JP2952414B2 - 溶剤及びそれを用いる物品表面の清浄化方法 - Google Patents

溶剤及びそれを用いる物品表面の清浄化方法

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JP2952414B2 JP26299598A JP26299598A JP2952414B2 JP 2952414 B2 JP2952414 B2 JP 2952414B2 JP 26299598 A JP26299598 A JP 26299598A JP 26299598 A JP26299598 A JP 26299598A JP 2952414 B2 JP2952414 B2 JP 2952414B2
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隆行 石村
稔 秋山
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章 関屋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶剤及びそれを用
いる物品表面の清浄化方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】物品表面に付着するフラックス、油等の
汚れや水分を除去するために、不燃性、低毒性及び熱安
定性にすぐれるCCl2FCClF2(CFCC113)
や、1,1−トリクロロエタン及びCFC113と他の
溶剤との混合物等を洗浄剤として用いることが広く行わ
れてきた。特に、CFC113は、金属、プラスチッ
ク、エラストマー等の基材を侵さず、各種の汚れを選択
的に溶解する等の特徴を有するため、各種精密機械部品
や、金属、プラスチック、エラストマー等からなる各種
電子部品、光学部品などの洗浄には最適であった。従来
使用されてきたCFC113や1,1,1−トリクロロ
エタンは、種々の利点を有するにもかかわらず、化学的
に極めて安定なため、対流圏での寿命が長く、拡散して
成層圏に達し、ここで紫外線により光分解して塩素ラジ
カルを発生する。この塩素ラジカルが成層圏オゾンと連
鎖反応を起こし、オゾン層を破壊することから、その生
産が1996年より禁止及び消費について規制が実施さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、不燃性ない
し難燃性、低毒性及び熱安定性にすぐれるとともに、オ
ゾン層の破壊を生じることのない新規な溶剤及びそれを
用いる物品表面の清浄化方法を提供することをその課題
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、下記一般式(1) C511COR1 (1) (式中、R1はメチル基又はエチル基を示す)で表され
る含フッ素ケトンからなる溶剤が提供される。この含フ
ッ素ケトンの構造は直鎖型または分岐型のどちらでもよ
い。また、本発明によれば、前記含フッ素ケトンと低級
アルコールからなる水切り乾燥溶剤が提供される。さら
に、本発明によれば、前記の溶剤を用いて物品表面に付
着する汚れ又は水分を除去することを特徴とする物品表
面の清浄化方法が提供される。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の溶剤は、前記一般式
(1)で表される含フッ素ケトンからなる。この含フッ
素ケトンの具体例としては、例えば、以下のものが挙げ
られる。CF3CF2CF2CF2CF2COCH3、CF3
CF2CF2CF2CF2COCH2CH3、(CF32CF
CF2CF2COCH3等。表1にそれらの代表的な含フ
ッ素ケトンについての物性値を示す。
【0006】
【表1】
【0007】これらの含フッ素ケトンは、いずれも、低
毒性、熱安定性にすぐれ、水とともに長時間加熱しても
分解しなかった。また、不燃性ないし難燃性を示すこと
が確認された。さらに、表−1に示すごとく、これらは
特に洗浄溶剤として好適な物性を有していることが確認
された。
【0008】本発明における含フッ素ケトンは、いずれ
も文献記載の公知化合物であるが、その洗浄溶剤等とし
ての物性については何ら検討されていない。前記含フッ
素ケトンのうち、CF3CF2CF2CF2CF2COCH3
は、ウンデカフルオロヘキサン酸(CF3CF2CF2
2CF2COCH)とメチルマグネシウムブロミドをジ
エチルエーテル中で反応させることにより容易に合成す
ることができる。CF3CF2CF2CF2CF2COCH2
CH3は、ウンデカフルオロヘキサン酸(CF3CF2
2CF2CF2COCH)とエチルマグネシウムブロミ
ドをジエチルエーテル中で反応させることにより容易に
合成することができる。
【0009】本発明の前記含フッ素ケトンからなる溶剤
は、含フッ素ケトンの他、他の液状有機化合物を含有す
ることができる。このような液状有機化合物の沸点は、
300℃以下、好ましくは150℃以下であり、その沸
点の下限は、通常、25〜30℃である。好ましくは4
0〜120℃の沸点と有するものである。このような液
状有機化合物には、炭化水素、フッ素化炭化水素、アル
コール、フッ素化アルコール、エーテル、ケトン、エス
テル、有機窒素化合物、有機硫黄化合物及び有機ケイ素
化合物が含有される。このような液状有機化合物の含有
量は、全溶剤中1〜50重量%、好ましくは1〜20重
量%である。可燃性液状有機化合物の場合、その含有量
が前記範囲より多くなると、溶剤の可燃性が増加するの
で好ましくなく、一方、前記範囲より少なくなると、そ
の添加効果が不十分になるので好ましくない。
【0010】前記炭化水素の具体例としては、例えば、
ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、シクロペン
タン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン等の脂肪族
あるいは芳香族炭化水素が挙げられる。またフッ素化炭
化水素としては、HFC43−10mee(CF3CF2
CHFCHFCF3)HFC338pcc(CHF2CF
2CF2CHF2)等が挙げられる。アルコールとして
は、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロ
パノール、ブタノール、カルビトール等が挙げられる。
フッ素化アルコールとしては、トリフルオロエタノー
ル、ヘキサフルオロ−2−プロパノ−ル、ペンタフルオ
ロプロパノール等が挙げられる。エーテルとしては、ジ
エチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、モノグライム、ジグライ
ム等が挙げられる。ケトンとしては、アセトン、メチル
エチルケトン、2−ペンタノン、3−ペンタノン、シク
ロペンタノン、シクロヘキサノン等が挙げられる。エス
テルとしては、カルボン酸エステル、例えば、ギ酸エス
テル、酢酸エステル等が挙げられる。有機窒素化合物と
しては、アセトニトリル、ニトロベンゼン、ジメチルホ
ルムアミド、N−メチルピロリドン等が挙げられる。有
機硫黄化合物としては、ジメチルスルホキシド、スルホ
ラン等が挙げられる。有機ケイ素化合物としては、テト
ラメチルシラン、テトラエチルシラン、メトキシトリメ
チルシラン、エトキシトリメチルシラン、ヘキサメチル
ジシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン等
が挙げられる。これらの成分の中で好ましいのはアルコ
ールである。
【0011】本発明の含フッ素ケトンからなる溶剤及び
含フッ素ケトンと液体有機化合物からなる溶剤には、水
を添加することができる。この場合の水の添加量は、全
溶剤中、0.01〜50重量%、好ましくは0.5〜2
0重量%である。溶剤に添加した水は、溶剤中に溶解状
又は分散状で存在するが、分散状で存在する場合には、
界面活性剤を同じに添加して溶剤中に乳化させるのが好
ましい。水溶性の含フッ素ケトンとしては、CF3CF2
CF2CF2CF2COCH3及びCF3CF2CF2CF2
2COCH2CH3等が例示される。これらの含フッ素
ケトンに対する水の溶解度は0.01〜10重量%であ
る。これらの含フッ素ケトンは水を添加溶解させて、水
と含フッ素ケトンからなる溶液とすることができる。こ
の混合溶液において水の濃度は少なくとも0.01重量
%であり、その上限値はケトンの種類により異なるが、
通常10〜20重量%程度である。本発明では、さらに
それ以上の水を添加して、添加水を分散させた状態で使
用することもできる。前記のような含水溶剤は、親水性
の汚れに対する除去効果の向上したものである。
【0012】本発明の溶剤には、これを過酷な条件で使
用するに際しては各種の安定剤を添加しても良い。安定
剤としては、蒸留操作により含フッ素ケトンに同伴流出
される液状化合物或いは共沸ないし共沸様混合物を形成
する液状化合物が望ましい。このような安定剤の具体例
としては、ニトロメタン、ニトロエタン等の脂肪族ニト
ロ化合物;ニトロベンゼン、ニトロスチレン等の芳香族
ニトロ化合物;ジメイキシメタン、1,2−ジメトキシ
エタン、1,4−ジオキサン、1,3,5−トリオキサ
ン等のエーテル類;クリシドール、メチルグリシジルエ
ーテル、アリルグリシジルエーテル、フェニルグリシジ
ルエーテル、1,2−ブチレンオキシド、シクロヘキセ
ンオキシド、エピクロルヒドリン等のエポキシ類;ヘキ
セン、ヘプテン、ペンタジエン、シクロペンテン、シク
ロヘキセン等の不飽和炭化水素類;アリルアルコール、
1−ブテン−3−オール等のオレフィン系アルコール
類;3−メチル−1−ブチン−3−オール、3−メチル
−1−ペンチン−3−オール等のアセチレン系アルコー
ル類;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸ブチル、メタクリル酸ビニル等のアクリル酸エステル
類等があげられる。また更に相乗的安定化効果を得るた
めに、フェノール類、アミン類、ベンゾトリアゾール等
を併用しても良い。安定剤の使用量は、安定剤の種類に
より異なるが、通常、溶剤中、0.01〜10重量%程
度であり、0.1〜5重量%程度とすることがより好ま
しい。
【0013】本発明の溶剤には、その洗浄力、界面作用
等をより一層改善する為に、必要に応じて各種の界面活
性剤を添加することができる。界面活性剤としては、ソ
ルビタンモノオレート、ソルビタントリオレート等のス
ルビタン脂肪酸エステル類;ポリオキシエチレンのスル
ビットテトラオエート等のポリオキシエチレンソルビッ
ト脂肪酸エステル類;ポリオキシエチレンモノラウレー
ト等のポリオキシエチレンラウリルエーテル類;ポリオ
キシエチレンノニフェニルエーテル等のポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテル;ポリオキシエチレンオ
レイン酸アミド等のポリオキシエチレンアルキルアミン
脂肪酸アミド類等のノニオン系界面活性剤が挙げられ、
単独で使用してもよく、或いは2種以上の組み合わせで
使用しても良い。相乗的に洗浄力及び界面作用を改善す
る目的で、これらのノニオン系界面活性剤に更にカチオ
ン系界面活性剤を又はアニオン系界面活性剤を併用して
も良い。界面活性剤の総添加量は、その種類により異な
るが、溶剤中、0.01〜20重量%、好ましくは0.
1〜5重量%である。
【0014】本発明の溶剤は、物品表面に付着する汚れ
や水を除去し、物品表面を清浄化するための洗浄剤とし
て有利に用いることができる。この場合の物品表面に付
着する汚れには、フラックス、油、グリース、ワック
ス、インク等による汚れの他、従来のドライクリーニン
グで除去される各種汚れがある。これらの汚れは、従来
は、CFC113や1,1,1−トリクロロエタン等を
用いて除去されてきたものであるが、本発明の溶剤は、
それらのCFC113や1,1,1−トリクロロエタン
の代替物として有利に適用される。また、前記物品に
は、電子部品(プリント基板、液晶表示器、磁気記録部
品、半導体材料等)、電機部品、精密機械部品、樹脂加
工部品、光学レンズ、衣料品等が包含される。その物品
表面の清浄化方法としては、浸漬、スプレー、沸騰洗
浄、超音波洗浄、蒸気洗浄等或いはこれらの組み合わせ
等の従来から用いられている方法が採用できる。
【0015】本発明による含フッ素ケトンと低級アルコ
ールからなる混合液は、水切り乾燥溶剤として有利に用
いることができる。低級アルコールとしては、メタノー
ル、エタノール、イソプロパノール、ブタノール等の炭
素数1〜6、好ましくは1〜3のアルコールが用いら
れ、その溶剤中濃度は1〜50重量%、好ましくは1〜
20重量%である。この水切り乾燥溶剤は、水洗された
後の表面に水分が付着している物品の表面にスプレー法
や浸漬法等の通宜の方法で適用され、これによりその付
着水を除去することができる。
【0016】また、本発明の含フッ素ケトンからなる溶
剤は、冷蔵庫や、エアコン用等の冷媒として用いられる
ことができる。本発明の溶剤は、従来のフロンと同様に
塗料用溶剤、抽出剤、熱媒体等の各種用途に使用するこ
とができる。
【0017】次に本発明を実施例によりさらに詳細に説
明する。
【0018】実施例1 表2に示す溶剤を用いてフラックスの洗浄試験を行っ
た。テストピース(SUS−316;50mm×10m
m×1mm)をフラックス〔アサヒ化学研究所製GX−
8S〕に50℃、1分間浸漬した後、取り出して200
℃で1分間加熱処理した。そのテストピースを溶剤中で
1分間超音波洗浄し、ついで温風乾燥した。テストピー
ス上のフラックスの除去状況(A;良好、B;やや良、
C;不良)を肉眼及び顕微鏡で観察し、その結果を表2
に示した。
【0019】
【表2】
【0020】実施例2 表3に示す含フッ素ケトン95重量%とアルコール〔メ
タノール(MeOH)、エタノール(EtOH)又はイ
ソプロパノール(iPrOH)〕5重量%との混合物を
用いて付着水の除去試験を行った。予めよく脱脂洗浄し
たガラス板(30mm×20mm×1mm)を純水に1
分間浸漬し、次いで上記の混合物中に30秒間浸漬し
た。取り出したガラス板を常温下で1分間放置して残存
していた混合物を蒸発させた後、無水メタノール中に浸
漬し、そのメタノールの水分増加量をカールフィッシャ
ー水分計により測定した。一方、純粋に浸漬しただけで
上記の混合物中に浸漬しなかった場合のメタノールの水
分増加量との比較及び肉眼、顕微鏡による表面状態の観
察から、付着水の除去状況(A;良好、B;やや良、C
不良)を調べ、その結果を表3に示した。
【0021】
【表3】
【0022】実施例3 含フッ素ケトンCF3CF2CF2CF2CF2COCH
30.047molと水0.094molをフラスコに
入れ、80℃で72時間、還流させた。有機層をガスク
ロ(TCD)によって分析したところ、組成には変化が
なく、また試験前ガスクロ(TCD)によって分析した
ところ、組成には変化がなく、また試験前後での酸性度
にも変化はなかった。このことから、本発明で用いる含
フッ素ケトンはすぐれた安定性を有するものであること
が確認された。
【0023】
【発明の効果】本発明の含フッ素ケトンからなる溶剤
は、その含フッ素ケトンが塩素原子を含まないため、オ
ゾン層破壊の心配がなく、また、水素原子を含むため、
大気中の水酸基ラジカルとの反応性が高く、対流圏で分
解され易いため、温室効果が小さく、かつ、従来のCF
CやHCFCに替わる洗浄溶剤、水切り乾燥剤等として
有利に使用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋山 稔 東京都文京区本郷2−40−17本郷若井ビ ル6階 財団法人地球環境産業技術研究 機構 新規冷媒等プロジェクト室内 (72)発明者 田窪 征司 東京都文京区本郷2−40−17本郷若井ビ ル6階 財団法人地球環境産業技術研究 機構 新規冷媒等プロジェクト室内 (72)発明者 関屋 章 茨城県つくば市東1丁目1番 工業技術 院物質工学工業技術研究所内 審査官 服部 智 (56)参考文献 特開 平10−109954(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B01D 12/00 C11D 7/28 C11D 7/50

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1) C511COR1 (1) (式中、R1はメチル基又はエチル基を示す)で表され
    る含フッ素ケトンからなる溶剤。
  2. 【請求項2】 下記一般式(1) C511COR1 (1) (式中、R1はメチル基又はエチル基を示す)で表され
    る含フッ素ケトンを低級アルコールとからなる水切り乾
    燥溶剤。
  3. 【請求項3】 請求項1の溶剤を用いて物品表面に付着
    する汚れ又は水分を除去することを特徴とする物品表面
    の清浄化方法。
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US7385089B2 (en) 2005-12-23 2008-06-10 3M Innovative Properties Company Fluorochemical ketone compounds and processes for their use

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US6394107B1 (en) * 2001-04-24 2002-05-28 3M Innovative Properties Company Use of fluorinated ketones as wet cleaning agents for vapor reactors and vapor reactor components

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