JP2954024B2 - 送信電力制御回路 - Google Patents

送信電力制御回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は送信電力制御回路に
関し、特に自動電力制御の特性を送信電力の広いダイナ
ミックレンジにわたって改善した送信電力制御回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】特開平4−100426号公報にも示さ
れるように、従来、無線送信機においては送信出力の自
動電力制御が行われている。このための無線送信機にお
ける送信電力制御回路の例を図4に示す。図4の送信電
力制御回路は、入力された高周波信号21を制御電圧3
6の値に対応して変化する利得によって増幅し高周波信
号37として出力する利得可変機能付きの増幅部1と、
入力された高周波信号37を送信出力信号38と検波用
出力信号39とに分配してそれぞれ出力する分配器2
と、検波用出力信号39を入力し検波して無線送信機の
送信出力信号38の電力レベルの大きさに対応した検波
電圧40を出力する検波部3と、検波部3からの検波電
圧40と送信電力を決定する制御電圧31とを比較し、
制御電圧31と検波電圧40との誤差電圧を増幅部1の
制御電圧36として増幅部1に供給する増幅部制御電圧
生成部4とから構成される。
【0003】次に、動作を説明する。
【0004】無線送信機に入力された高周波信号21
は、増幅部1で制御電圧36の値に対応して変化する利
得によって増幅され、分配器2を介し送信出力信号38
として出力される。また、分配器2は入力された高周波
信号37から検波用に取り出した検波用出力信号39を
検波部3へ供給する。検波部3では、送信電力の出力レ
ベルに対応した電圧値を示す検波電圧40を増幅部制御
電圧生成部4に出力する。増幅部制御電圧生成部4は検
波部3からの検波電圧40と送信電力の出力レベルを決
定する値を示す外部からの制御電圧31とを比較し、検
波電圧40と制御電圧31との誤差電圧を制御電圧36
として増幅部1に出力する。すなわち、負帰還ループが
形成され、この負帰還ループによって、送信電力の出力
レベルの値が、外部から与えられた制御電圧31に対応
した送信電力の出力レベルが目標値として一定に保たれ
るように制御される。
【0005】また、上記の検波部3としては、一般に良
く知られているダイオードを用いた簡単な検波回路で構
成される検波器が用いられるが、この検波器の特性の一
例を図5に示す。この検波器では、電力レベルが+10
dBm〜−20dBm程度の範囲内にある送信電力の出
力レベルを検出できるが、上記の範囲外では送信電力の
出力レベルを正確には検出することができなくなる検波
器であり、電力の検出レベルの範囲を示すダイナミック
レンジは上記のように30dB程度である。図4に示す
検波部3に用いられている検波器も上記に述べた検波器
が用いられている。また、検波部3を用いた図4に示す
送信電力制御回路により制御される送信機の送信電力の
ダイナミックレンジも、検波部3のダイナミックレンジ
と同じ30dB程度になる。
【0006】従って、図4に示す送信電力制御回路によ
り制御される送信機の送信電力のダイナミックレンジを
さらに広く、かつ精度よく出力するには、その目標とす
る送信電力のダイナミックレンジと同一のダイナミック
レンジを有する検波部3により検波する必要がある。し
かし、上記に示すように従来の検波部3では、送信電力
の出力レベルのダイナミックレンジが30dBm程度し
か得られず、また検波可能な最小電力があるために送信
電力が−20dBm程度以下では正確には検出できない
ので、検波できる電力レベルの値の範囲が互い異る複数
の検波器を設けて送信電力の出力レベルに応じてそれら
の検波器を切替えて動作させていくか、または検波部3
へ供給される検波用出力信号39のレベルを上げる複数
の増幅器を設けて、送信電力の出力レベルに応じてそれ
らの増幅器の接続を切替えて動作させていくなどの方法
が行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の送信電
力制御回路を有する無線送信機は、送信電力制御におい
て送信電力の出力レベルのダイナミックレンジを広げる
ためには、送信電力制御回路の検波器が検波できる送信
電力の出力レベルのダイナミックレンジを広げる必要が
あり、検波器のダイナミックレンジを広げるためにさら
に複数の検波器または検波する電力を増幅するための複
数の増幅器を設けて送信電力の出力レベルに応じて切り
替えなければならないという欠点を有している。
【0008】本発明の目的は、複数の検波器または検波
する電力を増幅するための複数の増幅器を設けなくて
も、出力レベルのダイナミックレンジを広げることがで
きる送信電力制御回路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の送信電力制御回
路は、第1の制御電圧の値に対応して変化する利得を有
する増幅器によって、入力された第1の高周波信号を増
幅して第2の高周波信号とし、前記第2の高周波信号を
第3の高周波信号と第4の高周波信号とに分配して得ら
れた前記第4の高周波信号を検波して前記第3の高周波
信号のレベルの大きさに対応した検波電圧を得、前記検
波電圧と第2の制御電圧とから前記第1の制御電圧を生
成し、前記第3の高周波信号を複数の高周波信号に分岐
し、分岐された前記複数の高周波信号が、それぞれ一定
の間隔で段階的にレベルの異った高周波信号になるよう
に損失を与え、前記分岐された複数の高周波信号の中か
らスイッチ切替制御信号の指示に従っていずれかの高周
波信号を選択し送信出力信号として出力し、前記第2の
制御電圧および前記スイッチ切替制御信号は外部より与
えられた、前記送信出力信号の電力レベルを目標レベル
に設定するための指示信号である制御電圧から生成され
るように構成される。
【0010】また、本発明の送信電力制御回路は、
(A)与えられた第1の制御電圧の値に対応して変化す
る利得によって、入力された第1の高周波信号を増幅し
第2の高周波信号として出力する増幅手段、(B)前記
第2の高周波信号を第3の高周波信号と第4の高周波信
号とに分配してそれぞれ出力する分配手段、(C)前記
第4の高周波信号を入力し検波して前記第3の高周波信
号のレベルの大きさに対応した検波電圧を出力する検波
手段、(D)第2の制御電圧と前記検波電圧とを入力し
前記第1の制御電圧を前記増幅手段に出力する第1の制
御電圧生成手段、(E)前記第3の高周波信号を入力し
て複数の高周波信号に分岐し、分岐された前記複数の高
周波信号が、それぞれ一定の間隔で段階的にレベルの異
った高周波信号になるように損失を与えて出力する信号
分岐手段、(F)前記信号分岐手段から出力された、分
岐された複数の高周波信号を入力し、入力した前記複数
の高周波信号の中からスイッチ切替制御信号の指示に従
っていずれかの高周波信号を選択し送信出力信号として
出力するスイッチ切替手段、(G)前記送信出力信号の
電力レベルを目標レベルに設定するための指示信号であ
る制御電圧を与えられ、前記スイッチ切替制御信号およ
び前記第2の制御電圧を出力する制御手段、を備えて構
成される。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0012】図1は、本発明の送信電力制御回路の実施
の一形態を示すブロック図である。
【0013】図1に示す本実施の形態の送信電力制御回
路は、制御電圧22の値に対応して変化する利得によっ
て、入力された高周波信号21を増幅し高周波信号23
として出力する増幅部1と、増幅部1から出力される高
周波信号23を高周波信号25と検波用出力信号26と
に分配してそれぞれ出力する分配器2と、検波用出力信
号26を入力し検波して高周波信号25のレベルの大き
さに対応した検波電圧24を出力する検波部3と、制御
電圧33と検波部3からの検波電圧24とを入力し制御
電圧22を増幅部1に出力する増幅部制御電圧生成部4
と、分配器2から出力される高周波信号25を入力とし
出力レベルが段階的に異った三つの高周波信号27,2
8,29を出力する信号分岐部5と、信号分岐部5によ
り出力されるレベルの異る高周波信号27,28,29
を入力とし、それらの高周波信号の中から切替制御信号
32の指示に従っていずれかの高周波信号を選択し送信
出力信号30として出力するスイッチ部6と、制御電圧
31を与えられて切替制御信号32および制御電圧33
を出力する制御部7とから構成されている。
【0014】図1において、高周波信号25は、信号分
岐部5によって段階的にレベルを抑制された三つの高周
波信号27,28,29に分岐する。これら三つの高周
波信号27,28,29は、それぞれ異なるレベルに設
定される。例えば高周波信号28は高周波信号25のレ
ベルから60dBだけレベルを抑制され、高周波信号2
9は高周波信号25のレベルから30dBだけレベルを
抑制される。高周波信号27はレベルを抑制されず高周
波信号25と同レベルに設定される。ここで、信号分岐
部5は、主線路51と分岐線路52,53とを含むカッ
プルド・ストリップラインで構成された方向性結合器で
実現される。主線路51は高周波信号27を、分岐線路
52は高周波信号28を、また分岐線路53は高周波信
号29をそれぞれ出力する。なお、分岐線路52,53
は、主線路51と高周波的にそれぞれ結合されている回
路であれば良く、必ずしもストリップラインでなくても
良い。
【0015】高周波信号27,28および29は、スイ
ッチ部6の共通端子61,62および63にそれぞれ供
給される。スイッチ部6は、制御部7から供給される切
替制御信号32に従って3通りのスイッチ接続を行う。
すなわち、1番目は共通端子61と切替端子64との接
続、共通端子62と切替端子67との接続、および共通
端子63と切替端子70との接続を同時に行うスイッチ
接続、2番目は共通端子61と切替端子65との接続、
共通端子62と切替端子68との接続、および共通端子
63と切替端子71との接続を同時に行う接続、そして
3番目は共通端子61と切替端子66との接続、共通端
子62と切替端子69との接続、および共通端子63と
切替端子72との接続を同時に行うスイッチ接続であ
る。上記3通りの接続では、それぞれ三つのスイッチが
連動して同時に切替接続を行う。例えば、1番目のスイ
ッチ接続では、スイッチ部6の共通端子61と切替端子
64、共通端子62と切替端子67、および共通端子6
3と切替端子70がそれぞれ接続されることにより、切
替端子67,70がそれぞれ終端抵抗に接続され、高周
波信号27のみが選択され出力される。次に、2番目の
スイッチ接続では、同様に切替端子65,71がそれぞ
れ終端抵抗に接続され、高周波信号28のみが選択され
出力される。最後に、3番目のスイッチ接続では、切替
端子66,69がそれぞれ終端抵抗に接続され、高周波
信号29のみが選択され出力される。
【0016】次に、動作を説明する。
【0017】例えば、増幅部1の最大出力電力を+13
dBmとし、分配器2の分配損失を−3dB、増幅部1
の電力制御の可変幅が0〜−30dBとする。また、検
波部3における電力のレベル検出のダイナミックレンジ
は30dBとし、検出できる電力のレベル範囲は+10
dBm〜−20dBmまで可能であるものとする。この
ような条件で、送信電力制御回路の送信出力信号30の
レベルを+10dBm〜−20dBmの範囲内の目的の
レベルとなるように動作させる場合には、制御部7は、
スイッチ部6に切替制御信号32を出力して、スイッチ
部6が高周波信号27を選択し出力するように切り替え
を制御するとともに、増幅部1の利得を制御する制御電
圧33を増幅部制御電圧生成部4に出力して、増幅部1
が出力する高周波信号23の電力レベルが+13dBm
〜−17dBmの範囲内の目的とするレベルに維持され
るように電力制御を行う。増幅部1から出力される高周
波信号23は+13dBm〜−17dBmの範囲内の目
的とするレベルに維持されて分配器2を通り、分配器2
内の損失を受けてレベルが3dB低下した高周波信号2
5として信号分岐部5に入力される。信号分岐部5に入
力された高周波信号25は、主線路51を通り高周波信
号27として出力されスイッチ部6の共通端子61と切
替端子64を通って送信出力信号30として送信電力制
御回路から出力される。高周波信号27は高周波信号2
5と同じレベルであるので、送信出力信号30は、増幅
部1から出力される高周波信号23より3dB低い電力
レベルが+10dBm〜−20dBmの範囲内の目的と
するレベルに維持される。このときの送信電力制御の出
力電力は次式に表わされる。
【0018】送信電力制御回路の出力電力=増幅部1の
出力レベル(+13〜−17dBm)+分配器2内での
分配による損失(−3dB)+信号分岐部6による抑制
量(0dB)=+10〜−20dBm すなわち、上記の場合では、送信電力の出力電力は+1
0〜−20dBmの範囲である。
【0019】次に、送信電力制御回路の送信出力信号3
0のレベルを−20dBm〜−50dBmの範囲内の目
的のレベルとなるように動作させる場合には、制御部7
は、スイッチ部6に切替制御信号32を出力して、スイ
ッチ部6が高周波信号29を選択し出力するように切り
替えを制御するとともに、上記の場合と同様に、増幅部
1の利得を制御する制御電圧33を増幅部制御電圧生成
部4に出力して、増幅部1が出力する高周波信号23の
電力レベルが+13dBm〜−17dBmの範囲内の目
的とするレベルに維持されるように電力制御を行う。増
幅部1から出力される高周波信号23は+13dBm〜
−17dBmの範囲内の目的とするレベルに維持されて
分配器2を通り、分配器2内の損失を受けてレベルが3
dB低下した高周波信号25として信号分岐部5に入力
される。信号分岐部5に入力された高周波信号25は、
分岐線路53を通り高周波信号29として出力されスイ
ッチ部6の共通端子63と切替端子72を通って送信出
力信号30として送信電力制御回路から出力される。高
周波信号29は高周波信号25より30dBだけ低いレ
ベルであるので、送信出力信号30の電力レベルは、増
幅部1から出力される高周波信号23より(3+30)
dB低いレベルである−20dBm〜−50dBmの範
囲内の目的とするレベルに維持される。このときの送信
電力制御の出力電力は次式に表わされる。
【0020】送信電力制御回路の出力電力=増幅部1の
出力レベル(+13〜−17dBm)+分配器2内での
分配による損失(−3dB)+信号分岐部6による抑制
量(−30dB)=−20〜−50dBm すなわち、上記の場合では、送信電力の出力電力は−2
0〜−50dBmの範囲となる。
【0021】最後に、送信電力制御回路の送信出力信号
30のレベルを−50dBm〜−80dBmの範囲内の
目的のレベルとなるように動作させる場合には、制御部
7は、スイッチ部6に切替制御信号32を出力して、ス
イッチ部6が高周波信号28を選択し出力するように切
り替えを制御するとともに、上記の場合と同様に、増幅
部1の利得を制御する制御電圧33を増幅部制御電圧生
成部4に出力して、増幅部1が出力する高周波信号23
の電力レベルが+13dBm〜−17dBmの範囲内の
目的とするレベルに維持されるように電力制御を行う。
増幅部1から出力される高周波信号23は+13dBm
〜−17dBmの範囲内の目的とするレベルに維持され
て分配器2を通り、分配器2内の損失を受けてレベルが
3dB低下した高周波信号25として信号分岐部5に入
力される。信号分岐部5に入力された高周波信号25
は、分岐線路52を通り高周波信号28として出力され
スイッチ部6の共通端子62と切替端子68を通って送
信出力信号30として送信電力制御回路から出力され
る。高周波信号28は高周波信号25より60dB低い
レベルであるので、送信出力信号30の電力レベルは、
増幅部1から出力される高周波信号23より(3+6
0)dB低いレベルである−50dBm〜−80dBm
の範囲内の目的とするレベルに維持される。このときの
送信電力制御の出力電力は次式に表わされる。
【0022】送信電力制御回路の出力電力=増幅部1の
出力レベル(+13〜−17dBm)+分配器2内での
分配による損失(−3dB)+信号分岐部6による抑制
量(−60dB)=−50〜−80dBm すなわち、上記の場合では、送信電力の出力電力は−5
0〜−80dBmの範囲となる。
【0023】以上のように、図1に示す送信電力制御回
路の出力レベルの設定値が、+10〜−20dBm、−
20〜−50dBm、−50〜−80dBmの3段階の
いずれにあるかによって、制御部7から出力される切替
制御信号32によりスイッチ部6を制御してスイッチ部
6の該当するスイッチを切り替えるとともに、制御電圧
33を増幅部制御電圧生成部4に供給して増幅部1の利
得を制御することにより、検波部3のダイナミックレン
ジは従来通りの30dBでも、送信出力としては電力レ
ベルのダイナミックレンジを検波部3のダイナミックレ
ンジの3倍のダイナミックレンジに広げることができ、
精度の良い送信電力制御を行うことができる。上記の説
明における、出力レベル、検波部3に供給される電力の
レベル、信号分岐部5によるレベルの抑制量等の関係は
図2に示す。また、このときの検波特性は図3に示す。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の送信電力
制御回路は、従来の送信電力制御回路の高周波信号の分
配器の出力側に高周波信号を入力して複数の高周波信号
に分岐し、分岐された複数の高周波信号がそれぞれ一定
の間隔で段階的にレベルの異った高周波信号になるよう
に損失を与えて出力する信号分岐手段と、その信号分岐
手段から出力された複数の高周波信号を入力し、入力し
た複数の高周波信号の中からスイッチ切替制御信号の指
示に従っていずれかの高周波信号を選択し送信出力信号
として出力するスイッチ切替手段を設け、さらに上記ス
イッチ切替制御信号を出力する制御手段を設け、この制
御手段から上記スイッチ切替制御信号を出力するととも
に、スイッチ切替手段による出力信号の切替動作に対応
させて増幅部の利得を変化させるための制御電圧を出力
するようにしたことにより、複数の検波器または検波す
る電力を増幅するための複数の増幅器を設けなくても、
出力レベルのダイナミックレンジを広げることができる
という効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送信電力制御回路の実施の一形態を示
すブロック図である。
【図2】図1の送信電力制御回路の動作を説明するため
の図である。
【図3】図1の送信電力制御回路の検波特性の一例を示
す説明図である。
【図4】従来の送信電力制御回路を示すブロック図であ
る。
【図5】図4の送信電力制御回路の検波特性を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 増幅部 2 分配器 3 検波部 4 増幅部制御電圧生成部 5 信号分岐部 6 スイッチ部 7 制御部 51 主線路 52,53 分岐線路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 1/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の制御電圧の値に対応して変化する
    利得を有する増幅器によって、入力された第1の高周波
    信号を増幅して第2の高周波信号とし、前記第2の高周
    波信号を第3の高周波信号と第4の高周波信号とに分配
    して得られた前記第4の高周波信号を検波して前記第3
    の高周波信号のレベルの大きさに対応した検波電圧を
    得、前記検波電圧と第2の制御電圧とから前記第1の制
    御電圧を生成し、前記第3の高周波信号を複数の高周波
    信号に分岐し、分岐された前記複数の高周波信号が、そ
    れぞれ一定の間隔で段階的にレベルの異った高周波信号
    になるように損失を与え、前記分岐された複数の高周波
    信号の中からスイッチ切替制御信号の指示に従っていず
    れかの高周波信号を選択し送信出力信号として出力し、
    前記第2の制御電圧および前記スイッチ切替制御信号は
    外部より与えられた、前記送信出力信号の電力レベルを
    目標レベルに設定するための指示信号である制御電圧か
    ら生成されることを特徴とする送信電力制御回路。
  2. 【請求項2】(A)与えられた第1の制御電圧の値に対
    応して変化する利得によって、入力された第1の高周波
    信号を増幅し第2の高周波信号として出力する増幅手
    段、(B)前記第2の高周波信号を第3の高周波信号と
    第4の高周波信号とに分配してそれぞれ出力する分配手
    段、(C)前記第4の高周波信号を入力し検波して前記
    第3の高周波信号のレベルの大きさに対応した検波電圧
    を出力する検波手段、(D)第2の制御電圧と前記検波
    電圧とを入力し前記第1の制御電圧を前記増幅手段に出
    力する第1の制御電圧生成手段、(E)前記第3の高周
    波信号を入力して複数の高周波信号に分岐し、分岐され
    た前記複数の高周波信号が、それぞれ一定の間隔で段階
    的にレベルの異った高周波信号になるように損失を与え
    て出力する信号分岐手段、(F)前記信号分岐手段から
    出力された、分岐された複数の高周波信号を入力し、入
    力した前記複数の高周波信号の中からスイッチ切替制御
    信号の指示に従っていずれかの高周波信号を選択し送信
    出力信号として出力するスイッチ切替手段、(G)前記
    送信出力信号の電力レベルを目標レベルに設定するため
    の指示信号である制御電圧を与えられ、前記スイッチ切
    替制御信号および前記第2の制御電圧を出力する制御手
    段、を備えたことを特徴とする送信電力制御回路。
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