JP2956908B2 - 繊維反応性モノアゾ染料 - Google Patents

繊維反応性モノアゾ染料

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JP2956908B2 JP2302838A JP30283890A JP2956908B2 JP 2956908 B2 JP2956908 B2 JP 2956908B2 JP 2302838 A JP2302838 A JP 2302838A JP 30283890 A JP30283890 A JP 30283890A JP 2956908 B2 JP2956908 B2 JP 2956908B2
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は繊維反応性モノアゾ化合物およびそれらの
製造方法に関する。これらの化合物は通常の染色または
捺染プロセスにおける繊維反応性染料として使用するの
に適する。
さらに詳しくは、本発明は式Iの化合物およびその塩
および式Iの化合物の混合物を提供する。
上式中、R1はそれぞれ独立に水素またはC1-4アルキル
を表し、R2は水素、C1-6アルキル、C2-4アルケニル、C
2-4アルキニル、シクロヘキシル、フェニルまたはフェ
ニル(C1-4アルキル)を表し、ここで各フェニル環は置
換されていないかまたはハロゲン、C1-4アルキル、C1-4
アルコキシ、−SO3Hおよび−COOHから選ばれる1〜3個
の置換基により置換されており、またはC1-6アルキレン
−Yを表し、ここでYは−COOH、−COOC1-4アルキル、
−SO3H、−OSO3H、−OH、−CN、C1-4アルコキシ、−NH2
またはプロトン化可能な脂肪族、環式脂肪族、芳香族ま
たは複素環アミノ基または第4級アンモニウム基を表
す。
YがYa即ち−COOH、−SO3H、−OSO3H、−OH、−CN、
メトキシ、−NR3R4または− NR5R6R7An であり、ここ
でR3およびR4はそれぞれ独立に水素、置換されていない
C1-4アルキルまたはヒドロキシ、C1-4アルコキシ、−CO
OH、−SO3H、−NHC1-4アルキルまたは−N(C1-4アルキ
ル)によりモノ置換されたC1-4アルキル、置換されて
いないかまたは1〜3個のメチル基により置換されたシ
クロヘキシル、各フェニル環が置換されていないかまた
はハロゲン、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、−SO3Hお
よび−COOHから選ばれる1または2個の置換基により置
換されたフェニルまたはフェニル(C1-4アルキル)を表
し、または−NR3R4はピペリジン、モルホリンまたはピ
ペラジン環(ピペラジン環は置換されていないかまたは
3個までのメチル基により置換されている)を表し、R5
およびR6はそれぞれ独立に、R3およびR4とは独立に、水
素を除いてR3およびR4の規定に同一のものを表し、R7
C1-4アルキルまたはベンジルを表し、または− NR5R6R
7は置換されていないかまたは1または2個のメチル基
により置換されたピリジニウム基を表し、An は非発色
性のアニオンを表す。
この明細書において、存在するいかなるアルキル、ア
ルケニル、アルキニルまたはアルキレン基も特記しない
限り直鎖または分枝鎖であるものとする。
窒素原子に結合しているいかなるヒドロキシまたはア
ルコキシ置換アルキルまたはアルキレン基においても、
ヒドロキシ基は好ましくはこの窒素原子に直接結合して
いない炭素原子に結合されている。
いかなるハロゲンも、好ましくはフッ素、塩素または
臭素であり、さらに好ましくは塩素または臭素であり、
特に塩素である。
好ましくは、R1はそれぞれ独立に水素またはメチルで
あり、最も好ましくはR1はそれぞれ水素である。
Yは好ましくはYa即ち−COOH、−SO3H、−OSO3H、−O
H、−CN、メトキシ、−NR3R4または− NR5R6R7An
あり、ここでR3およびR4はそれぞれ独立に水素、置換さ
れていないC1-4アルキルまたはヒドロキシ、C1-4アルコ
キシ、−COOH、−SO3H、−NHC1-4アルキルまたは−N
(C1-4アルキル)によりモノ置換されたC1-4アルキ
ル、置換されていないかまたは1〜3個のメチル基によ
り置換されたシクロヘキシル、各フェニル環が置換され
ていないかまたはハロゲン、C1-4アルキル、C1-4アルコ
キシ、−SO3Hおよび−COOHから選ばれる1または2個の
置換基により置換されたフェニルまたはフェニル(C1-4
アルキル)を表し、または−NR3R4はピペリジン、モル
ホリンまたはピペラジン環(ピペラジン環は置換されて
いないかまたは3個までのメチル基により置換されてい
る)を表し、R5およびR6はそれぞれ独立に、R3およびR4
とは独立に、水素を除いてR3およびR4の規定に同一のも
のを表し、R7はC1-4アルキルまたはベンジルを表し、ま
たは− NR5R6R7は置換されていないかまたは1または
2個のメチル基により置換されたピリジニウム基を表
し、An は非発色性のアニオンを表す。
さらに好ましくはYはYb即ち−COOH、−SO3H、−OSO3
H、−OHまたは−NR3aR4aであり、ここでR3aおよびR4a
それぞれ独立に水素、メチル、エチル、2−ヒドロキシ
エチルまたはフェニル(C1-2アルキル)を表し、または
−NR3aR4aはピペリジン、モルホリンまたはピペラジン
環を表す。最も好ましくは、YはYc即ち−OH、−SO3Hま
たは−NR3bR4bであり、ここでR3bおよびR4bはそれぞれ
独立に水素、メチルまたはエチルを表す。
いかなるアニオンAn も好ましくは塩素または酢酸イ
オンである。
R2は好ましくはR2a即ち水素、メチル、エチル、シク
ロヘキシル、フェニルまたはフェニル(C1-2アルキル)
(ここで各フェニル環は置換されていないかまたは塩
素、メチル、メトキシ、−SO3Hおよび−COOHから選ばれ
る1または2個の置換基により置換されている)、また
は−C1-4アルキレン−Yaである。さらに好ましくは、R2
はR2b即ち水素、メチル、エチル、シクロヘキシル、フ
ェニル(C1-2アルキル)または−C1-3アルキレン−Yb
ある。最も好ましくは、R2はR2c即ち水素、メチル、エ
チルまたは−(CH2−Yc(ここでnは2または3で
ある)である。
好ましい式Iの化合物は下記式I aに相当する化合物
およびその塩である。
上式中、R2bは前記規定に同一のものを表す。
さらに好ましいものは、式I aにおいてR2bが前記に規
定したR2cである化合物である。
式Iの化合物が塩形にある場合、スルホ基に伴うカチ
オンおよびいかなるカルボキシ基も重要ではなく、対応
する塩が水溶性である限り、繊維反応性染料の分野に通
常の非発色性カチオンのいかなるものであってもよい。
そのようなカチオンの例は、アルカリ金属カチオンおよ
び置換されていないかまたは置換されたアンモニウムカ
チオン、例えば、リチウム、ナトリウム、カリウム、ア
ンモニウム、モノ−、ジ−、トリ−およびテトラ−メチ
ルアンモニウム、トリ−エチルアンモニウムおよびモノ
−、ジ−およびトリ−エタノールアンモニウムカチオン
である。
好ましいカチオンはアルカリ金属カチオンおよびアン
モニウムであり、ナトリウムが最も好ましい。
式Iの化合物において、スルホのカチオンおよびいか
なるカルボキシ基も同一であっても相異なっていてもよ
く、例えば、それらは上記のカチオンの混合物であって
もよく、このことは式Iの化合物が混合塩形であっても
よいことを意味する。
本発明は、さらに、式Iの化合物またはそれらの混合
物の製造方法を提供するものであって、この方法は下記
式II、 〔上式中、R1は前記規定に同一のものを表す〕 で示されるアミノのジアゾニウム塩またはまたはその混
合物を、下記式III、 〔上式中、R2は前記規定に同一のものを表す〕 で示される化合物またはその混合物と反応させることを
含む。
式IIのアミンのジアゾニウム塩と式IIIの化合物との
カップリングは、水性反応媒体中で、好ましくは約7の
pHにおいて、実施されるのが適当である。
式IIの化合物は、下記式IV 〔上式中、R1は前記規定に同一ものを表す〕 で示される化合物を5−クロロ−2,4,6−トリフルオロ
ピリミジンと反応させることにより製造することができ
る。
1級および2級アミノ基を含む式IVの化合物の5−ク
ロロ−2,4,6−トリフルオロピリミジンとの縮合は、好
ましくは、0〜20℃の温度および3.0〜8.0、さらに好ま
しくは4.5〜6.0のpHにおいて実施される。
式IIIおよびIVの出発化合物は公知であるかまたは公
知の出発原料を用いて公知の方法に従って製造すること
ができる。
式Iの化合物は、公知の方法に従って、例えば、アル
カリ金属塩による通常の塩析、濾過および所望により真
空中でのわずかに昇温における乾燥により単離すること
ができる。
反応および単離の条件によって、式Iの化合物は遊離
酸形または好ましくは塩形でまたは、例えば、上記のカ
チオンの1種またはそれ以上を含む混合塩形で得られ
る。これは遊離酸形から塩形にまたは混合塩形にまたは
その逆にまたは1つの塩形から他の塩形に、通常の方法
で変性することができる。
式Iの化合物およびそれらの混合物は、ヒドロキシ基
または窒素含有有機基材の染色または捺染のための繊維
反応性染料として有用である。好ましい基材は皮革また
は天然または合成ポリアミドを含む繊維材料および特に
木綿、ビスコースおよびスパンレーヨンの如き天然また
は再生セルロースを含む繊維材料である。最も好ましい
基材は木綿を含む繊維材料である。
染色または捺染は、繊維反応性染料の分野に通常の公
知の方法に従って行われる。好ましくは、式Iの化合物
に対しては、30〜60℃の範囲内の温度における吸尽染色
方法が用いられる。
本発明の化合物は、他の繊維反応性染料との相溶性が
よく、それ自体でまたは類似の染色特性、例えば、通常
の堅牢度特性および浴から繊維上への吸尽度、を有する
同一のクラスの適当な繊維反応性染料と共に適用するこ
とができる。そのような組合せの混合物により得られる
染色物は、良好な堅牢度特性を有し、単一の染料により
得られる染色物と同等である。
式Iの化合物は、電解質を含む染色浴中によく溶解す
る。それらの良好なビルドアップ力からみて、式Iの化
合物は良好な吸尽および固着収率を与える。未固着染料
は基材から容易に洗浄脱落される。得られる染色物およ
び捺染物は良好な乾燥および湿潤日光堅牢度を示し、ま
た洗濯、水、海水および汗堅牢度の如き良好な湿潤堅牢
度特性を示す。
これらは酸化物による影響、例えば、塩素水、次亜塩
素酸塩漂白および過酸化物または過硼酸塩含有洗浄液に
対する耐性を有する。さらに、式Iの化合物を用いて得
られる染色物および捺染物は、酸加水分解に対する極め
て高い安定性を示し、例えば、染色物は希塩酸と接触さ
れた場合にも、未染色の添付布にわずかにしか汚れを与
えない。
下記の例は本発明をさらに説明するためのものであ
る。例中、部および%は特記しない限り重量で示し、温
度は摂氏度である。
例1 68.4部の3−アミノ−4′−(5″−クロロ−2″,
6″−ジフルオロピリミジンアミノ)−1−ベンゾイル
アミノベンゼン−4−スルホン酸を、600部の水中で撹
拌した。この混合物に、38部の4N亜硝酸ナトリウム水溶
液を添加した。得られた懸濁液を0〜5゜において300
部と氷と45部の30%塩酸の混合物に30分内に添加した。
次に、反応混合物を0〜5゜で1時間撹拌し、過剰の亜
硝酸塩を少量のスルファミン酸で分解した。次に、500
部の水に溶解した44.5部の1−エチル−6−ヒドロキシ
−4−メチル−3−スルホメチルピリドン(2)を添加
した。320部の20%炭酸ナトリウム溶液を添加して反応
混合物のpHを7.0に調整した。450部の塩化ナトリウムを
添加して得られた染料を黄色の懸濁液から沈澱させ、次
いで濾過し、乾燥した。このようにして得られた染料
は、下記式、 を有し、木綿を明るい緑味黄色に染色した。通常の方法
に従って得られた木綿上の染色物および捺染物は良好な
日光および湿潤堅牢度特性を示し、さらに酸化物による
影響および酸加水分解に対する耐性を示した。
例2〜13 適当な出発化合物を用いて、例1に述べた方法と同様
にし、式Iの他の化合物を製造することができた。これ
らは下記式(A)、 に相当し、それらの記号は下記の表に示す通りである。
例2〜13の化合物を、セルロース繊維を含む基材、特
に木綿を含む繊維材料に、通常の吸尽染色法または通常
の捺染法に従って適用した。緑味黄色の染色物および捺
染物が得られた。木綿上の染色物および捺染物は良好な
日光および湿潤堅牢度特性を示し、酸化物による影響に
対する耐性を示した。
表/式(A)の化合物 例番号 −CONH−の位置 R2 2 3 −CH2CH3 3 4 −CH3 4 3 同上 5 4 H 6 3 H 7 4 −CH2CH2SO3H 8 4 −(CH23NHCH3 9 3 −(CH23NHC2H5 10 4 −(CH23N(C2H5 11 3 −(CH22N(CH3 12 4 −CH2CH2OH 13 4 −(CH22NHC2H5 例1で述べた製造方法によれば、例1〜13の化合物は
ナトリウム塩形で得られる。それらは、反応/単離条件
によって、または公知の方法に従ってナトリウム塩と反
応させることによって、遊離酸形または他の塩形、例え
ば、前述した1種またはそれ以上のカチオンを含む塩形
でも得ることができる。
下記の例においては、本発明の化合物の適用を説明す
る。
適用例A 0.3部の例1の染料を300部の脱イオン水に溶解し、15
部の芒硝(焼成)を添加した。染浴を40゜に加熱し、次
いで10部の木綿布帛(漂白)を添加した。40゜で30分
後、6部の炭酸ナトリウム(焼成)を10分ごとに少しず
つ、即ち0.2、0.6、1.2および最後に4.0部を浴に添加し
た。炭酸ナトリウムの添加の間に、温度を40゜に保持し
た。次に、染色を40゜においてさらに1時間行った。
次に、染色布帛を流冷水により3分間洗浄し、次いで
流熱水によりさらに3分間洗浄した。染色物を沸騰で0.
25部のマルセル石鹸の存在下に500部の脱イオン水中で1
5分間洗浄した。流熱水で洗浄し(3分間)、遠心脱水
後、染色物をキャビネットドライヤー中で約70゜で乾燥
した。緑味黄色の木綿染色物が得られ、これは酸化物に
よる影響に対して安定な、良好な日光および湿潤堅牢度
特性を示した。
適用例B 300部の脱イオン水および10部の芒硝(焼成)を含む
染浴に、10部の木綿布帛(漂白)を添加した。浴を10分
内に40゜に加熱し、0.5部の例1の染料を添加した。40
゜で30分後、3部の炭酸ナトリウム(焼成)を添加し、
染色を40゜でさらに45分間続けた。
染色布帛を流冷水および次いで流熱水で洗浄し、適用
例Aの方法に従って沸騰でさらに洗浄した。水性および
乾燥後、緑味黄色の木綿染色物が得られ、これは適用例
Aに述べたと同じ良好な堅牢度特性を有していた。
同様に、例2〜13の染料およびそれらの混合物を用い
て、適用例AまたはBに述べた方法に従って木綿を染色
することができた。得られた木綿染色物は緑味黄色で、
良好な堅牢度特性を示した。
適用例C 下記、 40部の例1の染料 100部の尿素 350部の水 500部の4%アルギン酸ナトリウム糊剤および 10部の重炭酸ナトリウム 合計で1000部 からなる捺染糊を通常の捺染方法に従って木綿布帛に適
用した。
捺染布帛を乾燥し、102〜104゜で4〜8分間水蒸気中
で固着した。これを冷水および次いで熱水中で濯ぎ洗い
し、沸騰で洗浄し(適用例Aに述べた方法に従って)、
乾燥した。緑味黄色の捺染物が得られ、これは良好な一
般的堅牢度特性を示した。
同様に、例2〜13の染料またはそれらの混合物を、適
用例Cに示した方法に従って木綿を捺染するのに用いる
ことができた。得られた捺染物は全て緑味黄色であり、
良好な堅牢度特性を示した。
例示した染料の最大吸収波長(λmax、nm)を下記の
表に挙げる。各染料に対する測定は水中に溶解して行っ
た。
例番号 λmax(nm) 例番号 λmax(nm) 1 421 8 422 2 420 9 421 3 422 10 421 4 421 11 420 5 419 12 420 6 420 13 421 7 423
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09B 62/245 - 62/25 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式Iの化合物およびその塩および式Iの化
    合物の混合物。 上式中、R1はそれぞれ独立に水素またはC1-4アルキルを
    表し、R2は水素、C1-6アルキル、C2-4アルケニル、C2-4
    アルキニル、シクロヘキシル、フェニルまたはフェニル
    (C1-4アルキル)を表し、ここで各フェニル環は置換さ
    れていないかまたはハロゲン、C1-4アルキル、C1-4アル
    コキシ、−SO3Hおよび−COOHから選ばれる1〜3個の置
    換基により置換されており、またはC1-6アルキレン−Y
    を表し、ここでYは−COOH、−COOC1-4アルキル、−SO3
    H、−OSO3H、−OH、−CN、C1-4アルコキシ、−NH2また
    はプロトン化可能な脂肪族、環式脂肪族、芳香族または
    複素環アミノ基または第4級アンモニウム基を表す。
  2. 【請求項2】YがYa即ち−COOH、−SO3H、−OSO3H、−O
    H、−CN、メトキシ、−NR3R4または− NR5R6R7An
    あり、ここでR3およびR4はそれぞれ独立に水素、置換さ
    れていないC1-4アルキルまたはヒドロキシ、C1-4アルコ
    キシ、−COOH、−SO3H、−NHC1-4アルキルまたは−N
    (C1-4アルキル)によりモノ置換されたC1-4アルキ
    ル、置換されていないかまたは1〜3個のメチル基によ
    り置換されたシクロヘキシル、各フェニル環が置換され
    ていないかまたはハロゲン、C1-4アルキル、C1-4アルコ
    キシ、−SO3Hおよび−COOHから選ばれる1または2個の
    置換基により置換されたフェニルまたはフェニル(C1-4
    アルキル)を表し、または−NR3R4はピペリジン、モル
    ホリンまたはピペラジン環(ピペラジン環は置換されて
    いないかまたは3個までのメチル基により置換されてい
    る)を表し、R5およびR6はそれぞれ独立に、R3およびR4
    とは独立に、水素を除いてR3およびR4の規定に同一のも
    のを表し、R7はC1-4アルキルまたはベンジルを表し、ま
    たは− NR5R6R7は置換されていないかまたは1または
    2個のメチル基により置換されたピリジニウム基を表
    し、An は非発色性のアニオンを表す、請求項1記載の
    化合物。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の式Iの化合物または式I
    の化合物の混合物を製造するに当たり、下記式II、 〔上式中、R1は請求項1の規定に同一のものを表す〕 で示されるアミンのジアゾニウム塩またはまたはその混
    合物を、下記式III、 〔上式中、R2は請求項1の規定に同一のものを表す〕 で示される化合物またはその混合物と反応させることを
    含む方法。
  4. 【請求項4】ヒドロキシ基または窒素含有有機基材に請
    求項1または2記載の式Iの化合物または式Iの化合物
    の混合物を適用することを含む基材の染色または捺染方
    法。
  5. 【請求項5】基材が天然または再生セルロースを含む繊
    維材料である、請求項4記載の方法。
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