JP2950918B2 - 高分子量(コ)ポリアミド及びそれらの製造方法 - Google Patents

高分子量(コ)ポリアミド及びそれらの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、小量の特定のジアミノアルコール及びほぼ
当量のポリカルボン酸(好ましくはジカルボン酸)の存
在下でのラクタム及び/またはポリアミドを生成させる
ジアミン/ジカルボン酸反応混合物及び/またはアミノ
酸の重縮合によって製造される、高分子量の熱可塑的に
変形できる分岐した脂肪族ポリアミドに、そして橋かけ
された生成物が生成されることのない、かなり短縮され
た重縮合時間によって特徴づけられるそれらの製造方法
に関する。もし適切ならば、本方法は、本当に分岐して
いるがm−クレゾール中に溶けそして増加した溶融粘度
を有する生成物への急速な以後の縮合が起こる固相後縮
合を付加的に利用する。
ポリアミドは、多数の実際的な用途のためにそれ自体
が有用であることを多年にわたって証明してきた一群の
ポリマーである。これらのポリマーを種々の方法によっ
て製造すること、非常に異なるポリアミドを生成させる
単位から合成すること、そして特定の用途の場合におい
ては単独でまたは処理助剤、ポリマー状ブレンドパート
ナー若しくは鉱物の補強剤(例えば充填剤若しくはガラ
ス繊維)の組み合わせて特別に調節された性質の組み合
わせを有する材料を与えるように仕上げすることが可能
である。かくして、ポリアミドは、多数の用途におい
て、繊維、プラスチック及びフィルムの成形品、並びに
また例えば溶融接着剤及び補助剤の製造のために工業的
に多量に使用される。
ラクタムは、陽イオン的に、加水分解的に(添加され
た水によって)または陰イオン的にポリアミドに転化さ
せることができるが、ポリアミドを生成させるモノマ
ー、例えばジアミン、ジカルボン酸または適当な誘導体
及びアミノカルボン酸からの、またラクタムと組み合わ
せてのポリアミド製造に関しては、本質的に重縮合反応
だけが可能である(ビーベグ(Vieweg)、ミュラー(Mu
eller);プラスチックハンドブック、VI巻、11頁以
降、カール−ハンゼル(Carl−Hanser)出版社、ミュン
ヘン1966参照)。
“加水分解的な重合”もまた、ラクタムからのポリア
ミドの、例えばε−カプロラクタムからのポリアミド6
の製造においては最も重要である。
ポリアミドの製造のために多数の方法が開示されてき
た。所望の最終生成物に依存して、母体の性質の決定の
ための異なるモノマー単位、所望の平均分子量を確立す
るための異なる連鎖調節剤、さらにまた、後に意図され
る後処理のための“反応性”の基(例えば酸性または塩
基性染料による繊維のより良い染色のためのアミノ基ま
たはスルホン酸塩基)を有するモノマーが用いられる。
例えばオートクレーブ中での不連続的な製造と並んで
連続的な製造方法も同様に知られている。
しかしながら、ラクタム及び/またはポリアミドを生
成させるジアミン/ジカルボン酸反応混合物の重縮合に
よるまたは加水分解的な重合による(コ)ポリアミドの
製造方法のすべては、共通の特徴、即ち、適当なモノマ
ー混合物から出発しても、ポリマー溶融物からの押出物
の紡糸のために充分な高分子量にポリアミドが到達す
る、または実際の意図した用途のために分子量が充分に
高くなるまでには、(コ)ポリアミドの製造は、通常、
多くの反応時間を取るという特徴を有する。
長い反応時間にも拘わらず、多くの場合においては、
さらにもっと高い分子量を達成するためには、例えば固
相での後縮合がなお必要である。比較的遅い反応の速度
のために、これは、必然的に、比較的高い温度での比較
的長い後縮合時間を意味し、これは、しばしば、有害な
影響(着色、酸化、ゲル粒子生成)を有する。
かくして、(コ)ポリアミドの製造のために必要とさ
れる長い反応時間は、製造プラントの能力を著しく限定
し、そして特に高度にエネルギーを消費しかつ高価であ
る。何故ならば、この反応は、200℃以上、通常は250℃
以上、そして常に製造される生成物の融点以上の温度で
実施されねばならないからである。それ故、生成物の知
られている良好な技術的性質を犠牲にすることのない、
(コ)ポリアミドの製造における反応時間のかなりの短
縮は、大きな、特にコスト及びエネルギーを節約する進
歩であると見なされるであろう。
驚くべきことに、もし小量の特定のジアミノアルコー
ル及びほぼ当量のポリカルボン酸、好ましくはジカルボ
ン酸をポリアミドを生成させる出発のモノマーに添加す
るならば、ラクタム及び/またはポリアミドを生成させ
るジアミン/ジカルボン酸反応混合物及び/またはアミ
ノ酸からの(コ)ポリアミドの製造のための重縮合時間
を大幅に短縮することができることがここに見い出され
た。ここにおいては、当量はアミン含量に関して計算す
る。
エトキシル化エチレンジアミンの存在下でのポリカプ
ロイルアミドの製造が文献(ラドカ(Radka)ガルバン
スカ(Garvanska)、ルムジャナ(Rumjana)ラサロバ
(LASArova)及びキリル(Kiril)ディオブ(Diov)、
アンゲバ.マクロモ.ケミー(Angew.Makrom.Chemie)1
22(1984)、183〜191頁)中に述べられているけれど
も、このエトキシル化ジアミンは、しかしながら、未改
質のポリアミドと比較して比抵抗を減少させるために、
1〜8重量%の量でそして当量のポリカルボン酸なしで
用いられた。8時間の重縮合時間の後で、このようにし
て得られたポリアミドは、未改質のポリアミドより低い
相対粘度を有する。
それ故、当量のポリカルボン酸、好ましくはジカルボ
ン酸との混合物として1重量%未満の触媒量で、ジアミ
ノアルコールがポリアミド生成を加速し、そしてさら
に、より高い相対粘度及び溶融粘度のポリアミドに導
き、そして生成物がm−クレゾール中に融けることは全
く予期されない。
しかしながら、ポリアミドの実際の生成にも拘わら
ず、さらにより高い分子量の生成物を必要とする多くの
用途、例えばフィルムまたは半完成生成物への押出しの
ためには、分子量における一層の増加が要求される。こ
れは、通常用いられる重縮合プラント、例えば不連続的
な製造におけるオートクレーブまたは連続的な製造の場
合のVKパイプにおいては、不十分に実施されるに過ぎな
い。何故ならば、顕著に増加する溶融粘度が種々の問題
をもたらすからである。かくして、温度制御及び反応の
水の除去がますます困難になり、そして必要とされる温
度での長い反応時間は、、最終生成物の品質を大幅に損
なう可能性がある副反応及びゲル粒子生成にますます導
く。非常に高い溶融粘度では、紡糸もまたますます一層
困難になる。
ここで、固相後縮合が決定的な利点を提供する。ずっ
と低い反応温度(溶融縮合における250〜280℃と比較し
て、ポリアミドに依存して約160〜200℃)のために、望
ましくない副反応及びゲル化の危険性は減少する;後縮
合にかけられる材料が、現存する粒子間容積を有する限
定された(defined)粒子の形であるという事実は、例
えばタンブル乾燥機中で粒子を連続的に撹拌する変形例
と一緒になって、均一な反応温度の維持及び反応の水の
除去を容易にする。材料が粒子の形であるので、紡糸の
問題をもたない。
この固相後縮合方法は、より高分子量のポリアミドの
製造のために工業的に大規模に用いられるけれども、そ
れにも拘わらず、この方法もまた多数の欠点を含み、そ
れらの原因は、後縮合の比較的低い速度にある。かくし
て、通常の後縮合方法は、なお時間及びエネルギーに関
する高い消費を必要とする。反応時間でのかなりの滞留
時間のために、この方法もまた高度にプラント集約的で
ある。
驚くべきことに、特定のジアミノアルコール/ポリカ
ルボン酸によって改質される本発明によるポリアミド
は、固相において急速に後縮合して高分子量の生成物を
与えることができることが、さらにまた見い出された。
実際の溶融重縮合がジアミノアルコールによって加速さ
れるという事実にも拘わらず、この効果は、予期されず
そして予知されるものではなかった。何故ならば、溶融
重縮合及び固相後縮合は、全く異なる法則及び機構に従
うことが知られているからである。(例えばR.J.ガイマ
ンス(Gaymans)、J.アミルサラヤ(Amirtharaj)、H.
カンプ(Kamp)、J.アプラ.ポリマ.サイ.(Appl.Pol
ym.Sci.)27、2513〜2526(1984);L.B.ソコロブ(Soko
lov)、固相重合、重縮合による合成、科学的翻訳のた
めのイスラエルプログラム刊行物(Pb1.)1968参照)。
さらにまた、もし固相後縮合をかなり短縮された反応
時間で及び/または比較的低い温度で実施するならば、
ジアミノアルコールを含まない(コ)ポリアミドと比較
して顕著に増加した溶融粘度を有する、高分子量の多分
いくらか分岐した(コ)ポリアミドが得られることが見
い出された。
それ故、本発明は、ラクタム及び/またはポリアミド
を生成させるジアミン/ジカルボン酸反応混合物及び/
またはアミノ酸を基にした、高分子量のm−クレゾール
に溶ける(コ)ポリアミドの、ジアミノアルコールを添
加しての、溶融縮合条件下でのそしてもし適切ならば固
相後縮合を含む、製造方法であって、 a)一般式(I) [式中、 R1、R2、R3、R4及びR5は、お互いに独立に、水素また
はC1〜C12−アルキル(もしアルキルならば、好ましく
はメチル)、そして特に好ましくは水素を表し、そして
同じまたは隣合う炭素原子上の二つの基R1及び/または
R3及び/またはR5はまた、5〜12の炭素原子を含む環の
メンバーであることもでき、そして nは2〜22の自然数、好ましくは2である] の−またはそれより多いジアミノアルコールの0.005〜
0.99重量%、好ましくは0.01〜0.95重量%そして特に好
ましくは0.02〜0.5重量%、並びに b)(I)のアミノ基とほぼ当量である量の少なくとも
一つのポリカルボン酸、好ましくはジカルボン酸 を、重合させるべきポリアミドを生成させる混合物に添
加し、そして重縮合を通常の方法で実施することを特徴
とする、方法に関する。
本発明はまた、ラクタム及び/またはポリアミドを生
成させるジアミン/ジカルボン酸反応混合物及び/また
はアミノ酸を基にした、高分子量の(コ)ポリアミドで
あって、 それらが、縮合された単位として、 a)一般式(I) [式中、 R1、R2、R3、R4及びR5は、お互いに独立に、水素また
はC1〜C12−アルキル(もしアルキルならば、好ましく
はメチル)、そして特に好ましくは水素を表し、そして
同じまたは隣合う炭素原子上の二つの基R1及び/または
R3及び/またはR5はまた、5〜12のC原子を含む環のメ
ンバーであることもでき、そして nは2〜22の自然数、好ましくは2である] のジアミノアルコールから誘導された単位の0.005〜0.9
9重量%、並びに b)Iのアミノ基とほぼ当量である量の少なくとも一つ
のポリカルボン酸、好ましくはジカルボン酸 を含むことを特徴とする、高分子量(コ)ポリアミドに
関する。
さらにまた、本発明は、例えば射出成形による形のあ
る物品の製造のための、形のある物品、フィルム、繊維
及びその他の物品の製造のための、これらの高分子量
(コ)ポリアミドの使用に関する。
本発明の意味において適当なラクタムは、5〜13の環
員、好ましくはラクタム環中に5〜12のメチレン基を有
するラクタム、例えば単独または混合物としてのカプロ
ラクタム、オエナントラクタム、カプリルラクタム及び
ラウロイルラクタムである;εカプロラクタム及びラウ
ロイルラクタムが好ましく用いられる。ε−カプロラク
タムが特に好ましく使用される。
適当なポリアミドを生成させる脂肪族ジカルボン酸
は、6〜40のC原子を有する、好ましくは6〜12及び36
〜38のC原子を有するジカルボン酸である。例は、アジ
ピン酸、ピリメン酸、トリメチルアジピン酸、オクタン
二酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカン二酸、ヘプ
タデカンジカルボン酸(1,8−及び1,9−混合物)及び二
量体の脂肪酸(C36、水素化された及び水素化されてい
ない)である;アジピン酸、アゼライン酸、セバシン
酸、ドデカン二酸及び二量体の脂肪酸が好ましい。部分
的に芳香族ジカルボン酸、例えばイソフタル酸またはテ
レフタル酸もまた共に使用することができる。
脂肪族ジアミンの例は、4〜12のC原子を有するも
の、例えば1,4−ジアミノブタン、ヘキサメチレンジア
ミン、オクタメチレンジアミン、トリメチルヘキサメチ
レンジアミン、デカメチレンジアミン及びイソホロンア
ミン、好ましくはヘキサメチレンジアミン及びトリメチ
ルヘキサメチレンジアミンである。
述べられたジカルボン酸及びジアミンに加えて、アル
キレン鎖が酸素原子を含むジカルボン酸及びジアミン、
かくして例えば1,8−ジアミノ−3,6−ジオキサオクタ
ン、1,11−ジアミノ−3,6,9−トリオキサウンデカン及
び3,6−ジオキサ−ヘプタン酸もまた適当である。アミ
ノ酸の例は、アミノ及びカルボキシル官能の間に少なく
とも5のC原子を有するもの、好ましくは6−アミノヘ
キサン酸、11−アミノウンデカン酸及び12−アミノドデ
カン酸である。
ジアミン/ジカルボン酸混合物は、随時各々の成分を
それ自体で含むことができ、または好ましくは、一般的
に知られているように、信頼できる化学量論の理由のた
めに、予め製造されたジカルボン酸ジアミン塩(例えば
アジピン酸及びヘキサメチレンジアミンのAH塩)として
用いることもできる。これらの塩は、固体としてまたは
例えば水中の溶液として使用することができる。通常の
連鎖停止剤、例えば一官能のカルボン酸またはアミン、
例えば酢酸、ヘキサン酸、安息香酸、シクロヘキサンカ
ルボン酸、ステアリン酸、ヘキシルアミンまたはシクロ
ヘキシルアミンを通常の量で共に使用することが可能で
ある。
本発明に従って使用されるジアミノアルコールの例
は、N−(2−ヒドロキシエチル)−エチレンジアミ
ン、N−(2−ヒドロキシエチル)−プロパン−1,3−
ジアミン、N−(2−ヒドロキシエチル)−ブタン−1,
4−ジアミン、N−(2−ヒドロキシエチル)−ペンタ
ン−1,5−ジアミン、N−(2−ヒドロキシエチル)−
ヘキサン−1,6−ジアミン、N−(2−ヒドロキシエチ
ル)−オクタン−1,8−ジアミン、N−(2−ヒドロキ
シエチル)−デカン−1,10−ジアミン及びN−(2−ヒ
ドロキシエチル)−ドデカン−1,12−ジアミンである。
N−(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミンが特に
好ましく使用される。
これらの化合物は知られている(例えばバイルシュタ
イン4、IV、2499)かまたは公知の方法によって製造す
ることができる。
ジアミノアルコールと組み合わせるための適当なポリ
カルボン酸は、好ましくは、6〜12のC原子を有する脂
肪族ジカルボン酸または8〜18のC原子を有する芳香族
ジカルボン酸、かくして例えばアジピン酸、トリメチル
アジピン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、
ドデカン二酸、イソフタル酸、ヘキサヒドロテレフタル
酸及びテレブタル酸である。アジピン酸、セバシン酸、
アゼライン酸及びイソフタル酸が特に好ましく用いられ
る。
モノカルボン酸、例えば酢酸または安息香酸及びその
他を、通常の量で用いることができる。
重縮合の加速のために、0.005〜0.99重量%、好まし
くは0.01〜0.95重量%そして特に好ましくは0.02〜0.5
重量%の一またはそれより多いジアミノアルコール及び
ほぼ当量のポリカルボン酸、好ましくはジカルボン酸が
本発明に従って用いられるべきである。ジアミノアルコ
ール及びポリカルボン酸は、別々にまたは一緒に、もし
適切ならば水溶液として、添加することができる。ジア
ミノアルコール及びポリカルボン酸を反応の開始前にま
たは第一段階の間に添加することが有利である。
ポリアミドを生成させる成分、ジアミノアルコール及
びポリカルボン酸に加えて、反応混合物は、もし所望な
らば、さらにポリアミド触媒または促進剤、例えばドイ
ツOS 383 707.9中に述べられたものを含んでよい。
当量のカルボン酸基(ジアミノアルコール成分のアミ
ノ基を基にして)が好ましいけれども、ほぼ当量、例え
ば0.75〜1,10当量、好ましくは0.85〜1.03当量、特に0.
90〜1.00当量のカルボン酸基もまた使用することができ
る。
本発明によれば、もし適切ならば、この重縮合を、不
連続的にまたは連続的な形でいずれかで、例えばチュー
ブ反応器または一軸若しくは二軸スクリュー押出機中
で、下流に後縮合容器または反応器を用いて実施するこ
とが可能である。本発明によれば、重縮合時間(特定の
重縮合温度に依存する)は、例えば所望の溶融粘度のポ
リアミドを得るために、通常の重縮合時間の例えば半分
に減少させることができる。
公知の比較生成物と比較して、本発明によるポリアミ
ドは、特徴的により高い溶融粘度及び匹敵する溶液粘度
(ηrel、m−クレゾール中で1%、25℃で)を有し、
顕著な構造粘度を示しそしてそれ故多分異なる(分岐し
た?)構造のものであろう。
本発明に従って製造されたポリアミドは、公知の方法
で溶融物から、好ましくは水浴中に排出し、切り刻み、
必要に応じて抽出しそして乾燥することができる。
形のある物品、繊維及びフィルムも、同様に、熱可塑
的な処理によって公知の方法で本ポリアミドから製造す
ることができる。
もし適切ならば、かくして得られたジアミノアルコー
ルで改質された(コ)ポリアミドを、分子量をさらに増
加させるために固相において後縮合にかけることがで
き、この間に、一般に、溶融粘度における顕著な増加も
起こりそしてこの後縮合が加速される。しかしながら、
驚くべきとに、生成物はm−クレゾール中に可塑性に留
まる。
特許請求されているように、任意の所望のジアミノア
ルコールで改質された(コ)ポリアミドは、固相後縮合
によるこれらの高分子量の分岐したしかしなおm−クレ
ゾールに溶ける(コ)ポリアミドの製造のために用いる
ことができる;ポリアミド6及びポリアミド66を基にし
たポリアミドが特に適当である。
与えられた(所望の)溶融粘度に達するまでの固相に
おける反応時間は、ジアミノアルコールによって改質さ
れていないポリアミドと比較して減少する。
後縮合のための適当な反応温度は、140〜240℃、好ま
しくは150〜210℃の範囲内である。この反応は、いかな
る場合においても、特定のポリアミドの融点の下10℃よ
り低くない温度で、好ましくは融点の下20℃より低くな
い温度で実施しなければならない。縮合時間は、数分及
び約30時間の間、好ましくは0,5及び25時間の間で選択
することができる。それは、特に、5〜20時間である。
ここで、比較的長い反応時間は、特に比較的低い後縮合
温度で使用されるべきであり、そして比較的短い反応温
度は、好ましくは比較的高い後縮合温度に対応する。
固相後縮合のために通常用いられるすべての装置が、
本発明によるポリアミドの製造のために適当である。ド
ラムドライヤー及びスパイラルミキサーは、不連続的な
方法に好ましく用いられる。連続的な固相後縮合方法も
また、本発明によるポリアミドの製造のために適当であ
る。
公知の比較生成物と比較して、この高分子量の分岐し
たポリアミドは、特徴的により高い溶融粘度の値しかし
類似の溶液粘度(ηrel、m−クレゾール中で1%、25
℃で)を有し、そしてある構造粘度を示す。この高分子
量の、明らかに分岐したポリアミドは、高分子量ポリア
ミドのすべての用途に適当である。
本発明による方法はまた、好ましくはヨーロッパ出願
360 060−A1において述べられたように、ポリアミド−
マスターバッチの製造のために使用することもできる。
本発明はまた、これらの濃縮物(concentrates)にも関
する。
本ポリアミドは、製造方法の間に既に混合されたまた
は後から混合される通常の添加物、例えばつや消し剤、
例えば二酸化チタンを含んでよい。通常の添加物の例
は、当該技術の現状において述べられるような、処理助
剤(例えば潤滑剤及び離型剤)、すべてのタイプの安定
剤、充填剤及び補強物質、染料及び顔料、さらにまたポ
リアミドのための公知の衝撃改質添加物、水分取り込み
を減少させる添加物(殊にビスフェノール及びノボラッ
ク)及びその他である。
以下の実施例は、本発明を説明するためのものであ
り、決して本発明をそれらに限定するものではない。溶
融粘度は、述べられた温度でコントラベス(Contrave
s)RM300プレートボール粘度計によって測定した。
実施例1 10kgのε−カプロラクタム、10gのN−(2−ヒドロ
キシエチル)−エチレンジアミン(ε−カプロラクタム
の量を基にして0.1重量%に相当する)、14gのアジピン
酸及び1の蒸留水を25の圧力オートクレーブ中に計
り込む。3barの窒素を圧入しそして次に常圧に戻すこと
を三回繰り返すことによってオートクレーブ中に窒素雰
囲気を達成する。この混合物を急速に(約90分)200℃
に加熱し、そしてその自生圧力下で200℃で1時間撹拌
する。次に、それを約2時間の過程にわたって常圧に戻
しそして急速に270℃まで加熱し、そして次に、40lN2/h
で窒素を流しながら270℃で2+1/2時間、重縮合を実施
する。この混合物を安定せしめ、そしてポリアミドを増
加した圧力によって底バルブを通して押出物として水浴
中に押出す。粒状化及び蒸留水による抽出の後で、3.6
相対粘度(25℃でm−クレゾール中の1%溶液)を有す
る8.2kgのポリアミド6が得られる。この生成物は、270
℃及び1.25s-1で500Pasの溶融粘度を有する。
実施例2 実施例1と同様にして、10.0kgのε−カプロラクタ
ム、5.0gのN−(2−ヒドロキシエチル)−エチレンジ
アミン(ε−カプロラクタムを基にして0.05重量%)、
7.0gのアジピン酸及び1のH2Oからポリアミドを製造
する。重縮合時間は2+1/4時間である。3.9の相対粘度
(1%溶液、m−クレゾール、25℃)を有する9.3kgの
ポリアミド6が得られる。この生成物は、270℃及び1.2
5s-1で800Pasの溶融粘度を有する。
比較実験1 N−(2−ヒドロキシエチル)−エチレンジアミン及
びアジピン酸の添加なしで、実施例1同様にしてポリア
ミドを製造する。しかしながら、重縮合を270℃で6時
間実施し、そしてそれにも拘わらず今度はηrel=3.0を
有するポリアミドが得られる。この生成物は、270℃及
び1.25s-1で200Pasの溶融粘度を有する。
実施例3 90gのε−カプロラクタム、10gのアミノカプロン酸、
0.10gのN−(2−ヒドロキシエチル)−エチレンジア
ミン及び0.14gのアジピン酸を250mlの丸底フラスコ中に
計り込む。排気しそして窒素で二回常圧に戻した後で、
この混合物を、撹拌しながら、15分の過程にわたって20
0℃まで加熱し、そして200℃で1時間保持する。次に、
それを、10分の過程にわたって270℃まで加熱し、そし
て重縮合を3.5時間実施する。粒を蒸留水によって抽出
する。このポリアミドは3.6の相対粘度を有する。250℃
での溶融粘度は、1.2s-1のせん断力で1,200Pasである。
比較実験2 N−(2−ヒドロキシエチル)−エチレンジアミンも
アジピン酸も添加しないという差で、実施例3を繰り返
す。重縮合時間は6時間である。3.5の相対粘度及び1.2
s-1のせん断力で440Pasの250℃での溶融粘度を有するポ
リアミド6が得られる。
比較実験3 アジピン酸を添加しないという差で、実施例3を繰り
返す。270℃での6時間の縮合時間の後で、4.0の相対粘
度を有するポリアミド6が得られる。この生成物は完全
に均質ではないように見える。(ゲル含量)。
比較実験4 N−(2−ヒドロキシエチル)−エチレンジアミンな
しでそしてアジピン酸なしで比較実験3の条件下で6時
間の後でηrel=4.1を有するポリアミド6が得られる。
実施例4 71.6重量%のセバシン酸、41.1gのヘキサメチレンジ
アミン、0.2gのN−(2−ヒドロキシメチル)−エチレ
ンジアミン及び0.27gのアジピン酸を250mlの丸底フラス
コ中に導入した。排気しそして窒素で二回常圧に戻した
後で、この混合物を、約15分の過程にわたって200℃ま
で加熱し、そして200℃で1時間の予備縮合にかけた。
次に、それを、撹拌しながら、約15分の過程にわたって
約280℃まで加熱し、そして約280℃で2.5時間撹拌し
た。4.1の相対粘度(ηrel、mpクレゾール中の1%、25
℃で)を有するポリアミドが得られる。270℃及び0.9s
-1でこのポリアミドの溶融粘度は5,400Pasである。
比較実験5 N−(2−ヒドロキシエチル)−エチレンジアミン及
びアジピン酸も添加なしで、実施例5を繰り返した。2.
5時間の後で、3.5の相対粘度を有するポリアミドが得ら
れた。270℃及び0.9s-1で測定した溶融粘度は1,000Pas
である。
実施例5〜9 各々の場合において、N−(2−ヒドロキシエチル)
−エチレンジアミンによって改質されたPA6の粒(実施
例1において述べられたようにして製造された)の約10
0gを、種々の時間(t)N2の流れの中でロータリーエバ
ポレータでの後縮合にかけた。条件は、50rpm、170℃、
40lN2h-1であった。
ηrel値及び270℃の温度での溶融粘度(MV)を第1表
中に表示する。
比較実験6 その溶融粘度が実施例5〜9において使用された粒の
溶融粘度にほぼ対応する線状の典型的なPA6(ηrel=3.
7)を上で述べられた方法で14時間、後縮合にかけた。
分子量における非常に僅かな増加が起こったに過ぎなか
った(ηrel=3.9)。この後縮合の後で、溶融粘度もま
た実質的に変わらなかった。
第1表 実施例 170℃でのt時間数で ηrel MV(270℃;1.2s-1 5 0 3.6 500Pas 6 3 4.1 1,070Pas 7 7 4.1 2,100Pas 8 10 4.2 測定せず 9 14 4.4 2,490Pas 本発明の主なる特徴及び態様は以下の通りである。
1)ラクタム及び/またはポリアミドを生成させるジア
ミン/ジカルボン酸反応混合物及び/またはアミノ酸並
びにジアミノアルコールを基にした、高分子量のm−ク
レゾールに溶ける(コ)ポリアミドの、溶融縮合条件下
でのそしてもし適切ならば固相後縮合を含む、製造方法
であって、 a)一般式(I) [式中、 R1、R2、R3、R4及びR5は、お互いに独立に、水素また
はC1〜C12−アルキルを表し、そして同じまたは隣合う
炭素原子上の二つの基R1及び/またはR3及び/またはR5
はまた、5〜12の炭素原子を含む環のメンバーであるこ
ともでき、そして nは2〜22の自然数である] の一またはそれより多いジアミノアルコールの0.005〜
0.99重量%、並びに b)(I)のアミン基とほぼ当量である量の少なくと
も一つのポリカルボン酸 をポリアミド生成させる混合物に添加し、そして重縮合
を通常の方法で実施することを特徴とする、方法。
2)0.01〜0.95重量%のジアミノアルコール(I)を添
加することを特徴とする、上記1に記載の方法。
3)ジアミノアルコール(I)中のR1、R2、R3、R4及び
R5が水素またはメチル基を表すことを特徴とする、上記
1及び2に記載の方法。
4)ジアミノルコール(I)としてN−(2−ヒドロキ
シエチル)−エチレンジアミンを添加することを特徴と
する、上記1ないし3に記載の方法。
5)ほぼ当量のジアミノアルコール(I)及びポリカル
ボン酸を反応の前または開始時にポリアミドを生成させ
る反応混合物に添加することを特徴とする、上記1ない
し4に記載の方法。
6)0.02〜0.5重量%のジアミノアルコール(I)を添
加することを特徴とする、上記1ないし5に記載の方
法。
7)ポリカルボン酸(b)としてジカルボン酸を添加す
ることを特徴とする、上記1ないし6に記載の方法。
8)ジアミノアルコール(I)/ポリカルボン酸を含む
ポリアミドを、0.5〜30時間の範囲内の反応時間にわた
って、140〜240℃で融点の10℃下より低くない温度で固
相後縮合にかけることを特徴とする、上記1ないし7に
記載の方法。
9)ラクタム及び/またはポリアミドを生成させるジア
ミン/ジカルボン酸反応混合物及び/またはアミノ酸を
基にした、高分子量の分岐したしかしまだm−クレゾー
ルに溶ける(コ)ポリアミドであって、 それらが、共縮合された単位として、 a)一般式(I) [式中、 R1、R2、R3、R4及びR5は、お互いに独立に、水素また
はC1〜C12−アルキル、好ましくはメチルを表し、そし
て特に好ましくはすべての基が水素を表し、または同じ
若しくは隣合う炭素原子上の二つの基R1及び/またはR3
及び/またはR5はまた、5〜12のC原子を含む環のメン
バーであることもでき、そして nは2〜22の自然数、好ましくは2である] のジアミノアルコールから誘導された単位の0.005〜0.9
9重量%、並びに b)Iのアミノ基とほぼ当量である量の少なくとも一
つのポリカルボン酸、好ましくはジカルボン酸 を含むことを特徴とする、高分子量(コ)ポリアミド。
10)形のある物品、特にフィルム及び衝撃改変された形
のある物品、繊維及びその他の物品の製造のための、上
記9に記載の高分子量(コ)ポリアミドの使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペーター‐ロルフ・ミユラー ドイツ連邦共和国デー5090レーフエルク ーゼン・パウル‐クレー‐シユトラーセ 76 (72)発明者 ラルフ・ドウヤルデイン ドイツ連邦共和国デー4150クレーフエル ト・ボーデルシユビングシユトラーセ 18 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08G 69/44,69/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラクタム及び/またはポリアミドを生成さ
    せるジアミン/ジカルボン酸反応混合物及び/またはア
    ミノ酸並びにジアミノアルコールを基にした、高分子量
    のm−クレゾールに溶ける(コ)ポリアミドの、溶融縮
    合条件下でのそしてもし適切ならば固相後縮合を含む、
    製造方法であって、 a)一般式(I) [式中、 R1、R2、R3及びR5は、お互いに独立に、水素またはC1
    C12−アルキルを表し、そして同じまたは隣合う炭素原
    子上の二つの基R1及び/またはR3及び/またはR5はま
    た、5〜12の炭素原子を含む環のメンバーであることも
    でき、そして nは2〜22の自然数である] の一またはそれより多いジアミノアルコールの0.005〜
    0.99重量%、並びに b)(I)のアミノ基とほぼ当量である量の少なくとも
    一つのポリカルボン酸 をポリアミドを生成させる混合物に添加し、そして重縮
    合を通常の方法で実施することを特徴とする、方法。
  2. 【請求項2】ジアミノアルコール(I)中のR1、R2
    R3、R4及びR5が水素またはメチル基を表すことを特徴と
    する、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】ラクタム及び/またはポリアミドを生成さ
    せるジアミン/ジカルボン酸反応混合物及び/またはア
    ミノ酸を基にした、高分子量の分岐したしかしまだm−
    クレゾールに溶ける(コ)ポリアミドであって、 それらが、共縮合された単位として、 a)一般式(I) [式中、 R1、R2、R3、R4及びR5は、お互いに独立に、水素または
    C1〜C12−アルキル、好ましくはメチルを表し、そして
    特に好ましくはすべての基が水素を表し、または同じ若
    しくは隣合う炭素原子上の二つの基R1及び/またはR3
    び/またはR5はまた、5〜12のC原子を含む環のメンバ
    ーであることもでき、そして nは2〜22の自然数、好ましくは2である] のジアミノアルコールから誘導された単位の0.005〜0.9
    9重量%、並びに b)Iのアミノ基とほぼ当量である量の少なくとも一つ
    のポリカルボン酸、好ましくはジカルボン酸 を含むことを特徴とする、高分子量(コ)ポリアミド。
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