JP2953993B2 - 浴室空調装置 - Google Patents

浴室空調装置

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JP2953993B2
JP2953993B2 JP14193295A JP14193295A JP2953993B2 JP 2953993 B2 JP2953993 B2 JP 2953993B2 JP 14193295 A JP14193295 A JP 14193295A JP 14193295 A JP14193295 A JP 14193295A JP 2953993 B2 JP2953993 B2 JP 2953993B2
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芳彦 鹿沼
和佳 相上
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は浴室の換気或いは暖房は
もとより浴室を洗濯物の乾燥空間として利用できる浴室
空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の浴室空調装置として図4
及び図5に示すものが知られている。
【0003】この浴室空調装置1は、下面開口のダクト
ケーシング2と、このダクトケーシング2の上面に設置
した電装ボックス3とを有し、このダクトケーシング2
の開口をフロントパネル4で覆ってなるもので、このダ
クトケーシング2を介して浴室の天井5に設置してい
る。また、このフロントパネル4の一方側には循環空気
用の吸い込み口6を、他方側には吹き出し口7及び換気
用の吸い込み口8をそれぞれ有し、この各口6,7,8
にはそれぞれ整流用のルーバ9,10,11を設置して
いる。
【0004】また、ダクトケーシング2内には循環用フ
ァン12、換気用ファン13及びヒータ14が設置さ
れ、この循環用ファン12は吸い込み口6に、換気用フ
ァン13は吸い込み口8にそれぞれ対向して配置される
一方、ヒータ14は吹き出し口7のルーバ10の配置方
向(水平方向)と直交する方向(垂直方向)に配置さ
れ、更にこのヒータ14へのシャワー水(図5の破線矢
印)の付着を阻止するため、その風下側に水切り板15
を複数段に設置している。
【0005】このように構成された浴室空調装置におい
て、循環用ファン12及びヒータ14に通電するとき
は、図5の1点鎖線矢印に示すように、浴室内の空気が
吸い込み口6を通じてダクトケーシング2内に吸い込ま
れ、更にヒータ14で加熱して浴室に循環するようにな
っている。また、換気用ファン13に通電するときは、
浴室内の空気が吸い込み口8を通じてダクトケーシング
2に入り、排気ダクト16を通じて屋外に排出するよう
になっている。
【0006】このような各機器12,13,14を適宜
選択的に通電することにより、浴室換気、浴室暖房或い
は浴室乾燥を行うことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように前記従来の
浴室空調装置では、ヒータ14全体がダクトケーシング
2内に配置され、水切り板15によりシャワー水の付着
を阻止するようになっているが、ダクトケーシング2内
には多湿の浴室空気が循環しており、ヒータ14の端子
部に結露が生ずることがある。これにより、端子部が腐
食して接続不良を起こすという問題点を有していた。
【0008】また、端子部はダクトケーシング2の壁を
通じて外部電源に配線接続されるが、この配線のために
ダクトケーシング2の壁に配線用の穴を設けなければな
らない。このため、この穴を通じてダクトケーシング2
内の多湿空気が漏れ、他の電子機器等に悪影響を与える
という問題点を有していたし、また、ダクトケーシング
2内への配線作業も面倒なものとなっていた。
【0009】本発明の目的は前記従来の課題に鑑み、加
熱装置の端子部への水の付着はもとより結露の発生を防
止し耐久性を向上させるとともに、配線作業も簡単にで
きる浴室空調装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、請求項1の発明は、浴室内の空気をダクトケ
ーシングを通じて循環させる循環用ファンと、該ダクト
ケーシング内を流れる空気を加熱する加熱装置とを備え
た浴室空調装置において、前記加熱装置は、発熱体であ
る加熱装置本体と、該加熱装置本体に通電する端子部と
からなり、該加熱装置本体は前記ダクトケーシングに配
置し、該端子部は該ダクトケーシングの外に配置すると
ともに、前記加熱装置本体は前記ダクトケーシング内の
空気が通る筐体内に保持され、該筐体の少なくとも底側
の角部内面は湾曲してなる構造となっている。
【0011】請求項2の発明は、浴室内の空気をダクト
ケーシングを通じて循環させる循環用ファンと、該ダク
トケーシング内を流れる空気を加熱する加熱装置とを備
えた浴室空調装置において、前記加熱装置は、発熱体で
ある加熱装置本体と、該加熱装置本体に通電する端子部
とからなり、該加熱装置本体は前記ダクトケーシングに
配置し、該端子部は該ダクトケーシングの外に配置する
とともに、前記加熱装置本体は前記ダクトケーシング内
の空気が通る筐体内に保持され、該筐体の底板上面は傾
斜してなる構造となっている。
【0012】請求項3の発明は、浴室内の空気をダクト
ケーシングを通じて循環させる循環用ファンと、該ダク
トケーシング内を流れる空気を加熱する加熱装置とを備
えた浴室空調装置において、前記加熱装置は、発熱体で
ある加熱装置本体と、該加熱装置本体に通電する端子部
とからなり、該加熱装置本体は前記ダクトケーシングに
配置し、該端子部は該ダクトケーシングの外に配置する
とともに、前記加熱装置本体は前記ダクトケーシング内
の空気が通る筐体内に保持され、該筐体の少なくとも底
側の角部内面は湾曲してなり、かつ、該筐体の底板上面
は傾斜してなる構造となっている。
【0013】
【0014】
【作用】請求項1の発明によれば、加熱装置はダクトケ
ーシング内に配置された加熱装置本体と、ダクトケーシ
ングの外に配置された端子部とを有する構造となってい
るから、ダクトケーシング内に流れる多湿空気が加熱装
置の端子部に触れることがなく、端子部に結露を生じさ
せることがない。また、加熱装置本体を保持する筐体内
に付着した水或いは結露は筐体の壁に沿って流下し筐体
の底板に流れるが、筐体の底側の角部内面が湾曲してい
るから、この角部内面での表面張力が弱く、この角部表
面に水が溜まることがない。
【0015】
【0016】請求項の発明によれば、底板上面が傾斜
しているため、筐体の底板に流れた水はその傾斜に沿っ
て筐体の外に排水される。
【0017】請求項の発明によれば、底側の角部内面
の湾曲構成及び底板の傾斜構成の両者により筐体内に付
着した水を容易に排水できる。
【0018】
【実施例】図1乃至図3は本発明に係る浴室空調装置の
一実施例を示すもので、図1は浴室空調装置の断面図、
図2はヒータ及びヒータボックスの一部省略正面図、図
3はヒータ及びヒータボックスの一部省略側面断面図で
あり、従来例と同一構成部分は同一符号をもって表す。
【0019】即ち、図中、1は浴室空調装置、2はダク
トケーシング、3は電装ボックス、4はフロントパネ
ル、5は浴室の天井、6は循環用の吸い込み口、7は吹
き出し口、9は循環用の吸い込み口6に形成されたルー
バ、12はダクトケーシング2内に配置された循環用フ
ァンである。以下、本発明の特徴的構成であるヒータ構
造を説明する。
【0020】このヒータ20は、上下に延びる発熱部分
であるヒータ本体21とこのヒータ本体21の上端から
上方に延びる端子部22とからなり、このヒータ本体2
1はダクトケーシング2内に配置され、他方、端子部2
2は電装ボックス3に配置されている。また、ヒータ2
0は全体に亘って樹脂製の縦長のヒータボックス30に
収容保持されている。
【0021】このヒータボックス30は、ダクトケーシ
ング2の上板2aを境としてヒータ本体21側と端子部
22側に仕切られ、ヒータ本体21側はダクトケーシン
グ2内の空気が内部に流れるよう前後に開口している。
また、ヒータボックス30の側板31及び底板32との
交差する角部内面33は図2に示すように湾曲して形成
する一方、底板32の上面34は図1及び図3に示すよ
うに風下側に向かって下方に傾斜している。この傾斜角
度は排水をスムーズに行うため少なくとも4°以上に設
定されている。
【0022】なお、吹き出し口7のルーバ40は、ヒー
タ20側のルーバ40aの高さ寸法を高くして図1の破
線矢印で示すシャワー水がヒータ本体21に付着しない
よう構成されている。
【0023】本実施例によれば、循環用ファン12が駆
動することにより浴室内の多湿空気が図1の1点鎖線矢
印に示すように循環し、この循環中にヒータボックス3
0に結露した水或いはヒータボックス30に付着したシ
ャワー水は、このヒータボックス30の側板31を通じ
て底板32側に流下する。この流下した水は角部内面3
3に流れるが、この角部内面33が湾曲しているため、
水の表面張力が弱く、この角部内面33に溜まることが
なく、底板32の上面34を通じて排水される。また、
この底板32の上面が傾斜しているため、結露水等がス
ムーズに排水される。
【0024】このように、ヒータボックス30内に付着
した水がスムーズに排水されるため、ヒータボックス3
0内に付着した水により、ヒータ本体21の絶縁抵抗が
低下することがない。
【0025】また、ヒータ20の端子部22が電装ボッ
クス3に配置され、かつ、ヒータ20を収容保持するヒ
ータボックス30がヒータ本体21と端子部22とを仕
切っているため、ダクトケーシング2内を通る多湿空気
が端子部22に触れることがなく、端子部22の腐食が
防止される。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1乃至請求
項3の発明によれば、ダクトケーシング内に流れる多湿
空気が加熱装置の端子部に触れることがなく、端子部の
腐食が防止され耐久性が向上することはもとより、接触
不良等の不具合を起こすことがない。また、加熱装置を
収容保持する筐体に付着した水がスムーズに排水される
ため、筐体に付着した水により加熱装置本体の電気抵抗
が低下することがない。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る浴室空調装置の断面図
【図2】本実施例に係るヒータ及びヒータボックスの一
部省略正面図
【図3】本実施例に係るヒータ及びヒータボックスの一
部省略側面断面図
【図4】浴室空調装置の斜視図
【図5】従来の浴室空調装置を示す断面図
【符号の説明】
1…浴室空調装置,12…循環用ファン、20…ヒー
タ、21…ヒータ本体、22…端子部、30…ヒータボ
ックス、32…底板、33…角部内面、34…底板の上
面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−38010(JP,A) 特開 平1−152702(JP,A) 実開 平4−57142(JP,U) 実開 昭63−191576(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24H 9/02 302 F24D 5/04 F24D 15/00 F24F 7/10 F24H 3/04 302

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室内の空気をダクトケーシングを通じ
    て循環させる循環用ファンと、該ダクトケーシング内を
    流れる空気を加熱する加熱装置とを備えた浴室空調装置
    において、 前記加熱装置は、発熱体である加熱装置本体と、該加熱
    装置本体に通電する端子部とからなり、該加熱装置本体
    は前記ダクトケーシングに配置し、該端子部は該ダクト
    ケーシングの外に配置するとともに、 前記加熱装置本体は前記ダクトケーシング内の空気が通
    る筐体内に保持され、該筐体の少なくとも底側の角部内
    面は湾曲してなる ことを特徴とする浴室空調装置。
  2. 【請求項2】 浴室内の空気をダクトケーシングを通じ
    て循環させる循環用ファンと、該ダクトケーシング内を
    流れる空気を加熱する加熱装置とを備えた浴室空調装置
    において、 前記加熱装置は、発熱体である加熱装置本体と、該加熱
    装置本体に通電する端子部とからなり、該加熱装置本体
    は前記ダクトケーシングに配置し、該端子部は該ダクト
    ケーシングの外に配置するとともに、 前記加熱装置本体は前記ダクトケーシング内の空気が通
    る筐体内に保持され、該筐体の底板上面は傾斜してなる
    ことを特徴とする浴室空調装置。
  3. 【請求項3】 浴室内の空気をダクトケーシングを通じ
    て循環させる循環用ファンと、該ダクトケーシング内を
    流れる空気を加熱する加熱装置とを備えた浴室空調装置
    において、 前記加熱装置は、発熱体である加熱装置本体と、該加熱
    装置本体に通電する端子部とからなり、該加熱装置本体
    は前記ダクトケーシングに配置し、該端子部は該ダクト
    ケーシングの外に配置するとともに、 前記加熱装置本体は前記ダクトケーシング内の空気が通
    る筐体内に保持され、該筐体の少なくとも底側の角部内
    面は湾曲してなり、かつ、該筐体の底板上面は傾斜して
    なる ことを特徴とする浴室空調装置。
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