JP2953926B2 - 2枚の板材の結合方法および結合装置 - Google Patents

2枚の板材の結合方法および結合装置

Info

Publication number
JP2953926B2
JP2953926B2 JP27626393A JP27626393A JP2953926B2 JP 2953926 B2 JP2953926 B2 JP 2953926B2 JP 27626393 A JP27626393 A JP 27626393A JP 27626393 A JP27626393 A JP 27626393A JP 2953926 B2 JP2953926 B2 JP 2953926B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fastened
hole
fastening member
punch
shear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27626393A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07132422A (ja
Inventor
嘉治 奈良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Gunma Ltd
Original Assignee
NEC Gunma Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Gunma Ltd filed Critical NEC Gunma Ltd
Priority to JP27626393A priority Critical patent/JP2953926B2/ja
Publication of JPH07132422A publication Critical patent/JPH07132422A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2953926B2 publication Critical patent/JP2953926B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2枚の板材を結合する
ための結合方法および結合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の結合方法の第一の例によっ
て結合した2枚の板材を示す断面図、図6は従来の結合
方法の第二の例によって2枚の板材を結合している状態
を示す断面図である。
【0003】2枚の板材の結合するための従来の結合手
段は、図5に示すように、板材の締結部材24にタップ
24bを設けておき、一方、板材の被締結部材25に孔
25aを設けておき、締結部材24の上に被締結部材2
5を搭載してタップ24bと孔25aの位置を合わせ、
ビス9を孔25aを貫通させてタップ24bにねじ固定
することによって被締結部材25を締結部材24に固定
している。
【0004】2枚の板材の結合するための他の従来の結
合手段は、図6に示すように、締結部材34に一部を上
方に突出させたハーフシャー部34aをあらかじめ設け
ておき、一方、被締結部材35にそれに対応する孔35
aを設け、締結部材34の上に被締結部材35を搭載し
て締結部材34のハーフシャー部34aを被締結部材3
5の孔35aからその上に突出させ、締結部材34およ
び被締結部材35を金型33上に載置し、ハーフシャー
部34aの突出した部分をかしめ用パンチ31によって
かしめることによって被締結部材5を締結部材4に
固定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
2枚の板材の結合手段は、前者の場合は、締結部材のタ
ップと被締結部材の孔との位置合わせのために位置決め
治具を必要とし、また、ビスの頭部と被締結部材の表面
との間に摩擦力が働いて被締結部材が回動し、締結部材
と被締結部材との位置関係がずれるという欠点を有して
いる。また、あらかじめ締結部材にタップをを形成して
おくという前加工が必要である。
【0006】また後者の場合は、被締結部材の孔と締結
部材のハーフシャー部との位置合わせのために位置決め
治具を必要とし、また、あらかじめ締結部材にハーフシ
ャー部を形成しておくという前加工が必要であるという
欠点を有している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の2枚の板材の結
合方法は、締結部材の板材と前記締結部材の上に搭載し
た孔を有する被締結部材の板材とを金型の所定の位置に
載置し、前記被締結部材の前記孔の直上の位置に設けた
かしめ用パンチの下端面の周辺部によって前記被締結部
材を押え、前記かしめ用パンチの直下から前記金型を通
してハーフシャー用パンチを突上げて前記締結部材の一
部を前記被締結部材の前記孔の中に押出してハーフシャ
ー部を形成すると同時に、前記かしめ用パンチの下端面
の中央部に設けた突出部によって前記被締結部材の前記
孔の中に形成した前記ハーフシャー部を側方に押広げる
ことを含んでいる。
【0008】本発明の2枚の板材の結合装置は、締結部
材の板材と前記締結部材の上に搭載した孔を有する被締
結部材の板材とを所定の位置に載置する金型と、前記金
型に載置された前記被締結部材の前記孔の直上の位置に
設けられ下端面の中央部に突出部を有するかしめ用パン
チと、前記かしめ用パンチの直下の位置に設けられ前記
金型を通って前記締結部材の一部を前記被締結部材の前
記孔の中に押出してハーフシャー部を形成するハーフシ
ャー用パンチとを備えている。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0010】図1は本発明の2枚の板材の結合装置の第
一の実施例の動作状態を示す断面図、図2は図1の実施
例の動作開始直前の状態を示す断面図、図3は図1の実
施例によって異なった形状の板材を結合している状態を
示す断面図である。
【0011】図1の実施例は、板材の締結部材4の上に
板材の被締結部材5を搭載して所定の位置に載置する金
型3と、金型3に載置された被締結部材5に設けてある
孔5aの直上の位置に設けられており、その下端面の中
央部から下に突出したテーパ部1aを有するかしめ用パ
ンチ1と、かしめ用パンチ1の直下の位置に設けられて
おり、金型3を通って上下方向に移動して締結部材4の
一部を被締結部材5の孔5aの中に押出してハーフシャ
ー部4aを形成するハーフシャー用パンチ2とを備えて
いる。
【0012】上述のように構成した結合装置を用いて2
枚の板材の結合するときは、次のように行う。
【0013】図2に示すように、まず締結部材4を金型
3の上に所定の位置に載置し、締結部材4の上に被締結
部材5を載置する。このとき、被締結部材5の孔5a
が、かしめ用パンチ1の直下の位置、すなわちハーフシ
ャー用パンチ2の直上の位置に載置されるように位置決
めする。
【0014】この状態でかしめ用パンチ1を降下させ
図1に示すように、その下端面の周辺部によって被締結
部材5を締結部材4に押圧して両者を固定し、続いてハ
ーフシャー用パンチ2を上昇させて締結部材4の一部を
被締結部材5の孔5aの中に押出してハーフシャー部4
aを形成する。
【0015】このとき、ハーフシャー部4aの上端部
は、かしめ用パンチ1の下端面の中央部から下に突出し
ているテーパ部1aによって横の方向に押広げられて孔
5aの内周面に押圧され、これによって被締結部材5は
締結部材4に固定される。
【0016】図3に示すように、被締結部材15の孔の
上端部の内周面にあらかじめ面取り部15bを設けてお
くと、締結部材14のハーフシャー部14aがこの面取
り部15bまで押広げられるため、被締結部材15と締
結部材14の締結強度を一層大きくすることができる。
【0017】図4は本発明の2枚の板材の結合装置の第
二の実施例のかしめ用パンチを示す断面図である。
【0018】本実施例のかしめ用パンチ11は、その下
端面から下に突出させた部分の形状を半球形の一部とし
て半球部11aを形成したものである。本実施例の作用
および効果は、図1の実施例と同じである。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、被締結
部材にのみあらかじめ孔を設けておき、下端面の中央部
から下に突出させた突出部を有するかしめ用パンチの下
端面の周辺部によって被締結部材の孔の周囲を押圧し、
その孔の下方からハーフシャー用パンチによって締結部
材の一部を押上げて被締結部材の孔の中にハーフシャー
部を形成し、かしめ用パンチの突出部によってハーフシ
ャー部を側方に押広げて孔の内周面に押圧することによ
り、締結部材と被締結部材の孔との位置合わせのために
位置決め治具が不要となり、また、あらかじめ締結部材
に前加工を行っておく必要がなくなるという効果があ
る。更に、被締結部材が回動して締結部材と被締結部材
との位置関係がずれることがなくなるため、確実に結合
することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の2枚の板材の結合装置の第一の実施例
の動作状態を示す断面図である。
【図2】図1の実施例の動作開始直前の状態を示す断面
図である。
【図3】図1の実施例によって異なった形状の板材を結
合している状態を示す断面図である。
【図4】本発明の2枚の板材の結合装置の第二の実施例
のかしめ用パンチを示す断面図である。
【図5】従来の結合方法の第一の例によって結合した2
枚の板材を示す断面図である。
【図6】従来の結合方法の第二の例によって2枚の板材
を結合している状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1・11・31 かしめ用パンチ 1a テーパ部 2 ハーフシャー用パンチ 3・33 金型 4・24・34 締結部材 4a・14a・34a ハーフシャー部 5・15・25・35 被締結部材 5a・25a・35a 孔 9 ビス 11a 半球部 15b 面取り部 24b タップ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 締結部材の板材と前記締結部材の上に搭
    載した孔を有する被締結部材の板材とを金型の所定の位
    置に載置し、前記被締結部材の前記孔の直上の位置に設
    けたかしめ用パンチの下端面の周辺部によって前記被締
    結部材を押え、前記かしめ用パンチの直下から前記金型
    を通してハーフシャー用パンチを突上げて前記締結部材
    の一部を前記被締結部材の前記孔の中に押出してハーフ
    シャー部を形成すると同時に、前記かしめ用パンチの下
    端面の中央部に設けた突出部によって前記被締結部材の
    前記孔の中に形成した前記ハーフシャー部を側方に押広
    げることを含むことを特徴とする2枚の板材の結合方
    法。
  2. 【請求項2】 締結部材の板材と前記締結部材の上に搭
    載した孔を有する被締結部材の板材とを所定の位置に載
    置する金型と、前記金型に載置された前記被締結部材の
    前記孔の直上の位置に設けられ下端面の中央部に突出部
    を有するかしめ用パンチと、前記かしめ用パンチの直下
    の位置に設けられ前記金型を通って前記締結部材の一部
    を前記被締結部材の前記孔の中に押出してハーフシャー
    部を形成するハーフシャー用パンチとを備えることを特
    徴とする2枚の板材の結合装置。
JP27626393A 1993-11-05 1993-11-05 2枚の板材の結合方法および結合装置 Expired - Fee Related JP2953926B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27626393A JP2953926B2 (ja) 1993-11-05 1993-11-05 2枚の板材の結合方法および結合装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27626393A JP2953926B2 (ja) 1993-11-05 1993-11-05 2枚の板材の結合方法および結合装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07132422A JPH07132422A (ja) 1995-05-23
JP2953926B2 true JP2953926B2 (ja) 1999-09-27

Family

ID=17567003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27626393A Expired - Fee Related JP2953926B2 (ja) 1993-11-05 1993-11-05 2枚の板材の結合方法および結合装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2953926B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100490740B1 (ko) * 2000-12-22 2005-05-24 주식회사 포스코 냉연 철판의 자동접합장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07132422A (ja) 1995-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7030333B2 (en) Method of joining plates with weld fastened studs
JPS617027A (ja) 金属薄板の結合方法および装置
EP0523134A4 (en) Clinching tool for sheet metal joining
JP2953926B2 (ja) 2枚の板材の結合方法および結合装置
WO2005037485A1 (ja) 位置決め装置及びそれを備えるクランピングシステム
US4507009A (en) Means and method for preventing cracks from developing in an industrialized house
JPH07317007A (ja) 覆工板の取付構造
JP3002145B2 (ja) 足場構築用インサート
JPH01289522A (ja) 部材間結合方法及びその装置
JP4371984B2 (ja) リベッティングマシン
JPH0780095B2 (ja) ピアスナット自動組立装置
JPH08257652A (ja) かしめ作業装置
JPH0152089B2 (ja)
JPH025495B2 (ja)
JPH0562006B2 (ja)
JP2801097B2 (ja) 溶接結合体およびその溶接方法
JPH07139532A (ja) ナット接合構造
JPH07275968A (ja) プレス部品の締結方法
JP2555330B2 (ja) ダイセツト
JPH06307421A (ja) 機器の接続装置
JPS6017531Y2 (ja) ウエルドナツトの取付構造
JPS63235038A (ja) クラツチデイスクのライニングこうめ装置
JPH0649393Y2 (ja) パンチおよびダイの位置決め固定装置
JP2801099B2 (ja) 溶接結合体およびその溶接方法
JPH07167128A (ja) 打込み同時かしめ金具

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990629

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees