、例えば、ゴム等よ
り接続部材を成形しても良い。この場合には、引張強度
の確保や破損からの保護等に留意する。
【0055】また、本実施例では、板状のアウタプレー
ト8及びインナプレート9をチェーン本体4に連結し、
このチェーン本体4が丸まってしまうことを防止した
が、板状の各プレートに代えて、棒状の部材を使用して
も良い。また、本実施例では、突出部17に割りピン2
1を通して回動プレート13を支持プレート12に固定
したが、割りピン21に代えて、テーパピン、スプリン
グピン、コッタ、C字クリップ等を使用しても良い。ま
た、各ユニット3毎に割りピン21等を使用する代わり
に、図9に示すように、4個のユニット3の各突出部1
7にゴムリング26を架け廻し、4個のユニット3の回
動プレート13を同時に固定する構成としても良い。
【0056】さらに、本実施例では、アームプレート1
4の基端に設けられた各フック33をアウタプレート8
の各長孔8aに引っ掛けた後に折り曲げ、これにより、
各フック33が各長孔8aから脱落するのを防止する構
成としたが、例えば、図10に示すように、各フック3
3に脱落防止用の板ばね34をそれぞれ固着させる構成
としても良い。つまり、アームプレート14に固着され
た板ばね34は、フック33の先端の裏側にまで届いて
いる。このフック33の先端をアウタプレート8の長孔
8a内に挿入すると、この板ばね34は図中2点鎖線で
示すようにフック33の内方に弾性変形する。そして、
所定位置までフックが33が挿入されると、この板ばね
34は元の位置に復帰し、このフック33が長孔8aか
ら脱落するのを防止する。一方、フック33を長孔8a
から取り外す場合には、板ばね34を押し曲げた状態で
フック33を長孔8aから引き抜けば良い。そして、各
フック33と各長孔8aとの連結部分をこの様な構成に
した場合には、アウタプレート8に対するアームプレー
ト14の脱着が可能になり、タイヤチェーン1を収納す
る場合に便利になる。また同様にして、ベルト機構5の
第1ベルト板27に設けられた各フック30をインナプ
レート9の各長孔9aに連結する場合についても、板ば
ねを利用してそれぞれ脱落を防止する構成にしても良
い。そしてこの場合にも、インナプレート9に対してベ
ルト機構5を脱着することが可能になり、タイヤチェー
ン1を収納する場合に便利である。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動車用
タイヤチェーンは、自動車用タイヤチェーンをタイヤの
回転方向に沿って複数に分割し、分割された各々はタイ
ヤのトレッドにそれぞれ被せられ、タイヤのトレッドに
被せられた各々の奥側縁と手前側縁をホイールのディス
ク部に設けられた孔を通して接続することを特徴とする
ものである。このため、分割された各タイヤチェーンを
それぞれ独立してタイヤに装着することができ、従来の
ように、細長く、且つ、丸みを帯びた一枚のタイヤチェ
ーンを一度にタイヤに巻き付ける必要がなくなり、した
がって、タイヤチェーンの装着作業が容易になる。ま
た、これに伴い、従来のタイヤチェーンの様にタイヤで
連結用金具を踏み潰す虞もなくなり、タイヤチェーンの
破損を防止できる。さらに、タイヤチェーンが複数に分
割されているので、その一部が破損した場合にはこの部
分のみを交換,修理すれば足り、他の部分については継
続使用可能となり経済的である。
【0058】また、請求項記載の自動車用タイヤチェ
ーンは、タイヤの回転方向に沿って分割され、タイヤの
トレッドにそれぞれ被せられる複数のチェーン本体と、
ホイールのディスク部に設けられた孔を通過して一端を
タイヤのトレッドに被せられたチェーン本体の奥側縁に
接続し、且つ、他端をホイールの手前に配置する接続部
材と、この接続部材の他端とチェーン本体の手前側縁と
を連結する連結手段を備えて構成されている。このた
め、接続部材とチェーン本体とを連結手段で連結するこ
とができ、タイヤへのチェーン本体の装着作業がより容
易になる。
【0059】さらに、請求項1記載の自動車用タイヤチ
ェーンは、連結手段を、接続部材及びチェーン本体の何
れか一方に連結された第1の部材と、この第1の部材に
タイヤの径方向に沿って設けられた複数の固定位置と、
接続部材及びチェーン本体の何れか他方に連結され、且
つ、第1の部材の各固定位置のうち何れか一の固定位置
に取り付けられた第2の部材を備えて構成することで、
連結手段のタイヤの径方向の長さを調節することが可能
となる。したがって、タイヤのサイズに応じてこの長さ
を調節することで、多くの種類のタイヤに適応させるこ
とができ、タイヤチェーンの汎用性が向上する。
【0060】また、請求項2記載の自動車用タイヤチェ
ーンのように、接続部材の一端を、チェーン本体の奥側
縁にタイヤの回転方向に沿って設けられたガイド部に連
結し、接続部材の一端の位置をタイヤの回転方向に調整
可能にすることで、接続部材とチェーン本体の連結位置
をタイヤの回転方向に調整することが可能になる。した
がって、ホイールのディスク部に設けられた孔の位置や
形状等に応じてこの位置を調整することで、多くの種類
のディスクに適用させることができ、タイヤチェーンの
汎用性がより一層向上する。
【0061】さらに、請求項記載の自動車用タイヤチ
ェーンの装着方法では、ガイドワイヤを使用して接続部
材をディスク部の孔に簡単に通過させることができる。
したがって、タイヤチェーンの装着作業がさらに容易な
ものになり、本発明のタイヤチェーンに好適な装着方法
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した自動車用タイヤチェーンの一
実施例を示す断面図である。
【図2】図1の自動車用タイヤチェーンを装着したタイ
ヤの側面図である。
【図3】図1の自動車用タイヤチェーンのアウタプレー
トに関する連結部分を示す分解斜視図である。
【図4】図1の自動車用タイヤチェーンのインナプレー
トと第1ベルト板との連結部分を示す正面図である。
【図5】図1の自動車用タイヤチェーンのベルト機構の
係止片を示す側面図である。
【図6】図1の自動車用タイヤチェーンのバックル機構
を示す分解斜視図である。
【図7】本発明を適用した自動車用タイヤチェーンのチ
ェーン本体の他の実施例を示す斜視図である。
【図8】本発明を適用した自動車用タイヤチェーンのチ
ェーン本体のさらに他の実施例を示す斜視図である。
【図9】本発明を適用した自動車用タイヤチェーンの別
の実施例を示し、このタイヤチェーンを装着したタイヤ
の側面図である。
【図10】本発明を適用した自動車用タイヤチェーンの
アウタプレートとアームプレートとの連結部分の他の実
施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 タイヤチェーン 2 タイヤ 3 ユニット 4,27,28 チェーン本体 5 ベルト機構 6 バックル機構 11 ホイール 11a ディスク部 11b 孔 12 支持プレート 13 回動プレート 14 アームプレート 16 引起片 24 ガイドワイヤ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用タイヤチェーンをタイヤの回転
    方向に沿って複数に分割し、分割された各々はタイヤの
    トレッドにそれぞれ被せられ、タイヤのトレッドに被せ
    られた各々の奥側縁と手前側縁とをホイールのディスク
    部に設けられた孔を通して接続する自動車用タイヤチェ
    ーンであって、タイヤの回転方向に沿って分割され、タ
    イヤのトレッドにそれぞれ被せられる複数のチェーン本
    体と、ホイールのディスク部に設けられた孔を通過して
    一端をタイヤのトレッドに被せられたチェーン本体の奥
    側縁に接続し、且つ、他端をホイールの手前に配置する
    接続部材と、この接続部材の他端とチェーン本体の手前
    側縁とを連結する連結手段を備え、前記連結手段は、前
    記接続部材及びチェーン本体の何れか一方に連結された
    第1の部材と、この第1の部材にタイヤの径方向に沿っ
    て設けられた複数の固定位置と、前記接続部材及びチェ
    ーン本体の何れか他方に連結され、且つ、前記第1の部
    材の各固定位置のうち何れか一の固定位置に取り付けら
    れた第2の部材を備えることを特徴とする自動車用タイ
    ヤチェーン。
  2. 【請求項2】 前記接続部材の一端は、チェーン本体の
    奥側縁にタイヤの回転方向に沿って設けられたガイド部
    に連結され、前記接続部材の一端の位置をタイヤの回転
    方向に調整可能であることを特徴とする請求項記載の
    自動車用タイヤチェーン。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の自動車用タイヤチ
    ェーンを装着する場合、前記ディスク部の孔を通してガ
    イドワイヤを前記タイヤの奥側に通した後このタイヤの
    外方から引き出し、次いでこのガイドワイヤに前記接続
    部材の他端を連結した後、このガイドワイヤを引き戻し
    ながら接続部材をタイヤの奥側からディスク部の孔に通
    し、当該接続部材の他端を前記ホイールの手前側に引き
    出して前記連結手段に連結することを特徴とする自動車
    用タイヤチェーンの装着方法。
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