JP2951539B2 - トランクリッドのカーテシスイッチの取付構造 - Google Patents

トランクリッドのカーテシスイッチの取付構造

Info

Publication number
JP2951539B2
JP2951539B2 JP8935894A JP8935894A JP2951539B2 JP 2951539 B2 JP2951539 B2 JP 2951539B2 JP 8935894 A JP8935894 A JP 8935894A JP 8935894 A JP8935894 A JP 8935894A JP 2951539 B2 JP2951539 B2 JP 2951539B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trunk lid
link
courtesy switch
closed
trunk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8935894A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07291060A (ja
Inventor
健 仲谷
健二 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Kogyo KK filed Critical Daihatsu Kogyo KK
Priority to JP8935894A priority Critical patent/JP2951539B2/ja
Publication of JPH07291060A publication Critical patent/JPH07291060A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2951539B2 publication Critical patent/JP2951539B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トランクリッドの開閉
を検知するカーテシスイッチの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にトランクリッドは、車体後部に枢
着したヒンジアームの遊端側に固定されており、またこ
のトランクリッドの開閉を検知するカーテシスイッチ
は、例えば実開昭62ー2463号公報に示されている
ように、前記トランクリッドの閉鎖時における該トラン
クリッドの遊端部下面と対向する車体静止側部材に組付
けて、前記トランクリッドの閉鎖に伴い、該トランクリ
ッドの遊端部で前記カーテシスイッチを押して動作させ
るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記トランク
リッドは大型でかなりの重量があることから、前記のよ
うに、前記カーテシスイッチを前記トランクリッドの閉
動作で直接作動させる構造のものでは、前記カーテシス
イッチの動作時、前記トランクリッドを介して該カーテ
シスイッチに作用する負荷が非常に大きくて、該カーテ
シスイッチが破損することも考えられるので、係る負荷
に耐え得るためには、前記カーテシスイッチの強度乃至
耐久性を充分高める必要があり、それだけカーテシスイ
ッチが高価となる。
【0004】本発明は以上の実情に鑑みて開発したもの
であって、目的とするところは、強度乃至耐久性の低い
安価なカーテシスイッチでも破損することなくトランク
リッドの開閉が検出出来るカーテシスイッチの取付構造
を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、前記
目的を達成するために、一端部がトランクリッド3に固
定され他端が車体静止側部材1に枢支されたヒンジアー
ム2と、長さ方向一端部をヒンジアーム2に回動自由に
枢支したリンク4と、長さ方向一端部をリンク4の遊端
部に連結してトランクリッド3の閉鎖に伴うリンク4の
揺動でトランクリッド3を開方向に付勢させるばね反力
を生じさせるトーションバー5とを備えた車両におい
て、トランクリッド3のカーテシスイッチ8をトランク
リッド3の閉動作完了時におけるリンク4の揺動位置に
配置して、トランクリッド3の閉鎖時、リンク4でカー
テシスイッチ8を動作させるように構成し、しかも、ア
ッパパネル1の前縁とホイールハウス6の上部との間に
リインホースメント7を架設して、このリインホースメ
ント7に貫通孔71を設け、トランクリッド3の閉鎖時
にリンク4の前端部を貫通孔71から車室S側へ突出さ
せて前記カーテシスイッチ8の動作がなされるように構
成したのである。
【0006】
【作用】本発明によれば、前記トランクリッド3の閉鎖
時、前記カーテシスイッチ8は、従来のようにトランク
リッドで直接押されるようなことなく、ヒンジアームに
連結した前記リンク4で押されて作動するので、前記リ
ンク4を介して前記カーテシスイッチ8に作用する負荷
は、従来のごとくトランクリッド3の閉動作に伴い該ト
ランクリッド3を介してダイレクトに作用する負荷に比
べて小さくなり、従って前記ーテシスイッチ8とし
て、強度乃至耐久性の低い安価なものを採用することが
出来る。さらに、アッパパネル1の前縁とホイールハウ
ス6の上部との間にリインホースメント7を架設して、
このリインホースメント7に貫通孔71を設け、トラン
クリッド3の閉鎖時にリンク4の前端部を貫通孔71か
ら車室S側へ突出させて前記カーテシスイッチ8の動作
がなされるような構成を備えている。したがって、リン
ク4の前端部が貫通孔71から車室S側に突出するもの
であるから、リンク4がリインホースメント7と不用意
に干渉することがなく、トランクルーム内の有効スペー
スの拡大が図れる。
【0007】
【実施例】図に示す実施例は、リヤウインドガラス(図
示せず)の下端前方において車幅方向に配設したアッパ
パネル1と、該アッパパネル1の前端からフロアまで下
方に延びるバックパネル10とによって、車室Sとこの
車室Sの後方に設けるトランクルームRとを区画したセ
ダンタイプの乗用車に本発明を適用したものであって、
前記バックパネル1の下面に、ヒンジアーム2の前端部
を枢着して、該ヒンジアーム2の後端側を上下方向に揺
動自由とすると共に、該ヒンジアーム2の後端部に、前
記トランクルームRの上部開口を開閉するトランクリッ
ド3を固定している。
【0008】また前記ヒンジアーム2の前端側には、リ
ンク4を上下方向揺動自由に枢着すると共に、該リンク
4の遊端側を車両前方に配設して、該リンク4の前端部
に、前記アッパパネル1の前部下方に配設したトーショ
ンバー5の長さ方向一端部を連結している。
【0009】即ち前記トーションバー5は、前記アッパ
パネル1の下方において車幅方向に延びるバー本体51
と、このバー本体51の両端から屈曲する左右一対の屈
曲片52・53とを備え、一方の屈曲片52をボディ側
に係止すると共に、他方の屈曲片53を前記リンク4の
前端部に係止することで、前記トランクリッド3の閉動
作に伴い、前記リンク4を介して前記トーションバー5
に、該トランクリッド3を開方向に付勢させるばね反力
を生じさせるようにしている。
【0010】尚、前記バー本体51は、前記アッパパネ
ル1の下面に組付けたブラケット11に回転自由に支持
している。
【0011】また前記リンク4の前方に位置する前記ア
ッパパネル1の車幅方向端部の前縁とホイールハウス6
の上部に組付けたスプリングサポート60との間にリイ
ンホースメント7を架設して、該リインホースメント7
により前記アッパパネル1の車幅方向端部を保持すると
共に、該リインホースメント7に貫通孔71を設けて、
前記トランクリッド3の閉鎖時、前記リンク4の前端部
が前記貫通孔71を介して車室S側に突出するようにし
ている。
【0012】しかして以上の構成からなる車両におい
て、本発明は、前記トランクリッド3の開閉を検知する
カーテシスイッチ8を、該トランクリッド3の閉動作完
了時における前記リンク4の揺動位置に配置して、前記
トランクリッド3の閉鎖時、前記リンク4で前記カーテ
シスイッチ8を動作させるようにしたのである。
【0013】即ち、図に示す実施例では、前記リインホ
ースメント7における前記貫通孔71上方の前面にほぼ
L字状に屈曲するブラケット80をボルト止めして、該
ブラケット80に前記カーテシスイッチ8を組付けると
共に、該カーテシスイッチ8の可動接点81の先端部
を、前記トランクリッド3の閉動作完了時点において前
記リンク4の前端部が位置する部位に配置して、前記ト
ランクリッド3の閉動作時、前記貫通孔71から車室S
側に突出する前記リンク4の前端部により前記可動接点
81を往動させて、前記カーテシスイッチ8を動作させ
るようにしたのである。
【0014】尚、図中9は、リヤシートのシートバック
を示す。
【0015】斯くして前記カーテシスイッチ8は、前記
トランクリッド3の閉鎖時、前記可動接点81がリンク
4の前端部で押されて作動するのであって、この時、前
記リンク4を介して前記可動接点81に作用する負荷
は、従来のごとくトランクリッド3の閉動作に伴い該ト
ランクリッド3を介してダイレクトに作用する負荷に比
べて小さく、従って前記カーテシスイッチ8として、強
度乃至耐久性の低い安価なものを採用しても、該カーテ
シスイッチ8の破損を招くことなく前記トランクリッド
3の開閉を検出することが出来るのである。
【0016】また以上のカーテシスイッチ8は、ブラケ
ット80を介して車室S側に設けているので、例えば該
カーテシスイッチを袋状となっているトランクルーム内
の前部に取付ける場合に比較して該カーテシスイッチ8
の車両への組付作業や、該カーテシスイッチ8の交換作
業が行い易いし、また該カーテシスイッチ8の配線類も
直接車室のフロア面に配索することが出来、かかる配線
類の配索作業性が良好となるのである。
【0017】また以上の実施例では、前記ヒンジアーム
2の前端部に支持した前記リンク4の遊端側を前方に向
けると共に、前記リインホースメント7に貫通孔71を
形成し、前記トランクリッド3の閉鎖時、前記リンク4
の前端部を前記貫通孔71を介して車室側に突出させる
ようにしているので、該リンク4が前記リインホースメ
ント7と不用意に干渉するようなことなくしかもトラン
クルーム内の有効スペースの拡大が図れるのである。
【0018】
【発明の効果】以上のごとく本発明には、一端部がトラ
ンクリッド3に固定され他端が車体静止側部材1に枢支
されたヒンジアーム2と、長さ方向一端部をヒンジアー
ム2に回動自由に枢支したリンク4と、長さ方向一端部
をリンク4の遊端部に連結してトランクリッド3の閉鎖
に伴うリンク4の揺動でトランクリッド3を開方向に付
勢させるばね反力を生じさせるトーションバー5とを備
えた車両において、トランクリッド3のカーテシスイッ
チ8をトランクリッド3の閉動作完了時におけるリンク
4の揺動位置に配置して、トランクリッド3の閉鎖時、
リンク4でカーテシスイッチ8を動作させるように構成
し、しかも、アッパパネル1の前縁とホイールハウス6
の上部との間にリインホースメント7を架設して、この
リインホースメント7に貫通孔71を設け、トランクリ
ッド3の閉鎖時にリンク4の前端部を貫通孔71から車
室S側へ突出させて前記カーテシスイッチ8の動作がな
されるようにしたものである。したがって、トランクリ
ッド3の閉鎖時、リンク4を介して可動接点81に作用
する負荷が、従来のごとくトランクリッド3の閉動作に
伴いトランクリッド3を介してダイレクトに作用する負
荷に比べて小さくなるので、カーテシスイッチ8として
強度乃至耐久性の低い安価なものを採用しても、カーテ
シスイッチ8の破損を招くことなくトランクリッド3の
開閉を検出することが出来るに至ったのである。さら
に、リンク4の前端部が貫通孔71から車室S側に突出
するものであるから、リンク4がリインホースメント7
と不用意に干渉することがなく、トランクルーム内の有
効スペースの拡大が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるトランクリッドのカーテシスイ
ッチの取付構造の一実施例を示す概略斜視図。
【図2】トランクリッドを閉鎖した状態を示す車両の要
部の一部切欠側面図。
【図3】トランクリッドを開いた状態を示す車両の要部
の一部切欠側面図。
【符号の説明】
1 アッパパネル(車体静止側部材) 2 ヒンジアーム 3 トランクリッド 4 リンク 5 トーションバー 8 カーテシスイッチ6 ホイールハウス 60 スプリングサポート 7 リインホースメント 71 貫通孔 S 車室

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部がトランクリッド(3)に固定さ
    れ他端が車体静止側部材(1)に枢支されたヒンジアー
    ム(2)と、長さ方向一端部をヒンジアーム(2)に回
    動自由に枢支したリンク(4)と、長さ方向一端部をリ
    ンク(4)の遊端部に連結してトランクリッド(3)の
    閉鎖に伴うリンク(4)の揺動でトランクリッド(3)
    を開方向に付勢させるばね反力を生じさせるトーション
    バー(5)とを備えた車両において、トランクリッド
    (3)のカーテシスイッチ(8)をトランクリッド
    (3)の閉動作完了時におけるリンク(4)の揺動位置
    に配置して、トランクリッド(3)の閉鎖時、リンク
    (4)でカーテシスイッチ(8)を動作させるように
    成し、しかも、アッパパネル(1)の前縁とホイールハ
    ウス(6)の上部との間にリインホースメント(7)を
    架設して、このリインホースメント(7)に貫通孔(7
    1)を設け、トランクリッド(3)の閉鎖時にリンク
    (4)の前端部を貫通孔(71)から車室(S)側へ突
    出させて前記カーテシスイッチ(8)の動作がなされる
    ように構成したことを特徴とするトランクリッドのカー
    テシスイッチの取付構造。
JP8935894A 1994-04-27 1994-04-27 トランクリッドのカーテシスイッチの取付構造 Expired - Fee Related JP2951539B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8935894A JP2951539B2 (ja) 1994-04-27 1994-04-27 トランクリッドのカーテシスイッチの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8935894A JP2951539B2 (ja) 1994-04-27 1994-04-27 トランクリッドのカーテシスイッチの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07291060A JPH07291060A (ja) 1995-11-07
JP2951539B2 true JP2951539B2 (ja) 1999-09-20

Family

ID=13968493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8935894A Expired - Fee Related JP2951539B2 (ja) 1994-04-27 1994-04-27 トランクリッドのカーテシスイッチの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2951539B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6171966B2 (ja) * 2014-02-05 2017-08-02 マツダ株式会社 車載給電システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07291060A (ja) 1995-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5491875A (en) Extended cab pickup truck concealed cargo door hinge
JP2883631B2 (ja) 自動車の扉組立体
US5072983A (en) Automotive door with door pocket and tiltable armrest
US5431462A (en) Secure door latch for a vehicle
JP4423612B2 (ja) ドアガードバーの取付構造
US6283531B1 (en) Vehicle including electric folding roof
JP2951539B2 (ja) トランクリッドのカーテシスイッチの取付構造
JP2001180528A (ja) 自動車のフ−ドアンロック装置
JP2897037B2 (ja) 自動車の上部車体構造
JP2002264657A (ja) リトラクタブルルーフ
JPH11321410A (ja) 車両用シート格納装置
JPH09272467A (ja) スペアタイヤ設置構造
JPH053422Y2 (ja)
JP4538930B2 (ja) ロック装置
JP2000052877A (ja) コンソールボックスのドア開閉機構
JP3563308B2 (ja) 車両用収納装置のヒンジ部構造
JP4203881B2 (ja) 自動車ドアのアッパロック装置
JP4705800B2 (ja) 車両用ドア
JPH0622583Y2 (ja) 車両用スライドル−フのデフレクタ装置
KR0124044Y1 (ko) 자동차의 트렁크 리드 힌지의 링크 구조
JPH0246412Y2 (ja)
JP2897038B2 (ja) 自動車の上部車体構造
JPH10244837A (ja) 自動車のバックドアの補助取手装置および自動車のバックドア
JPH0624537Y2 (ja) フードヒンジ構造
KR19980045299A (ko) 자동차용 트렁크 리드

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees