JP2957889B2 - トラクタのロプス装置 - Google Patents

トラクタのロプス装置

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JP2957889B2 JP10019894A JP10019894A JP2957889B2 JP 2957889 B2 JP2957889 B2 JP 2957889B2 JP 10019894 A JP10019894 A JP 10019894A JP 10019894 A JP10019894 A JP 10019894A JP 2957889 B2 JP2957889 B2 JP 2957889B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタのロプス装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】トラクタには、米国のようにロプス装置
を具備させるのがスタンダードとなっている場合と、わ
が国のようにスタンダードとなっていない場合があり、
米国向トラクタでは後車軸ケース等よりロプス支柱を別
途に立設しなければならず、構造的に大きな変更が必要
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ロプス装置として、2
柱式の場合には、後車軸ケース又は後輪フェンダ等から
ロプス支柱を立設しなければならず、大きな構造変更が
余儀なくされていた。そこで本発明は、後輪フェンダを
補強して取付ける補強取付部材を利用してロプス支柱を
取付けることによって、大幅な構造変更をしなくとも済
むようにしたこを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、運転席8の左
右両側に後輪フェンダ17を備え、前記運転席8の左右
両側後部にロプス支柱21を立設しているトラクタのロ
プス装置において、前述の目的を達成するために、次の
技術的手段を講じている。すなわち、請求項1に係る本
発明は、後車軸ケース10上に前記後輪フェンダ17の
補強取付部材12を立設し、該補強取付部材12に後輪
フェンダ17の立面部18を固着するとともに、その上
部に正背面視で門形のロプス支柱21を接合分離手段2
2を介して取付け、該接合分離手段22は、補強取付部
材12とロプス支柱21とにわたって挿脱自在に嵌挿さ
れる連結体23に、補強取付部材12とロプス支柱21
とに対応してナット24,25を有し、該ナット24,
25に螺挿されるボルト26,27を備えている
【0005】また、請求項2に係る本発明は、補強取付
部材12の立設高さは後輪フェンダ17の高さと略同じ
高さであり、該補強取付部材12に、接合分離手段22
を介してロプス支柱21が取付けてあることを特徴とす
るものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、補強取付部材12に後輪フェ
ンダ17の立面部18を固着してそのフェンダ17を剛
強にするとともに、ロプス支柱21を取付けて部品点数
の節約にてコストダウンをする。また、補強取付部材1
2とロプス支柱21とを接合分離手段22で接合するこ
とで、ロプス仕様に対しても大幅な構造改良はしなくて
済む。
【0007】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1〜4において、2軸4車輪形トラクタで示すト
ラクタ車体1は、伝動ケースを兼ねており、その後部上
面には左右一対のリフトアーム2を有する油圧装置3が
搭載されている。油圧装置3はフロアーシート4によっ
て上方から覆われており、該フロアーシート4の前部左
右に備えているステップ5はトラクタ車体1の側部に締
結手段6によって固定されている。
【0008】油圧装置6の上方におけるフロアーシート
4上には支持手段7を介して運転席8が備えられてい
る。トラクタ車体1の後部左右側面には最終減速ケース
9を介して後車軸ケース10が連設され、該ケースに挿
通した駆動軸により駆動される後輪11を支持してい
る。左右の後車軸ケース10には補強取付部材12が立
設されていて、該部材12は下端のベース板13をケー
ス10上面に重ね合せ、該ケース下面に重ね合せた図外
の板材とベース板13とでケース10を挾着して締結手
段14によって立設固定されている。
【0009】補強取付部材12は、断面矩形、円形等の
中空鋼材であり、下端にベース板13が溶着されている
とともにベース板13との間に筋違い15がその内側に
溶着されて下部が増強されている。補強取付部材12は
後上り状に傾斜されていて、この外側に固着手段16を
介して後輪フェンダ17の立面部18が固定され、該後
輪フェンダ17はその上部に後輪11の外周を覆う天井
部19を有し、前下部がステップ5に締着手段20で取
付けてある。
【0010】補強取付部材12はその立設高さが略後輪
フェンダ17と同じ高さであり、左右一対の補強取付部
材12の上部には、正背面視で門形状のロプス支柱21
が接合分離手段22によって取付けてある。補強取付部
材12にロプス支柱21を接合分離手段22によって連
結することでロプス支柱21は所謂2柱式のロプスを構
成して運転席8の後方にて後上り傾斜状に立設されてい
る。接合分離手段22は、図4(A)で示す如く補強取
付部材12の上部の嵌合部12Aとロプス支柱21の下
部の嵌合部21Aにそれぞれ適合嵌入して挿脱自在とさ
れる連結体23を備え、この連結体23を両者12,2
1にわたって嵌挿して連結体23に溶着している上・下
ナット24,25にボルト26,27を外側から螺挿し
て締結することで両者12,21は接合される。
【0011】すなわち、ナット25とボルト27で連結
体23を補強取付部材12に取付けてから、ロプス支柱
21を連結体23に嵌合してナット24とボルト26を
締結するのである。また、ロプス不要のときは、連結体
23を外して補強取付部材12の上部に栓体を着脱自在
に取付ければよい。お、左右一対の後輪フェンダ17
の立面部18は両者間に架設された前・後サポート2
8,29によって互いに連結されていて、前サポート2
8は止具30にてフロアーシート4を支持しており、後
サポート29にはトップリンク31を係脱自在とする弾
性ホルダ32等を有している。
【0012】前・後サポート28,29は図4(B)
(C)で示す如くアングル材の両端に端板33を溶着
し、この端板33を立面部18に重ね合せてボルト34
で締結している。固着手段16は高さ方向に間隔を有し
て複数備えられていて、図4(D)で示すように補強取
付部材12に溶着したチャンネル形状の連結具16Aの
ウエブを立面部18に重ね合してボルト16Bで締結し
てなる。
【0013】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、後輪
フェンダを剛強に取付け得るとともにロプス支柱を同じ
く剛強に取付け得て、その際、部品の兼用によってコス
トダウンができる。また、ロプス有無に拘らず後輪フェ
ンダ支持部は大幅な設計変更も不要でこの点でもコスト
ダウンができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す背面図である。
【図2】本発明の実施例を示す側面図である。
【図3】本発明の実施例を示す平面図である。
【図4】本発明実施例の要部を示し、(A)は一部断面
の側面図、(B)(C)はb−b断面図、(D)はd−
d断面図である。
【符号の説明】
1 トラクタ車体 8 運転席 10 後車軸ケース 12 補強取付部材 17 後輪フェンダ 21 ロプス支柱 22 接合分離手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 25/16 B60R 21/13

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席(8)の左右両側に後輪フェンダ
    (17)を備え、前記運転席(8)の左右両側後部にロ
    プス支柱(21)を立設しているトラクタのロプス装置
    において、 後車軸ケース(10)上に前記後輪フェンダ(17)の
    補強取付部材(12)を立設し、該補強取付部材(1
    2)に後輪フェンダ(17)の立面部(18)を固着す
    るとともに、その上部に正背面視で門形のロプス支柱
    (21)を接合分離手段(22)を介して取付け、該接
    合分離手段(22)は、補強取付部材(12)とロプス
    支柱(21)とにわたって挿脱自在に嵌挿される連結体
    (23)に、補強取付部材(12)とロプス支柱(2
    1)とに対応してナット(24)(25)を有し、該ナ
    ット(24)(25)に螺挿されるボルト(26)(2
    7)を備えていることを特徴とするトラクタのロプス装
    置。
  2. 【請求項2】 補強取付部材(12)の立設高さは後輪
    フェンダ(17)の高さと略同じ高さであり、該補強取
    付部材(12)に、接合分離手段(22)を介してロプ
    ス支柱(21)が取付けてあることを特徴とする請求項
    1記載のトラクタのロプス装置。
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KR100851733B1 (ko) * 2006-12-14 2008-08-11 현대자동차주식회사 차량의 배플기구
JP7150081B1 (ja) * 2021-03-29 2022-10-07 株式会社クボタ 作業車両

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