JP2954939B1 - ペレット化装置 - Google Patents

ペレット化装置

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Treatment Of Sludge (AREA)
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Abstract

【要約】 【課題】 コンポスト装置により得た堆肥を固形状のペ
レットに成形するペレット化装置であって、その消費電
力の減少と、小型化を達成する。 【解決手段】 駆動モータ13により回転駆動される回
転軸14に支持体15を固定し、その先端部にローラ1
7を回転自在に支持し、そのまわりに、小孔19を有す
る有孔部材18を固定配置して、ローラ17と有孔部材
18の間に入り込んだ堆肥Cを小孔19を通して押し出
し、ペレットCPを成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、処理物を固形状の
ペレットに成形するペレット化装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】粉体又はその他の形態の処理物を、固形
状のペレット、すなわち小片に成形するペレット化装置
は各種の技術分野において利用されている。
【0003】例えば、脱水後の汚泥をコンポスト装置を
用いて堆肥化し、これを肥料として再利用することは従
来より広く行われているが、コンポスト装置により得ら
れた堆肥は、その含水率が例えば30乃至40重量%程
度のおから状の粉体となっており、これをそのまま移送
又は保管することは容易でなく、また乾燥した粉体状の
堆肥を農地などの耕土に施すと、これが風によって飛散
する。そこで、従来より粉体状の堆肥より成る処理物を
ペレット化装置によって固形状のペレットに成形し、そ
の移送、保管等の取扱いを容易にし、しかも飛散するこ
となくこれを耕土に施すことができるようにしている。
【0004】ペレット化装置としては、従来から各種形
式のものが公知であるが、そのいずれの形式のものも、
加圧部材によって処理物を、多数の小孔が形成された有
孔部材に直接押し付け、その圧力によって処理物を小孔
を通して押し出すことによりペレットを成形するもので
ある。ところが、処理物を直接、有孔部材に押し付ける
ように構成すると、その押し付け力として非常に大きな
力が必要となり、これによってペレット化装置が大型化
すると共に、その消費電力が嵩み、装置のランニングコ
ストが上昇する欠点を免れない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、低い
消費電力で効率よく処理物をペレット化でき、しかも構
造を小型化することの可能なペレット化装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、回転駆動される支持体と、該支持体の回転
中心からその半径方向外方に離間した支持体部分に回転
可能に支持された少なくとも1つのローラと、前記支持
体と共に当該支持体の回転中心のまわりに回転する前記
ローラの外方に、該ローラの周面に対して間隙をあけて
固定配置され、当該ローラの周面に対向する部分の少な
くとも一部の領域に、貫通する小孔が形成されている有
孔部材とを具備し、前記ローラの周面にはその周方向に
延びる凹溝が形成され、前記支持体の回転中心まわりに
回転し、かつそれ自身の回転中心のまわりに回転するロ
ーラの周面に形成された前記凹溝と前記有孔部材との間
に入り込んだ処理物を加圧して該処理物を有孔部材に形
成された小孔を通して有孔部材の半径方向外方に押し出
すことにより、当該処理物を固形状のペレットに成形す
ることを特徴とするペレット化装置を提案する(請求項
1)。
【0007】その際、前記有孔部材の小孔を通して当該
有孔部材の半径方向外方に押し出された固形状の処理物
を切断するカッタを有していると有利である(請求項
2)。
【0008】また、上記請求項2に記載のペレット化装
置において、前記有孔部材の外周面と前記カッタとの間
の間隔を調整できるように、当該外周面に対するカッタ
の取付位置を調整するカッタ取付位置調整手段を有して
いると有利である(請求項3)。
【0009】さらに、上記請求項1乃至3のいずれかに
記載のペレット化装置において、前記ローラの凹溝に溜
まった処理物を掻き取り除去するスクレーパを設けると
有利である(請求項4)。
【0010】また、上記請求項4に記載のペレット化装
置において、前記支持体、カッタ及びスクレーパが、駆
動モータによって回転駆動される共通の回転軸に固定さ
れていると有利である(請求項5)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に従って詳細に説明する。
【0012】図1は、処理物の一例である粉体状の堆肥
を固形状のペレットに成形するペレット化装置の一例を
示す正面図であり、図2はその右側面図、図3はこのペ
レット化装置の主要部の垂直断面図である。ここに示し
たペレット化装置は、その設置面G上に固定配置される
ベース部材1と、本体ケーシング2と、入口ケーシング
3とを有し、入口ケーシング3の上部には入口開口4が
形成され、さらにその図3における右側壁5にも開口6
が形成されている。
【0013】本体ケーシング2は、図3における左側の
部位が開口した箱状に形成され、その左側の開口と入口
ケーシングの側壁5の開口6が合致した状態で、両ケー
シング2,3が後述する態様で互いに固定されている。
本体ケーシング2は、その底壁7と上壁8にも出口開口
9と上部開口10がそれぞれ形成されている。上部開口
10は、本体ケーシング2内の状態を監視したり、その
内部を保守、点検する際などに利用される。
【0014】ベース部材1は、内部が中空な箱状に形成
され、その上壁に開口11が形成されていて、この上部
の開口11と本体ケーシング2の出口開口9が合致した
状態で、本体ケーシング2が、図示していない連結部材
を介して、ベース部材1に強固に固定支持されている。
【0015】本体ケーシング2の図3における右側の端
壁12には駆動モータ13が着脱可能に固定され、この
駆動モータ13によって回転駆動される回転軸14が本
体ケーシング2の端壁12を貫通して水平方向に延び、
この回転軸14の自由端は入口ケーシング3にまで達し
ている。
【0016】入口ケーシング3と本体ケーシング2のほ
ぼ境界部領域の回転軸部分には、図4にも示すように、
直方体状の支持体15が固定され、この支持体15は、
駆動モータ13により回転軸14が回転駆動されると
き、その回転軸14と共に、その回転中心Xのまわりに
回転する。
【0017】支持体15の回転中心Xからその半径方向
に離間した支持体部分には、回転軸14と平行に延びる
支持軸16が固定され、この支持軸16に図示していな
い軸受を介してローラ17が回転自在に支持されてい
る。ローラ17は少なくとも1つ設けられるものである
が、これを複数設けることが望ましく、図示した例で
は、2つのローラ17が設けられている。ローラ17の
回転中心Yは、支持体15の回転中心Xと平行に水平方
向に延び、図示した例のように複数のローラ17を設け
た場合には、支持体15の回転中心Xから各ローラ17
の回転中心Yまでの距離を全て等しく設定することが好
ましい。
【0018】上述のように、本例のペレット化装置は、
駆動モータ13により、回転軸14を介して回転駆動さ
れる支持体15と、該支持体15の回転中心Xからその
半径方向外方に離間した支持体部分に回転可能に可能に
支持された少なくとも1つのローラ17とを有してお
り、当該ローラ17は、支持体15と共に、その支持体
15の回転中心Xのまわりに回転する。かかるローラ1
7の外方には、該ローラ17の周面に対して所定の間隙
Zをあけて円筒状の有孔部材18が固定配置されてい
る。この有孔部材18は、金属板などの板材から構成さ
れ、ローラ17の周面に対向する有孔部材18の部分に
は、図4にも示すように、有孔部材18を貫通する多数
の小孔19が形成されている。
【0019】図示した例では、円筒状の有孔部材18の
軸方向一端側に円板20が一体に接続され、その他端側
に半径方向外方に突出するフランジ21が一体に形成さ
れ、図3に示すように、そのフランジ21が入口ケーシ
ング3の側壁5と本体ケーシング2の端部とに挟まれ、
これらがボルト22より成る固定部材によって、着脱可
能に固定されている。このようにして入口ケーシング3
と本体ケーシング2が一体的に、しかも着脱可能に連結
される。また円板20の中心に形成された孔に回転軸1
4が回転自在に貫通している。
【0020】ローラ17は、支持体15の回転中心Xの
まわりに回転するが、このときのローラ17の回転を、
必要に応じて、ローラ17の公転と称し、ローラ自身の
回転中心Yのまわりのローラ17の回転を、必要に応じ
て、ローラの自転と称することにすると、有孔部材18
は、ローラ17の公転軌跡に沿って、支持体15の半径
方向に関し、ローラ17よりも外方に位置し、支持体1
5の回転中心Xを中心軸線とする円筒状に形成されてい
る。その際、有孔部材18とローラ17の周面との間隙
Z(図3)は、例えば3乃至5mm程度に設定され、有孔
部材18の小孔19の径は、例えば2乃至10mm程度に
設定されている。
【0021】本例の有孔部材18には、その全周に亘っ
て小孔19が形成されているが、ローラ17の周面に対
向する有孔部材部分の周方向における少なくとも一部の
領域、例えば図4に符号Aを付した下側の部分にのみ小
孔を形成するようにしてもよい。
【0022】また、図3から判るように、ローラ17の
周面には、その周方向の全周に亘って延びる凹溝23が
形成され、図示した例ではほぼ半円状断面の凹溝が形成
されている。V字形又はU字形断面などの適宜な形態の
凹溝を形成するようにしてもよい。
【0023】さらに、図3に明示するように、入口ケー
シング3の内部には、ほぼ三角形状の撹拌部材24が配
置され、この撹拌部材24は、その基部が支持体15に
固定されている。
【0024】一般家庭、食品加工工場、養豚場又はホテ
ルなどから排出された廃水は、水処理された後、図示し
ていない固液分離装置によって脱水され、含水率が例え
ば80重量%前後の汚泥とされる。この汚泥は、同じく
図示していないコンポスト装置において乾燥されると共
に、微生物により堆肥化され、このコンポスト装置か
ら、含水率が例えば30乃至40%となった堆肥が排出
される。このとき堆肥は、前述のようにおから状の粉体
となっており、かかる堆肥が図3に矢印Bで示すよう
に、入口ケーシング3の入口開口4からそのケーシング
内に投入される。このとき、駆動モータ13の作動によ
り回転軸14がその回転中心Xのまわりに回転し、撹拌
部材24が回転しているため、入口ケーシング3内に落
下した粉体状の堆肥は、撹拌部材24の回転により撹拌
され、入口ケーシング3内に堆肥のブリッジが形成され
ることが阻止される。図3には、処理物の一例である堆
肥に符号Cを付して示してある。
【0025】撹拌部材24により撹拌される堆肥Cは、
図3に矢印Dで示すようにローラ17の設けられた領域
に運ばれる。このとき、各ローラ17は、支持体15と
共に、その支持体15の回転中心Xのまわりに、図2に
矢印Eで示す反時計方向に回転している。その際、ロー
ラ17は、これが堆肥Cに接触することにより、その堆
肥Cから受ける外力によって、それ自身の回転中心Yの
まわりに、図2に矢印Fで示す時計方向に回転する。ロ
ーラ17は、互いに逆方向に公転と自転の回転動作を行
うのである。
【0026】上述のように回転するローラ17の周面に
形成された凹溝23と有孔部材18の内周面との間の空
間S(図5)に入り込んだ処理物、すなわち堆肥Cは、
図5に示すように両者の間に挟まれて加圧される。これ
により、堆肥Cは有孔部材18の小孔19に押し込ま
れ、この小孔19を通して有孔部材18の半径方向外方
に押し出され、これにより堆肥Cが固形状のペレットC
P(図3)に成形される。
【0027】このようにして成形されたペレットCP
は、図3に示すように、本体ケーシング2の出口開口9
とベース部材1の開口11を通して下方に落下し、ベー
ス部材1に付設されたシュータ25上を転がりながら、
ベース部材1の排出口26(図1)から外部に排出され
る。図2に符号34で示すものは、ペレットをシュータ
25に案内するガイド部材である。このように堆肥をペ
レット化することにより、これを容易に移送又は保管で
き、しかもこれを飛散させることなく耕土に施すことが
できる。
【0028】前述のようにローラ17が堆肥Cを加圧す
るとき、このローラ17は、図5に示した如く矢印E方
向に公転し、かつこれとは逆の矢印F方向に自転するの
で、空間Sに入り込んだ堆肥Cが、有孔部材18の内周
面に対して大きくスリップすることはなく、理想的に
は、空間S内の堆肥Sが有孔部材18の内周面に対して
停止する。このため、有孔部材18の内周面を公転する
ローラ17によって、空間S内の堆肥Cは、有孔部材1
8の半径方向に大きな外力を受け、空間S内で逃げ場を
失った堆肥Cが、効率よく有孔部材18の小孔19に押
し込まれる。しかも公転するローラ17と有孔部材18
の内周面によって、空間Sの近傍にくさび状空間S1が
できるので、そのくさび状空間S1に存在する堆肥を、
ローラ17の公転に伴って、円滑に空間Sに閉じ込める
ことができる。これにより、小さなトルクでローラ17
を公転させながら、効率よく堆肥Cを小孔19を通して
押し出すことができ、低い消費電力で効率よく堆肥をペ
レット化でき、しかもペレット化装置を小型化すること
が可能となる。
【0029】また、図5に示すように、有孔部材18の
各小孔19に、その有孔部材18の内周面側から外周面
外へ向けて縮径するテーパ周面19Aを形成すると、堆
肥Cを小孔19内に、より一層円滑かつ効率よく押し込
み、これをその小孔19から押し出すことができる。
【0030】以上説明した構成だけであっても、小孔1
9から押し出される堆肥を、これに加えられる外力によ
って小片に切断し、これをペレット化することが可能で
ある。ところが、その堆肥の含水率などの条件によって
は、小孔19から押し出された堆肥が小片に切断され
ず、細長い紐状になるおそれがある。
【0031】そこで、本例のペレット化装置において
は、図3及び図4に示すように有孔部材18の小孔19
を通して、その有孔部材18の半径方向外方に押し出さ
れた固形状の処理物、すなわち堆肥を切断するカッタ2
7が設けられている。図示した例では、有孔部材18の
外周面に対して所定の間隔H(図3)をあけて配置され
た棒部材より成る2本のカッタ27が使用され、これら
のカッタ27は、図6に示すように、その基部28が、
回転軸14に固定されてその半径方向に延びる取付部材
29に、ボルト30とナット30Aによって固定されて
いる。カッタ27は、取付部材29を介して回転軸14
に固定され、回転軸14と共に、その回転中心Xのまわ
りに回転することができる。
【0032】前述のように、固定配置された有孔部材1
8の小孔19から堆肥が押し出されるが、その堆肥は、
有孔部材18のまわりに回転するカッタ27により切断
される。これにより、その堆肥が組紐状に長くなること
はなく、確実に、例えば直径7mm、長さ15mm程度の固
形状のペレットが成形される。
【0033】また図6に示すように、カッタ27の基部
28には複数の孔31が形成され、そのうちの選択され
た1つの孔31と取付部材29の先端部に形成された孔
32にボルト30を通し、これにナット30Aを螺着す
ることによって、カッタ27を取付部材29に固定でき
るように構成されており、その孔31を適宜選択するこ
とによって、有孔部材18の外周面とカッタ27の間の
間隔Hを自由に調整することができる。これにより、成
形されるペレットの長さを所望する大きさに調整するこ
とが可能となる。
【0034】上述のように、本例のペレット化装置は、
有孔部材18の外周面とカッタ27との間の間隔Hを調
整できるように、その外周面に対するカッタ27の取付
位置を調整するカッタ取付位置調整手段を有しており、
図示した例では、カッタ27の基部28に形成された複
数の孔31と、取付部材29に形成された孔32と、ボ
ルト30と、ナット30Aとが、そのカッタ取付位置調
整手段を構成している。
【0035】また、先に説明したように、ローラ17の
周面に形成された凹溝23は、有孔部材18の内周面と
協働して、堆肥を空間Sに閉じ込め、これを効率よく小
孔19に押し込む働きをなすものであるが、この凹溝2
3に堆肥が詰まってしまうと、その凹溝23の目的を果
すことができない。そこで、本例のペレット化装置に
は、図3及び図7に示すように、回転軸14に、その半
径方向に突出する棒状のスクレーパ33が固定され、各
ローラ17の凹溝23に溜まった処理物、すなわち堆肥
をそのスクレーパ33によって掻き取り除去するように
構成されている。この構成により、凹溝23に堆肥が詰
まる不具合を阻止でき、凹溝23の本来の機能を支障な
く発揮させることができる。
【0036】また、先の説明から明らかなように、支持
体18と、カッタ27と、スクレーパ33が、駆動モー
タ13によって回転駆動される共通の回転軸14に固定
されており、これによってペレット化装置の構造を簡素
化でき、そのコストの低減化を達成できる。
【0037】さらに、図示した例では、図3に示したボ
ルト22を外し、また駆動モータ13を本体ケーシング
2から離脱することによって、有孔部材18を、小孔1
9の径のサイズが異なる他の有孔部材と交換することが
できる。これにより、各種径の小孔19を有する有孔部
材18を用いることができ、所望する径のペレットを成
形することが可能となる。
【0038】以上、処理物の一例である粉体状の堆肥を
ペレット化する装置の例を説明したが、本発明は、堆肥
以外の粉体又は粉状以外の形態の各種処理物を固形状の
ペレットに成形するペレット化装置にも広く適用できる
ものである。
【0039】
【発明の効果】請求項1に係るペレット化装置によれ
ば、処理物を小さな力でペレット化することができ、そ
の消費電力の低減と、装置の小型化を達成できる。
【0040】請求項2に係るペレット化装置によれば、
有孔部材の小孔から押し出される処理物を確実に切断し
て、これをペレット化することができる。
【0041】請求項3に係るペレット化装置によれば、
ペレットの長さを自由に変えることができる。
【0042】請求項4に係るペレット化装置によれば、
ローラの凹溝の機能が低下する不具合を阻止できる。
【0043】請求項5に係るペレット化装置によれば、
その全体構造をより確実に簡素化でき、そのコストの低
減をより一層確実なものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ペレット化装置の正面図である。
【図2】ペレット化装置の側面図である。
【図3】ペレット化装置の主要部の垂直断面図である。
【図4】ペレット化装置の主要部の斜視図である。
【図5】ローラの機能を説明する説明図である。
【図6】カッタとその取付部材の分解斜視図である。
【図7】スクレーパの斜視図である。
【符号の説明】
13 駆動モータ 14 回転軸 15 支持体 17 ローラ 18 有孔部材 19 小孔 23 凹溝 27 カッタ 33 スクレーパ CP ペレット H 間隔 X 回転中心 Y 回転中心 Z 間隙

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される支持体と、該支持体の回
    転中心からその半径方向外方に離間した支持体部分に回
    転可能に支持された少なくとも1つのローラと、前記支
    持体と共に当該支持体の回転中心のまわりに回転する前
    記ローラの外方に、該ローラの周面に対して間隙をあけ
    て固定配置され、当該ローラの周面に対向する部分の少
    なくとも一部の領域に、貫通する小孔が形成されている
    有孔部材とを具備し、前記ローラの周面にはその周方向
    に延びる凹溝が形成され、前記支持体の回転中心まわり
    に回転し、かつそれ自身の回転中心のまわりに回転する
    ローラの周面に形成された前記凹溝と前記有孔部材との
    間に入り込んだ処理物を加圧して該処理物を有孔部材に
    形成された小孔を通して有孔部材の半径方向外方に押し
    出すことにより、当該処理物を固形状のペレットに成形
    することを特徴とするペレット化装置。
  2. 【請求項2】 前記有孔部材の小孔を通して当該有孔部
    材の半径方向外方に押し出された固形状の処理物を切断
    するカッタを有する請求項1に記載のペレット化装置。
  3. 【請求項3】 前記有孔部材の外周面と前記カッタとの
    間の間隔を調整できるように、当該外周面に対するカッ
    タの取付位置を調整するカッタ取付位置調整手段を有す
    る請求項2に記載のペレット化装置。
  4. 【請求項4】 前記ローラの凹溝に溜まった処理物を掻
    き取り除去するスクレーパを設けた請求項1乃至3のい
    ずれかに記載のペレット化装置。
  5. 【請求項5】 前記支持体、カッタ及びスクレーパが、
    駆動モータによって回転駆動される共通の回転軸に固定
    されている請求項4に記載のペレット化装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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