JP2955808B2 - 溶射バーナ - Google Patents

溶射バーナ

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JP2955808B2 JP5105898A JP10589893A JP2955808B2 JP 2955808 B2 JP2955808 B2 JP 2955808B2 JP 5105898 A JP5105898 A JP 5105898A JP 10589893 A JP10589893 A JP 10589893A JP 2955808 B2 JP2955808 B2 JP 2955808B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融金属容器及びそれ
に類するものの溶射補修、溶射施工、溶射解体等に用い
る溶射バーナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば溶射補修では、溶射バーナから粉
末材料と燃料ガスを同一方向に吐出させ燃料ガスの燃焼
による火炎によって粉末材料の粒子を溶融し、被補修面
に付着させて補修しようとするものである。
【0003】ここで、従来の技術、例えば実公平4−3
7643号公報では、図10に示すように溶射バーナ3
3の中央部に材料孔列31を材料孔の噴射方向がバーナ
中心の延長線34上で交叉するように配置し、火炎孔列
32を2列以上同心円上に配置することにより粉末材料
の集中性を改善し、損傷部を効率良く補修することを目
的としている。
【0004】しかしながら、この技術では、粉末材料の
単位時間当りの紛体供給量を増加した場合、材料流35
内の粉末材料の粒子が高濃度となり、火炎流36から遠
い材料流35中心部の粉末材料は火炎からの熱エネルギ
ーを受けにくくなり、粉末材料の粒子の溶融性は不十分
となり結果として溶融できる単位時間当りの紛体供給量
は制限されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の溶射バーナで
は、粉末材料の噴射方向をバーナ中心の延長線上で交叉
するように配置し、粉末材料の集中性を改善し、損傷部
を効率良く補修することを目的としているが、この技術
では、粉末材料の単位時間当りの紛体供給量を増加した
場合、材料流内の粉末材料の粒子は高濃度となり火炎流
から遠い材料流中心部の粉末材料の粒子は火炎からの熱
エネルギーを受けにくく、溶融できる単位時間当りの紛
体供給量に制限があった。
【0006】本発明は、粉末材料が火炎より受ける熱エ
ネルギーの効率を上げ、粉末材料の粒子を完全溶融でき
る単位時間当たりの紛体供給量を増加することにより、
単位時間当りの溶射能力を向上するバーナを供給するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のバーナは、火炎
孔・材料孔の噴射方向を変えることで、単位時間当りの
溶射能力を向上させる。つまり、溶射バーナの材料孔か
ら噴射した粉末材料を、火炎に衝突させることでバーナ
噴射面近傍の高温火炎内に粉末材料の粒子を分散・投入
することによって、完全溶融した粉末材料の粒子量を増
加させることにより、単位時間当りの溶射能力を向上す
るものである。
【0008】具体的には、材料孔列3を外周火炎孔列5
と内周火炎孔列4の間に同心円上に配列した溶射バーナ
1において、前記火炎孔列5、4の各火炎孔の噴射方向
8、9がバーナ中心方向に向くようにし、かつ、材料孔
列3の相隣る材料孔の噴射方向7、6は外周火炎孔列方
向と内周火炎孔列方向に交互に向くように配列したこと
を特徴とする溶射バーナで、火炎内に粉末材料の粒子を
高濃度で均一分散させるため火炎の熱エネルギーを高効
率で粉末材料の粒子に伝達することができ、単位時間当
りの溶射能力が向上できる。
【0009】第一列目の火炎孔列15と第二列目の火炎
孔列16の間に材料孔列13を配列した溶射バーナ11
において、材料孔列13の相隣る材料孔の噴射方向14
が第一列目の火炎孔列15の方向と第二列目の火炎孔列
16に交互に向くように配列したことを特徴とする溶射
バーナで、火炎内に粉末材料の粒子を高濃度で均一分散
させるため火炎の熱エネルギーを高効率で粉末材料の粒
子に伝達することができ、単位時間当りの溶射能力が向
上できる。
【0010】さらに、第一列目の火炎孔列25と第二列
目の火炎孔列26の間に材料孔列23を配列した溶射バ
ーナ21において、前記火炎孔列25、26の各火炎孔
の噴射方向27、28が材料孔列23の各材料孔からバ
ーナ噴射面22に対し直角となるようにした延長線29
に向くようにし、かつ、材料孔列23の相隣る材料孔の
噴射方向24は第一列目の火炎孔列25の方向と第二列
目の火炎孔列26の方向に交互に向くように配列したこ
とを特徴とする溶射バーナで、上記と同様に、火炎内に
粉末材料の粒子を高濃度で均一分散させるため火炎の熱
エネルギーを高効率で粉末材料の粒子に伝達することが
でき、溶射能力が向上できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら作用とともに説明する。 {実施例1}本発明の第1実施例の断面図(a)及び正
面図(b)を図1に示す。図1において、火炎および粉
末材料を吐出する溶射バーナ3は、バーナ噴射面2に材
料孔列3を外周火炎孔列5と内周火炎孔列4の間に同心
円上に配列し、前記火炎孔列5、4の各火炎孔の噴射方
向8、9がバーナ中心方向に向くようにし、かつ、材料
孔列3の相隣る材料孔の噴射方向7、6は外周火炎孔列
5と内周火炎孔列4に交互に向くように配列された構造
を有している。
【0012】材料孔列3の相隣る材料孔の噴射方向7、
6が外周火炎孔列5方向と内周火炎孔列4方向に交互に
向くように配列することで、噴射された粉末材料の粒子
は火炎と衝突部10で衝突して火炎内に均一に分散され
る。火炎は、バーナ噴射面2に近いほど高温であるた
め、この衝突をバーナ噴射面2に近い位置とすることに
より、より大きい熱エネルギーを粉末材料の粒子に伝達
することができる。
【0013】この場合、バーナより噴射された粉末材料
が火炎内に包含されるように、材料孔列3の各材料孔は
前記火炎孔列5、4の各火炎孔と相対することが好まし
い。材料孔列3及び前記火炎孔列5、6の列数は必ずし
も一列とする必要はなく、時間当りの燃焼量及び紛体供
給量により多数列となっても前述のような噴射方向とし
て火炎内に材料を均一に分散させるような火炎孔と材料
孔を構成した溶射バーナとすることもできる。
【0014】さらに、衝突部10は前述のようにバーナ
噴射面2に近づける方が良い。火炎孔と材料孔の噴射方
向は、火炎孔列5、6の噴射方向をバーナ噴射面2と直
角となるような火炎孔列5、6の各火炎孔から引いた延
長線に対して、バーナ中心方向に2゜〜10゜の角度と
し、材料孔列3の相隣る材料孔の噴射方向をバーナ噴射
面2と直角となるように材料孔列3の各材料孔から引い
た延長線に対して、バーナ中心方向に2゜〜10゜の角
度に、また、反バーナ中心方向に2゜〜10゜の角度に
交互に向くようにし、その時の衝突位置はバーナ噴射2
から10mm〜500mmとする。
【0015】さらに、衝突位置での火炎温度が2000
℃以上であることが粉末材料の粒子を完全溶融する上で
好ましい。しかし、噴射方向の角度、衝突位置の距離及
び火炎温度の各数値が上記のように得られない場合には
設計上適宜決めれば良い。
【0016】このようにバーナ噴射面2に近い位置で噴
射された粉末材料と火炎を衝突させて火炎内に粉末材料
の粒子を高濃度で均一に分散させることで火炎の熱エネ
ルギーを高効率で粉末材料の粒子に伝達できるため、完
全溶融した粉末材料の粒子量が増加し、単位時間当りの
溶射能力が向上する。
【0017】このような本発明の溶射バーナと従来の溶
射バーナとを用いた場合の溶射施工体の比較を行った。
第1表の溶射バーナを使用して、第2表のように単位時
間当りの燃焼量、溶射距離、溶射材料を両者とも同一条
件とし、それぞれ単位時間当りの粉体供給量を同様に変
化させてテストした。
【0018】その結果、図4及び図5のグラフに示すよ
うに、従来の溶射バーナでは単位時間当りの紛体供給量
が増加すれば、施工体の付着歩留が低下し、施工体の見
掛気孔率が増加するが、本発明の溶射バーナを用いれ
ば、単位時間当りの紛体供給量を増加したにも拘らず施
工体の付着歩留及び見掛気孔率のいずれも変化しない結
果となり、従来バーナに比し単位時間当りの紛体供給量
を50%増加できることが確認できた。
【0019】以上のように、本発明によって単位時間当
りの溶射能力の向上が得られる。なお、本発明の火炎孔
と材料孔の延長線は、必ずしも交差する構造にする必要
はなく、火炎孔の延長線と材料孔の延長線がバーナの外
側でねじれの位置で接近することによって、火炎の熱エ
ネルギーを高効率で受け取って、同様の効果を得るよう
な火炎孔と材料孔を構成した溶射バーナにすることもで
きる。この場合、溶射バーナから出る火炎は一定の太さ
を有するので、材料孔の延長線はできるだけ火炎の内側
を通過して中心に近づくようにする方がよい。
【0020】{実施例2}本発明の第2実施例の外観図
を図2に示す。図2において、火炎及び粉末材料を吐出
する溶射バーナ11は、バーナ噴射面12に火炎孔列1
5と別の火炎孔列16との間に材料孔列13を配置し、
材料孔列13の相隣る材料孔の噴射方向14が第1列目
の火炎孔列15の方向と第2列目の火炎孔列16の方向
に交互に向くように配列させた構造を有している。
【0021】材料孔列13の相隣る材料孔の噴射方向1
4が第1列目の火炎孔列15の方向と第2列目の火炎孔
列16の方向に交互に向くように配列することで、噴射
された粉末材料は火炎と衝突して火炎内に均一に分散さ
れる。
【0022】火炎は、バーナ噴射面12に近いほど高温
であるため、この衝突をバーナ噴射面12に近い位置と
することにより、より大きい熱エネルギーを粉末材料に
伝達することができる。この場合、バーナより噴射され
た粉末材料が火炎内に包含されるように、材料孔列13
の長さは前記火炎孔列15、16の長さより短くするこ
とが好ましい。
【0023】また、材料孔列13の各材料孔は前記火炎
孔列15、16の各火炎孔と相対することが好ましい。
材料孔列13及び前記火炎孔列15、16の列数は必ず
しも一列とする必要はなく、単位時間当りの燃焼量及び
紛体供給量により多数列となっても前述のような噴射方
向として火炎内に粉末材料を均一に分散させるような火
炎孔と材料孔を構成した溶射バーナとすることもでき
る。
【0024】さらに、衝突位置は前述のようにバーナ噴
射面12に近づける方が良い。火炎孔と材料孔の噴射方
向は、火炎孔列15、16の噴射方向をバーナ噴射面1
2と直角になるように火炎孔列15、16の各火炎から
引いた延長線方向とし、材料孔列13の噴射方向をバー
ナ噴射面12と直角となるように材料孔列13の各材料
孔から引いた延長線に対して、火炎孔列15方向に2°
〜10°の角度に、また、別の火炎孔列16方向に2°
〜10°の角度に交互に向くようにし、その時の衝突位
置はバーナ噴射面12から10mm〜500mmとす
る。
【0025】さらに、衝突位置での火炎温度が2000
℃以上であることが粉末材料の粒子を完全溶融する上で
好ましい。しかし、噴射方向の角度、衝突位置の距離及
び火炎温度の各数値が上記のように得られない場合には
設計上適宜決めれば良い。
【0026】このようにバーナ噴射面12に近い位置で
噴射された粉末材料と火炎を衝突させて火炎内に粉末材
料の粒子を高濃度で均一に分散させることで火炎の熱エ
ネルギーを高能率で粉末材料の粒子に伝達できるため、
完全溶融した粉末材料の粒子量が増加し、単位当たりの
溶射能力が向上する。
【0027】このような本発明の溶射バーナと従来の溶
射バーナとを用いた場合の溶射施工体の比較を行った。
表1の溶射バーナを使用して、表2のように単位時間当
たりの燃焼量、溶射距離、溶射材料を両者とも同一条件
とし、それぞれ単位時間当たりの粉体供給量を同様に変
化させて実施した。
【0028】その結果、図6、図7のグラフに示すよう
に、従来の溶射バーナでは単位時間当たりの粉体供給量
が増加すれば、施工体の付着歩留が低下し、施工体の見
掛気孔率が増加するが、本発明の溶射バーナを用いれ
ば、単位時間当たりの粉体供給量を増加したにも拘らず
施工体の付着歩留及び見掛気孔率のいずれも変化しない
結果になり、従来のバーナに比し時間当たりの粉体供給
量を28%増加できることが確認できた。以上のよう
に、本発明によって単位時間当りの溶射能力の向上が得
られる。
【0029】{実施例3}本発明の第3実施例の外観図
を図3に示す。図3において、火炎及び粉末材料を吐出
する溶射バーナ21は、バーナ噴射面22に火炎孔列2
5と別の火炎孔列26との間に材料孔列23を配置し、
前記火炎孔列25、26の各火炎孔列の噴射方向27、
28が材料孔列23の各材料孔からバーナ噴射面22に
対し直角となるようにした延長線29に向くようにし、
かつ、材料孔列23の相隣る材料孔の噴射方向24は第
一列目の火炎孔列25の方向と第二列目の火炎孔列26
の方向に交互に向くように配列された構造を有してい
る。
【0030】材料孔列23の相隣る材料孔の噴射方向2
4が第一列目の火炎孔列25の方向と第二列目の火炎孔
列26の方向に交互に向くように配列することで、噴射
された粉末材料は火炎と衝突して火炎内に均一に分散さ
れる。
【0031】火炎は、バーナ噴射面22に近いほど高温
であるため、この衝突をバーナ噴射面22に近い位置と
することにより、より大きい熱エネルギーを粉末材料に
伝達することができる。
【0032】この場合、バーナより噴射された粉末材料
が火炎内に包含されるように、材料孔列23の長さは前
記火炎孔列25、26の長さより短くすることが好まし
い。また、材料孔列23の各材料孔は前記火炎孔列2
5、26の各火炎孔と相対することが好ましい。材料孔
列23及び火炎孔列25、26の列数は必ずしも一列と
する必要はなく、単位時間当たりの燃焼量及び粉体供給
量により多数列となっても前述のような溶射方向として
火炎内に粉末材料を均一に分散させるような火炎孔と材
料孔を構成した溶射バーナとすることもできる。
【0033】さらに、衝突位置は前述のようにバーナ噴
射面22に近づける方が良い。火炎孔と材料孔の噴射方
向は、火炎孔列25、26の噴射方向をバーナ噴射面2
2と直角となるように火炎孔列25、26の各火炎孔か
ら引いた延長線に対して材料孔列23方向に2°〜10
°の角度とし、材料孔列23の相隣る材料孔の噴射方向
をバーナ噴射面22と直角となるように材料孔列23の
各材料孔から引いた延長線に対して、火炎孔列25方向
に2°〜10°の角度に、また、別の火炎孔列26方向
に2°〜10°の角度に交互に向くようにし、その時の
衝突位置はバーナ噴射面12から10mm〜500mm
とする。
【0034】さらに、衝突位置での火炎温度が2000
℃以上であることが粉末材料の粒子を完全溶融する上で
好ましい。しかし、噴射方向の角度、衝突位置の距離及
び火炎温度の各数値が上記のように得られない場合には
設計上適宜決めれば良い。
【0035】このようにバーナ噴射面22に近い位置で
噴射された粉末材料と火炎を衝突させて火炎内に粉末材
料の粒子を高濃度で均一に分散させることで火炎の熱エ
ネルギーを高能率で粉末材料末の粒子に伝達できるた
め、完全溶融した粉末材料の粒子量が増加し、単位当た
りの溶射能力が向上する。
【0036】このような本発明の溶射バーナと従来の溶
射バーナとを用いた場合の溶射施工体の比較を行った。
表1の溶射バーナを使用して、表2のように単位時間当
たりの燃焼量、溶射距離、溶射材料を両者とも同一条件
とし、それぞれ単位時間当たりの粉体供給量を同様に変
化させて実施した。
【0037】その結果、図8、図9のグラフに示すよう
に、従来の溶射バーナでは単位時間当たりの粉体供給量
は増加すれば、施工体の付着歩留が低下し、施工体の見
掛気孔率が増加するが、本発明の溶射バーナを用いれ
ば、単位時間当たりの粉体供給量を増加したにも拘らず
施工体の付着歩留及び見掛気孔率のいずれも変化しない
結果になり、従来のバーナに比し時間当たりの粉体供給
量を42%増加できることが確認できた。
【0038】以上のように、本発明によって単位時間当
りの溶射能力の向上が得られる。なお、第2実施例に比
し第3実施例では火炎と材料の衝突位置をバーナ噴射面
に近づけることができるため溶射能力の向上効果が大き
い。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】
【発明の効果】本発明により、火炎内に粉末材料を高濃
度で均一分散できるため火炎の熱エネルギーを高能率で
粉末材料の粒子に伝達することができ、完全溶融した粉
末材料の粒子が増加し、単位時間当たりの溶射能力が向
上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の溶射バーナの第1実施例を示した図
で、(a)は断面図、(b)は正面図。
【図2】本発明の溶射バーナの第2実施例を示した外観
図。
【図3】本発明の溶射バーナの第3実施例を示した外観
図。
【図4】第1の実施例と従来例の溶射バーナを用いて単
位時間当たりの粉体供給量と付着歩留を示した図。
【図5】第1の実施例と従来例の溶射バーナを用いて単
位時間当たりの粉体供給量と施工体の見掛気孔率を示し
た図。
【図6】第2の実施例と従来例の溶射バーナを用いて単
位時間当たりの粉体供給量と付着歩留を示した図。
【図7】第2の実施例と従来例の溶射バーナを用いて単
位時間当たりの粉体供給量と施工体の見掛気孔率を示し
た図。
【図8】第3の実施例と従来例の溶射バーナを用いて単
位時間当たりの粉体供給量と付着歩留を示した図。
【図9】第3の実施例と従来例の溶射バーナを用いて単
位時間当たりの粉体供給量と施工体の見掛気孔率を示し
た図。
【図10】従来例の溶射バーナを示した図で、(a)は
正面図、(b)は(a)の断面説明図。
【符号の説明】
1、11、21、33 溶射バーナ 4、5、15、16、25、26、32 火炎孔列 3、13、23、31 材料孔列 8、9、27、28 火炎孔の噴射方向 6、7、14、24 材料孔の噴射方向 2、12、22 バーナ噴射面 10 衝突部 35 材料流 36 火炎流 29、34 延長線

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】材料孔列(3)を外周火炎孔列(5)と内
    周火炎孔列(4)の間に同心円上に配列した溶射バーナ
    (1)において、前記火炎孔列(5)、(4)の各火炎
    孔の噴射方向(8)、(9)がバーナ中心方向に向くよ
    うにし、かつ、材料孔列(3)の相隣る材料孔の噴射方
    向(7)、(6)は外周火炎孔列方向と内周火炎孔列方
    向に交互に向くように配列したことを特徴とする溶射バ
    ーナ。
  2. 【請求項2】第一列目の火炎孔列(15)と第二列目の
    火炎孔列(16)の間に材料孔列(13)を配列した溶
    射バーナ(11)において、材料孔列(13)の相隣る
    材料孔の噴射方向(14)が第一列目の火炎孔列(1
    5)の方向と第二列目の火炎孔列(16)の方向に交互
    に向くように配列したことを特徴とする溶射バーナ。
  3. 【請求項3】第一列目の火炎孔列(25)と第二列目の
    火炎孔列(26)の間に材料孔列(23)を配列した溶
    射バーナ(21)において、前記火炎孔列(25)、
    (26)の各火炎孔の噴射方向(27)、(28)が材
    料孔列(23)の各材料孔からバーナ噴射面(22)に
    対し直角となるようにした延長線(29)に向くように
    し、かつ、材料孔列(23)の相隣る材料孔の噴射方向
    (24)は第一列目の火炎孔列(25)の方向と第二列
    目の火炎孔列(26)の方向に交互に向くように配列し
    たことを特徴とする溶射バーナ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012207817A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Taiyo Nippon Sanso Corp 燃焼バーナ

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JP2012207817A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Taiyo Nippon Sanso Corp 燃焼バーナ

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