JP2957731B2 - 液体燃料燃焼装置 - Google Patents
液体燃料燃焼装置Info
- Publication number
- JP2957731B2 JP2957731B2 JP8244991A JP8244991A JP2957731B2 JP 2957731 B2 JP2957731 B2 JP 2957731B2 JP 8244991 A JP8244991 A JP 8244991A JP 8244991 A JP8244991 A JP 8244991A JP 2957731 B2 JP2957731 B2 JP 2957731B2
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- Japan
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- secondary air
- burner case
- blower
- vaporizing cylinder
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、石油ファンヒータ、Ｆ
Ｆ式石油温風暖房機等に使用される気化式の液体燃料燃
焼装置に関する。
Ｆ式石油温風暖房機等に使用される気化式の液体燃料燃
焼装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の液体燃料燃焼装置は、例えば、
実公平１−２９３７９号公報に開示されているように、
加熱ヒータ或いは燃焼熱によって加熱される気化筒内
に、液体燃料（灯油）と一次空気を供給し、気化筒内で
気化された気化ガスと一次空気との混合気を、バーナヘ
ッドの炎孔より噴出させて燃焼するようになっている。
そして、気化筒の外周に設けたバーナケースの周壁部に
空気管の先端出口部を位置させ、バーナケース内に空気
管を介して送風機からの空気を供給し、この空気をバー
ナケース上部と気化筒上部との間の環状の隙間を通し、
二次空気として火炎の周囲に供給していた。
実公平１−２９３７９号公報に開示されているように、
加熱ヒータ或いは燃焼熱によって加熱される気化筒内
に、液体燃料（灯油）と一次空気を供給し、気化筒内で
気化された気化ガスと一次空気との混合気を、バーナヘ
ッドの炎孔より噴出させて燃焼するようになっている。
そして、気化筒の外周に設けたバーナケースの周壁部に
空気管の先端出口部を位置させ、バーナケース内に空気
管を介して送風機からの空気を供給し、この空気をバー
ナケース上部と気化筒上部との間の環状の隙間を通し、
二次空気として火炎の周囲に供給していた。
【０００３】ところで、上述した燃焼装置では、空気管
の先端出口部から流出する冷たい空気が気化筒に向かっ
て流れ、そして、気化筒の周壁外面に接触し、この空気
流で気化筒が冷却されて温度低下する。特に、火炎の高
温部がバーナヘッドから離れる強燃焼では、気化筒に燃
焼熱を回収しにくく、その上、二次空気の供給量も増加
すため、一層気化筒の温度が低下するものであった。そ
のため、気化部を強燃焼から弱燃焼までの広範囲にわた
って気化に適した温度に保つことが困難であり、強燃焼
では頻繁に加熱ヒータへ通電しなければならず、消費電
力が増加する欠点があった。
の先端出口部から流出する冷たい空気が気化筒に向かっ
て流れ、そして、気化筒の周壁外面に接触し、この空気
流で気化筒が冷却されて温度低下する。特に、火炎の高
温部がバーナヘッドから離れる強燃焼では、気化筒に燃
焼熱を回収しにくく、その上、二次空気の供給量も増加
すため、一層気化筒の温度が低下するものであった。そ
のため、気化部を強燃焼から弱燃焼までの広範囲にわた
って気化に適した温度に保つことが困難であり、強燃焼
では頻繁に加熱ヒータへ通電しなければならず、消費電
力が増加する欠点があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで、近年では、図
６に示すように、二次空気を通す二次空気管１の出口部
１Ａと対向するように、その出口部１Ａと気化筒２の周
壁との間に遮蔽板３を立てて設け、この遮蔽板３によっ
て出口部１Ａからバーナケース４内に流入した二次空気
が気化筒２の周壁に向かって直接流れるのを阻止するよ
うにしていた。この構成のものでは、遮蔽板３と出口部
１Ａとの間の空間の上方が開放されているため、出口部
１Ａから流出した冷たい二次空気の一部が矢印イで示す
ように、そのまま気化筒２上部の熱回収部分に流れ、そ
の熱回収部分を冷却するため、あまり気化筒の温度低下
を抑える効果が得られなかった。
６に示すように、二次空気を通す二次空気管１の出口部
１Ａと対向するように、その出口部１Ａと気化筒２の周
壁との間に遮蔽板３を立てて設け、この遮蔽板３によっ
て出口部１Ａからバーナケース４内に流入した二次空気
が気化筒２の周壁に向かって直接流れるのを阻止するよ
うにしていた。この構成のものでは、遮蔽板３と出口部
１Ａとの間の空間の上方が開放されているため、出口部
１Ａから流出した冷たい二次空気の一部が矢印イで示す
ように、そのまま気化筒２上部の熱回収部分に流れ、そ
の熱回収部分を冷却するため、あまり気化筒の温度低下
を抑える効果が得られなかった。
【０００５】本発明は上述の実情に鑑みてなされたもの
であり、気化筒の二次空気による温度低下を効率良く抑
制できるようにすることを目的としている。
であり、気化筒の二次空気による温度低下を効率良く抑
制できるようにすることを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明では、上部にバー
ナヘッドを有する気化筒と、この気化筒の外周に設けら
れたバーナケースと、燃焼用空気供給用の送風機と、こ
の送風機からの空気を通し、かつ、出口部をバーナケー
スの周壁部に位置させた二次空気管と、この二次空気管
の出口部近くのバーナケース内に設けられた送風ガイド
とを備え、前記送風ガイドは出口部に対向する対向面部
と、この対向面部の上部と前記出口部の上のバーナケー
ス周壁との間を塞ざす閉塞部とを有し、前記出口部から
流出する二次空気を対向面部に沿わせて横向きに流すよ
うに構成されている。
ナヘッドを有する気化筒と、この気化筒の外周に設けら
れたバーナケースと、燃焼用空気供給用の送風機と、こ
の送風機からの空気を通し、かつ、出口部をバーナケー
スの周壁部に位置させた二次空気管と、この二次空気管
の出口部近くのバーナケース内に設けられた送風ガイド
とを備え、前記送風ガイドは出口部に対向する対向面部
と、この対向面部の上部と前記出口部の上のバーナケー
ス周壁との間を塞ざす閉塞部とを有し、前記出口部から
流出する二次空気を対向面部に沿わせて横向きに流すよ
うに構成されている。
【０００７】
【作用】このように構成すると、二次空気管の出口部か
らバーナケース内に流入した二次空気は、送風ガイドの
対向面部に沿って横向きに流れ、冷たい二次空気が直
接、気化筒の周壁下部や上部に向かって流れることがな
く、気化筒の輻射熱によって暖められ、温度上昇してか
ら気化筒に接するので、気化筒の温度低下を効率良く抑
制でき、しかも、送風ガイドは小さなもので良いので、
部品を小型化でき、生産コストを大幅に上昇させるよう
なこともない。
らバーナケース内に流入した二次空気は、送風ガイドの
対向面部に沿って横向きに流れ、冷たい二次空気が直
接、気化筒の周壁下部や上部に向かって流れることがな
く、気化筒の輻射熱によって暖められ、温度上昇してか
ら気化筒に接するので、気化筒の温度低下を効率良く抑
制でき、しかも、送風ガイドは小さなもので良いので、
部品を小型化でき、生産コストを大幅に上昇させるよう
なこともない。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を示す図１ないし図
５について説明する。図１及び図２において、１０は上
部を開口した有底円筒状の気化筒であり、この気化筒１
０の周壁の上部にはシーズヒータにてなる加熱ヒータ１
１が埋設してある。１２は気化筒１０内に燃焼空気を供
給する一次空気管であり、この一次空気管１２は送風機
１３と連通している。１４は気化筒１０内に液体燃料
（灯油）を供給する燃料供給管であり、この燃料供給管
１４は電磁ポンプ等のポンプ１５を介して燃料タンク１
６と連通しており、この燃料タンク１６にはカートリッ
ジタンク１７を設けている。
５について説明する。図１及び図２において、１０は上
部を開口した有底円筒状の気化筒であり、この気化筒１
０の周壁の上部にはシーズヒータにてなる加熱ヒータ１
１が埋設してある。１２は気化筒１０内に燃焼空気を供
給する一次空気管であり、この一次空気管１２は送風機
１３と連通している。１４は気化筒１０内に液体燃料
（灯油）を供給する燃料供給管であり、この燃料供給管
１４は電磁ポンプ等のポンプ１５を介して燃料タンク１
６と連通しており、この燃料タンク１６にはカートリッ
ジタンク１７を設けている。
【０００９】１８は前記気化筒１０の上部開口に配設し
た絞り板であり、この絞り板１８の上の気化筒１０の上
部開口にはバーナヘッド１９を嵌合して装着している。
このバーナヘッド１９の周壁部には金網２０が内外両面
に付設されるとともに、多数の炎孔２１が形成されてい
る。２２は気化筒１０の上端部に設けた保炎板であり、
この保炎板２２の水平部２２Ａの外周縁には前記炎孔２
１に対向する環状の立壁２２Ｂが形成してある。
た絞り板であり、この絞り板１８の上の気化筒１０の上
部開口にはバーナヘッド１９を嵌合して装着している。
このバーナヘッド１９の周壁部には金網２０が内外両面
に付設されるとともに、多数の炎孔２１が形成されてい
る。２２は気化筒１０の上端部に設けた保炎板であり、
この保炎板２２の水平部２２Ａの外周縁には前記炎孔２
１に対向する環状の立壁２２Ｂが形成してある。
【００１０】２３は前記気化筒１０外周に設けられ、気
化筒１０を取り囲む有底筒状のバーナケースであり、こ
のバーナケース２３内には二次空気管２４を介して送風
機１３から空気が送り込まれる。また、二次空気管２４
の先端出口部２４Ａは前記バーナケース２３の周壁を貫
通してバーナケース２３内に臨ませてあり、そして、バ
ーナケース２３内には、前記出口部２４Ａと対向するよ
うに鋼板にて作られた送風ガイド２５を設けている。
化筒１０を取り囲む有底筒状のバーナケースであり、こ
のバーナケース２３内には二次空気管２４を介して送風
機１３から空気が送り込まれる。また、二次空気管２４
の先端出口部２４Ａは前記バーナケース２３の周壁を貫
通してバーナケース２３内に臨ませてあり、そして、バ
ーナケース２３内には、前記出口部２４Ａと対向するよ
うに鋼板にて作られた送風ガイド２５を設けている。
【００１１】前記送風ガイド２５は、二次空気管２４の
出口部２４Ａと約５〜１０ｍｍの間隔Ｓを存して対向す
る対向面部２５Ａと、この対向面部２５Ａの上端から外
向きに折り曲げられ、対向面部２５Ａと出口部２４Ａの
上のバーナケース２３の周壁との間を閉塞する上面閉塞
部２５Ｂと、対向面部２５Ａの下端から外向きに折り曲
げて形成した下面閉塞部２５Ｃと、一方の側面側を閉塞
する左側面閉塞部２５Ｄと、前記上面閉塞部２５Ｂの外
側縁に形成され、バーナケース２３の周壁に固定される
逆Ｌ字状の固定部２５Ｅとからなり、そして、この送風
ガイド２５は、右側面のみ開放されるように成ってい
る。
出口部２４Ａと約５〜１０ｍｍの間隔Ｓを存して対向す
る対向面部２５Ａと、この対向面部２５Ａの上端から外
向きに折り曲げられ、対向面部２５Ａと出口部２４Ａの
上のバーナケース２３の周壁との間を閉塞する上面閉塞
部２５Ｂと、対向面部２５Ａの下端から外向きに折り曲
げて形成した下面閉塞部２５Ｃと、一方の側面側を閉塞
する左側面閉塞部２５Ｄと、前記上面閉塞部２５Ｂの外
側縁に形成され、バーナケース２３の周壁に固定される
逆Ｌ字状の固定部２５Ｅとからなり、そして、この送風
ガイド２５は、右側面のみ開放されるように成ってい
る。
【００１２】また、図１中の２６は炎孔２１から噴出す
る気化ガスと空気との混合ガスを着火させる点火電極、
２７は着火された火炎Ｆを検出するとともに酸素濃度を
検出するフレームロッド、図２中の２８は燃焼筒であ
る。
る気化ガスと空気との混合ガスを着火させる点火電極、
２７は着火された火炎Ｆを検出するとともに酸素濃度を
検出するフレームロッド、図２中の２８は燃焼筒であ
る。
【００１３】上述の構成において、加熱ヒータ１１への
通電によって気化筒１０が所定の温度に上昇すると、送
風機１３とポンプ１５が作動し、燃料供給管１４から液
体燃料が、また、一次空気管１２から燃焼一次空気が気
化筒１０内へ供給される。ここで、気化筒１０内へ供給
された燃料は、気化面に接触して気化され、この気化ガ
スと燃焼一次空気との混合ガスは、絞り板１８の通路を
通ってバーナヘッド１９内に入り、炎孔２１から噴出す
る。この噴出した混合ガスは点火電極２６の火花放電に
より着火され、火炎Ｆを形成して燃焼を開始する。
通電によって気化筒１０が所定の温度に上昇すると、送
風機１３とポンプ１５が作動し、燃料供給管１４から液
体燃料が、また、一次空気管１２から燃焼一次空気が気
化筒１０内へ供給される。ここで、気化筒１０内へ供給
された燃料は、気化面に接触して気化され、この気化ガ
スと燃焼一次空気との混合ガスは、絞り板１８の通路を
通ってバーナヘッド１９内に入り、炎孔２１から噴出す
る。この噴出した混合ガスは点火電極２６の火花放電に
より着火され、火炎Ｆを形成して燃焼を開始する。
【００１４】一方、送風機１３から二次空気管２４を通
ってバーナケース２３内に供給される二次空気は、二次
空気管２４の出口部２４Ａより流出し、そこで、送風ガ
イド２５の対向面部２５Ａと上面閉塞部２５Ｂに案内さ
れ、対向面部２５Ａに沿って横向きに流れ、送風ガイド
２５の右側の開放面から気化筒１０とバーナケース２３
との間の環状の空間に流出し、気化筒１０の輻射熱を受
けて昇温しながら上昇して、気化筒１０の上部とバーナ
ケース２３の上部との間の環状の隙間を通り、火炎Ｆの
外周囲に供給され、火炎Ｆの二次燃焼を促進させる。
ってバーナケース２３内に供給される二次空気は、二次
空気管２４の出口部２４Ａより流出し、そこで、送風ガ
イド２５の対向面部２５Ａと上面閉塞部２５Ｂに案内さ
れ、対向面部２５Ａに沿って横向きに流れ、送風ガイド
２５の右側の開放面から気化筒１０とバーナケース２３
との間の環状の空間に流出し、気化筒１０の輻射熱を受
けて昇温しながら上昇して、気化筒１０の上部とバーナ
ケース２３の上部との間の環状の隙間を通り、火炎Ｆの
外周囲に供給され、火炎Ｆの二次燃焼を促進させる。
【００１５】そして、燃焼熱により気化筒１０の温度が
高温に維持されるようになると、前記加熱ヒータ１１へ
の通電は停止されるが、燃焼は継続する。
高温に維持されるようになると、前記加熱ヒータ１１へ
の通電は停止されるが、燃焼は継続する。
【００１６】本実施例によれば、気化筒１０の外周に設
けられたバーナケース２３の周壁部に、送風機１３から
の二次空気を通す二次空気管２４の出口部２４Ａを位置
させ、この出口部２４Ａに対向するようにバーナケース
２３内に送風ガイド２５を設けている。そして、送風ガ
イド２５は、出口部２４Ａと対向する対向面部２５Ａ
と、この対向面部２５Ａの上端部と出口部２４Ａの上の
バーナケース２３周壁との間を閉ざす上面閉塞部２５Ｂ
とからなり、二次空気管２４の出口部２４Ａから流出す
る二次空気を、対向面部２５Ａに沿わせて横向きの流れ
としているので、出口部２４Ａから流出する冷たい二次
空気が、直接、気化部となる気化筒１０の周壁下部や熱
回収部となる周壁上部に向かって流れることがなく、気
化筒１０の輻射熱を受けて温度上昇してから、気化筒１
０上部の熱回収部分に接することになる。
けられたバーナケース２３の周壁部に、送風機１３から
の二次空気を通す二次空気管２４の出口部２４Ａを位置
させ、この出口部２４Ａに対向するようにバーナケース
２３内に送風ガイド２５を設けている。そして、送風ガ
イド２５は、出口部２４Ａと対向する対向面部２５Ａ
と、この対向面部２５Ａの上端部と出口部２４Ａの上の
バーナケース２３周壁との間を閉ざす上面閉塞部２５Ｂ
とからなり、二次空気管２４の出口部２４Ａから流出す
る二次空気を、対向面部２５Ａに沿わせて横向きの流れ
としているので、出口部２４Ａから流出する冷たい二次
空気が、直接、気化部となる気化筒１０の周壁下部や熱
回収部となる周壁上部に向かって流れることがなく、気
化筒１０の輻射熱を受けて温度上昇してから、気化筒１
０上部の熱回収部分に接することになる。
【００１７】そのため、気化筒１０の温度低下を効率良
く抑制でき、熱回収量の少ない強燃焼時においても、気
化筒１０の温度が必要以上に低下することがなく、頻繁
に加熱ヒータ１１へ通電しないで済むとともに、気化筒
１０の温度低下が原因で気化部にタールが生成される心
配がなく、経済的で、かつ、強燃焼から弱燃焼までの広
範囲にわたり良好な燃焼を維持でき、さらには、フレー
ム電流の安定化も図れる。
く抑制でき、熱回収量の少ない強燃焼時においても、気
化筒１０の温度が必要以上に低下することがなく、頻繁
に加熱ヒータ１１へ通電しないで済むとともに、気化筒
１０の温度低下が原因で気化部にタールが生成される心
配がなく、経済的で、かつ、強燃焼から弱燃焼までの広
範囲にわたり良好な燃焼を維持でき、さらには、フレー
ム電流の安定化も図れる。
【００１８】また、送風ガイド２５は、比較的小さな形
状の部品とすることができるため、生産コストが大幅に
上昇する心配がなく、保温性に優れた燃焼装置を安価に
提供できる。
状の部品とすることができるため、生産コストが大幅に
上昇する心配がなく、保温性に優れた燃焼装置を安価に
提供できる。
【００１９】なお、上述の実施例では、送風ガイド２５
は、左側部に左側面閉塞部２５Ｄが形成されているが、
左右の両側面を開放するようにしても良く、また、下部
には下面閉塞部２５Ｃが形成されているが、対向面部２
５Ａの下縁全体をバーナケース２３の底壁に当接させる
ようにすれば、下面閉塞部２５Ｃは無くても良い。
は、左側部に左側面閉塞部２５Ｄが形成されているが、
左右の両側面を開放するようにしても良く、また、下部
には下面閉塞部２５Ｃが形成されているが、対向面部２
５Ａの下縁全体をバーナケース２３の底壁に当接させる
ようにすれば、下面閉塞部２５Ｃは無くても良い。
【００２０】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、二次空気による気化筒の温度低下が効率良く抑制さ
れ、強燃焼から弱燃焼までの広範囲にわたって気化筒を
好適な温度に維持でき、経済的であるのはもちろん、常
に良好な燃焼を行わせることができるとともに、送風ガ
イドを用いたことによって、生産コストが大幅に上昇す
る心配がないため、保温性に優れた燃焼装置を安価に提
供できるものである。
で、二次空気による気化筒の温度低下が効率良く抑制さ
れ、強燃焼から弱燃焼までの広範囲にわたって気化筒を
好適な温度に維持でき、経済的であるのはもちろん、常
に良好な燃焼を行わせることができるとともに、送風ガ
イドを用いたことによって、生産コストが大幅に上昇す
る心配がないため、保温性に優れた燃焼装置を安価に提
供できるものである。
【図１】本発明の一実施例における液体燃料燃焼装置の
全体構成図である。
全体構成図である。
【図２】同じく要部の縦断面図である。
【図３】同じく要部の横断面図である。
【図４】同じく送風ガイドを固定した状態のバーナケー
スの斜視図である。
スの斜視図である。
【図５】同じく送風ガイド単体の斜視図である。
【図６】従来の燃焼装置を示す断面図である。
１０ 気化筒 １３ 送風機 １９ バーナヘッド ２３ バーナケース ２４ 二次空気管 ２４Ａ 出口部 ２５ 送風ガイド ２５Ａ 対向面部 ２５Ｂ 上面閉塞部（閉塞部）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−49125（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−118919（ＪＰ，Ｕ) 実公 平１−29379（ＪＰ，Ｙ２) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F23D 11/10 F23D 11/40
Claims (1)
- 【請求項１】 上部にバーナヘッドを有する気化筒と、
この気化筒の外周に設けられたバーナケースと、燃焼用
空気供給用の送風機と、この送風機からの空気を通し、
かつ、出口部をバーナケースの周壁部に位置させた二次
空気管と、この二次空気管の出口部近くのバーナケース
内に設けられた送風ガイドとを備え、前記送風ガイドは
出口部に対向する対向面部と、この対向面部の上部と前
記出口部の上のバーナケース周壁との間を閉ざす閉塞部
を有し、前記出口部から流出する二次空気を対向面部に
沿わせて横向きに流すように構成されていることを特徴
とする液体燃料燃焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8244991A JP2957731B2 (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 液体燃料燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8244991A JP2957731B2 (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 液体燃料燃焼装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04316905A JPH04316905A (ja) | 1992-11-09 |
| JP2957731B2 true JP2957731B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=13774832
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8244991A Expired - Lifetime JP2957731B2 (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 液体燃料燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2957731B2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-15 JP JP8244991A patent/JP2957731B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04316905A (ja) | 1992-11-09 |
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