JP2955034B2 - 環状鋼製品の連続鋳造方法および連続鋳造装置 - Google Patents

環状鋼製品の連続鋳造方法および連続鋳造装置

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JP2955034B2 JP4716991A JP4716991A JP2955034B2 JP 2955034 B2 JP2955034 B2 JP 2955034B2 JP 4716991 A JP4716991 A JP 4716991A JP 4716991 A JP4716991 A JP 4716991A JP 2955034 B2 JP2955034 B2 JP 2955034B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低炭素鋼製の環状部材
を工業的に生産するための鋳造方法、および鋳造装置に
係り、径寸法数百ミリメートル程度の、一様な厚さ(十
数ミリメートル程度)の座金状の製品を連続的に鋳造す
るに好適な鋳造方法、並びに鋳造装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図2は本発明の方法および装置を適用し
て製造する対象である低炭素鋼製の環状部材の例を示し
た2面図であって、同図(A)は正面図、同図(B)は
その断面図である。その寸法は例えば次のごとくであ
る。
【0003】 (単位 mm) 呼び径 D d W T 300 299 180 59.5 12〜16 350 349 230 59.5 12〜16 400 399 270 64.5 12〜16 450 449 310 69.5 16 500 499 340 79.5 16 600 599 420 89.5 16〜19 従来一般に、この種の製品を製造するには、前記のT欄
に示した厚さを有する低炭素鋼板をプレスで打ち抜いた
り溶断したりしていた。しかし乍ら、平板からリング状
部材を打ち抜いた場合、歩留りが悪くて不経済である。
その上、この例のように厚さ寸法12mm〜19mmの鋼板
を打ち抜く作業は容易でない。また、溶断した場合は切
口が綺麗でないため仕上げ加工を必要とする。
【0004】プレス作業や溶断作業をせずに、ほぼ所望
の寸法,形状の製品を得る技術として鋳造がある。図3
は、単純な形状の鋳鋼製品の1例としてフランジ付き鋼
管を鋳造する装置を示す模式的な断面図である。模式化
して描いてあるので寸法割合などは必ずしも実例のとお
りではない。型枠1の中に上型2と下型3とが収められ
ており、その間に中子4が配置されている。
【0005】上記上型2と下型3との間に、溶湯が注入
されて目的形状となるキャビティ5が形成されている。
6は湯口,7は湯溜りである。さらに溶湯が凝固する際
の収縮を補うように押湯8が設けられている。
【0006】鋳造技術はその歴史が古く、種々の工夫が
為されてきており、上掲の図3に示した構成の他に、溶
湯をキャビティに導くための水平な湯道や、湯道からキ
ャビティに流入する溶湯の不純物を除去するための堰
(せき)などが設けられる場合が多い。その他、健全な
製品を得るために冷し金を設けたり、余肉を付したり、
ガス抜きを設けたりする場合も少なくない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前掲の図3について説
明した従来例の鋳造技術は、その構造も手順も非常に複
雑である。しかし乍ら、鋳造品の形状を所望のごとく仕
上げるため、および、鋳造欠陥の無い健全な鋳造品質を
得るため、従来技術においては斯うした構成を必要とし
た。前記の従来技術(図3)においては、1個の製品を
鋳造する度に上型2および下型3よりなる鋳型を毀して
製品を取り出さなければならない。このように鋳型を毀
すことは鋳型製造コスト分だけ製品コストを上げる上
に、型ばらしと俗称される鋳型破壊除去作業は多大の時
間と労力とを要し、しかもこの作業は著しい苦渋作業で
ある。前述のように1個の製品を鋳造する度に型ばらし
をしなければならないので、鋳造作業を連続的に行うこ
とができない。(鋼板のように極めて単純な形状の長尺
な製品については連続鋳造・圧延の普及が技術的趨勢に
あるが、図2に示したような個々の単品を連続的に多数
鋳造することは不可能とされていた)。
【0008】図3について説明した従来例の鋳造技術を
適用する場合の技術的な難易度は、その材質によって異
なる。鉄鋼材料の範囲内で見た場合、鋳鉄が最も容易で
あり鋼鉄は困難である。鋼鉄について更に詳しく見る
と、高炭素鋼に比して低炭素鋼は鋳込時の凝固温度が高
いため凝固し易いので、含有不純物の浮上分離が困難で
ある。このため鋳造欠陥を生じ易く、低炭素鋼の鋳込み
は困難とされている。
【0009】最近の鋳造技術の進歩に伴って、低加圧鋳
造法や、真空鋳造法や、各種の精密鋳造法(例えばロス
トワックス法,シェルモールド法など)が実用化されて
いる。しかし乍ら、低炭素鋼の鋳造に関する前述の不具
合は解消されていない。
【0010】さらに、図3から容易に理解されるよう
に、鋳型を破壊して取り出した鋳造品は、押湯8や湯溜
り7の中で凝固した材料が連結された状態になってお
り、これらを切断,除去して切口を仕上げなければなら
ないので、いっそう手数を要し、鋳造コストを上昇させ
ている。こうした諸問題が有るため、最近の従来技術に
おいて図2に示したような形状の低炭素鋼製の部材を経
済的に生産するにはプレス打抜もしくは溶断が用いられ
ている。
【0011】しかし乍ら、図3に示した従来例はフラン
ジ付きの管状部材の鋳造である。一方、図2に示した環
状部材は、このフランジ付き管状部材に比して単純な形
状の部材である。このように単純な形状の部材を鋳造す
る場合、図3に示した複雑な鋳造方案および手順をその
まま適用することは不合理である。こうした観点から検
討し直してみると、従来技術においては例えば図2に示
したような単純な形状の低炭素鋼部材を鋳造するに適し
た鋳造技術の開発が盲点になっていたことに気付く。
【0012】このように単純に製品を鋳造する際は、必
ずしも押湯8や湯溜り7を設けなくても、鋳造欠陥を防
止するための、より簡単な技術が有って然るべきである
と考えられる。
【0013】本発明は上述の考察に基づいて為されたも
のであって、環状の低炭素鋼製品を自動的に、かつ連続
的に、しかも鋳造欠陥を生ぜしめるおそれ無く鋳造する
方法および同装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を解決するた
め、本発明に係る環状鋼製品の連続鋳造方法は、環状溝
を有する複数の上方開放形の鋳型を、無端環状コンベア
に取り付けて搬送しつつ、前記の鋳型内に溶解した低炭
素鋼を注湯し、前記鋳型の環状溝内で凝固した製品素材
を、該鋳型を破壊することなく取り出して環状の鋼製品
を得ることを特徴とする。
【0015】また、上記発明方法を実施するために創作
した本発明の連続鋳造装置は、無端環状のコンベアと、
上記コンベアに取付けられた複数の上方開形の鋳型
と、上記鋳型に設けられた環状溝形の凹部と、上記鋳型
の環状溝形の凹部に溶解した低炭素鋼を注湯する溶解炉
とを具備していることを特徴とする。
【0016】本発明において、前記の上方開方形の鋳型
とは、環状溝形の凹部の上方が鋳型部材によって覆われ
ることなく露出している形状の鋳型をいう。
【0017】
【作用】前記の本発明方法によれば、 a.鋳型に設けられた環状の凹部が上方に露出している
ので、この中へ容易に注湯することができる。注湯の開
始,進行,完了を容易に行い得るということは、この操
作の自動化,連続化に適することを意味している。
【0018】b.前記環状凹部に注湯された溶湯は、ほ
ぼ目的どおりの形状,寸法となり、上面が大気に開放さ
れている上に、高さ寸法が比較的小さいので、溶湯中の
不純物の上昇が容易である。
【0019】c.環状溝内で凝固した環状の製品は、鋳
型を破壊しなくても取り出すことが出来るので、迅速,
容易,かつ連続的に製品取出作業が行われ、しかも鋳型
を繰り返し使用できる。
【0020】d.上記の、繰返し使用可能な鋳型が、無
端環状コンベアに取付けて搬送されるので、これを循環
せしめて連続的に操業することができる。
【0021】また、前記の本発明装置によれば、無端環
状のコンベアと、上記コンベアに取付けられた複数の上
方開方形の鋳型と、上記鋳型に設けられた環状溝形の凹
部と、上記鋳型の環状溝形の凹部に溶解した低炭素鋼を
注湯する溶解炉とを具備しているので、前記の発明方法
を容易に実施することができる。
【0022】
【実施例】図1は本発明に係る連続鋳造装置の1実施例
を示す模式図である。模式化して描いてあるので、各構
成部材の形状,寸法は必ずしも実施例の現物を縮尺した
ものではない。図示の9は無端環状のチェーンコンベア
で、二十数個のセラミック鋳型を取付けてある。本図に
おいては、その代表例として鋳型10a〜同10eを描
いてある。これらのセラミック鋳型には環状の溝形凹部
を設けてあり、図示の鋳型の内で鋳型10e,同10
a,同10bは該環状溝形の凹部を上方に向けた姿勢に
なっている。無端環状コンベア9を運転すると、これら
の鋳型10b,10a,10eは矢印aのごとく進行
し、矢印bのごとく反転する。このため、図示の鋳型1
0c,10dは溝形凹部を下に向けている。
【0023】図示の11は溶解炉である。本例の溶解炉
は鉄工工場に設けられていて自工場で発生した低炭素鋼
スクラップを溶解する電磁誘導形の電気炉である。本発
明を実施する際、本例のように自工場発生スクラップを
原料にすると、溶湯の組成コントロールが容易で好都合
であるが、必ずしも自工場スクラップを原料としなけれ
ばならぬものではない。また、本発明を実施する際、溶
解炉は電気炉に限られるものではなく、平炉,転炉,坩
堝炉なども適用し得る。しかし、不純物,介在物の混入
が少なく、操炉のコントロールを半自動化し易いといっ
た観点から見ると電気炉であることが望ましい。11a
は上記溶解炉11の出湯口であって、前記の環状溝形の
凹部に沿って回転せしめ得る構造になっており、コンピ
ュータ制御されるシャッタ11bを備えている。
【0024】本発明装置を用いて本発明の連続鋳造方法
を実施する1例について次に説明する。シャッタ11b
を開いて出湯口11aから低炭素鋼の溶湯を出湯し、セ
ラミック製の鋳型10aの上に注湯する。上記の鋳型1
0aは、環状の溝形凹部を上方に向けて開放しているの
で、注湯は迅速かつ容易に行われ、該凹部の隅々まで直
ちに溶湯が流動する。このため、湯境や湯不足などの鋳
造欠陥を生じるおそれが無い。また、セラミック鋳型を
用いているのですくわれ等の鋳型欠損に伴う鋳造欠陥が
発生するおそれも無く、環状製品の鋳込みが行われる。
【0025】図示の鋳型10aには、溶湯12を盛り上
げ気味に注湯しておく。そして、この10a位置の鋳型
が10b位置まで進行する矢印aの区間で急速に冷却し
ないように、還元性雰囲気の火炎を発生する保温用の雰
囲気バーナー13で補熱する。
【0026】このようにして冷却期間を延長された溶湯
12は、矢印a区間の進行中にガスを放散し、非金属介
在物を浮上せしめて自浄作用が行われる。
【0027】鋳型10bの位置に来たとき、注湯の凝固
が完了していない状態で、その上面をワイパー14で掻
き取る。これにより、盛り上がっていた余分の溶湯が除
去されて、ほぼ製造目標の寸法,形状となる。実際技術
としては、この段階(掻取り工程)において製品素材が
「その後の熱収縮や若干の圧延整形を考慮に入れた、目
的の形状,寸法」となるようコントロールされる。
【0028】図示10bの位置でワイパー14による掻
取りを受けた鋳型は矢印bの如く進行して上下を反転さ
れ、鋳込まれていた製品素材15は、凝固に伴う収縮と
自重とによって放出され、落下する。上記のようにして
落下した製品素材15を受け取る位置に、搬送コンベア
16が設けられており、受け取った製品素材15を矢印
cのごとくXY圧延ロール17まで搬送して供給する。
製品素材15′はX圧延ロール17aで図の左方に送ら
れながら圧延され、次いでY圧延ロール17で紙面と
直角方向に送られながら圧延される。本例における圧延
温度は700℃である。この圧延温度は搬送コンベア1
6の速度によって制御される。
【0029】このようにしてクロス圧延を受けた製品素
材15′は、圧延によって製品寸法を精密に調節される
とともに、鋳造組織が微細化され、異方性のファイバー
組織が与えられる。このように、鋳造時の高温を常温ま
で冷却させることなく、鍛造適温まで冷却したときに圧
延するので熱経済の面でも有利であり、常温圧延に比し
て圧延設備が簡単で足りる。
【0030】本実施例における製品は引張強さ41〜5
2kg/mm2で、JIS規格G3101SS4100と同
等品質のものが得られた。
【0031】10c位置で製品素材15を放出して搬送
コンベア16に渡した鋳型は矢印eのごとく10d位置
まで進行する。この位置の下方に、圧縮空気を噴射する
清掃ノズル18が設けられていて、鋳型10dは圧縮空
気を吹き付けられて自動的に清掃される。
【0032】清掃された鋳型はさらに矢印fのごとく進
行し、TVカメラ19によって内部の目視検査を受け
る。損耗が認められた鋳型は型交換ステージで交換さ
れ、異常の無かった鋳型は進行を続けて再度の使用に供
される。
【0033】再使用に供される鋳型は離型剤ノズル21
によって離型剤を吹付け塗布され、図示10e位置に進
行する。上記の位置の鋳型10eの上方に、予熱バーナ
ー22が設置されている。本例の予熱バーナー22は高
周波加熱バーナーによって構成されており、鋳型10e
を500℃に加熱する。これにより、注湯時の熱衝撃が
緩和され、セラミック鋳型の破損が防止される。
【0034】
【発明の効果】上述の実施例によって理解されるように
本発明に係る環状鋼製品の鋳造方法は、環状溝を有する
複数の上方開放形の鋳型を、無端環状コンベアに取り付
けて搬送しつつ、前記の鋳型内に溶解した低炭素鋼を注
湯し、前記鋳型の環状溝内で凝固した製品素材を、該鋳
型を破壊することなく取り出すことにより、 a.鋳型に設けられた環状の凹部が上方に露出している
ので、この中へ容易に注湯することができる。注湯の開
始,進行,完了を容易に行い得るということは、この操
作の自動化,連続化に適することを意味している。
【0035】b.前記環状凹部に注湯された溶湯は、ほ
ぼ目的どおりの形状,寸法となり、上面が大気に開放さ
れている上に、高さ寸法が比較的小さいので、溶湯中の
不純物の上昇が容易である。
【0036】c.環状溝内で凝固した環状の製品は、鋳
型を破壊しなくても取り出すことが出来るので、迅速,
容易,かつ連続的に製品取出作業が行われ、しかも鋳型
を繰り返し使用できる。
【0037】d.上記の、繰返し使用可能な鋳型が、無
端環状コンベアに取付けて搬送されるので、これを循環
せしめて連続的に操業することができる。
【0038】また、前記の本発明装置によれば、無端環
状のコンベアと、上記コンベアに取付けられた複数の上
方開方形の鋳型と、上記鋳型に設けられた環状溝形の凹
部と、上記鋳型の環状溝形の凹部に溶解した低炭素鋼を
注湯する溶解炉とを具備しているので、前記の発明方法
を容易に実施することができるという優れた実用的効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る連続鋳造装置の1実施例を示す模
式的な断面図
【図2】本発明の適用対象である環状鋼製品を例示した
2面図
【図3】従来例の鋳造装置を示す模式的な断面図
【符号の説明】
1 型枠 2 上型 3 下型 4 中子 5 キャビティ 6 湯口 7 湯溜り 8 押湯 9 無端環状のチエンコンベア 10a 注湯位置の鋳型 10b 掻取り位置の鋳型 10c 放出位置の鋳型 10d 清掃位置の鋳型 10e 予熱位置の鋳型 11 溶解炉 11a 出湯口 11b シャッタ 12 溶湯 13 雰囲気バーナー 14 ワイパー 15 落下位置の製品素材 15′ 圧延位置の製品素材 16 搬送コンベア 17 XY圧延ロール 17a X圧延ロール 17b Y圧延ロール 18 清掃ノズル 19 TVカメラ 20 型交換ステージ 21 離型剤ノズル 22 予熱バーナー

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】環状溝を有する複数の上方開放形の鋳型
    を、無端環状コンベアに取り付けて搬送しつつ、前記の
    鋳型内に溶解した低炭素鋼を注湯し、前記鋳型の環状溝
    内で凝固した製品素材を、該鋳型を破壊することなく取
    り出して環状の鋼製品を得ることを特徴とする、環状鋼
    製品の連続鋳造方法。
  2. 【請求項2】無端環状のコンベアと、上記コンベアに取
    付けられた複数の上方開形の鋳型と、上記鋳型に設け
    られた環状溝形の凹部と、上記鋳型の環状溝形の凹部に
    溶解した低炭素鋼を注湯する溶解炉とを具備しているこ
    とを特徴とする、環状鋼製品の連続鋳造装置。
  3. 【請求項3】前記の鋳型を取付けたコンベアは、該鋳型
    内に圧縮空気を吹きつけて清掃する清掃ノズルを備えて
    いることを特徴とする、請求項2に記載した環状鋼製品
    の連続鋳造装置。
  4. 【請求項4】前記の鋳型を取付けたコンベアは、該鋳型
    の内面を目視検査するためのテレビカメラ、並びに、損
    傷した鋳型を交換する型交換ステージを備えていること
    を特徴とする、請求項2に記載した環状鋼製品の連続鋳
    造装置。
  5. 【請求項5】前記の鋳型を取付けたコンベアは、該鋳型
    の内面に離型剤を吹付ける離型剤ノズルを備えたもので
    あることを特徴とする、請求項2に記載した環状鋼製品
    の連続鋳造装置。
  6. 【請求項6】前記の鋳型を取付けたコンベアは、該鋳型
    に注湯する前に、この鋳型を予熱するための予熱機構を
    備えていることを特徴とする、請求項2に記載した環状
    鋼製品の連続鋳造装置。
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